
Still on a roll
FUKAIPRODUCE羽衣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/07/11 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
幸せ過ぎる劇空間
とにかくすごく良かった。生で観るのは2回目だけど(「サロメvsヨカナーン」を
Ustream放送してくれたので、3回も見てしまった。生で見れなかったのが残念すぎるっっ)、目の前で繰り広げられる風景が全身全力のパフォーマンスなのに妙すぎて、内容が全然頭に入って来ない。でも、観劇後も、ずっと残り続ける余韻と、頭から離れないメロディーで、あぁ僕は完全にこの公演にやられてるなと多幸感に包まれます。

ティーチャー
保木本真也がプロデュース
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2013/07/19 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★
これは面白いですよ!
とにかくドタバタコメディ。何にも考えずただ芝居を観て笑えます。ありえね~けど,(巻き込まれない限りは)あったら面白い。説明のとおり先生たちの学園ドラマ,とってもいい感じでした。あと,女性がみな美しい。これもすごく楽しいです。

女郎蜘蛛【全公演終了しました!ご来場ありがとうございました!】
声を出すと気持ちいいの会
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2013/07/18 (木) ~ 2013/07/22 (月)公演終了
満足度★★
ううむ、だから?
22日マチネを観劇。アフタートーク葛木女史。
拝見して、まず思ったのは「だから?」でした。アフタートークで葛木さんが言われていた通り、あのラストシーンの為の90分だったのか思うと疑問でした。
あと、女郎蜘蛛の話ではなかったなと。別にタイトル通りに作れとは思わないが

『うそつき』/『幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい』
アマヤドリ
スタジオ空洞(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
絶妙サルビアの花
多少不明点疑問点はあるにしても卑近の事件を扱い説明的台詞もあり比較的笑いも多く、この作者にしては分かりやすいという感慨を得る。ハンドボールの話は要らない。監禁されてたことになる女が外出してるときのシーンが良かった。(動く方は話者が見えてないから合わせるのが難しそうだけどそうでもないのだろうか?)主人公が弁明するときの喋り・監禁者として屹立していくさまは圧巻、見事。レパートリーとして上演していくのなら前もって配役を教えてほしい気がする。

ティーチャー
保木本真也がプロデュース
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2013/07/19 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
めっちゃ面白かった
この次の公演も見て来たけれど、更にパワーアップしていました。
以前、保木本さんが手がけた舞台「プリンスセブン」のときもリピーターさんが多かったようで、満員御礼の日が続いたとか。口コミの力も強いと思います。
「ティーチャー」は楽しいだけではなく、何気に伏線を散りばめてあったりするので、できれば複数回見るのがおススメです。
役者さんのやる気と熱気、肌で感じて欲しいです。

紙風船文様 Vol.2
カトリ企画UR
atelier SENTIO(東京都)
2013/07/22 (月) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★
そう来たか!
入場すると目に入る美術に「そう来たか!」とニヤリ。
よく見ると壁・床の質感に合わせてあるのがまた見事。
そんな中で演じられる本編は「翻案」に近い設定だが違和感がなく十分に面白い。
「スタンダードナンバーはどう編曲しても名曲」の芝居版?
今回は差し詰め「スウィングジャズをテクノかラップにした」感じ?(個人の印象です)
また、マコンドーの岸田コレクションに、衣裳などが現代なのに昭和を感じさせるものがあったが、それとは対照的なのも面白い。

健康診断百物語
多摩美eien表現Ⅰ2013
多摩美術大学、上野毛キャンパス、演劇演習室(東京都)
2013/07/21 (日) ~ 2013/07/23 (火)公演終了
満足度★★★
なんていうか
健康診断と猫を巡るシュールな種々の物語?というかイメージグリップのような。 まぁ、意味不明な訳ですがw、パフォーマンス?としては面白かったです! 役者の方々は皆きっぱりした感じ?でとてもよかったです! もっとちゃんとしたストーリーのあるような作品の演技も見てみたいような。 あと、健康診断を受けましょう!という啓蒙活動的な意味もあったのでしょうか。笑。

わたしーTHE CASSETTE TAPE GIRLS DIARY
intro
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめましたけど・・・
沢山の女子と少しのあんちゃんとおっさん(この配分とてもいい)。これだけの数が舞台に揃うと圧巻ですね。なかなかにユニークでおもしろいスタイルなのに、繰り返しがこうも続くと、変化はあるのですが、どうも一本調子に感じてしまいます。90分弱の上演時間でしたが、飽きる前にもっと短く詰めてくれよーと思いながら観てました。

