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ブリの照り焼き

ブリの照り焼き

劇団C2

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/05/14 (火) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★

結構さくさく進むストーリーでありました
まともというか、王道というか。
奇のてらいなく進む話に納得でしたが、
なんか(=眠くなったのが理由です)一味二味不足してる感がありました。

(約100分でした)

ネタバレBOX

綺麗なセットで用意された、会社のオフィス一室が舞台です。
(あぁ会社っぽいなぁという日常感がよかった)

さて入社半年で1件も契約が取れていなかった新入社員菅野さん。
先のお客様に豪語した金額は600万円でした。
次回のアポイントの時までのタイムリミットは1週間きっており、さぁ大変・・・。
で奮闘するも前日まで何の策も浮かばず、
ついに上司である内海が、
自分の案件(というか会議のアポイント?)放り出して
手伝ってくれる事になりました。
(この決断は人情ものとしては正解だが、
会社や自分の信用問題としてはどうであろうか?)
まっいろいろ知恵を絞って、
メーカー側のコスト削減で600万円分を捻出しようとするのだが。
あと120万円が削れなかった・・・。
しかぁし奥様が毎月1万円づつ、
旦那の財布から抜き取っていたヘソクリ10年分の放出を決めて、
見事契約と相成るのでありましたー・・。  ベンベンっと!

ちなみにタイトルは、
自炊に凝ってる主人公菅野の最近の、のめり込みレシピだそうです。
(10日間同じメニュー食べてるそうだ(^^)=根性あるとこの表現かな?
そんで、元専業主婦だった高橋先輩などに特別レシピを教えてもらったり。
そこでの台詞が、後の内海にも生きてきたりするとかしないとか・・・。

合間に入るメーカーの宣伝アイドルが、
いろいろと建設業界の豆知識などを教えてくれるコーナーが出現したり。
結構説明は頑張って笑い取りながら(後半の出現場所にはビックリしたさぁ)
やってくれて親切でありました。

リズム感もよく、明るく舞台表現していて楽しめたのに。
なにか不足を感じたのは?ナゼなのかはわからんかったー。

人間とは不思議なものじゃのう・・・・・・(-_-)
匿名家族

匿名家族

劇団フルタ丸

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

ラディカル
 作・演出レヴェルで考えさせる所の多い舞台だ。通常の舞台公演で感動するようなシーンも無論ある。ちょっと紹介しておこう。
教授が息子の結婚式で述べるスピーチで「私は、彼の美質を一つしか知りません、それは、自分に嘘がつけない、ということです」という科白の美しさは格別である。

ネタバレBOX

 一方、実験的な部分は、核になっている直系家族(作家志望の息子、父、母、祖父母)が総て非在という点だ。だが、この点こそ、最も評価の分かれ易い点でもあろう。(通常なら主役・主役級が居ないのだから)結果、主役級とダイアローグを交わす相手役がその都度、非在のキャラクターを立ち上がらせなければならない。観客も、その想像力を最大にすることを余儀なくされるのである。これが、実験でなくて何であろう? この実験を面白がるか否かで評価はハッキリ別れざるを得ないのである。チャレンジング興行と銘打たれているだけあって、実験は、何もこれだけに留まらない。サンモールスタジオという小空間で回り舞台というのも意表を衝く表現だろう。そして、その回り舞台を出演している役者陣が回すのである。その時、役者陣は四角いサングラスのような物を装着する、自分は、これを人形浄瑠璃の黒子と解釈した。その上で、彼らは、一種の狂言廻しもやってのけるのである。こうすることで、様々なレベルの観客にグラデーションのついた舞台を観せることが可能になっている。
 これら重層的でメタフィジカルな舞台作りが総て、この作品のタイトルや内容と結び付けられイマジネイションの適度な(乱)反射を作り上げている。シナリオの緻密、構成の巧み、意表を衝いた演出、良くできた舞台装置、卓抜な発想によって観客の想像力を最大限に引き出そうとする実験性、また観客の質を信じる度量には並々ならぬ力と可能性を感じる。
 更に深読みをするのであれば、地方と中央の、更には、最も日本的であるかも知れない、中央の核心部分の非在について読み込むことが可能である。
(一応、誤解の無いように言っておくが、以下の見解は、ハンダラ個人の見解であって、劇団とは無関係である。文句が在る場合は、ハンダラ個人に言うべし)地理的に言えば、東京の中心にある江戸城及び吹上は、天皇の居住地・隣接地でもあり、ど真ん中に在りながら、最も東京らしさに欠けた謂わば東京の空白地帯であり、そこに居住する者たちは、当に存在ではない者・象徴なのである。そして、それ故にこそ、「存在し続けてきた」。このことの意味を我々は問われていると考えることさえ可能である。無論、これらの想像、解釈は、総て観客個々人に任されているのであり、それ故にこそ、この作品は所謂不条理劇ではないにも拘わらず、今後、様々な状況の中で、作品として生き延びてゆく可能性を秘めているのである。
鴉よ、おれたちは弾丸をこめる

