
スポンジドライバー
アトミック☆グース
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2012/09/21 (金) ~ 2012/09/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
通販コメディ
伏線満載のコメディ芝居。
ちゃんと回収されて、最後にはちょっとホロリとさせられるお芝居でした。
パロディとしても、ちょっとした優しい人情を感じられる芝居としても、良く出来てました。

貧乏が顔に出る。
MCR
サンモールスタジオ(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
ダイヤモンドは傷つかない
悲惨な現実を笑い飛ばす重喜劇。面白い。
北島広貴を観てると国広富之を思い出すなぁ(笑)
俳優・櫻井智也はイーストウッドであり哀川翔なんだね。
![Sloth -スロウス[怠惰]-](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/297/stage29785_1.jpg)
Sloth -スロウス[怠惰]-
演劇レーベルBo″-tanz
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
ルパン3世を超えた?
一回りも二た廻りもグレードアップした展開で見せてくれました。
インターナショナルでど派手の演出と台詞まわしは私の中でルパン3世を超えました! 欲を言えば観劇中はずーっと身動きもせず凝視してたので終わったあとの圧倒感(魅せてせてくれました~)と共に疲労感も・・・少し崩れた展開もありかも・・・。
![Sloth -スロウス[怠惰]-](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/297/stage29785_1.jpg)
Sloth -スロウス[怠惰]-
演劇レーベルBo″-tanz
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/25 (火)公演終了
満足度★★★★
何が始まるのかわくわくどきどきしてしまいました。
まず凄い量のセリフだと思います。
でも全然退屈せずにこれまで見てきた舞台とは一味違う、
まるで1冊の本、もしくは1つのドラマを見ているように思えました。
エメラルドは私の涙なの、のひみつ。
SFってこんなに楽しめるのかとしみじみ感じました。

かたつむり第参部 完結編『彼岸花ノ章』
(有)キィーワード
笹塚ファクトリー(東京都)
2012/09/18 (火) ~ 2012/09/23 (日)公演終了
満足度★★★★
役者陣の素晴らしさ
第一部、第二部を観ていないのだが、十分に楽しめた。夏樹陽子さん、松永京子さん、那須野恵さんなど力のある役者さんが揃い、女の情念をテーマとしている割には、さほどドロドロしたイメージを持たせず話は進行した。
ただ、暗転がやたら多く、その都度こちらも頭をリセットしなくてはならず、気を削がれる感があった。場面展開はもう一工夫あれば更に良くなったのではないか。音響効果は大変素晴らしかった。

鉄の纏足
東京タンバリン
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/24 (月)公演終了
満足度★★★
こんな職場には行きたくない!
自分の常識が世界の常識と思いこんでる人達が働いているビデオ屋さんの話。ともうひとつの世界。その身勝手振りが痛々しい。。。
バスケットボールが飛んで来たら、受け止めようと構えて鑑賞していました。

そして母はキレイになった
ONEOR8
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/09/08 (土) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★
何と言っても高橋恵子サン。
彼女の美しさがあるからこそリアリティがあるお話。逃げられた亭主の作り話に泣けた。。。
喫茶店のセットもリアルそのものでした。。。

ワタシんち、通過。のち、ダイジェスト。
マームとジプシー
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2012/09/07 (金) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★★
家の映像が流れる
物語に続きがあったというか結末があったことに新鮮さを覚えた。作風が変化しても構わないという感じが、自由さに通じている様な気がして、追いかけて観ているこっちも自由になれた。でも、今までの選曲から言って、哀しい時に哀しい音楽が流れているところは、ちょっと違和感を覚えましたが。。。何よりも家にを失くすということに対してリアルに表現したいという作者の素直な思い入れを感じた。英の、家が主役の映画を思い出しました。題名なんだっけ、、、

林檎ト大地ノ黙示録【ご来場ありがとうございました!!】
空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画
ザ・ポケット(東京都)
2012/09/18 (火) ~ 2012/09/23 (日)公演終了
満足度★★★★
衣装がカワイイ
男女とも衣装がカラフルでカワイく、時に残酷な自分探しの旅と好対照をなしていました。ポップで親しみやすい面と難解さがバランス良く同居していた作品。

危険な女
good morning N°5
駅前劇場(東京都)
2012/09/13 (木) ~ 2012/09/16 (日)公演終了
満足度★★★★
危険な女たち
前回藤田さんの高露出に小劇場の女優はすげえなあ!!とその流れでカムカムミニキーナの本公演を観に行き、なんだフツーの芝居じゃん(藤田さんの露出に関してです)と思ったものの、今回はそんなフツーじゃない女どもがあっちにもこっちにも。若くなくてもパンツ見せたいよね、つーか見ろ!!という強引さの中、観客の男どもは目のやり場に困り、女どもはやってるやってる~とビール片手に楽しんでいて、今回はあずきさんに軍配!上手い!可愛い!5周年チラシ、、、じゃなかったパンフ買いました。株主爽快も参加したかったけど行けませんでした。年一のお楽しみ!また行こう!

