
OFFICE WARS ~金に綺麗も汚いもあるのか~
Unit Blueju
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/06/20 (木) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
すげー!
AとB、両方観劇。ブルージュさんは、いつも役者が多才なのでそれは書かないが、やはり脚本がいい。
良質な作品は本からといわれる所以がよく理解できる。
ブルージュ作品は「小さい演劇」という枠にはまっていなく、今回もはじけていて商業演劇の範疇にきていると思う。
これからの活躍が楽しみだ。
広光さん、皆様、本当にお疲れ様でした。

relic(ご来場ありがとうございました!)
613
劇場MOMO(東京都)
2013/06/20 (木) ~ 2013/06/24 (月)公演終了
満足度★★★★
自分を省みる
一所懸命になりすぎて他が見えなくなる。だんだん周りの人達との溝が深まっていく主人公の姿はありがちなだけに痛々しかった。自分と重なる部分もあって思わず反省… 分りやすいストーリーと実力派俳優陣のおかげで入り込めた作品でした。

テレビが一番つまらなくなる日(2013年版)
劇団 東京フェスティバル
駅前劇場(東京都)
2013/06/19 (水) ~ 2013/06/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
選挙特番が見たくなる
TV生放送前の100分間を描いたストーリー。次々に起こる予想だにしない騒動が場面転換・暗転なしで展開される。8人の登場人物全員が重要な役どころで飾り役ナシなのも凄い! 笑いも安易なギャグなど取り入れずに様々な人間模様で引き出される。時事ネタのネット選挙や公職選挙法違反なども丁寧に盛り込まれ、全く隙がないです。大いに笑い、大いに感心し、見た後に色々考えさせられる、そんな舞台でした。素晴らしい!!

-しがない-
COoMOoNO
キッドアイラックアートホール5階(東京都)
2013/06/19 (水) ~ 2013/06/21 (金)公演終了
上質な二人芝居
目の見えない少女と吸血鬼、それぞれの佇まいを見事に表現した二人に目が釘付けに。森の中をイメージさせるBGMも素敵でした。でも窓の外に見える現実の風景と聞こえてくる車の騒音が雰囲気に水を差して残念…

ある苅屋くんの人生
怪傑パンダース
ザ・ポケット(東京都)
2013/06/19 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★
どことなく曖昧
ストーリー展開は結末まで一直線なのに、なんかまどろっこしい寄り道が多い。
主人公二人が愛してるといって抱き合うのを何度も見ると愛の表現はそれしかないのかって言いたくなる。
おもしろいけど、個人的にそうした冷めるポイントがどうしても気になる。

ヘッダ・ガブラー
アトリエ・センターフォワード
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/06/05 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
凄く素敵でした
大変楽しく観劇できました。
あの本来邪魔な柱も上手に工夫されてました。
同じ女性としているかも!と思わせてくれたヘッダから
思わず目が離せませんでした。また拝見したいと思いました。

4STARS One World of Broadway Musicals フォー・スターズ ワン・ワールド・オブ・ブロードウェイ・ミュー
梅田芸術劇場
青山劇場(東京都)
2013/06/15 (土) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
本物のエンタメを堪能できる幸せ
この公演が発表された日から、今日の日をずっと待ちわびていました。
まさかこの方達の生の歌声を、東京にいながらにして、聴ける日が来ようとは、思いもしませんでした。
チケットを入手しても、夢を見ている心地でした。
でも、間違いなく、私の目の前に、「ミスサイゴン」のキム役だったレアさんや、「オペラ座の怪人25周年コンサート」で、我々を魅了してくれたシエラさんや、ラミンさんが、存在して、生歌を流麗な歌声で届けてくれていました。
奇跡のような夜でした。
我が日本ミュージカル界からは、誰より背が高い、見目麗しい城田さん。
3人の超ベテランと伍して、お見事でした。
客席に、本当にこの公演を観たくて、聴きたくて参集した客が満員で、1曲終わる度に、溜息と共に、賛美の拍手が鳴りやまない、素敵で、本物のエンタメに、心からの喜びと癒しの時間を頂き、幸せな気持ちになれたことに、感謝しかありません。

四の五の言わずに恋しろリーマン!
Island
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/06/20 (木) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめた
社内で蠢く黒い影については現実的な結末とはいえないがコメディとしてギリ伏線回収ってことでいいかな。
社内恋愛事情については、だいぶ以前お世話になっていた職場が少しあんな雰囲気だったんでねー

ラクエンノミチ
日本のラジオ
新宿眼科画廊(東京都)
2013/06/21 (金) ~ 2013/06/26 (水)公演終了
満足度★★★★★
この上なく
不幸な話なのに、まったく悲壮感はない。それどころか観終わった後、柄にもなくちょっとがんばって生きなきゃなんて思ったのは、(アウトレイジ的な世界も描かれるも)割と普遍的でシンプルなテーマだったからかしら。力のある役者さんたちの控えめな演技も絶妙でした。

