最新の観てきた!クチコミ一覧

127401-127420件 / 189797件中
めいしゃ

めいしゃ

sons wo:

ふね シェア客間(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★

幸運にも
涼しい日で良かった。
確かに愛とコメディ。
椎谷万里江の声の美しさに支えられた芝居だ。

ネタバレBOX

終盤はしっかり叙情が出ていたのが意外だった。
楽曲のせいかな。
オーソドックスな演出にしても面白くなりそうな本だと思う。
エンカウントLOVE!

エンカウントLOVE!

ともにょ企画

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2012/07/11 (水) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★

若者が特別 弱くなったとは、思えない
 舞台セットは6面体が並ぶ 舞台中央2m位の台に置かれた大きな6面体のフレーム パソコンが置かれた 主人公イチタの部屋。 オープニング ゴリラが6匹 中央の6面体に興味があって触ろうか どうしようか、2001年宇宙の旅のシーンです。 はい ご苦労さん 何かのバイト 金払いでもめる  これ何処 これ何処 舞台セットを組みなおす(意味があるのかな?) 中学生のイチタ 友達3人と遊ぶ 母が、不良と遊ぶな!!。 女の子がイチタ呼び出す 3人の女子が居た じろじろ見ないで、48回見た 体育は20回見た 謝れ、許さない謝れ、 母が付き合いを制限 限られた人との中で、上手く行かなかった、TVゲームのヒロイン レイナ に入れ込む、時が経ち、コンビニで働いている、いらっしゃいませ ありがとうございます 暖めますか いらっしゃいませ・・・・繰り返す台詞 オレオレ詐欺にかかった事がわからない、おばあちゃんが、孫の話のように、話しかけてくる、 珈琲が入ってなかったクレーム 何回も遊んだゲーム レイナに逃避 アイドル アニメ セーラー服 何に逃避するかだけの事の様、 母の溺愛は続く、起きなさい、遅れるわよ、何処行くの、 仕事をやめた、 私(レイナ)が壊れれば、イチタは救われる、イチタを愛してないの、私を壊して、一人は嫌でしょう、つながったふり 分かり合ったふり サルと変わらない。(ここでゴリラとつなげてる?) レイナは何処 つながりたい 死にたくない 町は人が通り過ぎる しゃがみこむ・・・・・イチタ君 大丈夫
前に働いていたコンビニの女子店員が話しかけてくれた。

 今の若者が特別 弱くなったとは、思えない、TVゲームでオタク TVゲームが無かった頃 本にはまっている子供、昆虫採集ばかりしている子 と同じに思うのです。 今と40年前との明らかな違いは、苦情でしょう 今は言わないと損のような時代 昔は、激しい苦情は人格を疑われ孤立した、どちらにも功罪は有ります、若者も年よりも、いまの世の中を生きていく私たち まっ ぼちぼちと したたかに 生きましょう!!と思うのですよ!!

Shambles

Shambles

劇団スクランブル

シアター711(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

無題423(12-166)
14:00の回( 雨)。13:30受付開場、最前列はミニ椅子、2列目から備え付けの(ゆったり)椅子、今日はこちらに座ります。劇団3作目、竹内さんは客演みているので5作目、辻さんはバッコスでみています(出演予定に「鋼鉄村松」…みに行こーっと)。開演前は暗かったのでよく見えませんでしたが、白と黒の居室、左右に木製ベンチ(白)、中央にテーブル…アタッシュケース、いかにも「入ってますよ…ほらほら」と言わんばかり。その向こう、奥にソファ。上手の壁には小さなガラス窓が2つ。14:05前説、14:06開演、雨&カミナリの音〜15:20終演。バーベキューにやって来た5人、死んでいる3人。本編(BBQ組)に、再現シーン(死人組)を絡ませたお話、最初、ゾンビかと思ってしまいました。

