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ミハルの人魚

ミハルの人魚

X-QUEST

駅前劇場(東京都)

2013/08/17 (土) ~ 2013/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★

爆笑劇なのか考えさせられる劇なのか、観る側の取り方次第で変わってくるお話
下北沢駅前劇場という少々せまめの劇場内で、
X-QUEST=殺陣/大立ち回り、と想像していたら
会話劇5割、殺陣より場面表現的なアクション寄りの作品でした。
場面転換の早さ、メイン/サブストーリーのつながりなど
まったく追いつけない部分が多々ありましたが、
目前で繰り広げられる会話劇のおもしろさと
劇中で絡み合う何本かのストーリーの舞台表現(演技と踊りその他)などに
気持ちを持って行かれてしまって、
「いいや、話なんてよく分からなくても”面白ければ!”」
という気持ちにされてしまいました。
楽しい100分でした。

ネタバレBOX

かつてTVでまで取り上げられた元人気手品師とその妹(を名乗る女性)が
福島のあるお祭りで手品ショーをやってほしいという引き合いの元に
向かう電車の中、


と思ったら、いきなり

・ 海の中(?)から這い上がる青年と人魚(男子)との出会い
  そして地上人類にとって変わろうとする人魚(魚人?)

・ 人間は猿から進化した(ホモ・サピエンス)説に対して
  海から陸にあがりまた海へ戻って更に陸へやってきた(ホモ・アクアリウム)説を説く学者

・ 元は有名だったが訳あって福島で開業した精神科医(催眠療法士)

とそれぞれがそれぞれのお話を進めていくのですが、
観ていて話がうまく噛み合いません、
ポンポン変わっていく場面転換の早さに
「これは誰かの精神世界とかそういうものを表現しているのかな?(最終的に正解だったのか(??)」
など色々混乱しながら観ていたのですが、

・ 人魚2人(前作では確かド派手な殺陣を観せてた人とおねえキャラの人)

・ 学者の説明(ボクラ団義の「さよならの唄」でストーリーテラー的な役割をやってた人、X-QUESTだったんですね)

の会話劇、などが面白くて
「まさかX-QUESTさんがアクションでなく話劇で来るとは」という
いい意味での騙された感と、各場面場面に入るダンス表現など
メンバー全員の身体を張った部分にかなり気持ちを持って行かれました。

「この先どう進んでいくんだ(??)」と想像しながら観ていても
最後まで想像を裏切る展開の連続に「もう、話を理解する」
なんて考えるのやめよう、目の前で起こっている事をそのまま受け入れよう、
という気分にされました(自分としては珍しい事ですが)。

爆笑劇のようでいて、福島の海や進化の話など結構深いネタも
突っ込んでいるという考えようとすれば考えられる部分もかなりある作品でした。

それにしても、前作ブルーアップルに引き続き今回も海と進化をメインネタの一つに
持ってきているという事でX-QUESTさんはその方面がお好みなのかしら?
オレンジの迷信行動

オレンジの迷信行動

ナイスコンプレックス

サンモールスタジオ(東京都)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

おせんべおせんべは焼けたのか
前公演の印象から
「どっから球が飛んできても驚かない様に」
と、期待値を上げて挑んだ。

漫画「ろくでなしBLUES」で
主人公の前田氏が修行の為バッティングセンターに赴き、
ピッチングマシーンの前に立っては
放たれる剛速球を避けるあの場面に似た気持ちで。

場内に入り、見回し、一呼吸。
「心削がれる様な」鋭利な話を今回もまた楽しみに、
厚みのあるチラシの束をめくる度、せり上がる高揚感。

芝居が始まり、イメージしていた小さな球をどう受け止めるか。
ここで私は見誤っていた事に気が付く。

飛んできたのは、クレーン球だったからだ。

クレーン球クラスの破壊力もさることながら

背中の肉をナイフで削ぎ上げるかのような切れ味。
今回もごちそうさまです。

感想を上手く書けず、小学校の課題で
しばしば先生から意味を求められる作文力を持つ私。

この程度の表現でしか感想を述べることが出来ず、
観劇前の参考知識としてこのページを見ている方に
本作の魅力を伝え切れない事を心より悔やみながらも感想を終えます。

皆様お疲れ様でした!!

