最新の観てきた!クチコミ一覧

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この世の楽園

この世の楽園

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/10/23 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

いい芝居だ
話は若干「拍子抜け」感はあるのだが、逆にそれがいいようにも思える。
タイトルが秀逸。内容をこれだけはっきり伝えるタイトルはないのではないか。
もしこのタイトルが違っていたら、たぶんここまで面白いとは感じなかった。

芝居もよかった。間の取り方がとても大人。

ひげの旦那が非常にいい味出している。ああいう生き方もありかなあ。
とはいえ、皆さん役の人柄が染み出ていて、ほんといい演技だった。

ネタバレBOX

携帯が分解したり、ハイヒールのバンドが切れたりしたのはアクシデント???(29日マチネ)

にやっとするシーンが多くて困るぐらい。
若い人には理解し辛い内容かもしれない。
女王蜂

女王蜂

立教大学演劇研究会

立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)

2013/10/29 (火) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

登場人物20人
20人というのはかなり多いので、よほど集中していないと人間関係などが分からなくなる(20人に自己紹介されて、すぐに顔と名前を覚えられる人は少ないと思う)。パンフレットに登場人物の一覧は掲載されていたが、少し詳しめのあらすじも掲載しておくと良かったと思う。
そういうわけで私は途中で話が分からなくなったのだが、話が分からないなりに意外と楽しめた。
これから見る人は開演前にパンフレットを熟読しておくことをお勧めします。

かぞくや

かぞくや

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2013/10/22 (火) ~ 2013/10/31 (木)公演終了

満足度★★★★

これぞだるま座!
ホームグラウンドでだるま座の原点となる作品の再演。多少古めかしく、ちょっと強引な展開であるけど、これぞだるま座、と納得できる芝居でした。前回観た作品に不安を覚えたものの、これで一安心。

ウォルター・ミティにさよなら2013

ウォルター・ミティにさよなら2013

TUFF STUFF

相鉄本多劇場(神奈川県)

2013/10/27 (日) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

満足度★★

擬音語がクドイ・・・
若い女性対象のスラップスティックだったかな。
私は旨いことストーリーに乗っかれなかったが、場内は終始暖かいムードに満ちてました。

青春ガチャン

青春ガチャン

My little Shine

高田馬場ラビネスト(東京都)

2013/10/25 (金) ~ 2013/10/30 (水)公演終了

満足度★★★★

生きること。死ぬこと。
観てきた方のコメントを参考に一番前!とも思ったんだけど、目線の高さがちょうど良かったので2列目へ。とても観やすかったです。どこにでもあるような身近な題材のストーリーだと思いました。故に色々と考えさせられましたし、過去とか色々思い出しました。

ネタバレBOX

ストーリーが凄くよかったです。こういう事って人生生きていればある訳で、あまりにも突然すぎる別れはすぐになんてもちろん受け入れられないけど、生きている人間は生きていかないといけないし。でも頭でわかってても行動に移すのって難しいんですよね。考えないようにしようって思う時点で考えてる訳で。実際死んだら感情があるのかどうかわからないけど、思考できるとすればやっぱり主人公みたいになかなか受け入れられないんじゃないのかなと。どうすればいいのかわからないけど何か、何かしたいっていう熱い思いが伝わってきました。主人公の神田友博さん初めて拝見させて頂きましたが良かったです。ラストのイルカのくだりで、もいっかい泣きました。
女の子の衣装がとても可愛かった!普段の服もだけどウエイトレス姿とかも。凄く自分好みでした。
ブス子は、可愛いのにブス子ってあだ名の女の子の役なのか、ブスの役なのに可愛い子が演じているのか、どっちなんだろうとかくだらない事がとても気になりました。すみません。いや、可愛かったからなぜブス子というあだ名がつくんだろうと不思議だったので。
出演者10人のうち5人がダブルキャスト・・・悩んで悩んで観てきた方のコメント参考に★チームを観賞。なぜこんなに大人数をダブルキャストにしたのだろう?ダブルキャストの方のうち、良いなと思った人ももちろんいたのだけど、感情が伝わってこなくて全然感情移入できないと思った人もいたので、もう一つのチームを観たほうが良かったのかなとか、少し思ってしまいました。ごめんなさい。でも良いと思った方のキャラがもう一つのチームでも良いかどうか観てみないとわからないし。まあこんなにキャストが違ければ、劇自体の雰囲気なども違ってくるだろうからもう一つも観てみたいとは思ったけど、どうしても優劣をつけてしまうと思うので優柔不断な私には選択肢が少ない方がありがたいと思いました。
nora(s)

