最新の観てきた!クチコミ一覧

128441-128460件 / 189759件中
天守物語

天守物語

Studio Life(劇団スタジオライフ)

紀伊國屋ホール(東京都)

2012/06/09 (土) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

夢幻
単なる恋愛物語ではない。人と俗世の綱渡り。生前と死後の世界。なぜ人は私欲に溺れてしまうのか。なぜ人を蹴散らすような事をいってしまうのか。富姫の『人の世というのは、、、』という言葉←多分。耳が痛い。図書之助に対しての思いは清らかでまっすぐだから惹かれたのだと。衣装も素敵ですが、音楽がいい!!何度でもききたくなる。『通りゃんせ』があんな風になるなんて誰が想像したか。ままだ後少しこの世界観に浸れる事を幸せに思います。

「ギブミーテンエン~昭和29年のクリスマス~」(6月)

「ギブミーテンエン~昭和29年のクリスマス~」(6月)

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

なかなかに
骨太なお話。戦後のあの時代、男も女も必死に生きていた。人を蹴散らしの仕上がったもの、それを利用して勝ち組になろうとしたもの、家の為に身体を売られたもの、誰かの役に立ちたくてむちゃをするもの。それぞれの人生だけど、なにが正しく間違っているか。彼のあの最後の言葉は本心以外の何者でもない。その気持ちを押し殺して生きていたのだと思う。6番シードさんを初めて観ましたが、この舞台でよかったです。また違う作品も観て観たいです。

『COUPLE』

『COUPLE』

カワグチプロヂュース

小劇場 楽園(東京都)

2012/06/21 (木) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★

客席の一部に
一部屋設けてあるという、ユニークで面白い舞台装置でした。小劇場「楽園」の狭さを上手く利用してあり、感心!また、典型的な日本家屋の作りで、別の部屋の生活音がモロに聞こえてくるなど、とてもリアリティがありました。さて内容ですが、クライマックスでは場内すすり泣きの嵐で、設定のありえなさや不明瞭な部分のもやもやも吹き飛ばした感がありましたが、このストーリーどこかで観たような・・・・。いえ、似ていてもいいのですが、それならもう少しフォーカスする場面を変えたほうが良かったのでは、と思いました。

ネタバレBOX

これ、内容が、ものすごく名作「煙が目にしみる」に似てますよね。感動を呼ぶ場面も同じ。「煙が・・・」のほうはコメディ仕立てで、こちらはシリアス感が強いですが、それなら強調するところを「限りある生を生きるとはどういうことなのか」とか、「死ぬ一週間前に結婚することの意味」とか、「それぞれのカップルのそれぞれの愛情」にするとか、別の視点から捉える必要があったと思います。
ヒーロー ア ゴーゴー!

ヒーロー ア ゴーゴー!

劇団東京都鈴木区

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★

ヒーロー
いい感じのバックステージコメディ。楽しめる。

ネタバレBOX

閉店前のマルゴツ百貨店屋上でのヒーローショー開演前の楽屋。雨でショーは中止になるも、そこに地球侵略の偵察にきたナンバー55(戸田早奈美)がやってきて…。

序盤から大人数のドタバタで賑やかな舞台。会話の掛け合いもニヤっとできて率直に楽しかった。現実味のあるキャラで落ち着いているところは落ち着いているって安定感もある。支配人(鈴木智晴)とかはコメディタッチだけど。バランス良かった。出演者が活きてる感じがした。
話も、ナンバー55の悲しみ→ヒーローショーと、緩急がついてて良い。ヒーローショーの場面は、心くすぐられた。きちんとした声優を起用したのが奏功したと思う。演者も客もノセる魅力がある。

最後のマルゴツ構想や荷物ジャンケンからの流れも、いい感じでクールダウンさせてくれる良い構成だった。
ハムレットォ!!

ハムレットォ!!

少年社中

あうるすぽっと(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/05/31 (木)公演終了

満足度★★★★

さすがのアレンジ
原典そのままではなく、あの「事件」を旅役者たちが劇中劇として上演しワカり易く見せた後、「その後の当事者たち」を描いたオリジナル部分を経て「クライマックス再び」から有名台詞のアレンジ&ハッピーエンド(?)にもって行くのが巧み。

ネタバレBOX

旅役者の芝居を当事者たちの霊が見て、指導(!)するという発想や、「生きるべきか死すべきかは問題ではない」なんて台詞、イイよなぁ。
10年目のペンギン

10年目のペンギン

はらぺこペンギン!