ネタバレBOX

死人組のシーンでは、オレンジの照明にかわり、BBQ組は思い思いの場所で成り行きを見守っていますが、あまり近づかれると少し避ける。反対にBBQ組のシーンでは、死人組は所定の位置でじっとしている(死人だし)。本編の間に特撮(謎解き)シーンが挿入されていて、実はどれもが最初から破綻している…にしても中根さんの跳ね具合はいいなぁ、笑ってしまいます。

銃で3人も頭を撃ち抜かれたら室内は真っ赤になるんだろうなとか、靴はいたままでいいのかなとか、骨はのこぎりで簡単に切断できるのかなとか、BBQ組には埋葬義務がないし、放置するだけなら死体遺棄罪にはならないんじゃないかなとか…(マミは違うけど)

最後のシーン、振り向いた表情…映画でこのようなシーンをみることがありますが、お芝居でこんなに冷えびえとする表情は初めて。
少女教育

少女教育

シンクロ少女

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

みた
好き。

マニマニ

マニマニ

ドリームダン

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/07/17 (火) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

これいい
おもしろい

ルドルフ ザ・ラスト・キス

ルドルフ ザ・ラスト・キス

東宝

帝国劇場(東京都)

2012/07/05 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★

歌はさすがに良かったが
井上よっちゃんが皇太子ルドルフに見えなかった。
この間まで散々見ていた「エリザベート」のルドルフの印象が強いからかもしれない。
愚かな男にしか見えなくて(実際、愚かな人物だったのかもしれないけれど)マリーとの不倫も共感できなかったのが残念。
しかし、二人のデュエットは綺麗だった。

曲は、二幕になってから印象に残る曲がチラホラ。
イチロさんが、久しぶりに華のある姿で登場してくれてうれしかった。
(一幕の曲は彼女のイメージじゃないけれど。)

舞台は、シンプルな中にも欧州風の美しさがあって良かった。お盆はクルクル回りすぎ。

ネタバレBOX

マリー・ヴェッツェラがルドルフの正妻ステファニーに「どうして私をそんなに憎むのですか」という場面があるのだが、「当たり前だろう~(笑)」と突っ込んだのは、私だけじゃないはず。
それに対するステファニーの答えが、「彼(ルドルフ)が、あなたをとても愛しているからよ」って・・・・・切なすぎるぜ、ステファニー。

最後の心中場面は、せっかくのクライマックスなのに、地味。
一昔前の宝塚みたいな演出だと思った。

みんな豚になる-あるいは「蠅の王」-

みんな豚になる-あるいは「蠅の王」-

ワンツーワークス

吉祥寺シアター(東京都)

2012/07/20 (金) ~ 2012/07/26 (木)公演終了

満足度★★★★★

「守る」ということ。
およそ2時間の芝居。

胸が締めつけられ、怒り、嘲笑し、肩を抱きたくなり、いつの間にか高揚してしまって、口をはさみたくなる!守りたくなる!!

時折挟み込まれる「ムーヴ」(パントマイムのような表現。でも、パントマイムよりも濃厚で、その動きに意味を乗せている)が、高揚しすぎた感のある僕を、ちょっとだけ冷静にさせてくれる。第三者の立場に戻してくれる、というべきか。

説明に、「パワーハラスメントの実態に迫る」とあり、ロビーにも関連書籍が販売されているのだが・・・この『みんな豚になる』は、パワハラや会社内での人間関係だけがテーマじゃない気がする。

「序列のなりたち」「役割とは?」「生きる知恵」・・・日本で生きてゆくには不可避のことがらについて、問われているような。

「給料泥棒!」「寄生虫!」「ちゃ~んと仕事してくださ~いっ!!!」etc.って・・・言葉にしないまでも、思うことはあったんじゃないか?

