最新の観てきた!クチコミ一覧

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昆虫美学

昆虫美学

角角ストロガのフ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/02/15 (水) ~ 2012/02/20 (月)公演終了

満足度★★★★

歪に見えるからこそ伝わってくるもの
実の事件がベースにあることで
作り手が描き出したい感覚が、
拡散することなく、
より深く観る側を浸しているように感じました。

正直なところ、観ていて消耗するお芝居ではありましたが、
これまでの作り手の作品のなかで
一番フォーカスを絞ってつたわってくる感覚がありました。

ネタバレBOX

元になった事件については、
それなりに知っていたのですが、
作品を観て、ふっと視野が開けたような感じがしました。

事件の顛末を語るということであれば、
現実をトレースしているとは言いがたいし、
たとえば、新聞などで語られた事実からも
不器用に乖離したプロットが組みあがっていく・・・。
でも、もし、事件が理路整然と語られているだけならば
この舞台はとても薄っぺらなものであったはず。

作り手は、
事件の断片を借景や踏み台にしつつ
キャラクターたちの囚われ陥っていくような感覚を
ある意味淡々と剥ぎだし、舞台に積み上げていきます。
違和感があって、
でも、観ていてそれを違和感と捨てきれず、
次第に膨らんでいくものがあって。
だから、舞台の出来事に向かい合っていく中で
本来、観ることをしないであろう感覚に
次第に支配されていくのです。
冷静に考えれば入り込み得ない感覚が
すっとしみこんできて、
観る側を捉える。
そうなると、やってきた感覚をそのままに出来ずに
さらに見つめ目を見開いてしまうわけで・・。
そして、そこには、
事件の醜悪さにまみれることのない
ブラックホールのような想いの構造というか理が
作り手の独特の切り口で
くっきりと紡がれていて。

観終わって、素に戻れば
舞台としてのいびつさを感じることは事実。
でも、そのいびつさをゲートウェイにしなければ
伝わりえないものが、
作り手の瞳にはしっかりと剥ぎだされ
映り込み、表現されているのだろうなぁとおもう。
その世界を
実在の事件を下敷きにすることで
観客の無意識の領域だけではなく、
あからさまな位置にまでにじませる手段を
作り手は身に着けたようにも思えて・・・。

作・演の次の作品がそら恐ろしく、でもとても楽しみになりました。
今夜だけ / × / ママさんボーリング(公演終了!感謝!御感想お待ちしています!))

今夜だけ / × / ママさんボーリング(公演終了!感謝!御感想お待ちしています!))

MU

駅前劇場(東京都)

2012/02/02 (木) ~ 2012/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★

申し訳ないけど,今回のが好き...
前々作の太田さんとか気に入って追いかけ中。前作は良かったのですが,自分的には,今作のような力の抜けた方が,より好みです。こればっかりやってると,そういうユニットって扱いになるのも困るのかも知れないけど。やはり太田さんの存在感が魅力。

バックギャモン・プレイヤード

バックギャモン・プレイヤード

カムヰヤッセン

吉祥寺シアター(東京都)

2012/02/09 (木) ~ 2012/02/13 (月)公演終了

満足度★★★★

カムヰとしてはわかりやすい作品?
主催は,やりたい事をやっていく!てタイプと思って来たんですが,優しい人柄がにじみ出てた気がします。それから,作品が演じられつつ,観客の反応を見る主宰が観察できるという趣向?もちょっと面白かった。主宰もチラチラみてました。声を出す方向が客席向きでないと,少し聞き取りにくい感じ。北川さん,声を大切になさって下さい!

真冬の夜の夢

真冬の夜の夢

平熱43度

ワーサルシアター(東京都)

2012/02/08 (水) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

ユニットの成熟を感じるまとまりぶり!
2公演目になった当劇団,座組の味がじわじわ・どんどんと浸み出して来た感じ。チームワークのまとまりもさることながら,音響・照明などの連携もバッチリ!脚本がかなり苦労したって話ですが,その苦労も報われる良いデキだったと感じます。さて,本年には秋公演が予定されてます。麻見ノーコンとのコラボですが,今作を観せられたら,多分麻見氏も黙っちゃいないでしょう!こりゃあ,秋が楽しみだァ!

ドリルチョコレート×キコ qui-co.「世田谷童貞機構」

ドリルチョコレート×キコ qui-co.「世田谷童貞機構」

MCR

サンモールスタジオ(東京都)

2012/02/14 (火) ~ 2012/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

こりゃ楽しい作品だ!
キコと言えば小栗氏,王子で賞を取ったりした難しい作風(この作品,難しすぎて寝てる人がチラホラ...いえいえ実話)と思ってまして,それと櫻井大先生が合わさると,どうなるの?と思って参りました。ステージもアッサリサッパリしたセットですが,展開もとても好み。櫻井氏が小栗氏に声をかけるくだりが(面識ないのに突然待ち合わせしたので,まるでテレクラみたいだった云々)とてもイイ。櫻井大先生,もっともっと声をかけてコラボってください!!