nora(s)

shelf

アトリエ春風舎(東京都)

2013/10/25 (金) ~ 2013/10/31 (木)公演終了

満足度★★★

見事空間
舞台セットはなく、暗くシンプルな照明の中で、5人の役者さん達による60分に凝縮されたノラの世界。美しく、見事な空間でしたね。難しい理屈は正直よくわかりませんが。

【千秋楽当日券ございます】値札のない戦争

【千秋楽当日券ございます】値札のない戦争

劇団印象-indian elephant-

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/10/24 (木) ~ 2013/10/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

見応えありました
お芝居が終わってから、タイトルのつけ方がうまいなぁ、と感じました。日韓関係を半島側からこういう風に見えるんだ、という驚きが新鮮でした。それも、納得できる驚きで、理解が進めばもっといい関係になるんじゃないかと感じました。

エゴ・サーチ

エゴ・サーチ

虚構の劇団

HEP HALL(大阪府)

2013/10/24 (木) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

再演
鴻上さん特有の「伝わらなかった想い」のあふれた良い芝居でした。
前回劇団員だった3人の方がいなかったのが残念。

ネタバレBOX

やはりカメラマンの方が一番せつないですね
自分にはそういう想いはありませんが、あれは残酷だとおもいました
並行戯曲

並行戯曲

私見感

ウイングフィールド(大阪府)

2013/10/25 (金) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

懐古
どのような劇に仕上がっているのか、楽しみにして観てきました。

色々と思うところはありましたが、よかったです。

この劇をみていると、なぜか昔の自分を思い出しました。
弄り回して無駄に考えて、
ありもしない現実を追いかけて。
もうういいやと諦めたつもりになった僕。
ちょいとそんなこと。
どこまでも、可能性を考えて、
どこかにあるはずの仮を探し求めて。

うん、誰もが通るであろう青春の道。
別の言い方をするならば、

[中二病]。


と、まあそんな感想。

また、この劇の売りのような言葉遊びは良かったですね。
日常での空耳や意味的チップなどあるのがいい
割と、ラッパー的なノリの弾け方もよかったように思います。

で、話についてですが。
観客側からでは、よう整理しきれん気がしました。
一度観るだけでは、結構厳しい。
辻褄を観客が理解するには。。。
台本くださいw
(まあ、大体は分かりますが。細かな伏線拾っての理解はできてない気がする)。

ここ半年で観た中(6本。プロ・アマ問わず)では、2番目によかったです。
また、公演があるようでしたら観にいきたいですね。



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『うれしい悲鳴』/『太陽とサヨナラ』(終演しました! ご来場ありがとうございました!)

『うれしい悲鳴』/『太陽とサヨナラ』(終演しました! ご来場ありがとうございました!)

