最新の観てきた!クチコミ一覧

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グリーンベンチ

グリーンベンチ

ビーオネスト

サンモールスタジオ(東京都)

2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
照明というものが、吊るすだけのものじゃないって教えてくれる。

チケット代がもう少し安ければ人にも勧めやすいと感じた。

GO HOME

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サスペンデッズ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

セットが圧巻
説明に「大海をめぐり、難をのがれ、鮭たちは生まれた川に帰ってくる。」とあるが人間も同じような生きざまを見せつける。人の一生とは残酷でもあり正義でもある。そんな彼ら一人ひとりを愛しくも感じた舞台であった。

ナカフラ演劇展

ナカフラ演劇展

中野成樹+フランケンズ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/06/07 (木) ~ 2012/06/20 (水)公演終了

満足度★★★★★

とにかくおもしろい
一週間がかりでサポートアクトを含めた全演目を拝見。

豊かなバリエーションを感じる一方で、この劇団ならではの描き方のクリアさや半歩踏み出した遊び心、そして肌に伝わってくるようなビビッドさを感じ続けて。

どの作品も漏れなく堪能いたしました。
しかも、そこに完成形を観るのではなく、
さらなる伸びシロへの期待が生まれてくるのが凄いなぁと舌を巻きました。

ネタバレBOX

*プログラム[A]

「スピードの中味」

ダブルキャストのA1/A2バージョンがあって、A1は7日19時30分、A2は15日15時の回を観劇。

A1を観た時には、特に前半、
物語を追いかけてひたすら見入る。
会社などの会議風に味付けされた場面ごとの言葉や小道具、
さらには含蓄のある台詞に惹きつけられて
舞台が現わそうとするもの自然に追いかけて。
で、終盤に組み上がったものが
人が生きることの感覚に繋がり視野がすっと開けると
振り返って描かれていたことの一つずつに
しっかりと意味が生まれ面白い。
観終わって、べたな言い方ですが、
もう少し、舞台に織り込まれたものに
早く気付けばとちょっと自分に対して残念だったりも。

A2は内容を知ってみているので、
それぞれのシーンに込められたニュアンスを
一歩踏み込んで受け取ることができたように思います。
そうすると、作品への視座が少し変わって、
物語の仕組みの面白さにとどまらない
登場人物それぞれの個性のようなものが
奥行きをもって伝わってきて。
A1の時に終盤振り返って気がついたおもしろさが
さらなる新鮮な踏み込みをもってやってくる。

ダブルキャストの部分の役者さんの個性も
かなり違って見えて面白かった。
A1ではクッキリとエッジを作って演じられたものが
A2では表層のフォーカスを柔らかくして演じられて。
刹那の印象はA1の方が強いのですが、
A2には観る側に戯曲の仕組みに紐づいた
ロールの深さのようなものも生まれていて。
それは、役者さんの演じ方に加えて、
観る側の物語への理解度が影響している部分も
あるように思うのですが、
どちらが良いということではなく、
それぞれの色から舞台に
別の質感がやってくることにも惹かれてしまいました。

この作品、いつかもう一度観れば、
さらに異なる見え方がやってくるのではともおもったり・・・。


*プログラム[B]

17日16時の回を観劇

「マキシマム・オーバードライブ」

タイトルコールなどもあからさまで小洒落ていて、
その冒頭のくすぐりから
笑いがわかりやすいというか、
ベタでまっすぐな仕掛けが笑いを導いていく。
でも、役者たちがひとつずつの台詞から間までを
クリアにくっきりと編み上げているから
それぞれの場がべたついたり
あいまいでもわっとした膨らみにならず、
きちんとエッジをもった物語として組みあがってくるのです。

今様なアレンジや差込みも作品を研ぐ
秀逸なスパイスとなって
とてもシンプルに物語の骨格が観る側をまっすぐに楽しませる、
落ちも鮮やか・・・。

終わってみれば、理屈抜きに
わかりやすくて面白かったです。
よく作り込まれたものを
とてもシンプルに堪能することができました。


「サマーキャンプ」

こちらの作品も、「マキシマム・・」とは別のニュアンスで
トーンがよくコントロールされていて。

舞台に物語る実直なテンションがあるから、
観る側はそのままにことの成り行きを追ってしまう。
物語の展開を予想させる伏線の張り方も良い具合で、
厚みはないのですが、
でも場の積み重なりに観る側を繋ぐニュアンスは
しっかりと埋め込まれていて・・・。

