最新の観てきた!クチコミ一覧

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目で聴いた、あの夏

目で聴いた、あの夏

大橋ひろえ

座・高円寺2(東京都)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/09 (金)公演終了

満足度★★★★

不覚
 何故、子供が誕生したことにこれ程感動したのか? 不覚にも! これが偽らざる心情であった。確かに、舞台上で繰り広げられる登場人物の語り所作と、同じ立場の、被爆聾唖者のドキュメンタリーを交互に舞台上に上げて、演出の入ったものを所作と共に、編集の入ったドキュメントを証言音声として同一地平である舞台上に載せたというシンプルだが、靭い演出を褒めるべきかも知れない。然し、自分が得た感覚はそれとも違う。

ネタバレBOX

 ラストシーンは出産のそれだが、出て来た赤ん坊は、真っ赤な毬の形をしている。それは、1945年8月9日11時2分、長崎上空で爆発したプルトニウム型原爆ファットマンの作り出した鮮血の大陽、その回りを白い雲が竜の如く渦巻いていたあの人工太陽そのものに似ているのではないか、との疑念からだった。母は知っている。祖父、祖母の代から、3代続いて聾唖の家系であり、それが遺伝子の作用であろうことも、また被曝者の末裔であり、被曝が遺伝に悪影響を及ぼしかねない可能性についても、健常者の彼との関係のみならず、彼女が妊娠に気付いて以来、ずっと悩んで来た問題、それが、母になる自分が抱えているこの2つの条件だった。
 だが、彼女は、迷った挙句、生命の持つ未来への力を信じることができ、産むことを決意し、実際に出産したのである。それは、彼女の抱える不安が的中したにせよ、彼女がそれを負って生き続けるという選択でもあった。その決意の凄まじさ、その潔さ、そして未来を選びとった彼女の勇気に、不覚にも感動したのである。

歌喜劇『おしりと御飯』

歌喜劇『おしりと御飯』

マサ子の間男

パブ山形(東京都)

2013/08/02 (金) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しい作品
劇名にチラシ、その裏に書いてある説明、場所…どんな奇抜なものが演じられるのかとドキドキしながら行きましたが…始まってみれば意外(?)とちゃんとした劇でした。ミュージカルあるある的な内容でもありながら、しっかりと歌い上げていて、演技もしっかりしていて、けど場所がカラオケパブ、という落差も面白みがありました。すごく楽しかったです。

しゃぼん玉の欠片を集めて※無事公演終了致しました!ありがとうございました!

しゃぼん玉の欠片を集めて※無事公演終了致しました!ありがとうございました!

TOKYOハンバーグ

ワーサルシアター(東京都)

2013/08/08 (木) ~ 2013/08/13 (火)公演終了

満足度★★★★

登場人物背景などキチンと設定しているのだな
と感心できる出来でした。
ただ日常を切り取った感じが強く、
ドラマチックな展開はあまり表現なさっていなかったなぁ・・・。と

(約90分)

ネタバレBOX

「紅の豚」さんのラストよろしく、結末は観客の自由な想像で。
って感じですかね。
まぁ明るい感じでは思えたが、暗く発想すればBADENDでもあるかしら。

中心にいた祖母さんが良い感じでありました(^^)
鉄の時代

鉄の時代

劇団霞座

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

幻想的な世界
とにかく美しい。

舞台装置、音楽、芝居、照明すべてが。

不思議なことに観客席が非常に静寂になっているように思った。それぐらい魅入る。

ただ、話自体はちょっと行間が大きいのと断片的に組み合わさっているように思えるので難しいかも。お話自体を頭で楽しむというより、感覚に伝わってくるものを楽しむという感じ。そういう意味でも60分はちょうどいい。
台本を頂いて来たので読み返したい。

幻想的というものの軽いものではなくちょっと心に重みを載せてくる印象。

音と光は非常に心地よいが個人的な感じだと音量が気持ち小さい方がいいと思った箇所があった。

芝居も感覚に伝わるものだった。男性陣の力強さが印象的。

全体に伝えようとする姿勢が伝わってきた。作品だけでなく、例えば観客席の配置など。

(Twitterで題名間違えて書いてしまった。ごめんなさい。)

