最新の観てきた!クチコミ一覧

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サロメ

サロメ

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2012/05/31 (木) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★

イノセントなサロメ
真っ白な現代的なセットの中で、従来の妖艶なサロメ像とは異なる、少女性を強調したサロメが描かれた演出でした。

舞台上空には鏡が吊され、舞台が俯瞰で見えるようになっていて、舞台と客席の間には堀状の空間があり、舞台の地下部分が見える構造になっていて、幽閉されているヨカナーンの存在が常に感じられるようになっていました。
リヒャルト・シュトラウスのオペラだと宗教論争のシーン等の冗長な台詞も音楽として楽しめるのですが、ストレートプレイだと少々退屈さを感じました。最後に床が血の海になるのはインパクトがありましたが、全体的にはドラマとしての盛り上がりに欠けているように感じられました。

サロメを演じた多部未華子さんは、たまに台詞回しが硬かったりオーバーに感じられる箇所もありましたが、表情と声色の多彩さが印象に残りました。特に、欲しいものを尋ねられて「ヨカナーンの首」と最初に答える時の屈託のないイノセントな言い方が可愛らしくかつ恐ろしくて素晴らしかったです。
ヨカナーンを演じた成河さんは預言者らしいミステリアス雰囲気を出していて、台詞回しも若さと威厳が両立していてとても魅力的でした。
ヘロデを演じた奥田瑛二さんは酔っぱらっている設定でそのような演技だったのかもしれませんが、ちょっと台詞が怪しく、演技も一本調子に見えて残念でした。着ていた衣装(ヨウジヤマモト2011年秋冬の、女性のヌードがプリントされた赤いコート)も違和感がありました。

音楽を担当した内橋和久さんが舞台の下手でギターとダクソフォンを演奏して幻想的な音色で雰囲気を盛り上げていましたが、録音で流れる音楽にはあまり魅力を感じませんでした。

落ちる紫陽花

落ちる紫陽花

張ち切れパンダ

サンモールスタジオ(東京都)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

自然な演技に好感
登場人物は特別でもなんでもないように感じた。いるいる、こういう人みたいな。だから内容はリアルで、かつ滑稽。いちいち面白い場面が多々あり、こんな奴と結婚していいのか?と感じたが雨降って地固まるの縮図。

15 Minutes Made Volume11(ご来場ありがとうございました!!)

15 Minutes Made Volume11(ご来場ありがとうございました!!)

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/06/07 (木) ~ 2012/06/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

みた
チラシは以前から目にしていたのに今回が初見。好みはもちろんあるけれど、企画には満点以外あり得ないと感じた。観劇を滅多にしない人々をいかに劇場に、それも小劇場に呼ぶかを考えないと、どんなに面白い本や優れた役者が揃っていても、疲弊していくばかりだと思うから。

いないかもしれない 動ver.

いないかもしれない 動ver.

青年団若手自主企画 大池企画

アトリエ春風舎(東京都)

2012/06/16 (土) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

動きまくり
え、本当に「静」と同じ物語??って感じ。「動」vrの方が楽しかった。(うさぎストライプの【役者に負荷かかりまくりのアグレッシブさ】にガツンとやられて惚れ込んでるかもしれません)でも、きちんと物語を楽しむには「静」vrくらい言葉が必要なんだなと実感。大事な根幹は伝わるけど、「動」と「静」で受ける印象はまるで違う。

ネタバレBOX

小学生の時のいじめっこといじめられっこが同席する、同窓会の2次会。それぞれが小学校時代の事を回顧しながら、話をしてる中で人一倍同級生の皆の事を知ってるのに、誰もその子の事を思い出せない女が混ざってる。「静」vrの時は、この誰だかわからない女が終始その空間にいるので、終盤まで何だか不気味な緊張感のある空間だった。

一方で「動」vrは過去と未来も言葉と動作も一貫せず、唐突に役者に負荷の掛かるようなパフォーマンスと共に回想が語られたり、リフレインしたりするのでその重苦しい空気を全然感じなかった。その代わり、壁を押したりルールに則ってゲームしながら集中力を削がれ、体力を消耗しながらなので、役と素の役者の中間にその存在は追いやられて、生々しくて力強い発声や動作に観客として心動かされる場面は多かった。「静」vrの際にネガティブに感じたラストの3次会のシーンも、「動」では前向きな未来を想起させるように見えた。