ザ・ポケット(東京都)

2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

鼻で笑ってしまいました。
テンポだけでなく、
それぞれの役者のキャラが立っていて、面白かったです。

ネタバレBOX

真矢みきは鉄板ですね、笑いが常にありました。

ただ、暗転が多いが、少し勿体無い気がしました。
使っていた音楽も、既存ではなくオリジナルを使うと、更に良いものになっていたと感じました。
幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい

幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい

アマヤドリ

STスポット(神奈川県)

2012/05/24 (木) ~ 2012/05/28 (月)公演終了

満足度★★★★

初演より説得力が増す
初演よりも内容に合った広さの会場での上演となり、説得力が増した感じ。
そして「ミイラ取りがミイラに…」ではないが、いつの間にか立場が変わっているラストとそれを明かす場面でのあおりの照明が特に印象的。
なお、出演者が少なくても「身体を傾けた後に、その方向に駆け出す」動きは健在なのにニヤリ。

ローザ

ローザ

時間堂

王子スタジオ1(東京都)

2012/05/16 (水) ~ 2012/05/29 (火)公演終了

満足度★★

「誰かが誰かを演じる」ことを信じられるか。
予備知識無しでも楽しめる、とはあったが、予備知識皆無では、難しい印象の方が強いのでは、と思った。
この時代に、理想に燃えていた共産主義・社会主義革命の話を上演する、その意図を考えたくなった。演出家には、何らかの意図があったようにも感じたが、演者側はその意図をもっていた(共有していた)のだろうか。

ネタバレBOX

お話の肝は、ローザの周りの人たちが、ローザを演じていくことで、彼女が自分にとって/相手にとってどういう人だったのかを改めて理解していく、というものだったと思う。しかし、エーベルトやツェトキンやカウツキー夫人が、「ローザを演じよう」と言い出すこと自体が、私は残念ながら信じられなかった。
その場にいる役者が、「エーベルト他を演じよう」と言う→「さらにローザを演じよう」と言う、という段階なら、信じられたようにも思う。誰かを演じようとする衝動は、役者にとっては自然なことだが、そうでない人間にとって果たして自然なことなのか。話を観賞する前に、それを考えさせられてしまった。
轟く

轟く

ビニヰルテアタア

こった創作空間(東京都)

2012/06/08 (金) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★

文学的な印象。
恋、と当日パンフレットにはあったが、想像(というか妄想)と現実がモチーフ。リアルなセットと幻想的なストーリーが、独特な世界観を織りなしていた。醜いものを美しい言葉で語る違和感が、世界観を支えていたように思う。
暗転が少し多く、集中力が途切れやすかったのが難。また、美しい言葉が役者の口になじんでおらず、その言葉に違和感を感じた。しかし、違和感を感じることで、その言葉が引っかかるので、それは演出であったのかもしれない。また別の作品を観てみたいと思った。

GO HOME

GO HOME

サスペンデッズ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

胸が詰まるラストシーン。
早船聡さんのお話は、父と子、母と子、夫と妻(特に離婚した夫婦や、子どものできない夫婦)など、家族のモチーフが必ず出現する。人間の関わり合いの原点だからだろうか。
鮭が川を遡るように、人生のさまざまなシーンを遡っていく。
どうしようもない、人生の理不尽や挫折、日常などがさまざまに絡み合っていく様が、美しく紡がれていく。
ラストシーン、絶望なのか、希望なのかわからないけれど、胸が詰まった。

ヴェニスの商人

ヴェニスの商人

シェイクスピアシアター

俳優座劇場(東京都)

2012/06/19 (火) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

シンプルさが際立つ舞台
装置もなく、衣裳もごくシンプルなもののみ。さらに、女性のみで演じられているためか、ストーリーの筋が際立つ演出。
幕開き当初、棒読みとも言えるほど抑えたせりふの応酬に少し違和感を感じたが、徐々にその効果が現れてくる。

シャイロック役の奥山美代子さんが素晴らしい。
女性であるとかそういったことを全く意識せず観られた。

キャスト変更があった模様で、アントーニオが兼ね役をしていたのが、一瞬ストーリーの理解を邪魔したのが惜しい。

道化から公爵まで、いくつもの兼ね役を演じ分けた木村美保さんのエネルギッシュさと技術に脱帽。

バッサーニオは、役者さんが少し女性らしさが残る方で、二枚目とは言え、声の弱さが少々惜しい感じだった。ただ、ラストの指輪にまつわるコミカルなシーンでは、表情が大変豊かでよかった。