ネタバレBOX

ピアノの音色がよくあっていた。

残念だったところを1カ所上げると、母親が身体を大きく使っている場面。
小さい身体の方なので、ちょっと無理しているように見えた。衣装なのか仕草なのか、ここはちょっと工夫の余地ありかと思った。

新体操、さゆり【満員御礼!たくさんのご来場ありがとうございました!!】

新体操、さゆり【満員御礼!たくさんのご来場ありがとうございました!!】

劇団ズッキュン娘

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/07/30 (火) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ズッキュン3回目!!!
さゆりの小動物系の内向さと可愛さがお見事。

あの狭い空間であれだけ新体操の演技が出来るのはすごい。
リボンがクルクルまわる先端が最前列のおいらの足先をかすめるぐらいのギリギリというか抜群の距離感でした。

ところで、沖縄の学校ってのを突然知らされたのには面食らった。
作品の中にいくつか沖縄を匂わすものを散りばめておくとよかったのに・・・

さゆり特性Tシャツのメンバーの写真にシーサーの写真を紛れ込ませるとか、食事シーンで沖縄料理を出すとか!!

眠りの森-Girl's Side Adventure-【閉幕御礼】

眠りの森-Girl's Side Adventure-【閉幕御礼】

劇団やぶさか

黄金町スタジオ 八番館(神奈川県)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★

あつかった・・・・
『眠れる森の美女』のプレデュードを思わせる内容で
限られた空間で演じている女優さんの熱演と
空気のあつさを感じてみました。
ストーリーは、なかなか面白かったのですが、
背景などにもうすこしファンタジーを感じるものがあればもっと
良かったかなと思いました。

ネタバレBOX

兄をさがして森に来た王子様。
王子の兄がからんでくるのかと思ったら、動物が・・・
森が動く意味も私には、よくわからなかったです。
ラストシャフル

ラストシャフル

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

心に染みる
評価が良かったので観てきました。噂に違わぬ名作で終盤はこらえるのに必死でした。出演者全員上手くスッと世界に入り込みラストまで集中して見れた。

しゃぼん玉の欠片を集めて※無事公演終了致しました!ありがとうございました!

しゃぼん玉の欠片を集めて※無事公演終了致しました!ありがとうございました!

TOKYOハンバーグ

ワーサルシアター(東京都)

2013/08/08 (木) ~ 2013/08/13 (火)公演終了

満足度★★★

うーん淡い
よく練られた話でした。
でもあまりなか淡々と淡い描写が続くので眠くなりました。映画をそのまま舞台に倒したみたいな印象でした。上手いけど、舞台じゃなくてもいいなあと思いました。遠くでドラマが淡々と進行してるなあ感が最後まで消えませんでした。

しゃぼん玉の欠片を集めて※無事公演終了致しました!ありがとうございました!

しゃぼん玉の欠片を集めて※無事公演終了致しました!ありがとうございました!

TOKYOハンバーグ

ワーサルシアター(東京都)

2013/08/08 (木) ~ 2013/08/13 (火)公演終了

満足度★★★★

初日に観劇。。。
スタイリッシュで面白かった。久々に「女優」の本気をみた。震えた。芝居してなかった。

独りの国のアリス

独りの国のアリス

遊◎機械/全自動シアター

青山円形劇場(東京都)

1995/10/04 (水) ~ 1995/10/24 (火)公演終了

満足度★★★★

青山演劇フェスティバルでした
※実際の公演期間は1995年10月4日(水)〜24日(火)です。こりっちさんでは1999年以前の公演情報は登録できないので現在できる一番古い日付にしました。

ネタバレBOX

で、実際観たのは1995年10月8日。Hブロック26番。自分で自分の留守電に入れる誕生日のメッセージとか、余計寂しくなる気がするから自分じゃやりたくないけど、気持ちは解る気がする。色々悩んで沈んだ後に、「がんばろう」的な終わり。ありきたりだろうけど、勇気づけられる。
pays de MIROIR vol.1

pays de MIROIR vol.1

pays de MIROIR

シアターシャイン(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

「幻想的」とひとくちに言っても…
色々な表現があるんだな、と感じました。
れんこんきすたさんを目当てに行ったので、他の公演は正直オマケ程度にしか捉えずに行ったのですが、全部最後まで見て良かったです。
作品の順番なんかもちゃんと考えて構成されていると思いました。

