最新の観てきた!クチコミ一覧

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なんなんとうに雪がふる

なんなんとうに雪がふる

新百合子どもミュージカル

川崎市多摩市民館(神奈川県)

2013/03/27 (水) ~ 2013/03/28 (木)公演終了

満足度★★★★★

ユカと不思議な仲間たちがGoodでした!
「なんなんとう」といえば、「キッズミステリーサークル」!
彼らのまじめなオトボケが、「なっちゃん」達の良さを引き立てます。
いい感じの「キッズミステリーサークル」でした♪
ユカは、いいキャラがでてました。また、ジュンのぼけとケイの突っ込みが、とても本当は中高生とは思えない、微笑ましい絡みでしたね♪

「だいだらぼっち」も、うやうやしくも優しい、大自然的な「だいだらぼっち」でした!

婦系図

婦系図

花組芝居

セーヌ・フルリ(東京都)

2013/05/12 (日) ~ 2013/05/18 (土)公演終了

満足度★★★★★

これは「朗読劇」ではない!
初日観劇。
前回のリーディング公演「天守物語」は超えてくるだろうな、程度の心構えで拝見し、猛省しました。
朗読劇だから、といって簡素なイメージを理由に観劇を見送ろうとしてる方がいたら、絶対に後悔します。
イメージを塗り替えます、あまりにも鮮やかに、圧倒的に。

じっと座って本を読む、という朗読劇スタイルが苦手なので、ホンヨミと冠していても役者が動き回るスタイルは見応えがあって…これは立派なお芝居じゃないか!と嬉しかったです。

三人姉妹

三人姉妹

三条会

ザ・スズナリ(東京都)

2013/05/09 (木) ~ 2013/05/13 (月)公演終了

20130512
(^・ェ・^)拝見しました

暗室の窃視者

暗室の窃視者

オフィス再生

APOCシアター(東京都)

2013/05/09 (木) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

20130512
(^・ェ・^)拝見しました

SHOOTING PAIN

SHOOTING PAIN

コロブチカ

横浜美術館レクチャーホール(神奈川県)

2013/05/04 (土) ~ 2013/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

コロ・池亀ご両人のイイトコ取り
前半のドタバタ系パートは池亀色が濃厚だが演者がオトナなので(?あくまで私見)また違った味わいがあり、終盤ではしっとりとした哀しみも漂って(「まあくんがいなくなった」以降、立花・マツリそれぞれの喪失感が現出して切ない)、コロ・池亀ご両人のイイトコ取り的な感覚。
OP・EDのシルエットで見せるダンスもステキ!(映画のOPタイトルバックのようでもある)

focus. 神話

focus. 神話

ミームの心臓

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/05/02 (木) ~ 2013/05/08 (水)公演終了

満足度★★★

構成はともかくなげーよ!
【総論】
「どちらかと言えば神話よりもアレでは?」に始まり、真っ当に神話に向き合い過ぎた(?)ものを経て、程よくバランスの取れた作品で締めた、な感じ(私見)。

【各論】
ハイブリッドハイジ座「皮にパンク」
神話と言うより都市伝説的な題材だったがトップバッターとして観客を引き付けるに足るイキオイはアリ。
ただ、70分はチョイ長?

ミームの心臓「東の地で」
いかにもミームらしい雰囲気を持った「力作」。
いや、幹事ということもあってかチカラが入り過ぎて堅苦しいという意味で。
とはいえ、終盤での結界(?)や血の「見せ方」などが好き。

四次元ボックス「cicada」
両極端な2作の後に程よくバランスのとれた1作。
移転前のユーロスペースの小さい方のスクリーンでレイト上映されていた映画のようなニオイと神話ネタが上手くブレンドされて好み。

しかし全部観ると3時間半(初日は4時間だったとか)にも及ぶというのに小さなパイプ椅子の席が多いのはいかがなものか?

