最新の観てきた!クチコミ一覧

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君には頭がさがる

君には頭がさがる

電動夏子安置システム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/02/23 (木) ~ 2012/02/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった!
サスペンス、しかもホラー仕立てのお芝居で、こんなに笑ったのは初めてだったかも(笑)

ホラー全般が大の苦手なのですが、最後まで前のめりで観ることが出来ました!

ネタバレBOX

おどろおどろしい話を、笑いで包んで、エンターテイメントに仕上げていました。
架空の村でのお話でしたし。さまざまな逸話も架空なのでしょうか?
ホラーが本当に苦手な私ですが、こういうホラーなら大歓迎!私は好きです。

もちろん、人間って怖いなぁ…とゾォッとする瞬間もありました。本当は幽霊じゃなかったくだりや、ラストのオチも怖い。けどそれらが推理小説の謎がとけた時ような爽快感をともなう感じで、どんどん先を知りたくなるんですよね。
エンターテイメントとして成功している作品だと思います。
今までの作風とは違う感じですが…さすがデンナツさんですね。楽しかったです!ありがとうございました。
百年の雪

百年の雪

十七戦地

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/02/23 (木) ~ 2012/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★

地味ながら実在感あり
「十七戦地 あったかのよな 嘘を見せ(「講釈師 見てきたような 嘘をつき」風)」。キャッチコピーは「身近なSF」?
SFの範疇に入る物語ではあるものの、派手さはなく大きな事件が起こるワケでもなく、しかしその地味さ(笑)ゆえに妙に実在感があり、絵空事に見えなくて(いや、1つ大きな絵空事はあるんだが)再現ドラマのように感じられるのが独特。
賛否両論あると思うが SPIRAL MOON のSF系のハナシに通ずる感覚が個人的には好み。
また、大正期の女性キャラがそれぞれ特徴的かつ魅力的。
なお、観る前に当日パンフレットの人物相関図に目を通しておくことを強く推奨。

BW☆VS.(ブギウギバーサス)

BW☆VS.(ブギウギバーサス)

劇団BOOGIE★WOOGIE

ウッディシアター中目黒(東京都)

2012/02/23 (木) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

満足度★★

引いた
男節っての、やりすぎでは

Turning Point 【分岐点】

Turning Point 【分岐点】

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2012/02/23 (木) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

15周年!
集大成といえば言い過ぎかもしれないが
なかなかの作品になってますよね。

女性二人の半生、というとりとめもない題材で語っていますが
演出、演技は渋いです。
良いコンテンツで積み上げられてきたこの劇団、
今が旬でしょうか。
次が1年先なのは残念ですが。

トリツカレ男

トリツカレ男

演劇集団キャラメルボックス

赤坂ACTシアター(東京都)

2012/02/16 (木) ~ 2012/02/29 (水)公演終了

満足度★★★

らしいといえばらしいが・・・
なんだかなぁ、
何か腑に落ちないね。
学園祭の延長線上にあるような・・・

【公演終了】ブスサーカス【感想まとめにリンクあります】

【公演終了】ブスサーカス【感想まとめにリンクあります】

タカハ劇団

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/02/21 (火) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台を追って舞台に追い込まれる
閉塞感の中で
前半、場のシチュエーションを求めて前のめりになり、
後半は、そのシチュエーションからさらにあふれ出すものに
追い込まれていく。

で、終わってみれば
キャラクターたちそれぞれの
想いがぞくっとくるような質感で残る・・・。

作劇のしたたかさと、
物語を空気の緩急に変えていく役者達のお芝居に
どっぷりと浸されてしまいました。

ネタバレBOX

会場に入ると古びたマージャン台がおかれていて、
開演を待っている中で
その場の設定について
想像をめぐらせてしまう。

開演すると
外気の凍えた質感がまずやってきて、
場の空気のメリハリに変わる。
やがてすこしずつ場の事情がほどけて見える感じに
さらに引き込まれていきます。

役者達のキャラクターの作り方や
出し方がそれぞれにうまいのですよ。
ロールたちの異なる温度が
ぶれることなく場におかれて
閉塞感とともに全体の空気の肌触りになる。
それは、時にユーモラスであったり、高揚したり、
沈みこんだりもするのですが
場の事情がわかってくるとともに、
その中に置かれたキャラクターたちの個々いろいろが
観る側に強い個性として置かれていく。