ネタバレBOX

れんこんきすたさん→ファンタジーというと洋物を連想するなか、和の世界の艶やかな雰囲気と妖しい感じがマッチしていました。
Fleur du malさん→話の流れを掴むまで「?」だったのですが、未来のお話だったのですね?狭い舞台なのでもう少し動きなど工夫したら良かったかもしれません。
ユキ・シラユリさん→一人芝居、というより朗読劇なのでしょうか。静かに楽しめました。声量がもう少しあれば…
Les Miroirsさん→凄く込み入った話を短くまとめられていたなと思います。もっと長いバージョンで観たかった。演出も役者さんも一番安定感がありました。
Blanc ~空白の抱擁~

Blanc ~空白の抱擁~

芸術集団れんこんきすた

Livetheater間~まほろ~(東京都)

2013/07/10 (水) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

「Blanc」観てきました
会場に入ってまず、巨大なセットにびっくり。
空間を見事に利用した舞台の使い方をされているなと思いました。
綿密に練られた脚本の素晴らしさもさることながら、役者さんがとにかく個性的で巧い!
サンソン役の方、とても良かったです。
涙が止まりませんでした。

THE WIZARD OF BOM

THE WIZARD OF BOM

BOMBOMBURGERS

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/05/31 (金) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

HAPPYな気分になれるステージでした
1部のお芝居のほうは、なんとなく展開が予想できるところはありつつ、そのベタさが結構好きでした。2部のショーは、出演者さんの持ち味が存分に活かされた素敵なものでした。

生きている家

生きている家

ゲイシャフジヤマNo.1

小劇場 楽園(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★

美しい骨格
舞台美術の斬新さやそれを活かした場面転換の面白さ、
そして何と言っても冒頭から狂言を取り入れたストーリーの骨格が美しい。
惜しいのは、イマドキのコント風エピソードが多すぎて
伝統芸能のそこはかとない面白さをつぶしてしまったこと。
ところどころにきらりと光る台詞があって、これこそが前田花男さんの
真骨頂ではないかと思った。

ネタバレBOX

舞台中央の丸いちゃぶ台に、枝にとまった梟のはく製が置かれている。
四畳半ほどの畳の部屋は円形で、障子が畳のヘリをぐるりと回る。
黒子が出て来て障子を回し始めると場転である。
冒頭、狂言「梟山伏」の一節が演じられ、その空気に期待が高まる。

優(まさる・山田伊久磨)と翔(かける・日下部そう)は異母兄弟だが、
翔はもう10年も家に寄り付かない。
優は現在妻と別居中で、最近とうとう認知症の父を施設に入れる決心をした。
翔は自分でウェブ関係の会社を興したばかりである。
30年前、梟の巣を見つけた優がまだ赤ん坊の翔に見せようと雨の中優を連れて山へ入り、
それを探しに行った母親が事故死するという出来事があった。
自分のせいで翔の母を死なせてしまったとずっと悩んでいる優。
一度だけそれを口にして優を責めてしまったと悔やんでいる翔。
互いに連絡を断ってしまった二人をつなぎ合わせたのは、認知症の父の存在だった…。

狂言「梟山伏(ふくろうやまぶし)」は、山へ入って梟に取り憑かれ
「ホーホー」と言うばかりになってしまった弟を助けて欲しいと兄が山伏に頼む。
山伏は自信たっぷりに祈祷を始めるが一向に効果が無く、
そのうちに兄まで「ホーホー」と言い始めてしまった。
あせって二人に祈祷をするが、やがて山伏自身も「ホーホー」と言い出す始末。
そしてとうとう三人が首を傾げて「ホーホー」…と言う話。

