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スウィーティ ドム

スウィーティ ドム

演劇組織KIMYO

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/12 (月)公演終了

開演30分押し・・
あと、自分のところだけなのか、空気がこもっているのか
熱中症気味になったのか、
息苦しくなって気分が悪くなってしまった。

公演時間100分+30分余分に息苦しい中おしこめられれば、そりゃ気分も悪くなるわな(苦笑

ひょっとしたらセットが高くて一部空気の流れを遮っていたのかもしれない。

気温だけじゃなく空気の流れが悪いと、
観客席の一部の空気が澱んで息苦しくなるのでなるべく狭い空間に
高いセットは作らない方が良い(特に夏季など

空気の流れが悪いと26度でも普通に熱中症で搬送される人も出てくる。

いつも思うことなのだけれど、
別に事故など無くても、
・途中からでも入場しやすい座席配置
・30分くらいだったら遅れて入ってきても十分に物語を理解しやすい構造にする
ということを常に意識しておくことが重要だと思う。

気のせいか、特に地方の物語重視の若手劇団に見られることのように思うのだけれど、
出だしの10分くらいで観客の注意を惹こうとテンションを上げて、
そこを見ないとサッパリ入っていけない(と想像できる)
劇の構造は非常に多いように思う。

仕事もあれば事故もあるのは当たり前なので、
多少遅れても入りやすい、理解しやすい構造を事前に整えておくことは、
特にこれだけ気候が不安定になると必須のようにも思える
(ちなみに自分は正規の開演時間に間に合いました

そうすればわざわざ開演時間を遅らせる必要もないし・・

勢いの力を借りなくても、
語りと演技が十分に巧みであれば
観客を惹きつけることは可能であると自分は思う
(逆にそこに技術の差が現れる

初見の劇団だったけれど最初から物語も入り込みやすかっただけに、
最後の方で暑さで意識が朦朧として息苦しくなり気分が悪くなってしまったのが残念。

スウィーティ ドム

スウィーティ ドム

演劇組織KIMYO

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/12 (月)公演終了

満足度★★

白い雨
舞台的には楽しめた。客だしの挨拶もしっかりしてた。

ネタバレBOX

電車遅延といえども開演30分押しは疲れた。難しい判断だけど。15分押しの段階で相当に人は入ってたし。
開演前に役者が、9:10頃終演になる、予定のある人は出てっても大丈夫、しょうがない、というようなことを言ってたけど、何がほんとにしょうがないのかとても疑問。
シークレット・ブーツ

シークレット・ブーツ

curate246-T

新宿シアタートップス(東京都)

2000/10/04 (水) ~ 2000/10/11 (水)公演終了

満足度★★★★

二人芝居
※実際の公演期間は1995年10月4日(水)〜11日(水)です。こりっちさんでは1999年以前の公演情報は登録できないので現在できる一番古い日付にしました。

ネタバレBOX

で、実際観たのは1995年10月10日。結構前の方で観ました。
二人芝居の中に、色々なシーンが出てきておもしろかった。ロードムービーっぽさは感じなかったけど。二人が色々なものになっていくところが良かった。そういや何でタイトルこれだったんだろ。
cocoon

cocoon

マームとジプシー

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/08/05 (月) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

「生きる」ということ、すなわち、「走る」こと、「走り続ける」こと。
100の言葉をつなげても、この作品から受けた印象・体験は語ることができない。
演劇でしか表現できない手法で、「戦争」を、そして「生きる」ということを語りかけてくる。
いや、語りかけるという生やさしいものではなく、両肩をつかまれ、ガクガクを揺さぶられるように、訴えてくる。

そして、「戦争は悲惨だ、残酷だ」というメッセージにとどまらず、さらにもう一歩、その先へ、現代に生きる者たちへ、「生きる」ことのメッセージを送っていたと感じた。

ネタバレBOX

この作品は、いわゆるストレートプレイの演劇とは違い、独特な演出で作品を見せる。
例えば、過剰な繰り返し、例えば、同じシーンをアングルを変えたり、例えば、回想シーンとは別の、時間を前後させる方法や、時間や空間のレイヤーを重ねていく手法など。