ネタバレBOX

【長いですよ】
『ネタバレ部分感想』
(箇条書きにて印象強かったとこのみで失礼します)

・冒頭の学校で金魚が死んだ件のテンポのよさ!
 あの軍隊的なリズム気持ちいいですね。

・1回目の「キィィィィイイイン」が本気で頭割れそうになって
 「頭割れる頭割れる頭割れる頭割れる」と上演中涙目。

・早野さん  「消え行くルールブック」であり「独占欲の強い女のような現役ル ールブック」だと思いながら観てたのですが、
 後半での死刑にするか否かの場面が印象に残ってます。
 あの特殊装備がものすごく暑そうなのに終演後汗ひとつかかないのはスゴイ…!

・藤田さん良い声だなあと暗転中のボイスで実感。あと髪の毛のインパクト。すごい。そして柱としての存在感。安堵感。観てて安心します。

・森田さんの淡々と話畳み掛けるシーンとか、まるでサイレンサーのような威力。結構好きです。今回も、魔界転生についての指摘する場面、
すごいカッコよかったです。

・神田さんフル稼働な感じで、最近のPOPな印象を覆してました。
 冒頭の原始人で今回も賑やかな感じかなあと思っていただけに裏切られました…!

・福田さん 厳しさを貫く立場で揺れる人間らしさ。
 偉い立場だけども人だものなあ。と、しんみり感じを抱きつつ観ておりました。

・紅林さんのブチ切れっぷり、そして駆け巡る様がスゴイ好きですw
 今回一番注目して観てました!待ってました!!
 赤の女王→マスコミ人の早メイク変えは手品かと。
 赤の女王は是非とも悪い大人のトラウマとして植えつけたい高クオリティ。
 
・大久保さん 自分の先入観で大人しいお嬢さんキャラのイメージがあった  のですが、強いスタイルも観れて払拭です!

・赤眞さん いやーもう渋い、渋い強い渋い、映えてます!藤田さんとの掛け 合いがまたたまらなく沁みます!もう少し赤眞さんの見せ場が欲しいと思ったり。

・キムラさん 久しぶりにコミカルなキムラさんの姿が観れてすごく懐かしさを
 感じるとともに楽しさでこっちもニヤっとしてしまいますね!

客演の方々も良かったです!


・原さんのお母さん  涙腺爆破起爆剤とも言えるかと思うのですが、心に刺 さる追加釘のような大事な要素だったと感じます。

・池田 がむしゃらに、というか駒田の忠実な後輩としてしゃかりきにがんばる 姿勢に胸を打たれました!普段はきっと駒田にさんざんからかわれてそう  な感じが…。

・峰岸 違ったらごめんなさい、原の職場の上司の役でしたでしょうか…、
 原に「社会人として 社会に発言しろ 働かないヤツには発言すら認められない!」的なニュアンスの台詞に、職探し真っ只中である自分のハートに深く刺さりました…いいパンチでした…。 時同じくしてそのシーンで本作観劇1発めの涙が出ました!

・奥田 もし違ったらすみません。
 事件があった後、原に銀行通帳を見せた両腕まくりの刑事さんでしたでしょうか。そのシーンでの原に奥さんの手紙について言い放つ時、グッとみぞおちを押し上げたような感じを受けたとき、泣きました…!

