
冒した者
葛河思潮社
吉祥寺シアター(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/10/13 (日)公演終了
満足度★★★★
三好十郎の最後の到達点
三好十郎という劇作家は、今ではあまり記憶されることのない
作家のように思えますが、その心血を注いだ、裏表のない
言葉の数々は、何十年経っても変わることなく人を打つ威力が
あると思います。長塚氏は、その圧倒的事実を、巧みに観せて
くれました。心から感謝します。

6人の悩める観客
壱劇屋
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

愛のおわり
青年団国際演劇交流プロジェクト
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
必見!
前半の演出家が兵藤に振り付けた動き以外は素晴らしい。
こんなに素晴らしい作演出家が来日しているのにあまり知られていない気がする。
前半違和感を覚えたが、それもやがて解消される仕組みだった。
とにかく必見!
兵藤さんの早口、素晴らしい。

レオンゴンゲキレンメズの万博
日本演劇連盟
アトリエファンファーレ東池袋(東京都)
2013/10/12 (土) ~ 2013/10/13 (日)公演終了
満足度★★★★
表層芸
ヒーロー特撮系、サラリーマン系、ホームドラマ系、瞬間芸系など、コントテイストの作品群と米映画のパロディーなどからなる笑劇集。

6人の悩める観客
壱劇屋
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
観客と演者の境界
壱劇屋さんの再演もの。
3stを拝見しましたが、お客さんとの相性も良く盛り上がった公演だったのではないかと感じました。
実は2stを観た人と話をしたのですが、そちらは同じネタでも今一つの盛り上がりだったそう・・・これも含めて「観客としての要件」「演劇に携わる者としての心構え」を問いかけられている‐というのは大げさかもしれませんが。
一度でも小劇場演劇を観たことのある人と初めての人とでは感じ方に少し温度差があるかもしれません。

チムニースイープ・ラララ
彗星マジック
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
もやけ
初めての本公演(?)観劇でした。
少し長めの上演時間でしたが、あまり気にならず観ることができました。
男性も女性も魅力的な俳優さんばかりで、舞台上にたかれたスモークがまるでみなさんの熱気のあらわれのようでした。
チラシから受ける印象そのままに、
いい意味で裏切られることなく観られると思います。
ビビビッときた直観を信じてみてもいいかもしれません。

ジャンキー・ジャンク・ヌードット
good morning N°5
駅前劇場(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/09/25 (水)公演終了
満足度★★★★★
ブレないカッコ良さ
レオさんには毎回腹筋が崩壊するほど笑わせて貰ってますが、今回は客演・ワンダフルズの佐藤さんを想像以上にイケメン扱いしつつ弄り倒す演出家に爆笑しました。戦国鍋やるひま系の舞台からさと兄さと兄言ってるファンの人はちょっとショックだったかも?gmn゜5を初めて観た5年前から一貫してブレないカッコ良さ。豪華絢爛なお下劣花魁ショーって感じなんですが(笑)あの舞台をミュージカル・ロディで共演した小林星蘭ちゃんも観ていて、いつか出たいと言ったそうなww。すばらしい!!

TRUE WEST~本物の西部~
梅田芸術劇場
世田谷パブリックシアター(東京都)
2013/09/29 (日) ~ 2013/10/13 (日)公演終了
満足度★★
わかるようなわからないような…
何となく、途中までは作者の意図をわかったつもりで観ていたのですが、ラストになって、自分が理解しているのか、自信がなくなりました。
内野さんが、役作りでわざとそういう喋り方をされているのだろうとは、納得しますが、如何せん、3階席だと、ほとんど台詞の言葉を聞き取れず、手探り状態の観劇でしたから、尚のこと。
演出は、外国の方なんでしょうか?そうだとしたら、日本語の台詞が、どう客席に聞こえるのか、ご理解できないかもしれないので、仕方ないのかもしれませんが、これはあくまでも、台詞劇なので、もっと台詞を届ける工夫をして頂きたかったと思います。
音尾さんと菅原さんの演技は、愉快でした。

