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仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

ポップンマッシュルームチキン野郎

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

着地点の意外性
開場時の予演から本編まで全力だったと思います。
手書きブログの状態になるのは無理ないでしょう。(笑)
いろんなキャラクターが彩った展開と
着地点の意外性にやられました。
説明にもありますが、まさにジェットコースターでした。

キャッチャーインザ闇

キャッチャーインザ闇

悪い芝居

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/26 (火)公演終了

満足度★★★★

疾走!その先には……
闇の中を、行き着く先もないと分かってもなお、「手応え」を求めて走り続ける登場人物たち。その疾走感に興奮し、安易なオチに流されまいとする姿勢にシンパシーを感じました。

エンターテインメント性の高い演出、演技は、舞台と客席の間の壁を突き破るような「突破力」を感じさせるものでしたが、もう少し、表現に濃淡があるといいですね。時には引いてみることで、この劇団、戯曲の持つ確かな質量を実感させる——という方法もあるのではないでしょうか。

岸田國士原作コレクション

岸田國士原作コレクション

オーストラ・マコンドー

black A(東京都)

2013/05/23 (木) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

岸田國士がおもしろすぎる(続いてB)
5/25のCに続いて、5/26のマチネでBを鑑賞。

Cとはまた異なる会場の雰囲気があって、
作品それぞれが、独自の面白さを持っていて。

前日に続いてがっつりたのしんでしまいました。

ネタバレBOX

前日(C)とは異なる位置に一番大きな、
半分ステージ代わりになるテーブルが置かれていて・・・

Bも雰囲気の全く異なる3作品、
時間が経つのがあっという間でした。

「取引きにあらず」

落語のような噺なのですけれどね・・・。

会場の使い方がとてもしたたか。
外への扉を大きく開けて、
看板娘がそちらを向いて座れば、
そこは町のタバコ屋の風情。
マチネだったので、通りの風景なども見えて・・・。
で、父と娘のロールが本当によく作りこまれているのですよ。
ちょび髭のおやじのちょっと見栄っ張りで強欲なところと、
そんな父親に対して少々楯突いて、距離を置いたりはしても
実は気立ての良い娘・・・。
隣人も、妻も、その店を訪れる客たちにも、
昔の東京の下町の風情や気風が感じられて。

その雰囲気だから、
噺の筋立てにも実存感が生まれ、
詐欺師たちの企てが
じつに見事にはまり込んでいくのです。

会場の外までも使って、
店の内外を編み上げたり、
その父親の愚かさに対しての
女性たちのちょっと醒めた感じも絶品。

なんて、風景を持ったお芝居だろうと思った。

高座で上手い噺に巡り合ったような
良質のおかしみに浸され、充足感が残りました。

「ヂアロオグ・プランタニエ」

始まりは・・、
女学生ふたりの、一人の男性をめぐる
レトロで、ストイックで、どこか甘酸っぱい会話劇、
でも、その表層の言葉使いに
二人が身体で紡ぐ心情のビビッドさが重ねられていきます。
役者たちには、一行ごとのセリフの確かさがありつつ、
その身体に異なる内心を紡ぎだす表現の技量があって。

最初は、繫がっている身体と台詞に、
耽美な空気を感じるのですが、、
次第に、身体から刹那にあふれ出てくるものが、
言葉で織り上げられる空気から乖離し、
二人の世界に立体感を醸し出す。
古風で慎ましい言葉たちが織り上げる
心情の移ろいの美しさをベーストーンのように聞きながら、
観る側の眼前には、
女性たちそれぞれの、表情や、四肢や、呼吸からの
異なる心情の移ろいが溢れだして・・・。

戯曲が内包する少女たちの踏み出しが、
役者たちの身体から紡がれる切先と彩りを持った表現に、
アンニュイな感覚に閉じ込められるのではなく、
豊かな感性に満ちた
女性へと解き放たれていく終盤が圧巻。

やがて恋慕から抜け出して、
セーラー服の縛めを自らはずして・・・。
ラフに塗りあうルージュ、
ピンヒールの靴、
戯曲につづられた会話劇のデリケートな質感を滅失させることなく
言葉に置かれた想いの内側を切り出し、描きだし、
踏み台にして。
思春期の少女の舫を解き、
女性に踏み出す刹那を導き出す、
その表現の圧倒的な広がりに息を呑む。
ラストの素敵なグルーブ感と遊び心に目を見開き、
そのビビッドで、洗練され、解放感と遊び心にあふれた
「あっかんべー」の質感に
圧倒されてしまいました。