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2013/10/23 (水) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★

【うれしい悲鳴】
時代への批評性が素晴らしい。

今の日本で問題になっていることを物語に描きこんだ、
このまま行ったらこんな社会になるかも、、、 近未来SF。

ネタバレBOX

思想的な意味の広がりのある台詞が特徴的な舞台だと思った。

内容については、多くの方が細かく書いているので、個人的に印象に残ったシーンを1つだけ書く。

アンカという法律により、「泳ぐ魚」という公務員集団は、決定された法案を絶対的に強行しなければならない。
植物人間の臓器を移植して、救命に役立てなければならないというアンカが決定する。
そこで、植物人間の人は、脳死などではなくても、命を奪われることになる。
その際、時の天皇も植物人間だったのだが、天皇は例外措置として不問に付されてしまう。アンカという法律は誰に対しても平等に絶対的に行使されるということを信条に暴力的な行為も正当化して自分を保ってきた「泳ぐ魚」のメンバーの一人は、それは断じて認めることはできないという。それを認めてしまったら、自分の行使してきたことが、正義ではなく、暴力の片棒でしかないとなってしまうからだ。そこで揺れる。
また、メンバーであり主人公のマキノ久太郎は、好きになった女の母が植物人間であり、母を殺すなら私を先に殺してとマキノに迫る。アンカは絶対である。そこで揺れる。
結局、アンカは天皇を例外として、それ以外には絶対的に行使される。

ここに集団の正義とその暴力性の問題が提起されていてとても興味深かった。

他にも、頭で考えると素晴らしいと思える部分がたくさんあるのだが、
芝居としてはあまり惹きこまれなかった。
しんゆりシアター 十二夜~お好きなように~

しんゆりシアター 十二夜~お好きなように~

川崎市アートセンター

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2013/10/26 (土) ~ 2013/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★

豊かな時間
シェイクスピア作品の中でも十二夜は見やすい作品とは思いますが、それでも古典作品ですし、細かな表情や演技の詰めセリフの発声や抑揚がモノを言います。小さい劇場ならなおさらです。よく訓練された役者の演じるシェイクスピアの「十二夜」を、小ぶりなれど綺麗な劇場のパイプ椅子では無い固定の椅子でゆったり見る。豊かな時間でした。

東京の劇場は汚くて椅子も長時間座ると腰が痛くなるような場所も少なくないのですが、ちょっと東京を出ると小さいながらも良い劇場がいくつもあります。こういう地域型の演劇・芸術活動がもっと活発になればと思います。

残跡 / ユダヤ人種の妻

残跡 / ユダヤ人種の妻

山縣美礼

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/10/24 (木) ~ 2013/10/28 (月)公演終了

満足度★★★★

通して観て
非常に印象深い演目でした。演出のレベルの高さ、演者の身体能力・演技力の高さが相まって、身体表現とストーリーと感情描写が上手く融合した作品にしあがっていたと思います。ユダヤ人種の妻は、若干演者さんの表情が薄いなと感じた面はありましたが、むしろ身体表現で感情を表すための演出なのではないかと最終的には納得しました。

三人姉妹

三人姉妹

華のん企画

あうるすぽっと(東京都)

2013/10/24 (木) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★

よかった
 自由になれない時代の、因習にとらわれた片田舎。都会での生活を忘れなれない姉妹。そんな哀しみと、そんな中でも喜びと、という爆発しそうで、爆発させない危うさというものが垣間見えてよかったです。

nora(s)

nora(s)

shelf

アトリエ春風舎(東京都)

2013/10/25 (金) ~ 2013/10/31 (木)公演終了

満足度★★★★★

犀の如く独り歩む
 演出家、矢野氏のイマージュとしては、原作を一旦、分解してfragmentsにした上で、現在・ここに絡めて本質だけを再構成するという手法だ。それだけに緊迫感もあり、説得力もある。