「静」できちんと物語を伝える事も、「動」で追い込まれた役者の素の部分まで見せて表現の深化を問う演出も両方出来るんだなと実感して、今年、予定されているこれからの作品も是非体感したいなと思いました。
月の岬

月の岬

青年団

座・高円寺1(東京都)

2012/06/08 (金) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

みた
好みの問題はあるにせよ、絶賛が並ぶほど受け入れやすいかと言うと全くそう思わない。初めての観劇で本作を見たら、舞台は敷居が高いと感じて小劇場とは距離をおく。誰かを誘って見に行ったとして、観劇後に自信を持って感想を聞けない。たぶん顔色をうかがう自分が見える。解説を求められて、誤魔化さずに語れる自信も無い。行間という言葉でお茶を濁そうとする自分が見える。ので評価もできない。

DROPS

DROPS

劇団ロオル

nakano f(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題404(12-147)
14:00の回(晴)。13:30受付、開場。会場は2F、階段にはバラ(?)の花びらをあしらった小さな照明。上がって目に入ったのは、別冊太陽「銀河鉄道の夜」。真ん中に木製の椅子が2脚。少し離れて向かい合うように客席。室内はやや暗めで赤茶系。正面奥の壁に黒板。タイトル「DROPS」mini drama live vol2、No1「書簡」、No.2「心中列車」、No.3「DROPS」。14;00、BGMが大きくなり開演~14:18、14:24~14:35、14:40~15:05終演。女優さん3名、黒を基調とした衣装(靴を含む)。「☆」を身に着けています。1つ、2つ。お一人は薄いグリーンでハートが描かれていました。星というより立体感があって肉厚のヒトデのようでもあり。お一人2話ずつ。「銀河鉄道の夜」は、というより宮沢 賢治の作品は読んだことがありません。帰るとき、受付の方に「読んでいた方がよかったでしょうか?」とお聞きしたら、読んでいなくても大丈夫ですよ、ということでしたが、きっと読んでいたらまた違った印象があったのだろうなと思っています。目の前での、朗読のようでもあり、芝居でもある不思議な時間と空間。とてもよい時間でした。ざわざわした中野にこのような場所があることも不思議。次回公演が待ち遠しい。
※続く

ネタバレBOX

祖母への手紙...よく見えませんでしたが...宛先「小林...」、差出人「宮沢 賢治」??
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サスペンデッズ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
みてよかった。
観劇好きを自認していて、こちらの劇団を未見の方に特に勧めたい。

ネタバレBOX

場面転換が少し目まぐるしかったのは残念なところ。
結末を描きすぎないさじ加減が好み。
ナカフラ演劇展

ナカフラ演劇展

中野成樹+フランケンズ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/06/07 (木) ~ 2012/06/20 (水)公演終了

満足度★★★★★

たんのう
無事、「A」~「C」まで全部見れましたっっ。原作をまるで知らないのに、肩に全く力を入れずに、頭ユルユルでも十分楽しめる。翻訳劇って固くて、古くて、取っつきづらい印象だったのに、中身はこんなに共感して笑って楽しめるものなんだなっていう発見がたくさんありました。それは、誤意訳して、中身だけ抜き取って圧倒的にわかりやすくして上演するナカフラの力なのだけど。関連企画も、無料でこんなに充実して良いのって位、ゲストあり、映像あり、資料までいただいて、がっつり楽しみました。「A」と「B」では共通の原作を基に作った作品なのに、全然別の物語になっている演目がありそういう演出も楽しかったです。

ネタバレBOX

16日の関連企画の際に、翻訳劇の誤意訳はあと2年くらいで、次は……。って言ってたけど本当かなぁ。それはそれで、楽しみなんだけれど。
月の岬

月の岬

青年団

座・高円寺1(東京都)

