
中之島春の文化祭2023
ABCホールプロデュース公演
ABCホール (大阪府)
2023/05/05 (金) ~ 2023/05/06 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
Aブロックを観劇
ステージタイガー 灼熱ニ声
最近のステタイさんではなく少し前の雰囲気の作品やなって感じたかもしれない、熱い応援団の物語って印象やったかも
最近の作品の雰囲気もいいんですが、この熱い体力勝負みたいな世界もステタイさんらしくて良かったかな
ほんと体力勝負、声の負担も半端ないって感じやったかも
表ではステージタイガーさんホットドッグが復活、やはりこれが無いとね
今日は喜多彩葉さんも売り子さんとして参加
ゲキゲキ/劇団『劇団』いるみねいと
この作品も見るのは2回目やったかな
いい作品なんですよね
売れないバンドマンとそれを支えてた彼女、それが長く続くとありがちな展開ではある
この作品も見るのは2回目やったかな
いい作品なんですよね
売れないバンドマンとそれを支えてた彼女、それが長く続くとありがちな展開ではある
桂紗綾アナウンサー(落語)
アナウンサーさんの落語ってどんな感じ?って思ったら、古典もされるようですが今回は創作落語
しかもアナウンサーならではって感じのネタやった印象
この滑舌は他の職業の人やとかなり難易度高いんやないかってお話しやったんですよね
そして普段とニュースのギャップが⭕️
石原正一ショー 十七歳の地図夫
始まった瞬間から世界観は尾崎豊さんって感じ
そこにプリキュアに戦隊モノ?
これだけ書いてたら意味わからないかもですが、そんな世界観やったりするんですよね
そしてラスト?役者紹介?にはさらにシン・仮面ライダー
ここはたぶん?間違いなく映画見てないとついていけないかもって思いながらも、見てたら面白すぎる流れやったりしたかな
空宙空地 さんは『ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常』
この作品って再演やったのかな?
個人的には見られてない作品やったので新鮮ではあったんですけどね
最初に気になるワード『走馬灯』そこから始まるほんとどうでもいいってなる思い出たち
深い思い出を思い出そうと思っても出てくるのは、そんな些細な意見の食い違いや、言い合い、喧嘩や好みの違いやったりする
しかしそんな感じが実は幸せな日々やったのかもしれないって思わせるラストが秀悦やった印象
テンポもですが見せ方やセリフの言葉の選び方もほんと上手いなって作品
Bブロックを観劇
春野恵子 さんの(浪曲)
4年ぶりの #中之島春の文化祭 は #ABCホール開館15周年記念 でもあるんですよね
今回の浪曲はここまでの15年の歴史をって作品になってました
こういう感じをあまり親しみの無い浪曲で触れるのも新しい出会いになる魅力的なパフォーマンス
劇団SE・TSU・NA サクラユク
少し?かなり不思議なふたりの娘の母のお通夜での物語
ほんと不思議な流れをみせる作品は序盤ほんとにドタバタって感じではあるんです
その感じがまた良かったりするんですよね
何もない田舎が嫌で出て行った娘
母が死んだことによって久しぶりに帰る故郷
少し変わってるのは母はイタコだったってことかな?
それは妹にだけ強く受け継がれた霊感だったりもする
そこから登場するのがある意味ではマジックアイテムw
バタバタしながらもラストはいい話を見たなって雰囲気の作品かな
ばぶれるりぐる
独特な雰囲気を作り出される印象の団体さんですね
方言を大切にされて、そこから生み出される感じの世界観が魅力的
今回は鷹匠ってものにスポットを当てておられるんですが、ある意味でホットなワードなそうな
それは軽いアフタートークでお話しされてたことなんですけどね
喫茶店での男女の別れ話の物語なんですが、謎に流れを作り出すのは喫茶店のマスターやったりする
この辺の流れも良かったりしたんですよね
役者陣がパワフルで繊細な演技をされてた印象で、ほんと素敵な作品でした
無名劇団 コインランドリー改
もう最初にブラが落ちてる時点で波乱しか無いってシチュエーション
これを次々に手にしてしまう男たち、そして勘違いがさらに迷宮に誘うような展開
読めそうで読めない流れに翻弄される男たち
ラストには…
この作品も再演やったのかな?
とは言え初見やったので新鮮
この勘違いやワードの取り方によってって流れはいいんですよ
そうしたらそうなるよねってわかっていながらも、ハマっていく感じが魅力的な作品でした
Cブロックを観劇
N-Trance Fish
これは前回の公演のあるシーンを切り抜いた感じの作品ですかね?
とは言えそこをさらにブラッシュアップって感じですかね
始まりは男たちの踏み絵との葛藤から
そしてそこから一気に華やかなダンスシーンへと変化していく
それは妖艶でいてパワフル、それにさらにコメディって要素を加えていくんですよね
なかなかに複雑にそのあたりを融合してる作品やったりするのは、ほんと個性的やなって印象
ラストは…w
十三クラブ
短編集って感じの構成でしたかね
そんなに長くは無いシーンを時系列的に積み重ねていくような作品
最初のレタスが最後まで気になってたかもしれないw
結果的にはなかなかにドラマチックな展開をみせていくんですけど
笑い多めのイモちゃんの一生って感じかな
カヨコの大発明『Hey!Ho!Let It go!』
この団体さんらしい歌と演技の見事な融合って感じの魅力的な作品やった印象
あまり細かいことを書くといろんなところに引っかかりそうな作品かな?
最初から引き込まれるような歌声、そこから始まる話の展開も引き込まれる印象しかなかったかもしれない
個人的にはやはりカヨコの大発明の作品って好きやなって思って見てました
そしてご出演の役者陣もほんといいんですよね
そしてワードがたまらなくいいチョイスされるんですよ
ラストも良かった
匿名劇壇 透明な管理人
この作品ほんと頭をフル回転しないとついていけない、しかしその感じがほんと魅力的な流れになってた印象
最初いったいこの空間に何人の人がいるんだろう?
そして誰と話してる?
そんな感じになるんですが、いつのまにかこの世界に引き込まれてるんですよね
それは脚演の良さもありながら、役者のポテンシャルの高さもあるんですよね
見えないものが見える…様でって感じがこの作品の魅力やったかもしれないですね
やはりいい作品を作られるんですよね
オパンポン創造社 サブサブサブ
ある意味で終わってる様で何も解決してないのかもしれないのが、この作品なのかもしれませんね
駅のホームでやり取りされる3人の男たちの物語はある意味で噛み合ってる様でまったく誰一人噛み合ってない
この作品もほんとワードのチョイスが秀悦なんですよね
いつの間にか誰が正論を言ってて誰がそうで無いのかわからなくなっていくんですよね
でもそんな感じをいつのまにか楽しんでたりするんですよね
やはりこのあたりは本の良さ、さらには演技の見事さなんですよね
Dブロックを観劇
ダイナマイトしゃかりきサ〜カス