・少女 元気に満ち溢れていて観てて気持ち良かったです。
 私はこの子が新しい「ルールブック」なのかなと思って話を観てました。
 
・結花 娘さんだなあと。藤田さんの娘さんがいらっしゃるんじゃないかって思うほどにマッチしてましたね…。

・吉岡 本作で、数田と共にカナリ魅入ったキャラクターです。
 熱意と信念が溢れんばかりに満ちてる姿、そして法廷での火花ところか
 花火が上がるくらいの激しい闘志に拳握ってました。
 原との打ち合わせの中で目から光るものを見たとき、こっちも垂れてました。

・数田 ぐいぐいと引き込まれました。
 吉岡との法廷バトルで流れるような疾走感。
 吸引力というのでしょうか、気が付けば時を忘れてしまいました。
 吉岡あっての数田のコンビ技というのでしょうか、ロッキーvsイワン・ドラゴの ような骨のあるライバルという印象でした。

・里中 話の流れが彼に向いてからというもの気持ちが入り込んでしまいまし た。観ているうちに彼が実際のあの人のように重なってくる感じで、
 序盤の影の薄さを忘れてしまうほど。
 完全にやられましたね…!

オレンジの迷信行動

オレンジの迷信行動

ナイスコンプレックス

サンモールスタジオ(東京都)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇団力・座組のパワー
観て良かった!

全員が一つになって、この作品のテーマを我々国民にぶつけて来た。

全キャストがこの作品を得て、
どうなるのか、
メンバー・ゲストの今後の活躍も気になります。

今回は、一回しか観れません。

再演はいつですか?笑

サンモールスタジオで、
花火がみれました!

20世紀のマスターワークス

20世紀のマスターワークス

スターダンサーズ・バレエ団

テアトロ ジーリオ ショウワ(昭和音楽大学・新百合ヶ丘キャンパス内)(神奈川県)

2013/08/17 (土) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

3作品観れるお得な公演
開演20分前には作品の説明をしてくれるプレトークもあり、ありがたかった。
2階席からなので1000m-65 Field5の単眼鏡をオペラグラス代わりにもって行って重宝しました(^^) 合間の休息は20分で終演が16:10でありました
。舞台から遠いのにトゥーシューズの音がよく響いていました。めったに観れない生バレエは凄く良かったです。

オーラスライン 沢山のご来場ありがとうございました

オーラスライン 沢山のご来場ありがとうございました

七里ガ浜オールスターズ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/08/13 (火) ~ 2013/08/19 (月)公演終了

満足度★★★★

ホッとする
ミュージカルのオーディション待合室のお話。
ゆるい感じで進行します。時間も短かめで丁度
いい。初見の劇団でしたが、楽しかった。
一色さんは、いつものハイテンションでした。

ネタバレBOX

一色君、絶対腹筋見せると思った。
EZ

EZ

電動夏子安置システム

シアター風姿花伝(東京都)

2013/08/16 (金) ~ 2013/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

知的遊戯
高偏差値芝居。
本当のコメディ好きにたまらない作品。

よくもまあ、こんな物語を考えついたもんだと作・演出の才能に感心。

江古田のガールズpresents「大勝利!」

江古田のガールズpresents「大勝利!」

江古田のガールズ

シアター風姿花伝(東京都)

2013/08/16 (金) ~ 2013/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

三軒茶屋ミワがすごい。
やはり江古田の切り札は三軒茶屋ミワ、今回も楽しませてもらった。

その他では文学座の方が文学座ではとても見せないであろう演技を見せてくれた。それにしても文学座も懐が広くなったなあとそちらにも感心。

ともかく、上質なエンターテインメントショーが完成!

オレンジの迷信行動

オレンジの迷信行動

ナイスコンプレックス

サンモールスタジオ(東京都)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

よかったです
実際の事件に基づいて、裁判制度や死刑制度の在り方を問う啓蒙的作品であるが、芝居としても面白く、お見事!と言うしかない。

邂逅トラベラー

邂逅トラベラー

劇団らくだのくるぶし

ART THEATER かもめ座(東京都)

2013/08/15 (木) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

藤波くんと三沢さん、
好きな役者さんが出ていたので見に行きました。
一時間ちょっとのお芝居でしたが、
とても楽しませていただきました。

ネタバレBOX

その人の話だと思ってたのが実はこの人の話で…と思ったら、ほんとはあの人が書いた小説で…
こういう内容は個人的にすごく好きなので面白かったです。

藤波くんと三沢さんのドギマギを見ていて、こっちまでドギマギしてしまいました。
大人でも好きな人の前では子どもになってしまうということですかね…

店員さんコンビもまたお似合いのカップルでした。

それぞれの役者さん
みなさん味が違うというか、
魅力的な役者さんが揃っていて、
見ながらいろいろ研究させていただきました。
満足です。

ありがとうございました!
イレカワ

イレカワ

中野劇団

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2013/08/11 (日) ~ 2013/08/13 (火)公演終了

