
無限遠点
虚構オメガ
名古屋盲人情報文化センター(愛知県)
2013/09/15 (日) ~ 2013/09/22 (日)公演終了
満足度★★★★
虚構オメガ「無限遠点」観ました
名古屋盲人情報センター内での、「視覚を廃した音のみの公演」だけあって、通常の劇場では見られない客層。白杖を持った人が多い(着物姿の上品そうなご婦人も)
室内を十字に区切る通路が演技スペース、観客は四方に仕切られた客席でアイマスクをつけ、公演に臨む。
袖摺り合うも他生の縁、風のように微妙な手触り(+α)の世界が、受け手に生まれる戯曲。
声だけの演技がクリア、観客自身から想像を引き出す。
OPは音のダンス的。声と手拍子のうねりが心地よい。これだけでも未知の感覚を体験した気分に。
あとはもっと、「音」のみの必然性があると、作品としての強度が増すかも。今後も試してほしい。
演劇公演としては異例の、新聞等各種メディアでも話題になったこの公演。「声による表現」を追及している送り手の表現と、演劇外の社会性が合致した、他に類を見ない企画となりました。
虚構オメガ、次は何を試すのか楽しみ。

Hanger Boy
おぼんろ
レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)
2013/09/16 (月) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

3団体合同コント公演
モラトリアムパンツ×PLAT-formance×たすいち 3団体合同
新宿眼科画廊(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/28 (土)公演終了
満足度★★
とっつきにくい
「コント」「笑い」というモノの割りになんか身内感の強い客層だったからかなんだか疎外感を受けた客席でした。どっかの結婚式の二次会かってようなレベル。
モラパンさんは初見。さすがでした。あと2団体は身内に助けられてはいましたが、私にはまったく面白くはなかったです。もう少し練った笑いを求めます。

戦湯物語
KENプロデュース
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/09/26 (木) ~ 2013/09/30 (月)公演終了

死が二人を分かつまで、愛し続けると誓います(黄金のコメディフェスティバル最優秀作品賞、受賞)
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアター風姿花伝(東京都)
2013/08/17 (土) ~ 2013/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
文句なしです
45分という限られた時間の中でこれだけクオリティの高い作品を作り上げてきたことに脱帽です。
幕が上がっていきなり大爆笑。その後はもう止まること無く一気に駆け抜けて行った感じでした。
飛び道具的な危険なネタや下ネタでしっかり笑わせつつ、
夫婦の変わらぬ愛情をしっかり描いた素晴らしい作品でした。

悪夢六号室【東京大阪2都市開催】
ニコルソンズ
駅前劇場(東京都)
2013/09/27 (金) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
満足度★★★★
ダンスがすんだらいいこと言うじゃん
ダンスが上手いとこんなにも全体のクオリティが上がるのかと改めて実感。
“ヤクザ”、“オカマ”、“焦ってる30代の女”、“マザコン男”、“愛人体質”等々
いわゆる典型的なそれぞれのキャラが、表面上だけでなく丁寧に描かれていて
踊ってもギャグってもちゃんと中心に戻ってくるから、舞台に安定感がある。
いいこと言うじゃないの、この人…みたいな台詞がキマって楽しい。
初日のせいか、中盤ちょっとリズムに乗り切れなくて間延びした印象だが
そこはどんどんシャープになるだろう。
あー、なんか久しぶりにケラケラ笑っちゃったな。

3団体合同コント公演
モラトリアムパンツ×PLAT-formance×たすいち 3団体合同
新宿眼科画廊(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/28 (土)公演終了
満足度★★★
ファンの集い?
確かに面白いシーンもあったんだけど、周りの客が些細なことでも尋常じゃないくらい大笑いしていて、それにドン引きしちゃいました。

押忍! 龍馬【池袋演劇祭CM大会優秀賞受賞!】
劇団バッコスの祭
萬劇場(東京都)
2013/09/26 (木) ~ 2013/10/02 (水)公演終了
満足度★★★★
余計なものはいらない!
中途半端なギャグは必要ないと思いました。
衣装も舞台も音響照明もいいし、殺陣も上手い。、話も工夫され興味深い。
本格的時代劇をもっと前面に出したほうが良いと思う。
人気劇団のせいか、観客には、役者と思われる人(男女問わず)が多かったように見えました。

魔女裁判
clubC
吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)
2013/09/24 (火) ~ 2013/09/27 (金)公演終了
満足度★★★★★
無題842(13-281)Hello Goodbye Part2
20:00の回(晴)。18:40会場着、最終日、既に20名ほど並んでいて、19:00の開場時間には相当な列、完売。一昨日に続いて2回目。客席は盛り上がっていて開演の前のBGMがよく聴こえないほど。
ややおして20:19開演~21:08終演、21:26アンコールが終わり、1月から始まった私の「clubC」は幕を下しました。吉祥寺、品川、立川...そして吉祥寺、どれも印象深いものでした。ダンスはみるほうだと思いますが、ソロではないチームのなかでひとりひとりにここまで魅力、親しみを感じるとは思っていませんでした。
観客に委ねられた、作品がもつ「物語」を想像しながらの1時間。ラストは、涙と大きな拍手と手拍子。
また、どこかでお会いできるでしょうか?