ネタバレBOX

四次元ボックスの作品には角膜移植により故人の見たものが見えるようになるというブラックジャック「春一番」が原作の映画「瞳の中の訪問者」を連想。
三人姉妹

三人姉妹

三条会

ザ・スズナリ(東京都)

2013/05/09 (木) ~ 2013/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★

分かりやすく剥がれて
最初は舞台にあるものを
手探りで眺めているだけでしたが、
やがて、シーンのそれぞれから剥ぎだされてくるものが
とてもわかりやすいことに気づいて。

そうなると、やってくるシーンのひとつずつが、
実におもしろくなりました。

ネタバレBOX

「三人姉妹」自体は
ずいぶん前に戯曲に比較的忠実な舞台をみたことがあって、
その筋書きはしっているのですが・・・。

でもそれに比べて、ずいぶんとシーンごとの印象が、
あからさまにも感じて。

作り手のシーンが持つニュアンスの切り取り方も単純ではなく、
ときに恣意的に薄っぺらく、いろいろに踏み出して、
でも、戯曲の記憶というか、
シーンの印象を外していない。
そして、それぞれが内に持つものが、
時にあからさまに、あるいは踏み出し、
でも実直に描き出されて・・・。

終わってみれば、戯曲の新たな印象が残って・・・。
なにか、戯曲にたいする視野が大きく広がったような
感じがしたことでした。


ハッピークイーンとイバラの姫

ハッピークイーンとイバラの姫

カラスカ

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2013/05/10 (金) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

チャレンジ!大成功!
バカバカしくてめっちゃくちゃ面白かったです!

ネタバレBOX

自分の子供を病気にして、看病する姿を見てもらって満足する性癖のお母さんが実際にいましたが、この作品の主人公葵は自分が虐められたりして不幸を感じることで喜ぶタイプの女性でした。

そんな病気があったなとか小難しいことを考えていましたが、探偵が葵のことを変態と言った一言で、ストーリー全体が物凄く分かり易くなりました。

不幸な目に遭う度にニヤッとする葵、そして、その変態を治すための荒療治ですが、友人たちに連れられて舞浜で遊んだり、ハッピーの押し売りとその困惑振りのまあ面白いこと、面白いこと。

全員が女性、それぞれキャラが立っていて、しかもヘタウマなところがストーリーとマッチしていて最高でした。
月光カノン

月光カノン

劇団ジャブジャブサーキット

三重県文化会館(三重県)

2013/05/11 (土) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ジャブジャブサーキット「月光カノン」観ました
 ジャブジャブサーキット初の三重公演。各地で巡演、名古屋でも9月にやるそうですが、この時点では知らず…(でも、早く観れる方がいい)


 いつも以上に、役者同士の身体のあり方や台詞の間が、まとまりさらさらと流れる清流の音のように感じられた。当日パンフで、はせさんのクラシック音楽への傾倒を知り、納得。(そうか、そうだったのかw)

 基本設定はすこしSFだけど、全て分からなくても回収できなくても、舞台上の空気をじゅうぶん味わえる。中盤の、位相の違いが外れた逢魔ヶ時のような場面が好き。

 セットもあいかわらず、具象と抽象のはざまに漂うようで不思議。
 辛さとやさしさを湛えた舞台。
 

 土曜夜の回のアフターイベント、はせひろいちさん×佃典彦さん(B級遊撃隊)×平塚直隆さん(オイスターズ)のアドリブ文士劇、観たかったけど、予定が入って観れませんでした。残念。。。

 あ、あと、ラスト近く、はしぐちしんさんの華麗なステップが見物ですw

春のおたより

春のおたより

てがみ座

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/05/08 (水) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

元反政府活動家とは
反政府活動家をやめた者のことです。それなりの理由がありました。

ネタバレBOX

胃の辺りに棲む身体の中の牛が鳴くと、もう我慢ができないくらいに飽きてしまっておさらばしたくなるそうです。反政府活動も恋人も、そしてそろそろ人生も。

半口開けてボーっとした男にはピッタリの設定でした。それでも元カノまでが、死ぬより徴兵忌避の方がいいと真剣に逃走を考えたところを見ると、こんな男にも足は臭いですが魅力的な面がきっとあるのでしょう。

作家の鈴江俊郎さんは、セミを鳴かせたり牛を鳴かせたり、日本にクーデターが起きたり反政府活動があったり、不倫やフリーセックスみたいな自由恋愛があったり反政府活動の行き着くところが婚姻制度の否定と称する一夫多妻的なものであったりと、ちょっとパターンが似たところがあるようです。