昆虫美学

昆虫美学

角角ストロガのフ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/02/15 (水) ~ 2012/02/20 (月)公演終了

満足度★★★★

こんな作品とは予想もつかなかった
怖すぎました~

レイプの夜

レイプの夜

コマツ企画

小劇場 楽園(東京都)

2012/02/22 (水) ~ 2012/02/29 (水)公演終了

満足度★★★★★

強烈な個性とシニカルでブラックな笑い
上演時間目安は90分。テンポが良い会話劇の為時間は気にならない。
このお話は喜劇である。設定も普通に考えると結構ひどいのだが、役者陣の演技も相まってとても面白い芝居として成立してる。

物語はバカバカしさとベタな笑いにコーティングされているが、女性(若い女性)に対して何故だかとてもシニカルな印象を受ける。うわべではわからない女性の内面の恐ろしさというか獣性というか・・・嘘が・・・女性が作っているので余計と強い印象を受ける。

中屋敷が標榜する圧倒的フィクションとは違い柿喰う客では見せる事は無いであろう、このお芝居で魅せる深谷由梨香さんは、20代女性の等身大ともいうべきナチュラルな演技・表情仕草など新たな魅力を感じさせてくれるのに十分であり見応えがある。そして脇を固める掘り出し物の謎の無名キャスト達は、キャラ設定も演技も濃いのだが、しっくりとこのお芝居にはまっていてとても観やすい。クライマックスのどんでん返しの力技(謎解き)は必見です!設定だけを考えると後味が悪いはずなのに、ゲラゲラ笑えてスッキリと帰宅できます!あんなに笑える濡れ場を初めて観ました(笑)

慣れの果て

慣れの果て

演劇チーム 渋谷ハチ公前

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/02/22 (水) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

切ない!
生き生きと、そしてとても自然な演技で、切ない青春を描いた素晴らしい群像劇でした!

ネタバレBOX

同じ養護施設出身者が大半を占める町工場が舞台、一つの事故によって運命が変わってしまった男女を中心にそこで働く若者たちの群像劇。

高校生のとき、なんであのとき自分が最初に棒なんか持ってしまったんだろう。あれが無ければナオと順風満帆に行っていただろうに、悔やんでも悔やみ切れない思い。

友人とじゃれた際に友人の持った棒でナオが片方を失明してしまい、友人は償いの気持ちが次第に愛に変わり、二人は結婚することになり工場を辞めておじさんを頼って去っていく。本当は彼は今でもナオを愛しているのに追いかけることができない。

ふくこはナオの友だちで、元々はナオと結婚する男が好きだったのかな、ここはちょっと確信まではないけれど、ナオの事故によって結局男を盗られてしまったような形になったのかな。

送別会の後、ふくこはうじうじしている彼に水をぶっかけどろんこになりながらナオに告白する最後のチャンスだと言ってそそのかしますが彼は動かず、逆にお前も同じだろうと痛いところを突かれます。

二人がいなくなっても工場は稼働する。朝のラジオ体操、彼は吹っ切れずに泣いている、それでも日常は動き出すということです。

先日観た宝塚のトルストイ作『復活』では、償いの愛は負けました。このお芝居の彼にも真実の告白ができていれば別の展開になっていたでしょうが、それだけに切ないです。

役者さんの動きがとても自然体で素晴らしかったのと、廃墟マニアじゃないですが、工場のトタンの錆具合がなんとも美しかったです。そして、ふくこは細くて美人さんでした。
イデ版 裏蒲田行進曲』 ありがとうございました!無事全公演終えることができました。怪我人多数ですが生きて終えることが出来たことを感謝いたします。

イデ版 裏蒲田行進曲』 ありがとうございました!無事全公演終えることができました。怪我人多数ですが生きて終えることが出来たことを感謝いたします。

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2012/02/17 (金) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

「これは俺の映画だ」版を観ました
思っていた以上に、つか版に忠実でした。
なので、相変わらずヤスにイライラさせられました。
私はつか版のヤスも銀ちゃんも小夏もダメなのでした(笑)
(話は面白いと思っています。何度も観てるし)
しかしながら、このお芝居では小夏に好感を持てました。女優さんが男前だったからでしょうか。
もうひとりの女優さんも、カッコよかったです。殺陣が本格的で、すごかったですね。
いつも観る殺陣は、派手な効果音がシャキンカキンと響いたものですが、ここの殺陣では、本当に木刀のぶつかる音のみ。それが大迫力でした。

