最新の観てきた!クチコミ一覧

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ドンキーの翼

ドンキーの翼

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/04/25 (木) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

【Bチーム】観劇
目からうろこ、良く練られていた脚本でした。

ネタバレBOX

姉さんがあれなので今後も気に掛けてほしいという妻の死に際の言葉に、作家が姉の家に居候していた真相が分かり、目からうろこの大逆転でした。町内会の旅行からさっさと帰ってきた姉の様子と考え併せて、良く練られていたと感心しました。作家自身が座敷わらしのような存在だったのですね。

婚約者を誘惑する女性の不気味さは良かったです。ただ、本人が開き直ってしまえば勝敗は決したも同然で、しおらしく謝罪、弁明しながらネチネチと誘惑し続ければ恐怖心が募ったと思われます。時間がこれ以上伸びるのも困りますが、ちょっとあっさり解決してしまいました。

揺らぐことはあっても裏切ることはないも素敵なフレーズでした。
suicide paradox

suicide paradox

拘束ピエロ

シアターブラッツ(東京都)

2013/04/27 (土) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★

自己中
作家さんの物凄い自己中、自己満足の世界のようでした。

ネタバレBOX

人間関係は知ってて当然という感じにはついていけませんでした。シリーズ物だったのかなと思うくらいでした。

射ツ木(ウツギ)という女性が唐突に現れましたが、死んだと思われていたことすらそうなのって感じで、以前から便利屋が惚れていたという前提も知らんがなあでした。

ハードボイルドですが、刑事の前で拳銃を見せる探偵がいること自体あり得ず、そもそも日本では成り立たないような気がしてしょうがありませんでした。

会社の代取が架空名義だなんて、印鑑証明書も無しで登記できるはずもなく、偽造して登記したとしたら面倒なことが永遠に続くだろうし、あり得ない話でした。
大阪BABYLON (おおさかバビロン)

大阪BABYLON (おおさかバビロン)

かのうとおっさん

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2013/04/25 (木) ~ 2013/04/28 (日)公演終了

満足度★★★

アイコの下級妖怪の時代
 舞台セットが綺麗でした、もっとセットをうまく使うシーンがあっても良かった、全編ギャグの連発 面白い すべったり、うけたり、が繰り返されてくる かのうとおっさん独特の感覚です。

ネタバレBOX

 今の時代の中学生の夏休み お芝居をする アビコ君 ネコタ氏 一条さん サエキ君は、もてる 先生の恋をしてる。ネコタ君見た?誰にも言わないで、先生は、殺すつもり。。。こわ!! モリタ ドウモト先生 モモイ先生 恋文 読んでくれた? 愛する男性がいる 私、資産家の息子 3男 私けがれている そんな人こそ心は綺麗 ネコタに犬が噛み付いた、 くそつまらない一条 道具担当 ポルシェの設計図書いた これで車を作って 一条は、エバンガリン姫をしたかった ネコタが励ます 今言わないと後悔するよ 姫役急死 両手にしかばね ネコタふられる ここから先はエピローグ。 缶を蹴る 犬にあたる 犬にぼこぼこにされる 胸に触るとバビロニア時代の町へタイムスリップ 思いあっている男のお尻を触っている?? ムシュフシュ ちょっと刺された ちょっと刺しなさい 目には目を、歯には歯を、のバビロニア 王様のアイコ娘を助けた オリエントの称号を与える ・・・・これがセンター感か・・・ アイコ姫:私が一番欲しいものを持ってきてくれた人と結婚するわ、ジェーン動物と戦う、決め技は、首を折る 黒い水が出る それは石油 多いに繁栄する、産業革命 今の時代へ戻る モモコ先生、何故私がだめ? 童貞だろ 自信が無いのだ、 ママが許してくれない、風俗へ 先生は新たな地へ行くぞ!! 光って帰宅 モモイ先生付き合ってくれますね 強引になっている。 借金が一億 親は夜逃げ モリタのおっぱいに触ってバビロニアへ マルチ商法で儲け FAXを売る ジェーンは見世物小屋へ売られていた FAX返品 パピルスが厚いので FAXがつまる 返品 返品隊  ジェーンが死ぬ いいむろなおきさんのマイムで回想を表現
美魔女 ヌガー が花 花の精 花がつまれて無くなってる。 王様の御尻を触る ヌガヤマ先生のお尻で今の時代へ ええーーそういう関係!! エピローグは終わり。 アイコ バビロニアと今の間に下級妖怪の時代があった、グヘヘヘヘ ブヘヘヘヘ 一気にさめてしまった恋。 

 舞台セットが綺麗でした、もっとセットをうまく使うシーンがあっても良かった、全編ギャグの連発 面白い すべったり、うけたり、が繰り返されてくる かのうとおっさん独特の感覚です。
NEXTREAM21 in RIKKOUKAI 2013