因みに、セミが鳴くとは、そう言えばあんなにうるさかったセミがいつの間にか鳴かなくなった、死んじゃったのかな、まっいいか、俺には関係ない…というくらいの意味です。

期待しないふりをして期待するってもろ現世利益を願っていることで、あまり好きなシーンではありませんでしたが、ラストで二人の女性には期待していた汽車の音が聞こえてきました。三人の結婚式、出征前の束の間の幸せといったところでしょうか。

男に牛の鳴き声が聞こえなくて本当に良かったと思いました。
もうひとつある世界の森に巣喰う深海魚たちの凱歌

もうひとつある世界の森に巣喰う深海魚たちの凱歌

あなピグモ捕獲団

シアター711(東京都)

2013/05/09 (木) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

迷宮
作者と違い記憶に無頓着な自分は森の中に迷い込み、そこから抜け出せなくなった。 携帯電話に縛られたくない自分を何となく再確認…

匿名家族

匿名家族

劇団フルタ丸

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

匿名
その理由がよく分りました。今回のチャレンジは成功ですよね。よく練られたシナリオ、手の込んだ舞台装置、熟練されたお芝居が積み重なってとても楽しかったです。たくさん笑って元気が出ました! 個人的にはホロリとさせる感動場面があれば完璧です。 ところでアンケート記入例っていろんな種類があるんですね? 一番気に入った役者さんのがもらえたので大切にします 笑

割れて砕けてキラキラ落ちる

割れて砕けてキラキラ落ちる

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2013/05/10 (金) ~ 2013/05/14 (火)公演終了

満足度★★★★

キラキラ落ちる
色々なシーンで爆笑させてもらいました! でも最後のシーンで何故か目から涙が… 相手を想うまっすぐな気持ちを描いたストーリーとそれに勝るとも劣らない役者さんのまっすぐな演技が心に響きました。 それにしても梅子の可愛さはちょっと反則ですね 笑

天狼ノ星

天狼ノ星

劇団ZTON

京都府立文化芸術会館(京都府)

2013/05/09 (木) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

壮大な物語
始まった時は、こんな4つも国出して、収集付かなくなるんじゃない?と思って観てたのですが。そんなことはなく、<天の章><地の章>の全てを観ると、良くできた壮大な物語だったことが分かるという、、名作だと思います。
こちらの劇団さんは、殺陣が上手いですね。

ハッピークイーンとイバラの姫

ハッピークイーンとイバラの姫

カラスカ

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2013/05/10 (金) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★

脚本の良さ
 脚本が良い。適度なおかしさも入れてあり、真面目に捉えると本当にシンドイ問題を緩急をつけ、ギャグでいなしてシリアスにし過ぎない。同時に、内容の深刻さをネグレクトするわけでもない。良い按配でシナリオ化している。これだけ、関係の見える作家・演出であるので、楽しみながら観て同時にぐいぐい引き込まれる。エンターテインメントとしても楽しめるが、シリアスに取っても充分楽しめる。満足できる心理サスペンスである。
 2週間後には、シナリオだけ同じでキャストと演出が変わるバージョンの公演も予定されているそうである。できれば、こちらも観たくなった。

左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))

左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))

INUTOKUSHI

シアター風姿花伝(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

破天荒だ気にならない
途中からわりと破天荒な流れ(笑)になるが、不思議な事に全く気にならない。ラストがちょっとあっけなさすぎかなとも感じたが、面白かったです。

re:cycle 1【ご来場、誠にありがとうございました!】

re:cycle 1【ご来場、誠にありがとうございました!】

ラフメーカー

ギャラリーがらん西荻(東京都)

2013/04/11 (木) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

リメイク+新作
一話目ののだめんず話、元々もそれぞれ単独の話と言ってもよかったが、今回完全に独立した話になっている。
ヒモ男のヒモっぷり度(笑)は今回もなかなかだが、離れられない女はもう少し離れられない描写があってもよかったかも。

二話目は新作で劇団員のみでの作品となる。見終わってホッコリして明日から頑張ろうと思える物語でした。
また、観客に判断を委ねるでなく、観る人がいろいろと想像を膨らますことができるラストは非常によかった。
二話目は他のキャラが上手いこと作れ絡ませられる事が出来れば、長編の物語としても上演できそうと感じた。今回もよかったです。

ファーストバージン

ファーストバージン

Peachboys

シアター711(東京都)

2013/04/11 (木) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった~
いやーもう一生懸命バカやってましたー。もうホントバカです(笑)(誉めてます)笑った笑った。面白かったかったし、楽しかった~~。