オリジナルで挿入された監督の会話や女優の独白など、ひとつのテーマになっていて良かったです。
さすがに「これは俺の映画だ」版、映画に対する熱い気持ちが伝わってきました。


ネタバレBOX

最後の階段落ち、私は(1列目のない)2列目の端に座っていたので、すぐ目の前に落ちて来て、ビックリしました。
あれは、本当に落ちていますよね。2、3回ゴロゴロしましたよね。
例え数段でも、あれは痛いと思います。
ヤス役の小林さん、千秋楽までお怪我がないように気をつけてください。

でもやっぱり、ヤスにはイラッとします。いつも思うのですが、妊婦の腹を蹴るな!(笑)

大反省

大反省

お布団

北池袋 新生館シアター(東京都)

2012/02/17 (金) ~ 2012/02/22 (水)公演終了

満足度★★★

まあまあ
おもしろかった。

慣れの果て

慣れの果て

演劇チーム 渋谷ハチ公前

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/02/22 (水) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★

えーっ!?
登場人物が一気に出てきたと思ったら、いろんな人の名前を言うから、いったい今誰のことを話してるの?と、さすがに最初は戸惑った。
誰に感情移入したら分かりやすくなるだろ…?

それが、だんだんみんなの関係性とか分かってきて、でも、相変わらずこの空虚感なに?な状態が続いた。

今回、あらすじを知らずに観たから特に…

不慮の事故が起きたときの、私の頭の中ときたら、いろんな場面がフラッシュバックするし、みんなの感情を再検証。
ここでやっと合点がいく。たぶん、最後まで感情移入はできてないと思うが…

最後の藤澤さんと井阪さんのやりとりは、圧倒されました。
藤澤さんの言葉は、私の心にもかなり響きました。

白鳥英一ひとり芝居4「さいごのじゅぎょう」

白鳥英一ひとり芝居4「さいごのじゅぎょう」

OtoOpresents/鳥屋

Quarter Studio(クォータースタジオ)(宮城県)

2012/02/18 (土) ~ 2012/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台はシンプルだけど
一人芝居をここまで持ってきたのかと思いました。
1時間弱の時間 長くは感じませんでした。

大反省

大反省

お布団

北池袋 新生館シアター(東京都)

2012/02/17 (金) ~ 2012/02/22 (水)公演終了

満足度★★★

19日&22日マチネを観劇
個人的には笑いのセンスが自分に近くて普通に楽しめた。基本的にパロディ物は好きだし、ゆるめの小ネタも結構ツボ♪
無駄(?)に派手な照明も遊び心があって面白い。

演技面ではまだまだ拙さが目立ち、台詞もかなりくだけた調子で、全体的に未熟さは感じるけど、次回は若者だけではなく、大人もうならせるような作品作りに挑んでほしい。

ネタバレBOX

楽日より19日のマチネのほうが出来としては良かったんじゃないかと思う。 
てんぐまい

てんぐまい

HUSTLE MANIA

上野ストアハウス(東京都)

2011/10/26 (水) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度

よっ!お遊戯会!
ぬらりひょん、河童、雪女、座敷童子、天狗、そしてシザーハンズのようなかまいたち。
これらがオープングで印を切り始まった時は面白くなりそうでワクワクしました。
だがしかし、期待は裏切られ…。涙

森に住まう妖怪たちと幼女まいちゃんと離婚寸前の両親一家のハートフルな話なんですが全然面白くない。
役者さんも面白いと思ってやってないんじゃないかな。パワーがない。
ハッスルマニアもハナウタカプセルも初めて観たんですが合同でコレってどうしようもないんじゃないか。
今後はどちらも観に行きたくないです。

2011年度ワースト3にランクイン。たぶん一位。

おねしょ沼の終わらない温かさについて

おねしょ沼の終わらない温かさについて

鳥公園

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/10/19 (水) ~ 2011/10/24 (月)公演終了

満足度

え?終わり?
おねしょ沼の終わらない温かさについて話すことは何も無いッ!!
何もかも…無いのよ…
思い出すとイライラしてくる。
2011年度ワースト3にランクイン。

真夜中

真夜中

ラズカルズ

シアター711(東京都)

2012/02/22 (水) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

満足度★★★

初日観劇
初ラズカルズです。

天井からぶら下がった数個の円盤型モビールがキラキラ。
補助席が出るほどの人気っぷり。期待が高まります。

お話はまさかの…!

ネタバレBOX

SF!?

7年前に失踪し、失踪宣告された信一の葬式に集まる一同。なにやら言い争いをしている。

…あらすじは誰かが書いてくれることに期待!

