最新の観てきた!クチコミ一覧

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ひのないところに

ひのないところに

青春事情

駅前劇場(東京都)

2025/09/24 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

きちんとした作品作りに感激。多岐にわたる消防署の仕事は大変だ。色々と考えさせられますね。

『天守物語 〜夢の浮橋〜』

『天守物語 〜夢の浮橋〜』

虹色ぱんだ

アトリエファンファーレ東新宿(東京都)

2025/09/18 (木) ~ 2025/09/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

和ダークファンタジー、グッときました。ざっくりとしたあらすじしか知らなかったですが、惹かれる世界観ですね。改めて原作も読んでみたいです。

VIVID

VIVID

Loneliness of the butterfly

イズモギャラリー(東京都)

2025/09/19 (金) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

内容は寓話と言っていいんでしょうか。膨大なセリフをものともしない見事な一人芝居ですね。色々と考えさせられました。

勿忘草

勿忘草

シレネ

キーノートシアター(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

台詞の無いダンス公演でしたが、とても良かったです。
私の好きなバレエをベースとしたダンスに目が釘付けでした。
役者さん達の動きや表情で、台詞はなくても、内容が伝わってきました。
約80分でしたが、ずっと踊りっぱなしなので、すごい体力だと思いました。
美しい舞台でした!

Letter2025

Letter2025

FREE(S)

ウッディシアター中目黒(東京都)

2025/09/24 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです。
過去にタイムスリップし、命の尊さを知り成長する主人公の姿に感動でした。
命をかけて大事な人の命を繋ぐラストは、切なくて涙腺が緩みました。
役者さん達の演技も良いし、現代風な音楽やアレンジで、とても観易いと思いました。
戦争は勿論、東日本大震災で、命を失った人達の事を決して忘れてはならないと感じました。
心に響く良い舞台でした。

勿忘草

勿忘草

シレネ

キーノートシアター(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

良かったです。

Letter2025

Letter2025

FREE(S)

ウッディシアター中目黒(東京都)

2025/09/24 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

良かったです。

父と暮せば

父と暮せば

劇団演奏舞台

演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

不朽の名作ながら、今回も演奏舞台らしい技量のある熱演でした。幽霊ながら前向きな父とサバイバーズギルトから抜け出せない娘の対比が一層原爆の惨たらしさや悲しみを増幅させており、胸につまる舞台でした。

ネタバレBOX

浅井さんと池田さんの二人芝居であるため、今回は音楽の演出はないだろうと思っていましたので、熟練の方の深みのある演奏効果にお得感がありました。
勿忘草

勿忘草

シレネ

キーノートシアター(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、典型的なノンバーバル劇。
物語は、ダンス(ソロやアンサンブル)や音楽で綴った女性の生き様。その結末は観客によって捉え方が違うだろう。内容は、説明にあるように 誰とも深く関わらず、淡々と過ごすOL・恵。彼女に、定期的に届けられる『一輪の花』。暴力に支配された家庭、孤独な施設での生活、繰り返される心の傷を描いたもの。一輪の花は、容易に分かると思うが 勿忘草(ワスレナグサ)のこと。その花言葉は「私を忘れないで」、これが実に意味深なため 結末が…。

言葉はないが、ダンスと音楽で情況と情景を巧みに描き出す。そしてダンス以外の丁寧なしぐさで心情を描き、最小限の小物で状況を表す。例えば、傷ついた もしくは苛ついた心を癒すための癖ーささくれ・さかむけ を毟る。その原因はストレスや栄養失調らしいが、そうなったのは毒母の虐待。いわゆるネグレストである。それからは施設、学校そして職場での無視や苛めといった負の連鎖。そんな情景をダンスパフォーマンスで表す。

そして音響/音楽や照明といった舞台技術が物語を効果的に支えている。音楽はその状況に適した選曲、例えば 自分を奮い立たせる場面では、中島みゆき の「ファイト!」が流れる。照明は抒情的とも思えるような色彩ー青白色や白銀色ーを使ったスポットライトが心情を際立たせるような効果と印象を放つ。
(上演時間1時間20分) 

ネタバレBOX

素舞台、後ろは暗幕。情景に応じてテーブルや椅子、そしてパソコン、タバコ、カッター等の小物。

冒頭、上手から 横一列でゆっくり特徴ある足取りで登場。ラストも同じような足取りで歩む。力強いとは言えないが、確かな歩み(生)が感じられる。登場人物は6人---主人公の恵、その姉 樹美、2人の母、そして恵の同級生や同僚といった時代や状況に応じたアンサンブル3人。家族の3人は色彩ある衣裳、アンサンブルの3人はデザインが違うが皆 白地の衣裳。3人が暗幕の前に等間隔で並ぶと鯨幕(死)を連想する。ラスト、恵はどうなったのか、その結論は観客に委ねられたよう。

