最新の観てきた!クチコミ一覧

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トランス

トランス

演劇ユニット 虹色cafe

JOY JOY THEATRE(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

とっくに送稿したはず
 Je est un autre. Rimbaudの一行であるが、余りにも有名なフレーズなのでご存じの方も多かろう。“私とは他者だ”と訳せる。但し、通常の仏文法では、be動詞に当たるêtreの一人称単数形の形はsuisであってestでは無い。後者は三人称単数形の形だからである。然し乍ら、この表現にこそ、Rimbaudの天才が見て取れる、と見るのが正しかろう。  

ネタバレBOX

 何でこんなことを書くのか? 疑問に思われるかもしれないので理由を説明しておこう。所謂、統合失調症に至る過程の離人症の話がメインになっているからである。この作品の書かれた当時の精神病理学では、何処からが異常で何処までが正常なのか線引き出来るような段階に達していなかった。現在でも、脳の働きには未解明な部分が大変に多く、明確な線引きが出来るようになったとは聞いていない。何れにせよ、別の見方で正常、異常の判断を下しているのが実情である。例えば、社会参加できるなら正常と看做すなどである。M.フーコーの定義に従えば、“狂気とは純粋な錯誤である”とは言えるが。
 グダグダと以上のようなことを述べたのは、原作にはない問い掛けが、最後の最後に仕掛けられているからである。終盤、3人のうち誰が医者で誰が患者なのかを巡ってくどい程に主客が入れ換わるのだが、3人を残して鉄の扉が閉まるような音がするのである。ということは、3人とも患者ということになるだろう。最後の最後にこのようなどんでん返しが仕組まれていることの意味は何か? それこそ、観客である我々が、狂っているのではないか? との問い掛けではなかったか?
ハイエナ

ハイエナ

沢井正棋プロデュース

タイニイアリス(東京都)

2013/02/13 (水) ~ 2013/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

継承
 原作者の悩みや苦しみを通して紡がれたシナリオは、生きることに新たな可能性を見出して爽やかささえ漂う。

ネタバレBOX

 敬一は、おじいちゃん子である。おじいちゃんは、父兄会でも、遊びでもいつも敬一の為に出掛けてくれた。然し、父、母は二人とも一度も敬一の為に出掛けてくれたことは無い。警察の厄介になった時もである。両親の愛を得ていないと考えた彼は、自分の朝鮮人としての血に迷い、その血を嫌って、朝鮮高校の生徒を見付けては喧嘩を売り、叩きのめしていたが、終に、何故、父母が、自分の為に外へ出ないか、その理由を知ることになった。彼の母は、密入国者であった。
 母は恐らく4.3事件の被害者である。足が不自由なのは、親族を総て殺され、自身も足を銃で撃たれて負傷して以来である。だが、何とか命だけは助かり、済州島から大阪への直行便があった船で密航して来たのであった。言葉も分からず知人も無い国へ脱出したのは、故郷では生きることができなかったからである。然し、やっと辿りついた土地でも密入国という負い目があり、中々人前に出ることはできない。如何に他所の国とは言え、彼女の流れ着いた土地は、今では北、南と分断され敵対する同一民族が、複雑な情況を各々背負いつつ生きる場所であった。まして、4.3事件は、島民が北に組みしていると疑われたことが原因である。15世紀迄は独立した王国であった済州島出身ということが分かれば、今、流浪の果に、どちらからもスパイと看做されかねない。まして、この地で子供が出来た。母にとって唯一人の血を分けた家族が、その為に犠牲にでもなったら。そのような不安が母を必要以上に内向きにしていたのかも知れない。然し、それは、恐れねばならない歴史を背負ってのことであった。この国のマジョリティーからは、マイノリティーであるが故に自らの誤ちの故でなく差別され、同胞には、政治的情況、イデオロギーの違いによっていつ何時攻撃されてもおかしくない位置に立たされた母の苦しみ、母を愛し幇助した父の苦しみ、二人の傷の深さ、そして耐えている世界の重さを息子は理解する。そして、おじいさんが亡くなった時、父に諭された言葉が、敬一の魂を撃つ。父は言う。「ハイエナになれ、ハイエナは、他の者が食べられないような物も噛み砕いて生きてゆく。お前も人の噛み砕けないような物を噛み砕いて生きてゆけ」と。何と美しく、強く、尊い言葉だろう。
更に、半分は朝鮮族の血、半分は日本族の血を引いた場合、どちらにも属せないのではなく、どちらをも継承しているのだという発展的な回答を、敬一の友が、自分自身の苦悩の中から築きあげてゆく力強さ、肯定してゆこうとする勇気が、魂を撃つ。
 4.3事件は、分かる者には分かるという形でしか描かれていない。つまり、個々の事件というより、虐殺という情況の普遍化が為されているのである。例えば、母、ウネが故郷を離れる船旅でも、窓が一つも無いことで船倉を表し、1週間の船旅の最初はぎゅうぎゅうだった船倉にゆとりが出来ることを書くことで、亡くなった人々が魚の餌になった事を表すといった次第だ。ここにも、表現者としての苦労の跡が見える。作者のこのような労苦の過程が、作品にも反映している。アイデンティティーと血の問題で悩み続けて来た個人史が、作品をしっかり地に足のついたものにしている。
 現在描かれる日本の若者の作品には、このように世代を繋ぐ経験が無い。共通の分母はとっくの昔に崩壊してしまったのである。この作品は、そういった我々、日本人の足元をも照らしてくれた。
範宙遊泳展