鴉よ、おれたちは弾丸をこめる

さいたまゴールド・シアター

彩の国さいたま芸術劇場・NINAGAWA STUDIO(大稽古場)(埼玉県)

2013/05/16 (木) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

ゴールド&ネクストは鉄板
ファクトリー「楽屋」より過激な部分にややひるむが(笑)、やはりだだ泣き。「蒼白の…ハムレット」と同様、ネクスト・シアターの若者との共演によって、1971年と今が肉感を伴って繋がる。そう、肉なんだな。血と汗が滴る。

鴉婆役の田村律子さんが素晴らしい!千年もの昔から積もり積もった怒りが老いた声に宿り、ゆるりと、でも力強く歩き、立つ姿から目が離せない。私の胸の中にも、彼女たちと同じ笛があるはずだ。

しっかし…ハレンチだよな~(笑)。パリ公演の反応はどんなだろう!

ネタバレBOX

おじいさまがたのパンツやふんどしはできれば見たくなくて…(笑)
なまず

なまず

metro

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/05/08 (水) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★

初演時よりも美しい印象でした。
ものすごく、ものすごく楽しみにしていた舞台。

一昨年の「引き際」でも、震災直後にあそこまでふざけたことができる脚本に感動しましたが、昨年の「なまず」は、それをさらにグレードアップした感じで素晴らしいかったです。

重いテーマを重くやってどうするんだ、という天顔大介監督の姿勢がとても好きです。
ふざけて、茶化して、問題をしっかり提起して、ドギツイことを真正面からぶつけてくる。
時代の空気感をちゃんと読み取りながら「一歩早いのかもしれない」そのタイミングで、ギリギリの真実を投げつけてくる。
今だからこそ、その発言に意味がある、というものをちゃんと提示してくるあたり、観ていて嘘も欺瞞も諦めも無くてとても好感が持てるのです。

楽しいことも、夢みたいなことも、ちゃんと見ていたいけれど、でも、そういう色々を見つめる同じ視線で、変わってしまった世界も認めて受け入れないといけない、と思うのです。

そして世界が変われば文脈も変わり、同じことをしても、同じものを見ても、それ自体のもつ意味が変わってしまっている、
ということを理解した上で発信されるものにこそ心動かされるのだとおもいます。

天顔大介監督の視点は清々しいほどに真っ直ぐで気持ちいいです。
昨年とはまた変わった文脈のなかで、同じ演目をどう調理してくるのか、そこが今回の見どころでした。

そんな再演は、初演時の衝撃が強すぎたせいか、やけに上品にまとまり過ぎている印象で、若干の物足りなさの残るものでした。

冒頭に、初演時にはなかった講壇の形で世界観をみせるところは面白かったです。
他はほぼ初演時と同じ構成・演出。
全体には初演時の良い意味での小屋まるごとのゴチャゴチャ感が薄れて上品にまとまってしまった印象です。
劇中の舞踏が初演時の池田遼さんから舘形比呂一さんへ変わったことも、全体を上品で美しい印象に変えた大きな点かもしれません。

でも、あれはあれでいいのかな。

小屋も神楽坂die pratzeから芸術劇場シアターイーストへ変わったことだし。
客層も、あまり普段お芝居を観ないような雰囲気のご夫婦連れや舘形比呂一さんのファンのような方が多かったし。
「泥臭くて禍々しい世界」から「綺麗で絵空事のような世界」へ印象を変えたのは…だから故意なのかな。

とか、観劇してから1週間がたって思ったりしているのでした。

2013年という時代とのマッチングの問題でしょうか。
そこにまだ疑問が残るので、初演時のDVDを観て、また考えたいと思います。

シュナイダー

シュナイダー

青年団若手自主企画 マキタ企画

アトリエ春風舎(東京都)

2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★

死と償い
オーソドックスなストレートプレイの形式を用いて、人間の負の部分を猟奇的なエピソードでショッキングに描いた作品で、底知れない気味の悪さが印象に残りました。

自殺の名所の森の近くにある小さな喫茶店に出入りする人達の、お互いに罪を犯し、償う歪んだ関係を描いた物語で、全てを明示せず、前後に何があったかを観客に想像させる構成が特徴的でした。
前半で描かれる敵対関係がある出来事をきっかけに解消し、暖かな雰囲気で終わると思わせておいて、急展開する終盤が壮絶でした(心臓の弱い人は覚悟しておいた方が良いです)。
単純に憎むのではなく、相手に対して優しい顔を見せるのが却って怖さを引き立てていました。

