
埋める日
スポンジ
OFF OFFシアター(東京都)
2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

『SHIT AND LOBSTER』
覇天候
明石スタジオ(東京都)
2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
秘技炸裂!!!
やっぱり女性は強かった!
場内がこんなに笑い声で溢れていた舞台は、今年一番かも。老若男女を問わず、気持ちが若い人はハマる筈(*゚▽゚*)

「独 <どいつ> 」
おちゃめいつ
器とcafe ひねもすのたり(東京・阿佐ヶ谷)(東京都)
2012/12/27 (木) ~ 2012/12/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
2012年観劇納め!
おちゃめいつcafe公演「独<どいつ>」
20名の完全予約制で、年末で悩みましたが行って本当に良かった!と心から思う公演でした。
30分前の開場と同時に入ると演者のお二方が「いらっしゃいませ」と迎え入れてくださいました。
最前列、目の前に真弓さんと創さんが座るという、おそらくとっても特等席(今思うとそうなんじゃないだろうか…)であろう席に座り、美味しいお茶をいただきながらの観劇でした。
これほどに近い距離でお芝居を「体感」できる機会は、そう簡単に訪れるものじゃないだろうな、と幸せを噛み締めながら一時間と少し。濃密な時間でした。
おちゃめなめいつさんたちの手により完成された<独>の世界に、空間が変わる瞬間を肌で感じ取れました。
二つの椅子と、少しの小道具、可愛い音楽と映像。映像の投影の仕方がiPhoneを活用したもので、アットホーム感が温かみを感じさせてくれました。映像の中に、心に刺さる台詞がいくつか浮かびます。戯曲集が欲しいくらい、大切にしたい、考えさせられる言葉がたくさんありました。
間違いなくわたしの今年観劇した作品の中で一二を争うだいすきな公演になりました。(あくまでわたしの好みですが…)
今後もおちゃめいつぜひ公演して欲しいです!
cafe公演というあの独特の空間の虜になりました(*^^*)

「俺とあがさと彬と酒と」第1回公演『ふたりマクベス、マボロシ兄妹、ほか短編』
DULL-COLORED POP
アトリエ春風舎(東京都)
2012/12/27 (木) ~ 2012/12/31 (月)公演終了
満足度★★★★★
演劇ラブ
年の瀬にものすごいものが見れた!!まだ間に合う、千秋楽の見バラシ公演(これ、無料で見れるの?!)見れる方はうらやましいなぁ!!「マボロシ兄妹」は観念論的不条理劇で、もう何が現実で何が幻覚かわからなくなる、まさに脳みそぐんにゃり系物語。「ふたりマクベス」は直球過ぎる正統派古典劇で、でも新鮮な驚きとマクベス愛に溢れる物語。今の流行とか関係なく、やりたいことをやりきるという公演コンセプトが潔く、実際成功していると思いました。どちらも2人芝居なのにものすごい濃密で、刺激的で、洗練されていて、とても1ヶ月足らずで製作したとは思えない完成度だった。両方出てるあがささんの佇まいは凄まじい、ラブコール受けて出演するだけあるなぁ、妖艶な色気で稀有な存在感。こんな衝撃的で意欲的な作品を作演しながら、出演してもきっちり役者もこなせる男性2人には脱帽する。そしてそして、豪華な豪華なパンフレット。もう詰め込まれまくったパンフレット読むと、共感も感動も多くて、この公演の魅力がより深まり、あぁ演劇はまだまだ楽しくて驚きに溢れてるなと思いました。

初雪の味
青☆組
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2013/01/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
初・青☆組観賞
15時会津編→鎌倉編2本を1日で観ました。こんな観劇初めてだったので非常に面白かったです。方言の違いはあるとは言え、同じ脚本、同じ装置なのに違う家族を観たかのような気分です。でも本来家族はみんな違うので、それが自然に感じられたのが面白かったです。1本ずつ観たり、観る順番が違ったらどう感じるのかまた興味深いですが、2家族それぞれに感情移入しました。途中、劇場の前を火の用心が通り、その音さえも年の瀬を感じさせ舞台と一体化して透明で静かな時間を過ごせました。

大女優祭【ご来場有難う御座いました!】
江古田のガールズ
「劇」小劇場(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/31 (月)公演終了

ミソゲキ2012
ミソゲキ実行委員会
ナンジャーレ(愛知県)
2012/12/29 (土) ~ 2012/12/31 (月)公演終了
満足度★★★★★
ミソゲキ2012 特に範宙遊泳【おすすめ】
AB、両方拝見しました。突劇金魚、範宙遊泳、短編だけれど短編の質感ではない。特に範宙、なんだろうこのぞくぞくくる寒気。震えが止まりません。映画のような演劇とよく言いますが、そんなものがかすんでしまう、素晴らしい作品。激しくおすすめ。
初めての愛知の演劇。特に、廃墟文藝部とISP-ispが引っかかっています。もっと長い作品を観てみたい。今後チェック継続します。
ミソゲキ、素晴らしいイベントです。イベント主催者ではなく、あくまでも芝居が目立つ。今後長く続く事を祈っています。