2012/06/08 (金) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

味わいきれず
大人の芝居だなぁ。舞台美術も役者も音や光も一体となって、まさにそこに人間の営みが再現されているかのようなリアリティー、美しい。物語も、どこまでが本当(現実・真実)で、どこからが嘘(夢・虚構)なのかが曖昧にされていて。更には、おそらくそのセリフや所作一つ一つが、物語の重要なメタファーであり、伏線なんだと思うのですが。きちんと物語を理解している方達と感動を比べると、おそらく半分くらいしか味わえてないんだろうな、とその完成された世界にただただオロオロと圧倒された2時間でした。

嬉々

嬉々

夜ふかしの会

駅前劇場(東京都)

2012/06/14 (木) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★

思ったよりは面白い
その通りでした。
酷い悲惨なネタ、下ネタは無く
軽いノリで楽しく拝見致しました。
真面目で追い詰められツツツッコム砂川さん
ビジュアルを武器に笑を取る原さん、告白は笑えた
強気なキャラの三宅さん等、キャラがちゃんと別れてますね
大爆笑はなかったけど、友人と笑える内緒話をするような
楽しさがありました。映像とか関連とかもっと上手く出来れば
もっといいですね!そういえば、親族代表さん以来久しぶりのコントかも

つか版・忠臣蔵~スカイツリー篇~(東京)

つか版・忠臣蔵~スカイツリー篇~(東京)

劇団扉座

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

つかこうへいの降臨
いきなりのあの曲、パロディのようで、完璧なリメイク、あんな衣装やこんな演技、ネタバレになってしまうので書けないが、まさにつかこうへいの降臨と言えるだろう。台本を1500円で購入してきたので、早速復習してみよう。今回は一回限りの観劇予定だったのだが、もう一度観たかったと今更後悔、もう土日の前売り券は完売のようだ。

ネタバレBOX

白鳥の湖の大音量の中、近松の台詞ががなり立てられる。チャイコフスキーはお好きですか? とんでもないイカサマ野郎ですね、横内さんも。横内さんにはこの言葉も褒め言葉と受け取っていただけることでありましょう。
まるでバラの花束で大山を叩くようなシーン、そんなシーンもありました。国とは女のことぜよ、これもどこかで聞いた台詞ですね。
つかこうへいへの愛情たっぷりのステージでした。
わたしたちは生きて、塵

わたしたちは生きて、塵

酒井幸菜

横浜にぎわい座・のげシャーレ(神奈川県)

2012/06/14 (木) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

きらきらと舞う塵
酒井幸菜の内面を覗き込む様な感覚。いいダンサーが揃った。

星がるキミは雲の下

星がるキミは雲の下

ppoi-っぽい-

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★

今後に期待しましょう
メルヘンっぽく作っているのだろうが,ストーリー,演技,何もかもが中途半端な感じがします。まず,状況設定が最後までわからない,だから話に入り込めない,入り込めないから演技の質もわからない。70分で終わって良かったと思ったけど,丁寧に状況や背景を説明して90分の作品に仕上げてくれたほうが良かったのか。まぁ,第1回本公演でもあるり,まだまだということで,今後の精進を期待しましょう。

雷神ウツボ

雷神ウツボ

ひげ太夫

Geki地下Liberty(東京都)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/18 (月)公演終了

満足度★★★

鉄板
ひげ太夫の公演では子供客を見かけることが多いが、今回は十人くらいの子供の団体がいた。上演中に騒いだりしないかと心配したがそんなのは全くの杞憂で、がっちり心をつかんでいたようです。決して子供向け芝居ではないが、子供を安心して連れていける劇団としては鉄板でしょう。で、いい年した自分も多分目をキラキラさせながら観ていました。

徒然なるままに… NOT TO BE, OR NOT TO BE…

徒然なるままに… NOT TO BE, OR NOT TO BE…

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★

テーマと笑いに違和感なきにしも非ず
2年ほど前に川崎で上演された時(←SPIRAL MOONではないが秋葉演出)よりも密度が高くなった印象。
前半とクライマックスで2回演じられるシーンでの登場人物たちの心境の違いが狙いなのはワカるが、序盤での笑いがこのテーマには似合わない気がして今一つ入り込めないのは川崎版と同様。
一方、エピローグの「語らなさ具合」は秋葉演出の真骨頂。
また、前述の繰り返すシーン(の2度目)に「ダブリンの鐘つきカビ人間」に一脈通ずるモノを感じる。