だから、山小屋での夢のなかで、
妹の薬を何とかするためにツアーに参加した
男が病に倒れる展開も違和感なく受け取れたし、
何の衒いもなく
夢と同じ展開が現出しても、作品が描くものを
濃く上書きしているくらいのイメージしかなかった。

そこまで着々と観る側を、
恣意的に作られた作品の平板さに閉じ込めておいて
返す踵の鮮やかなこと。
周りの付和雷同ぶりもおかしくて、
でもその先に、兄妹の関係をはじめとする
さまざまな価値観がおりなす人生の綾や
生きるということの価値の質感が浮かんできて、
じわっと深く捉えられたことでした。


*プログラム[C]

11日19時30分の回を観劇

「ズー・ヴァリエーション」

印象として、派手さなどはないのだけれど
お洒落なのですよ。
フランスの軽くて、
でも発酵バターがベースでしっかりと聞いている
特に高級菓子というわけでもない
ラング・ド・シャの食感を楽しむような・・・。

リーディングの態で
戯曲の仕組みから物語の骨組みが真直ぐに抽出されていて、
その仕掛けの面白さに惹かれるのですが、
でも、観ていて、より心を持っていかれるのは
その骨組に肉付けされた
キャラクターたちそれぞれの雰囲気だったりする。

じゃあ、骨組みが登場人物の色に隠れてしまうかといえば、
そんなことはなくて、
さらに面白いと思うのは
やっぱりキャラクターたちの雰囲気の先にある
物語だったりするのです。

それはとても不思議な感覚で、
舞台に置かれた面白さの
二つの要素が互いに互いを映えさせて、
その両方の重なりを楽しんでしまいました。


「きいてごらんよ、雲雀の声を」

場の空気に一様でないテンションが作られ
役者達それぞれからやってくる雰囲気が
少しずつ変化してゆっくりとあせることなく織り上げられて。

必ずしも会話の内容を味わう劇というわけでもなく、
むしろ会話に至るまでの空気にこそ強く捉われて。
そして、そこがしっかりと満ちているから
シーンごとにトーンを変化させ、
異なる風貌を作り上げていく役者達の力量が、
あからさまに、かつしなやかに伝わってくる。
単に物語全体の中での変化にとどまらない
シーンの内側の刹那ごとに解像度を育むような
それぞれの台詞の質感の作り方の秀逸目を瞠る。

特に妻を演じた女優が紡ぎだす空気には
まわりにかもし出されたテンションや色に染っても塗りこめられない、
さらなる内側の密度が作られていて。
個々の役者のかもし出す場を
彼女自体の揺らぎから浮かび上がるものを埋もれさせることなく、
纏っていく。

なんだろ、単純に物語を追うにとどまらない、
舞台全体に強い吸引力をうむ
さまざまなテイストの重なりに圧倒されて。
その刹那ごとに惹きこまれ
気が付けば舞台の空気に深く囚われてしまっておりました。

・おまけ「マクベスのあらすじ」

さらっと始まる。
気がつけば魔女がいるし、
夫人の殺意も恐ろしいくらいにカジュアルに表現されて。
ことのなり行きの軽いのなんの・・・。

でもそこに、あのマクベスの骨格が
結構しっかりと現れてくる。

「なんだこれ」とか思いつつ、
その物語の顛末に、嘘のようにわくわくしてしまう。

結局、マクベクという戯曲のスピリットの抽出とその具象化に対する
作り手の圧倒的な精度の高さがあるから成り立つ作品なのだろうし、
これができるからこそ、
今回の演劇展の他の作品も、不要な澱みや重さを持たず
常にクリアさをもってやってくるのだと思う。

わずか10分の掌編でありながら、
作り手の研がれた刃先をしっかりと感じ
ぞくっとしてしまいました。

*** ***

ちなみにA1/A2にはサポートアクトがありました。
主宰が教鞭をとる短大の生徒や卒業生の作品とのしたが、
それぞれに
表現に対する自由さや丁寧さ、
さらにそれらを裏打ちする真摯さを感じることができました。

