最新の観てきた!クチコミ一覧

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オーシャンズ・カジノ

オーシャンズ・カジノ

北京蝶々

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★

楽しかった
が、ただそれだけ。劇場に入っての第一印象はここでカジノできるの?階段はあるけれど思ってたほどの派手さはない、大丈夫か?そんな不安は芝居が始まれば一気に消え去る。帯金走る。走り回る。何度目かの帯金で正直これまでは彼女にあまりいい印象持たなかったが、今回は素晴らしく良く映った。なんでだ?この芝居で地方財政が逼迫状態にあることや都知事のカジノ誘致問題に頭をめぐらす人はたぶんあまりいないし、作者はそんなことが言いたいわけじゃないのかもしれない。でも・・・。パラリンピックはうまくいったと思うが・・・。今回はモヤモヤが残った。

Go To GOTO

Go To GOTO

いしくらけんしろうとかっぱ3兄弟

荻窪小劇場(東京都)

2012/04/20 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

コント集
笑いました。
なれるとサムイ感じもまた一興?お芝居とは意識せず楽しく観させてもらいました。

途中でチョクチョク入るストーリー的にあってもなくてもいいようなコントが楽しい。ワタシ「意味わかんない(笑)」て笑いっぱなしでした。
オバキャッツのお三方なんて本筋の役よりも魅力的でしたよ。

次は8月ですか?公演のサイクル早いですね…すごい

幻蝶

幻蝶

東宝

キャナルシティ劇場(福岡県)

2012/04/22 (日) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★

「いい」という表現くらいしか思い浮かばない。
破綻もなくじっくりと舞台を楽しめた。
登場人物の背景設定などはありきたりだが、世界を壊してしまう人物もなく良かったと思う。

夢を追い続ける人物の楽園とも失楽園とも取れる話だったが、成功しないところがいい。

彼らみんないい人だが、同時にほとんど全員が犯罪者なのだ。
それが微笑ましく、そして同時に悲しくもある。彼らに生きる場所はないのだ。

ネタバレBOX

最後の「やっぱり東側ですよ。」は最高。
だだこねるハル

だだこねるハル

ひよどり山

アトリエ春風舎(東京都)

2012/04/13 (金) ~ 2012/04/19 (木)公演終了

満足度★★★★

おハルさぁん…
うわー。 質が高いお芝居とはこういうお芝居のことをいうのではないのかしら?と思いました。

上品な感じが漂ってました。役者さん達が皆さん味があってステキ。



おハルさんのだだこねっぷり。満喫。

なんでそういうこと言っちゃうの?
なんでそういう態度しかとれないの?

こらー!おハル!な感じ
でも可愛いなあ…そうよね…誰でも人間、多かれ少なかれこんな経験ありますね。

最後のだだこねっぷりははち切れそうな思いがつまってました。


続き…観たいです。

32年生の8時間目

32年生の8時間目

空晴

大博多ホール(福岡県)

2012/04/20 (金) ~ 2012/04/21 (土)公演終了

満足度★★★

好感のもてる舞台。
話はまあ、ありきたり。
「秘密」もすぐに読めてしまう。
と、ガッカリポイントはいろいろあるが、嫌悪感はない。
それは脚本で逃げをうっていないからだろうと思う。
役者たちもいい味を出している人が多かった。

マイムが雑過ぎたのは非常に残念。

チケットがあまり売れていないのか、観客席も前半分しか解放していなかったのも残念。

ネタバレBOX

息子も先生も幽霊にしなかったところは評価。
あゆみ TOUR

あゆみ TOUR

ままごと

イムズホール(福岡県)

2012/04/19 (木) ~ 2012/04/20 (金)公演終了

満足度★★★★

感心した。
ままごと作品は、少し趣向の似た『わが星』を先に観ているせいもあってか、あまり新鮮に感じることは出来なかった。
だが、つまらなかったわけではない。
女性たちの動き、フォーメーション、ライトや道具の使い方、いろいろと楽しめるところの多い舞台だった。

