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口紅を初めてさした夏 (再演) 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

口紅を初めてさした夏 (再演) 無事公演終了致しました!ありがとうございました!

TOKYOハンバーグ

ワーサルシアター(東京都)

2012/08/02 (木) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★

スナック
場末のスナックという言葉は懐かしい響きですね.若い人にはわかるのだろうか・・・最近はスナック紹介番組もありますね。居心地のいいスナックならきっと家族的な憩いの場になるのでしょうね.
お話はとても面白かったです.役者さんがうまいのでお話にリアリティが持てました.まち子さんの気持ちもわかりやすく伝わってきました.
狭い空間なので,セルフが突き刺さる感じもありました。最初の頃のお客さんのおしゃべりは少し台詞が多すぎて聞き取りずらかったです.

ネタバレBOX

ラストの終わり方について、友達と話したのですが,レンちゃんはまち子さんにとっての一夏の幻になるのだとしたら,本当は実在しない人だった,とかじつは死んだ彼が少女に身をやつして出てきた、とかファンタジーで終わるのもハッピーエンドぽくていいね.なんていう意見も出ました.
(勝手なことを・・・)
まち子さんにはこれから幸せになって欲しいです.
東京裁判

東京裁判

パラドックス定数

pit北/区域(東京都)

2012/07/31 (火) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

弁護団が主役
骨太の作品だった。
東京裁判を傍聴しているような感覚にとらわれた。
やはり戦勝国による、私刑であるの間違いないであろう。この芝居は静謐な法廷を舞台に日本国弁護団の裁判に対する違法性を徹底的に戦う姿を現している。
野木さんの脚本、演出は冴え渡り、役者の皆さんの演技も弁護団になりきっていて目を見張るものがあった。
すばらしい作品であった。

回想電車999

回想電車999

壱劇屋

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2012/08/07 (火) ~ 2012/08/08 (水)公演終了

満足度★★★★★

誰にも真似のできない力は大きな光を発する!
前半は言葉の単語を断片的に表現されて掴みどころのない前半!
言葉が聞き取りにくい所もありましたが割と動きが緩やかな感じで進む♪

今回の公演はストーリー重視している様な見た人の感想も言ってたので
割と落ち着いた感じで進むと思っていたら….⁈

中盤から徐々に話しが見えてくる
回想の奥へ奥へと進むにつれて
だんだんと単語が繋がってくる♪

それを表現する動きがダイナミックが加速!
そしてパントマイム的な動きも盛り込まれていつもの壱劇屋の怒涛の展開へ!
これでもかこれでもかと畳み掛ける!
特にロープを巧みに使った見せ方は凄いの一言!
たとえロープがもつれようとも動きを止めない!
終盤は只々圧倒されてました!
どれだけの練習量を重ねればと思う程、
始まりから終わりまで役者さんは舞台から見えていて動きが止まらない!
汗ビッショリの熱演!

特に竹村晋太郎さん&客演の一瀬尚代さん(baghdad cafe)&延命聡子さん
は輝いてました!

メーテル役の一瀬さんは雰囲気といいまさに適役!可愛い~♪
あんな動きの早い一瀬さんも魅力的♪

もう1人の客演の延命さんはTwitterで観劇後、
誰か呟いてましたが安定感抜群!
落ち着いた演技で全体を引き締めています♪

そして、前回公演でも主役で存在感を示していた竹村さん!
今回も破壊神として迫力ある演技!

今回も私の想像を遥かに超えた圧倒的な力をヒシヒシと感じて興奮しました(^ ^)

あまり褒めるとピノキオみたいになりそうですが
脚本&演出の大熊隆太郎さんは天才か?と思う程の独創的な構成力!
ロープやダンボールを使った細かい演出も心憎いです!
ダンボールに書いた線路を脱線ゲームの様にしたり、ロープが星になったり!
舞台を縦横無尽に使って視覚的だけでも楽しめるお芝居♪

大熊さんの「世にも奇妙な物語&ハリウッドアクション&少年ジャンプ」様な感じが何となく納得♪

この劇団に敢えて苦言を呈するなら客演人に負けないくらいの
役者力をつけて輝いて欲しいなぁと~f^_^;)
他の劇団からもどんどん客演をお願いされるぐらい!
それはパフォーマンスだけの劇団に見えない様に…
そうなった時は眩しいぐらい輝くと思います☆☆
偉そうな事を言ってスイマセンm(_ _)m


また10月にインディペンデント1stで公演が行われます
まだ観た事ない人は是非、観て欲しい劇団です!