年末
ろりえ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

「俺とあがさと彬と酒と」第1回公演『ふたりマクベス、マボロシ兄妹、ほか短編』
DULL-COLORED POP
アトリエ春風舎(東京都)
2012/12/27 (木) ~ 2012/12/31 (月)公演終了
満足度★★★
あり・・?@あくまでプレビュー
「ふたりマクベス」は割と予想の範囲内だったかも。
悪女と良妻を自由に行き来できる女優としての魅力は十分に伝わったけれど、
正直『男あがさ』のファンの自分としては(なかなかこんな野蛮な男優はいないもので・・(笑
見応えは確かにあったけれど、
せっかくの岡田氏の男役が観られないのはちょっと残念だったかなぁ・・(苦笑
タイトルから想像されるより思ったよりエンゲキエンゲキし過ぎていたかな・・?という感じもしたり(もっと野蛮な何かを想像していたから
対照的に「マボロシ兄妹」は、
観ていて文字通りの男優女優の心地よい台詞スマッシュの応酬に
頭がクラクラするようで・・(笑
ただ、この戯曲が出来上がったのがやっぱり2週間位前のためか、
まだ俳優の立ち位置がぐらついているみたいで
(それも演出家の目論見通りらしいが(笑
ひょっとしたら最終日には俳優たちはその立ち位置を完全に自分のものにしているかもしれないから(それはそれで詰まらない(笑
一応前から予定はしていたけれど、
明日の朝公演でこちらだけはもう一度観てみよう(最後は完成されていると思ったので最初と真ん中を見てみたいと思っていた。
(あと、『ふたりマクベス』の方までは時間的にキツイかもしれないし、マクベスの二人は流石の俳優でもあるので、プレビューの段階で既に役を完全に自分のものにしていたようなので。
・・ちなみに、3人とも実力は折り紙つきなので
採点は相当辛めです(苦笑
もっともっとすごいものはいくらでもできるだろうと思うので、
若手のように頑張ってほしいと☆5つとかを付けるのではなく、
「もっともっと派手にガンガン行ってくれ」と言う意味での☆3つです(派手にやりすぎて破綻するくらいがこの3人には自分にとっての☆5つです(笑

大女優祭【ご来場有難う御座いました!】
江古田のガールズ
「劇」小劇場(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/31 (月)公演終了

ロミオとジュリエット
ファントマ
ABCホール (大阪府)
2012/12/24 (月) ~ 2012/12/27 (木)公演終了
満足度★★★★★
全てが大人のお芝居♪ 名作!
いきなりオープニングの大画面のセンス抜群の映像!! お洒落~過ぎる!
こんな映画の様な大画面初めてかな⁈
映し出される役者さんも嬉しいでしょうね♪
詳しい話は良く知らないまま観劇したのが良かったのか⁈
終わりまで話しにずっとのめり込むよう観ていました♪
えん魔さんの笑いを盛り込んだ展開にシェイクスピアの話が上手く融合して
難しいとされるシェイクスピアの話しを和らげてくれます(^^)
役者さんも皆さん達者なので見応え充分!
中でも赤鬼での熱演が冷めやらぬ橋爪未萌里さん♪
また違った一面が垣間見れて心の中で凄い~と拍手!
初めて演技を観るいいむろなおきさんも何気に熱演!
所々で台詞を噛んでた人が多かったのが少し気になりましたが…(^^;;
美しいラストシーンには周りで啜り泣く声が…
光や音楽など大人のお芝居の魅せ方で堪能しました!
もう一つのバージョンも観たくなるほど愉しいお芝居でした♪
素晴らしい2012年度の観劇を締めくくる事ができました!
素晴らしいお芝居をありがとうございました♪

埋める日
スポンジ
OFF OFFシアター(東京都)
2012/12/26 (水) ~ 2012/12/30 (日)公演終了
満足度★★★★
今朝急に思いついて鑑賞しました
昨日今年の仕事を全て終え、今朝は年末の大掃除よりも娯楽を楽しみたいと急に思いつき、当日の数ある公演の中から偶然見つけて出かけました。さらにフライヤーとタイトルから想像するとおどろどろしい内容かもしれないと思いつつ怖いもの見たさで入場しました。
見終わっての感想は「やはり、演劇は脚本が命」、いろんなところへの言葉の仕掛けが内容に厚みを与えていました。冒頭からなにやら訳ありの状況と登場人物の謎めいた人間関係、それが全く説明されない中でストーリーが進むにつれ、会話の中から少しづつ次第に明らかになってきます。それが予想通りだったり少し外れていたりしてそのあたりは謎解きと同じような楽しさがありました。インターネットにもフライヤーにも事前情報が全く載っていないのも演出の一つと理解しました。
役者さんもそれぞれがぴったりの役どころに見受けられ、また間の取り方やせりふの無い場面も含めて演技力も、申し分なかったと思います。観劇初心者の中高年ですが、私は十分楽しめました。観客は若い人が多かったようですが、幅広い年齢層で楽しめると思います。
ただし、同伴した妻はもう少し濃いストーリーが好みのようで少し物足りなかったようです。