「彼の仕事は危なっかしいから、配置を変えよう」「来てもらわなくてもイイんだけどなあ」って思ってたよな、あの日。

「組織を守るために行う排除」と「組織を守るために行う教育」。
どちらが良いかなんて、その時じゃないとわからない。性善説、というか「誰もが向上心を持っている」なんて童話を信じるほどピュアじゃない。
向き不向きを見た上での人材配置をするほどの部署の数があるわけじゃない。 どうしたものか・・・自分も操られている身であると自認することで矛を収めるべきなのか?

言葉の暴力って何?

登場人物の女性社員のように「セクハラは、受けた側がどう思うかなんです」と思う人がいるならば、キツイ言葉はすべてパワハラで、言葉の暴力になるのか?

コリッチでの、「金返せ」「時間がもったいない」「どうしようもなく下手」という言葉は、受け手によっては言葉の暴力になるのか?

・・・なんとなく、ネタバレっぽい気もしてきたので、あとはネタバレで(笑)

あっそうそう。

この公演は、再演なんだけど(随分シェイプアップされて、筋肉質になった感じがする)・・・課長代理が重藤良紹さんから、藤敏也さんにバトンタッチ。

ブン殴りたくなる感はほ~んの少しだけ薄まったので、救われました(←重藤さんの課長代理のイヤ~な感じは、完璧完璧完璧でした 笑)。

でも、「お前、いったい何やってんだあ?」なプロジェクトリーダー役を重藤さんがやった方が、初演を観た僕には救われたかも(笑)

それにしても、役者さん全員が練りに練られた演技。
すばらしかったです。

でも、やっぱ藤さんと片桐さんの肩をキツ~ク揉みたくはなったけどな!笑

ネタバレBOX

芝居は、パワハラセクハラ満載の在庫管理部署に、諦観・いらつき・焦燥がみなぎってきたところ・・・「ウチの会社が、過剰在庫が原因で会社更生法の適用を申請した」という情報が入り、「あ~ボクらワタシら全員、会社にとっては不要人材だったのね」と気づかされて幕を閉じる。

観客にとってはガス抜きのような結末であるのかもしれない・・・「みんな、哀しい人たちだったんだな」みたいな。

となれば、この『みんな豚になる』は、ブラックコメディだったのか?笑

ベタだし、想像力や考える力を削いでしまうのかもしれないけど・・・処方箋、もしくは「人間ってこんなもんさ」でも良いから、古城さんなりの「オレが、この部署にいたらこうする」的なものは欲しかったかも。

いや、やっぱいらないか・・・「言葉」や「役割」について考えることなんてめったにないボクが、考え悩むきっかけをくれたんだから。

でも、豚にはなりたくねーな。「気合だーっ!」ってタイプの人間じゃないけどさ。

ま、なったらなったで幸せなのかなあ?笑







ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】

ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★

バカバージョン
以前、某団体の「おまけ演劇」に「本編の余韻を著しく損ねるオソレがありますので…云々」という注意書きがあったが、まさにそんな感じ?(笑)
冒頭から「そう来たか!」なドタバタで、以降は典型的なボケとツッコミやら聞き覚えのあるフレーズやらテンコ盛りで暴走というよりむしろ悪ノリ気味?(爆)
なのでノーマルバージョンを観てからこちらを観る方が妥当か? ましてや初見の場合、こちらだけでは誤解を招きかねない…(笑)
さらに上演時間が65-70分で各2800円、セット券も半券持参割引もないという価格設定から言えば、あまりオススメできないかもなぁ。

ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】

ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

ノーマルバージョン
まさに「三題噺」、3(+1)の恐怖系クリーチャーを組み合わせて笑いをまぶし、その一方で得意のアクションは封印して65分という手頃な上演時間に収めて、あたかも戦隊ものの夏休みスペシャルあるいは劇場版、みたいな?(笑)

7月歌舞伎鑑賞教室「歌舞伎十八番の内 毛抜」

7月歌舞伎鑑賞教室「歌舞伎十八番の内 毛抜」

国立劇場

国立劇場 大劇場(東京都)

