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『雲を掴む』東京公演

『雲を掴む』東京公演

渡辺源四郎商店

ザ・スズナリ(東京都)

2024/05/08 (水) ~ 2024/05/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

レビー小体型認知症を患い、リアルな幻視と暮らすウォリス(山村崇子さん)。1984年、診察に来た医師や看護士がその話を聞いてあげている。

個人的に一番面白かったのはアフタートークで工藤千夏さんが語った、「昨年公演した『千里眼』のDVD、まだ1枚しか売れていません」だった。

ネタバレBOX

1931年、英国で王太子エドワード・デイヴィッド(桂憲一氏)と出会った既婚のアメリカ人女性、ウォリス・シンプソン。惹かれ合った二人は不倫関係となる。
1936年、デイヴィッドはエドワード8世として王位を継承し、ウォリスは離婚裁判に勝訴、晴れて結婚しようとするも様々な反対に遭う。(イングランド国教会は離婚者の元配偶者が存命の場合、再婚を認めなかった)。到頭彼女と結婚する為に国王を退位した。(その後、公的にはウィンザー公爵と呼ばれる)。
1937年、フランスで挙式しパリ(ブローニュの森のはずれにあるヴィラ・ウィンザー)で暮らす二人をアドルフ・ヒトラー(大井靖彦氏)がドイツに招待。熱狂的な歓迎を受けて気を良くした二人はナチス擁護の発言を繰り返す。ヒトラーは英国を占領した後の傀儡政権としてデイヴィッドを国王に任命することまで決めていた。
1945年5月、アメリカ軍が手中に収めたナチス・ドイツの機密文書「マールブルク・ファイル」。その中に収められていた「ウィンザー・ファイル」が1957年に公開される。デイヴィッドは「ユダヤ人陰謀論」を信じ、英独が開戦しても秘密裏にナチスと連絡を取り合っていたこと。ロンドンが空襲に遭っている中、「これを続けることこそが和平への最短の道」だと助言したこと等が暴かれる。
1972年5月28日、デイヴィッド死去。
1986年4月24日、ウォリス死去。

1936年、アドリア海のヨットクルーズにてダイアナ・クーパー(山藤貴子さん)夫妻、デイヴィッド夫妻が共に過ごすシーンもある。

アドルフ・ヒトラーの亡霊を演ずる大井靖彦氏がMVP。妙に艶めかしい潤んだ瞳。

20世紀最大のスターはヒトラーだと自分は思っている。映画小説漫画、どれだけ影響を及ぼしたことか。今作ラストでイスラエルのガザ地区におけるホロコーストに触れられるが、そもそもそこに話をフォーカスして作劇すべき。ホロコーストから生き延びたユダヤ人が創った国がホロコーストを行なうユダヤジョーク。あの世でヒトラーも大受け。これをエドワード8世ネタと繋げるには無理がある。劇団印象の『犬と独裁者』のように、永遠に繰り返される人間の業にクローズ・アップするべき。
アラビアンナイト

アラビアンナイト

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2024/05/04 (土) ~ 2024/05/18 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

子供の日の祝日企画に見えるが、どうして、どうして、大人の寓話である。おなじみのアリババやシンドバットのほか三話、二時間四十五分の大作だが全く飽きない。
感想は大きくは二つあって、コロナ以後、しきりに流行った朗読劇と称するお手抜き公演
と一線を画する舞台になっていること。究極の地味に徹した公演(そこがいわゆる朗読劇と同じ)なのに、俳優をノーセットのアトリエの中を自在に動かし、音楽(国広和毅、最近良い舞台が多い)で官能的な舞台を作っていること。ことに多様なリズム(拍手や床をたたくなど)を使って芝居をダレさせていないところが秀逸。
二つ。テキストレジの巧妙さ。テキストは20年前にすでに文学座が公演しているイギリスの現場演出家の作ったホンで、実際の舞台向きに出来ている。それをどれだけアレンジしているかは知らないが、テキストレジが巧みで三時間近い長丁場なのに、子供向きにという意識もあってか、ダレ場がない。大人向きでもある。俳優たちはあまり知名度の高い俳優は出ていないが、皆、きっかけを落とさないように懸命にやっていながら楽しそうだ。これは物語を演劇にした朗読劇の進化形である。
演出・五戸真理枝は、昨年大きな賞を連続受賞したが、今年のパルコの太宰治はニンにあっていなかったのかも知れない。文学座の女性演出家たちは。舞台の上に演劇だけの世界を作っていくのが、皆上手い。中でも五戸は、得意の領域にハマると手が込んでいて良い舞台を作る。これで恢復して、これからもいい舞台を見せてほしいものだ。