スタアゲイザー「毒虫の女王」
バカバッドギター
アドリブ小劇場(東京都)
2013/07/20 (土) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめました
ジェットコースターのようなスピーディーさは感じなかったですが、妖しく、悲しく、バカバカしい大正怪奇浪漫楽しませてもらいました。

キミが、No.1☆
劇団東京都鈴木区
遊空間がざびぃ(東京都)
2013/07/20 (土) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★
彼・彼女ver拝見しました。
彼・彼女バージョン、というか全公演(笑)拝見させていただきました。恋人との突然の別れを軸に、初演よりもパワーアップした三人芝居が帰ってきましたねー。
初演は彼verのみだったんですが、より面白・深みが増してて、ぼろぼろ泣きながら笑ってましたw
好実・イットの「ごめんね」のシーン。涙でぐしょぐしょになりながら言葉を絞り出す戸田さんと、笑顔で終わる智晴さんは思い出すだけでうるっときます。
宮岡テクノ先輩は今回も最高の飛道具です…全身使い切って面白く表現してくるのすごいですよ。
彼女verは彼verを軸にした、今回の試みである男女逆転モノ。主人公を逆転したらこんなにも視点が変わるのねー、とドキドキしながら楽しんでました。彼verの主人公の好実ちゃんも共感出来るとこあるけど、こっちのサイボーグになっちゃう好実ちゃんは自分により近い部分が感じられて、とても好きだったな。サイバー先輩は卑怯ですw難しい役だと思うけど征秀さんだからこそ!みたいな魅力に溢れてました。
主人公のそれぞれの最後のセリフも好き。
ちょっと残念だったなーと思ったのは、芝居に集中したいと思って観ててもたまに途切れてしまったところがあったこと。(演出を除く)彼女バージョンの1回目とか入り込みにくかったなぁ…。
ということで、厳しめに星一個引いちゃいます。
でも、キミワンは大好きなお話ですよ。どちらのバージョンの登場人物全て愛おしいですね。
今後の鈴木区さんの純メンバーさんのお芝居も楽しみにしてます。

スタアゲイザー「毒虫の女王」
バカバッドギター
アドリブ小劇場(東京都)
2013/07/20 (土) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★
民俗学とピスタチオと金田一の舞台上での邂逅
大正時代、地方都市での連続辻斬り事件に端を発し怪異譚を経てたどり着くのは地域信仰の起源、という末広がり的な構成が鮮やか。
また、一部男女逆転の配役が不思議とマッチして独特の感覚を醸し出す。
一方、演者の影を含む照明効果を活かす白い壁は大正時代的な古さが出せず、両刃の剣、な感じ。
ま、諸々で余裕がなかったそうだけれども(笑)。
あと、一場丸ごと「上からの視点で」見せるなんて、バカだなー。大好きさ、そういうの。
次回公演は続編にして海外編だそうで、それにも期待♪

きまぐれJazz倶楽部
遊◎機械/全自動シアター
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2000/08/21 (月) ~ 2000/08/27 (日)公演終了
満足度★★★★
ST-19番
※実際の公演期間は1995年8月21日(月)〜27日(日)です。こりっちさんでは1999年以前の公演情報は登録できないので現在できる一番古い日付にしました。

ヴェローナの二紳士
ハイリンド
吉祥寺シアター(東京都)
2013/07/08 (月) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
楽しいハイリンド版
独特の言い回しと、とてつもない長台詞に汗だくの熱演。
この公演、役者の客席登場もとても多く、間近で沢山の役者さんが観れました。
肩っ苦しい台詞もシェイクスピアの楽しみ。
ハイリンド的シェイクスピアは、現代風にアレンジしてあって、なかなか面白く仕上がってました。
楽しかったです。

