最新の観てきた!クチコミ一覧

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カルナバリート伯爵の約束

カルナバリート伯爵の約束

メガバックスコレクション

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2011/01/15 (土) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

観ていた
2011年
10本目

くちびるぱんつ

くちびるぱんつ

ぬいぐるみハンター

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/01/27 (木) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

観ていた
2011年
9本目

水底の静観者

水底の静観者

猫の会

「劇」小劇場(東京都)

2011/01/26 (水) ~ 2011/01/31 (月)公演終了

観ていた
2011年
8本目

リチャードⅡ 【ご来場ありがとうございました】

リチャードⅡ 【ご来場ありがとうございました】

演劇集団 砂地

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/01/14 (金) ~ 2011/01/26 (水)公演終了

観ていた
2011年
6本目

投げられやすい石

投げられやすい石

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

観ていた
2011年
5本目

SWEETS

SWEETS

ehon

座・高円寺1(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

観ていた
2011年
4本目

もう一度、この手に

もう一度、この手に

シベリア少女鉄道

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/01/06 (木) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

観ていた
2011年
3本目

メゾン・ド・ウィリアム

メゾン・ド・ウィリアム

劇団バッコスの祭

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/01/09 (日) ~ 2011/01/17 (月)公演終了

観ていた
2011年
2本目

メタファンタジア[眠りの森の・・・]Ver.6

メタファンタジア[眠りの森の・・・]Ver.6

楽園王

タイニイアリス(東京都)

2011/01/13 (木) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

観ていた
2011年
1本目

クリス〼ミサイル(短距離男道ミサイル)

クリス〼ミサイル(短距離男道ミサイル)

Art Revival Connection TOHOKU

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2011/12/26 (月) ~ 2011/12/26 (月)公演終了

満足度★★★★

馬鹿馬鹿しさに脱帽
この団体 初めて観たけれど若さの特権なのでしょうね。
荒削りなところがあるけれど変に固定してない分、清々しささえ感じる。

腐れ愛しい

腐れ愛しい

早稲田大学演劇倶楽部

早稲田大学学生会館(東京都)

2011/12/23 (金) ~ 2011/12/26 (月)公演終了

満足度★★★★

そういえば
オヤジが死ぬすこし前、お袋と病院から帰ってくると、
「お父さんは私を顔で選ばなかった、自分は美人じゃなかったから」
と、よく(嬉しそうに)言っていた。

・・その時は、意味がよく分からなかった。
そもそも自分の母親の顔を世間一般の美の尺度で測る頭が無かったから・・(まぁ、単純なんです(汗
父親の死に顔を見て、やっと分かった(気がした)。
安らかな死に顔は若いころに戻っていて、なんだか歌舞伎俳優みたいで、(わりと)男前だった(笑

仏壇に食事を出しながら、嬉しそうに話しかけるお袋の顔をみていると、
先輩である父親の選択は間違っていなかったのかな、と思う。

今回、芝居自体は楽しめたものの、
「人間(女のコ)はしょせん顔」
みたいなポツドールチックな叫びには、まったく共感できないな(スミマセン(苦笑

自分のことを「美人じゃなかった」と話すお袋の姿を見る限り、
愛とか幸せのようなものと、美人かどうかというものとには、
関係無いように、自分には感じられてしまうので。

お袋は美人ではなかったのかもしれないけれど、
いつもまじめに一生懸命働いて、人のことを考えていて。
そういえば3.11の津波の時には、宮城の方に引っ越した知り合いのことをすごく心配して、
無事の連絡を受けたら心から喜んでいた。

人間の幸せみたいなものに関係があるとしたら、
それは他人の幸せをどれだけ自分のことのように喜べるか、とか、そんなささやかな、
やさしい陽だまりみたいな気持ちがあることなんじゃないかな、と、思ったりする。

芝居自体は面白くて楽しめました。

でも、『女は顔』て言うのはちょっと古いんじゃないかなぁ?
・・・というか、「一揃い丸井(伊勢丹でも109でもいいけど)で買った服なの、カワイイでしょ」
みたいな(わかりやすい)女のコに、見かけだけでコロッと騙されてるような
若い男ばかりだとしたら、日本ももう終わりではないかと(苦笑