屋外ステージにもご出演と言うか、最初と大取をされる中心的な存在のハーモニーが美しい男性1人、女性2人の構成のグループ
今回は手話を入れるなどハーモニーに視覚までって感じの素敵な歌を披露されてた印象
こう言う変化もほんといい
男肉 du Soleil
これは間違いなく好みが分かれる感じやと思うし、今回の演目と普段されてる作風の違いも全くわからないのでコメントが難しい
セリフが聞き取りにくく言われてることが入って来なかったのも大きいのかもしれないんですよね
最初からの変化も不明やったかな
笑の内閣 笑の内閣のZOOM演劇ABCホール版
まずは高間さんの語りから始まる
そしてこの作品のコンセプトって言うか状況、コロナの最初の頃の生の舞台を作ることがほんと難しくて手探りやった頃の記憶を戻す感じから始まっていく
ほんと最初の頃はzoomて何?って世の中だった
そしてそれを使いこなせるもの、これから始めるもののイラダチみたいな感じを思い出させる様な作品やったかもしれない
そしてどこの劇団も最初はこれに近い様なやり取りが裏ではあったのかもしれないなって思わせる作品
ABCテレビアナウンス部です。
朗読で紡ぐ物語はサイコスリラーって言葉が合うんだろうか?
なかなかに引き込まれる世界を作られてて、ラストにワクワク、そしてドキドキさせられるストーリー展開
アナウンサーさんらしい感じもいいんだが、やはりラストの桂紗綾アナがいい
本若 剣劇
王道の殺陣芝居を持ってくるのかと思ったら意外?にある意味でコメディ作品やった印象かも
コメディって言いながらも殺陣の美しさや、舞の優雅さを入れながらもコメディタッチも入れてくるある意味で結構盛りだくさんの難しいことをやられてるのを感じさせない良さやったかも
確かに本若さんでもそんなシーンはあるが、それをクローズアップした様な魅力的作品
Eブロックを観劇
NICO×frogs produce 関西の役者が踊ってみた 梅子のお引っ越し
ダンスを多めに入れてくるんですが、これがやはりいい
そしてそれがニコフロさんの作品の良さやったりするんです
これはミュージカルとはまた違った物語への曲とダンスのコラボレーションって印象
ご出演者さんも多いんだがABCホールなら問題なし
物語の中心にはこのおふたり亀山貴也さんと成瀬遥さんがご夫婦としていい存在感を作られてたんですよね
そして今回の作品はたたみかけるように訪れる引越し業者
普通ならありえない感じに進むストーリーそしてラストもいい
次回のオオサワシンヤさんは注目?
彩月ユウさんのダンスもいいんですが、やはり表情と言うか表現がいい
そして一匹狼の引っ越しやってw
しかしそれを表現するポテンシャルが見事やったのが中村るみさん
登場から圧巻
やはりこの作品の空気感は成瀬遥さんであり植松ゆきさんなんですよね
彗星マジック 魔法少女ライジング
この作品は元々はメガネ6のアフターイベント植松ライジングで上演される予定やった作品
最終的にはDVDの特典映像となり、その後カフェ公演で一度上演されての再演ですかね?
ほんといい作品
そしていいブラッシュアップをされてる印象
それは池山ユラリさんの衣装もびっくりのクオリティ
さらに作る空気感が良かった
そして山本香織さんの存在感がほんといいし、絶妙なタイミングのセリフがたまらない
ラストもほんといい作品で引き込まれる世界
喜劇結社バキュン!ズ
最初のシチュエーションから謎しかない作品
しかしこの感じ、そして正論?真っ直ぐすぎるツッコミがツボに、ジワジワくる感じの作品
ある意味で全く意味不明なシチュエーション、そして気になるのにそこは触れないんやがラストに怒涛の伏線回収かな
劇団レトルト内閣 超能力人・沙耶 ~ダイバーシティ・バス~
最初の設定がなかなかにいいんですよ
この後の片岡自動車工業さんを見にいくためにバスで急ぐ女性
そこにバスジャック
少し非現実な要素がいっぱいなんですが、その絡み合い方がほんと魅力的な作品
福田恵さんの真っ当なツッコミもいいんだがたはらもえさんの正当な感じなんだが理不尽に責めるのもいい
とは言え佐藤みかさんの空気感がたまらなかったかな
ラストの表情、そして演出も良かった
片岡自動車工業『THE SECOND TAKE』
ある意味でこの作品はコンセプトと言うか設定がいいんですよね
この角度で作品をって視点でまずは上手いって
流れも、起きるトラブルっぽい感じも魅力的
そしてキッチリそこも入れてくるんやがお菓子w
まあ当然やけどその入れ方も上手い
そして役者陣の作る空気感もたまらないんですよね
ほんといい座組やなって印象
いい作品はラストも当然いいんです
2ndテイク見たかったw
Fブロックを観劇
変ホ長調
仲が悪い様でめっちゃ仲がいいとしか思えない2人の会話で進む物語
他愛もない日常の風景の様でそうでもない様な不思議な空気感やったりするんですよ
ほんと独特な空気感とテンポで進む感じの物語
ラストはそう来るんですかって感じではあったりするんですけどね
壱劇屋 寿司ミュージカル 鮨劇屋
この作品は再演ではあるんですが、びっくりのブラッシュアップやった印象やったり
この作品の最初って2018年の東寺でした?
その後も何回かされてますが、メンバーもかなり変わってのパフォーマンスではありますしね
独特なリズムで紡がれていく不思議に引き込まれる作品やったりするんですよね
言葉のチョイス、テンポ、リズムで作り上げられる不思議なせかいではあるかな
THE ROB CARLTON『LOW-KEYED PLAY 4』
4年ぶりにまた拉致られて謎な場所に連れ去られ監禁される闇の世界で生きる3人…いや今年は1人増えて4人
そんな4人は謎の課題をクリアーしないと脱出できない
そんな理不尽な状況の中、最初に語られるのは…3年も何もなかったのに…
もうここを使ってくるだけでいい始まり方の予感しかしない
そこから難題に向き合って行くんだが…
この流れもほんといいんですよね
結局ラストは…来年へって感じなのかもしれませんねw
田川徳子とユニット美人 金の魚
この作品ってある意味で本当は恐ろしいグリム童話って感じなのかもしれないですね
最初は間違いなくわがままばかりを旦那に押し付ける妻の話なんですが
いつのまにかその構図から外れて行くんですよね
そして最終的には…
なかなかに複雑なストーリーてんかいではあるんですよね
神話っぽい側面もあったりする
最終的にはその存在って神?とはなるんですが、謎が残る感じではあるんですよね
なかなかに複雑な物語かな
MousePiece-ree『ルパン三世 魂』
始まった瞬間その世界観はすぐに納得なんですが、やはりストレートには来てくれないのがこのお三方
ほんと独特で個性的な空気感を作られるんですよね
またそれがいいんです
そして久しぶりに見られたのが、新作の謎のカードゲーム
やはり中之島春の文化祭と言えばって感じでもあるんですよね
今回は真ん中にテーブルがあるからどうするのかと思ったら…やはりいい感じにずらしてきますね位置
ラストのパロディもいい感じ
大取に相応しい作品でした