範宙遊泳展

範宙遊泳

新宿眼科画廊(東京都)

2013/02/16 (土) ~ 2013/02/27 (水)公演終了

満足度★★★

役者レベルの表現は2 実験性は大
 頗る実験的な作品だ。どう評価するか、或いは、この作品が演劇と呼べるのか、という意見も出てきそうだ。というのも、言葉、身体、空間、時間其々が、互いにある焦点を目指して統合されてゆくのではなく、その反対に競合してゆくからだ。

ネタバレBOX

 先ず、唯でさえ狭い新宿眼科画廊の狭い空間が、設けられた壁によって分断されている。パート1で描かれるのは、2038年3月1日午前5時6分を回ったところ。雨が降っており、外出警戒令が出されている。主人公はそのせいで飼い殺し状態だ。当然のことながら、ここには、3.12以降大量に漏れたセシウムなど放射性核種の影響を見てとることが出来よう。というのも、この日、主人公は結婚式を挙げるはずだったのであり、それが雨でおじゃんになったからである。
 劇場内で渡された説明書にはこうある。外出警戒令が出された時、どうしても外出しなければならない時には、専用スーツを着る。然し、リスキーである、と。それでも若者の中には閉塞感に耐えきれず、普段着のまま外出する者があり雨歩(あまふ)と呼ばれている。今、雨歩が主人公の窓の外を通り過ぎた。
 このような飼い殺し状態の中でもしなければならないことはたくさんあり、各人は、各々の部屋に閉じこもったまま、それらを為すのであるが、その閉塞感の中で、楽しいことを見付けだすのは至難の業になっている。
 パート1は、主人公が楽しい時間を観客から公演開始前に募ったアンケートを引用しながら模造紙に書き出し、楽しみを模索する途中でトイレに立つことにより終了する。
 パート2は、5分間の休憩の後、主人公がトイレへ抜けて行った膝まで位の穴を通って、観客が壁の向こうへ移動することから始まる。
 こちらは、奥の壁にプロジェクターで映像を投影する中に役者が時折入り込んでパフォーマンスを行うという形なのだが、役者の身体の3次元性が、プロジェクターの投影する2次元世界には入り込めないという事実を用いて空間の使用法を変更している。分かりやすい例が壁に投影されたテーブルで食事をするシーンで、役者は壁に直行する床に体の側面をつけ、横向きに身体を横たえるのである。つまり、役者は頭を観客の側に、観客の座った足に直角に横たわっているのである。パート2を演ずる役者は2名。然し、プロジェクターで投影されるのは、何も風景やシチュエイションばかりではない。言葉も投影されるのだが、未だ若い役者陣のパフォーマンスや存在感の薄弱が、映像や言葉の力に勝てない、ということもあって、表現としては、言葉や映像に軍配が上がる。と同時に、生の存在の危機が、観客に戦慄を齎す。このことが、若い表現を彼らのイメージへのめり込ませる。浅田 彰の言うスキゾに近いか。即ち、他世代と共通の分母を失う実験に走らせるのである。ラストの部分で、役者の一人は、TVの中継している場面へ入って行き奇妙な自殺を遂げるが、その血は、溢れて、比喩では無い血の海を作りだすのである。これが、スキゾでなくて何だろうか?
獣のための倫理学