満足度★★★

時を越えた入れ替わり
いつも用意された仕掛けによって、畳み掛けてくるのが上手い中野劇団さん。
人格の入れ替わりが、今回の仕掛けのメイン。
しかしながら、同じ場所の過去と現在で入れ替わるとは、虚をつかれました!
そうくるとは。

話を進めるにつれて、ひとつずつ、少しずつ、仕掛けを明らかにしていく。
まったく同じ場所に、まったく違うグループが集まっているので、場面転換は主人公が意識を失い人格が入れ替わると同時に暗転、暗転。
意識が途切れるのを表現するのに、暗転はさもありなんという感じではありますが。
観ていて、ぶつぶつ途切れる感じになってしまうのはいたしかたなく。

中野劇団さんらしい、ボケとツッコミの応酬に爆笑させられ、ネタバラシによる畳み掛けに夢中になって観てましたが。。。
過去と現在で入れ替わっている人間同士、そしてそこに集っているメンバーの関係性が、あまりにリンクさせすぎで。
いくらなんでも気づくやろう・・・無理あるやろう・・・と思ってしまった時点で、ふっとちょっと醒めてしまったのが、惜しい。

しかしながら、最終的にあったか~いラストにほっこり。
思いっきり笑えて、心もぬくもり、とても楽しい観劇でした♪

ショコメ!

ショコメ!

演劇畑ハッピーナッツ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2013/08/16 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★

120分ぶっ通し!
ランタイム聞いて、思ったより長くて衝撃(笑)
それもそのはず、8本のコントは、1本1本そこそこの長さのあるものでした。
作品間は一瞬の暗転挟むだけで、明かりついた状態で粛々と場面転換が行われ、まったく隙間なく次々上演。
ちょっとした、耐久コントレースのごとし。

総勢10人、脚本担当3人、似たテーマのものもありつつ、それぞれキャラが立っていて。
真夏の盛りに、ホラーあり、恋愛あり、SFあり、バラエティ豊かにゆぅるく何にも考えず笑って楽しいコント集でした☆

付け加えるならば・・・8本中、サイテーな男が主役級で登場する頻度が高い(笑)

寝盗られ宗介

寝盗られ宗介

Gフォース

ブディストホール(東京都)

2013/08/16 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

ハイテンポが心地良い
本作は劇中劇のある二重構造となっており、最初は戸惑う部分もあるが、劇中劇の方では七五調の台詞が心地良く、本編とストーリーが同時進行していく不思議な芝居である。つかこうへい作品の中では、比較的上演機会が少ないのが残念であるが、熱海や飛龍などと比べるとやや難解なことから致し方ないだろう。加藤英雄、小峰めぐみの主演コンビが決まっていて大変見応えがあった。GFORCEでは来年は広島に原爆を落とす日の公演も予定しているとのこと、これも今から楽しみにしておこう。

The Devil of the 6th Heaven

The Devil of the 6th Heaven

THE☆JACABAL′S

吉祥寺シアター(東京都)

2013/08/14 (水) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

ド派手な漢祭に大満足!!
ジャカバルズさんの最初の前説からの剣舞のパフォーマンスが素晴らしかった!!
思わず歓声あげてしまいました!
そしてそこからのオープニングが大迫力!!!グイグイ引き込まれ
気がつけば終わってました!
最後の渡部将之さん演じる加藤清正の背中に鳥肌たちました☆

ネタバレBOX

全員が高校生という無茶な設定も劇中にちゃんと突っ込みが入っていたりして面白くみれる作品でした。

とにかくアクションシーンがド迫力!
叫ぶシーンがおおいなか、しっかり台詞をとおすキャストが主軸にいて安心。

体力、気迫の舞台でした
最後になるにつれ
信長×光秀の対決でグッときて
秀吉×光秀は素晴らしかった!!!