高校時代の恋の話。あまずっぺえ。
柏原先輩…面白い人だ。陽水もアリスも良かったよー。タムケンに見えてきたよー。

疑問が残ったところ
・兄の能力がわからなかった。
・兄がメリーゴーランド前で何を考えていたのか。
・それ以前に兄に感情がなさすぎて宇宙人に乗っ取られてるのかと思った。
・柏原先輩の喪服バンダナとサングラス!長渕目指してるのかな。
・妹の脚を撫ですぎ。
・おしっこの件はいらない。

あらすじがわかるまで最初の葬式場面のセリフはちんぷんかんぷんで覚えてられないので、葬式に戻ってからもう一度冒頭のシーンを入れて欲しかった。
モビールの反射で目が、目がぁ!観づらい場面も。
UFO到来シーンは良かった。Yann Tiersen - La Veillée等の音楽も良かった。ただ、Radiohead - Creepは有名曲過ぎてうへぇ。

引き込まれる展開で面白かったけど、ちょっと荒い。もっともっと面白くなりそう。
復活 -恋が終わり、愛が残った-

復活 -恋が終わり、愛が残った-

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2012/02/10 (金) ~ 2012/03/18 (日)公演終了

満足度

んー。。。
白けない内容だが「歌あり新派」でしたね。古臭くて時代にあっていない。「カノン」もイマイチの出来に不完全燃焼で日比谷をあとにする。

Spiral of Decay

Spiral of Decay

Aggressive Death Metal Band Super Star Seve Stars

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2012/02/17 (金) ~ 2012/02/20 (月)公演終了

ふー。。。
イケメン出せばチケットが売れる。そんな時代を痛感。 芝居が出来る、殺陣が出来る、そんなの当たり前です。お仕事なんですから。 +α皆無。騒がしいだけ、怒鳴るだけ、そして踊れない集団。ストーリーも陳腐過ぎて興ざめしました。衣装も微妙なものばかりでセンスが無い。出演者同士が一枚岩になっていないのが、これでもかと感じた舞台を久々に観ました。失笑の極みでしたね。セリフが最後列まで届かない出演者ばかりでしたね。残念。

狂おしき怠惰

狂おしき怠惰

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2012/02/18 (土) ~ 2012/02/29 (水)公演終了

満足度

うーん。。。
飛び込みでいきました。なんとなくタイトルに惹かれて。 当券を購入してから「終演22:05」の貼紙にビビリながら、開場時刻まで暫し待つ。  開場時刻も過ぎ劇場に着いたらごった返す人々。手狭な劇場なのだからうまくサバいてよ受付さん。売り子、受付の声、モギリの声が飛交いクロストーク状態で全然伝わりませんけど(-_-;) 狭いロビーで演出おぼしき大柄な男性が挨拶してるが、私、後ろでタバコ吸ってるんだから灰皿ふさがないでよー。なんだか開演前から萎えることと多々。
着席したら、他の方も言ってますが豪華なパンフ。いや、確かに有料のようなつくりで立派です。でも、欲しいとは思いません。置き去りにしました。

内容は、いたって普通なのでしょう。骨太ではありましたが。他の方も絶賛している装置については、同意です。但し、後半の社長室前。秘書室と応接室の作りが頼りないのでグラグラだし、社長室のドアを閉めると絵画がグラグラ。こういったところでも「説得力」て無くなるもんです。 はい、おかげで途中から集中力が切れました。内容とまるで関係無い箇所に目が行ったきりです。だって、座ってる演技が多くて(特に後半)、前の人(大柄男性)で視界が遮られちゃったんだもん。しかも、その人もユラユラするから私も避けてユラユラ。途中から諦めました、観劇を。

総合的に、私の肌には馴染まない舞台でした。装置と集中力が高い役者陣に「☆ひとつ」です。

スイートメモリーズ【ご来場ありがとうございました!】

スイートメモリーズ【ご来場ありがとうございました!】

GENKI Produce

笹塚ファクトリー(東京都)

2012/02/21 (火) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

ちょっと気恥ずかしいが、良作
良い作品でした。
脚本がきちんとしているので、物語の展開に無理がありません。過去のエピソードの語られ方も工夫されています。
同世代の当方としては、劇中に出てくる歌やエピソードが確かにその通りと共感しつつも、やや出し過ぎの感があり、気恥ずかしく感じてしまいました。(因みに、カセットテープはソニーを愛用。)
役者の方々もヤング・チーム、アダルト・チームそれぞれ持ち味を生かしています。思いのほかヤング・チームがしっかりており、演技麺でアダルト・チームに負けてしまうのではといったことは杞憂に終わりました。
それにしても、さすが河合美智子さん、歌が上手です。

ネタバレBOX

和歌子を励ます方法が凡庸だったのが惜しいところです。中盤の大映テレビ芝居が面白かっただけに残念。
上演時間が2時間というのは、ちょっと長かったと感じました。

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