ルードウィヒ・B

ルードウィヒ・B

プロデュースNOTE/アーツイノベーター・ジャパン

東京オペラシティ・コンサートホール:タケミツメモリアル(東京都)

2024/05/07 (火) ~ 2024/05/07 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

歌劇『フィデリオ』序曲
『ミサ・ソレムニス』
『悲愴』
『月光』
『田園』
『運命』
〈休憩〉
交響曲第九番『歓喜の歌』

岩村力(ちから)氏指揮のオーケストラの演奏の合間に朗読劇のスケッチが入る。
亡き母マリアと亡霊レオノール役に真野響子さん。ベートーヴェンの唯一作ったオペラ、『フィデリオ』。政治犯として監獄の独房に囚われた夫の為、妻レオノーレは男装しフィデリオと名乗り潜入、救出する物語。(レオノールとは多分、男装したレオノーレのことなのだと思うが?)
死者からの呼び掛け。「心で音を聴け」。

ベートーヴェン(田代万里生氏)の死後に発見された「ハイリゲンシュタットの遺書」。1802年、31歳の時に持病の難聴が悪化、高度難聴者となり、自殺を考えて弟達に書いた遺書。(ハイリゲンシュタットは地名)。

同じく死後に発見された、1812年、41歳の時に書かれたが送られることのなかったラブレター。相手は「不滅の恋人」と呼ばれる謎の女性。今作では“ジュリエッタ”の愛称をもつジュリー・グイチャルディ伯爵夫人(Juice=Juiceの井上玲音〈れい〉さん)となっている。(現在ではヨゼフィーネ・ブルンスヴィック説が強い)。

フリードリヒ・フォン・シラーの1785年の詩、『歓喜に寄す』。1792年、22歳のベートーヴェンはいたく感動し、いつか曲をつけようと思い立つ。1815年頃から作曲を開始、1824年に到頭完成。5月7日の初演ではミヒャエル・ウムラウフ(岩村力氏)が正指揮者として立ち、ベートーヴェンは総指揮者の名目で各楽章のテンポを指示した。

シラーの詩にベートーヴェンが「おお友よ、このような旋律ではない!もっと心地よいものを歌おうではないか。もっと喜びに満ち溢れるものを。」の台詞を織り込んだ。不協和音や低弦の旋律に対し、この台詞で否定していく。第1楽章、第2楽章、第3楽章までのメロディーをも否定した上で、到頭「歓喜の歌」のモチーフが現れ、いよいよ肯定される。自らの努力を全て否定した上でやっとこれじゃないか、と思えたメロディー。「歓喜の歌」が始まる。

指揮者の岩村力氏が唐突に振り向いて台詞を言うシーンに驚く。しかもやたら巧い。

ネタバレBOX

胃癌で亡くなった手塚治虫。連載中未完に終わった『ネオ・ファウスト』、『グリンゴ』、そして『ルードウィヒ・B』。今作のタイトルもそこから来ているのだろう。

「歓喜の歌」とは、死への歓喜なのではないか?自分が課せられた役目を果たし終え、やっと死ぬことが許される解放感。“死”という自由への歓喜。エヴァンゲリオンでの使い方が正解だと思う。

音が悪く感じてショック。東京文化会館や浜離宮朝日ホール、サントリーホールと比べると雲泥の差。たまたま自分の席の位置が悪かったのかも知れないが。
ドラマ部分がイマイチで勿体ない。曲をバックに喋るので台詞も聴き取りにくい。それこそ、重要な台詞はスクリーンに映して欲しかった。
OG

OG

株式会社NLT

相模原南市民ホール(神奈川県)

2024/05/08 (水) ~ 2024/05/08 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

カーテンコールで 今回はゲネプロと言っていたが、本公演そのもの。観応え十分。
新宿・歌舞伎町にある、最後のグランドキャバレー「ミラクル」が舞台。時は、平成28年7月25日、あと一週間で閉店することが決まっていた。登場するのは、この店のシンガーとして歌い続けている、スミ子(旺なつきサン)とカズエ(阿知波悟美サン)。この2人による38年間に及ぶ回想と将来への不安が切々と語られる。2人の濃密(蜜)な会話劇。そしてボーイ兼(客)呼び込みの 松尾(池田俊彦サン)と生演奏するピアノマン(金森 大サン)の男 2人が脇役として物語を支える。

見所は 何といっても 2人の滋味深い演技(台詞)と情感あふれる歌唱であろう。そして誰もが迎える老い、これからどう生きていくかといった不安と希望、その複雑な思いがしっかり伝わる秀作。多くの人が味わうであろう感情、それゆえ納得・共感も得やすい。