柴作品はSFをしっかり取り込んでいることにいつ感激する。それも、設定としてのSFではなく、作品の肝としてちゃんと織り込まれているところに。

しかし、一方で、毎回役者に不満が残る。
彼の考えなのかもしれないが、もっと作品を活かすことのできる役者で観てみたい。

ネタバレBOX

パラレルワールドをキーにしていると思われるこの舞台。
最初は役者たちの入れ替わり(8人1役)の意味があまり分からなかったが、パラレルワールドだと分かってからは、無限の世界の広がりを感じることが出来て楽しさも一気に広がった。
木曜組曲

木曜組曲

いるかHotel

Art Theater dB 神戸(兵庫県)

2012/04/21 (土) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★

ラストシーンは心憎い演出♪
ピアノの音が印象的なオープニング♪
出演されるのは幅広い年齢層の6人の女優さん、
一人ひとりが落ち着いたしっかりとした演技で魅せます♪

生前の事を回想しながら推理して謎を解き明かしていく⁈
全体的に会話中心の淡々した展開で進められます♪

原作の問題かも知れませんが推理する内容が少し強引に感じたのと
大きな展開もなく、全体的にゆったりとした時間に感じて
途中少し睡魔に襲われてしまった…f^_^;)

印象的だったのは和やかに料理を用意するシーンや
場面の切り替えで原稿用紙を破る音、
そして、ラストシーンの心憎い演出♪

大人が愉しむ本格的なお芝居でした(^^)

勝手にしやがれ

勝手にしやがれ

演劇ユニット『MOSH(モッシュ)』

Geki地下Liberty(東京都)

2012/04/19 (木) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

ショート&ゲーム
笑いで体のコリがほぐれました。
男女ともにルックス抜群で、愛すべきキャラクター。
血液の話は小学生の理科の一環として上演したら、大ウケ&ためになりそう。

PLAY PARK2012

PLAY PARK2012

PLAY PARK 事務局

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2012/04/20 (金) ~ 2012/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★

2日め 夜の部 観劇
当日登場順
男肉 du Soleil「男肉フェスティバル~no more war~」
小林顕作の、明大前フォーク集会。
篠井英介「和の音ともに。」
—————休憩—————
伊藤ヨタロウ(メトロファルス)
押忍!!ふんどし部!「押忍!!ふんどし部!」

裸演目で始まり裸演目で閉めた公演だった。なんかもうフリーダム!!
普段だったら接しないような公演内容でも、このようなイベントで舞台を目の当たりにすると意外と興味が湧いてくる、どれも楽しかった。
休憩を含めて2時間以上の長丁場、転換時とかはもうちょっと工夫してほしい。

ネタバレBOX

もともと篠井さんとヨタロウさん目当てでした。
・男肉 du Soleil「男肉フェスティバル~no more war~」
大阪から夜行バスに乗って当日上京されたそうで、団長はジャージ姿、他団員は上半身裸+ジーンズ+裸足、他女性はTシャツ+スカート(だったかな?)、一人なんか着てたな。
渋谷で一人ほっぽり出されてもどうしていいのかわからない、「PLAYPARK」値段高いんじゃ、宇宙でレコードまわしてみろや、等々disり捲るが、すぐに土下座謝罪。
団長が指示する通りにやれば安心設定の、初級者には優しいMCラッパーぷり。
未だモテ期に遭遇していないアニメやマンガ好きな男子君達の魅せる微妙に切れの鈍い半裸ダンス、無駄に筋肉ついている人とそうでない人達、落ち武者のような赤ベルトの人が妙に気になった、好きになったりはしないが。全身汗だく、紅潮した背中をパーンと叩きたい衝動にかられた。そしてTMレボレボとTRFのダンスBGMについ一緒に口ずさんだ事は内緒にしておきたい。初っ端から観客巻き込む、無制限一本勝負のような演目だった。