獣のための倫理学

十七戦地

LIFT(東京都)

2013/02/19 (火) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

緻密
 殆ど覆すことが不可能と見えた事件を、ワークショップという仕掛けで見事に解体再構成して観客に納得させる手際は見事だ。
 自分が、十七戦地の作品を見るのは、今回で2度目だが、会場は2回とも、ギャラリー空間としても使われる場であった。おまけに、ちょっと探す、というか都会の隠れ家的な場所で、詩人が好む空間領域である。シナリオの密度の高さと演技密度は、作家及びこの劇団のポエティックなセンスを表象しているのかも知れない。

ネタバレBOX

 冤罪を含め、この国の司法は好い加減、という印象を免れない。自分が、今迄出会った切れ者、鬼と言われた検察官の言動を直に聴き、また、様々な冤罪被告関係者からの話を聴いてそう思う。また、責任を負うべき者が負わずに不問に付されるケース、それを追求しても記事として配信されないケースは自分自身の体験として持っている。だから、自分は、この国の力を持った官僚や権威を余り信用していない、と言うより信用できない。選良と言われる連中が如何なる出鱈目をやって来たかも、例えば、原爆に関して証拠を挙げることができる。実際、この国の民度に関しては、近代レベルに到達していないのである。そのことを、前近代の村八分というコンセプトで、この作品は表現して見せた。無論、東電福島第一原発事故に纏わるあらゆる嘘、詭弁、隠蔽、原子力村体制等も含み込み、タブー迄射程に収めた作品と見ることもできよう。 
1929年のルバート

1929年のルバート

創造旅団カルミア

座・高円寺2(東京都)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/21 (木)公演終了

満足度★★★

演出
 もっと役者にタメを要求しなければなるまい。若い役者でも舞台で演じるならば、唯、がなったり、キンキン声をあげれば済むわけではない。劇場の性質も良く掴むべきだろう。高円寺2は、よく声が響く。サイズだけで判断してはいけない。
 更に工夫を重ねて欲しい。
 

ネタバレBOX

 研究を推進させている主体は、我々、観客ということになるのだろうが、このアイロニーは面白く受け取った。
忘れたっころにエンヤコラッ

忘れたっころにエンヤコラッ

ジソーキッズ

RAFT(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

なんか好きかも
他愛のないガキどもの意味なくはしゃいでた青春時代。

大人になっても、なんだかんだでいい思い出なのだ。

ヘンテコな連中ばかりだけど、妙にあんたら愛しいぞ。

あとがき

あとがき

Forget Me Not

ワーサルシアター(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

初観劇
内容はまあまあ、時折ですがお芝居してるな~っていうセリフの抑揚が気になることもありました。

突然の人の死に対する受け止め方はいろいろあるでしょうが、人前ですぐにはけっこう泣けない身としてはちょっと安易に泣きすぎな印象も持った。

タイトルにもなっている「あとがき」、最後あっさりしすぎな気がして、惜しい。

ネタバレBOX

思いを伝えるとこで、相手によってホンノ一言だったりするところは、ダラダラするよりスーと入ってきてよかった。
獣のための倫理学

獣のための倫理学

十七戦地

LIFT(東京都)

2013/02/19 (火) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

サスペンス
展開が面白かった。おふざけなしのしっかりとした内容で、とにかくストーリーが引き込まれます。たくさんの人に観ていただきたいです。

笑う通訳

笑う通訳

電動夏子安置システム

上野ストアハウス(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/02/20 (水)公演終了

満足度★★★★

M班
千秋楽だったのでV班を見れなかったのは残念ですが、笑わせて貰いました!