ネタバレBOX

 韓国から来ている女優のハングルで開始された科白は、日本の女優の翻訳兼日本語に拠る掛け合いで重ね合わされ、初めて聞く、美しく身体化された言語の響き合いとして立ち現れる。ここでいう身体化された言語とは、肉体に言霊が、憑依することではない。寧ろ、溜めを作った上で、肉体そのものでも言語そのものでもない新たな次元に属する表現として、立ち現れた関係性を獲得した“実体”だ。
 実に、微妙で純粋な、謂わば太初の光だけで編まれた詩的実存とでも言ったらいいだろうか。こんな表現ができるのは、演出家が、既成の衣(習慣・風習・既存価値・概念等)を脱ぎ捨てることのできる役者だけを選んでいることと大いに関係がある。
 それは、冒頭述べた通り、古典を含め、評価の定まった作品を今、上演するに当たって、脚本家・演出家が先ず最初に考えるべき問題であろう。評価の定まった作品というものは、決して固定化されているということではない。常に新たな発見があるということである。つまり、その作品と出会う者にとって常に格闘の対象として立ち上がってくる“実体”なのである。そのような“実体”を演劇という媒体で表現する時、採り得べき形の一つが、それも有力な形の一つが、今回のような形であることを評者は信じる。なぜならば、この表現に斬新さが在るからである。この斬新さこそ、この作品創造に当たって、作る側の皆が、原型と格闘した証であるのだから。
 結果、今作は、現在、我々が此処で生き、暮らしている日常性そのものに対する鋭い問い掛けとして立ち上がって来た。多くの者が、現在、ここで、仮死或いは居眠り半分の意識しか持っていないように見える。政府、マスコミの情報操作を見抜けないことによる洗脳を意識することもない、体たらくである。謂わば、訓致されることに馴らされ、家畜として生かされていることに対する問題意識を失くせば失くすほどこの問題提起は、遠く見える。然し、眠りに就いた者も、ヴィヴィッドに生きていたいなら、目覚めなければならない。そして目覚める以上、よりよく生きたいではないか? その時、我々自身の価値基準・判断基準の根底を何処に置くのか? 
 ノラは、所謂、近代的自我が、社会の中で個人をアイデンティファイする際、目指すべき出発点を示した。そして、今作は、イプセンを借りて、再度、その切実な問いを発している。その問いに応えるのは我々自身の責務である。演劇という媒体であるから評者のいうような直接話法ではない。解釈は自由である。ただ、観る側も精神を裸にして相対すべき作品であることは確かだろう。
上田ダイゴ×中神謙一の 面白くてためにならないトークライブ03

上田ダイゴ×中神謙一の 面白くてためにならないトークライブ03

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2013/10/22 (火) ~ 2013/10/22 (火)公演終了

満足度★★★★

ダイちゃん ガミケンちゃん
お客様よりお題でフリートーク 台風が近づく中、多くのお客さんが来てましたね、
 何て呼ばれる?
 ダイちゃん ガミちゃん? 
 あまり呼ばれない 友達少ない 
 ガミケンちゃん なんか小っちゃいのが・・・・
 ダイちゃんカミカミ 大笑いでし。

 トークライブは、人が変われば、違う味わいです。 面白いです。
 坂口ゆいさんや辻野加奈恵さんとも話が出来て楽しい時間でしたわ。

次回
 11/26はLOCKUP TALKの第二弾!サリngROCKさん
 2014年1月 中神謙一さんの予定です。

 楽しみ!!

とある家族の輪舞曲

とある家族の輪舞曲

劇団ジャムジャムプレイヤーズ

アドリブ小劇場(東京都)

2013/10/24 (木) ~ 2013/10/27 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっと・・・
いろいろと詰め込みすぎというか、欲張りすぎ。美味しいものは一品だけで、十分だと。全体にフラットで、盛り上がりがなかった。

アマテラス

アマテラス

博多座

博多座(福岡県)

2013/09/05 (木) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★

目にも耳にも贅沢な音楽舞踊劇
鼓童による太鼓を中心にしたパフォーマンスをベースに、板東玉三郎の舞、愛恩羽麗のダンスをうまく配し融合させて、目にも耳にも贅沢な楽しみを与えてくれるセリフなしの音楽舞踊劇だ。

詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。

【千秋楽当日券ございます】値札のない戦争

【千秋楽当日券ございます】値札のない戦争

劇団印象-indian elephant-

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/10/24 (木) ~ 2013/10/28 (月)公演終了