Show the BLACK
大川興業
ザ・スズナリ(東京都)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
笑いに包んだ毒薬
暗闇の演劇ということで、天井桟敷の『盲人書簡』のような、劇構造を解体したり、見るという行為そのものを相対化するような実験演劇かと思ったが、そういうものではなかった。だが、その方法は充分に実験的。
大川工業ということで、はっちゃけたものを想像していたが、
芝居自体は正攻法の芝居。
笑いの要素は当然多いが、おふざけで笑わせているというのとは違う。
計算された脚本と演技力で笑わせている。
しかも、その笑いのオブラートの中には、社会風刺の毒薬が仕込まれている。見事。
そのような芝居を暗闇でやるとどうなるか、、、
単に普通の芝居を暗闇でやりましたという訳でもない。
そこには暗闇でやることの意味はきちんと考えられている。

伯爵のおるすばん
Mrs.fictions
サンモールスタジオ(東京都)
2013/10/07 (月) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
愛と生を讃歌しなくちゃな
小泉さんに招待状は出しただろうか?小泉さんは観に来ただろうか?彼女が観たら号泣したんじゃないだろか?小泉さんの歌ををこんなに感動的に聞いたことはかつてない。(ちなみに私はそれほど小泉さんのファンではない。)この歌を初めてて聞いたわけではないので脚本あってこそはもちろんのこと。ひとつひとつの言葉が良かった。ただし、前半の暗転の多用は私には耐えがたかったな。

十二夜【12月27日DVD発売!!】
ワタナベエンターテインメント
紀伊國屋ホール(東京都)
2013/10/04 (金) ~ 2013/10/13 (日)公演終了
満足度★★★★
喜劇が似合う
十二夜って、クリスマスから12日間続く祭りだと思うんですが、セットや提灯が和風で、なんとなく夏祭りから12日間みたいな雰囲気でした。
Dステには、こういう喜劇系やスポーツ部活青春モノの方が似合う気がします。
ぎゅっと2時間休憩なしにまとめた十二夜は、コンパクトで面白かったです。
なんといっても、ずーっと生演奏している演奏がとても素敵でございました!
チケットもぎり入り口付近の生演奏にうっとりしてずーっと聴いてたら、舞台裏劇場が始まってました。
アップ&メイクシーンの裏舞台が観られるのも、祭りな感じで面白かったです。

『「ブラックジャックによろしく」に、よろしく。』
Infinite
シアターサンモール(東京都)
2013/09/11 (水) ~ 2013/09/16 (月)公演終了
満足度★★★
おのけんワールド
「作・演出 小野健太郎」っていう記載や響きが、なんだかスタジオライフっぽくなくて、違うステージに行っちゃったような気もして、もやもやしてたんですが、舞台を観て、やっぱりおのけんらしさ、おのけんワールドがそこにあって、なんだか理由なく安心してしまいました。
スタジオライフの本公演では、もう相当お会いしていませんけれど、スタジオライフにいてもらいたいというのは、単にファンのワガママです。(本当は出て欲しいけど、今のライフの上演作品では、おのけんの使いどころが難しそう。)
ご活躍が本当に嬉しい。
しかも今回はスタジオライフの曽世さんと大沼さんと荒木さんと一緒に小野さんが観られるという幸せ!
その時点から既に私の満足度はかなり高いので、私の評価は甘くて高いと思われる。
あの脚本の主役は、「おのけん」だと思いました。
そう思うと、すっきり腑に落ちるし、納得出来る。
…ってことは、おのけんを知らない人には、分かりにくい人物像なんじゃないかと思うのです。
テンション定まらないし、意見があるのかないのか、ハッキリしないでもやっとするし、熱いのか熱くないのかわからない不思議さ。
コミュニケーション。
かも。
この舞台の根幹。
と、ざっくり思いました。
それはどっちも。
舞台上の役柄も、役者たちも。
スタジオライフのメンバーにはすっごく当て書きっぽくも、似合うし、舞台上必要な役でありました。
それは、おのけんが仲間を知りうるから作り出せたポジションでもあるんだろうなと。
(曽世さんの嫌味で権力やお金に汚いステレオタイプなお医者さんとか超似合うし、大沼さんの大学病院の制度に疑問を持つワイルドなお医者さんは超かっこいいし、荒木さんの軽い研修医なんか、ハマっていて、舞台上が華やかで楽しかったです。)
話の筋はともかくとして、舞台はお父さんの大堀さん(&曽世さん)が、引っ張ってる感じで。出番も多いし、たくさん和ませて下さいました。
お父さんと娘、お父さんと息子の絆、関わりはすっごくあるのに、兄妹の関係が希薄すぎるのは気になるところですが。
モンスターママも、居そうで、強烈に素敵でした。
ナースも素敵だったけど、及川奈央さんの使いどころが、ちょっともったいない感じ。
山崎真美さんは大活躍。なんだか戦隊系なメンバーに、ちょっとうきうきしたのは内緒。
照明の切り替えで、現在と過去を行ったり来たりするのが、Jr.5祭の作品的で、懐かしくも、おのけんの好みを感じました。
個人的には、おのけんの突っ込みや間が好きなので、あの始終笑える脚本は好きです。マニアック過ぎて、わからないネタも多かったけど。(楽天好きにはオッケー。)
初日は手探り感たっぷりでしたが、千秋楽までにはだいぶ隙間が埋まった気がします。

