
バカデカ
MENSOUL PROJECT
テアトルBONBON(東京都)
2012/08/05 (日) ~ 2012/08/12 (日)公演終了
満足度★★★
暖かみが表に出た役者達
暗転の数が多過ぎて芝居に感情移入するのを、その度に小休止されてるようで気になった。だけど、その気持ちの細切れ感を払拭させてくれたのが役者さん達の演技の背後に見え隠れする本来の人柄。「この人、きっと普段はこんな感じの役者さんなのだろう」と、役者個人にも興味を湧かせてくれた劇団男魂。おそらく演技力の確かさが物語るように芝居に向かう姿勢に暖かみを感じたからだろうと思う。初観の劇団だったけど「また次回の芝居も観たい」と思った。

進化とみなしていいでしょう
クロムモリブデン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/07/28 (土) ~ 2012/08/14 (火)公演終了
満足度★★★★★
うんうん、進化とみなすしかないかもね
クロムモリブデン、「不躾なQ友」から、欠かさず拝見していますが、とにかく、いつも感心するのは、作演の青木さんの頭脳明晰さ!
ジャンル分けすれば、不条理劇的なのかもしれないけれど、全く意味不明な部分はなく、何度も観てて頷く箇所が満載。だけど、私の平凡な頭では、これをうまく解説したり、論評したりは難しい…。
何だか、曰く言い難い興奮と、同感をない交ぜにした、感情が湧きあがり、見せられている世界は、とんでもないのに、舞台に懐かしい同胞感を抱いて、ニコニコしつつ、席を立つ。クロムを観ると、常に同じ反応をしてしまいます。
作演の青木さんの超人ぶりもさることながら、この演出に応えられる役者陣の表現力がまた凄い。たぶん、私は、もうこの劇団の中毒患者なのかも。
まだ、この毒を知らない家族に、過去の公演のDVDを買って行きたくなりましたが、冷静な親心が、自制して、諦めて帰って来ました。
本当は、家族にも、クロム中毒になってほしかったけど…。

【13日(月)14:00追加公演ございます】父母姉僕弟君
ロロ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/08/05 (日) ~ 2012/08/14 (火)公演終了
満足度★★★★
椅子がいっぱい
笑いあり、そしてメッセージ性強くて面白い作品でした。
衝撃的なシーンや、ちょうどよく際どいシーン、はっちゃけたシーンもあって飽きなかったです。上演時間は120分と当制挨拶で言っていましたが、その長さはあまり感じませんでした。

【13日(月)14:00追加公演ございます】父母姉僕弟君
ロロ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/08/05 (日) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

人間なんてラララのラ
劇団だるま座
アトリエだるま座(東京都)
2012/08/01 (水) ~ 2012/08/10 (金)公演終了
満足度★★★★★
多様な要素が融合した素晴らしい公演!
作品名から、ちょっと軽い感じの作品かな、と思っていましたが・・・。
冒頭、(前説からつながって)舞台の紹介から始まり、
白が基調のやや抽象的な雰囲気であって、
今回はどんな芝居になるのかな?と思わせる。
そして、芝居も舞踊を交えたやや抽象性を帯びていて、
今度は、だるまさんにしてはかなり毛色の異なった作品を
見せてくれるのか?と思っていたら・・・
(以下ネタバレへ)

金の卵1960~あすなろう~
劇団だるま座
アトリエだるま座(東京都)
2012/06/21 (木) ~ 2012/06/27 (水)公演終了
満足度★★★★
予想外の展開が面白い
かなり遅くなりましたので、なるべく簡単に。
この劇団、色んなジャンルをやられるので、
今回はどうなるのかな、と思ってました。
はじめは集団就職の場面で、
こんな感じでホンワカした感じで話が進んでいくのかと思ったが・・・。
しかし、そうではなかった。
この時代特有かもしれないが、色々裏街道(?)の人が出てきたりして。
こういう、話がどこへ行くか分からない、というのが面白い。
もちろん、役者陣の演技力がそれを支えているのだが。
(多少難があった方もいましたが、
なんかそれも役の個性に感じられたりして)

40ちょいすぎまだまだチェリーボーイズ
劇団サードクォーター
テアトルBONBON(東京都)
2012/07/25 (水) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★
千秋楽観劇
連作でしたのね・・・・・
冒頭に、これまでの話のダイジェストが流れて。
世界観への導入は上手でしたが。
連作として続く分、人物紹介と次回への期待感で幕!。
では、チト肩透かしを食らった気分になり申した。