春風舎の公演ではあまり見掛けないタイプの、リアルに作り込んだセットの中で、リアリズムの演出で演じていながらも、どこか非現実感が漂っていたのが興味深かったです。

嫌な感じでありながら、憎めない可愛らしさもある女を演じた齋藤晴香さんが魅力的で、酔っている演技もリアルで良かったです。
逆説的な台詞を語る男を演じた寺井義貴さんの不気味さもインパクトがありました。

ロール&ロール

ロール&ロール

ノアノオモチャバコ

「劇」小劇場(東京都)

2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

早川さん
早川紗代さんの演技がパーフェクトだった。

未確認の詩-ウタ-

未確認の詩-ウタ-

ライオン・パーマ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/05/16 (木) ~ 2013/05/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

なんかもううまくいえないけど。
あの・・・

なんてゆーか、じつは今日は人生の中でも一番か二番か三番か四番かくらいに悪いことが起こった日だったせいで、なんだったらもう死んじゃってもいいんじゃない?ってくらいにひどい状態になっていて、そういえばな感じで夜には観劇の予約をしてて、けれど、それがどこのなにでどんなのでなんてことはまったく頭から消えていて、なんとなく劇場に足を運んでいて、開始前のアナウンスで二時間オーバーの作品と聞いて辟易して、あーあ、なんだかなぁと思いつつ、ぼんやりと始まりを待ったあとしばらくしたら、あれ?笑ってるよ俺・・・となって、そして笑って、さらに笑って、笑って笑って笑って・・・

最後は少し泣いていました。

もう少し生きてもいいかなって思いました。

ネタバレBOX

健全な男子としておっさんとして、あのナマ足はやばすぎでした。ドキドキが止まりませんでした。

むしろそれ見てもっとすげぇ生きてもいいかなって思いました。

メメント・モリ

メメント・モリ

ウンプテンプ・カンパニー

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/05/16 (木) ~ 2013/05/27 (月)公演終了

満足度★★★

なんというか
ダークミュージカルとでもいうのでしょうか。。 ストーリーが鬱な内容でちょっと見ていて辛かったです。。 スイマセン。。 歌、衣装、演技などは素晴らしかったです! 近世?の時代の暗い雰囲気はよく出ていると思いました。



暗室の窃視者

暗室の窃視者

オフィス再生

APOCシアター(東京都)

2013/05/09 (木) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

あれですね。
おもしろいとかおもしろくないとかって基準だけで観ちゃダメなんですね。わかるかわからないかとか、すごいかすごくないかとか、そんなこんなを含めてのお芝居なんですね。お芝居のお芝居たる所以ってのは。

そういった意味ではすごいなと思い、わからないなと思い、少しおもしろいなと思いました。

よくわからないドキドキがずっと続いていました。

ネタバレBOX

ただちょっとちょっと長く感じてしまいました。
ぬけ男、恥さらし

ぬけ男、恥さらし

MCR

駅前劇場(東京都)

2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかった
相変わらずの櫻井節!素敵なお話でした。
どうしようもない人たちが罵詈雑言吐きまくるんだけど、なぜか笑える。
当日パンフレットの場面「あぁ、これか!」と思いながら爆笑。
終盤、急速に動き出す物語に切なくなって泣きそうになった。

ブリの照り焼き

ブリの照り焼き

劇団C2

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/05/14 (火) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

Gチームを観劇
一生懸命がんばる新入社員と、それを見守りながら応援する会社の仲間たちにほっこりしました。一見頼りなさそうな店長の言葉が印象に残りました。Bチームも観たいなぁ~。

ネタバレBOX

ブリの照り焼きは主人公の得意料理だったんですね。

新入社員が好きなアイドルが男闘呼組だったり、若い夫婦の子どもの呼び方がリンリンランランだったり、懐かしすぎる名前に思わず笑ってしまいました。

ドームホームのイメージキャラクターが専門用語を説明するシーンがちょっと浮いてたかな。
レミング ~世界の涯までつれてって~

レミング ~世界の涯までつれてって~

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2013/04/21 (日) ~ 2013/05/16 (木)公演終了

満足度★★★★

素晴らしかった
パルコで維新派。どんな作品になるかとドキドキでしたが冒頭からしてやられました。普段の維新派の作品よりは薄めの感じがしましたが十分満足でした。松重さん八嶋さんが素敵。

匿名家族

匿名家族

劇団フルタ丸

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

細部まで
こだわった舞台に感じました。まず舞台美術に驚きました。また、音響も素晴らしかったです。ストーリー自体も良いし、私が今までに観た事のない演出方法も面白く感じました。役者さん達の演技も良かったです。とても細部までこだわって作った手抜きのない舞台という印象でした。何度も笑ってしまい、とても面白かったです!