2012/07/03 (火) ~ 2012/07/24 (火)公演終了

満足度★★★★

今回は女形
説明では、女形になるまでの経過を説明されました。

顔におしろいを塗り、紅を差し、着物を着付け、鬘をかぶりそれを舞台で実施され、手いました。この教室は初心者向けなので、始めてみる方にはちょっかたようです。

さて、毛抜ですが、ユーモアたっぷりで、磁石がこの芝居のキーでした。
わかりやすい内容で楽しめました。

プレイバックシアター『ゆめみるきかい』

プレイバックシアター『ゆめみるきかい』

無倣舎

Cafe&Bar Dining Eternity(福岡県)

2012/07/20 (金) ~ 2012/12/21 (金)公演終了

満足度★★★★

すごくおもしろい!
音楽、美術、パフォーマたちと客のコラボ?
でも、相当な技術が必要なんだろうなと思いました。

それいけ ユウコマン!

それいけ ユウコマン!

劇団K助

ザ・ポケット(東京都)

2012/07/18 (水) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

それはまぁイイじゃないですか
3話構成の連作コメディ。
「正義の味方」に関するお約束とツッ込みどころ満載で、肩の力を思いっきり抜いて「バカだねー」と笑っていればヨロシイ。
がしかし、この公演の趣旨からすれば見事なほどに合致しており、そんなところも含めて「さすが」?
そんな中で見どころは…「それはまぁイイじゃないですか」(←ネタバレBOX参照)

ネタバレBOX

第3話で主人公を回復させるために、それまで登場したキャラたちが主題歌(これもお約束パターンだね)を歌う時、ちゃんと混声三部(かな?)合唱になっていて、その編曲とハーモニーが良かったぁ♪
HAPPY BIRTHDAY

HAPPY BIRTHDAY

劇団こんぺいとう

高田馬場ラビネスト(東京都)

2012/07/20 (金) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★

頑張っているのはわかりました
チケットプレゼントにて鑑賞。先にきた客を奥から座らせるのはやめてほしい。

ネタバレBOX

左手で人に触れると、その人の本音を言わせることのできる悪魔と、色んな人間たちと、悪魔から人間になった女性の話。

演技は置いといて、わかりやすい舞台を心がけていてその点良かった。ただ、話自体に面白さが薄い。悪魔の能力と悪魔から人になったメイム・星奈の能力の違いとか、いい材料なんて思ったけど、舞台の魅力につながってないような気がした。
好みの話だけど、音響SEが大げさというか過剰に感じた。また、暗転とか場面転換が多くてややダレた。いらないシーンとか人物とか思い切って削ってほしい。

主宰の帰り際の挨拶に誠意を感じた。
マニマニ

マニマニ

ドリームダン

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/07/17 (火) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

緻密な笑いの構成と
ムチャクチャな展開が素晴らしい!

ネタバレBOX

一人二役ならぬ二人一役、それも若いOLの二人一役、面白かったです!

化粧前と化粧後。後半、舘智子さんの方が出番が多くなってしまったので、お口直しにと珠乃さんの水着姿を披露させるサービス振りには、作・演のお心遣いに正直感激しました。ありがとうございました。

そして何よりも、妄想癖娘役の菊池美里さんのボソボソ演技が素敵でした。時々お見掛けしていましたがようやく名前を覚えました。

頭を叩かれたりする金持ちに見えない青年社長、軽ーい45歳、偉そうなアルバイトなどに笑い、完璧な床運動をする犬には驚かされました。

歌やアメリカンジョークの声が消され、こちらの会話に転換されるシーンは心地良かったです。

女の恨みは殺し合いへと発展しもうハチャメチャ、最後は妄想の中のブラピが現実に登場するなんて、それこそ涙で妄想が見えたのかもね。

ところで一つ気になったのは、若い社長がラブホを建てようとしていたことです。いくら個人で自己資金を使って建てるにしても、いずれ会社が本業で銀行借入をする場合に、風営法に該当する職業を営んでいる人と実質同一債務者と判断され、借入できない事態に陥ることもあり得ます。頭のいい社長ですから風俗営業には手を出さないはずだと思いました。
『ダンパチ10』&『ロボット三姉妹』