「ここに弟あり」

前2作にあった場内の解放感がすっと消えて、、
場内は若い男女が暮らす、東京の小さな家へと、
空気をかえて。
今様の暖房器具を火鉢に見立て、
ちょっと貧しい風情のなかに、
二人の生活が浮き彫りになっていきます。
その場の夫婦の雰囲気が丁寧に置かれ、
なんというか、二人の事情や、
言葉では刻み得ない距離感が
とても自然な肌合いで伝わってきて。
役者のロールの持ち方が実にうまいのですよ。
日々に解けた時間の肌合いで場を満たしながらも、
ふたりが、たがいに抱く想いや遠慮が、
戯曲の描く如くにしっかりと作りこまれていて。

そして、その共に実家と疎遠になっているその夫婦に、
田舎から夫の兄が訪ねてくる・・。

兄の演じ方も本当に実直で確かでした。
二人が織り上げた空気にすっと入り込んで、
けれんなく、でも、薄っぺらくなることなく、
戯曲に描かれた兄自身を織り上げて、
さらなる弟や女の思いをも引き出し、照らし出して。
で、そんな風に、
兄の矜持や弟の意地に女の勝ち気さや頭のよさが重なると、
刹那ごとのロールたちの想いにとどまらない、
それぞれの内心の色がすっと立ち上がり、
戯曲の仕掛けがその真価を発揮して、
物語にペーソスとぬくもりを与えつつ
観る側を染めていくのです。

そこには、戯曲に綴られたとおりの骨組みの面白さに加えて
それぞれの背負うものや意地がすっと消えて残る、
ロールの息遣いを持った、
互いをいとおしく想う心情が満ちて。
べたな言い方なのですが、
はかなくともその場にある、
小さな幸せとペーソスに深く浸潤されて・・・。
なんだろ、
人情なんて言葉にするとべたついてしまう・・。
うまく言えないのですが、ロール達の生成りの想いが、
しなやかに残されていて。

役者や演出によって
戯曲本来の味わいが引き出されるにとどまらず、
その、冬のひと時の風景に血が通い、
生かされていたように感じたことでした。

*** *** 

Cに続けてBを観て、
岸田戯曲本来の面白さと、
作り手が切り開く間口の豊かさに更に魅了されて。

Aが今から待ち遠しくてなりません。

恐怖が始まる

恐怖が始まる

ワンツーワークス

劇場HOPE(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/04 (火)公演終了

満足度★★★★★

辛いけど面白かった
チラシの表のイラストと、裏の剣呑な文章のギャップにザワザワするものを感じて、初めてこちらの劇団の芝居を観に行き、衝撃を受けました。

考えてもしょうがない、と目をそらして生活していても、辛酸な出来事は今も進行形で存在しているのだよな、と改めて考えさせられました。

ほどよくユーモラスなので「口当たり」よく観てしまうのだけど、ずっしり重い内容でした。面白かった!

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

ポップンマッシュルームチキン野郎

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

飛躍する劇団力!
作品の面白さはもちろんのこと、スタッフ力も急成長している。

伸びる劇団としての要素を完全にクリアしてきた。将来、新感線のようになれる可能性をおびた劇団だ!

ソウルドリームズ

ソウルドリームズ

ぱるエンタープライズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/05/28 (火) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★

キャスティングのミス
やはり主役は歌って踊れる人を配役すべきだった。踊れるのかと意地悪い目線で石田を注視していたが、中心にいるべき主役が踊りの場面で後ろに下がったり、他の人と混ざって踊っている時もへたなのが目立った。歌もせっかくのコーラスをぶち壊しにするほどひどい。(バンドやってるんだよね?)物語もありきたりな上にサスペンスにもなってない。

て

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/05/21 (火) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★

うーん
私には響きませんでした。これは再再演ということなので
当初はどうだったかわかりませんが、
きっと2008年頃には最新だったのでしょう。
20代の人が見るにはいいかも。

シナリオの構造とか舞台の構造は面白かった。

恐怖が始まる

恐怖が始まる

ワンツーワークス

劇場HOPE(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/04 (火)公演終了

満足度★★★★

蛇足
恐怖の元はもう始まっている、まさに恐怖です。

ネタバレBOX

アフタートークで、作演の古城十忍さんから観客には一時間ぐらい経ってから放射能の恐怖の話だと気付かせたいと思って作ったとの話がありましたが、それならば、チラシの防御服は如何がなものかと思いました。完全なネタバレです。以前、別の劇団で同じようにチラシでネタバレになっていたものがありましたが、まさにこれもそうでした。