いのちだいじに【全6ステージ終了しました!】

いのちだいじに【全6ステージ終了しました!】

駄目なダーウィン舎

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2013/05/09 (木) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★

面白かったけど、もう少し演出を丁寧にした方が良い
学生劇団と言うのは、演出についてまとまって教わる機会が無い分、
地力(観察眼とでも言うのか)が如実にそれぞれの差となって出てしまう。

やりたいことが一杯あるうちはそれでもいいけれど、
ひとつひとつの役者の演技をきっちりとまとめ上げて行かないと、
そのうち詰まってしまう。

他の評者の方が書いていたが、
出てくる新聞紙が白紙というの、それが自分もとても気になってしまった。

自分も小学生の時に新聞を自作で作らされたりもしたからわかるが(苦笑
それっぽい新聞を作るというのは相当な手間だ。
しかもほとんど観客の目に触れることはない。

労力に比べて効果は非常に少ないと思う。

でも、そういうちょっとした見えないところまで血のにじむような作り込みを行うかどうかで、将来の姿が見えてしまうものだと思う。
舞台において本当に重要なものというのは台本には書いていないところにある。

それこそ作品の隅から隅までぎっしりとアイデアを詰め、
地獄にいるような思いをしながら舞台上に遊び心を敷き詰めていれば、
たとえ将来劇作家などにならなかったとしても、
普通の仕事をしてもきっちりとこなせる人間になるに違いないと想像できる。

舞台を作るのは楽しいかもしれないけれど、
人を楽しませるというのは本当に難しい。

物語の中には、
楽しめる要素がいくつもあったが、
それは本筋というよりかは、
役者ひとりひとりの個人技がうまく入り込んだ結果と言えるような気もした。

もう少し物語に緩急をつけ、
あっと驚くようなどんでん返しを何度も行い、
役者の動作をもっと笑いを増幅するよう工夫すれば(ろりえの舞台なんかは学生劇団には参考になるかもしれない。同じ若手なので。ただし一回観ただけではよく分からないかもしれない
もっともっと笑い声を大きく、笑う回数を増やすことも可能ではないと思えた。

ひとつひとつの細かい演出は、一見無駄に見えるかもしれないが、
例えば架空の新聞紙を1枚作れば
作っているうちに色んなアイデアがわいてきて、
それを次の公演に生かすこともできると思う。

アイデアはそうして増やしていくものだと思う。

物語は悪くないと思う。

若いのにちょっと古臭くも見える物語・演出を描くのは逆に新鮮だ。

アニメやライトノベルっぽい軽めの物語・演技が全盛のように見える今の流れと逆行している気もする。
ひょっとしたら数年後にはこちらが主流になってるかも。
若い人たちがやるとちょっと古臭い物語も逆に新しく見えてしまうフシギ(笑

若い人は流行を追い求めすぎると逆にぺらくなってしまう。
新品に古着をミックスするお洒落を真似るような気持ちで、
少し古臭い要素にもバランスよく手を出すのも悪くない。

若い人が全員ケラ氏みたいな作品ばっか作ってたら気持ち悪いし・・(苦笑

ちょっと昔の時事ネタっぽいのが入っていたが、それはあまり必要なかったかも・・。

東京の若手劇団は勢いはあるが、
地方の劇団のようなアイデアを寝かしてもっと演出を密にすることも学ばなければならないとな、とも思ったりした。

もうひとり

もうひとり

酒とつまみ

OFF OFFシアター(東京都)

2013/05/07 (火) ~ 2013/05/21 (火)公演終了

満足度★★★★

面白い
素敵アクトレスの池谷さんと村岡さんという上質素材に倉持さんの手際良さが加味されて、より珍味でクセになる舞台を堪能。意志を貫く等身大の40オンナ2人。アラフォーなんて使うと懇々と話し合いの場を持たれそう。
目に見えない空気感を醸し出し、それらを笑わせるテクニックに楽しませてもらった。もうひとりの姿も見えましたw。約80分。

ネタバレBOX

不条理ぽい芝居なのかなと思っていたら、性格の違いはあれど、本音は互いを思いやる言動や行動があったり、意外な真相がわかったりと2人のやり取りに終始釘付けでした。最後の池谷さんの表情の素晴らしい事w!
面白かった。満足です。

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