見た目を磨くのは悪いことではないけれど、
それには男も女もまず、心の優しさがあってのことだと思う。

男子はまず、そういったものを頑張って見極められるように
目力を鍛えなければ!(・・・って、他人事じゃないな、俺も頑張らねば・・
 ※モンハンの動作ばかり見極めてる♨場合じゃない↑

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ただ、顔はともかく、立ってるときの佇まいとか、目のなかの光とか・・
そういったものは、幸せと関係がある気はする・・。

あと、男性のみなさん、もっと猫(やうさぎ)を可愛がりましょう。
日本から捨て猫(や犬)がいなくなれば、もう少しマシになるのではないかと・・(苦笑

ゆめみたい(2LP)

ゆめみたい(2LP)

中野成樹+フランケンズ

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2011/12/23 (金) ~ 2011/12/27 (火)公演終了

満足度★★★★★

一つの物語、見え方の多様性
席の選び方については
説明があったのですが、
それは、観る側の迷いをしっかりと広げる以外の何物でもなく・・・、
会場に入った時には
どこに座ろうかとかなり悩みました。

でも、観終わって、ちょっと場内の他の席にも
足を運んでみて、
物語から浮かんでくるものを
いろんな質感で見せるそのやり方に納得。

3回観に行けないのがとても残念に思えました。

ネタバレBOX

場内に入ると
舞台中央に大きな壁があって
客席にまで張りだしている。
近くにいってみると一応
壁には通り道があって上手と下手、
それぞれから制限付きで舞台を見通せるようにはなっていて。

何度かリピートできるのであれば、
前方の席に座ったかもしれませんが
1度しかみることができないので、安全に両方が見渡せる
中央後方の席をゲット。

壁を挟んで上手の白っぽく明るいサイドと
下手の紫っぽく暗い感じのするサイド、
双方を眺めながら開演を待ちます。
舞台が始まると
どこか淡々としたハムレットが始まる。

役者達にはすっと早い役柄のたち上げがあって。
描き出すものがとても鮮明で
ロールの雰囲気がすっと観る側に置かれる。
しかも、そこから舞台に根を生やすことがなく
重厚さとか塗りこめるようなお芝居はほとんどなく。
物語の骨格がどこか線描されていくような感じ。

そこにはまさにLP2枚分に収められた、
シェークスピア不朽の名作っぽいエッセンスがあって。
名場面も強調されることなく
曲を流し聴くがことく
ダイジェスト的なハムレットを
見続けてしまいます。
舞台から目をそらさせないのは
役者の力量というのもあって、
とりあえず、観る側が、舞台上の法則を理解するまで
語られる物語で観る側を引っ張って行ってくれる。
そして上手と下手のそれぞれのニュアンス、
舞台のルール、
さらには舞台全体を閲覧するような外の視座と
物語の法則のようなものがわかってくると
舞台のニュアンスが魔法のようjに浮かび
面白くなってくるのです。

中央の壁を0軸として
立ち位置の座標てきなことや動きのベクトルが
演技や台詞にニュアンスのタグをつけて
そこに込められたものをくっきりと浮かび上がらせる。
通常の舞台であれば、
耳を研ぎ澄まして
キャラクターの想いを受け取っていくであろう重厚に演じられる場面が
重さも身も蓋もなく観る側に示される。
でも、そこには、物語の構造が
ちゃんと観る側に残る。

たとえば、
ハムレットにしても、
その壁を行き来するだけで
ニュアンスになるし
ラスト近くにフォーティンブラスが上手から現れ
下手にはけていくだけで
したたかにニュアンスが浮かび上がってくる。

物語を見つめる視点が舞台の奥に置かれているのもよい。
(私が座った場所からは音だけだったけれど)