オチの後のリフレインが少し冗長だったかなと思いましたが、噛み合わなさ具合と、真面目不真面目の対照的な通訳のキャラが楽しかったです。

ふりつけされたえんげき『君の知らない転び方』

ふりつけされたえんげき『君の知らない転び方』

ホナガヨウコ企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/02/16 (土) ~ 2013/02/25 (月)公演終了

満足度★★★

心地良いナチュラル感
ダンサーとミュージシャンのコラボレーションによる作品で、「ふりつけされたえんげき」と題されている通り、身体表現をメインにしつつも一貫性のある物語を感じさせる内容でした。

以前に工業高校で同期だった女性2人が東京で偶然出会って同居することになりつつもお互いに手紙のやりとりをするという不思議な距離感が描かれていて、特にドラマティックな展開がある訳ではない淡々とした描写ながら、退屈さを感じさせませんでした。
各エピソードをあまり詳細には描かず、色々と想像を巡らせる余白を残していて、開放的な雰囲気があって心地良かったです。

ホナガヨウコさんの動き・台詞も、木下美紗都さんの歌もあざとさのない自然体な雰囲気で、表現が素直に伝わって来る感じがありました。
70分と少し短めの上演時間でさらっと終わるのも後味が良かったです。

音や台詞と動きの関係が特徴的で、特にオノマトペを連ねた歌詞とシンクロして動くシーンがユーモラスで印象に残りました。
前半はマイム的な動きが多く、動作の止まり方が美しかったです。終盤ではホナガさんらしいキュートなダンスもあり楽しかったです。

セットや照明も手が込んでいて良かったのですが、作品の持つ穏やかな雰囲気に対して少々主張し過ぎなところがあったのが勿体なく思いました。

幻戯【改訂版】

幻戯【改訂版】

鵺的(ぬえてき)

「劇」小劇場(東京都)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/26 (火)公演終了

満足度★★★★


面白い。

ネタバレBOX

新進の小説家・板倉(今里真)が黒崎(平山寛人)に売春宿に連れられてくる。30後半の板倉は、16くらいから売春してたという玖美子(秋澤弥里)を前にしてもその気になれないと帰ってしまうが、その時会った唖の売春婦・布見繪(奥野亮子)と付き合いだす。そして、今度は玖美子を買いにやってくるが、そこを基点に玖美子の人格が壊れていき、自殺してしまう…。

心とカラダは分けているという性に対してイケイケな玖美子、そんな玖美子が理解できず悩み続ける布見繪、布見繪と付き合い心とカラダを分けるってことを知った板倉。心って何、カラダって何、ってな舞台に90分があっという間だった。
覚醒した板倉に仕事だからと抱かれた玖美子が布見繪に変わる手法は見事。黒崎は「別の人格ではない」ってなことを言ってたけど、玖美子の中の布見繪のような心が一気に吹き出したということなのか。
終盤、女将の久乃(佐々木なふみ)が心とカラダを別に考える人間は続かない、と言っていたところで再度舞台が歪む。そして、時折入るナレーションは(しゃべれない)布見繪(の独白)なのだが、途中からは玖美子のしゃべりのようにも聞こえ出してくる。すごい揺さぶりだと思う。

派手なシーンや濡れ場があるわけでない静かで暗い作品だったけども、人を不安にさせるというか落ち着かない気持ちにさせるというか、そんな空気に触れられる舞台だった。
フレネミーがころんだ

フレネミーがころんだ

熱帯

駅前劇場(東京都)

2013/02/07 (木) ~ 2013/02/12 (火)公演終了

満足度★★★★

女性ならではの視点?
面白うてやがて恐ろしきとでも言うべきか、大いに笑いながらも地雷源を歩いているようで気が休まらない(笑)。
アフタートークでも話題になったが男にはない世界かも?
また、暗転もない一瞬での場転や幕切れの潔さ等も鮮やか。

ワクラバノユメ

ワクラバノユメ

メッテルニッヒ

萬劇場(東京都)

2013/02/08 (金) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★

2つのテーマを均等に扱い虻蜂取らず気味
「もしかしたらあったかもしれない」架空の幕末史も終盤の夢魔たちのパートもそれぞれに面白いのだが、均等に重きを置いたために冗長になり(上演時間135分)両パートが虻蜂取らずになったのは残念。
何もかも盛り込むのではなく取捨選択して適度な長さに刈り込む潔さも必要では?