・小林顕作の、明大前フォーク集会。
ギター1本でいつもの集会パターン。男肉からの「宇宙で〜」に返答する形で「俺もまわしてみたいよ!」と軽くいなしていた。
男肉団長は過去小林氏のワークショップに参加した事あったらしい。
以下、こんなMC
基本歌っているだけだから、みんなもオリジナルの良さを知って好きになろう。自分はサウナー!(サウナ好き)が、行きつけだった渋谷ニューグランドが閉店していた!その衝撃の瞬間は膝から崩れおち気づいたら街を彷徨い別のサウナを探していた。またお腹ピンチになりトイレ探して渋谷を彷徨った、20〜30代はまだ絞まりがあるが40代になるとそうはいかないという歌を作った。雑貨店の商品POPで「木目調」iPhoneケースが気に入り購入したが取り付けたら銭湯の下足板みたい、というトホホな話。時間が押してたようで最後はユーミンとエグザイルどっち聴きたい?と問うが「どっちも」という事で2曲歌う。もともとエグザイルの舞台をフォローした関係から付き合いが始まり聴くようになった、選曲した歌は彼らの曲の中で一番気に入っているそう。
ガラスのジェネレーション(元春)→キミかわいいね(RC)→渋谷でウ◯コ漏らした歌(オリジナル)→やさしさにつつまれたなら(ユーミン)→HERO(EXILE)計5曲

・篠井英介「和の音ともに。」
舞台の役柄は女形だけど、日舞は芯の通った男形でした。
鼓と和太鼓のお囃子の響きが気持ちよい。
日本の芸事の大切や優美さを、凛とした佇まいで挑んでいる英介さん達はカッコ良く、ただただ美しい所作と舞いと場内に響き渡る幽玄な世界。小道具の名称がわからないけど、貝のように2枚重ねた扇子(上部分は獅子舞の鬣のような物と襟足布?と鈴が付属)を使い慶祝ぽい踊りだった。10分程の短い時間だったけど素敵な演目。
ただ、黒い床がむき出しのステージに足袋で踊る姿に、スタッフもうちょっと考えてあげたら良いのに。
—————休憩—————
篠井さん終了直後から次のメトロファルスのセッティング、ギリギリまでずーとやってた。
・伊藤ヨタロウ(メトロファルス)
サウンドチェックしながらメンバー紹介。
裸出演者が多いので「俺も裸で出れば良かったのか/さっきcube社長に会った、ギャラが安い、俺らは若手(パンク?)バンドか/配券がぴあだったので、半蔵門の時と今の渋谷にある違いぷり」等々ヨタロウさんも負けずにdisってた。
音楽担当した舞台の曲メイン。聴いているうちにその場面が思い出す、タイトル失念した事もあり、その当時のプログラム買っとくんだったなーと苦笑い。バンドVo.の天智さんが陸前高田出身、次のライブはそこでやれるメドがついたそう。彼女が歌う声は澄んでいるけど力強く、綺麗な歌声。歌っている顔立ちも菩薩顔に見えてくる。
ヨタロウさんの口から(当たり前だけど)井上ひさし氏や松尾さんの名前が自然に出て、妙に嬉しかった。聴いて高揚、観て高揚するライブだった。立って騒ぎたかった〜!「宇宙〜」の時、篠井さんの事に触れていたが、残念ながら出ては来なかったw。
贔屓目だけど、良いライブ!また出演させてほしい、今度は単独で!!!
また演劇+音楽好きで良かった、と思った。楽しかった。アンコールしたかった〜。
タイトル失念や不明の為「?」表記
?/メトロファルス→金剛般若波羅密田ソング(道元の冒険)→?/海に出るシーンの挿入歌(同)→コメの歌(NHKみんなのうた)→キレイ(キレイ)→宇宙は見えるとこまでしかない(同)→?/メトロファルス 計7曲

・押忍!!ふんどし部!「押忍!!ふんどし部!」
チラシ等はいつも目にしていたけど、イケメン需要舞台は今まで食指動かず初見。多くの若い女子はこの方達目当てだったんだろうなー。
作が男子はだまってないさいよ!の細川氏、演出がマッチャーだし、何となくイメージはついていたけど、ここまでの馬鹿歌を歌って踊って芝居して吹っ切れているとは予想外だった。だからといって、また見たいかと言われれば「NO」なんだけど。ファンサービスが徹底してて感心。ファンじゃなければ心底楽しめないリスクのありそな内容だった。

最後、出演順に駆け足でカーテンコール、全員Tシャツ姿の男肉メンバー。私服姿の篠井さん、佐藤さん、川俣さんそろってニッコリ。メトロファルス全員ちょっと一礼がグダグダぽかったけどw。ふんどし部、制服着てPLAY PARK来てくれてありがとー、と元気に挨拶して幕。
あれ、小林氏は?もしかして一足早くサウナに行ったんだろうか。