怪談
人形劇団ひとみ座
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2012/07/26 (木) ~ 2012/07/27 (金)公演終了

いつか見た男達~ジェネシス~
劇団500歳の会
本多劇場(東京都)
2012/07/28 (土) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

人魚姫
三越劇場
三越劇場(東京都)
2012/07/21 (土) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★
夏休みチビッコ向け・・でしたかな
沢田亜矢子さんに釣られて観劇(^^)です
まじめに、原作通りにやってた分。
リトルマーメイドの方がハッピーエンドな分、勝ちでしょうか??。
お子様向けとはいえ、
小さすぎる方も多くて、わかってるのかなぁ・・?。
と思ったりもしました。
楽しめたんですけどねー

【全日程終了!ありがとうございました】小田急VSプレデター(東京)
劇団東京ペンギン
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2012/08/04 (土) ~ 2012/08/05 (日)公演終了
満足度★★★
ガチャガチャしてたけど刺激的!
展開はかなりのハイテンポでポップ♪
セリフの中に遊びゴコロが盛り込まれています!
それが笑いを誘ったり刺激したり…
ちょっと聞き取りにくい部分もありましたが役者さんの熱量は伝わってきます♪
登場人物の女の子2人の存在が良くわかりませんでした…f^_^;)
ブスとか何とか言っていたと思いますが…
プレデターの被り物はもう少しディテールに拘れば
もっと怖い迫力が増して緊張感が高まったかも⁉
全体的にガチャガチャした印象でしたが私の中では結構、刺激的で愉しめました♪

Nouvell Vague
TUFF STUFF
シアターサンモール(東京都)
2012/08/08 (水) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

ミュージカル ドリームハイ
TBS
新国立劇場 中劇場(東京都)
2012/07/03 (火) ~ 2012/07/20 (金)公演終了
満足度★★★★
実は、まったく知識が無く観劇・・。
その分、楽しめましたが。
なんというか、昭和の香り?大映ドラマ?。
レトロ感が、かえって楽しめたという(^^)。
ミュージカルな分、いろいろな力量の方の歌が聞けて満足しました。

リトルショップ・オブ・ホラーズ
アトリエ・ダンカン
本多劇場(東京都)
2012/06/07 (木) ~ 2012/06/20 (水)公演終了
満足度★★★★★
最初に見たのは映画でした・・・
懐かしい主題歌(?)に、楽しい登場人物!
特に主人公よりも、やはり歯医者さんが凄かった!!
(まぁ細くて、レザーやらエナメルが良くお似合いで羨ましい(^^)
映画版では、巨大になってキングコングよろしく町を蹂躙する
オードーリー2のオチも考えられていたようですが。
いろんなヴァリエーションがあるのか?
舞台のラストも華やかで、気に入りました。
楽しかったー。

重力
トム・プロジェクト
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/25 (水)公演終了
満足度★★★★
星新一のSFショートショートみたいだった
ここはどこ? 私は誰?
といった感じでのサスペンスから・・・
ホント夏向きな話に展開していく作品でした。
遊園地のビックリハウス(表現古いっすね(^_^;)のような、
舞台美術が印象的で。
タイトルにも納得し、話の内容も前向きで好みでありました。
チラシよりも綺麗な<生>川島女史に感動です

東京裁判
パラドックス定数
pit北/区域(東京都)
2012/07/31 (火) ~ 2012/08/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
信頼を裏切らない劇団
前回上演時には2階傍聴席で観たので、今回は1階普通席。
役者の表情が見えて、緊迫感が増した。
前回、台本も買っているし、
台詞や展開はだいぶ覚えていたにも関わらず、
やっぱりドキドキして目が離せなかった。
前説後説も含めて、本当に素敵な劇団だと改めて思う。
作品を観るたびに、過去に何作か、見逃したものがあることを後悔する。

非実在少女のるてちゃん
笑の内閣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/08/03 (金) ~ 2012/08/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
いい!!!
へったくそだなぁ~ってところも含めて楽しい。
思いきりの良さが素晴らしい。
久しぶりに大笑いした。
表現の自由についての主張にも共感できた。
アフタートークも当たりだった。
また観たい。