悪夢六号室【東京大阪2都市開催】
ニコルソンズ
駅前劇場(東京都)
2013/09/27 (金) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しくてテンポが良いエンタメ♫
MTV、ベストヒットUSAのビデオクリップに心を躍らせたあの時代へのオマージュか・・・

『東へ西へ』
華のん企画
赤坂区民センター 区民ホール(東京都)
2013/09/27 (金) ~ 2013/09/27 (金)公演終了
くっきり分かれた「風格」と「軽妙」
東西の「風格」と「軽妙」が二つに くっきり分かれた、そんな落語でした。
笑福亭鶴瓶 師匠の「軽妙」は言うまでもないでしょう。
桂 春団治 師匠のピンチヒッターとして観客の前に現れた鶴瓶師匠は、「神妙」な面持ちでした。
「電話もらって、すぐ代わりに出ることができるって、落語の世界くらいですよね」
そして、鶴瓶師匠が「下手ですね」と桂春之輔師匠(落語協会幹事長)の「浄瑠璃」にコメントしたことから始まった、祝宴会の辞任騒動の話を交えたのです。
今回、降板された桂春団治師匠の一門のトップである桂 春之輔師匠に確認の電話を入れた際、上記の件についても話せたそう。
「一度辞める、言ってみたかっただけ、って…」
会場は笑いに包まれました。
春団治 師匠の健康が回復されるのを祈るばかりですが、経緯についても「笑い」を織り込む その「軽妙さ」は やはり鶴瓶師匠です。
本題の「鶴瓶版 かんしゃく」は、師匠(鶴瓶師匠は弟子にあたる)の話す身振り手振りが圧巻だったと思います。
顔を真っ赤にする姿は「血潮」の文字を彷彿させます。
熱湯をかぶってしまった師匠の様子、「オロナミンCどこや!」と慌てふためく「かんしゃく」ぶりは腹の底から笑えるシーン。
一方で、短い爆笑エピソードを連発しながらも、師匠の心の温かさが伝わる人情噺でした。
「落語」という域を越えた、愛弟子の鶴瓶師匠しか演じることのできない噺だったといえます。
中入りを挟んだ後の古今亭志ん輔 師匠「居残り佐平次」も、負けていません。
枕の部分で、「女性が大好きです」と“女好き ”を自任した志ん輔 師匠。
おそらく世間公認のレベルです。
遊郭の世界を語らせて 師匠を上回る噺家は いないでしょう。
場所は吉原より徒歩2時間ほどの品川宿。
遊郭で「居残り」を続ける佐平次という男の物語です。
江戸の臭い、灯り、畳の表面などが、師匠の噺を聴いていると目の前に拡がっていきます。
今回のシチュエーションは 遊郭なので、障子、行燈、畳の密閉された室内だと思います。
夜露の中の「活気ある賑わい」江戸。
巧みな喋りの佐平次を見事に演じ、「居残り」の緊迫感を笑いに変えてしまうマジック。
なんと「絶妙」なのでしょうか。
どこを切り取っても、志ん輔師匠の落語は江戸町民の金太郎飴でした。
そして、終始、漂っていたのは「風格」です。
改めて、桂春団治 師匠の健康が回復されるよう、祈っております。
「春団治」だけに、「治り」も早い はず ですから。

OVER SMILE
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2013/09/26 (木) ~ 2013/09/30 (月)公演終了
満足度★★★★
動員とキャストの惜しさについて考える。
2年前、僕がボクラ団義に出会った作品の再演。
再演?これは再演なのか?
すべてにおいてグレードアップしている。
ここの作品はとにかく伏線とその回収が数多く仕込まれていて、なかなか一度では把握しきれないストーリーも、初演に比べて平易な表現に改められている。(リッチモンドの「能力」について等)
これは実はボクラ団義のアイデンティティに関わる重大な要素。
小劇場の分野でトレンドをリードしながら、動員(パブリシティからマネタイズへ)という数字に本気で向き合っている数少ない団体。ならばひとつの公演でリピーターを期待したくなるところ、今作はPlay Againであり、新規ファン開拓のためにぐっとこらえた勇気を称えるべき。
ただし、初演と変更されたキャストは好き嫌いが分かれると思う。むりやり優劣を語っても劣るということはないと思うが、分かれる…はず。というか僕は初演オリジナルキャストの方が好きなのです。
動員につながる豪華キャストと、既存のファン的な贅沢キャストに乖離が生じはじめている部分の例。
フォンチーのスーちゃんは、表情に「情報」がある。それを手話で伝えるよ、という「意思」が感じられる。足立梨花のスーちゃんは表情のバリエーションが極端に少なくて、感情を伴わない、とにかくこっち向いて話してくれたら何言ってるか大体わかるし、伝わるかどうかは別として手話を見てもらえる、という儚さがあふれるオーバースマイルだった。ように思う。
総合MVP:平山空(ジーナ・ローレン+衣装!)