割れて砕けてキラキラ落ちる

割れて砕けてキラキラ落ちる

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2013/05/10 (金) ~ 2013/05/14 (火)公演終了

満足度★★★

まあまあかな・・・
連作オムニバス、それなりに楽しむことができましたが、ちょっと拍子抜けしたり、冗長に感じるところがありました。劇団公演裏話的ネタは面白い。

ナミヤ雑貨店の奇蹟

ナミヤ雑貨店の奇蹟

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かった。
原作を読んでいたので、内容の秀逸さはわかっていた。
時間の縦軸と、人間関係の横軸が複雑に絡み合うストーリーを、舞台の上でうまく表現出来ていたと思う。
キャラメルボックスは初めての観劇。
芸達者な役者さんが揃っていると感じた。

ネタバレBOX

私事ですが、群馬出身なので群馬出身の有名人をたくさん登場させて下さってありがとう(笑)
セリが歌うかと思ったら突然踊り出したので、ビックリしました(笑
匿名家族

匿名家族

劇団フルタ丸

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

確かにチャレンジング
とても凝った芝居だと思う。クオリティの高さもいつものフルタ丸だし、ストーリーも惹きつけられる。でも正直最後まで違和感が拭えなかったな。空白のセリフも気になりました。

ブリの照り焼き

ブリの照り焼き

劇団C2

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/05/14 (火) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★

人間味
 不思議なタイトルに惹かれた作品だったが、裏切られなかった。隠し味のように微妙な按配を見事な科白と巧まざる演技で表現して見せた。巧まざると表現したが、観客にそのように見えるということは、シナリオ、役者の佇まい、演技共に最高レベルである。実際、このシーンで、舞台がぐっと引き締まった。(追記 5.16)

ネタバレBOX

 このシーンとは、営業成績トップの内海に対して、店長の阿部が、二人がぶつかった仕事の話をするくだりである。当時、店長は、利潤優先に陥り、営業として最も大切なこと、即ち、顧客の立場に立って最善の手を選ぶ手伝いをすることを忘れかけていたのだが、内海の顧客本位の姿勢に初心を思い出させられた、と語る。その上で、彼女と全然成果を上げられない新入社員、菅野が似ていると告げる。また、上司とぶつかった時の彼女の主張が、営業を生業とする者にとって、全面的に正しかったことも告げるのである。
 これらの行程を経たうえで、菅野の面倒を見てくれと頼む。何と深い心理洞察に満ちた遣り様だろうか。無論、これだけのシナリオを上げてくる作家、演出家である。キャスティングの妙、主役(西川 俊の爽やかさと良い意味での若者のナイーブな面を表現した時の“らしさ”)、(内海役、渡部 愛の人情家であるが故の厳格)店長(阿部役、松山 コウの温かさに現れる心理洞察の鋭さ)など素晴らしい演技を引き出している。言うまでも無いが、役者陣もこの演出に見事に応えた。
既成事実

既成事実

小西耕一 ひとり芝居

RAFT(東京都)

2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★

浮気と嫉妬
 浮気症の彼女に惚れた嫉妬深いコキュの顛末。

ネタバレBOX

 実父と育ての父、自分が惚れた女と浮気相手の間の子を引き受ける等、父母の代からの因果を描く。かなりぐちゃぐちゃな男と女の話。
 おまけに、嫉妬に狂った挙句、会社の先輩と初めて浮気をしたコキュは、性技としての首絞めに失敗、殺害してしまう。きちんとしたアリバイ作りもせず、逃げ延びていた彼であったが、自らの子では無くとも、惚れた女の宿した命を父と同じように引き受けようとする矢先、パトカーのサイレンを聞く。
 科白をもっと具体的なイメージとして、身体化して欲しい。科白が上滑りしているような印象を受けた。そのように科白を身体化する為には、己の更なる客体化が必要だとも思う。
アジア温泉

アジア温泉

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2013/05/10 (金) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★

前半は和やかでしたが
焼肉ドラゴンの鄭義信さんのが書き下ろし。焼肉ドラゴンもみましたが、今度をはだいぶ趣向が違いました。美術もシンプルだけど、ふくらみがあり、舞台設定としては、気持ちのよいものでした。
話は説明にあるとおりですが、日韓の役者が音楽を交えながらうきうきしながら演じていたように思います。
ただ、会話が日韓の言葉を交えたところが少しわかりませんでした(怒っているのか、いぶかしがっているのかは雰囲気で感じられましたが)。

ぬけ男、恥さらし

ぬけ男、恥さらし

MCR

駅前劇場(東京都)

2013/05/15 (水) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

そこに愛はあんのかい?
今年のベストきちゃったかもしんない。
堀靖明が絶好調だった。

ネタバレBOX

当パンを開演前に読んでおくと、
あるシーンが3割増しで面白く感じると思います。

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