ライト家族
劇団ガバメンツ
APOCシアター(東京都)
2013/06/21 (金) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
皮肉にも
兄と弟の関係性を軸に、2人に関わる家族や友人の話を現在と過去、記憶と現実、役とガヤなど色々対比されているのが面白かったです。
ブラックな性質をコメディや家族愛でくるんで、笑わせて貰ったりしみじみさせて貰ったり、飽きのこない1時間50分でした。
冒頭の証言が全てでもあるようで、皮肉にもと言える兄の行動が可笑しくもあり哀しくもありました。
個人的に関西の劇団が好き(間とテンポと音楽の使い方が特に)というのもあり、生ギターの演出もやはり好きでした。

四の五の言わずに恋しろリーマン!
Island
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/06/20 (木) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★
ハッピーエンド!
サラリーマンものはやっぱり親近感が湧く。
テンポ良く、ストーリーも十分楽しめたが、男性俳優諸氏今一つ素人ぽさが・・・・
でも、役どころがサラリーマンならそれでいいかもしれない。御免なさい。ひとりごとです。

四の五の言わずに恋しろリーマン!
Island
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/06/20 (木) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

テレビが一番つまらなくなる日(2013年版)
劇団 東京フェスティバル
駅前劇場(東京都)
2013/06/19 (水) ~ 2013/06/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
ちょうど都議選
この国のいちばんえらい人から底辺まで、みんなが選挙の参加者であることを面白く説く傑作。前回も笑ったが、今回もたくさん笑った。

マリオン
青☆組
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/06/15 (土) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
美しい時間でした。
電車の遅延で開演に間に合わなかったのですが2階席で芝居を上から観るという面白さがありました。
芝居はとても緻密で繊細でいて生きることの哀楽を感じました。共に生きていくと信じていた人たちとの突然の別れを誰もが持ち得ているんだと思いました。観終わったあと、私にもあった大事な人たちとの別れと孤独とともに、その人たちとの大切な想い出が湧きあがってきて、悲しさと歓びが入り混じった気持ちが今も押し寄せてきます。
すばらしい役者さんたち、美しい照明、海に連れて行ってくれたような美術。何度でも観たいお芝居でした。

MASTER IDOL
u-you.company
Geki地下Liberty(東京都)
2013/06/18 (火) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
内面世界、社会との距離感…、高度な舞台
多重人格がテーマである、極めて内面的な世界を「柊透子」という社会的な偶像とリンクさせることで描いた、“不気味カワイイ”作品だった。
「柊透子」を演じるのは、14人の女優である。
みな、本物の女性グループに所属しているのではないか、と思わせる「可愛さ」だった。
しかし、それも「柊透子」の中に住み着く、多重人格の面々であるから日常会話を話していても「不気味さ」は離れない。
「多重人格」と示せば、何か重苦しい舞台であることを想起させるだろう。
たしかに 弾ける舞台ではなかったが、舞台を人の脳に仮定したら どうか。
脚本家ー演出家なる「柊透子」がいて、その頭が生んだ「多重人格」が登場人物なのだ。
もちろん、宗教劇団ピャー!!主宰の塚本氏のように、役者に合わせてキャラクターを設定する場合もありうる。
一方、ドラマトゥルクの野村政之氏が指摘したのは、「元々、 演出家の発言権 は大きい」
後者だと、脚本家ー演出家の脳内を具現化したものが舞台といえる。それも、もっぱら抽象舞台に限ったケースである。
「多重人格」をテーマにするように見えて、実は「舞台」そのものの内面性を描いたのではないか。
「柊透子」は、社会的に著名な女性グループのメンバーだ。
内面世界を描くと同時に、社会との係わりも リンクさせる形で その複雑性を提起する。
このことも、前出の野村氏が 早稲田大学の講義で次のように述べている。
「社会を劇場で再構成する。そのことで再び社会に訴え掛ける」
“社会性を持った劇場”は、劇作家の平田オリザ氏も 長年、唱える課題である。
内面世界を描きつつ、社会との距離感を、一人の女性「柊透子」を読み解くなかで具現化した。
これは、舞台、劇場の存在をダイレクトに読み解く行為でも ある。
「善人」「悪人」についての考察も 主要なテーマだったが、次回とする。

殺意が死んだ夜
ビビプロ
小劇場 楽園(東京都)
2013/05/29 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

トウガラシライフ
マグネシウムリボン
ギャラリーがらん西荻(東京都)
2013/06/21 (金) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
不思議な面白さ
ごく普通の脚本。他愛のない内容。
なのに飽きずに見ることが出来て、
面白かったなあと思えました。
それが不思議です。謎です。

マリオン
青☆組
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/06/15 (土) ~ 2013/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
素敵な空間
廃墟を感じさせる不思議な舞台、ゆったりした客席・・・素敵な時間を過ごせました。
青☆組さんのお芝居は、言葉が綺麗で安心する。暗闇の中で交わされる会話にも思わず聴き入る。
明るい未来のお話ではないけれど、観終わってほっこりした気分になった。

ライト家族
劇団ガバメンツ
APOCシアター(東京都)
2013/06/21 (金) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

relic(ご来場ありがとうございました!)
613
劇場MOMO(東京都)
2013/06/20 (木) ~ 2013/06/24 (月)公演終了
満足度★★★
正統派
ありがちな話を物珍しさもなく。思った通りの終わり方。
それでもつまらないと感じないのは上手い役者が揃っていたから。
このメンバーでこの話、とてももったいない。