携帯電話などのトリガーというか道具立ても上手いなぁとおもう。
中盤になると、ふっと押し出されるように
何かが歯止めを失い
その閉塞感の箍がすっとはずれて
それぞれから溢れだしてくるものに
観る側までが巻き込まれていく。
犯人探しというか魔女裁判的な仕掛けから
滲みだしてくるそれぞれの過去、
表面張力いっぱいのところに一滴たらされて、
支え切れなくなる感じ。
それも一気に崩れるのではなく、
緊張と弛緩が振り子のように訪れ、
常に戻るベクトルとそこでは収まらない想いが交差し、
再び一線を踏み越えてしまうなかで、
キャラクターたちの抱えるものが
滲みだし、重なり、場から捌けていく。

その先に、ブスというより
なにかの歪みを抱え、平衡があやしい姿となり、さらには飢え、
あるいは固まった女性たちの感覚や想いが
にび色の、でも密度をもった感覚で浮かび上がり、
抑制を失い、突き抜けて、互いに切っ先を向け合い、
解き放たれていくのです。

登場人物それぞれの抱えるものを
べたにすることなく
コアのさらに内側の姿までも含めた生々しさとして演じ上げた
役者たちの力量にすっかりやられる一方で
作り手の、想いたちを描き出すしたたかさと
物語ることへ手腕にも
強く捉われたことでした。

しかも、私が観た回には
初日の硬さというわけでもないのでしょうが、
もっと深く組み上げる余白もほんの少しだけ感じて。
公演の後半には、どのようになっていくのか
空恐ろしくなった(褒め言葉)ことでした。
君には頭がさがる

君には頭がさがる

電動夏子安置システム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/02/23 (木) ~ 2012/02/28 (火)公演終了

満足度★★★

もっとスーパー演劇的に
数年前の映画・ヒトリマケ などに似てる。投票をくりかえして、離合集散の紆余曲折を経ていけにえが決まる。ときどきみるパターンです。竹田さんの工夫かもしれないが、最後は因習を利用した出来レースでした、となるところはほどほどにしたほうがおどろおどろしくて良くなる。二段三段に構えればホンがふかくなると思わないほうがいい。今回は醒めた。良くしたければ、もっとデッドヒートしなくちゃね。デッドエンドの結核でゆらしながらあたらしい不安でおわるのは戯曲の教科書どおりで良い。二段三段構えず二次テーマ、あたらしいキーコンセプトをラストに次々みせるのが作家の力量。恐怖サイコにひっぱっても観客は得るものがすくなかった。とするとサイコスリラー作品。演劇的インパクトはない。劇場、作品を媒介にしてアイデンティティを確認する場所が演劇表現でもある。役者は堤、よし成らが熱演。

ベルが鳴る前に

ベルが鳴る前に

ペンギンプルペイルパイルズ

本多劇場(東京都)

2012/02/16 (木) ~ 2012/02/22 (水)公演終了

満足度★★★★

うれしい
復活してくれただけで良いよー

龍を撫でた男

龍を撫でた男

オリガト・プラスティコ

本多劇場(東京都)

2012/02/03 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

良いね
気持ちがサッパリしました。

慣れの果て

慣れの果て

演劇チーム 渋谷ハチ公前

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/02/22 (水) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★

とある、町工場
切ないけど、温もりと優しさに溢れる作品でした。同じ痛みをもっている仲間ならではの、真の優しさやいたわりが、心にしみました。拘りの美術とハイレベルの役者陣に、魅せられました。配役表は、欲しかったです。