動きでも魅力するお芝居はもう東京を飛び越えて
世界でも通用すると思います!
たぶん…f^_^;) きっと…f^_^;)
そう願いたい…

誰にも真似のできない力は大きな光を発する!
そして感動を生む!

これからこの劇団の勢いは加速しそうな
予感を感じさせる魅力的なお芝居でした(^ ^)

荒野1/7【全日程終了・ご来場いただきました皆様ありがとうございました!】

荒野1/7【全日程終了・ご来場いただきました皆様ありがとうございました!】

鵺的(ぬえてき)

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/08/07 (火) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

必要な儀式
七人七様、藪の中のような。

ネタバレBOX

きょうだいが集まり、また散っていく、虚しいけれど必要な儀式。

登場人物は7人、丸椅子が思いっ切り横に九つ並んでいる。客席は丸椅子に近いから端だと見づらいだろうなと真ん中辺りに座りました。中央に長男が座り、向かって左隣にハマカワフミエさん、絶好の位置でした。

父親が母親を殺し家族は崩壊、きょうだい7人はそれぞれ別々のところに貰われて行きました。父親が倒れ、延命処置の有無を確認するために長男がそれこそ20年振りぐらいに招集し、全員が集まったのでした。

殺人の真相が語られます。何となく感づいていたきょうだいもいましたが、虐待から子供たちを守るためでした。幼い頃の曖昧な記憶や養父母からの刷り込みがあると目から鱗、藪の中の一筋の光です。

この時点ではきょうだいには誰も子供がいません。三番目の長女が猫を虐待してしまった程に、多くのきょうだいには過去の虐待の記憶がトラウマとなって残っているようです。そして六番目の次女だけが腹違いであったことが明らかにされました。

父親の実像が明らかになったとは言っても今更感があり、現在の家を大切に考えたり、経済的負担に耐えられなかったり、はっきり言って無関心であったりして協力は得られませんでした。でも必要な儀式でした。

みんなが帰り、長男と二人きりになってから次女は妊娠していることを明かします。産むべきか悩んでいて、父親に会うことで何かが得られるような気持ちになっていて、長男と次女で出来るだけのことをしようとします。

長女が殺された母親の虐待癖を引きずっているのに比べ、次女には私には遺伝的に問題がないという自信のようなものが感じられました。一番下の三女はあまりにも小さかったため母親の影響を全く受けておらず、野島の人間、野島の人間と、何かと現在の姓を強調しているのが面白かったです。

長男にはそれなりの責任感があり、次男は分かったような顔をして、三男はヘラヘラとイジケ、四男はあの当時はやはり小さかったので全くの無関心でした。

そして、その後何らかの結論を得た次女は子供を産み、作家さんが生まれたということのようでした。
不思議の国の内蔵助

不思議の国の内蔵助

LOVE&FAT FACTORY

シアターブラッツ(東京都)

2012/08/09 (木) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★

不思議の国に紛れ込んだ
のは、私たち観客のような気がする(笑)。
芝居少々、エンターテイメント風の何かが、がっつりという感じ。
上演時間90分。

ネタバレBOX

本筋の討ち入りの話は、最初と最後にちょっと。
あとは、おしながきに従い、様々な何かが行われる(笑)。
最後のオチは、なんじゃそれは~(笑)。

工夫がある公演で個人的には、嫌いじゃない。
一番前の席は、観客による公演の写真撮影席であった。
あと、飴の配布があり、ちょっとしたことだが嬉しい。

公演内容は楽しめるところとそうでないところのギャップが・・。
ときには残念な雰囲気(失笑レベル)を漂わせつつ、
ぎりぎりのところで踏みとどった感じ。

劇団初見であったため、最初のうちは、訳が分からず、「何をしたいんだろう?」っと思ったのも事実である。
これが作風で毎回行われているとしたら、もっと分かり易くしないと、
ついていけない人は出てくると思える。
おしながきの説明もあったが、これだけだと不十分な気がする。