ダンスパフォーマンスという身体表現がメインであるが、例えば毒母(横関友希サン)から逃れるように家を出た姉(ちょいな サン)、いつも助けてもらっていた妹(塚本芽衣サン)の悲嘆。姉が出ていく後ろ姿を見た塚本さんの表情がすごい。このシーンでグッときた。ダンスも椅子に座りパソコンやボトルを使った表現力も巧い。その魅せるを意識した演出が印象的だ。
次回公演も楽しみにしております。
I, Daniel Blake ―わたしは、ダニエル・ブレイク

I, Daniel Blake ―わたしは、ダニエル・ブレイク

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場

紀伊國屋ホール(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/09/28 (日) 14:00

座席1階

イギリスと言えば「ゆりかごから墓場まで」の言葉に称される福祉先進国だが、サッチャー政権などを経てとんでもない状態になっているようだ。自己責任を掲げる新自由主義、それに伴う福祉予算削減。貧困対策としてのセーフティネットは形としてはあるものの、そこに容易に到達させない複雑な仕組み、さまざまなバリアを今作では嫌というほど見せつけられる。

だが、これは我が国だってある。先刻最高裁が違法と断じた生活保護政策は、役人が恣意的に調査項目を扱って保護費を削減する根拠に仕立てあげた。役所の窓口が「まだ働けるはずだ。怠けている」などと申請者を追い返す水際作戦はあちこちである。それどこか、保護申請をあたかも税金の食いつぶしのようにはやし立てる世間の空気。これらは舞台でも描かれ、英国も日本も同じ状況だと分かる。
原作者の執筆動機は怒りだという。そのやるせなさ、怒りのパワーが舞台からひしひしと伝わってくる。
映画化はされていたが、これを日本初演で舞台化した青年劇場はまさに、面目躍如。この怒りを、自分は関係ないと通り過ぎようとする一人一人に見てほしい。深刻化する格差社会。誰もが転落する可能性はあり、けして人ごとではないはずだ。

いい舞台だった。きびきびとした役者の動き、キレのいい演出もよかった。

父と暮せば

父と暮せば

劇団演奏舞台

演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

利発な雨もあんぽんたんな雨もあるが、雨が止むのを待つしかない。あの時の広島では、死ぬんが自然、生きるが不自然、そんな思いも、すぐに癒されるものではない。そんな時、おとったんが娘を支えに来て、そして去って行く。世の中、どれだけ理不尽なことがあるか、また、それをみんながそれぞれ乗り越えてどうやって前向きに生きていくか、その難しさと大切さ、そんなものを感じました。10平米ほどの舞台でひたすら2人の会話ではなしが進んで行くのは、大昔の映画「終着駅」を彷彿させるものがありました。2人の会話と演奏及び歌を聞いているとあたまの中にそれぞれのシーンが浮かんで来ました~

ワンマイク ONE MIC

ワンマイク ONE MIC

ホチキス

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2025/09/23 (火) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

今回の舞台であるレコーディングスタジオのセットの作りが素晴らしかった。コメディとしては、面白い部分と今イチ弾まない部分が混在していて、ちょっと物足りなさも。

松本清張「点と線」

松本清張「点と線」

カンパニーデラシネラ

神奈川県立青少年センター・紅葉坂ホール(神奈川県)

2024/07/27 (土) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

地元神奈川での開催であったが公演期間短く都合がつかなかった「とても観たかった」作品。動画配信をやっていて観る事ができた。思わぬ僥倖。無茶面白い。2009年が初演との事だが再演に掛けたのも分かる。タイトルになる題材の抽象的な造形にとどまる作品もデラシネラにはあるが、本作はストーリーをしっかり伝えている。発語がある。闇に浮かぶ陰影の濃い絵、スタイリッシュな衣裳と動き、サスペンスの教科書のような原作中の象徴的場面が美しく提示されて行く。国広和毅氏の音楽は、言わずもがな。

~喜楽に落語~ ハルカス寄席

~喜楽に落語~ ハルカス寄席

近鉄アート館

SPACE9(大阪府)

2025/09/02 (火) ~ 2025/09/30 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

桂かい枝さんの落語が印象に残りました☆

成り果て

成り果て

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/09/24 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

プロ棋士を目指し夢破れ、それでも将棋から離れられずにコンピューター将棋の開発に携わる男を軸に周囲の人々を描いた作品ですが、初期型iMacを持ち出したり、TV等への露出も多く誰でも知っていた名人を登場させたりと当時を想起させる仕込みもあり、当時を思い出させ引き込まれた。時々ぐっとくる場面もありとても良かったです。

勿忘草

勿忘草

シレネ

キーノートシアター(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

フライヤーとはとても違っていて素敵な女性ばかりと素敵きでした。
お芝居というよりはバレエパフォーマンスって感じでとてもよかったです。
特に主演の女性のダンスも素晴らしいし演技、顔の表情や感情のこもった演技は見応えあり有りで最高ですね。

mother

mother

元素G

調布市せんがわ劇場(東京都)