ネタバレBOX

寂れた町工場の従業員達の群像劇。
同じ環境で育った者達だから言える事、痛みを知っているから、気付かないふりや言わない事、・・・だから言えない事が・・・どこか空虚になってしまった人間関係の様で、その理由も、優しさからなのだが。。。
仕事、状況、生活、環境、自分自身が持つ想い、全てが満たされる訳でもなく、切ないけど、優しい気持ちになれる作品でした。

群像劇でありがちな、極端過ぎる人物像もなく、ごくごく自然で実在しそうな人々でした。繊細で丁寧なキャラ立てを壊すことのない役者陣が、誰も出過ぎず埋もれる事もなく、とても良かった。

全員が親友ではなく、仕事仲間と言う距離感は、ほどほどの親密感であったり、やっぱりほっとけなかったりする情の見え隠れが、繊細で良かったです。
ヒロちゃんが、他の職場から、帰ってきたときや、、、
フクコが自分の名前が、好きでないことを、カップラーメンのシーフード味食べながら、諌めたり、、、
ラストのフクコとナオの元彼の取っ組み合いのけんかも、、、
弟が浮浪者の様な格好で住み込みであろうか?が、なぜそうなのか、ちとモヤモヤが残ったが、フクコ達の取っ組み合いを止めるわけでもなく、理由を聞きもしないが、ただタバコを吸いにでるだけ、、、、それも、フクコたちの想いを労わっているかのようで、優しさを感じました。
ナオ夫婦が居なくなっても、変わらず工場は稼働する、毎朝のラジオ体操では、割り切れない彼が泣けた事で、新たな一歩を踏み出せそうな感がしました。
体操や仕事に対する姿勢を変えていこうとする人や、それぞれの人生が動き出した感が、感慨深かったです。

回想シーンと現実シーンへの切り替え時の効果音、イメージ通りで、解りやすく良かった。

寂れた町工場の中庭の造りが、とても雰囲気があり、良かった。ドラム缶やトタンの錆、つたのからみ加減に、埃っぽさ、地面には本当の土がひいてある。
いかにも間に合わせらしい、板を置いただけの机やイス逹。庭と呼べる程、手入れは行き届いてはいないが、従業員にとっては、一時のオアシス場としている感が、とても良かった。
熱愛報道【ご来場ありがとうございました】

熱愛報道【ご来場ありがとうございました】

ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2012/02/24 (金) ~ 2012/02/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

いいコラボ
いつもの中屋敷演出とはちがうよ(ミュージカルだし)
が、良かった。面白い。
個の柿喰う客、チームワークのフォリーズ。
ストーリーはエンターテイメントだった。
今日知ったんですが、アトリエフォンテーヌ閉館なんですね。
閉館前に初観劇できた。

バックギャモン・プレイヤード

バックギャモン・プレイヤード

カムヰヤッセン

京都芸術センター(京都府)

2012/02/24 (金) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

ありがとう
初日、観ることが出来ました。
京都で公演を行ってくれたこと、
またこんな素敵な公演を届けてくださったこと
ほんとに嬉しく 心からのダブルコールでした。
もう一度、観たい!
そう思いながら今は手帳とにらめっこしています。

熱愛報道【ご来場ありがとうございました】

熱愛報道【ご来場ありがとうございました】

ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2012/02/24 (金) ~ 2012/02/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

満足。
期待通りの面白さ。くだらなさ。
これはミュージカル苦手な人も楽しめそう。
個人的に新良エツ子は新発見。今後の活動が気になる。

Turning Point 【分岐点】

Turning Point 【分岐点】

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2012/02/23 (木) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

素直に面白い!!
本当にあっという間の2時間でした。ストーリーは聞いたことのあるような話でしたが、テンポと見せ方が上手でした。主役の2人はもちろん周りをとりまく個性的なキャラ達がとても生きていました。特にキローラン役の高山さんがすごい面白くて好きになりました。今回初めて「KAKUTA」を観ましたが、スズナリの小さな箱には収まりきれない圧倒的なパワーと完成度を感じました。エンターテイメント性が高く、まさかスズナリでこのような舞台が観れるとは思っていなくとてもビックリしました。初日は関係者の方が多かったような気がしました。桑原さんが舞台に出られた時には歓声のようなものがありました。固定ファンもたくさんいらっしゃりそうですし、本当に今後が楽しみな劇団です。力のある劇団さんには是非新しいことにどんどん挑戦して観客を虜にしてほしいです。次は来年とのことで残念ですが、楽しみに待ってます。