福島原発2号機で事故処理作業に従事している下請会社の作業員の話。年間20単位、5年間で100単位まで許容されている作業員が100単位前後で白血病などの原因でどんどん死んでいくという展開から今の話ではないことが分かります。あと数年後に現実に起こるかもしれないという近未来のストーリーですが、その原因は2011年から始まっているわけです。

ところで、何作品か見慣れてしまったこともあり、主役がいつも同じ俳優さんなところとか、劇団の特徴であるスローモーションとストップモーションのパフォーマンスが鼻につくようになってしまいました。

誰かがやらなければならない事故処理作業とそれに絡む問題に真摯に向き合っていて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、ワンパターンからの脱却も考えてほしいと思いました。
宮澤賢治 コミックオペレット『饑餓陣営』

宮澤賢治 コミックオペレット『饑餓陣営』

「戯れの会」

シアター711(東京都)

2013/05/27 (月) ~ 2013/05/30 (木)公演終了

満足度★★★★★

バカバカしくて面白い!
とにかく理屈抜きで楽しめました。

ネタバレBOX

宮沢賢治が自分の生徒のために書いた一時間の戯曲、バナナン大将のお菓子の勲章を飢えた兵卒たちが食べてしまう話。

階級差別のこととか、寝ている大将から盗むのは卑怯とばかり、特務曹長が一応見せてもらうという口実で受け取って部下に手渡す手順をとることとか、その後曹長は責任をとって自決しようするところを大将も事の本質を理解し許すとか、さらには大将が自ら考案した農作業の生産向上に繋がるであろう生産体操を教えるとか、考えれば色々意味はあるのでしょうが、そんなことは置いておいて、とにかく両肩にバナナの房の肩章を載せ、胸には源氏パイなどのお菓子の勲章をたくさんつけた大将の姿には笑ってしまいます。

決して満腹にはなっていないであろう兵卒にとっていきなりの体操は迷惑だろうし、観ているこちらもいきなりで驚きましたが、元々は『生産体操』という題名でスタートしたものなんですね。

ところで、回り舞台の装置が無くても回り舞台ができることを知りました。カタカタカタカタと鳴る楽器に合わせて一人がグイッと舞台を持ち上げる仕草をし、全員で少しずつ回って舞台を半回転、良かったです。
仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので

ポップンマッシュルームチキン野郎

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

至高かつ最狂のコメディ
土曜の昼公演を鑑賞。あらかじめ話には聞いていたけど、開場の時点からステージ上で繰り広げられるパフォーマンスから、PMC野郎らしさで畳み掛けてくる。開演前に観客が拍手してしまう舞台なんて他では絶対にあり得ない。

本編も、筆舌しがたいほど素晴らしい出来。登場人物やエピソードすべてが際立っていながら、全体としてのまとまりは決して崩れない。テンポのよい展開のなかに無数の笑いがちりばめられて、そして最後は思わずほろりとさせられる。ブラックやエロも交えながら、ひたすら心地のよいエンターテイメント作品に仕立てられるのは、脚本・演出・役者のいずれもが最上級だからこそ。これほどの作品を提供し続けているPMC野郎には、今後も大いに期待したい。

とりあえず、この公演は友人を巻き込んで今日も観に行ってきます!

ネタバレBOX

役者陣では、主演のサイショモンドダスト★さんの変幻自在な安定感はもちろんだが、増田赤カブトさんが印象に残ったのは決してメイクのせいではない気がする。2月の短編集の一人芝居と同様の勢いを感じた。役者としての吹原幸太さんも、実に魅力的で面白い。

そして、開演前から全力疾走なCR岡本物語さん。本編でも要所要所で登場し、明らかに身体に負担が掛かる演技まで…。あれを休むことなく千秋楽まで続けられるわけで、彼のエンターテイナーとしての覚悟と心意気にはひたすら脱帽。必見です!
金星の金曜日

金星の金曜日

劇団925

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2013/05/24 (金) ~ 2013/05/27 (月)公演終了

満足度★★★

タイプの違う2作品愉しみました♪
1本目は「まごころを君に」作:オカモト國ヒコ

まごころをお金じゃなく通貨にしてまう設定が世にも奇妙な物語に出て来そうで面白い♪

発想が興味が沸く内容で笑いを盛り込みながら進むので最後まで話しに引き込まれました♪

最初はハートフルなコメディだと思っていたら何ともブラックなコメディ!
人間の難しい一面が見え隠れする内容で余韻が残る作品!


