
Fight Alone 3rd
エムキチビート
エビス駅前バー(東京都)
2013/06/06 (木) ~ 2013/06/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
Team【A】
(すみません、長くなってしまったのでチーム別に感想を。)
①爆裂Q高見さん
ピンチヒッターお疲れ様でした、コント、楽しかったです。荻窪に住んでみたくなりました。
②杉浦一輝くん
別チームで杉浦くん自身が演じた演目「手紙」のリーディング版。目をつぶって声を聞きました。声だけの表現って難しいですよね・・・最終的には声を制する人が演劇を制するのではないかと思いました。
③末原拓馬さん
圧倒的でした。空間の隅々までが彼独特のファンタジーに侵食され、濃密で美しいダークな空気感に振るえながら観ました。初見の役者さんでしたがその名声はずっと耳にしていましたので、観られて本当に良かったです。
④片岡ちひろさん
演技とは別に、すみません、戯曲が苦手でした。なぜ苦手なのかは生々しくなるので書きませんが・・・考えてないで実行しろよ派なので・・・(察してください 汗)

飛龍伝
COTA-rs
シアターサンモール(東京都)
2013/08/01 (木) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★
時代ですね
飛龍伝は原作戯曲を読んだだけ,芝居で観るのは初めてである。もちろん,学生運動なんて経験してないし,しらけ世代と云われ,ノンポリを気取ることもしていない自分としては,小説などで読んだだけの世界観。福島のこととかを盛り込んではいるものの,基本的にあ~そーいう時代だったんだと,ちょっと自分の想像力を超えた心情もあり,戸惑い半分というところか。開演前から流れていた歌謡曲も,知らない曲もちらほら。ただ,曲からもそういう時代を強く感じた。

Re:一万個
チームまん○(まんまる)
萬劇場(東京都)
2013/07/25 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★
結構マジメ
前説から何度も下ネタ&下品な内容と始まる前から煽っていたので、それなりに身構えて(?)いましたが、それほど引くような下ネタはなく、むしろ中身は結構マジメな内容でした。前説から最後まで楽しませていただきました。たぶんペレもお勧めすると思います。

Fight Alone 3rd
エムキチビート
エビス駅前バー(東京都)
2013/06/06 (木) ~ 2013/06/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
全チーム制覇。
Fight Aloneはエムキチの企画公演の中では一番好きなのでとても楽しみにしていました。6チーム×4人とのことで24演目を観ましたが、やはり突出して素晴らしいものを観せてくれたのがおぼんろの末原拓馬さん(Aチーム)、そしてあやめ十八番/花組芝居の堀越涼さん(Dチーム)。お二人の勝因は、バー空間の隅々までを一瞬にして支配するほどの濃密な空気感を作り上げていたこと、そして観客の心身を侵食するほど攻撃的な芝居で勝負してきたこと。他の方達も秀作揃いでしたが、やはり「勝つ」には圧倒的であることが必須なのだなと思いました。結果、賞レースは2票差で末原さんがトップに立ちましたが、涼さんのファンである私が唸るほどのクオリティだったので、かつてから耳にしていたその人気にも納得です。

飛龍伝
COTA-rs
シアターサンモール(東京都)
2013/08/01 (木) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★★
ラストプリンセス
これまで多くの飛龍伝をみてきた。
本作は、つかこうへいが最後に手がけたバージョンであり、病床から指示を出したりしながら上演に至ったと記憶している。黒木メイサが琉球王国のラストプリンセスを演じたわけだが、おそらくこのバージョンを再演したのは今回が初めてとなるだろう。戯曲はトレンドシェア版の飛龍伝に併録されている。
つかこうへいは晩年異様なまでに原発に固執し、熱海殺人事件の犯人大山金太郎まで原発作業員に仕立てている。飛龍伝でも本作で初めて原発に関わる部分を入れたわけだが、まだ実験段階としか言えず、作品の一部としてきちんと消化しきれていないように思われる。
しかし実際に大地震により福島原発が大変な事態となったのはつかこうへい死去後のことであり、今に至っても何ら解決していないことから、つかこうへいの原発への異様な拘りは、人類に対するある意味黙示録であったと言えよう。
さて、今回縁があって、COTA-rsによる本作を久々に観ることができた。個人的には桂木という役はあまり好きではないのだが、今回の桂木はとても良い演技をしていた。山崎一平もまた良く、満足いくものとなっていた。
台詞を大勢で唱えるという手法が随所に観られたが、これには賛否両論があるだろう。私的には台詞が聞き取りにくい箇所もありあまり賛成できない。
できることなら、次の機会には、90年代バージョン、殺戮の秋などで再演されたらいかがかと思う。