狂人なおもて往生をとぐ
TAAC
小劇場B1(東京都)
2023/10/27 (金) ~ 2023/11/01 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
矢継ぎ早に繰り出される出のセリフに詠うような愛子のセリフの不協和音、歪んだセット、見えない関係性と居心地の悪さが付き纏う。
それでいてTAACの作品に通底する静謐な美しさを感じた。
これが書かれた時代は、権力に対する反体制としての意味合いがあったかも知れないが、今作は家族関係や社会の関わりなど、現在も色褪せることなく上演されていた。
狂気をはらんだ出役の永嶋さんが素晴らしかった。
セットや仕掛けらた演出が印象に残る。

天使の群像
鵺的(ぬえてき)
ザ・スズナリ(東京都)
2023/12/21 (木) ~ 2023/12/29 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/12/26 (火) 14:00
事前情報の通り今までなかったタイプの作品ながら漂う雰囲気はまさに鵺的。いわば「鵺的・ネオ」か?
観ている途中で「どこか爽快感があるのは何人かの人物が"真っ直ぐ"だからか?」と思ったがその後「いや、全員が"真っ直ぐ"だ」と気付く。
しかし"真っ直ぐ"ではあるがそれぞれ方向が違っていて、それが事態を混乱させているのかな?的な。とはいえ、その真っ直ぐさゆえ後味が悪くなく、鵺的にしては珍しい。(笑)
珍しいと言えば装置も具象的なことが多いが今回は上手手前が高く下手奥が低い傾いた床に下手側と奥をハーフミラーフィルムの壁(?)を立て、椅子(教室用&パイプ椅子)と机(?)を随時配置する抽象的なものであるのも珍しい。(奇しくも翌日下北沢で観た芝居のそれと共通点アリ)
一方、途中で「あること」が判明して「そういうことか……」と思ったのもつかの間、「だとするとあれはどっちだ?」などと却って疑問が増えてしまうのはいかにも鵺的?(笑)
本作を経て今後の鵺的がどうなって行くか楽しみ♪