ロミオとジュリエット
ファントマ
ABCホール (大阪府)
2012/12/24 (月) ~ 2012/12/27 (木)公演終了
満足度★★★★★
希望バージョンを見た。
希望バージョンを見た。
モンタギュー家は、ロミオが、お金持ちの貴族の女性と付き合い貢がせてたお金で保たれている、
ジュリエットが心を惹かれ ロミオも気になる ロミオ役の美津乃あわさん ジュリエット役の橋爪未萠里さん 二人のキャステイング、バランスがいいです。
”最後に死んで行くロミオとわずかな時間だけ話せたことに喜ぶ ジュリエット(悲しすぎます。)息を引き取るロミオ 看取るジュリエット すぐに短剣を取り出し自分に向けて腕をいっぱいに伸ばして高く構える(このポーズが綺麗で、わずかに止まる時間が、切なくて、)一瞬息を呑む時間のあと胸に突き立てる オリジナルの歌 ♪♫ 摘んでください、側に居させてください ♪♫ バラの花が二人に降り積もる 赤いバラの花は、二人の命:血 家系:血 その赤いバラの花に埋められていくように見えました、歌が、ジュリエットの恋心にぴったりでした“摘んでください、側に居させてください ”(もうボロ泣きでしたわ) 最高でした 面白かった。
両家は、戦う、いがみ合う愚かさを知り 気力も なくす。

幻想音楽劇『ジャンヌダルク-聖なる穢れ-』
東方守護-EAST GUARDIAN-
SPACE107(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/29 (土)公演終了
満足度★★★★
楽しかったです!
衣装が豪華でダンスも綺麗でした。観客を世界に引き込むような演技も良かったです(^-^)
全員女性で作り出すジャンヌダルクの世界は美しかったです…終始、見とれてました。

WAをもって尊しと!
劇団 晏かけ
北池袋 新生館シアター(東京都)
2012/12/27 (木) ~ 2012/12/30 (日)公演終了
満足度★★★
ほわっと・・
した感じの舞台でした。少し分かりにくい面もありましたが、面白かったです。そして、雨模様さんのネタばれに書かれてもいますが、うんちくを感じさせる言葉が良く、私はとてもその言葉が心に残りました。笑える場面もあり、考えさせられる場面もあり良かったです。

年末
ろりえ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/30 (日)公演終了
満足度★★★
南無薬師如来
今年最後の観劇がろりえ。
いのりとREICO、感情の対比が面白い。
繋いだ手に温もりがあれば良いんじゃないの。

だから、1周年なんだってばぁぁぁぁ!!!!汗
38mmなぐりーず
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/12/21 (金) ~ 2012/12/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
2時間弱
持ち歌8曲でこの公演時間! 某グループを彷彿させるダンスに、役者さんのユニットだけあって曲間の小芝居、曲の作詞が劇場で観たことのある名前の方々、諸々含めて楽しかったです。

初雪の味
青☆組
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2013/01/06 (日)公演終了
満足度★
内容がない
正直、このお芝居の評価がこんなに高い理由がわからない。エピソード的なものは何も起こらず、浅いセリフがサラサラ流れていって、よって、深いセリフも全くなし。何がテーマなのかもわからない。前に見た「きつねの嫁入り」みたいにどんでん返しがあるのかと思って、最後まで見たけどそれもなし。一体何がいいのかわからない。これで3400円もは高すぎ、お金返してくださあい、まじで。

年末
ろりえ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/12/28 (金) ~ 2012/12/30 (日)公演終了

ユー クロース・トゥ ユー
劇団ミックスドッグス
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2012/12/15 (土) ~ 2012/12/17 (月)公演終了
満足度★★★★
今年最後に相応しい完成度(*^◯^*)
面白かった。多分今年観たミックスドックスの中では一番良かった。ゆうじ役の水野駿太郎がとにかくいい。表情がきまってる。どうしても年の知り合いの芝居を観てると100パーセント役者としてみれないってことが多々あるけど普通に「いい役者さんだなあ」とか思いながら観ていた。ちょっと言い過ぎな気がするけどちょっとしたスター性を感じる
小さめの劇場で割と多めの人数だけど舞台セットのおかげでうまい構図となっていた。あととにかくOPダンスがいい。ただダンスをみせるんじゃなくて演劇のダンスはこうやってストーリーに綺麗にかかわる振付の方が好き。音楽もお見事。好みです
コメディシーンもよかった。いつもストーリーをつきすすめている山根翼がわりとフットワークが軽い役で新鮮だったし楽にみれた。
展開が急ではないんだけどなんとなく小さくまとめられすぎな印象。もう少し、どっかでもうちょっとじっくりやるシーンとかがあってもよかったんじゃないかなって思う。いい話を超えそうでこえないもどかしさが少しあった。
舞台セットがわりと演劇向きでないのを処理しきれなかった事が気にかかる。セット自体は素敵だったんだけど
まとまった作品だがまだまだはじけられるという期待をこめて四つで