・coucou(クク) 「こないだのレシート」

レシートから引き出される時間や生活の質感がやってくる。
表現に観る側が委ねうる安定感があって、
舞台に置かれていく感覚や揺らぎもビビッドに伝わってくる。

ただ、表現の綺麗さに流れてしまうというか
そのうちに丸められてしまったようなものがあるようにも思えて、
もう少しラフで危なっかしさがあってもよいから
そこからさらに解けるものを観たいようにも感じました。

・カシマシ 「タイトル未定」

バレエのメソッドでの表現がしっかりと安定していて、
だからこそ二人の身体から溢れだしてくるものを
そのままに受け取ることができて。
さらに、随所に、躍動感も感じる。

表現に澱みがなく、
心の刹那の表情にも思える表現が、
様々に気持ち良く伝わってくる。
描かれた時間に作品が閉じこもってループするのではなく、
さらに外側への広がりもあって、
目を惹かれました。
Goodnight

Goodnight

劇団競泳水着

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/06/22 (金) ~ 2012/07/02 (月)公演終了

無題405(12-148)
19:30の回(やや曇り)。18:45受付(整理券あり)、19:00開場。入り口に「地図」がありますのでファミマの位置を確認しておきましょう。舞台はレストランの中と外。上手に入り口、下手(店外)にはベンチと吸殻入れ。最前列はミニ椅子。正面には木製のバー、棚にはボトル、グラス、皿。手前のカウンターは白。こげ茶のテーブルと椅子が2セット。壁面にはメニュー(ワイン、前菜、パスタいろいろ)。19:16&19:32に場内アナウンス。19:34開演~21:10終演。

ネタバレBOX

Eギターが置いてあるとは思っていなかったのでケースのロゴがどうだったか…Fenderのような気も。

レストラン、今と昔。お店の再生とそれぞれの成長記でしょうか。このお店の「おすすめ」って何でしょう、期間限定メニューは「ほたてのソテー」ですね。

今回、お話の展開では唐突な(とって付けたような)部分が多いように感じました。3人の兄弟と妹...をはじめあまりその関係(感情の深さ)は語られずあっさりした仕上がり。また、時間の経過が視覚的にわかるようなものがあればと思いました(舞台転換は無理でも、何か日付のような)。

ですが、これだけの役者さんが揃っているので、それはそれは贅沢な時間。もう一回みにいきます。
見上げる魚と目が合うか?

見上げる魚と目が合うか?

花とReと飛行の会

Atelier しつらえ(東京都)

2012/06/21 (木) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

充実
3人の作り手による3作品オムニバス?芝居⇒映像⇒芝居の3本立て。内容は充実していて満足。事務所という場所での公演だったのでどうなるかと思ったけど窓を開けるたびに外の環境音が響いてきてリアリティのある空気を味わえる。アングラチックな映像が衝撃的でグサグサきた、おもしろかった。至近距離での芝居も臨場感があって◎。何よりこのチケット代はお得…

Chain

Chain

演劇ユニットP-5

北池袋 新生館シアター(東京都)

2012/06/21 (木) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

曲者
それぞれがまさに役者。気付いたら前のめりで鑑賞してました。

10年目のペンギン

10年目のペンギン

はらぺこペンギン!

ザ・ポケット(東京都)

2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

笑いはストレス解消なり
この劇団の芝居としては初見。面白かった。個々のキャラクターをはっきりさせてる事で、笑いの場面とのメリハリが分かり易く、一見とりとめの無い展開が後半になって解決に至る過程で、全体に流れるドタバタ・オロオロ・ユルユル・ハチャメチャのごった煮感をうまく誘導している気がした。物であれ人であれ「笑いのツボが一緒」を感じられるのって一人満足が得られる。これってかなりのストレス解消で、この芝居はそんな感じで観劇後に爽快感があった。

見上げる魚と目が合うか?

見上げる魚と目が合うか?