世界が消えないように
TAAC
小劇場B1(東京都)
2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
それぞれ想いを抱えた4人が、同じ場所で同じ時を過ごした日々の追憶。
世界を失ったことで、残された者にとっては互いに触れてはいけない傷となった。そうして出かけた卒業旅行で、どこか隔たりができてしまった関係が、丁寧に描き出される。
決して言葉で語られるわけではないのに、それぞれの心の動きが手に取るように伝わってくるのは、同じ役者による再演での深みや細部にまで施された演出の力によるものだと感じた。
「世界」は、再生とそっと背中を押してくれる存在だった。

『演劇ユニット衝空観×遊劇!浪漫派FAMILIAR』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2023/04/25 (火) ~ 2023/04/25 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
演劇ユニット衝空観 セミロウ
なかなか面白いふたりの関係性って気がしたかもしれない
この作品演出も少し変わってるなって思ったのは最初のシーンかもしれない
照明の使い方がたぶん今まで見たことないかもしれないって思った
ワードのチョイスも独特やなって印象なんですよね
これは銭山伊織さん作品を見るたびに思ってるかもしれないですね
そして中飯萌菜さんがほんといい表情を見せられてた印象
演技は少し荒削りな感じはするものの魅力的な光を感じたかも
他も見てみたいと思った
遊劇!浪漫派FAMILIAR ここにある彼方
こちらはホームコメディっぽい家族の素敵な話
家族って言っても今、そしてこの先のって関係性も含んだ感じの人のつながり
そしてそこに不思議な要素がさらに加わってるんですよね
それはこども、そして夫を残した妻の思いの存在
さらにそこに加わるのが入れ替わりやったりするんですよね
この要素がこの作品をさらに魅力的にしてる
さらに見終わった後に残る余韻もいい感じ
心地いい余韻かな

『ひっくり返る』
春風
イズムスタジオ(大阪府)
2023/04/21 (金) ~ 2023/04/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
ない言うたらないver
天空ランドって最初何だろう?って思いながら見てたんですが、山上にある遊園地って感じですね
(最初温泉街とかのワードでスパ的なのが浮かんでましたw)
そこで繰り広げられる、人気の無い遊園地を今後どうするのか?って話し合い
当然のごとくバタバタになっていくんですが、心温まるって感じに恋愛要素もってかなり盛り沢山なストーリー展開
笑要素も多めで気軽に楽しめるって感じの作品になってた印象なんですよね
こういう感じもほんと気楽に見られる感じで良かったりする
脚演の太田浩司さんのギターと語りからこの物語は始まっていくんだが、その感じも良かったりするんですよね
なんかアットホームな雰囲気がそこから作り上げられるそんな印象
気になったのは金魚鉢に入ったエイがめっちゃ気になったんですよね
ポルカドット・スティングレイ?って言ったかな?
大きさどのくらいなんだろう?ってのが気になったかも
キャストさんもなかなかにいい演技されてて、ストーリー展開も楽しめる
素敵な物語でした
カップルのあの後もかなり気になるポイントではあったかもしれない

螢の光
あゆみ企画
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2023/04/21 (金) ~ 2023/04/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
少し前の時代、普通に団地に多くの人が暮らしてた頃の世界観って感じ
なんとなくセピア色って感じの色が頭に浮かぶ様な世界観やったりするんですよね
そこで繰り広げられる非日常なんやけど、ある意味では日常って感じの物語なのかもしれない
そのあたりの境界線がわからなくなる、そんな印象の作品なのかもしれない
非日常ってなんだろう?ってなる
ある夫婦が暮らしてる部屋
近所からも美人って言われてる感じの妻とどこか面白みのない感じの優しさはあったかな?って夫
そんなふたりのたわいのない会話からからこの物語は始まっていく
妻はミシンを使っての内職、このあたりも団地が全盛やった頃の香りがしたりするかも
そして一転する状況
ほんとのこの物語の始まりはそこからって感じではあるんですけどね
まあその前があるからこそのここからではあるのは当然ではありますが
かなり切なくて儚くて、そして幸せがないんだけど、いつのまにか引き込まれてる
そんな印象の物語やったりするんです
独特な空気感を作られるなって印象なのがあゆみさん
かなり複雑な気持ちを素敵に演じられてた印象なんですよね
水木たねさんの謎めいた感じの雰囲気もやはり良かったりしたんですよね
どこか知的なんだけど不思議な雰囲気って感じやったかも
そしておふたりとも色っぽかったかな