イデ版 裏蒲田行進曲』 ありがとうございました!無事全公演終えることができました。怪我人多数ですが生きて終えることが出来たことを感謝いたします。

イデ版 裏蒲田行進曲』 ありがとうございました!無事全公演終えることができました。怪我人多数ですが生きて終えることが出来たことを感謝いたします。

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2012/02/17 (金) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

『小夏狂乱バージョン』
見てきました!
とても面白く、「行ってよかったなー」としみじみ。

これは、「イデ版」っていうだけでは足りず、「裏」までつけちゃうよなぁ、と(笑)

もう1バージョンがとても気になります。
スケジュールさえ合えば、ぜひみに行きたかったです!

ネタバレBOX

「小夏狂乱バージョン」、蒲田行進曲なのに売春捜査官のようでした!

『私、人間の皮を被った女優ですから!!』、しびれました。

この作品は、那須野さんだからこそ作れた作品だと思います。
今まで北区つかこうへい劇団さんで、「小夏の青春」や解散公演、映画版なども見てきましたが、私が今まで描いていた「小夏」像が良い意味で完全に裏切られた感じでした。
ここまで激しく、アツい小夏。
蒲田はどうしても「女」が弱く見えがちでそこまで好きではありませんでしたが、銀ちゃんを小夏が切り落とす、これはイイ!と思いました。

ただ、ちょっと小夏の「スターさん」っぽさはなかったような・・・。
「私が歩く、私が話す、それが映画」みたいなスター感や余裕がなく、
ヤスともそれなりに釣り合いがとれて見えました。
身分違いの小夏のために一生懸命がんばってしまうヤスの姿を、
もう少し見たかったかなと思います。

激しい殺陣、舞台セットなども好みでした☆

<追記>
他の方の感想を読んで初めて気付いたのですが、
「俺の映画だ!バージョン」はヤスが階段落ちするんですか!?
ますます、みたかったです。
NMS_10『アイ・アム・ウェイティング・フォー・ザ・マン』

NMS_10『アイ・アム・ウェイティング・フォー・ザ・マン』

石原正一ショー

ACT cafe(大阪府)

2012/01/13 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

ゴドーなので、不条理なので
満足度と不可解度がないまぜになって☆4個は入れられないけど、、、いや引っ掛かり度は☆4個!ステキでした。面白かった~もう一回観たいです。

バカンスの神様

バカンスの神様

ミジンコターボ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2012/01/07 (土) ~ 2012/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★

フレッシュ!
新人さんお披露目公演ということでフレッシュさ満載!個性あふれる劇団員が入団しましたね。ハラハラ、ドキドキ、楽しさはいつも通り。フレッシュさんではありませんが、カワバタさんのコケシが何とも印象に残りました。

Ceremony2012-おひさまのほうから-

Ceremony2012-おひさまのほうから-

ストアハウスカンパニー

上野ストアハウス(東京都)

2012/02/22 (水) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

物と人との交流。
劇場に入ると、簡素な舞台中央に大量の『古着』が文字通り、
「山」の様に積んであった。
(但し、自分の中では「丘」の」ような印象が何故かあった)

事前に出演者からメールで貰った様に、
客席にはもの凄い「古着の匂い」が立ちこめてあった。
最初はこの懐かしい違和感に一瞬戸惑ったが、暫くするとすぐに気にならなくなった。

こういった身体表現の作品を見る時に私が心がけているのが、
何か意味を汲み取ろうとしすぎないことです。

言語表現の世界では、真意だとか、嘘だとかそういうものを
観客が理解出来たかが価値になりがちなのだが、
自然界のものを観る様に、ただありのまま観る事だと。


ただそこに存在する、「木」や「水」や「雷」や「竜巻」をみて、
想像力で物語を作ったり、
因果関係を突き止めて行くのが醍醐味なのだと勝手に思って、
纏まりの無い感想を以下のネタバレBOXに書かせて頂きます。