ラブレボリューション21への強引すぎる展開は、結構好きかも(笑)。
あと、録音テープに合わせて、演じるところも、なかなか。

舞台が中央にあって、観客が舞台を囲む形の方が、
もっと臨場感を感じれて良いような気がした。

演じ手は結構出演していたが、芝居の上手い人と公演内容のギャップが
不思議な感じだった(笑)。

スタッフは皆さんは、丁寧な印象だった。
【13日(月)14:00追加公演ございます】父母姉僕弟君

【13日(月)14:00追加公演ございます】父母姉僕弟君

ロロ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/08/05 (日) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★

家族との旅
時間を行き来しながら実の家族、仮の家族の関係性が描かれた物語で、シュールでノスタルジックな中に少しビターなテイストもある雰囲気が魅力的でした。
今までの作品とは異なる重く暗い質感も見られ、作風の深化を感じました。

ある夫婦が死別するとこらから始まり、夫婦の過去と現在と未来が並列して描かれ、反復や輪廻が盛り込まれていて不思議な時間感覚がありました。前半は色々なエピソードが乱立し、スベリ芸的な失笑系の笑いが多くて、不完全燃焼に感じられたのですが、後半は物語の芯が明確になり、印象に残る台詞もあり、見立てや音楽の演奏を用いた多彩な演出手法も冴えていて、引き込まれました。

ベタな感動を一旦相対化しつつもシニカルな表現にはせず、新鮮さを加味した上でベタに回帰した演出が心地良かったです。今までの作品は強烈な高揚感で賑やかに終わることが多かったですのが、爽やかな余韻を残す静かな終わり方が素晴らしかったです。

ベニヤ板だけで構成された舞台美術は、見てすぐにどういう大仕掛けがあるか分かってしまうのが少々勿体なく思いましたが、役者が意外な方法でその美術に関わることによって、とても美しいシーンとなっていて、強く印象に残りました。

漫画に出て来そうなようなキュートで個性的なキャラクターばかりで、全員が飛び道具的状態ながらも全体としてのまとまりがある演技のハーモニーが魅力的でした。
特に亀島一徳さんのちょっと駄目な所もある男らしさと、島田桃子さんの天使っぷりが素敵でした。

「パパ☆アイ☆ラブ☆ユー~It Runs in the Family~」

「パパ☆アイ☆ラブ☆ユー~It Runs in the Family~」

ファルスシアター

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/08/09 (木) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

良い出来
怒涛の1時間45分。

ネタバレBOX

数ヶ月前に観た同じ原作のお芝居よりも出来が良かったと思います。

数ヶ月前は入院患者のおじいさんビルが浮いた存在のように思えたのですが、今回は18年振りに訪ねてきたテートなどとの掛け合いにも上手く絡んでいたように感じられました。

婦長を車椅子に逆さに乗せるなんて、凄いこともやってのけていました。

ところで、デーヴィッドのグレイのスーツやヒューバートのベストは背中部分が汗でぐっしょりしていました。グレイは汗が目立ちます。ラスト近くでデーヴィッドは上着を脱いでいましたが、あくまでも講演のことを考えている彼ですから上着を着ているべきで、紺系など汗の目立たない色のスーツできっちりやってほしかったとは思いました。
また悪だくみをしているのね

また悪だくみをしているのね

電動夏子安置システム

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/08/07 (火) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

ああ、勘違い
ここまで勘違いが重なるものだろうか! の勘違い・すれ違いがてんこ盛り。
無理があるかな? のギリギリのところで見せてくれました。
とても面白かったです。

役者の皆さんも、キャラが立っていて魅力的。
特にお手伝いの二宮さんと教子奥様の会話には、ずっと笑わせていただきました。
豪邸の江島邸の各部屋が、出入りするドアを変えることでひとつ場所で演じられるのも、違和感なく見られて良かったです。

上演台本買いましたら、「おまけのページ」がことのほか面白かったです。

ネタバレBOX

ただ、最後に三橋由子を騙った女性の正体がはっきりしないことだけが、一点モヤモヤしました。
上演台本に書いてないかなと思いましたが、やっぱりわかりませんでした。
家政婦の伊藤さんがクローゼットに押し込まれていたとしたら、由子を騙った女性を(記憶が無くなるほど)殴ったり縛ったりしたのは誰でしょうか。
弘だとしても、その理由がわかりません。
こういうことを気にしてしまうのが、私の悪い癖です。