令和5年の廃刀令
アガリスクエンターテイメント
すみだリバーサイドホール ミニシアター(東京都)
2023/04/21 (金) ~ 2023/04/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
タウンミーティング (対話集会)にはピッタリって感じの今回の会場すみだリバーサイドホールそしてその場所のミニシアターって感じやなって思ったのが会場内に入って最初に思ったことやったかもしれない
配置が絶妙ですね
そしてそこで議論されるのは廃刀令
刀を腰にってことが当然だったり、公の行事の正装としてもって世界で討論されるのはそれを廃止にするのかって議題やったりする
ある意味ではあり得ないことを議論するのだが、それは刀を中心にするからであってリアルの他の問題でも変わらないかも
それを約60分?70分の後に投票、そしてその結果を受けてのエピローグって展開
この流れもなかなか良かったりするんだが、やはり白熱するどうするのか?って討論の流れがいいんですよね
3/19〜21の杉並区会場はShort Ver.
そして今回公演からがフルバージョンって感じやったりする
杉並が見られてないので、その変化まではわからないが、いい流れに引き込まれてた感じではある
矢吹ジャンプさんの堅物で融通がって感じも上手いんだが、これもいい流れになってる
古谷蓮さんの繰り返しはここからさらに進化を期待かな
いいキャラやから余計にそう思うかも
鹿島ゆきこさんのこういう感じってやはりハマりますね
クラス委員長っぽい雰囲気って言うのかな?
伊藤圭太さんの感じもいいんですよね
もうあのブツは最終兵器的な破壊力かも
斉藤コータさんのブレっブレっのキャラ魅力的です
着地地点どこなの?って感じも切れキャラもいい
淺越岳人さんがこれぞ淺越さんってキャラが最高やったりする
この感じ見たかったって感じ
榎並夕起さんほんと上手くなってますよね
今回の嫌な感じの大人の女性、そしてそこからの変化は見事
前田友里子さんの今回のキャラめっちゃ最高でした
やはりこの女優は上手いし魅力的
久しぶりに生の演技が見られた江益凛さんがいい演技されてた
セリフのとこもかなりいいんだがセリフないとこの指の動きとかまで繊細やなって印象
やはりこの女優めっちゃいいですよ
そしてラッキーやったのは会場案内に今日おられたのが熊谷有芳さん
お会いできた偶然に感謝

GOOD BOYS
TAAC
新宿シアタートップス(東京都)
2023/01/18 (水) ~ 2023/01/24 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
直視するのが辛いほど、痛くて苦しい時間が続く。
母親から捨てられるように、祖母宅へ預けられた双子の兄弟。同じように社会から家庭から見捨てられた人たちとの出会い。生きるために強くなろうとして出した、少年たちの歪な正解。
シンプルでいて多くを物語るセットや心情を揺さぶる音楽がすばらしい。
崇高な美しさと浄化という言葉が浮かび上がってくる。
この劇は、目には見えない人たち、けれど今もどこかに存在する人たちに思いを馳せるきっかけを与えてくれる気がした。
少年たちが救われ、幸せになって欲しいと願わずにはいられない。

PARADURE -パラデュール-
壱劇屋
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/04/22 (土) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
久しぶりに見る生の舞台の東京支部メンバー
かなり余裕を見て、何かこの辺の美味しいものでも食べてから、ゆっくり準備して観劇と思ってたら…
新幹線が止まってて、動き出したと思ったら緊急停止ボタンが押されての確認…東京駅から行く予定を急遽、品川で降りて劇場へ向かって10分前に飛び込むってかなり初めての経験もあったり
そんな状況なので普通なら余裕もなくって感じなんですが…
久しぶりの東京支部はクオリティ高い
いきなりOPから一気に世界に引き込まれる
やはりこのあたりの作り方は竹村晋太朗さん前から上手かったが、さらに磨きがかかってるなって印象
そしてストーリー展開も見事すぎる
ランタイム発表は140分やったかもですが、150分になってるんやないかな?
とは言えそんな長さも全く感じさせないほんといい作品に仕上がってる
余分なシーンとかも全くなく、転換なんかもほんと無駄がないなって印象
そして壱劇屋さんと言えばアクションモブの運動量、今回も凄い
内木志 さんがやはりいいですね
最初の衣装も魅力的、でもこのシーンの着替えヤバいらしい難易度高くて
黒田ひとみさんもいいですね
キャラもいいんやけど表情もいいって印象
これがBやと柏木明日香さんって見たかった…
西分綾香さんは相変わらずの良さ
少しハスキー磨きが?
気のせいかもですが、ハスキーさが増してる気が少し
予想もしてたがやはり良かったのが椎名亜音さん
初日っぽいところもあったが、ほんと見事なキャラ
そしてこの空気感はこの人にしか出せない良さかなって印象
そして前説が柏木明日香さんやったのはラッキー
そして間に合ってw