そう思っていたらラスト、清正×利三の殴りあい
感動しました
本当に当たっているのか音も聞こえて
清正が一瞬利三を抱き締めるような素振りがあって
殴りながら、泣いてるあの場面は最高の感動でした!!

それにしても毎回毎回渡部将之は凄いものを見せてくれる
欲目ですが

しっかり主役をはっており、円盤ライダーに出ていたキャストさんも際立ってました!!
クロスワールド

クロスワールド

夏色プリズム

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/08/14 (水) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★

とても
面白かったですが、不自然かなとか強引かなと思うところが見受けられたように思います。。 ストーリー的に情に流されない?ということが重要だという仕事の設定なのに感情論での議論が中心だったことや、ミステリーの答え的なところとか結末のところとかがちょっと浅く感じてしまいました。。 スイマセン。。 役者の方々の沈黙の取り方などの緊迫感のある演技はとてもよかったです。 また、スッキリとした統一感のある演出?は素晴らしかったです!


マイ・ロマンティック・ヒストリー

マイ・ロマンティック・ヒストリー

東宝

シアタークリエ(東京都)

2013/08/16 (金) ~ 2013/08/26 (月)公演終了

満足度★★★

日本語の「ロマンティック」ではない(笑)
職場で出会い、酒の勢いで一夜を共にしてしまった31歳男子と33歳女子。二人とも学生時代の失恋を引きずっていて…。幅広い層に向けた商業演劇らしいコミカルな演出・演技で、生々しい題材を軽やかに描いた恋愛物語。主役以外を3人の俳優が演じ分けるのもグー。出演者5人とは思えない厚さがあり、ラストの緊張感が良かった。今の時代、都市で経済的に自立している若い男女が「付き合う」とか「結婚」を決心するのって難しい。中越典子さんが心開いた柔軟な演技をされていてとても可愛らしかった。池内博之さんは新国立劇場『るつぼ』が良かったから、もう一段上が観たい。
『マイ・ロマンティック・ヒストリー~カレの事情とカノジョの都合~』ってとても憶えづらいタイトルだな~。

イレカワ

イレカワ

中野劇団

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2013/08/11 (日) ~ 2013/08/13 (火)公演終了

満足度★★★★

笑いとファンタジーの入り交じった作品
笑いとファンタジーが入り交じったお芝居♪
いつもの様に面白いアプローチの笑いに
最後はしっかり温かい気持ちにさせる作品

現実と過去の自分が入れ替わる毎に周りの反応が面白い
役者さんも笑いのツボを心得ているのか⁈
間やツッコミなど上手くリアクションなどで笑いを誘います(^^)
中でも延命聡子さんはいい味出してます♪
他の役者さんも味わいのある演技!

ストーリー的にも段々と過去と現実が繋がってくるので
最後まで興味深く観れました♪

今回、笑いは少し控え目でしたが
ストーリー重視の愉しいお芝居でした♪

脱線しまくりの中野劇団も好きだなぁ~⁉

劇団だるま座本公演「笑って死んでくれ」

劇団だるま座本公演「笑って死んでくれ」

劇団だるま座

座・高円寺1(東京都)

2013/08/14 (水) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

笑わし隊
 日本劇作家協会が、若手、中堅の劇作家のうち注目される作家をフューチャー、新世代の実力ある作家を支援し、紹介することに乗り出している。第一回の今年は、4人の作家作品が、座・高円寺1で上演されている。嶽本 あゆ美の「太平洋食堂」に始まった新しい劇作家シリーズの取りを飾る4本目は、相馬 杜宇の「笑って死んでくれ」である。実際に存在した“笑わし隊”の戦地慰問の様子を縦軸に、現代の一億総批評家と化し、何事も不信感という距離を置いてしか眺められない観客が同じ場所、同じ時間内に登場するが、笑わし隊メンバー、観客共に成仏できない魂である。(追記2013.8.22)