『ダンパチ10』&『ロボット三姉妹』

ショーGEKI

「劇」小劇場(東京都)

2012/07/10 (火) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★

【ダンパチ10】下北沢の夏を堪能!!
8人の男衆のパワフル、かつ熱い、熱すぎるスーパーパフォーマンスを堪能した!(笑)
下北沢は芝居だけじゃないんだぜって感じの公演である!!
小劇場ならではの楽しい公演であり、客席を巻き込みかたがうまく、
観ている側も盛り上がれる(笑)。
役者というよりは芸達者な出演陣が「エンターテイメントのメガ盛り」を堪能させてくれる(笑)。
夏の風物詩なだけあって、超満席の人気公演である。
好みはあるかもしれないが、間違いなく一見の価値あり!
上演時間100分。

ネタバレBOX

最初から最後まで笑えるネタ満載。
筋肉体操はサイコー!(笑)。

これは仲間と一緒にいって楽しむ公演だと思う!

少女教育

少女教育

シンクロ少女

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

糞切りついた
人は、それぞれの環境、人間関係の影響を受けながら育っていくものですね。

ネタバレBOX

二人のタオ、一人は高校の先生、一人は小説家志望。同一人物だとすると、先生を辞めて自宅にこもるのが順番か、でも先生の方が年配のようにも見えるし…。

クソ男に逃げられた女子高生アヤが双子を妊娠したことが分かったので、二人は別人、そして同い年ということが判明しました。

人間は弱いもの…、その通りですが、それを堂々と宣言して浮気を正当化されても困っちゃいますね。

トラウマがあるのか、強い立場の人間から束縛されていた男が、今度は恋人を束縛する立場に豹変するのも怖いと思いました。

様々な人間関係が、下手、上手、奥の三ヶ所を中心に展開されました。舞台配置は前作と同じ、下手と上手で別々に行われる会話に同じ言葉が出てきたりして交互にしゃべる手法も前作と同じでした。いつも同じだったてことですかね。

タオたちのシーンと女子高生たちのシーンが同時に登場することは無かったと思います。現在と過去が混同することが無かったので整理し易く助かりました。

虚弱体質男も死ぬことがなく、ほっとしました。ソノヤの男気とフォロー良かったです。みんな糞切りがつけられたようで、ハッピーで良かったです。

追伸:クソ男は今でもクソ男してるんだろうな。
『ダンパチ10』&『ロボット三姉妹』

『ダンパチ10』&『ロボット三姉妹』

ショーGEKI

「劇」小劇場(東京都)

2012/07/10 (火) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

「ダンパチ10」を見ました
ダンナと2人で行ったのですが、最初から最後まで大笑いして、その後下北沢の串揚げ屋で、ダンパチネタで楽しい時間を過ごせました。
ありがとうございました。
前半と後半で全く違うネタをやるというので、なんとか後半に行けないか日程調整模索しています。

もう10回目なんですね。今まで知らなかったことが残念。
来年もぜひ伺いたいです。

鈴木とーるさんの表情は、しばらく頭から離れません。
大阪でもがんばってきてください。

ネタバレBOX

しょっぱなの、役者ならではのカツゼツネタ、良かったです。
そこから掴まれ、最後の「男らしいしりとり」まで、本当に楽しかったです。

終わった後、隣の席の若者二人が、
「なんか男らしいものでも食べに行くか~」と話していたのも楽しかったです。
まさにお祭り気分でした。

ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】

ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2012/07/12 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★