発情ジュリアス・シーザー

発情ジュリアス・シーザー

柿喰う客

青山円形劇場≪公開GP≫(東京都)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/20 (水)公演終了

満足度★★★★

ゲネプロ
はじめて「柿喰う客」の芝居を観てきました。
タイトルからは想像できない時代劇風のシリアス?コメディと言った印象で面白かったです。
他の劇団がやってら企画倒れになるだろうと思われる演出も何故かスッと入ってくるのが不思議でした。
エロくはないけど色気はある女性だけのシェイクスピアお薦めです!

明日の初日は、今日の直しが入ってもっと良くなっているはずです。
自分は、もう一度観る予定です(笑)

発情ジュリアス・シーザー

発情ジュリアス・シーザー

柿喰う客

青山円形劇場≪公開GP≫(東京都)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/20 (水)公演終了

満足度★★★★★

公開ゲネプロ

観させていただきました。

役者さん達との距離が近く、
臨場感があってよかったです。

お友達にもぜひオススメしたいですヽ(・∀・)ノ

語彙力が足りないので上手に伝えられないのが
くやしいです( ;∀;)

テンポもよく、想像していたよりも
理解しやすかったなあという印象です。

腕王-UDEOU-

腕王-UDEOU-

colorchild

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/02/13 (水) ~ 2013/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

いいですね。
久しぶりに笑わせていただきました。
小道具なしで全てのもの役者たちの体だけで表現するのも素晴らしいですが、
アクション映画とかにありがちな展開がすごい自分の心を掴みました。

『ガラクタとペガスス』

『ガラクタとペガスス』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

ワーサルシアター(東京都)

2012/11/28 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

飛躍を期待!!!
2012年の10周年を機に,大きくメンバー入れ替わりありましたが,中心線がブレず,しっかりした,変わらぬ方向性をみて安心しました。一説,仲間がだれもいなくなってからが本当の勝負だとも。8割の優れているところは変におもねらず,野球でいうところの『置きにいった感』が無いところでしょうか?主催もメンバーも活躍の場を広げつつあり,将来楽しみが大きく膨らみます。いろいろ大変だとは思いますが,がんばって下さい!!!

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

劇団鹿殺し

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごく好き
サービス精神旺盛な関西特有の公演でした。とにかく楽しい。

ネタバレBOX

色んな窮地に追い込まれながらも死ねない辛島タエ。毎度のごとく不死鳥のように蘇るタエの周りではタエに関わった男たちが死んでいきます。それでも常に主役を取りたいと前に出るど根性な物語でした。

辛島タエの生き方も音楽もロックで楽しい。
演出も音楽もみんな素敵でした。
良縁祈願!KOTOBUKI!

良縁祈願!KOTOBUKI!

演劇ユニット ifstay

劇場HOPE(東京都)

2013/02/13 (水) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★

ショージ、すごい
あの豹変っぷりには驚いた。全体に演技がこなれていないというか、固い感じがした。もっと悪く言えば素人っぽい。作者の迷いが感じられ、まとまらないまま稽古に突入かな?良縁の縁結びに集中した方がよかったと思う。

ソラオの世界

ソラオの世界

キティエンターテインメント

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★

2011までとは別物
2011までは、想像力と役者の体力・根性が試される舞台でしたが、今作は歌って、踊ってホンワカという印象でした。
舞台装置や照明が作りこまれている分、見る側にはわかりやすい舞台でした。

ただ、家族・友情・恋愛、どこに主題を持っていきたいのかわからず、ぼんやりとした目標をもったソラオが、長い夢をみた。
という感じで終わってしまった気がします。
(現実では、両親の問題などは全く解決できませんし)

見終わっての爽快感は、今までのソラオの方がありました。

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