『龍臥江淮』/『魚之有水』
劇団文机と熊
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2023/04/13 (木) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
魚之有水
世界観は後漢の末期って感じなんだろうか?
あまりこのあたりの時代背景や時代設定がよくわかってなく、詳しくもなかったりするんですよね
とは言え好きな人は大好きな三国志の世界って感じてまはあるんですよね…たぶんw
そしてこのお話はさらに三国志って言われる状況が作られようとする世界って感じですかね
どこまでが正当なその世界観なのかは正直なところわかってないんですが、ある意味でなるほどってなったかもしれない
なぜ三国でなければいけなかったのかって感じやったりはするんですよね
なかなかに難しいようで、それでいてわかりやすい世界観
それほど接名ゼリフが多かったりするわけでもないんですが、なんとなく置かれた状況なんかが理解できるのは上手いなって感じ
そしてこの世界が好きなんやろうな作ってる人がって感じではあったりするんですよね
だからこそ伝わる
これは知ってる人、好きな人ならさらにハマる世界観を作り出してるのかもしれないなって印象
やはり知らないから難しいって部分もあったりはするんですよね
有名どころは知ってても、それ以外になると初めましてって感じになるのは事実やったりする
でも楽しめないわけでは無いですが
ランタイムは1時間+10分休憩+50分の2時間って感じですかね
前説、始まり方、休憩あけ、そして客入れの時間もかなりこの劇団の独特な、個性的な雰囲気ではあったりする
このあたりも悪く無いなって印象ではあったりする
不思議な魅力のある舞台やなって印象ではあるわんですよね
龍臥江淮
ふたつの物語は同じ時期の並行した時間で作り上げられた作品
だから展開の中でたまにシーンがクロスする感じ
ある意味では裏側を、ある意味ではその事実に隠されたものを見る感覚
実はこのシーンにはこんなエピソードがあったからこそ、こんな反応やったんや、みたいな感じを見られる
片方だけ見てても物足りなさやわかりにくさがあるわけでなく、さらに深みを増す感覚なのかもしれない
無理して両方を見る必要はないかもしれないが、両方を見るとさらにって感じかな
そう書くと普通にありそうなんだが、その辺りの見せ方は上手い感覚
単純にエピソード自体を書きすぎても、書かなすぎてもこれは成立しない気がする
そのあたりをいいバランスで描き出してる気がする作品
基本的には中心に描き出す人物が違うんです
どちらを中心にするかで変わる見え方
戦乱の世の中なので当然のごとく戦いは起きるんですが、ほぼ戦うシーンがなかったりするのも珍しいのかもしれない
殺陣なんてほぼないんですよね
でもその分テンポが良くてストーリーがサクサク進んでいく感覚
派手さは無いもののこれが良かったりする
このあたりは個人差があるかも
そしてこの作品を見るともっと深く三国志って世界を知りたくなるかもしれない
ある意味ではそう思わせたのはこの作品の良さやったのかもしれない
ランタイム1時間+10分休憩+1時間の2時間10分って感じですかね
こちらの作品の方が微妙にですがちょっとだけ長いのかもしれないです

Cartoonist【終演しました】
Cheeky☆Queens
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2023/04/14 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
元々は映像作品として作られた物語
それを配役も変え、ストーリーは基本的な部分はそのままにリニューアル
と言うか別の作品に仕上がってる感じですね
これはまた映像とは全く違う良さですね
生の舞台だからこそって作品になってます
この作品って映画のスポーツモノみたいな雰囲気があったりするんですよね
盛り上がり方や展開の感じがそう思わせるのかもしれませんけどね
しかしその感じが良かったりするんですよね
テンション上がるし気持ちも元気になる、そんな気持ちにさせる魅力的な作品
まだ初日なので細かいことは全く書けないんですが、やはりご出演者さんの表情がいいんですよ
それを見てるだけで元気が出てくるそんな気持ちにさせてくれる魅力的な作品なのは間違いない
ミュージカルっぽい要素とライブっぽい感覚が見事に合わさってるような作品
C☆Qメンバーもそれぞれいいんだが、客演さんもほんと魅力的
やはりこういう化学反応が生の舞台の良さやなって印象
ほんとその印象は見たらわかると思うんですよね
そして久しぶりに #1st の2階へも上がれたりする
そして距離はあるもののお見送りに会場物販もいい
やはり初日とは別物ってぐらい雰囲気って変わるんですよね
そして千穐楽だからこそって動きや反応があったり、やはりブラッシュアップされていく
しかし疲れは蓄積ですね
素敵な舞台の脚演、そして出演が畠山薫さん
なかなかに魅力的な本を書かれますね
そして元気出る作品っていい
主役が和柯さん
パワフルでほんと色んな表情が今回見られた印象
落ち込んだ感じも良かったりしたかも
もうひとりの主役が西田杏奈さんかな
気の弱そうな感じ
そしてそこからのギャップがいい
歌声もほんと魅力的
客演さんもほんといいんですよね
山本香織さんの少し高圧的なんだけど、やはり優しさを感じる
それは生徒にもですが娘にもって感じですかね
元気いっぱいって印象が元気もらえたのが谷野まりえさん
やはりこの人の存在も大切
ほんと魅力的な表情、そして動きやった印象
この感じの役も珍しいかも?
マドンナ的な存在が北田結子さん
クラシック・バレエなんですかね?
綺麗な動きがいっぱい
ここからさらに良くなる存在な気がして期待
今回は声の出演のみのアメリカンガール三原悠里さん
次こそ期待かな
美人さんだからこそ今回この表情が魅力的な印象なのが山田命さん
結構この表情されてますかね?
なんかクセになるんですよねこの表情w
そして今回ほんといいのが赤松英実さん
めっちゃ上手くなってません?
クールさと優しさ?愛みたいなものを感じるんですよね
表情も最高かも

『餅好き × カラ/フル』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2023/04/11 (火) ~ 2023/04/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
火曜日のゲキジョウ 30×30 pair.180 餅好き×カラ/フルを観劇
なかなかに不思議な雰囲気の両作品やった印象
その不思議な感じは全く違ってたんですけどね
しかしその不思議な雰囲気がいい感じやったなってのが今日見終わっての感情やったかもしれない
この感じが火ゲキの良さではある
餅好き 餅畑
まってすぐはある意味で何が始まった?ってぐらいの感覚になったかもしれない
しかし重ねていくうちにこの世界に引き込まれていく
そんな不思議な感覚の作品
コントって言いながら、ある意味ではオムニバス
とは言えコントなのかもしれない
かなり微妙なラインの短編作品の積み重ね
単純に笑いをって感じでもなく、ある意味ではかなりシュール
しかし組み合わせや流れがいいからこそのラストが笑える
たぶんあれだけではってのは上手さ
カラ/フル ミルキーウェイにおやすみ
こちらは正統派の不思議って感じかもしれない
七夕の夜に繰り広げられるかなり不思議な物語
夫婦の物語なんだが、夫婦仲は微妙な感じ
そんな夫婦のもとに訪れた不思議な来訪者のお話ではあるんですよね
ある意味ではプレゼントではあったのかもしれない
過去を断ち切るための
やはり白塗りは逆の意味も込められてたのかも
生と死のコントラスト
色々と裏を読みながらも物語はストレートやったかな