時間や空間のレイヤーを重ねていく手法では、オリジナルの戦争・沖縄戦に巻き込まれた少女たちを描くだけでなく、現代にまで広げていく効果もあったと思う。
これについては、先のほうで書く。

いろんな手法を使うのだが、それによって単にスタイリッシュな印象の中に物語を閉じ込めてしまうのではなく、逆に、ストーリー、テーマ、そして登場人物たちの鮮明にさせていく。

冒頭、女子高生たちの日常を、同じシーンの繰り返しの中で描いていく。
繰り返すことで、リズムが生まれ、弾けるような会話と若さが溢れて見える。
それは、生きていることを実感させる。

毎日同じような日々が繰り返されていくことと、実はそれこそが、愛おしい毎日であったということの確認でもある。
そして、それがやがて訪れる非劇を際立てていく。

さらに、先生の「教師として……」の台詞、生徒たちのそれぞれの台詞や、人物紹介が後半に効いてくる。

物語の内容(原作の内容)を知っているだけに、最初のシーンから、ぐっと重いモノ感じていた。
「生きていたい」と叫ぶ、最初のほうのシーンですぐにクライマックスがやってきた。
しかし、これはあくまでも序盤であり、同じ台詞をスポットを浴びて同じように叫ぶシーンがラストにも訪れるのだが、当然、まったく感じ方が違ってくる。

物語が進んでいくことで、役者がどんどん登場人物になっていくからだ。
それは、この作品に限らず、どんな演劇や映画でもあることなのだが、先にも書いたように、回想シーンとは違う感覚で、時間が前後しながらエピソードを挟み込んでいくことの効果も大きい。

そのことで、例えば、「猫のももが死んだときに涙が出なかった」という台詞、例えば、「どんな人だったか思い出せない」という台詞などが、別のシーンに現れ消えて行くことで、より「意味」が出てくる。同じ台詞の繰り返しなので、実際はわずかな台詞と登場人物の情報のはずなのに、「知っている」感覚が生まれ、より身近である感情も生まれてくる。

同じような衣装の少女たちに、それぞれの「顔」が見えてくる。
このあたりは、こうした戦争モノのストーリーの常套手段でもあるのだが、そういうあざとさは感じなかった。
のめり込んで観ていたからだろうか。

別の時間や場所のシーンを重ねることは、単に戦争に巻き込まれる前の楽しいエピソードと、沖縄戦での悲惨な状況、残酷さをクローズアップさせるだけに機能しているわけではない。

現在のどこかの中高一貫の女子高生たちの日常と、沖縄戦で学徒隊として兵士の看護をしている女学生たちが、時空を超えて、クロスしていく。彼女たちの台詞は、すべて現代のそれのままということもある。

ここは、過去・歴史が単なる点として存在しているのではなく、「現在と地続き」であるということを強く印象づけ、さらに「生きる」ということを軸に、現代に生きる若者たちの「生きる」をも炙り出していたように思う。

つまり、ラスト近くで円陣になって自決しようとする少女たちが発する言葉「それだったら死んだほうがまし」(正確な台詞ではないが)は、今の世界でも自ら命を絶とうとする人の言葉に重なるのではないだろうか。それは、「生きたい」「生きたい」「生きたい」と叫ぶサン、「生きたいと思うことはいけないのか」という台詞、そうした思いがありながらも自ら命を絶つ人の姿と重なる。生きにくさのある世界。

沖縄戦の中で、「生きたい」と強く願った少女たちは、その意思に反して銃弾に倒れたり、病死したり、自決の道を選んだりする。現代の日本でも、「生きたい」と強く思っていても、何らかの障害で自らの命を絶ってしまうこともある。それは両方とも「意思に反して」なのではないか。追い詰められ、意思に反してそういう道を「選ぶしかなかった」人たち。