カズエが、2人の楽屋の光景を動画に撮って姪に送信している。スマホの操作などしたことがなかったが、新しいことを覚えようと…これが物語の伏線でありテーマのように思える。38年の間には色々なことがあった。歌手になる夢を見て、夢に敗れ、愛と幸せを求めながらも、ステージで生きる事を選んできた彼女たち。そんな彼女たちに起こった『ミラクル』とは…。
(上演時間1時間50分 途中休憩なし) 

ネタバレBOX

中央上部に高架or橋のような舞台、両端に階段がある。中央の板には楽屋を思わせるテーブル2つと衣装掛け、そしてソファ。上部には何本もの のぼり旗。

2人にとって このキャバレー「ミラクル」は人生そのもの。ここで働いた38年間の間には色々なことがあり、走馬灯のように頭を過ぎる。その中でお互いの恋愛話が中心に語られる。お互いが、その相手(男)に対する苦言や反対するといった言動・行動もした。スミ子は店では売れっ子だったが、何故か 梲が上がらない年上の男と結婚した。一方、カズエは妻子ある男と恋仲になり、大恋愛をするが破局する。若い時に良いと思ってアドバイスしたことが、今となってはどうか。人生は選択の連続であり、一瞬一瞬が大切なのである。

今、スミ子が結婚した相手が認知症になり、少しずつ記憶が無くなる。店の閉店と同時に、介護という現実が迫っている。カズエは独身を貫いているが、お1人様の侘しさ淋しさを味わっている。大恋愛した男は亡くなり、不倫で一緒になったとしても喪主にもなれない。たかが紙切れの結婚届、されど婚姻という現実に打ちひしがれた時もあった。

閉店になり、居場所と生き甲斐を失う2人。しかし、カズエが姪っ子へ送信した楽屋の光景がSNSで拡散され話題になる。多くの来客、メディアにも…最後の晴れ舞台を2人は熱唱する。そんなラストシーンが素晴らしい。
次回(続き)公演も楽しみにしております。
イザボー

イザボー

ワタナベエンターテインメント

東京建物 Brillia HALL(東京都)

2024/01/15 (月) ~ 2024/01/30 (火)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

これは映像ではなく、やはり生で観るべき作品ではなかったのかと思う。衣装・舞台装置・照明・音楽、そしてキャストのパワー、すべてが画面という枠の中では、広がりを抑えられてしまっているような気がした。実際はもっともっと鳥肌ものだったのだろうなと想像される。ストーリーも随分とパワフルで、波乱だらけの主人公の生き方が凄まじい。共感は決して出来ないが、それでも自分で生きていく為にあがき続けたその生命力は圧倒的だった。

なかなか失われない30年

なかなか失われない30年

アガリスクエンターテイメント

新宿シアタートップス(東京都)

2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/05/05 (日) 18:00

タイムトラベルものの傑作。自分が別の時代に行くのではなく、いろんな時代からたくさんの人に来られて困っちゃうという設定が斬新。歌舞伎町にあったシアターミラクルがゆる〜くモデルになってるらしいという前情報を忘れてしまうくらい笑った。

ブルーアイデンティティ

ブルーアイデンティティ

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/05/07 (火) 19:00

ベテラン劇団のダンス&アクション作品。カッコイイ。73分(+フォトタイム10分程度)。
 何回か同じテーマの作品を上演しているが、不老不死のベニクラゲマンと彼の能力を奪おうとする何人かの闘い、と、一応は物語があるようだけど、そういうことを気にせず、彼らのダンス&アクションを楽しむ芝居だと思う。カーテンコールで主宰のトクナガも話していたように、嫌なことを忘れて楽しめばよい作品だと思う。同劇団を初めて観たのが2003年なので20年以上も経っているのだが、劇団員も同じだけ歳を取っているわけで、それでも動くのが非常にカッコイイ。久々に男優のみの作品だが、私が女優の出ない芝居を観るのも久しぶり(-_-;)。

さるヒト、いるヒト、くる

さるヒト、いるヒト、くる

ポケット企画

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

社会の中での演劇の位置と役割、それに対する自分の関わり方に向き合った意欲作。地域と時間との縦横の軸で考え、今ここで自分たちがやることの意義を追う誠実さのある作品。自分はそういったことを理解しているとは言えないがそのように感じた。時間的にも同時上映の「発熱」とセットでちょうどいい感覚。「発熱」は化学反応ということなんだろうか。どちらも面白かった。