2本目は「誰がために金は要る」作:伊藤えん魔

小説家役の泉寛介さん(baghdad cafe')、
謎の中国人の小永井コーキさん(彗星マジック)の2人が
強烈なキャラ全開過ぎるくらいに演じています!
それと是常祐美さん(シバイシマイ)と西出奈々さん(彗星マジック)の顔の掛け合いも面白い
しかし、勢いに押されてあまり笑いは起きてなかった様な⁈

話の内容はあまり惹かれるものはありませんでしたが
個性的な役者さんの意外な⁈ キャラの競演を愉しんだ作品!

PS: 後で詳しく見て気づいたのですが
自分で書いた作品に出演しているとばかり思い込んで観ていたので
作者が逆だったのが私の中ではちょっと意外でした…(^^;;

宮澤賢治 コミックオペレット『饑餓陣営』

宮澤賢治 コミックオペレット『饑餓陣営』

「戯れの会」

シアター711(東京都)

2013/05/27 (月) ~ 2013/05/30 (木)公演終了

満足度★★★★

涼風
 賢治が戯曲形式で、生徒たちの自習上演を前提に書いたコミックオペレット「生産体操」が幾多の改稿を経て「飢餓陣営」になったわけだが、曲想自体の素晴らしさを活かし、生演奏をクラシック畑を歩んで来た演奏家たちに任せて質を高め、多くのヴァリアントを独自に再構成して纏めた演出センスと役者陣の音感の良さに好印象を得た。
 しかも、日進・日露以来戦争をし続けていた日本で、男の子は、軍人になるのが当たり前の軍律社会にあってなお、自由闊達で柔軟な精神を失わなかった、表現者・宮澤 賢治のヴィヴィッドで明澄な世界が、巧みな構成で躍動感に溢れて蘇っている。

ソウルドリームズ

ソウルドリームズ

ぱるエンタープライズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/05/28 (火) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★

サスペンス要素
主役が主役やってない。前半は殆ど“らしい”芝居がない。歌もお世辞にも上手いとは言えない。踊りも上手いわけではない。芝居は後半ラストが近くなっ
て、ようやく“美味しい所取り”いつも同じパターンの芝居。脇が頑張ってても・・・・。そして何より理解できないストーリー。“サスペンスミュージカル”とあるがサスペンスの要素を感じない、サスペンスの味のどれも弱すぎる。ましてこんな演出家有り得ない!!わざわざ公演前に波風立てるようなことをする。これは隠していたのに劇団員たちにばれて、そこからことが起きる・・・の方が自然ではないのか?どうも釈然としない舞台だった。フラメンコは見応え合ったが・・・。

~The 7 Lucky Guys 1~

~The 7 Lucky Guys 1~

Reach Entertainment Co.,Ltd.

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/05/22 (水) ~ 2013/05/23 (木)公演終了

満足度★★

ダンスのみで
ダンサーの皆さんはさすが!!でも、それが上手く生かされていない。はっきり言って“ミステリー”でもなんでもない。お粗末なストーリーなぞなしで単純に
たっぷりダンスを楽しませるショーでいいのではないかと思う。自分がやりたいと、お金を払う観客に見せるものは違う。脚本・演出がそういうことを考えていないのではないかと思う。また内部の力関係が嫌でも感じられる。客観視しての舞台を。

恐怖が始まる

恐怖が始まる

ワンツーワークス

劇場HOPE(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/04 (火)公演終了

満足度★★★★

痛い
作者の意図とは違い、感じたのは「痛み」だった。いつも頭のどこかにいてなるべく見ない、触らないようにしているもの。目の当たりにぶつけられているようで・・・。リアルすぎるその内容、よくぞここまでという情報収集力、それを活かしきった作品。舞台構成も上手い。場に違和感無く茶の間の造りが見えない姿に変わっていく。そしてレベルの高い出演者、見応え有りの舞台でした。

Astronomer (アストゥラノマ) ~正しい嘘・ガリレオ・ガリレイ~

Astronomer (アストゥラノマ) ~正しい嘘・ガリレオ・ガリレイ~

One on One

d-倉庫(東京都)