戦争中と現代では違うではないか、と思う人もいるとは思うのだが、当の本人にとってはその重さは変わりないと思う。

したがって、最初からずっと発せられる「ここはどこなのか」「いつの時代なのか」にこれらがリンクしてくるのだ。

「戦争は悲惨である」、もちろんそうだ。

しかし、この作品ではもう一歩踏み込んで「生きる」ということに焦点を当てたのではないだろうか。

「生きる」ということは理屈ではなく、「生きる」ということなのだ、ということ。
うまい言葉は見つからないが、「意味」じゃなくて「意思」なんだということではないかと思う。すなわち、「走る」こと、「走り続ける」こと。

ラストで学徒兵の少女たちが沖縄の南の海岸を目指して走る姿は、「生きる」ことに向かって走っている姿であり、映像で延々と続く道、沖縄の風景、青い空は、残酷に見えてくる。
しかし、「走らなくては辿りつかない場所」が「生きる」という場所だということなのだろう。

「生きるために走る」。しかし、それが叶うかどうかの確約はない。
だけど、走る。立ち止まらずに走る。あまり考えすぎずに走る。
それが「生きる」ということなのだ。
すなわち、「生きる」ということは、「走る」こと、「走り続ける」ことだ。

タイトルについて少し触れると、「繭」が、少女たちを守る、学校、ガマと象徴的に使われ、主人公のサンをいつも守る同級生の名も「繭」になっていた。
原作では、同級生の繭の秘密と、「繭」の意味にこの舞台とは少し別の意味合いも持たせていたと思うのだが(男は「白い影」も含めて。舞台ではラスト近くで繭は「ボク」と言っていた)、この舞台では「繭」の意味をさらに効果的にとらえ、「生きる」という決意で「繭」から脱皮していく少女を表現していたように思えた。

劇中で使われていた今日マチ子さんのイラストはこのための描き下ろしだった。
ロビーに原画が展示してあり、それを1つひとつ観ていくと、舞台が蘇った。

繭のように白くて丸い当パンもいい感じ。
歌のシーン(ギターを使うところ)もグッときた。


これは、まったく別次元の話だが、劇中で何かの幼虫が嬲り殺されていたように見えた(映像)。表現の手段としてそれは「アリかナシか」と言えば、私は「ナシ」だと思う。特にこういうテーマの作品だけに、ショッキングは、観客の脳内にわき上がるほうが大切ではないかと思うからだ。
バイバイ

バイバイ

演劇集団よろずや

ABCホール (大阪府)

2013/08/10 (土) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

津田さんの人柄が滲み出てました♪
家族や友達、チームメイト、球団の方との絆、それは津田さんのお人柄あってのことだと思いました。
だからこの作品が生まれたんだなと思いました。
精一杯、生きぬいた野球人生の感動する物語でした。

Tower

Tower

ラーメンズ

道新ホール(北海道)

2009/05/21 (木) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです
とにかく、笑える 何も考えずに笑える

インフィニティ・エイト

インフィニティ・エイト

劇団SE・TSU・NA

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★

少しついて行けず。。
始めは、現代っぽい話しで女の子達もよくある設定で楽しく見てたのですが、途中変身してからのストーリーで説明があり、難しい言葉がたくさん出てきてその辺で混乱してしまい、きっとその部分を理解できればもっと楽しめたかなともったいないなぁと思ってしまいました(^_^;)

カルメン、オレじゃダメなのか…

カルメン、オレじゃダメなのか…

シンクロナイズ・プロデュース

調布市せんがわ劇場(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★

何かが何かが
個人的には楽しめました。

が、何かが、何かが残念 と、当日のアンケートに書きました。
何が残念だったのかと、しみじみ考えましたがやはり、ひとつには「カルメン」がイメージじゃなかったというところでしょうか。
演じた方自身はとても素敵な女優さんでしたが、つくりの中で「男を狂わせるカルメン」としては小粒で真面目すぎたように見えました。それで、男達がこぞって縋りつく場面も、違和感があるというか、芝居くさく見えるというか・・・・・・いえ、芝居なんですけど。