『社会の窓社 × 彗星マジック』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2023/04/04 (火) ~ 2023/04/04 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
火曜日のゲキジョウ 30×30 pair.179 社会の窓社 × 彗星マジック を観劇
前回の彗星マジックさんの本公演からの縁での組合せかな?
そこで気になった女優さんの本来の雰囲気とさらに磨きがかかった感じの魅力的な作品の組み合わせやった
この組み合わせはいつもの火ゲキとは少し違うがいい感じ
社会の窓社 劇場版紙芝居は灰と仄
彗星マジック26景 釈迦を汲む で気になった女優さんは今回は紙芝居で
紙芝居ではあるんやけど、それだけではなく、ちゃんと演劇作品って感じになってる印象の紙芝居やった
このニュアンス伝わりにくいw
メインで進む紙芝居はある意味では不幸のどん底しかない運もツキも無いような女性の物語
どこかでシンデレラのストーリーと重なるんだけどいいところで…
語りもいいんだが、表情も動きもいい感じ
そして音楽に照明が加わり見事な演劇作品に仕上がってた印象、上手いな
彗星マジック 落花生
この作品実は何回目だろう?
基本的にいい作品なのは事実
そして間違いなく進化していってるんですよね
見るたびにこんな作品やった?ってなるぐらいの変化がある気がしてたりする
女弁士とそれに感動して弟子にってなる女性、そして無声映画の謎めいた女優の物語
この関係性、そして関わり合い方がいいんですよね
手話が入るんですが前回からこんなに手話入ってました?
しかもそれが早い
やはり彗星マジックの3人の女優のポテンシャル高いの再認識って思った今日

曇天ガエシ
梅棒
森ノ宮ピロティホール(大阪府)
2023/03/31 (金) ~ 2023/04/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
エンタメではなくミュージカルでもなく、これぞ梅棒って世界なんですよね
他では味わえない世界が広がるんです
今回はセリフも少し、生歌もあったりと少し珍しいのかなって思ったんですけどね
やはりこのヒット曲を使って、そのセリフで作り出されていく独特なスタイルって引き込まれるんですよね
そしてその選ばれてる曲がまた良かったりするんですよね
それでさらに引き込まれる世界
そして凄いのはそれが簡単なストーリーではなく、意外に複雑な感じの人間心理だったりが見るものに伝わってくるんですよね
今回の中心にはふたりの王子、方や自分がそうだとは知らないんですけどね
そんなふたりとそれぞれの境遇の周りの人々
それらのキャラがほんと魅力的
毎回思うんですが、曲のチョイスがほんとに見事で盛り上がり最高のところで今回はLiSAでかなりテンション上がったかもしれない
もう1ヶ所最高に盛り上がったところも好きな曲のチョイスで会場のテンションヤバイ?ってぐらいに盛り上がってた気がする
これが中毒になる舞台かな
akaneさんの盛り上げ方ほんと魅力的やったんですよ
音くり寿 んが女王さま?歌がほんと見事やったんですよね
YOUさんも相変わらず見事な動き
カテコはクアドラプルって言うのかな4?
4/8〜は愛知の日本特殊陶業市民会館で3ステが予定されてて、それが見られるラストチャンス
最初の梅棒さんは第七回公演 7th ATTACK 『ピカイチ!』
その時と同じ森ノ宮ピロティホール
取れたチケットは最後列やったなってのも懐かしかったりする
それが気がつけばウメニシキになってたりするんですよね
ひのまる弁当 って長さでランクアップあったんですね

『虹色りきゅーる × 劇団天文座』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2023/03/28 (火) ~ 2023/03/28 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
先週から始まった今年の火ゲキスケジュールが合わなく今週からが個人的には今年の開幕
いきなりの30リーグの初戦ってのもいい感じではあったりするんですよね
しかも因縁めいた魅力的な組合せやったり
虹色りきゅーる 月桂樹の約束
かなり独特な個性的って感じの少し難しい気がした物語
これはある程度の神話の世界の知識が必要やったんだろうか?
たぶんそれを知ってるとさらにって感じかも
あまり?全く詳しくないんだが、たぶんギリシャ神話なんだろうか?
そんなテイストの中にどこか進撃の巨人っぽいテイストがって気がしたんですよね
かなり個人的な印象なんですけどね
どちらかと言うとこれから始まる物語の序章って感じやったのかもしれないですね
劇団天文座 伝説の幕開け
かなりパワフルってワードが浮かぶ作品やったんですよね
なかなか評価がわかれそうな気がするそんな作品やった気がするんです
これは見た人のかなり好みによるのかもしれません