ああ、誰か教えてほしい。
CABARET ON THE SEA

CABARET ON THE SEA

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/08/08 (水) ~ 2012/08/15 (水)公演終了

満足度★★★★

やはり名作ですから
途中ホロリとくる場面もあったけど・・・。ただ,やっぱ,ミュージカルショーを演じさせ,ダンサーさんをあれだけ揃えるんだから,歌唱力のある人を持ってきてほしかったなぁ。でも,舞台としてはホンはやはり名作ですから,十分満足できるものでした。

ネタバレBOX

これって劇団○○○○○○の「○○」のリメイクっていうか,背景を変えてそのままじゃないですか。「○○」は初演も再演も観てるし,DVDまで購入して何度も観てるから本物には敵いっこない。もっともっと何かしてほしかったなぁ。
また悪だくみをしているのね

また悪だくみをしているのね

電動夏子安置システム

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/08/07 (火) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高に面白い
なんて面白い芝居だったんだろう。2時間が瞬く間に過ぎてしまった。会話のズレに翻弄されるまま,それぞれの思惑とたくらみが進行していく。ちょっと気が早いけど,自分的にたぶん今年のベスト10には入るんだろうなぁ。演技も見事,オタオタする様,動揺する様,戸惑う様,何とも言えず可笑しい。この芝居は何の問題もなく人に勧められる。見逃しては後悔する。

ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン

ハイバイ

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2012/08/12 (日) ~ 2012/08/13 (月)公演終了

満足度★★★★

ハイバイ「ポンポン お前の自意識に小刻みに振りたくなるんだ ポンポン」観ました
内容が違う二つの芝居をドッキングさせたような、ちょっとぎこちない構成。演劇編の橋下さんは、「いま身近にいる」と普遍的に感じさせる変な奴(実際は自分の内にもいるけど)、ゲーム編の吾郎君は、「子供の頃の自分に似ている」と個人的に感じさせるキャラ(過去のトラウマ系)。どちらも、自分の内なる世界からうまく出られず伝えられない。大人とこどもの、どうしようもない自我の世界。その周囲の大人たちも何かに依存していて、頼りない人間関係。そんな中、清々しく見える友情のラスト(えー?)に、静かにフェードアウトする余韻…他の岩井さん作品ほどザクザク傷つけられなくて、安心。

十三人の刺客

十三人の刺客

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2012/08/04 (土) ~ 2012/08/18 (土)公演終了

満足度★★

殺陣が・・・舞台装置が・・・
あの原作を、今度は舞台化!!
悪行の限りを尽くす明石藩藩主・松平左兵衛督斉韶と
松平を守る53人の侍・対・13人の刺客の死闘を通して、封建的な「武家社会」を描く。

松平左兵衛督斉韶の悪行は、舞台向けに割と足早に描き、
ドラマの中心は、島田新左衛門・高橋克典と鬼頭半兵ヱ・坂口憲二、
そして奈緒・釈由美子の敵味方双方に分かれてしまった若者三人の
友情とその後の運命を重心においています。

やはり最大のイベントは、延々と続く13人対53人の死闘。
あの、実に「映画的な」死闘を、舞台でどう表現するのか…。

結局、舞台上に、橋と、移動する大きなコンテナのような箱を3台配置。
狭い道に追い込む戦法などを表現していましたが、何とも中途半端で、
罠となる宿場町の地理的条件を表現するのは、やはり難しかった。

また、開演間もないからか、殺陣において、刀の先が相手に刺さる様子が
上手く定まらなかったり、血糊が噴き出す様子が不自然すぎたりして、
なんともおさまりが悪かったのは残念。
同じくマキノノゾミ脚本の「浪人街」での血しぶきと、水びたしの
迫力満点だった殺陣とは比較にならない出来だったのが残念。

高橋克典は、爽やかに夫婦愛を演じ、
また、坂口憲二は、引き締まった面長の面様がまったくもって時代劇にぴったりで、
普段の顔の表情とは全く違っていて最初誰かわからなかった程。
この変わりようは見事。
釈由美子は舞台版「天才バカボン」に次ぐ舞台出演で、新左衛門の妻を好演。
原作にはない、三人の青春劇は印象に残りました。