出演者も触れていた値段高過ぎじゃね?の話、概ね同意。でも、篠井さんとメトロファルスに支払ったと思えば安かったです、はい。
来年以降も開催してほしいのでアンケにもしっかり記入。
日替わりMCでも入れて場を持たせるとか、その辺キューブ内に出来そうな役者や舞台スタッフ抱えてると思うんだけど‥、盛り上がれば時間が押すのは当たり前だし、その都度出演者から「押してる・巻きで」なんて発言聞かされると、一瞬で現実に戻ってしまう。来年はその辺り考えてくれたらと思う。
賑やかでお祭り騒ぎの楽しい企画であるという事に違いはない。楽しかった、もう一日見に行くのでそっちも期待。
深海のカンパネルラ

深海のカンパネルラ

空想組曲

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/04/15 (日) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

笑いは要らない
あらためて「銀河鉄道の夜」の素晴らしさを認識させられた。この作品に対してもっと大胆な解釈を提示してくると予想していたので、オーソドックスな再構成は若干物足りない気もしたが、逆に「銀河鉄道の夜」の世界を壊されなかったことに安堵した。この芝居が成功だったとしたらカンパネルラの死に焦点を当てたことだろう。個人的には魚座の女王が出てきたところでかなりひいてしまったもちろん水泳の何とかでも(この芝居であのような笑いをとる必要性ある?)。もしかしたら今まで観た芝居の中で1番かもと思えるくらい照明が素晴らしかった。

トライアド

トライアド

モノクロラセン

青年センター ワンコイン実験シアター(福岡県)

2012/04/21 (土) ~ 2012/04/21 (土)公演終了

満足度★★★★

実験
それぞれに味わいが違う劇団の若手。おそらく初めてだと思われる試み。
ちょっと複雑でおいていかれる感はあったけど、好きな作品だった。
45分という尺もグッド。

ネタバレBOX

5人とも良かったけど女子2人強烈でしたね。
Trace Of The Resonance

Trace Of The Resonance

Project G

アクロス福岡 円形ホール(福岡県)

2012/02/29 (水) ~ 2012/02/29 (水)公演終了

満足度

内容、薄すぎ
古臭くてテンポがのろくて単調で内容の薄い舞台だ。
脚本も演出も演技も完全に自分のためだけにやっていて、観客がどう感じるかについて考えた形跡がない。

詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」に書いています。
http://f-e-now.ciao.jp/20120212.html

ピクトマージ

ピクトマージ

インパラプレパラート

サンモールスタジオ(東京都)

2012/04/13 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★

召喚
高校生が喜びそうな作品。ゲームやアニメの世界感。
深夜ドラマを見ている感覚で見やすかった。

サンモールスタジオでは少し狭いのでは??ダンサーさんももっとのびのび踊りたかったんじゃないかな?

芝居部分がもっとしっかり描いてほしかった。少年役がちょっと残念だった。もっと彼の苦悩に向き合って演じてほしかった。擦れてる男の子を軽く見すぎてる。先生役の女性の気持ち悪さは気持ちいいな~。好みじゃないけど今回の作品にマッチしていてよかった。

後半はダンスシーンが長くてちょっと飽きたな。期待しないで行ったからか意外と楽しめてよかった。

でもピアノピアのほうが好きだな。

『宙の色 -sora no iro- 』

『宙の色 -sora no iro- 』

ポかリン記憶舎

ギャラリーKINGYO(東京都)

2012/04/17 (火) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★

癒やしの空間
駅から迷います。(^_^;)
iPhoneのGPSがなかったら辿り着けなかったかも。。
しかし、おしゃれなお店が沢山ありますね。
散策すると1日で回れないくらいに。
歩くだけで楽しそう。

道に対して全面ガラス張りのギャラリーが舞台。
相変わらず出演者と一般人の通行人なのか判断できない不思議な空間。

とあるギャラリーの一日を切り取った心に染みる物語でした。
はじめは陶器を一目惚れした夫婦の物語。
陶器と同じように一目惚れした主人。
バツイチな主人が新たに得た伴侶は同じ価値観を共有出来る人だった。

