満足度★★★
癒やしの空間
駅から迷います。(^_^;)
iPhoneのGPSがなかったら辿り着けなかったかも。。
しかし、おしゃれなお店が沢山ありますね。
散策すると1日で回れないくらいに。
歩くだけで楽しそう。
道に対して全面ガラス張りのギャラリーが舞台。
相変わらず出演者と一般人の通行人なのか判断できない不思議な空間。
とあるギャラリーの一日を切り取った心に染みる物語でした。
はじめは陶器を一目惚れした夫婦の物語。
陶器と同じように一目惚れした主人。
バツイチな主人が新たに得た伴侶は同じ価値観を共有出来る人だった。
ドイツ人のお客さんの物語。
明るい日本が大好きなドイツ人女性。
まさか高齢のオーナーが英語が出来て案内できてしまうのが驚きだった。
日本が好きな理由は亡くなった日本人の彼が好きだったから。。
ちょっと悲しい。
でも彼女の明るさをみると救われる。
陶芸家と古い友人の話。
11年前に共に美大の予備校で知り合い、
夢を叶えられなかった友人。
夢を叶えたが病気になったりで回り道して、
陶芸家になった彼女。
陶器は修復出来る。そしてそれも味になると語る陶芸家。
ラストでは2人でお茶を飲み見上げる空。
見守るオーナー。
それぞれの心のヒビを陶器を修復するかのように時間や人がヒビを埋めていく。
ラストに立てられた(練られた)お茶の濃さは11年経った2人には苦かったのか甘かったのか。
それは器だけが知る。