NEXTREAM21 in RIKKOUKAI 2013

NEXTREAM21 in RIKKOUKAI 事務局

六行会ホール(東京都)

2013/04/28 (日) ~ 2013/05/04 (土)公演終了

満足度★★★★

無題686(13-111)
17:00の回(晴)。16:32受付(自由席)、開場、ここは2回目。16:57ブザーが鳴り前説、17:01司会者のお話~1部(8チーム)18:12、2部(7チーム)18:22~19:18、ゲストパフォーマンス19:29~19:47。表彰式(講評)20:20終了で3時間を超えました。「clubC」がエントリーしているということを知り、みにきました。多彩なパフォーマンスが15タイトル+ゲストと贅沢なメニューでした。チームの紹介、概要の記載などがなかったのが残念ですが、印象的な振り付けがたくさんありました。表彰されたチーム、されなかったチーム、差が何だったかはよくわかりません。ダンスのコンテストは「横浜ダンスコレクション(2月)」に続いて2回目で、このときは表彰された方(中村蓉さん他)の演技をみていなかったので「そういうものか」とも思わないまま終わってしまいましたが、今回感じたこと。設備的には各チーム共通なのでこれを前提にする...ということにムリがあるように感じました。コンテンポラリー系はいいとして、一番手のHIPHOPではステージがどこかパワー不足..もっとガンガンやれるんだろうと思うし、clubCはスターパインズカフェでみた魔力、妖しさが表現しきれず...。異色だったのはTOY「りんごの唄」と川村美紀子さん「qualia」...(調べたら「横浜ダンスコレクション」の海外フェスティバル交流プログラムに出ていらっしゃいました)。

ネタバレBOX

表彰式のとき、後ろの列には出演者の関係者、その中のお一人(責任者?)は私の椅子の背もたれに両肘を乗せ、興奮しているようで、声を張り上げる…ので揺れる。こういった人もいるのかと思いつつ、このチームに(責任はないけど)いい思いはしないのでした。

たま、がでてくるとは意表を突かれた。
バッコスのひまつぶし【アンケート即日公開】

バッコスのひまつぶし【アンケート即日公開】

劇団バッコスの祭

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/04/23 (火) ~ 2013/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★

体調は悪かったが
アルコールは飲まないで観劇。
しかし、コントも交えて、短編2編、うまくまとめれたように思う。
お初の劇団であったが、今後も観にいくことになるでしょう。

cut out list

cut out list

PLAT-formance

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/04/25 (木) ~ 2013/04/30 (火)公演終了

満足度★★★★★

新宿コントレックスVol.7が楽しかったので
少し甘いが☆五つです。新宿コントレックスVol.7では30分くらいのコント劇だったので、スピーディーで、息も合い、楽しませてもらいました。

今回は芝居の体裁をとっていましたが、2人の掛け合いで、演じられている姿が、演劇とはチョッと違うかも知れません。でも私にはフィットしました。

作品は1時間15分位でしたでしょうか、少しだれた部部があったような気がしました。、

大きなトランクの中の箱

大きなトランクの中の箱

庭劇団ペニノ

森下スタジオBスタジオ(東京都)

2013/04/12 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

圧倒されました。
舞台装置や小道具にもにも。

ネタバレBOX

主人公、43歳(だっけ?)受験生の葛藤みたいなものはよく出ていたと思うけど、その他の登場人物は動くオブジェみたいなもので、その内面はわからない。
そういうのもわかればいいのになあと思ったけど。
でも、わからないほうがいいのかも。主人公だけの世界なのだから。とも言えるかも。
大きなトランクの中の箱

大きなトランクの中の箱

庭劇団ペニノ

森下スタジオBスタジオ(東京都)

2013/04/12 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

悪くない
少し観念的過ぎるような気がしたが、でも、これだけ徹底していると芝居に飲み込まれてしまうう。
小道具の集め方は尋常でなないし、舞台の設定も見事。
こういう性を扱った作品は、ともすれば吐きそうになるくらいの嫌悪を覚えることもあるが、今回はそれがなかった。

ネタバレBOX

今後、パッヘルベルの『カノン』の聞くときに、あの演奏をき思い出してしまうだろう。少しいや
ランチさんとディナー

ランチさんとディナー

KAMAYAN

シアターシャイン(東京都)

2013/04/26 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★

タイトルがナンセンス
それに惹かれて観に行きました。

男装していた主演の女の子。あの子の冒険活劇、みたいな芝居を観てみたいなあ。舞台をところ狭しと走り回るの。殺陣とかもあったりして。

次はそんなのをお願いします。

ネタバレBOX

黒い玉なんてさ。すぐに返してやればいいじゃん。
返してっていったら、素直に返せばいいのに、意地悪して返そうとしないのはすきじゃないな。自分たちが欲しいわけでもないのにさ。無意味などたばた。工夫がもっとあれば。
ここからは山がみえる