進化とみなしていいでしょう

進化とみなしていいでしょう

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/07/28 (土) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★

クロム スタイル
メモ。(↓)劇団メンバーに対して:またそのキャラできますか・・・。(↑)昇華。

ネタバレBOX

メモ。佐藤みゆき さんの、お弁当買ってきた(前半モード)の声が、松たか子さんに、意図的にされてるのかと思うほ、どそっくり。
終盤、椅子に掛けての自白のクロスは、音楽にのせてるわけではないけど、まるでミュージカルのよう。甘美にすら聞こえる。ただ、ふたりの声をともに聞けていたわけではなくて、何を言っているのか聞けたのは佐藤みゆきさんの方のみ。あのシーン、さくっと創れたのだろうか。→名演出。
Bitter days,Sweet nights

Bitter days,Sweet nights

キューブ

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2012/08/02 (木) ~ 2012/08/11 (土)公演終了

満足度★★★★

G2さん、ありがとうございます
橋本さとしさん、新妻さん、堀内さんと願ってもない取り合わせに引かれ、チケット買ったはいいけれど、実は、内心かなり不安があったんです。

G2さんの演出は好きだけれど、彼の最後に、観客心情を逆撫でするようなオリジナル作品の後味の悪さに辟易させられることが多く、できれば、今後は観るまいと決めていたので…。

でも、この作品は、意外にも、最後の最後まで、ハートフルタッチでした。

もっと下品なドロドロ系の芝居かと想像していたので、大助かりでした。

ただ、これ、ミュージカルとは言い難い気がしました。音楽劇どまりでは?

それと、病気を理由に、ジュン役が交代されたことを、私は、さとしさんのFCからのメールで知りましたが、会場のポスターにも、白州さんのお名前と顔写真が出ているままだし、場内アナウンスでも、全く告知がないので、代役をされた上山さんが、何だかお気の毒でした。あの好演の青年役は、白州さんという俳優さんねとインプットされて、会場を後にされた観客が少なからずいると思いますよ。

帰りに、友人が、入り口の足元に、キャスト交代の看板をみつけましたが、あんな場所の看板は、全員の目には触れないだろうし…。

せっかく、舞台そのものは良かったのに、こういう事務所の対応の杜撰さが気になって、星は、ひとつ減らしました。

ネタバレBOX

チラシに、「妻に似た女は何者か?」的な、煽動的コピーがあったので、てっきり、また小劇場で流行のドロドロ人騙す系のストーリーかと、ヒヤヒヤモノで観に行ったのですが、王道純愛物語で、心底安堵しました。

堀内さんと、さとしさんの役は、きっと不倫関係にあって、それで、妻が死んだのかしら?などと、ずっと、探りを入れて観ていたので、最後に、全くそういう芝居ではなかったと気づき、ほっとしたと同時に、最初から純粋無垢な気持ちで観ればよかったわと、かなり後悔もしました。(あー、罪な、小劇場の書き直し屋さん!)

新妻さん演じる、妻の妹、夏子が、本当に、素晴らしい!まるで、実写モノを観ている心境でした。死んだ姉の夫に寄せる複雑な心情を、時系列に、丁寧に表現して下さるので、脚本や演出の不備を感じずに済むのです。
舞台上では、初対面の筈の、夫と妻の妹の心の交流が、何日間の事柄だったのか、明示されないのですが、新妻さんの風情を観ていると、数日ではないのだろうとか、観客が想像しやすくなるんですね。

さとしさん、堀内さんも、所々笑わせつつ、でもしっかりと、役を壊さずに演じて下さるので、ともすると、表面的なお涙ちょうだいモノにもなりかねない脚本の危うさを、補完します。

G2さんは、以前拝見した「ライトインザピアッツァ」の演出タッチが大好きだったのですが、この作品も、そういう小粋な雰囲気が素敵でした。

最後のシーン、部屋の家具の配置を変えて、ちょっと小細工を施しただけで、山の風景に見せてしまうのですから、演出面での力量は、並大抵ではないなと改めて感嘆しました。

そして、特筆すべきは、青年役のピンチヒッター、上山さんの器用さ。この役は、かなりの難役で、舞台経験が乏しい役者には演じられない役だと思いました。片言の日本語で笑いを取らなきゃならないし、それでいて、登場人物の気持ちを動かす要の役割も真面目に演じなければならず、もし、この役を下手な役者が演じたら、舞台全体が相当のダメージを受けたでしょうし、ヘタすれば、陳腐な駄作にまで格下げされていたのではと感じるのです。
本当に、上山さん、大健闘でした。功労賞ものです。