ドイツ人のお客さんの物語。
明るい日本が大好きなドイツ人女性。
まさか高齢のオーナーが英語が出来て案内できてしまうのが驚きだった。
日本が好きな理由は亡くなった日本人の彼が好きだったから。。
ちょっと悲しい。
でも彼女の明るさをみると救われる。

陶芸家と古い友人の話。
11年前に共に美大の予備校で知り合い、
夢を叶えられなかった友人。
夢を叶えたが病気になったりで回り道して、
陶芸家になった彼女。
陶器は修復出来る。そしてそれも味になると語る陶芸家。
ラストでは2人でお茶を飲み見上げる空。
見守るオーナー。

それぞれの心のヒビを陶器を修復するかのように時間や人がヒビを埋めていく。
ラストに立てられた(練られた)お茶の濃さは11年経った2人には苦かったのか甘かったのか。
それは器だけが知る。

青色文庫

青色文庫

青☆組

ゆうど(東京都)

2012/04/07 (土) ~ 2012/04/14 (土)公演終了

満足度★★★★

有意義な公演
中編一幕もののD以外の3つはそれぞれ「裏テーマ」があるような気がしたりしなかったり。(深読み・誤読は得意だ)
初期作品から近作まで幅広く取り揃えられていて、企画としても面白かった。音楽業界で例えれば「アーリー・ベスト」みたいな?
なお、BプログラムのDラえもんとSザエさんのキャスティングに大いにウけ、Dラえもんのブラックなオチにはビックリ。青☆組ではもう決して観ることができないであろう作品たち(Aの「青ずきんちゃん」も含む)も知ることができて有意義な公演であった。
なお、Bプログラムを9日、それ以外を10日に観て全プログラムをコンプリート。

I was Light【終演いたしました。】

I was Light【終演いたしました。】

エムキチビート

シアターサンモール(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★

う~ん。何とも言えない・・・
空間に対して力不足な気が・・・。
せっかくの広い劇場だが、いまいち感が否めない。
あんなに役者が出ているのに狭いと感じないということは一人ひとりの存在感が薄っぺらいのでは・・・。

何度か見ているが、過去の作品のほうが好みかもな~っと思った。
今年初めにみたある公演の演出と一部設定が似ていたので、見ていてフラッシュバックした。最初にみた作品が素敵だっただけになんか残念な感じ。

A○Bの彼女は思っていたより良くて好印象。もう少し演出能力が高ければもっとよくなるんじゃないかな?彼女は。

主演の盲目の男性は前に見たときも思ったけど、一人よがりで人と芝居してないから見ていて疲れるし、共演者がかわいそうだと思った。でも相手役のパソコンの彼はそんな中よく頑張ってたな~。相手役がもっとちゃんと芝居をしてくれる人だったら、もっと素敵だったんじゃないかなパソコンの彼。

次回は再演もので前に見た作品なので興味があるが、できればしっかり人間味のある役者の方がキャスティングされることを願う。

絶頂マクベス

絶頂マクベス

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2012/04/14 (土) ~ 2012/04/23 (月)公演終了

満足度

ない。
久しぶりに芝居を見て憤りを感じました。
口コミが良かったのでみにいったのですが本当に残念。

劇団ファンのためだけにファン感謝祭のような感じでやればいいのでは?
と思いました。芝居ではなくショーと言っていただければここまで憤りを感じなくて済んだ気がします。

まずシェークスピアのセリフがまったく聞き取れなかったし、声量不足。
劇場に対して役者の方々の空間支配もなくナルシスト演出でなんだか気持ちが悪くなるだけで本当に残念な感じでした。

踊りも歌?も中途半端。あんなに素敵な客演陣がいるのにまったくもって魅力的に感じず・・・。

なにより劇団員で主演の深谷由梨香さんの演技がまったくもって興味がわかなかった。すごくおきれいな方で好みの方なんですが・・・

そんな残念な中、マクベス夫人を演じていた内田亜希子さんの変貌ぶりは見ものでした。途中で帰らなか多のは内田さんがいたからかもです。
佃井さんはわが町ではあんなに素敵だったのに・・・残念。

なんかほんとに残念な1時間半でした。

チェーホフ短編集 「賭け」 【沢山のご来場ありがとうございました!】

チェーホフ短編集 「賭け」 【沢山のご来場ありがとうございました!】

華のん企画

あうるすぽっと(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

力作
とても楽しめました。
役者さんたちがとても実力があるかたたちで、話の流れがとても自然に感じました。
一人の人がいろいろな役を演じますが違和感なく観られました。