花とReと飛行の会

Atelier しつらえ(東京都)

2012/06/21 (木) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★

リレー的3本立て
外苑前のビルの6階にあるアパレル会社のアトリエ兼事務所での公演で、客席が20席程度しかない狭い空間の中で、いくつかのモティーフを共有しながらテイストの異なる3本が続けて上演されました。

原田悠『イル』
面接を受けに来たもののデザイナーがどこかへ行ってしまって取り残された女性2人の物語で、不条理なテイストがありました。自分の世界に入って喋り続けるがちな女と、おっとりした女の少しずれた会話から人生に対する不安感がかもし出されていました。
窓を開けて外部空間を作品に取り込んでいたのが効果的でした。台詞回しが硬く、一本調子な雰囲気になっていたのが残念でした。

ウドウド『ミル』
無気力な感じの男と魔法少女を名乗る黒ずくめの怪しい女が外苑前~原宿を歩いて回る様子を描いた映像作品でした。
別撮りの背景と役者が合成されていて、うさんくさいチープ感がありました。表現したいことが良く分からず、惹かれる要素がありませんでした。

杉田鮎味『サワル』
オフィスに戻って来たデザイナーと、警報を受けてやって来た警備会社の男のコミカルなやりとりが描かれた作品でした。
1本目に出てきた人物や物とリンクさせた話の展開が巧みで良かったです。役者の演技も間の取り方が良くて楽しめましたが、物語としては内容が薄く感じられました。

ステキなチェックメイト

ステキなチェックメイト

円盤ライダー

HOTEL SHERWOOD(東京都)

2012/06/14 (木) ~ 2012/07/03 (火)公演終了

満足度★★★★

楽しい舞台
会場に入ると代表の渡部将之がホテルマンとして忙しく働いていた。席に案内されながらもう芝居が始まっているようで開演前から楽しい。前説から自然と物語に進み,90分間充実した舞台。 笑いは当然であるが,最後には感動も用意されており,見事にチェックメイトまで持っていく。ホテルのラウンジを(トイレやエレベーターまでも)上手に利用して,ホテルの地理を生かしたホテル公演は普通の劇場公演とは趣も異なり一見の価値はあり。とにかくおススメの舞台である。

細川久恵オルガン・リサイタル Image ―おもかげ―

細川久恵オルガン・リサイタル Image ―おもかげ―

新オルガンプロジェクト 光・風・音

横浜みなとみらいホール 大ホール(神奈川県)

2012/06/20 (水) ~ 2012/06/20 (水)公演終了

満足度★★

なんだかなー
たぶんKAATで手に入れたチラシを見たのだと思う。
パイプオルガンのコンサートで、「横浜フランス月間2012」の一環に行われ、フランスのコンテンポラリーダンスも見られると。
「オルガン、舞踏、映像による新たな表現の試み」なんていうコピーで。

ネタバレBOX

で、会場に入ってまず驚いたのは、2000人規模のホールで、観客は300〜400人程度であろうか、見ていて切なくなるほど入っていなかった。

まあ、それは脇に置いておいて、やっぱりパイプオルガンの演奏だ。
演奏者がパイプオルガンの前、つまり、かなり上のほうに後ろ向きに座り、よく見えない。地味。
演奏はと言うと、「?」と一瞬我が耳を疑ったが、ミスタッチがある。1回2回ではなかったと思う。聞き間違いかと思って、後で同行した者にも聞いてみたたが、やはりミスだったようだ。
これはツラい。

照明は、最初はあまりにも少なくやや落胆していたが、後半に従って美しくなってきたが、それもずっと同じイメージなので、どうかな、と思った。

そして、ダンスである。
普段はオーケストラが揃う舞台の上にただ一人踊る姿はカッコいいのだが、休憩入れて約100分ぐらいの中でわずか3曲のみ、しかもすべて1人だけで踊る。
最初はよかったのだが、1つのパターンのように見えてしまい残念であった。

しかもダンスが始まると、メインのオルガンは単にBGMになってしまう。

パイプオルガンのコンサートを約2時間近く聴いたのは始めて。
確かに楽器自体のインパクトは凄いと思うが、できることが限られているので、ダンスや照明がなかったら厳しいものだったかもしれない。

全体の構成を考えて「見せる」ことを、もっときちんと考えるべきではなかったのか。
単にコンサートということでないのならば、演出する人が必要ということ。
あと、器楽演奏、しかもソロでのミスタッチは辛すぎる。
ミュージカル 湖の白鳥