それから、ちょっと気になったのは、私はカメラには度素人なので、ピントハズレの感想かもしれませんが、さとしさんの役は、カメラマンなので、所有のカメラは、一眼レフの方が妥当だったりしないのかなと、思ってしまいました。

それと、あの夫婦の人生の転機に大きな影響があった写真は、もう少し大きなサイズであった方が、リアルな印象があると感じました。

何となく、キャストの好演に水を差すスタッフワークの粗を感じて、大変惜しい気がする公演でした。
アルジャーノンに花束を

アルジャーノンに花束を

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2012/07/21 (土) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

揺さぶられる
アクアを拝見しました。有名劇団なのに直接の舞台を観るのは初見。どんな感じなのかと思っていましたが、その名を語るだけのクオリティだと実感できます。元々好きな作品であったので、相乗効果もあってか素晴らしく感銘を受けました。気持ちを揺さぶられる。
最後、あれだけカーテンコールを繰り返し、観客の涙を誘えるのは恐ろしいです。非常に勉強になりました。

ネタバレBOX

役者さん一人一人レベルが高い。良い声をしていて滑舌もしっかりしている。時間は長かったですが時計も気にせず観てました。退行していくオープニングのダンスも良かったです。急激に加速していく脳の進化を時計回りで表してたのか解りませんが、退行への伏線込めて逆回りの動きも入れたりしたいなぁなど、やたらと頭を駆使して観ていた気がします。チャーリーの多田直人さんの段階的な知能に沿ったお芝居の使い分けや研究者の方々の経過報告など、細かいところを見てもポテンシャル高いと感じました。
僕が感じたのは、パン屋のメンツの最初の対応のように、EQのようなものが低い人間は世の中いっぱいいること。詰まらない自己を保つ為の差別、侮蔑は溢れているのかなと。大人から子供まで弱者を虐げるそんな中で、馬鹿正直に笑っていられるのは、強さでもあり今の社会に必要ではないでしょうか。
前説の映像は正直面白くはなかった。あと物品の宣伝で値段ばかり強調して嫌だったです。あれでは僕は感動しても買わないと思う。
好きな作品ということもあるし、値段で言えば安くはないですが、ベテランの劇団として納得のいくものを感じれるとは思います。
「パパ☆アイ☆ラブ☆ユー~It Runs in the Family~」

「パパ☆アイ☆ラブ☆ユー~It Runs in the Family~」

ファルスシアター

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/08/09 (木) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ファルス
アメリカンコメディの気持ちよさが存分に体感できて楽しかった!
主役の方の演技が自然でとても魅力的でした。

往断歩道、その川岸で【公演終了致しました。ご来場いただき、誠にありがとうございました。】

往断歩道、その川岸で【公演終了致しました。ご来場いただき、誠にありがとうございました。】

カミグセ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/08/10 (金) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★

若さの味
初日に拝見しました。適度な時間、用事で見れませんでしたがアフターイベントなど、良き詰め込み具合に感じます。役者陣の硬さも含めてみなさん若いなぁと思いながら、面白さと課題の両面を感じました。