天號星【10月4日~10月9日公演中止】

天號星【10月4日~10月9日公演中止】

劇団☆新感線

THEATER MILANO-Za(東京都)

2023/09/14 (木) ~ 2023/10/21 (土)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

2024年4月11日13時20分 ブルク13 ゲキシネで観劇
ゲキシネ、初めて見ました。
所詮舞台映像でしょと思っていたのでしたが(ごめんなさい)全然違いましたね。
舞台で演じたものを映画館で見せるために撮影、編集しているんですね。
映画ならではの視覚効果が付け足されていたり(内心いらないと思うところもありましたが)、そこアップ必要?とか、殺陣シーンはもっとカメラを引いて〜とか思いながら見ていました。
これに推しの役者さんがが出ていたりしたら「私が見たいのはそこじゃないから〜」とか
「〇〇さんをもっと見せて〜」となるのでしょうが、幸か不幸かこのゲキシネ「天號星」には特別贔屓の方はいないので安心?して見ていました。
生でなければと言うのはありますが、劇場でハズレ席に当たってしまった時のストレスを思えばゲキシネの方がいいかもと思えました。
普通の映画よりは高いですし、各種割引も使えませんが、舞台のチケットよりずーっと安いので友人にも勧められます。
この後何周年記念だかでゲキシネがたくさん公開されるらしいので楽しみです!
お話はなんの予習もなく行きましたが、分かり易いし殺陣もカッコよくて楽しめました。

なかなか失われない30年

なかなか失われない30年

アガリスクエンターテイメント

新宿シアタートップス(東京都)

2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/05/06 (月) 14:00

座席A列2番

2時間というリアルな時間の中繰り広げられるワンシチュエーションもので、かなり登場人物も多く、ひとりひとりキャラが立っていて、しかも全員愛おしい。

ネタバレBOX

2024年現在含めて4つの時代が混線している状態ですが、みんな各々の時代に必死で、時間までに全員退去されなければいけない任務を持ったオーナー河田のみが、全時代を俯瞰する形。2024年に生きている僕ら観てる人は当然河田に近い目線になるので、部屋から全て人もモノも消えた後、切ない喪失感に潰されそうになるが、部屋の記憶が救われるラストシーンで切なくも優しい後味を残してくれる。
たった15秒ほどの暗転の度に増える人やモノはまるで手品ですね!その種明かしが切なさを演出していたのも、美しすぎた。
数々の舞台を観てきましたが過去ダントツです!それこそ次元が違うレベルで凄かった!
アガリスクさんに出会えたこと、これを生で観れたことに感謝!
ルードウィヒ・B

ルードウィヒ・B

プロデュースNOTE/アーツイノベーター・ジャパン

東京オペラシティ・コンサートホール:タケミツメモリアル(東京都)

2024/05/07 (火) ~ 2024/05/07 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

個人的にクラッシックコンサートは わざと眠気を引き起こそうとしているのではないかと勘ぐってしまうくらい睡魔との戦いになるので苦手なのですが、今回の様なエンターテイメント性高いコンサートとなると話は全く別
交響楽団が音色で心を揺さぶってくるとしたら田代万里生さんや井上玲音さんの歌声が加わるとギュッと心を鷲掴みにしてくる感じ
ラストの合唱付き交響曲第9番に至っては魅了の音色を鳴らす無数のミツバチが身体の周りを飛び回っているよう、そこにベートーヴェン役 田代さんの演技も加わって・・・この分野には明るくないのですが、交響楽団の演奏にも演出入っていましたよね、それとも感情の昂りが音色に乗り移ったのか、まさに狂乱の歓喜
鳴りやむことない力強い拍手とスタンディングオベーション
芸術の“春”堪能できました

なかなか失われない30年

なかなか失われない30年

アガリスクエンターテイメント

新宿シアタートップス(東京都)

2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めちゃめちゃ面白かった。
しかも何故か何度かぐっと来た。
舞台装置が素晴らしくて、見せ方もお洒落だった。
俳優陣も皆上手い!

