
RUKADEN Produce R3
榴華殿(RUKADEN)
タイニイアリス(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
小品なれど
第一話「跫」は人間の思惑が絡むホラータッチ系の作品で、第二話「不完全犯罪」は第一話と関連しながらも、誤解や勘違いの連続の上に展開してゆくシリアスですがシチュエーションコメディ色の濃い作品です。どちらも短編で作風は対照的ですが、役者さんの演技力の高さが伺えるまたそれを引き出すような巧みな演出が際立っていた舞台でした。

『「ブラックジャックによろしく」に、よろしく。』
Infinite
シアターサンモール(東京都)
2013/09/11 (水) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

真夏の夜の夢
ヤスミン
劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)
2013/08/31 (土) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★
コテコテな夏夜
一幕物というのを忘れさせるくらい、これでもかと強烈な個性の
悩める人間達が下から上へは流れる様はメリーゴーランドのようでした。
また、観ている側としてもあれだけ楽しそうに演じられてしまうと、
思わず頬も緩みました。
夏休み最後の締めに笑えるお芝居を観に行く、という分かり易い
楽しみ方の好例とは当にこれだなあと感じ入りました。
加えて、古典食わず嫌いにもオススメでした。

SEA HORSE ADVENTURE(シーホースアドベンチャー)
マグズサムズ
南大塚ホール(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/09/22 (日)公演終了
満足度★★★
前作と比べると・・・・
面白かったんですが、前作チェンジ・ザ・ワールドと比べるとなぜか印象が薄い。
理由は、脚本なのか、舞台セットが抽象的だからか、舞台がおおきくなったからか、良く解らない。ひとつ気になったことは同じギャグ繰り返し過ぎるのは戴けない。

RUKADEN Produce R3
榴華殿(RUKADEN)
タイニイアリス(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★
2通り
シリアス・バージョンがあってこその第2部。たった3人の役者によるシンプルなステージだったが、濃い〜キャラが激突。旦那役の金世一の多才振りを堪能。

遭難、
夢民の丘
吹田市文化会館 メイシアター・小ホール(大阪府)
2013/08/27 (火) ~ 2013/08/27 (火)公演終了
満足度★★★★
本もさることながら
内容も素晴らしかったです。
非常に若い演者のみだったにも関わらず、大胆に演じられている様は
観ていてとても惹き込まれました。配役も納得でした。
幅も余裕のある劇場でしたが、存分にそれを活かす様動きもあり、
時間が過ぎるのも早かったです。

うんぷてんぷ
株式会社ニッシー・プラス
横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県)
2013/09/19 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★
輪廻の狭間で
神様というより、輪廻の狭間で七転八倒し苦悩する存在だったかなあ。面白いステージセットで、精神性も高かった。会場の音響が演劇向きではなかったような気がします。

SEA HORSE ADVENTURE(シーホースアドベンチャー)
マグズサムズ
南大塚ホール(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/09/22 (日)公演終了
満足度★★★
全体に滑ってませんでした?
主人公に求心力がなくて。
やる気のない人が主人公ってのが、失敗だったのでは。いっそのこと研究所の所長を主人公にすればよかったのに。無責任ーん。

みんな我が子
Artist Company響人
テアトルBONBON(東京都)
2013/09/21 (土) ~ 2013/09/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
凄過ぎる!
まるで自分がその場にいたような気になって観ていました。
何しろ、役者さんが素晴らしい。特に広瀬さん、末次さんは凄いの一言です。
アーサー・ミラーが注目されはじめた戯曲だということが頷ける内容の濃い話であった。(次作セールスマンの死で大ブレイク)
舞台セット、衣装も本格的で当時の雰囲気とても良く醸し出し、期待以上の素晴らしい人間ドラマに感激しました!劇団名どおりの観客にひびく芝居でした。
翻訳劇に興味ある人は必見です。

SEA HORSE ADVENTURE(シーホースアドベンチャー)
マグズサムズ
南大塚ホール(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/09/22 (日)公演終了
満足度★★★
見て来ました
前回の公演「チェンジ・ザ・ワールド」でエネルギッシュな鈴木邦夫を演じた笠野哲平さんが今回も主役を演じてます。
笠野哲平さん演じる梶原邦夫さんは、目が死んでいる人の良い気弱なサラリーマン役を熱演しているのがすごく印象に残りました。
ツッコミたい場面は多々ありましたが・・・笑えました。