日本語私辞典
オイスターズ
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2013/07/19 (金) ~ 2013/07/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
オイスターズ「日本語私辞典」観ました
この戯曲は、もともと平塚さんが教えている専門学校での公演用に書かれ、昨年の東京・若手演出家コンクールで上演された物。名古屋でも観た人が少ない代物です(私も、ツイッターでタイトルしか知りませんでした)。
少年王者舘やままごとを連想させるテキスト、演出。
言葉と現象の連環を役者を通して体現。一言一句間違えられず、アドリブも絶対使えない、とんでもない緊張感。
世界は交換可能な「ことば」で認識され、「ことば」とともに変わり、消えていく。解釈次第で取り戻した物(それは必ずしも以前と同一ではない)も、いずれは失われる運命。
ことばを弄ぶことの恐ろしさ。
宗教感すら感じさせるラストへの展開に、個人視点からの「世界の死」のイメージが。
「豆」とは違う舌触りの、言語表現の根源に着目した普遍性の高い舞台。まさに、舞台表現を観せる戯曲。
年末には愛知県文化振興事業団によって、平塚さんの言語感覚が冴え渡る戯曲「豆」が、京都・ごまのはえさん演出で上演されますが、ごまさんには「豆」より、むしろこちらを演出してほしい気もしました。

ライクアプラスチック
あひるなんちゃら
ザ・スズナリ(東京都)
2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

YOU DACT for IT!
DACTparty
コベントガーデン(大阪府)
2013/07/20 (土) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
体も心踊りました。
笑いすぎました。思わず踊りたくなる音と遊ぶ作品や、恋と友情を描いたウィットに飛んだ作品。東京でもぜひやってください。これは面白い!

ウィーン・ミュージカル・コンサート2
梅田芸術劇場
東急シアターオーブ(東京都)
2013/07/20 (土) ~ 2013/07/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
楽日だから、更にパワフルでした
先日、オーチャードホールの公演に感激したので、急遽、チケットを買って、楽日に参りました。
素晴らしい内容なのに、残念ながら、今日も、2階席は半分も埋まっていませんでした。
でも、会場の観客は、総立ちで、心からのブラボーを叫んでいました。
容姿、歌唱力、全てにおいて、クオリテイの高いメンバーが集結しているので、目も耳も蕩けそうになりました。
特に、トート役のマークさん、人造人間ではと思うほど、生身の人間とは思えない完璧な造型で、オペラグラスを覗く度、にやけてしまいそうでした。
ウイーンミュージカルは、楽曲がとても優れているので、できれば、毎年でも来日公演して頂きたくなります。

ワーニャ伯父さん
演劇集団円
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/07/19 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★
極寒の観劇で、心ここにあらずでした
さすが、カンフェティ席!寒いの何のって!!羽織るものを慌てて出したけれど、そんな物では追いつかず、まるで、冷凍室で観劇という拷問を受けているかのような寒さで、体中が痛くて、早く終わってくれと念じながらの、過酷な状況でした。
そんなわけで、集中できずにいましたが、そうでなくても、あまり上出来な舞台ではなかったように思います。
「ワーニャ伯父さん」を、普遍的な物語として、今の日本で上演するなら、それ相応の演出の工夫があってしかるべきと思うのですが、私が観る限り、そういった演出意図は感じられませんでした。
まあ、以前観た芝居では、エレーナ役の女優さんがお世辞にも、美人とは言い難く、台詞で、「美しい」が連発される度、違和感を感じたので、今回の舞台のエレーナ役は、魅力的な女優さんで、ほっとしましたが。
ワーニャの金田さん、医師アーストロフ、ソーニャ役の役者さんは好演されていたと思います。

Moonlight Rambler
トウキョウ演劇倶楽部(活動終了)
俳優座劇場(東京都)
2013/07/19 (金) ~ 2013/07/22 (月)公演終了
満足度★★★★
前回より大分進歩
導入部、三日月の浮かぶ空を背景にデュパンの推理力に関する対話が為されるが、このシーン、「緋色の研究」でシャーロック・ホームズとワトソンとの出会いを彷彿とさせる。但し、「緋色の研究」ほど徹底してデュパンの推理力を言語化しているわけでは無い。その代わり、月が、それを代弁している。

宇宙人、来たる【終演、ご来場ありがとうございました!】
劇団前方公演墳
駅前劇場(東京都)
2013/07/17 (水) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
千秋楽最高!!
最終日、バックとヘッド両公演観てきました。ダブルキャストは当然ながら俳優さんが変われば、演じる役のイメージも変わります。そこが面白かったし良かった。バックの皆様は二回しか公演がなかったので、もう少し回数が増えればもっと良い公演になったかも知れないですね。メモリアルイヤーに全公演新作とは劇団の意気込みを感じすにはいられないです 皆様本当に楽しい公演ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。次回作のミュージカル楽しみにしてます。 チケット購入済です。