騙しきれないよベイビー
劇団皆奏者
アトリエS-pace(大阪府)
2023/03/25 (土) ~ 2023/03/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
まずは入った瞬間に目に飛び込んでくるのは作り込まれたセット
先週もですがアトリエS-PACEの舞台はなかなかに手が込んでる
たまたまかもしれないですが、今週のセットもいいですね
セットと言えば扉を開ける時のSEもいい感じやったんですよね
前半だけ入れてたかも
そんなセットで繰り広げられるのはかなり複雑に組まれた巧みな物語
複雑なんだけど難しいとかではなかったりする
これも伏線やったのかって感じをテンポよく回収していく
前半がすでに心地いいテンポのあるドラマって感じではあるんですけどね
それが中盤でシフトチェンジする
そして後半はさらに変化をって印象やったかもしれない
この展開でストーリーが破綻してなくて、そうきますかって思わせるのは見事
ちょっぴり難しく感じるのは人の複雑な気持ちに共感できるかってところなのかもしれないなとは思う
複雑な女心って感じではあるかもしれない
中島ゆきこさんの複雑に揺れる気持ちって感じと、素朴な笑顔が印象的
ベルさんの危ない香りと色っぽさがほんと魅力的なキャラを作ってた印象
いい存在感
そして井上芯さんの可愛さ
そんな可愛いさの裏側に潜んだ危険な雰囲気がまた良かった
なかなかに面白い作品でした

ぽコ人
演劇強制収容所旦煙草吸
天満天六・音太小屋(大阪府)
2023/03/24 (金) ~ 2023/03/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
独特な世界観は前作と同じなんだが全く違う空気感って印象の今回の作品
びっくりするほどテイストは全く違うんだけど #旦煙草吸 さんらしい雰囲気を作り出されてた印象ではあるんですよね
たぶん見る人によっては何これ?ってなるのかもしれない
ほんと個性的
いつのまにか、この独特な世界に引き込まれて見てたりするんですよね
そしてほんと美しくて、それでいて闇がそばにって不思議な空気感やったり
この微妙なバランス、儚さみたいな美しさがあったりするんですよね
ほんと不思議な魅力が繰り広げられるって感じ
立ち位置も独特で両サイドで歌われるんですが、その前には薄い布
ダンスもいいんだが、おふたりの歌もいい(お名前わからず🙇♂️)
布の使い方も良くてダンスをさらに妖艶に美しく引き立てた印象
この会場やからこそさらにこのあたりの演出が雰囲気を盛り上げてくれるのかも
ラストはさらに衝撃的やったかもしれない
しかしそこまでもかなりインパクトの強いビジュアルが続く
好みによるかもしれないが、それらがまた魅力的やったりする
なかなかの衝撃ではあったりするんですけどね
美しい世界でした

ハンドポケット・カフェ
ステージタイガー
松原市文化会館(大阪府)
2023/03/21 (火) ~ 2023/03/21 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
ステタイさんの松原公演はやはり色んな思いが込み上げてくる印象の素敵な作品やったりしますね
今回の中心はこども食堂
そこにやって来る人をって感じになりそうだが、それもありながらどちらかと言ったらそこを動かす人たちを中心に描く物語
このあたりの描き方がほんと上手いそして引き込まれる世界を作り出してた
派手なエンタメって感じではなく、ある意味しっとりと描き出す感じ
前回の本公演から何気にステタイさん歌を上手く使ってくるなって印象なのは私だけですかね?
体力勝負ってイメージから変化してる気がする
しっとりとは書いたものの、キャラはそれぞれ個性的で印象的
そんな中の今回の中心のひとりが椿優希さん
音楽で一度は有名になったが夢やぶれて、そして新しい楽しみ?喜びをって感じ良かった
小野愛寿香さんと白井宏幸さんのコンビも相変わらずの良さで空気をしめる
小東ことさんいいキャラが見え隠れって印象
たぶんここからさらに良くなりそうな予感がした女優さんかも
そして今回いいのが喜多彩葉さん
かなり大阪のおばちゃんっぽい雰囲気を見事に作ってた印象
そしてそこからの可愛い女性的な雰囲気の振り幅
やはりいい演技されますね

あげとーふ
無名劇団
無名劇団アトリエ(大阪府)
2023/03/17 (金) ~ 2023/03/21 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
あげとーふ
メインはこちらの作品
無名劇団 さんの母体となった高校演劇部の作品のリメーク
高校の卒業旅行、まさにノリははっちゃけた高校生って感じ
そしてこの作品のタイトルの意味が明かされる
なるほどw
それにより破綻する旅行スケジュール
しかしそこはハイテンション高校生なので楽しさに変換って感じなんだが…
中盤から雰囲気は一転ハイテンションの裏に抱えた色んな悩みであったり境遇であったりが怒涛のように…
少し存在自体がわかりにくかったり、荒いかなって部分もありながら熱量なんかでかなり引き込まれる世界やった印象
もう少し奥行きがあるとさらに動きはってのはあったかな
同時上演はCチームの4人のアケミ
こちらはどちらかと言うと今回のメイン前のオープニングアクト的なポジショニングの作品なのかもしれない
サクッと見られる感じの20分ぐらいの作品やったりする
しかしこれがあることによって、お客さんの舞台を見るって気持ちの切り替えができていい感じの構成なのかもしれない
それは人によるかもしれないですが、やはり場を温めるってのは大きいかもしれない
そしてそんな作品は偶然がからなり続ける感じのコメディでいいのかな?
コメディって定義が難しくて
シチュエーションを楽しみながら、ある意味でこの4人のマウントやったりの駆け引きを楽しむ
これはキャスト、組合せによって全く違う印象になりそうな気がする作品
彩華ちゃん、さつきちゃん、島原さん、桃子さんで個人的に見たいかもしれないw