そして、風刺を混ぜ込んだ歌は、私の場所が悪かったのか、歌詞が聞き取れずストレスを感じるところもありました。
ただ、まさかビセーの音楽で歌まで聴けるとは思っていなかったので、嬉しかったです。

今回初見でしたが、役者の皆さんとても魅力的なので、次回もぜひ見たいと思いました。

ネタバレBOX

カルメン以外の「女がいなくなっていく」という場面も、もう少し面白くなりそうなのに惜しいなーという気持ちになりました。

とは言いつつも、懐かしのミ・アモーレも聞けて、平井さんのキンタローも見らて、本筋とちょっと違うところでの満足度は高いです。

カルメンのしゃべり方が、ショムニの坪井さんみたいでした。
わらいのまち

わらいのまち

東京セレソンデラックス

道新ホール(北海道)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

ノンストップの笑い
2時間笑いっぱなしです

が~まるちょば サイレントコメディー JAPAN TOUR 2011

が~まるちょば サイレントコメディー JAPAN TOUR 2011

が~まるちょば

札幌市教育文化会館(北海道)

2011/09/17 (土) ~ 2011/09/18 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかく、笑える
面白かった 何も考えずに感情の赴くままに笑えます

たくらん

たくらん

劇団イナダ組

生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/28 (月)公演終了

満足度★★

見て来ました。
なんか例えて言うなら、70年代のテレビドラマ「赤い」シリーズの様です 面白かったです

ミズにアブラ ヌカとクギ

ミズにアブラ ヌカとクギ

劇団イナダ組

生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)

2010/11/02 (火) ~ 2010/11/04 (木)公演終了

道徳ドラマです
リアルを見て考えて欲しいと言うテーマは良く分かる けど、重いな

ナンシー

ナンシー

Doris & Orega Collection

カナモトホール(札幌市民ホール)(北海道)

2010/05/20 (木) ~ 2010/05/21 (金)公演終了

満足度★★★★

面白い
話の流れが面白い 何故 ナンシーなのか最後にならないと分からない

ベッキーの憂鬱

ベッキーの憂鬱

ぬいぐるみハンター

駅前劇場(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/14 (水)公演終了

満足度★★★★★

面白い!
ぬいぐるみフアンという立場を差し引いても、本作品はお薦め。
そりゃあ、細かいことを言い出したらいろいろあるかも知れない
けど、見終わった後、「あー、面白かった」と思える。
池亀さんの作品は、ほんとによく出来ていると思います。
出演者も選りすぐりです。
ぬいぐるみプロパーでは、ねこちゃんが光ってたと思いました。
神戸さんは、抑えていたけど、かえって実力が浮き立つ。
竹田さんは、ポテンシャル生かしてませんね、次に期待。

オレンジの迷信行動

オレンジの迷信行動

ナイスコンプレックス

サンモールスタジオ(東京都)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★

余計な演出
焦点にになっている物語や、伝えたいモノなどは重い内容なのに、役者全員で行われるアンサンブル的な動きや演技があまりにも拙すぎて、芝居の世界観を壊していました。もっとストレートな芝居で突き詰めれば、現代への問題提起として深く考えさせられる話なのですけどもったいない。
役者の人数ももっと絞れると思うし、すごく散漫な芝居になってしまっているしと思いました。

「バカの瞳はもれなく綺麗」

「バカの瞳はもれなく綺麗」

GORE GORE GIRLS

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/08/06 (火) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★