鉄の纏足
東京タンバリン
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/09/20 (木) ~ 2012/09/24 (月)公演終了

銀河鉄道の夜
青年団
せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)
2012/08/21 (火) ~ 2012/08/22 (水)公演終了
満足度★★★★
完成度高い
小さな子どもまで夢中になってしまう。その魅力は計算された戯曲と俳優の演技の為せる技なのだと思います。1時間とは思えない、濃密な時間でした。生と死をめぐる原作を逸脱せず、美しい時間を奏でていました。

無差別
柿喰う客
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2012/09/14 (金) ~ 2012/09/24 (月)公演終了
満足度★★★
初見
新装した池袋芸術劇場へ。
とてもバランスが取れてたお芝居でした。しかし、肝心の物語が面白くなさすぎて何度か落ちそうに。素敵な役者さん、照明、演出、だっただけに勿体ない印象。オリジナル脚本ではなく既成の脚本の方が劇団の魅力が全面にでるのではないでしょうか。

あやかし ~三題
遊劇体
能-BOX(せんだい演劇工房10-BOX別館)(宮城県)
2012/06/30 (土) ~ 2012/07/02 (月)公演終了
満足度★★★★★
涙ぐむ
祈りの時間。まるで儀式のような所作、発声が効果的だったと思います。本当に実力のあるカンパニー、ともすれば難解な戯曲をきちんと鎮魂の物語として成立させていました。阪神大震災と311、その狭間に今を生きる作家のメッセージが伝わってきて、涙ぐんでしまいました。

ローザ【全国ツアー!!】
時間堂
エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)
2012/07/24 (火) ~ 2012/07/25 (水)公演終了
満足度★★★★
満足感あり
すごくシンプルな空間なのにキッチリ成立していて、チラシから受ける印象と作品のバランスがとても良かったです。照明の使い方がすごく素敵でした。物語を伝える力を感じました。

ミチヅレ
Origin Waste
せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)
2012/09/13 (木) ~ 2012/09/16 (日)公演終了
満足度★★
うーん
脚本も演出も俳優も魅力的なのに、どこか噛み合わない感じがしてしまいました。違和感を拭えないまま終演してしまった感じです。残念です。

ゴベリンドンの沼 終了しました!総動員1359人!! どうもありがとうございます!
おぼんろ
ゴベリンドン特設劇場(東京都)
2012/09/11 (火) ~ 2012/10/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
ぜひ♪♪
すぐそばを風が駆け抜け、風が渦を巻く。汗の滴なのか涙の滴なのか、光の粒がキラキラと流星のように落ちてくる。観客と演者を隔ててるものは何もなく、手を伸ばせば、そこに演者が居る。この距離感。緊迫感。迫力。演者の全身から発せられるゴベリンドンの世界観に、観客は否応もなしに引き込まれ、喜び、怒り、哀しみ、楽しむ。上演時間は90分だというけれど、優にその時間は越えているのだけれど、飽きがない、退屈がない、無駄がない。物語に、演者に目を離すことができない、無我夢中という名の舞台観劇。 俺は2度目の観劇。これからも時間の許す限り、また観劇へ向かいます。360度を見渡す、この舞台。演者も観客達もみんなが活き活きとしていて、その一挙手一投足が俺の心を奮わせ、その表情のひとつひとつが感動を呼び起こしてくれる。奇跡という言葉を信じることができる舞台『ゴベリンドンの沼』。お薦めです☆

涙目コーデュロイ
イデビアン・クルー
十六夜吉田町スタジオ(神奈川県)
2012/09/01 (土) ~ 2012/09/29 (土)公演終了
満足度★★★★
日常的な人間関係を描くダンス
関内に新しく出来た十六夜吉田町スタジオのオープニング公演で、最近は中規模の劇場やミュージックビデオやTVCMでしか観る機会がなかったイデビアンを至近距離で観ることが出来て、キレの良いダンスを楽しめました。
男性2人と女性1人の関係性の変化が動きや立ち位置、表情、視線の向きで表され、無言劇的なシーンも多くあり、うっすらと物語性が感じられました。
緊張と脱力を巧みにコントロールしていて、ビートのはっきりした曲に乗せて踊り、コミカルさと格好良さのバランスが絶妙で引き込まれました。特に、それぞれが個別に踊っていたのがにユニゾンに切り替わる時にカタルシスがあって爽快でした。
スペースの中心に邪魔な柱があるという不利な条件をポジティブに捉え、さらに柱状の物体を3つ配置して、敢えてどの席からも全体を観ることは出来なくしていたのが、逆に想像力を掻き立てさせる効果を生み出していて興味深かったです。
前半は流れに勢いがあったのですが、色々と小道具を用いた中盤辺りからは物の存在感に頼り過ぎていて少し勢いが衰えたように感じられ、残念でした。
コンテンポラリーダンスは公演期間が1、2日だけのことが多く、評判を聞いても終わっていることが多いので、今回のようなロングラン公演だとありがたいです。
会場のウェブサイトからの予約の仕方が分かりにくかったので改善して欲しく思いました。

夜中のチョコレート
劇団ぎゃ。
大博多ホール(福岡県)
2012/08/18 (土) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★
よけいなことだらけの雑駁な戯曲
雑駁極まりない戯曲だから、演技のしようもないたくさんの出演者たちが、舞台の上で烏合の衆と化していた。
詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。

コーパス・クリスティ 聖骸
ネルケプランニング
青山円形劇場(東京都)
2012/09/06 (木) ~ 2012/09/17 (月)公演終了
満足度★★★
あまり入り込めず
同性でありながら、同性であるがゆえにキリストを愛する窪塚俊介サンのユダが良かった。が、何故キリストを裏切ることになるのか、そのことは描かれず。キリストを題材にした群像劇とするにしても、時代も飛ぶし、心情も描かれず、散漫な印象。