また悪だくみをしているのね
電動夏子安置システム
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/08/07 (火) ~ 2012/08/12 (日)公演終了
満足度★★★★
翻弄されるとはこの事
電動夏子安置システム、実に4年ぶりに観た。
前に観たのは『笑うフレゴリ』
知的な仕掛けが沢山だった印象が未だに残っている。
そして今回。
舞台装置がかっこ良かった。
いくつもの部屋を一つの舞台空間で華麗に魅せる空間作りが、
なんかモダンな感じ。
ドアが沢山、壁はなし。
やっぱ舞台は物が少ない方がかっこ良い。
その一つの空間を、照明でテンポよく切り取って場面転換、という手法が観ていて心地良かった。
企業内対立を抱える会社の重役の家を舞台に、誘拐事件やら悪だくみやらなんやらが入り乱れてごっちゃごちゃ。
みたいなあらすじ。
「勘違い」というのが一つ、芝居を面白くしていた。
それぞれが、自分の持っている情報のみを頼りに、そこに引き付けて話を進める。
その、誤差が次第に破滅的になっていく過程に思わずニヤリ。
勘違いされたらイヤだな、なんて思いながら人は言葉を選んで暮らしているが、
実際には世の中、勘違いとすれ違いに満ちているのかもしれない。
役者陣はバランス良く色んな個性が揃っていた。
会社の重役・江島伸年(=道井良樹)の雰囲気、
家政婦・二宮實智子(=なしお成)のコミカルさ、
警察・佐地兼生(=小原雄平)の渋さといい加減さ、
そして謎の女・三橋由子(=田口愛)の存在感。
素敵でした。
この内3名は劇団員との事。
面白い人が揃ってるな。
「勘違い」ネタで初めから終わりまで強引に攻めきった感はあるものの、リズムとテンポで愉快に観られました。
多少、伏線を張りすぎてこんがらかる部分はあるものの、
劇場出た後に
「あれ、なんだったんだろう?」
とパンフレットを開いてしまうのも、
この手の芝居の醍醐味だろう。

荒野1/7【全日程終了・ご来場いただきました皆様ありがとうございました!】
鵺的(ぬえてき)
ギャラリーLE DECO(東京都)
2012/08/07 (火) ~ 2012/08/12 (日)公演終了
満足度★★★★
事実を背景にした重さ
家庭環境が複雑な「家族」は多いだろうが、そこでメンバーの各々が抱え込む問題とそれへの対処を問う作品である。与えられた条件は、理不尽であるが、各々は、それにどう対処するかでそれぞれの価値を測られる。待ったは無い。だが、その選択が夫婦・親子の間で絶えず更新されていることを意識せざるを得なくなるとしたら、人はその時、何を根拠に、どのように問題に対処するのか。そんな問いを突きつける作品であったが、事実が背景にあるという。この作品を見た者たちも、己の条件下でそれぞれ考えねばなるまい。救いは、この劇の作者がやったように、問題を内在化して悩み、悩みの底を抜き出て、対象化し把握すること。そして、それが唯一の対抗策であろうことが、少なくとも観劇後には、分かっていることだろう。

ふくすけ
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2012/08/01 (水) ~ 2012/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★
「危ない」 「おぞましい」 フリークス、奇形児、騒乱主婦、売春婦、盲目の教祖、新興宗教…そして放送禁止用語の連打!
フリークス、奇形児、騒乱主婦、売春婦、盲目の教祖、新興宗教…危ない問題の数々を、放送禁止用語の連打で描く!
おぞましいキャラクターと強烈な内容を、豪華キャストで、しかも渋谷、シアターコクーンで上演。
吃音(どもり)の夫を演じる古田さんは、他ではなかなか見れない気弱なキャラクターが面白い。
タクトを振る姿も良し!
盲目の女性を平岩紙さんが丁寧に演じて、健気さがよく出ています。
同じ松尾さん演出の「農業少女」で賞総なめ、「サロメ」も高評価だった多部美華子さんは、
通りの良い高い声、これだけの面子の中では、違う種類の存在感を残す。
その意味では、江本純子さんも他の方々とはやはり「種類」が違うキャラクター性を主張していたし、
これだけ個性豊かな面々が揃うと、一人ひとりが色んなことを常に仕掛けて来ていて、本当に面白い。
第二幕休憩明けの携帯電話などの諸注意を、係の人が説明していたかと思うと、そのまま舞台上に飛び乗って演技を始めるし。
もちろん、俳優の演技だけでなく、本も演出も、細かいところにも少しでも笑いを入れる凝りよう(犬の人形のところとか)にも感心。
純度の濃い闇鍋(毒入り)状態と言うか…良い意味で。
2時間45分、まさに映画でもテレビでもない、舞台の贅沢を味わっている充実感があって、本当に、満腹でした。