不思議の国のアリスより
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2013/06/20 (木) ~ 2013/07/01 (月)公演終了
満足度★★★★
MMM
都合が合わずMしか拝見できず残念。しかし私が観たかった海賊ハイジャックの良さが凝縮されていてとても濃い時間を過ごさせていただきました。その良さ、というのは見た目の残虐さでもグロさでもなく・・・精神的に物語を追い詰めて行く様。宇野さんの美学が集約された思想劇の中でその世界観を嬉々として演じる役者さん達の生命力に溢れる姿。今回はさすがに難解で、序盤からアンドレ・ブルトンをある程度予習していくんだったなとちょっと後悔してしまいましたが、それでも川添美和さんの瞬きも惜しいほどの繊細な演技に引きつけられっぱなし。ともすると見惚れて物語から置いてきぼりになる危険にも注意しながら、精神を集中して舞台を見つめ続けました。自分自身の理解力の乏しさは否めませんが、それでもクライマックスのシーンには涼水の零れ落ちるようなカタルシスを覚え・・・大塚尚吾さん演じる刑事が真実を投影する場面では、その向こうに安らかな夫(窪田裕二郎さん)の姿が見えるようで胸が締め付けられました。

羊、あるいは自動でつながる携帯電話
Holiday Junction
秋葉原アトリエ「ACT&B」(東京都)
2013/08/03 (土) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★
シュールな
場面の連続で綴られる詩的な世界観?といった感じでしょうか。 ストーリーはあるようなないような。 多少サイエンティフィックな雰囲気もあり。 まぁ、正直、よく分からなかったわけですがw、見ていてつまらないということはありませんでした。 ただ、もう少しピシッとした感じで隙のないような演技であれば、よりアーティスティックな感じになってよかったかなぁ、とも思いました。。 スイマセン。。

YOU DACT for IT!
DACTparty
コベントガーデン(大阪府)
2013/07/20 (土) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しい時間をありがとうございました!
芝居とかダンスとか関係なく、本当に楽しい時間を過ごしました。娯楽はこうでなくちゃ。DACTpartyにしかない時間をありがとうございました。

飛龍伝
COTA-rs
シアターサンモール(東京都)
2013/08/01 (木) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★★
ブロードサイドフォーの歌が流れ
学生が学生の力で政治を変えられると信じた最後の時代。
自分の愛した分だけ愛されたいと願うのは今も変わらず。。

タイム・アフター・タイム
天才劇団バカバッカ
ザ・ポケット(東京都)
2013/07/31 (水) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★
中心部分の意外性
人数の多さゆえ序盤で複数の流れを併走させるのが雑然とした感あるも、プロローグとクライマックスを対にして本編を挟む構造と最後の落とし所はイイ。
また、親子ネタや社会制度に対する風刺かと思わせておいて語る中心部分の意外性と言ったら!(笑)
そしてそのネタ系としての新案と、それを使ってのクライマックスならびに落とし所に感心。
が、具体的に語るとネタバレになるので(Twitterなどでは)この程度しか語れないのが最大の欠点か?(爆)
あと、カーテンコールで口止めするところもイイ。

ウィンカーを、美ヶ原へ
kitt
駅前劇場(東京都)
2013/07/26 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★
観劇の感想です.
友人がとても面白いからと、お勧めしてきました.
高速のパーキングエリア。最近はあまり縁がありませんが,その辺りの空気や景色を思い出しながら見ていました.
役者さんが若いのに皆達者な演技ですんなり引き込まれました.実際の知り合いの話を聞いているみたいな気持ちになりました.埴輪がファンタジー風味を加えていて優しい仕上がりになっていて私は好きです.こういうの大事だなーと思いました.大変面白い作品で,同じ役者さんでまた違うお話が見たいです。

Weekly1【溺れる金魚】
アヴァンセ プロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2013/07/30 (火) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★★
濃い~
最前列だったから、というわけではなく。
小劇場だから、というわけもなく。
ものすごく、濃い、作品でした。
観劇後、決して楽しい気持ちにはなれないのは、私好みではないけれど。
でも、いい作品でした、とは思います。
ねっとり濃い、人間のどろどろした部分をえぐるような作品が好きな方には、とってもお勧めです。
そして、子役が素晴らしい!