ネタバレBOX

15の時のほろ苦い初恋、当時の少女と大人になった少女。今と昔の彼女が交錯する回想のお話。
タイトルにもある横断歩道が板の床に絵が変えている。その上にはパネルがパズルのように乗せられていて、話が進むごとに横断歩道が見えてくる。パネルが机になっていったり、お兄さんの偵察土台になったり、使い方がとても面白かったです。組み立てのバリエーションがもっとあれば更に面白いのに。
初回もあってか、全員での動きには硬さがどうも見られたこと、雑踏を表現したかったのかもしれませんが、声が混ざりすぎて雑音になっているように思えたことなどがありました。ラストは素っ気なく見えました。発声などはもう少し丁寧さが欲しいです。そして恋や劣情としてそれぞれの心理状態が出るのは良いですが、やたらと生理について連呼しすぎて、ちょっと、と思った。ロリコン、生理、エロ本など用語ばかり飛び交って、題材的にはオブラートな表現でよいのではないか。その割に、交際に関して性行為の有無といった生々しさがなかった気がします。性に対して半端な表しにしか見えずに軽い感じがして、折角の面白い演出ももったいない気がしました。未成年との未成年との性行為と法、実際の悪い大人とか結婚、要素やメッセージ性は多いので面白く切り込んで欲しいなと思いました。深く扱いにくい題材かもしれないけど、若さ特有の吸収力など、楽日までお芝居に深みが増しそうです。
iPhoneネタの使い方などは、学生さんのセンスかな。自分が使ってるので妙に面白かったです。
「パパ☆アイ☆ラブ☆ユー~It Runs in the Family~」

「パパ☆アイ☆ラブ☆ユー~It Runs in the Family~」

ファルスシアター

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/08/09 (木) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

グッド、コメディ!
楽しめました!本が面白いのはいうまでもないし、その本に気後れすることなく真っ直ぐな嫌味のない演技・演出で作り上げた、素敵なコメディでした。難しい事とか考えずに楽しむっていいですね!

往断歩道、その川岸で【公演終了致しました。ご来場いただき、誠にありがとうございました。】

往断歩道、その川岸で【公演終了致しました。ご来場いただき、誠にありがとうございました。】

カミグセ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/08/10 (金) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

過去の話かあ
いろいろな恋のお話。

人の気持ちが自然に表現されていて、観ているときは、すっと流れていく感じだったがいい意味で後味が長く残る芝居だった。

アフタートークで気づくことも多々。
はっとさせられました。

※ 当日の受付等も含めて、とても丁寧に公演を創っている印象を受けた。作品自体もそうだが、気持ちがいい公演でした。

ネタバレBOX

脚本・演出・美術・音楽・照明・役者さんどれもうまくバランスが取れていて、自然でした。

最初ロリコンから入ったときは、どうなることかと思いましたが、

いろいろな形の”恋”が時間軸での変化と合わせてうまく表現されているので、観ている側は自分の経験とどこかしら重ねて観れるのではないか?

2人のあやみは、息があっていて、演技として素晴らしかったし、
言われて気づいたが、時間軸の違う2人に違いが確かによく伝わってきた。
重なりや、つぶやきがまったく自然で自分の中では勝手に整合性が取れていた。

25歳の彼は、ほんとはもっとひどいやつなんだろう、えぐく描いてもいいのに、と思っていたら、「美化」した記憶だということ、なんとなく納得。

そういう意味では最後はもっと彼を悪く観せてもよかったかもしれない。

よく見えなかったのが、先輩の罪悪感。(付き合っているのをわかっていて)奪い取った、だけならあそこまで思いつめなくても、と思うがそれは、汚れたおじさん的発想???

ガガのシーンはもっと激しくしてほしいと思うのは行き過ぎ?

観た回はちょっとアクシデントがあったせいもあるかもしれないが、
片思いの彼をちょっと応援していた。もっと出てきてほしかったなあ。

オープニングのストップモーション。すごくかっこよかったが、(その他含めて)すこしステレオタイプに見える面も。とはいえ、付け焼刃ではないのは伝わってきました。

最後に、今回のでも、相当いい作品だと思うが、
3~5年ぐらい後にもう1回書き足して再演してほしい。
もっと大人な「過去の美化」が観れるように思える。

余談:
私も「たかし」なので、劇中「たかしさん」と繰り返し呼ばれるシーンはなんとなくむずがゆかった。とはいえ、過去「さん」づけで呼ばれたことはないが。ほとんど「くん」か苗字。
ルドルフ ザ・ラスト・キス

ルドルフ ザ・ラスト・キス

東宝

帝国劇場(東京都)

2012/07/05 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★

井上さんと和音さん→
井上さんと和音さんの組み合わせは、あってないように気がして、井上さん以外の俳優さんで観たくなりました。

wikipediaによると2009年の海外での公演をルヴォーが演出したそうで今回のはその流れなんですね。演出というか、舞台装置の使い方が素適でした。Youtube にその公演DVDの動画がありその内容と概ね同じのようです。

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