ここからは山がみえる

青年団リンク・RoMT

アトリエ春風舎(東京都)

2013/04/24 (水) ~ 2013/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★

主人公以外の
他の登場人物と出来事は心で観る、そんな感覚が楽しい。 一人芝居でなければ成立しないであろうノスタルジックな物語・・・。

Les Girafes(レ ジラフ)

Les Girafes(レ ジラフ)

森ビル株式会社

六本木ヒルズ内各所(東京都)

2013/04/26 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

サーカス+オペラのメロドラマ
大規模な屋外パフォーマンスを行うフランスのカンパニーの初来日公演で、道路を封鎖して人で溢れ返った祝祭的な雰囲気で次第に日が沈んで行く中、不倫モノのメロドラマが大掛かりに演じられるというミスマッチ感が楽しかったです。

不細工な見掛けの男が白いコートを着た女に何度もアプローチして遂に結ばれ、愛の偉大さを語る(このシーンは日本語で話していました)ものの、他の女に誘惑され一緒に寝ている所を目撃されて修羅場になり、2番目の女は逃げ、男は反省の念から自害し、それを見て1番目の女も自害する、という物語でした。

サーカスの手法を用いながらオペラを上演するような感じの作品で、大きな仕掛けもほとんどが人力によって動かされていたのが印象的でした。2人で操作する巨大な赤いキリンの人形9体が道路を歩き回り、3人の役者も背の高い台に乗ったまま演じたり歌ったりしていて、迫力がありました。

観客がキリンや台車の近くまで寄れる様にしていて、場所を移動する際にホイッスルや拡声器の声がけたたましく鳴らされるのが高揚感を高めていました。
服を脱いだり、下半身をまさぐったりと、公道上で行うパフォーマンスにしては性描写が露骨で、フランスのお国柄を感じました。
美術だけでなく、誘導員や装置の操作をする人達が着ていた警察の制服風の衣装も赤で統一されていて洒落ていました。キリンのシルエットが、ケヤキ通りの奥に見える東京タワーと相似していて美しかったです。

ひかる君ママの復讐

ひかる君ママの復讐

月刊「根本宗子」

BAR 夢(東京都)

2013/04/28 (日) ~ 2013/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

そうきたか!
久しぶりのバー公演、根本宗子はやっぱり最高!5人全員面白い!出演者の変更もプラスに変えて、大爆笑の40分。あの空間の使い方もたまらん。もう一度観る!

TheStoneAgeヘンドリックス「おおきないし」たくさんのご来場ありがとうございました!

TheStoneAgeヘンドリックス「おおきないし」たくさんのご来場ありがとうございました!

The Stone Age

TORII HALL(大阪府)

2013/04/26 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★

笑って最後は心温まる♪
今回もドタバタ過ぎるくらい前半は笑いを盛り込んできます!
所々、アドリブなのか?分からない笑いもありなかなか笑えました♪

ただ私には全体的に緩~く感じたかなぁ(^^;;
味わいある役者さんが演じていたのですが
話の主軸である津波と天狗の関係性や村の人との関わりがあまり伝わってこなかった

後半の天狗の千里眼で世界を見るシーンや
2人して岩を必死で押すシーンなど光の演出や熱い演技でジーンと心温まる♪
The Ston Ageヘンドリックスの世界観を愉しみました♪

アベンジャーズ

アベンジャーズ

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2013/04/25 (木) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

ヒーロー愛
劇団として初見。
これは面白かった。

からくりサーカスの舞台版をやっているとこという認識でしたが、取り合えず今回のでヒーローモノの扱いはお手の物なんだろうなと。
ヒーローモノへの愛さえ感じた。
次に予定されている笹塚のヒーロー、ササヅカイン2が香ばしく面白そう。

会話劇と言うことで、動きの激しい本公演とは一線を隔す様。
開演前、過去の公演の映像が流れていましたが、本当にバシバシ動いていた。

だが、この動きの無いのが面白い。
ヒーローの葬式と言う一場面モノとしての題材の勝利。
ヒーローモノのあるあるが織り交ぜられていて、結構ディープな感じなんだと思いますが、「子供の頃見てた」程度で十分笑えるのが素晴らしい。

ネタバレBOX

何気にタバコを本当に吸いながらの喫煙所の雰囲気作り良かった。
臭いのある芝居。
※非喫煙者の為にマスクのサービス有り。

自分はゲストのX-QUESTのトクナガヒデカツさん回狙いでした。
数合わせではないと思いますよ(笑)
あの一瞬で汗だくになるのがX-QUESTクオリティだったと!
こういった日替わりゲスト部分って扱い間違えるとだらけるだけになってしまう事もありますが、有りだったと思う。
それで来る初見の客もいるので重要だ。
まぁ、だらけたっぽい雰囲気はあるけれど、手を叩いて笑うだけの面白さはあった。