ミュージカル 湖の白鳥

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/06/22 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

遊び心となんちゃって精神
固くなりがちな頭を柔らかくほぐすようなギャグが、隋所で、炸裂する。夢を追い小演劇に関わる者の本音と現実対スターダムにのし上がった者の相克に男女の相克が交差する。本音と表向きが「夢うつつの波間」に対立し、それは男女間のジェンダーの差を際立たせる。このような情況の中、白鳥号は海に見まごう湖の中心部へ航行している。
歌う気になるとも思えぬシチュエイション設定は、所謂ミュージカルへのパロディーともとれる。そのようなつくりであるのは、流石に中京地区演劇の女王ならではの才覚ばかりでない。このような芸当をやってのけられるのは、無論、この劇団のたゆまぬ努力とチャレンジ精神の賜物だ。実際、歌も上手いし、ダンスも上手い。そればかりか、ミュージカルと敢えてタイトリングしている以上、各出演者が、新たな芸を仕込んでいる。座長がベースギターを弾いたり、演劇部の先輩を演じている女優がバイオリンを弾いたり、箱をパーカッションとして叩くリズム、タンバリンのリズムの正確さも中々のものと各々役者陣が新たな事に挑み、舞台に掛けられる所まで修練を積んでいるのだ。その一方、作・演出そして女優迄こなす座長も自らを振り返るということをしているようにも思った。楽しい舞台であると同時に、日本で小劇場の演劇に関わる人間個々人にとっては身に積まされる内容を多く含んだ舞台である。無論、舞台関係者のみならず、そうでない方にも楽しめる舞台になっている。

ミュージカル 湖の白鳥

ミュージカル 湖の白鳥

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/06/22 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

やりたいこと、思いつくことのすべてを舞台に詰め込んだ作品。
この作品を創り上げるためにいったいどれだけの時間とエネルギーを要したんだろう?と思った。とにかく、舞台で出来ること、やりたいこと、思いついたこと(アイデア)のすべてを詰め込んだかのような作品。“惰性”とかでは決してできない何か。ああ、こんなことも、あんなこともやっちゃうのね、みたいな。(あえて、ネタバレ欄にも書きません。)

それから、アンケート用紙の内容(デザイン/レイアウト)がとても丁寧。アンケート用紙なのに、何というか、親しい人から手紙をもらったかのような錯覚のような感覚すら抱いた。“ちゃんと丁寧に、感じたことを綴りたい”と思わせてくれるデザインだった。

10年目のペンギン

10年目のペンギン

はらぺこペンギン!

ザ・ポケット(東京都)

2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

観て良かった!!本当に☆☆☆
初観劇でしたが、始まってほんの少しで、たくさんの場数を乗り越えてきたであろう“安定感のある空気”を感じた。その感覚は間違ってなくて、最後まで安心して観れたし(=悪い意味での“危うさ”がなかった)、たくさん笑ったし、とっても楽しかった。これからもこちらの劇団を観続けたいと思いました。

南部高速道路

南部高速道路

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2012/06/04 (月) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

日常と非日常
高速道路での渋滞が発生し、そこの中から生まれるコミュニティーというのを日常と非日常の間を行き交うような見せ方がとてもよかった。個人的にはこの長塚圭史さんの演出は成功していると思いました。良い作品でした。ワークショップから作り上げたというのを感じ取ることが出来る作品です。役者同士の関係や時間経過の共有がとても細部まで行なわれていたと思いました。
勉強になりました。ありがとうございます。

ミッション

ミッション

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2012/05/11 (金) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★

人が無意識にとる行動にこそ、きっと何らかの意味がある。
「これは自分の使命だ。自分は世界を守っているのだ。」

日常に起きた不思議なエピソードが、じわじわと浸食し、増幅し…。
ここに登場人物たちの感情を巻きこみ、
そして緊張のクライマックス、意外な決着を見る。
…というような展開の印象がある、劇団イキウメと前川知大の脚本作品。

人が無意識にとる行動にこそ、きっと何らかの意味がある。

毎日の自分の行動が、世界を守っている。
思い込みか、シャレか、本気か。
エスカレートしていく感情が、ねじ曲がって暴走してしまう怖さ。

それでも、家族を、パートナーを気遣う人の心に、救いがあるところが
イキウメと前川知大さんの魅力です。

ミュージカル 湖の白鳥

ミュージカル 湖の白鳥

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/06/22 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

がっちり作りこんでる舞台。
これは・・・良かったなあ。。。

話の本筋だけじゃなく、舞台の端の方でやってる小ネタまでおもしろいし・・・舞台装置・音楽・衣装などすべての要素に心が配られているし・・・勢いあるし…歌もダンスも、キャラに合わせたレベルにしてるし・・・とにかく、凄く楽しかった!!!