パーティー党のひみつ集会 ベルリン編
SNAC
SNAC(東京都)
2013/08/01 (木) ~ 2013/08/02 (金)公演終了
満足度★★★★
音楽的・・カナ?
日本の彼らが外国行くとこーなるんだ、というのが分かった(最後の方のメタっぽい展開が、っぽい感じがした。
エフェクター使うミュージシャンとかと上演したり機材を一緒に使ったりしたらもうっとドリーミーな感じになったのかもな、とか思ったりもした。
東京は外も涼しくて良い風が出ていて、舞台もゆるっとしていて、
なかなか面白かった。
たしかに元廃墟で上演したらもっと秘密集会っぽかったな、と思ったりもした。

鮫に喰われた娘
INGEL
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2013/07/31 (水) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

新体操、さゆり【満員御礼!たくさんのご来場ありがとうございました!!】
劇団ズッキュン娘
北池袋 新生館シアター(東京都)
2013/07/30 (火) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
ラストは圧巻!
初の劇団ズッキュン娘。
どんな内容か期待して観たが、内容としてはよくある青春コメディ。ただ、約70分の中ではテンポもよく、終始飽きさせない展開。
ラストの新体操のシーンは圧巻。決して広くはない舞台であれだけのアクロバティックな演技、相当な稽古の賜物でしょう。
いい意味で非常に期待を裏切られました。

「父帰る」「雷鳴」「チロルの秋」「タバコの害について」他
劇団東京蝉ヌード
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2013/08/02 (金) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★★
確信的な魅力。
名作戯曲を奇を衒う事なく大真面目に演じているにも拘らず、この違和感&突っ込みどころ満載な感じは一体(笑)?
ある意味"非常に斬新"でした。ガラパゴス的というか。賛否はかなり分かれそうだけど。
これからブレイクしていきそうな雰囲気?

『わが闇』(再演)
ナイロン100℃
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2013/07/27 (土) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★
笑いもあるが
三人姉妹の想いが交錯する内容ですが、笑いも忘れていません。
プロジェクションマッピングや字幕などの映像は無駄がありません。
期待を裏切らない舞台でした。

こまつ企画Vol.1こま茶屋「みんな笑ってくれるかな?ってめっちゃ不安ですけど、楽しんでもらえるように頑張ります!!in冷泉荘」
モンブラン部
冷泉荘(福岡県)
2013/07/27 (土) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★
個性がある
演者さんが目立っていた。ショートストーリーのコントなので、意図としてはそうなのかもしれないが、作品の面白さもわかる構成だとなお良かったと思う。このユニットで長編の喜劇を観てみたいと思いました。

「サブウェイ」列島縦断延伸ツアー
極東退屈道場
あじびホール(福岡県)
2013/07/26 (金) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
装置が変わっている
ツアー用にか、少し簡単に。それでも演出的には影響はないようで、ダンスとモノローグにて、空間の表現を楽しむことができました。

永遠の別れは永久の果てに
空想天象儀
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/08/01 (木) ~ 2013/08/04 (日)公演終了
満足度★★★
正統派ファンタジー
3年をかけた壮大な物語だったんですね。こちとら,この作品から入ったものですから,物語の筋は掴め,それなりに面白かったものの,思い入れがない分,のめり込むことなく,冷静に観劇してしまいました。やっぱ,続き物は最終章だけ観てはダメだわ。第1作から見た人は多分感動したんでしょうね。少なくとも第2作からでも観ていれば良かったなぁ。魔女役の方は特にですが,キャラが出来上がっているんでしょうね,ファンタジーにマッチしていて良かったです。