同時上演の『ペリクリーズ』も観たかったが、時間が合わず断念。大変残念。

血みどろ君

血みどろ君

踊れ場

ひつじ座(東京都)

2012/06/19 (火) ~ 2012/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★

なーんだそういうこと
とも思いましたが、藤吉みわさんの魅力溢れる小品でした。

ネタバレBOX

血みどろの人と普通に接するシュールな話かと思っていたのですが、結局ゾンビの話でした。

癖の強い登場人物、婚活殺人鬼の設定など面白いところもありましたが、ゾンビということでちょっと興醒めしてしまいました。確かに血まみれですが、死んでもまた動き出す、仲間を増やすなど、ゾンビの話はパターンが決まっていて発展性がありません。

そんなこともあってか、演出家、池亀氏のダメ出しシーンや、出演者を集めるときの苦労話などのメイキングシーンを取り入れて、特別な味付けを施していたことは認めます。

身近な演劇をという趣旨と時間が60分ということはイコールなのでしょうか。私にとっては青春事情『静かの海』以来となる藤吉みわさんの元気さと少しのほほんとした明るい魅力を感じることができましたが、それを看板にしたハーフタイムシアターってことなんですかね。
人斬り海峡

人斬り海峡

タイガー

OFF OFFシアター(東京都)

2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

笑った。
何も考えずに楽しめるお芝居。
バカバカしくてくだらないが、笑ってしまう。
そして特に何も残らない。
もらい笑いが止まらなくなって焦った・・・。

南部高速道路

南部高速道路

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2012/06/04 (月) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

観た。
閉塞感や絶望感がジワジワ広がっていくが、やがてコミュニテイが出来て人々が助け合いながら生きていく様が巧みに描かれていた。
舞台と客席通路の使い方が斬新で良かった。
こういう不条理劇は好み。

『宮本武蔵』

『宮本武蔵』

五反田団

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2012/06/08 (金) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

予想通り
五反田団が時代劇をやるとこんな感じになるというお芝居。
ずるいけどやっぱり面白かった。

ネタバレBOX

佐々木小次郎と戦わないのが良い。
星がるキミは雲の下

星がるキミは雲の下

ppoi-っぽい-

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★

うーん
自分には面白さが分からなかった。
もう少しメリハリをつけたり、キャラを立たせられたら観やすいかも。

スキラギノエリの小さな事件

スキラギノエリの小さな事件

城山羊の会

小劇場 楽園(東京都)

2012/06/06 (水) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★

観た
城山羊の会らしい、ゆるくてエロくて苦笑い。
相変わらず世界観が独特。
自分としては、前作「探索」の方が好みだった。

ナカフラ演劇展

ナカフラ演劇展

中野成樹+フランケンズ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/06/07 (木) ~ 2012/06/20 (水)公演終了

満足度★★★★

A2、B、C観劇
初ナカフラ。
原作を知らず、誤意訳の意味もよく理解せず観劇したが面白かった。
自分としては、『サマーキャンプ』と『きいてごらんよ、雲雀のこえを』が良かった。

乙女ごころ三人姉妹【閉幕いたしました】

乙女ごころ三人姉妹【閉幕いたしました】

直子あんりタイタイ

CCAAアートプラザ ランプ坂ギャラリー ランプ3【四ツ谷】(東京都)

2012/06/02 (土) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった
三人の女優さんが着物姿でパワフルに演じて魅力的だった。
楽しんで演じているのが伝わって、観ている方も楽しかった。

教室短編集

教室短編集

劇団「14歳」

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/06/19 (火) ~ 2012/07/01 (日)公演終了

満足度

発表会???
とっても個人的なかんそうなので「ネタバレ」BOXにて

ネタバレBOX

11歳から16歳までの女優さんの卵? の一生懸命さは よーく感じられましたが・・・
演出も多彩なメンバーでとっても期待していたんだけど、少々期待外れな感じでした。

一つの作品っていうのは、いい脚本であっても いい演出家であっても 演じる役者の力 っていうのが大切なんだな と改めて感じてしまいました。

出演者の身内の方だったら ハラハラドキドキしながら見れたのでしょうが・・

正直 お金を取って客に見せるべきものでは なかったレベルと感じました。

演じている娘さんたちは 本当に一生懸命で 将来 味のある役者になってほしいけど 運営する側はもっと考えてほしいとおもいます。

このページのQRコードです。

拡大