最初と最後にこの狂言が演じられるのがとても象徴的でよかった。
当時権威があったはずの山伏の無能ぶりが露呈されて行くさまに
客席からもくすくす笑いが起こる。
きっちりした型の中で展開するシュールな可笑しさが伝わってくる。

死んだ父親の枕もとで、優が「もう一度起きてくれよ!」と嘆くと
本当に起き上がって、鼻から脱脂綿を取り出したりする。
この父親役の重田尚彦さんの語り口がとてもよかった。
淡々と「言葉にするのが苦手」な兄弟の気持ちを代弁し、ほぐしていく。
狂言同様シュールな展開ながら、父親のキャラに自然と惹かれる。

“現代のコント”と“古典の狂言”この二つをミックスさせて
相反する笑いのタイプが共存する面白さを狙ったのかもしれないが、
共存するには狂言と言い、台詞と言いあまりにも地のテイストが上品。
この品を損なってまで挿入するほどのコントだろうかと思ってしまう。
狂言ベースで濃密な本筋が魅力的なので、削ぎ落したこれだけの舞台が観たくなる。
もっとも、それではゲイシャフジヤマNo.1の個性が失せてしまう
ということなのかもしれないが…。
陽あたりもいい町

陽あたりもいい町

原子力遊園地

安楽座(東急目蒲線鵜の木駅ホームとなり)(東京都)

2000/10/03 (火) ~ 2000/10/10 (火)公演終了

満足度★★★★

もと映画館
※実際の公演期間は1995年10月3日(火)〜10日(火・祝)です。こりっちさんでは1999年以前の公演情報は登録できないので現在できる一番古い日付にしました

ネタバレBOX

で、実際観たのは1999年10月6日。いや遠かった〜。駅の隣なんですが、この駅に行くまでが長かった。場所はこういう所あまりないと思うので、この場所で演劇やる事に意味があるのかな。話は結構日常的。激しく軌道を外れたりはしない、ほんと普通の生活風景を切り取った感じ。むしろ映画的だった。よーく見たらスタッフに奥さんの名前があってびっくり。
めいとーでん~鬼切之編~

めいとーでん~鬼切之編~

COTA-rs

シアターサンモール(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★

よかった
日本史のロマンを感じました。かっこよかったです。

めいとーでん~鬼切之編~

めいとーでん~鬼切之編~

COTA-rs

シアターサンモール(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★

鬼切と蜘蛛切
 日本刀の擬人化ということがが最初わからなかったのですが、
舞台を観てようやくどういうものかわかってきました。
 今回は、刀剣展で集められた名刀達の助けを借りながら鬼切が
生き別れの弟の蜘蛛切の行方を時空を超えながら捜し求めるという
物語で、物語そのものはなかなかよくできていると感じました。
 ただ観客側になるべくわかりやすくていねいにという配慮が
ありすぎたためでしょうか、セリフがどうしても説明口調になり
それに引きずられて演技も単調になりがちになってしまって
いたのは舞台作品としてはちょっともったいなかったなと思います。

火男の火

火男の火

「火男の火」製作委員会

紀伊國屋ホール(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽
3度目の鑑賞

物語ももちろんですが 出演者もまた見たい・・・

この日でこの芝居に出たメンバーを見ることは出来ない・・・と思うと残念だった

ベテランから新人まで ひとつになり 凄く良い芝居になっていた

ぜひ、DVDがほしい

人間の優しさや厭らしさ 純粋・嫉妬・・・・
 
サイコーでした!

火男の火

火男の火

「火男の火」製作委員会

紀伊國屋ホール(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

2回目鑑賞
初日、とても感動して もう一度観たくなり2回目の鑑賞

この作品は観れば観るほどおもしろいと思う

個々のキャラ設定がしっかりしており 切なすぎる内容ではあるが 愛すべき人物ばかりで 終盤は涙が出ました

火男の火

火男の火

「火男の火」製作委員会

紀伊國屋ホール(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

良い意味で裏切られた
期待せずに観にいったが、芝居・内容に引き込まれ もの凄く感動しました。

関東だけで終わるのは勿体ないと思いました。
関係者でもないのに たくさんの人に観て欲しいと思いました。

DVDでないかな~

最高でした!!

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