【全日程終了!】鬼畜ビューティー【ありがとうございました!】

【全日程終了!】鬼畜ビューティー【ありがとうございました!】

ロ字ック

サンモールスタジオ(東京都)

2012/06/06 (水) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★

ドロドロだけどサッパリ
女同士、それも姉妹でドロドロした性的な確執、それもをこれでもかというほど露骨に描いて見せつける。男としてどういうスタンスで見ればいいのか困るほどだが、高みの見物的に楽しんだ。オープニングで流れた川本真琴の曲がツボ。

サロメ

サロメ

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2012/05/31 (木) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かった!
多部未華子さんのサロメが、無邪気に残酷でとても良かったです。「穢れのない強さ」がありました。
ヘロディアの麻実れいさんは、相変わらずオーラ輝いていました。カーテンコールの時に、目の前でドキドキ。(宝塚時代からファンですv)

ラストの血が広がっていく演出、その血の海が綺麗に水鏡のようになっていて、ヨカナーンの首に求愛するサロメを映し出すところが幻想的で美しかったです。
あれ、どうなっているんでしょうね。

舞台は、白と赤と黒の色使いがとても印象的でした。


個人的にですが、ロ字ック「死と再生のテクノに」でお会いしたベータさんが、その時とほぼ同じ格好で(ちがう・笑)出ていて、なんだか嬉しかったです。

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サスペンデッズ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★

ドラマを越えていくこと。
親から子への遺伝と、そこに生じる想いを綴った普遍的で良質なドラマであると思います。
ただ、それ以上でもそれ以下でもないというのが正直なところです。それはこの作品でわたしは生身の人間を感じることができなかったから。

ネタバレBOX

上述のとおり、良質なドラマであると思います。ただ、どこまでもドラマ性を越えてこない。そこは血のつながりという意味で良くも悪くも人間の吐息や鼓動があるはず(それは作中で言えば、父親の子どもへの暴力であったり、その原因ともなる飲酒の遺伝性だとか。もっと拡大解釈を許していただけるのであらば、舞台上に延々と血の配合を繰り返してきた人間が立つということをも含めて)にも関わらず、それが情報としては伝わってくるが、曖昧に、非常に粗い描線としてでしか伝ってこない。

なぜなのか。そこには舞台上の話であるという前提が薄い膜のように各人物を取り巻いているように思えてなりません。その事実を否定するつもりはありませんが、虚構・架空を越えていかない限り、単なるドラマでしかない。たとえば、観客にある人物に感情移入させるなり、「そうですよ、わたしは現在舞台上で演技を行っていますよ」と開きなおるところからはじめてみても。たった一瞬、観客をハッとさせるだけでもいいのですが。

どうにかしてドラマ性を越えていかない限りは、「いいおはなしを見たな」という観客の客観性を越えていけない。ならばお金も時間もかからないテレビドラマでいいんじゃん? というところに少なくともわたしは行き着いてしまいます。

大きく捉えれば、現在は客観の時代というのもあると思います。退屈で不安が蔓延る日常の中で、我関せず。人を他者として客観的に眺めるというのがはやっているので。なので想像も出来ないような凶悪犯罪が発生すれば目を背けるではなく、そこに引き込まれてテレビに釘付けという状況も起きる。客観性の枠を破らずにいかに安全地帯で自身を犯されず、でも面白いものを見たい。そんな我が儘を表現者は要求されているわけですから。観客を主体に、ある意味で観客にリスクを負わすようなドラマ作品を見たいし(それはもちろん観客いじりだとか、観客の身に危険を与えるとかそういう意味ではなく)、そうでなければ「なぜ舞台でなければならないのか」という、なんども問われてきたような問いにまたぶつかってしまうので。

平成24年6月歌舞伎鑑賞教室「俊寛」

平成24年6月歌舞伎鑑賞教室「俊寛」

国立劇場

国立劇場 大劇場(東京都)

2012/06/02 (土) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

わかりやすかった
平清盛に謀反して島流しにあった俊寛の物語。

中 村 橋之助さんがその悲哀を 体全体で表現。なかなか面白かった。

星がるキミは雲の下

星がるキミは雲の下

ppoi-っぽい-

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★

はっきりしない、
もやもやっとした曇り空のような芝居。

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