シェアハウス×シークレットゾーン

シェアハウス×シークレットゾーン

びしょ濡れテント

北池袋 新生館シアター(東京都)

2012/04/20 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★

気持ちよく弾けてました。
元気で明るくて弾けた演技が印象的です。
台詞回しも掛け合いも自然でキレのあるアクションも気持ち良い!
演技達者な数名が骨子を支えている感はありましたが、見ていて気持ちが明るく楽しくなるような舞台でした。
「あーあるある、自分もそういう会話する」
という場面があるとニヤニヤしました。


これはこれで、でも次回作があるのならそれに期待!
といった感じでしょうか。

ネタバレBOX

終盤の展開は意外で、個人的にはかなり燃えました。

ですがあのオチは…
あれは…
い、いいのかな…
ピザ屋が途中で来るのは想像ついたし…
若干消化不良…

超展開とご都合主義がチラチラしているな、と思ってしまったことと
これからのメンバーのご活躍に期待しますという意味で ☆3つ です。
役者さんたちは皆さん個性があって魅力的な方々でしたので、ちょっとだけ残念でした。
BABYTRIP

BABYTRIP

と黒キ組プロジェクト

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/04/20 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

純真さと爽快感を感じました
ヨーロッパ企画の黒木正浩さんといえば、格好いいとか、男くさい世界とか、多分、多くの女性には理解されないかもしれない(ここに自分が女ということは棚上げしていますが・・・・)独特ではあるけど、ある種の世界観に信念を持って表現している人だと思う。
そんな黒木さんが脚本・演出、そしてとくお組の柴田さん・篠崎さん・堀田さんが客演となれば、行かないわけにはならないだろう。

今から約30年後の世界に住むキラネネとドラゴン。
仲睦まじく過ごしてきた2人だが、ある日、ドラゴンが事故に巻き込まれ死んでしまう。
そして、そのショックでキラネネも後を追って自殺するが・・・・

ネタバレBOX

自殺したはずのキラネネは、初代ワンワン博士により、サイボーグとして生まれかわる。
そして、その後、1960年間、キラネネは、ずっとドラゴンとの思い出に浸り、絶望しながらワンワン博士の子孫に生かされ続ける。
そして、人類が地球に住めなくなった最後の日。
29代目ワンワン博士は、キラネネをタイムマシンに乗せ、ドラゴンが事故に合う前の世界へと送る。
しかし、マシンの関係で、キラネネは、ドラゴンが生まれる以前の2012年にたどり着く。
そこには、龍虎姉妹によって守られている商店街だった。
キラネネは、その商店街の一角に住む若き初代ワンワン博士によって助けられる。
いくつかの誤解を生んだが、ワンワン博士や大家さんのおかげで、キラネネは、街で生活できるようになった矢先、皆を守ったことで・・・・・

黒木さんの世界観と言えば、「ザ・男!」という印象が強かったが、その世界観を女性が体現することで、また、独特なものとなっていた。
しかし、1つ1つのセリフやストーリーの展開などは、黒木さんの世界観そのままでとても充実していた。
何気に、小銭を投げるシーンは、舞台版・智恵光院雀鬼で、雀鬼さんの登場シーンを思い出したり、龍虎姉妹など、色々、黒木作品の関連できるものが出てきて、それも楽しめた。

勧善懲悪のストーリーでありながらも、最後は皆がホッとできるような、でも、ちょっと切ないラストではあったが、黒木さんの作品の多くは、今の世界ではありえないほどの純真さを感じる。

仕事にしても生活上色んなことにしても、正直者が馬鹿を見ることは多々ある。それに辟易している部分もあるが、黒木さんの作品は、そういうところをぶった切った感じで、とても爽快だ。

まだ新楽器始まって2週間ちょっとだったけど、とにかく疲れた私には清涼剤のような作品でした。

一緒に行った後輩は、「もう少し内容を増やして映画化してほしい」と言っていたけど、私もまた、何かの形(映画でも芝居でもなんでも・・・・)でみたいなあと思う作品でした。

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