2013/05/23 (木) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

一粒で二度美味しい
裁判で証言する約束を急に翻した女性を説得しようとする法律事務所員を主軸にクライマックスにガリレオ裁判の「謎」を組み込むストーリーを14曲ものナンバーで彩った本格派ミュージカル。
ライトサスペンスにユーモアをまぶし、歴史上の出来事の知的謎解きも加えた物語、重唱など本格的なツクリに生伴奏の音楽とも秀逸で、まさに一粒で二度美味しい状態。

Node/砂漠の老人 -The Old Man of the Desert-

Node/砂漠の老人 -The Old Man of the Desert-

HiWood

KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)

2013/05/26 (日) ~ 2013/05/28 (火)公演終了

満足度★★★

情報の砂漠
デジタルとアナログの表現手段が巧みに組み合わされたパフォーマンスで、すぐ目の前に存在しているに現実感が稀薄で、奇妙な感触がありました。

シュレッダーに掛けられた大量の紙片に覆い尽された舞台の上でダンスを中心としたパフォーマンスが展開され、基本的にはシリアスな雰囲気が支配的でしたが、紙片の中から現れたり、道化風の格好をした男が英語で幸福についての胡散臭い話をしたりとシュールでコミカルな要素もありました。
女性の身体にプロジェクターで多数の光の粒子が投影され、それが舞台中に飛び散り、雪や気泡の様に移動したり、整然と並んだものが次第に乱れていく中を、老人と全裸の男性ダンサーがゆっくりと踊る終盤のシーンが幻想的で美しかったです。

シュレッダーに掛けられた紙の堆積が、大量の情報が並列的に存在する現代の状況を象徴しているのは感じ取れましたが、多少の台詞はあるものの全体的に抽象的な表現が多い為に、作品に込められたメッセージがあまり理解出来ませんでした。

身体と映像やLED照明、また、生演奏のヴァイオリンの音色とそのリアルタイムな電子変調の、人間とテクノロジーが互いに影響し合う、インタラクティヴな関係性が印象的でした。

恐怖が始まる

恐怖が始まる

ワンツーワークス

劇場HOPE(東京都)

2013/05/24 (金) ~ 2013/06/04 (火)公演終了

満足度★★★★

高い演劇性を感じさせる
社会派のお話。相変わらずの見事なムーブも面白く、人物設定もいかにも日本人に有りそうで説得力があった。でも真正面から放射能を取り上げたことで、社会派のイメージが強く出てしまい、この劇団の持つ素晴らしい演技力や構成力がかすんでしまった感じ。残念だ~。それにしても演劇の様々な可能性を次々と打ち出していく手腕はお見事。演出の巧みさに酔わされました。俳優陣の、演出に負けない演技力があってこそのものだと思いますが、うまく噛みあっていて見応えがあった。この劇団はついついハードルを高くして見てしまいますが、(台詞の噛みが一つ有っても気になる)軽々とクリアされてしまった感じ。なんか、悔しい・・・・・。ので、勝手ですが星ひとつ減らしてやる~。

何度もすみません

何度もすみません

MacGuffins

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/05/23 (木) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

今回初めて
こりっちに感想を書き込みますので乱文乱筆恐れ入ります。
はじめて見た時の衝撃とか感激を未だに覚えています。
汗を流して唾を飛ばして舞台上を走り回り、一人の役者さんが何役も演じ分けて、すごい早さで進んでいく話にぐいぐい引き込まれて、お腹がよじれるほど笑いました。今回もとても楽しかったです。

ネタバレBOX

時間が巻き戻る時の演出と役者さんの動き、それに合わせて変わる照明や音でぐっと引き込まれました。最高でした。志村は自分のことを人間のクズといってラストでも同名の小説を読んでいましたが、その気持ちを想像したらとてもさみしい気持ちになりました。ずっと自分を責め続けていたのかなと思った時、それってすごく人間らしいなと感じて、うまく言葉にできません。

一番すごいなと思ったのは、ループものではだいたいの作品が「くり返される時間の中からどうやって脱出するか」というのを目的とするのに、この作品では最後まで時間が戻る現象から抜け出せずに、その現象とうまく付き合っていこうと前向きな気持ちになったところで終わるところです。とても新鮮でした。ありがとうございました。また必ず見に行きます。
て

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/05/21 (火) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

すんごい
ラストが少し違っていました。
迷ってるなら観たほうがいい!
少しでも気になるなら観たほうがいい!
絶対に観てほしい作品です!

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