ネタバレBOX

 笑わし隊のメインキャストを務める座長のモデルは柳家 金語楼である。だるま座は、今回、右傾化する現代の世相を戦中の“笑わし隊”を題材に採って描いた。演劇の本質を演劇的に描く為にはメタ化を必要とする。例えば、「ハムレット」で先王の簒奪を暴く為にハムレットが上演させた劇中劇のような構造だ。だるま座は、地域に根差す劇団である。その劇団が、下北公演を経、終に高円寺の、劇場規模で言えば中に当たる劇場での公演を初めて打った。その時、彼らの考えたメタレベルが今作で用いられている。それは、小劇場から大劇場迄基本的には通用する作品を通した現実の舞台化というメタ表現である。
 即ち、治安維持法などにより表現の自由を奪われた表現者を、今、現実に存在する高円寺1という劇場で描くこと。そのことで、現実の世相、現実の世を逆照射するメタ演劇と化しているのである。従って、当然のことながら、この演者たちだけで、舞台は完結しない。完結させるのは、観客とのコラボレーションである。
 この難題に応える為に今作で、劇作家は100冊以上の関連書籍を読み、あたう限り金語楼のビデオ、DVD等を見ている。当然のことだ。が、最近、メジャーでちやほやされる偽物は、この当然の作業をしていない。そんな偽物が、氾濫するので、本当に質の高い物が、分かり難いとされがちだ。偽物を評価するような視聴者は、己自身の虚しさと共にとっとと消え失せるべきである。芸能は、民衆が育てる。質の高低をきちんと評価する目を持った上で、様々に遊ぶのは良かろう。それもジョークの内である。然し、本質も掴めずにうだうだ分かったような事を抜かすのはお門違いというものである。作品自体が複雑で時代を超えている場合、毀誉褒貶は、無論ある。評価する側にスタンダードが存在しない以上当然だろう。だが、以下のような現実が進行中であることから目を逸らせてはなるまい。演劇もまた時代の鏡なのだから。
 (ここからはハンダラの意見である)未だ平和の残滓を残している現在、着々と馬鹿共(安倍、麻生、ポット出の石破、旧財閥系列、高級官僚など。当然、中曽根も含む)は、戦前からの一族郎党を潤す為の利権漁りをしている。(アメリカにすり寄ることで、それを実現してきた。)この作品は、そういうことまで深読みできるのだ。分からない観客は、もうちょっと勉強して欲しい! 実際、その為のプロパガンダは、進行中だ。その前提にあったのが、大阪高検公安部長の冤罪事件から、小沢一郎の無罪放免へ至る3年7カ月に及ぶ、潰しである。背景にアメリカが居ることも分からないと、この作品の意味する所が分からないのは、当然である。然し、この作品が、今、この劇団によって上演されたことの意味は歴史にとどめおきたいものだ。
Weekly3【PAIN(ペイン)】

Weekly3【PAIN(ペイン)】

アヴァンセ プロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2013/08/13 (火) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

命の重さ
前作のPAINも観劇していましたので、復習しながら。
役者さん声枯れないんですね。

大楽日も見に行きます!

ネタバレBOX

簡単に殺しちゃいけませんよ。
吹田さん、今回もエロいですね。
クロスワールド

クロスワールド

夏色プリズム

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/08/14 (水) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★

う~ん・・・
話自体は面白いのだが、演技力の差がすごい目立つ作品になってしまったのが残念です。

オレンジの迷信行動

オレンジの迷信行動

ナイスコンプレックス

サンモールスタジオ(東京都)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

深く知る機会になった
息が抜けない展開で引き込まれるように観ました。
実際の事件が基になっていて、もちろん自分もその事件を知り感じた事がありましたが、知らない事や解らない事が解った様な気がします。
今の社会の矛盾やおかしいと感じる事をみせてくれた貴重な機会にもなりました。
解りにくいこと、人の心の表現、一人一人の立場や思い、キャスト皆様が見事に表現してくれていて、怖い位に迫力があり感情移入出来て素晴らしかった。
やっぱりナイコンの舞台は凄いです。

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