ラストトレインに手を振って
劇団レトロノート
テアトルBONBON(東京都)
2013/10/09 (水) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
観終わった後の爽快感(^O^)‼
それぞれの役のどの言い分も、「わかる、わかる!」と共感できるところが多々あり、それぞれの役が本当に大好きになりました。話の流れや持っていき方もすごくすきでした。
役者さんは若い人からベテランの方まで、ひとりひとり、場の空気を変えていける演技力があって、およそ2時間の上演時間は観る側として、集中力が全く切れずに観れて本当に楽しかったです。
素晴らしい舞台が観れて本当に良かったです!!

BEAT POPS
Studio Life(劇団スタジオライフ)
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2013/09/12 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
体が痛くても観たい舞台
ウエストエンドにぎゅうぎゅうに詰め込まれて観た舞台。
いやあ、本当にしんどかった!狭かった!身体固まって、痛かった…。(涙)
それでも、観たい!と思ったし、最後まで楽しんだに素敵な舞台でした。
私たちの未来は、たぶん、明るく前途洋々とは言い切れず。
これからまたどんどん生きにくい時代になっていくんだろうなと思うとさ、未来に対して手放しで喜べる状況ではなく。
そりゃあもう「影」ばかりの世界をも知っているポーや老ポー、45歳のレイコは、そんなにきらきら出来る状況ではないけれど。
それでもそれでも、若者たちも大人たちもこれからを生きていかなきゃいけない。この世の中で。
だから、「頑張れっ!!」なのだろうと思うし、そのメッセージは皆の心に響くのだと思います。
素敵な舞台だったー。大好きだー。
「BEAT POPS」またやって頂きたい!よろしくお願いします!!

Clash Point
劇団スクランブル
シアター711(東京都)
2013/10/09 (水) ~ 2013/10/13 (日)公演終了
満足度★★★★
めでたし、めでたし!
満席の期待に応えるべく見事な会話、軽妙で面白かったです。
四神(シガミ)役竹内もみさん、配布された紹介文には愛嬌がなく怖いと記されてましたが、芝居は上手でした印象的です。
いろいろ入り乱れてましたが、最後は何となく爽やか気分になれました。

奇々怪々
カートエンターテイメント
六行会ホール(東京都)
2013/10/09 (水) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

チムニースイープ・ラララ
彗星マジック
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
2度目
彗星マジックは確かアインシュタインの話に続いて2回目。
安心して見られる丁寧な作り方をされる劇団。ただ安定してちょっとわかりやすすぎかな。もう少しひねりがほしい気もします。
ちょっと長かったです。應典院のパイプ椅子でお尻が痛かったです。

6人の悩める観客
壱劇屋
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2013/10/11 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

2番目の女たち。
崖っぷちウォリアーズ
劇場HOPE(東京都)
2013/10/08 (火) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
サイコサスペンス!
展開かわり見事!楽しめました。
吉郎役主宰の須加尾由二の熱演印象的!終演後の出口の見送りに芝居への真摯さ伺え,好感持てました!
フサエ(大見遥)を除く肉食女性四人の演技もリアルで地でないことを願う・・(笑)
木島、遠藤の先輩・後輩関係も良かった。打算的な女たちに遠藤怒りの台詞は気持ちがいい!
徹平は女にだらしないダメ男感じでてました。
ダメ女たちと対極をなすフサエの感情表現難しかったと思いますが、上手く演じていたと思います。

熱帯男子 2
オデッセー
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2013/10/12 (土) ~ 2013/10/20 (日)公演終了
満足度★★★★
前作に負けない純愛・郷土愛
物語とトロピカルな衣装は前作同様エクセレント。
前作の高評価の重要ポイントのひとつが歌唱力でしたが、今回は遺憾な点が多かったです。