『泡』(再演)
劇団 東京フェスティバル
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2013/09/18 (水) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★
観ました
思ったよりゆるい感じでしたけど面白かったです。天宮良かっこよかった、あのドリンクの飲みっぷりがよい。

ま・ん・だ・ら
劇団肋骨蜜柑同好会
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/09/19 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

うんぷてんぷ
株式会社ニッシー・プラス
横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県)
2013/09/19 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
オープニングの素晴らしさ!
とにかく、いちいちお洒落でカッコいい。
選曲もいい!
まず、オープニングの演出にやられました。
当たり前の舞台演劇ばかり観てきた私にはとても新鮮でした。
いきなり始まるのではない、とてつもなくワクワクさせる感じがたまらなかったです。
場面の多い芝居でしたが、転換もとても上手くできていて感心しました。
この演出家注目です!

ま・ん・だ・ら
劇団肋骨蜜柑同好会
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/09/19 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
これは凄い。。。
作り手の術中にまんまとハマってしまった‥。文字通り”手玉にとられた”感じ。
学生時代に読んだ、夢◯久作の『ド◯ラ・マグラ』を読み終えた時に受けた衝撃と近いものを感じた。
敢えて長尺な上演時間(130分)にしているのもなるほど納得。

SEA HORSE ADVENTURE(シーホースアドベンチャー)
マグズサムズ
南大塚ホール(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/09/22 (日)公演終了
満足度★★★
面白かったけど・・
私には合いませんでした。人の人生(記憶)を、ゲーム感覚で遊んでいるように感じました。特にラストのドンデン返し(?)は、お金の為なら何でもありなのか?と気分が悪くなりました。笑える要素も沢山あって、面白いと感じる部分もありましたが・・。主人公の役者さんは、汗を飛び散らしながら熱演していて、人の良い気弱なサラリーマンの味を好演していたのが印象的でした。

Woyzeck/W (ヴォイツェク ダブル)
冨士山アネット
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/09/13 (金) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
満足度★★★
不気味な芝居だった70分
ダンスを原作とし、不気味な内容を演劇で表現することは、かなり難しかったでしょうか。映像とか、光を使った演出は不気味だったし、ポップ風なダンスは、エンタメ感たっぷりな表現だった、70分でした。

SEA HORSE ADVENTURE(シーホースアドベンチャー)
マグズサムズ
南大塚ホール(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/09/22 (日)公演終了
タイトルそのものの物語ですが、なにか心に残るような
記憶の扱い方など物語の設定やネタの鮮度に難がないわけではありませんが、エンターテイメントとしてみれば登場人物設定はよくできていてそれをきちんと活かす台本、演出になっていましたし、役者の方々の熱演も十分伝わってきました。
登場人物造形の点ではTEAM 発砲・B・ZINを、くどさの点では昔の劇団☆新感線を、さりげなくメッセージを伝えようとする点では演劇集団キャラメルボックスを彷彿とさせてくれるとても楽しい作品だったと思います。

アンド ヒア アイム スティル アライブ
メガロザ
OFF OFFシアター(東京都)
2013/09/18 (水) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★
これは
メガロザの舞台は初めて観ました。観終わって、最初の感想は「自由だ」。始まって、苦笑いが続き、まさかこんな感じで最後までいくの?って、思ったらそのとおりで驚きました。あの空気の中でずっと続けるのは凄いです。音楽はいいです。振り付けもセンスがいい。
台詞は、ただただ苦笑い。じゅあ、つまらないのかと言われれば、全体としては、面白いです。若手ばかりの役者の演技も良かった。
オムニバスだったので、やや欲求不満が残りました。長い話も観てみたいです。

あいおと
群青アパートメント
北池袋 新生館シアター(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/09/22 (日)公演終了

花と魚(第17回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)
十七戦地
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/09/12 (木) ~ 2013/09/17 (火)公演終了
満足度★★★
面白かった!
『獣のための倫理学』に続き2本目
いろいろな要素を持った話はとても面白かったです。個人的な好みかもしれませんが深刻に重たく演じ過ぎる事で逆にリアル感が薄れてしまって、緊張、恐怖が伝わって来なかった気がして。遠ーくの方で起こっている絵空事になりすぎてしまったのがちょっと残念でした。方言に関しては聞き取れない言葉があるものの全く気にならず。漁村の閉塞感を際立たせるのと、言葉を聞き取ろうと集中するのにも一役買って、とても良い効果だったんじゃないかと思いました。
今後への期待も込めてちょっと辛めの星3つ。