ネタバレBOX


舞台中央の「古着の丘」。
周りを歩きながら超えて行く役者、崩れて行く「丘」。
その行為の連続は、私に「風化」を連想させた。
気付けば「丘」は崩れ無くなり、代わりに役者の足場には古着の「大地」
が広がっていた。

役者が「丘」を削り取るのにどれくらいの時間を費やしただろう?

役者が動くことで「丘」は崩れ、崩れた処から役者は新たに動く。
なるほど、舞台上で見事に「役者」と「物体」が関係性をもって交流をしている。

崩れ倒れる役者、倒れ、転がる、すると「古着の大地」は引き延ばされ、
更に広がってゆく。

立ち上がり、無作為に古着を拾い上げ、「服を着る」役者。
「服を着る」と今度はついに「言葉を発した」。

という様に、次々と関係と運動が連動し、空間が変化していく、
変化した空間から今度はまた、関係と運動が変化し、連動していく。

それをずっと観ていると、
大きな自然のサイクルを早回しで観ているかの様な感覚に陥った。

上手くは言えないが、「人類と自然の内的過去」とでも言うのだろうか?
人間が社会を形成するまでの営みを観た様な気がした。

完全に脱線だが、
人は体毛が薄いから服を着たのか?
服を着たから体毛が薄くなったのか?
どっちだっただろう?何てどうでも良い事を疑問に思った。

やはり纏まりませんでした、すみません。
ホントの時間

ホントの時間

珍しいキノコ舞踊団

世田谷パブリックシアター(東京都)

2012/02/23 (木) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

きのこらしい公演
今回も楽しませてもらった。会場との相性が良く、作品が生き生きとしている。ダンサーの配置やコンビネーションがよく構成されていて、2階席のほうが作品の良さを見渡すことができる。アンコールのノリと客層が合わないと思う。

熱愛報道【ご来場ありがとうございました】

熱愛報道【ご来場ありがとうございました】

ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2012/02/24 (金) ~ 2012/02/28 (火)公演終了

満足度★★★

エンターテイメント
チケットプレゼントにて鑑賞。どちらかというと面白いが、ハマってたかどうか。初日だからかもしれないけど。

村上誠基は安定してた。村上とタッグを組んだ田中愛実も良かった。新良エツ子もミュージカルやってるだけあってか生き生きとした演技と歌唱。大西健次も良い雰囲気を作ってた。

イッツフォーリーズ公演は観たことなく、ミュージカルもあんま観ない。

ネタバレBOX

血眼ヒカル(大浴ちひろ)と三白眼カスミ(七味まゆ味)の流し目ガールズはデビュー5年目鳴かず飛ばずの落ち目アイドル。オリコン的なので1位をとらないと引退という危機にある。一方、人気俳優・神ヶ織テル(大西健次)は、マネージャー・蓮池キララ(新良エツ子)と隠れた結婚生活を送っている。注目を浴びたい流し目サイドと新しいステージへ登りたいテルのマネージャーの利害が一致し、テルとカスミの熱愛をでっち上げることになる…。
嘘の熱愛をする中で、本当の恋に気づいたテルとカスミは結婚し、流し目ガールズの熱愛していないほうのヒカルは単独デビューするという話。

なるほど、芸能界自体がエンタメで、舞台上のドタバタそれ自体が人生ドラマの一部なのか。現実を生きる当の本人はなかなかそんなことに気づかないけど。「人生=エンタメ」に気づけるかどうかが生きるコツなのか。
ちなみに、伊武士ギンダイという三流役者(吉田雄)と交際するヒカルが、彼に言い放つ「自分が好き」というのも、エンターテイメントに必要な要素なんだろうなと。
ギンダイのロケ弁ネタは好き。その後ろの二人(宮川和巳と田中愛実)も好き。

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