笑わせてもらいました^^
素直に有難うと言いたいです。笑いを生み出すってものっすごいパワーのいることですもんね。
設定もアイディアが光っているし(三等星くらいのほどよさ)、同じくほどよいゲスい会話が笑いの土台として丁度良く感じました。
オチは私もちょっと微妙でした。ああ無理やり終わろうとしているー…という感情を客に残してしまったのではないかと思います。
でも多分長年忘れられない舞台だと思います。他にかぶりようのない記憶になりましたもの。

ラストシャフル

ラストシャフル

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★

最後は、、、
どんでん返し、完全にやられました。
この劇団の話はどれも後味の良いものばかりですね。
いつも楽しませてもらっています。

極東の地、西の果て

極東の地、西の果て

TRASHMASTERS

本多劇場(東京都)

2013/07/25 (木) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★

考えさせられる。
内容ではあるのだが、現代の問題点を突きつけるということが、何かの演劇賞や、そういう類のものを狙って書いたのだろうと、感じてしまい、冷めてしまった感がある。せっかく、架空の世界を生み出しているのだから、その世界で突っ走ってほしいと思ってしまった。役者の演技、セットの早替えは見事だった。欲情的なシーンなど、3時間の長丁場で観客を飽きさせない為にやるのはいいのだが、狙い過ぎているところもあり残念だった。

読書劇 二十歳の原点

読書劇 二十歳の原点

オフィス再生

秋葉原アトリエ「ACT&B」(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題789(13-218)
16:00の回(晴)。15:50会場着、受付、そのまま中へ、此処は2回目。原作は文庫を持っているもののやはり未読。もともと「四人囃子」のアルバムに本作のサントラ盤があって、でも「一触即発」は買ったのに本作は未購入。ならば原作くらいは手元に…と相変わらずいい加減な動機、それが芝居になって見ないわけには…。開演に間に合わないかもと思いましたが何とか。空いている席へ、やや上手側。息を整え舞台をみると二人横たわっています。それぞれ何本もの「赤い糸」に繋がれ、その先は舞台角にある「指に」。もう一つの対角線上には机と椅子、ノートやペン、ウイスキーのボトル…本が乱雑に、ヒトラー伝記、政治学、テロ日記、ロシア革命、文化人類学の考え方…など。17:40終演。ウィキペディアに「自殺…した日本の著名人物一覧」というのがあります。作品に触れたことがあるのは、金子みすゞ(1930年26歳)、久坂葉子(1952年21歳)、高野(1969年20歳)、鈴木いづみ(1986年36歳)…。

蜘蛛の糸のように真っ赤な糸は二人の男によって生き物のように操られる(舞台「写真あり」)。

ネタバレBOX

赤い糸は血管のようにも剥き出しの神経のようにもみえます。
ヒーローズ

ヒーローズ

少年社中

劇場MOMO(東京都)

2013/08/08 (木) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

発想がユニーク
お洒落でした。

ネタバレBOX

各ヒーローのキャラクターや人間関係がどうであれ、ですから俳優さんたちがどんな15分物のストーリーを持ち寄ったとしても適応力があってどんと来いで、つまりは、ヒーローたちと彼らを庇護する基地を運用するコンピュータとの友情物語でした。

当日は内山智絵さんのショートストーリー、内山さんの身体のキレが素晴らしかったですね。

一般人と思われたのはコンピュータが作ったアンドロイド、本物のヒーローたちはとっくに宇宙人と思われる敵に殺されていて、今いるヒーローたちもコンピュータによって作られたやはりアンドロイド。

超能力の無いアンドロイドがコンピュータの感慨によって再現シーンを繰り返しているうちに学習して、敵と真剣に戦うことを決意して基地を出ることになりましたが、宇宙船がまだ空に浮かんでいれば殺られてしまうでしょうし、宇宙船の如何に拘わらずそもそも守るべき人間も既に残っていないのかもしれません。

虚しい結末ですが、さあそろそろお終いにしましょう、ケリを付けましょうという気持ちが表れていました。

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