これ、面白い・・・。

*** ***

終演後、劇場を出る前に、
舞台そばの客席に座って舞台を観たのですが、
見えてくる光景が中央と大きく違うことに驚く。
同じ舞台で同じように演じられているお芝居が
明らかに全く異なるニュアンスで伝わってくることが
容易に想像できて・・・。
遅いといえば遅いのですが
ここに至って初めて
客席についての説明の意味を理解することができました。

日頃、普通の舞台を観ていても
座る位置で違うものが見えることというのはあるのですが、
この空間にはにはその違いをさらにあからさまに分光する
プリズムが据え付けてあるような・・・。

「ゆめみたい」という作り手の作意を
受け取ることができたかどうかは定かではありません。
でも、恣意的に薄っぺらい舞台の描き方だから浮かび上がってくる
作品の飾られない本質的な部分は
とてもカジュアルに、しかも多層的に
舞台から観る側に流し込まれてきて、
がっつりと心に残ったことでした。




マイセブン

マイセブン

ソラトビヨリst.

新宿シアターモリエール(東京都)

2011/12/22 (木) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

凄かった!!
超面白かった! のっけから沢山の人格がいきなり出てきて、もうそこで一気に引き込まれ、あとはもう展開に入り込み、え!そうなんだ!おー!うわ!なるほど!と、次々に用意される仕掛けに、ただただ見入ってしまいました。そして最後の最後に用意されたオチに気付いた時、全身鳥肌がたちました。脚本が凄すぎです。今年観た舞台でベスト1です!

ミュージカル 宮(クン)

ミュージカル 宮(クン)

松竹

東京国際フォーラム ホールC(東京都)

2011/12/16 (金) ~ 2011/12/30 (金)公演終了

満足度★★★

なんかやっぱりすごい
K-POPのメンバーの区別もつかない私が
ひょんなことからソンモとチャン・ユジュンの組み合わせの日に
公演を観る機会に恵まれた。
冒頭イ・フンジンの素晴らしい声と、豪華な美しい衣装に魅了される。
謙虚でお行儀のよいアイドルが、しっかり聴かせるし身体鍛えてるし
何と言ってもダンスの表現力が素晴らしい。
写真撮影OKタイムとはいえ、カーテンコールの時に拍手もなく
みんながカメラを向けるのにはびっくりだが、
それさえも韓国のエンタメビジネスの徹底ぶりと強さに見えた。
こりゃ日本のゲーノー界持ってかれそう・・・。

腐れ愛しい

腐れ愛しい

早稲田大学演劇倶楽部

早稲田大学学生会館(東京都)

2011/12/23 (金) ~ 2011/12/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

栗原香が素晴らしい。
劇研アトリエで犬と串が最高に面白い芝居をやっているときに、学生会館ではエンクラがこの素敵な芝居を上演している。本当に早稲田ってすごい。学生のレベルを軽く超えている。

今回のエンクラの芝居も、オールスター公演というような凄いキャスト陣。そのなかで、まだ名前が知れ渡っていない栗原香が主役を見事に務め、渾身の演技を見せつけた。ともかく彼女しか出来ない演技。その圧倒的なエネルギーと、内向的な演技で、自分を追いこんでいく様子は、演技賞ものである。

新しい魅力的な女優の誕生を祝いたい。

節電 ボーダー トルネード

節電 ボーダー トルネード

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/12/20 (火) ~ 2011/12/30 (金)公演終了

満足度★★★★★

最高のエンターテイメント!
ひとりひとりが他の劇団なら主役をはれる役者だらけ。これだけ個性的で魅力的な役者を揃えた劇団は他にはない。柿喰う客の飛び道具、七味まゆ味でさえ、この劇団に加わると見事に調和してしまう。

今回は、特にかっこいい音楽と、素敵な踊りまで加わり、クロム風の素敵なエンターテイメントショーに仕上がっている。

上質な本物のエンターテイメントがここにある。

節電 ボーダー トルネード

節電 ボーダー トルネード

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/12/20 (火) ~ 2011/12/30 (金)公演終了