フィクショナル香港IBM

フィクショナル香港IBM

やみ・あがりシアター

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2024/05/01 (水) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

過去をやり直すタイムループとは違い本作は時系列でループするので過去が積み上がる。そうした意図、ループの理由が今ひとつ掴めずかなり消化不良…
絶賛の嵐なのでもう一度確かめたいという思いもあるがスケジュール的に無理かな、残念。

なぜけもののわかさはにがいのか

なぜけもののわかさはにがいのか

劇団820製作所

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

難解。十分に咀嚼できず。
人が人たる所以として「言葉」を手に入れた。獣にはそれがない。17歳という多感な世代は心に獣がいる。そのあたりを言葉の力を軸に描いているように受け取ったが…
にもかかわらず、胸を打つ不思議な作品。

なかなか失われない30年

なかなか失われない30年

アガリスクエンターテイメント

新宿シアタートップス(東京都)

2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2回目。
一度観ている安心感とGWの疲労でところどころ意識が飛んでしまい情けなし。
今回はアフタートークが収穫。
コアなファンなら当然気付いていたであろう事に気付かされて「おお!」と。まだまだ勉強不足、今後も見続けよう。

いのうえ歌舞伎「狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)」

いのうえ歌舞伎「狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)」

劇団☆新感線

赤坂ACTシアター(東京都)

2021/09/17 (金) ~ 2021/10/17 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

2024年5月7日 ブルク13 ゲキシネで観劇。
中村倫也君と向井理君なんてそりゃ見たいわと思いつつ、見ることができませんでした。
チケットが取れなかったのか、お金がなかったのかちょっと覚えていませんが。
しかし、背が低いためハズレ席に当たってしまうことが多いし、セリフが聞き取り難かったり、後ろの方だと表情まではわからなかったり、映像で見て感じた臨場感もこれは前方席でしか味わえないんじゃないかと思えたりで、ゲキシネでも満足です。
九尾の狐が化けた利風と晴明の対決は逆転に次ぐ逆転で「晴明が勝つんだよね」と思っていてもハラハラできて面白かったです。

Rinne

Rinne

東京芸術劇場

ロワー広場(東京都)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

前日の夕方に観た無料公演が面白かったので、もう1本の方も。『アリとキリギリスと』同様、衣装はひびのこづえさん。海をモチーフにしたこちらの衣装は可愛らしいが、見た目の可愛らしさより、ダンサーが動くことで面白さが増すのがいい。2日連続の立ち見は少々辛かったが楽しませてもらった。

なかなか失われない30年

なかなか失われない30年

アガリスクエンターテイメント

新宿シアタートップス(東京都)

2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

4つの時期の同じ空間が同居してしまうという設定はもちろん、それに輪をかけて人物設定/造形が鮮やか。特に物語の出だしの進行を円滑にし、かつ同好の士と意気投合するSFが大好きな闇金経営の組長にツボを突かれる。
そしてここのお家芸的な伏線とその「怒涛の回収」。こういう作品を次々に創作するって本当にスゴい♪

ネタバレBOX

「あの暗転の間にどうやって次の場の装置をセットするんだ?」を何度か繰り返した後、最終場前は敢えて暗転にせず、それまでの暗転で行われていたことの逆(撤収)を見せて種明かしとするのもまた上手い。
知った上でもう一回観たくなっちゃうじゃないかさ。
しかもその暗転、劇中ではブレーカーを一旦落とすことになっているので暗くなるのが当然なのがまた妙案。
なかなか失われない30年

なかなか失われない30年

アガリスクエンターテイメント

新宿シアタートップス(東京都)

2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

四つの時代が一つの部屋で交錯するSF喜劇超傑作でした!
「あったあった!」と平成を懐かしんで笑いつつ、プロの役者さん達の役作りと圧巻のセリフ量と次々巻き起こる面白展開を織りなす怒涛の掛け合いと伏線回収とSFつじつま合わせ設定をキャッキャと楽しんでいる間に気がつけば2時間!すんごかった!すんごかった!

あらしのよるに

あらしのよるに

演劇集団円

シアターX(東京都)

2024/04/29 (月) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/05/04 (土) 11:00

座席1階

絵本作家木村裕一の名作を舞台化。子ども向けの設定ではあるが、大人が見ても十分に楽しめる舞台だった。
夜間の嵐を避けようと羊が入った小屋に、同様に嵐を避けるためオオカミが入ってくる。だが、小屋は真っ暗で、お互いが捕食関係にある羊とオオカミであることに気付かないで会話を交わす。こんな不思議な出会いで始まった2匹による友情の物語だ。
秀逸だったのは、舞台転換の時に、2匹のカエルがユニークな歌を披露し、客席の視線を引きつけている演出だ。このカエルも重要な脇役をこなしているところが面白い。思わずまねして口ずさんでしまうような旋律だった。

客席前方に桟敷席を設け、子どもや親が目の前の舞台を味わえるようにしてあった。また、終演後は登場したキャラクターがその衣装のまま笑顔で写真撮影に応じている。子どもたちに舞台芸術を好きになってもらおうと頑張った俳優たちに拍手を送りたい。

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