この公演の後、鹿目由紀さんの関わる公演が立て続けてあるのも当然のことのように思うわ。

あっそうそう。全ての要素を拾うには、最後尾の座席をお勧めします。
ま、場内に入れば「こりゃ最後尾だな」なんだけど(笑)
開場は開演30分前、最後尾列をゲットだ!!!

芝居はミュージカル仕立て。

楽曲を効果的に使ってる。巧く言えないけど、歌パートに入るのが楽しみというか・・・そんな感じ。上演後、何も考えず劇中歌を収録したCD買っちゃったもん(←格安です)。

役者さんも、バッチリ役にハマってる。

皆さん良いので、皆さんを称えたいんだけど・・・代表して、鹿目さんを。

存在そのものが貫録あるというか・・・とにかく芸達者。
でも、引くときは引いて、主役を引き立てるべく存在感を消すあたりもすごい!

とにかく皆さん、とても良いキャラでした!

観劇中も、帰りの電車でも「あおきりみかんのメンバーで、九州朝日放送の名物番組『ドォーモ』みたいな番組をやったら、おもしろいだろうなあ」って思ってた。そのくらい、多種多様で、雰囲気の良い役者さん揃いだったなあ。

舞台に話を戻すと、けっこう着替えもあるんだけど、このあたりも注目。
「ここまで、こだわるかァ?」ってくらいに、シーンにマッチした衣装が登場します。
ミュージカルというだけで、稽古量が半端じゃないだろうに、よくぞここまで衣装に気を回せるもんだよなあ。

ダンスにも歌にも同じことが言えて・・・「ミュージカル仕立て」には、歌の巧拙じゃなくて、キャラにあった歌い方・発声が必要なんだな、って思った。

他にもいろいろと書きたいことはあるんだけど、あれもこれもになっちゃうので、ここらへんで。


サイコー!!!!!


ネタバレBOX

はためいたり、しおれたりする旗に意味はあったのだろうか?笑
10年目のペンギン

10年目のペンギン

はらぺこペンギン!

ザ・ポケット(東京都)

2012/06/20 (水) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

ぺこペン!のギャグはあったかい★
大好きな人が沢山!

ジブリの紅の豚をみた後のような清々しさw



〜〜〜〜〜〜人間て、バカで最高に魅力的よねって感じ!〜〜〜〜〜〜〜〜


白坂さんの投げる(ノ^▽^)ノ~~~~『愛』が
学校の休憩時間にみんなで球技をしてるみたいに
役者と役者の間に飛び交うよ

肩の力を抜いて ドリフの生放送をみる感覚で楽しめた。
良き昭和の名残を感じる舞台。

ネタバレBOX

ザン様 ブロマイド用撮影の為にレフを持ち込み

秋澤嬢 ブロマイド用写真を選び

「君は 本当にバカでしょ」という暖かい賛辞を頂く

10周年おめでとうございます!
ピリオド

ピリオド

東京セレソンデラックス

ザ・ポケット(東京都)

2012/04/03 (火) ~ 2012/04/20 (金)公演終了

満足度★★★★★

とても好きな内容でした。
かなり感動しました。

Hobson's Choice -ホブソンの婿選び-

Hobson's Choice -ホブソンの婿選び-

無名塾

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2012/03/17 (土) ~ 2012/03/24 (土)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかった。
最高でした。

見られてよかったです。

笑の神様【連日満員御礼!ご来場誠に有難う御座いました!】

笑の神様【連日満員御礼!ご来場誠に有難う御座いました!】

江古田のガールズ

シアター711(東京都)

2012/06/21 (木) ~ 2012/06/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

色々と凄かった!!
いろいろな意味で、とにかく必見なり!!!

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