2025/09/25 (木) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ホラーとダーク・ファンタジーの要素を取り入れた 独特の世界観に魅入らされる。現界と異界を交錯しながら展開していく物語。怖いもの見たさ という刺激の希求、恐怖と好奇心という相反する感情の狭間で揺れる思いが上手く表れていた。ダークでグロテスクな要素にダンスパフォーマンス、さらにユーモアを加えた 大人向けの公演。

物語は、異界のものたちの怨念の原因なり理由はハッキリ明かさず、秘めた謎にしている。しかし、タイトルにある「mother」的存在の紅蓮が呟く一言がカギ。都市伝説的な廃墟で起こる奇妙な出来事、それを浮遊感あるダンスで表現する。やはり 元素Gの表現力はすばらしい。そのパフォーマンスを引き立てる音響/音楽や照明といった舞台技術が 妖しげな世界観を支えている。
(上演時間1時間35分) 

ネタバレBOX

舞台美術は、廃墟イメージの汚れたコンクリート壁、上手/下手に鉄骨柱。中央上部に格子状の窓が並び、板には底上げした敷鉄板に階段を設え、下手は別空間。全体的に怪しく不気味な感じを漂わせている。

物語は、説明にあるように 烏丸理人は、収益化されていないホラー系動画ー後ろの正面チャンネルーで編集活動をしながら、気まぐれにカフェでバイトをする。或る日チャンネルのメンバーが『廃墟に行ってからおかしな事が起こっている』と幼馴染から相談を受け、撮影も兼ねて調査に向かう。廃墟に何もなく、撮影は無事に終わったかのようだが…おかしなことに 後日1人の女性が妊娠する。医師は想像妊娠というが。

後ろの正面チャンネル=「かごめかごめ」の歌を連想。その歌詞に込められた意味---姑によって後ろから突き飛ばされ流産した妊婦や、遊郭等から抜け出せない遊女を謡ったとする俗説があるらしい。物語では、デザイン違いで汚れた(または血が付いた)白い衣裳の女性が多く登場するが、台詞はない。薄暗い中で踊る(白い)姿は浮遊感があり、まるで幽霊のよう。YouTuber(メンバー)は踊っている姿が見えないことから、この世のものではない。

男優陣は主に現世のYouTuber、女優陣の多くはダンサーとして妖しい世界観を表出する。勿論ダンス/パフォーマンスは見事で、その演技だけで魅了する。この世のものではない妖(アヤカシ)を統べるのが紅蓮ーMother的存在。想像妊娠した女性は行方不明になり…劇中では白いシーツで出産シーンを被う。紅蓮の 愛する人の子が欲しい、その一言によって廃墟で彷徨っている白い浮遊者は紅蓮の子のよう。観応え十分。
次回公演も楽しみにしております。
成り果て

成り果て

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/09/24 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

実際の将棋の世界を再現された感じでとてもよかったです。
主演と思われる師匠の演技、さすがですね。
舞台セットにライトもすごく考えられていてとてもよかったです。
昭和時代の大好きな楽曲が流れていてとても心地良よかったです。

ネタバレBOX

前説の将棋講座はあまりにも超超初心者過ぎていまいち。
Letter2025

Letter2025

FREE(S)

ウッディシアター中目黒(東京都)

2025/09/24 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

大変良い作品でした。
戦後80年の節目で 戦争を題材にした舞台の中で特に心に残りました。
幕開けは現代の高校の部活のシーン。ここから2011年の東日本大震災をきっかけに悲惨な東京大空襲の翌日に急展開します。このギャップで戦争を「情報」ではなく「疑似体験」する空間に引きこまれました。そして主人公が加わった特攻に赴く兵士たちのそれぞれの立場、思い、それぞれの夢…。それにかかわる家族や兄弟、仲間たち。軍隊の中で出会ったものたちのそれぞれの物語が心を震わせます。最後では私の周りではすすり泣く声が聞こえました。そして、主人公は現代に戻ることができず、戦没者の遺品として現代のヒロインの元に届いた手紙。軍隊の中で苦労し、成長した主人公の言葉に感動しました。すばらしい時間をありがとうございました。

父と暮せば

父と暮せば

劇団演奏舞台

演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いやー、最高の舞台でした。もうNHKの朝ドラレベルですね。何もかも完璧です。劇団演奏舞台というと劇伴が生演奏なのが売りですが、今回も最高でした。ちょっとヴォーカルの音量が大きすぎてハウっていたのが残念でしたが… で、劇団演奏舞台の舞台というと「純白観想文」「息子」「楽屋」を観てきたのですが、いつも注目してしまうのが劇団演奏舞台の看板女優の池田純美の演技(とギタープレイ)。で、今回は池田純美の演技というか演技力に度肝抜かれました。こんなにすごい演技をするんだ…とマジで感服というかびっくりです。ぶっちゃけ、若手の舞台女優で観るものを完全にコントロールできるのは池田純美と平体まひろぐらいじゃないかと… とにかく圧巻の演技でした。最高の舞台をありがとうございます。劇団演奏舞台の舞台にはずれなしですね。知人に宣伝しまくります^^

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