満足度★★★

観ていて楽しい。
観ていて楽しい。

舞台の使い方や照明がきれい。所作もスムース。
セリフも繰り返しが冗長じゃなくてすっと入ってくる。

役者さんもうまい。早ゼリフも楽しい。

でも...、話全体が自分の中に入ってこなかった。
とはいえ楽しかったけど。

ネタバレBOX

意味がないわけではなく、お話としてはちゃんと考えられているように思うが、
全体の話が自分に合わなかったのかもしれない。

途中で、話全体が、彼女の空想なのかな、ともおもったが、そうでもなさそうだったり。
特に最後のシナリオの下りがわからなかった。

ちょっと残念だけど...。
ロロvol.6 『常夏』

ロロvol.6 『常夏』

ロロ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/10/25 (火) ~ 2011/11/05 (土)公演終了

満足度★★★★★

はい
かなり好きでした。最後は圧倒されて泣きました。

朗読劇 楢ノ木大学士の野宿

朗読劇 楢ノ木大学士の野宿

青果鹿

青果鹿スタジオ(東京都)

2011/12/24 (土) ~ 2011/12/29 (木)公演終了

満足度★★★★★

無題242
18:50会場着、受付をしていただきすぐ入場。前の小さな椅子に座ります。舞台を眺めていると温かいお茶を持ってきてくださいました。カラダが暖まります。朗読というより、ひとり芝居+キーボード演奏+人形劇、びっくり箱のような世界、紙芝居の面白さってこういうことだったのかも。キーボードが演技とぴたりとあって、鳥が羽ばたく音、波の音も聞こえてきますね、人形の動きはコミカル、物語が役者(白石さん)、奏者(中村さん)、操者によって、いきいきと、鮮やかに描かれています。舞台には背丈より高くて分厚い「本」が置かれています。表紙にはタイトルの「楢ノ木大学士の野宿」。この本が開かれるとそこから夢のようなお話が聞こえてくるのでした。今夜は子どもさんもいらしてました。主演の白石さんがとてもいいです。もう一回みたいけど…予定が…またこういった企画お願いします。帰り際、お二人に伝えましたように、今夜は本当に楽しかった。21:31終演。

ネタバレBOX

小さな舞台だけど(本だって手に持って読むくらいに小さいのですし)、その小さなところからキラキラしたお話が生まれてくる。

下手にキーボードCASIO、その前に大小の「本」ひとかかえはある大きさ(椅子になったり、岩の寝床になったり)。そして舞台の大半を占めている巨大な「本」、奥にも本が積み上げてあります。時間通り開演。長い外套を着た紳士登場。おもむろに巨大「本」を開くと、左ページには紙芝居のような四角い枠で人形劇の舞台、そこには小さな本棚、赤い炎がみえている暖炉、絵にソファ。右ページには黒板、背嚢(はいのう)。四角い枠の中で演じられる「人形劇」はシーンごとに背景や登場人物が変わります。貝の火兄弟商会の支配人、岩頸、石たちが人形として糸で操られ、終盤には、舞台奥から恐竜まででてきます。

白石さんの表情、声、客席への眼差し、まあるい黒メガネ、黒のコートに帽子、大人の学者ではなく、やはり「少年」ですね、この物語の中の少年は永遠に少年。久しぶりに少年役が似合う役者さんに出会えました。
開演前に流れていた曲は、昭和(戦後)のテレビ主題歌でしょうか?「シャボン玉ホリデー」「ウルトラQ(歌があるなんて知らなかった)」
お月さまへようこそ

お月さまへようこそ

演劇集団若人

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2011/12/22 (木) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★

個々の演技力で魅せるコメディ。
コメディと銘打っている作品は数多くあります。
ただ、テキストの面白みからくる笑いを提供する作品というのはあまり多くないように感じます。
そういった意味で本作は“テキストの持つ面白味”を存分に楽しめる作品でした。
テキストの面白味……とはいっても、それを観客に伝えるには役者個人個人の確固たる力量が必要になるもの。
これが上手くいっていない劇団・公演というのも少なくないように思いますが、そこを行くと若人は役者個々人の力量が皆高い水準にあり、テキストの面白さを丁寧かつ大胆に客席へと届けてくれていました。
非常に楽しめる公演だったと思います。

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