Ceremony2012-おひさまのほうから- 公演情報 ストアハウスカンパニー「Ceremony2012-おひさまのほうから-」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    物と人との交流。
    劇場に入ると、簡素な舞台中央に大量の『古着』が文字通り、
    「山」の様に積んであった。
    (但し、自分の中では「丘」の」ような印象が何故かあった)

    事前に出演者からメールで貰った様に、
    客席にはもの凄い「古着の匂い」が立ちこめてあった。
    最初はこの懐かしい違和感に一瞬戸惑ったが、暫くするとすぐに気にならなくなった。

    こういった身体表現の作品を見る時に私が心がけているのが、
    何か意味を汲み取ろうとしすぎないことです。

    言語表現の世界では、真意だとか、嘘だとかそういうものを
    観客が理解出来たかが価値になりがちなのだが、
    自然界のものを観る様に、ただありのまま観る事だと。


    ただそこに存在する、「木」や「水」や「雷」や「竜巻」をみて、
    想像力で物語を作ったり、
    因果関係を突き止めて行くのが醍醐味なのだと勝手に思って、
    纏まりの無い感想を以下のネタバレBOXに書かせて頂きます。

    ネタバレBOX


    舞台中央の「古着の丘」。
    周りを歩きながら超えて行く役者、崩れて行く「丘」。
    その行為の連続は、私に「風化」を連想させた。
    気付けば「丘」は崩れ無くなり、代わりに役者の足場には古着の「大地」
    が広がっていた。

    役者が「丘」を削り取るのにどれくらいの時間を費やしただろう?

    役者が動くことで「丘」は崩れ、崩れた処から役者は新たに動く。
    なるほど、舞台上で見事に「役者」と「物体」が関係性をもって交流をしている。

    崩れ倒れる役者、倒れ、転がる、すると「古着の大地」は引き延ばされ、
    更に広がってゆく。

    立ち上がり、無作為に古着を拾い上げ、「服を着る」役者。
    「服を着る」と今度はついに「言葉を発した」。

    という様に、次々と関係と運動が連動し、空間が変化していく、
    変化した空間から今度はまた、関係と運動が変化し、連動していく。

    それをずっと観ていると、
    大きな自然のサイクルを早回しで観ているかの様な感覚に陥った。

    上手くは言えないが、「人類と自然の内的過去」とでも言うのだろうか?
    人間が社会を形成するまでの営みを観た様な気がした。

    完全に脱線だが、
    人は体毛が薄いから服を着たのか?
    服を着たから体毛が薄くなったのか?
    どっちだっただろう?何てどうでも良い事を疑問に思った。

    やはり纏まりませんでした、すみません。

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    2012/02/25 00:52

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