会話劇としてはある程度テンポがあった方が良いと思う。
長台詞過ぎたとこが1、2箇所くらいあったかなと。
と言っても1、2箇所だからなぁ。
自分で難癖の部類に入ると思ってしまう(笑)

病欠の代役で入った青木清四郎さん、良かったと思う。
最近、そんなの多いな。。くれぐれも皆さん、体調お気をつけて!
降板の発表は4月21日付けになっていましたが、どれくらいの練習量だったんだろう。
現代ヒーローのちょっとちゃらい感じ、それっぽくて好きでした。

物販で「燃えよ映画魂!&燃えてヒーローショー」のDVDを買ったら対応してくれたのが青木さんでした。
(一番気になったのはササヅカインでしたが、これは夏の公演に向けて上映会もあるみたいなので)
握手をして〆てくれましたが、あ、ヒーローショーっぽくて良いね!
「そんな奇跡は起きなかった」たくさんのご来場ありがとうございました!!

「そんな奇跡は起きなかった」たくさんのご来場ありがとうございました!!

The Stone Age ブライアント

TORII HALL(大阪府)

2013/04/26 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

最後、ああいう終わり方をするとは
素のコメディかと思っていたら、最後、ああいう終わり方をするとは。そんなメッセージを放り込んでこられるとは、予想外でした。とても良かったです。名作だと思います。
ただ、黄泉の国のシステムが、、微妙に良く分からないんですよね。たまに、うん??ってなりました。ここ、どうでも良いことなんですけどね。

一遍~地演出編~

一遍~地演出編~

風雲かぼちゃの馬車

シアター711(東京都)

2013/04/27 (土) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★

熱い舞台
明朗で若いパワーに溢れた舞台は、私には眩し過ぎた。観客を楽しませようという熱意はよぉぉく伝わった。

ひかる君ママの復讐

ひかる君ママの復讐

月刊「根本宗子」

BAR 夢(東京都)

2013/04/28 (日) ~ 2013/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

もう1度!
いたたまれなさに身をすくめながら(笑)、鼻先30センチ程で展開する密度の濃い芝居に圧倒されてました! 次は後ろの席で観たい。

村田貴章 Live~Pitapat~

村田貴章 Live~Pitapat~

風鈴堂

pit北/区域(東京都)

2013/04/29 (月) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

劇場でライブって珍しいですね。
みてきました。
以前も、村田君と今回組んでいたメンバーの演奏を聞いていましたが、相変わらず弾いている姿がとても楽しく、見ていて元気になれます。
工夫を凝らした演奏もありつつ、高いレベルで行われる演奏は、なかなかこの値段では聞けないのではないかなぁ?と思いました。

若干客席がさみしかったのが本当に残念!
是非、色んな方に聞いて欲しいので、またやってくれるといいな、と思っています。

おるがん選集 3

おるがん選集 3

風琴工房

くらしのアトリエ ひらや(東京都)

2013/04/27 (土) ~ 2013/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★

さまざまな愛
会場は高円寺の駅から10分ほど歩いた住宅街の小さな民家を改装したカフェ(?)。

空気まで共有するような空間で演じられるそれぞれの愛の物語。息をつめるようにその世界に身を浸した。

ネタバレBOX

「物語が、はじまる」公園の砂場で拾ってきた雛型と暮らす女と雛型の間の、恋に似た慕情。女と恋人とのどこか歯がゆい関係と別れ。奇妙な寓意を含みつつ進む時間と生々しく繊細な感情が、手の届くくらいの距離で描かれていく。ダイニングテーブルの下に横たわる女と雛型。タオルケットからはみ出す女の髪と雛型の手が妙に生々しくてドキドキした。

「痩せた背中」ただ好きだから、離れたくないから。ちゃぶ台がひとつ置かれただけのごく平凡な風景。身内の葬式で実家に帰り、喪服に着替える男。完成しない編み物をいつまでも続ける女。現在と過去が重なって、狂うほど誰かを待つ女の想いが特別なものではなく共感できるものとして描かれていく。

窓の外から聞こえる車の音や鳥の鳴き声、犬が吠える声さえ、効果音のように聞こえた。
ウェルカム・ホーム

ウェルカム・ホーム

天才劇団バカバッカ

テアトルBONBON(東京都)

2013/04/18 (木) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

主題
友人に指摘されるまで、この作品のタイトルが意味するものと次女”樹”が発する”おかえりなさい”という言葉。その繋がりに気付かなかった。

ラスト暗転の中で浮かべる”樹”の笑顔が美しかった。

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