歌いタイツ!
劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)
あうるすぽっと(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

【満員御礼】偽装結婚式
創像工房 in front of.
シアター風姿花伝(東京都)
2013/09/26 (木) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
新郎の性格設定に問題がある
新郎に好感を感じた観客(身内以外の一般客)は少ないと思う。「愛すべきダメ人間」を狙ったのだろうが、第三者からすると「軽蔑すべきダメ人間」にしか見えない。
と言うような重大な問題点を抱えながらも、公演全体で考えると面白い公演だったと思う。「本格的な喜劇」ではなく「ドタバタ喜劇」ではあるが、まずまず笑いも取れていた。
役者では新婦役の小川さんが良い。演技自体はオーソドックスなもので特に目を引く訳ではないが、立ち居振る舞いが美しい。演技力は練習次第で身に付くが、こういう「立ち居振る舞いの美しさ」というものはなかなか身につけられない。小川さんにはそれを活かせる女優になって欲しい。

MOUSE HUNT 狩の夜
ネオゼネレイター・プロジェクト
「劇」小劇場(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

幹事の器
フライドBALL企画
ワーサルシアター(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
よくまとめた
たくさんの登場人物(若手ながら、なかなか濃い〜人ばかり)一人一人の人生を描き、ひとつのテーマに向かって有機的に繋がっていくさまは、ジグソーパズルの完成を見ているよう。

無休電車【本日大千秋楽☆10/21(月)14時開演、当日券若干枚ございます!!!】
劇団鹿殺し
青山円形劇場(東京都)
2013/09/27 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
心
初めてでした。劇団名からかなり過激な表現集団だと思っていましたが。
すごい暖かいお話の劇団でした。
関西出身なので、出てくる人の関西弁の柔らかさにやられている部分もありました。
ワンシーンが短く、すばらしいテンポで次々空間を肉体と音楽で紡いでいくので、一瞬も飽きずに見れました。

動かない空に向かって、いた。
各駅停車
OFF・OFFシアター(東京都)
2013/09/26 (木) ~ 2013/09/30 (月)公演終了

エル・シュリケンVS悪魔の発明
ABCホールプロデュース公演
ABCホール (大阪府)
2013/09/22 (日) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
日に焼けた
屋外でビデオカメラの前で一群で水を求めてのたうちまわったりしたせいか、
この夏焼かないで済むかと思った日に焼けた(苦笑
群衆のずっと後ろなのに熱演のあまり水を求めて気も狂わんばかりになった気になって、
地面に何度も膝をついて膝が真っ黒になった。
膝の見えるハーフパンツを履いて行って良かったと心から思った。
史上最低の映画だったが、自分も出演しているため、
至上最愛の映画となった。
自分が死んだとしても「東京物語」を墓に入れることはないだろうが、
この映画のDVDが出たらぜひ購入して墓に入れたいと思った。
酷い映画だと思ったが、
これが仮にトムクルーズが名台詞を言った後に
自分たちがのたうちまわっている映像が出たら
自分たちがこの映画を台無しにしていると苛まれたことだろう。
主演が覆面で棒読みのお蔭で、
自分たちの名演技がこの作品に花を添えたような錯覚に無事陥る事が出来た(笑
後藤ひろひとは天才のようであるけれど、
大阪の人間は他の町の人間のように彼のことをそのような冷たい名詞で呼ぶ必要もなく、
只の気の良い阿呆であることが良く分かっているのではないかと思った(笑
山形で生まれた彼が大阪に向けて下手な字で書いた恋文であるように自分には思われた♨

WATERS
実験劇場企画公演
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2013/09/26 (木) ~ 2013/09/28 (土)公演終了
満足度★★★★
嫌いな要素いっぱいなんだけど、
でも、面白かったな。
開演ぎりぎりに入ったんだけど、舞台上には歩きまわる人々が。
「まず君たちは歩行の訓練からだな」僕のなかの皮肉屋が言った。
そして、僕のなかの心配屋がこうも言った。
「失敗したかな、また眠たいの我慢するのやだなあ」
でも意外にも(ゴメン)、眠くなることもなく。最後まで興味深く拝見しました。
物語的には、あんまり理解してないと思うけど。
音がすごくいい。音楽も良かったし、歌もよかった。
ミュージカルって面白いと思ったことほとんどないけど、今日のはよかったな。下手に感情的になることもなく、上手く見せようとしている感じでもなく。芝居のなかの歌ってのは、演技と同様パフォーマンスじゃないからね。今日のは、なんか、よかったです。歌の内容はね、歌が終わるのと同時に忘れたけど。歌詞はもうちょっとわかりやすく、かつ印象的にすべきかもね。