初見
あくまで個人的にですが、カプセル兵団という劇団に思い描いていたお芝居とは、ちょっと違いました。

次から次にドタバタと展開するストーリーは、楽しくないことも無いのですが、ちょっとお手軽すぎる感じも……
あと、みんなが叫びすぎ(特に高校生女子の片方が強烈)、音響も私の席では大きすぎ、耳が痛くなりました。

開演前に流れていた、過去のDVDの方が面白そうだったので、次の公演にも期待します。

日程の都合でノーマルバージョンを見たのですが、この芝居に関してはバカバージョンの方が好みだったかもしれません。(いえ、観ていないので何となくそう思っただけですが)

ネタバレBOX

主役が自分を「もう35才」というたびに後ろの席にいた女性が笑っていたのですが、何かあったのでしょうか(笑)
少女教育

少女教育

シンクロ少女

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/23 (月)公演終了

満足度★★★★

タイミング
舞台セットを見て前作の「未亡人の一年」的なストーリーかと予想。前作よりスッキリと観易かった感じで良かった。中田さんが好印象。

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

もう一度観たい
ファンタジーかつサスペンスミステリー。そして、様々な形で姿を現す切ない愛の物語。

渡辺望さんの演出が遺憾なく発揮された舞台だと感じた。

狭い劇場と、どの席からも舞台が近く感じられる客席、そしてわずか4人の役者によって繰り広げられる濃密な芝居。
とてもシンプルな舞台、少ないセットと小道具の中、役者自身の体と道具を交えた身体表現で、次から次へと物語の世界が浮かび上がってくる。

最初はその様が興味深く、いちいち「ああ、この道具でこれを表現するのかぁ」と感心しているのだが、だんだんその表現法に慣れてくると、いつの間にかすっかり物語の方に引き込まれている。
そこからラストへ向けて、穏やかだけど着実に高く積み上げられていく積み木のような、静かな恐怖の予感。そして……。


観終わった後、しばらく声が出ないような、そんな、何とも言えない空気が立ち込めていたような気がする。もう少しこの空気を味わっていたい、そんな風に思った。

ネタバレBOX

まずは何と言っても、コビト役の加藤晃子さんの演技がすばらしかった。
個性豊かな7人を鮮やかに演じ分けていた。
終盤、白雪姫に対して気持ちを抑えることができなくなったように混乱し、7人が入れ替わり立ち替わり出てくる様は、圧巻だ。
笑劇ヤマト魂の「ワンダーフォーゲル」で、同じく加藤さんが演じた1シーンが重なった。

白雪姫役の渡辺実希さんは、まさにハマリ役だった。女王が狂気の炎を燃やすほど羨む、若さと美しさを持った姫をのびのびと演じているように見えた。
あまりのかわいさに、渡辺さんが白雪姫から身体表現のシーンに移っても、つい目で追ってしまった。

と、ついお二方について書いてしまったが、やはり今回は、キャスト・スタッフの皆さんで創り出す舞台全体の空気がよかった。
渡辺望さんの演出、特にファンタジー作品は、今回のように小規模な公演で、その魅力が最も発揮されるのではないかと思った。
登場人物が少人数でストーリーが理解しやすく、また、舞台と客席の距離が近いため、目の前いっぱいに物語の世界が広がって、迫力があり、のめり込めた。
期待している劇団なので、どんどん大きな劇場に進出してもらいたい気持ちもあるのだが、個人的には今回のよう小規模な劇場でのミドルランも平行して企画してもらえたらうれしい。

ひとつ、序盤で台詞が音響に負けているところが見受けられたのが残念。
もうひとつ、せっかく白で揃えた衣装だが、コビトが机の下に隠れているシーンで、ズボンから黒いスパッツのようなものが見えていたのが残念。

ともあれ、今作は完成度が高く、舞台を二方向から観られるように客席が設置されていることもあり、違う方向からもう一度観たいという気持ちにさせられた。

このページのQRコードです。

拡大