満足度★★★★

戦争を利用する側の話
二つの国を巡る大人の寓話。

ネタバレBOX

一国一核となった世界では戦争が無くなったそうです。切り札の核弾頭を一回使うともう使えないので対立が生じたときに慎重に対処するということでしょうか。そんな世界で、月国と星国が雨島を巡って対立します。月国が日本、星国が韓国という構図でした。

戦争が無くなって失業中の星国の戦場カメラマンの捏造写真が元で対立がエスカレートしていき、核シェルターとミサイルを製造している星国の会社がより強い矛と盾を交互に作りながらせっせと儲けるという大人の寓話。

ほこ×たてがヤラセだということに月国の人も星国の人も気付くべきでした。

自分やごく親しい人の生命や財産に悪影響がない限り、雨島の所有権を主張し続けるというのは至極当然で、このままでは解決する見通しは立ちません。

戦争を愛していたのか、失業中ではなくて廃業であるべきだったという戦場カメラマンの言葉は印象に残りました。

そして、お金こそが人の気持ちを引き出すことができる、即ち人の気持ちを写すことができる一番のカメラだという事務所の男の言葉も凄い名言でした。
残跡 / ユダヤ人種の妻

残跡 / ユダヤ人種の妻

山縣美礼

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/10/24 (木) ~ 2013/10/28 (月)公演終了

満足度★★★

戦争で被害を被った側の話
二演目で60分。

ネタバレBOX

『残跡』  ごく短編。前半は椅子に座ったままのダンス。水牛の鳴く声のような、あるいは迫り来る飢えた軍人たちの鼻息のような音が響き、田舎で元慰安婦から話を聞いたときの様子のようにも思え、また自由の利かない境遇を表現しているようにも思えました。後半は動きのあるダンス。腕を組んで上下に何度も何度も振る動作が悲しさ、怒りの大きさを表現しているようでした。

当日パンフレットに書かれた10代で日本軍に誘拐されたという言葉にはどうしても引っ掛かりを覚えました。最初は繊維工場で働かないかと言われたそうですが、軍がそんなこと言うと思いますか。本人は誘拐だと言っているのかもしれませんが、実際に高額支給を謳った新聞広告だってありました。例えば親にお金を渡してブローカーが強引に連れて行ったことも考えられます。一日20人から40人、週末は200人を相手にさせられたというのは本当だと思いますが、仕事の内容と経緯は別物のような気がして仕方ありませんでした。

『ユダヤ人種の妻』  夫の許を離れアムステルダムに逃れるユダヤ人女性の話。トランクに淡々と衣服を詰める動きに、女性って宙で衣服をたたむのが上手いなと感心しきり。BeSeTo演劇祭なので仕方ないのかもしれませんが、韓国人女優が出た意味は良く分かりませんでした。

ユダヤ人妻が去ることが自分の職場で有利になることを本心では喜んでいるのか等々、夫役のドイツ人出演者の表情や言葉のイントネーションからは何も窺い知ることはできませんでした。

戦後二人はどうなったのだろうと気になりましたが、あの夫の無表情さを見るとそれっきりだったような気がします。
MIWA

MIWA

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2013/10/04 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白い!
実は「野田地図になってからの芝居は、ちょっと分かりにくいな」と思ってました。夢の遊眠社時代の野田ファンです。
この『MIWA』は、昔の遊眠社を思い出しました。二重構造、言葉遊び、そして野田さん。おもいっきり堪能しました。ありがとうございました。
できれば、もう一度観たいです。
ちりばめられた言葉やエピソード、美輪さんや三島由紀夫を知っていると、余計に楽しめます。推薦図書『オーラの素顔』(笑)

友人が「美輪さんが言うと自慢話にしか聞こえなかった話が、この芝居だと腑に落ちた」と言ったのも、面白い感想。


ネタバレBOX

宮沢りえさんの美輪少年、良かった。万年町の時はそんなに感じなかったけれど、この芝居では美少年ぷりが輝いていました。
最後の「愛の讃歌」場面は(歌ってなくても)トリハダもの。

もう一人の美輪さん、古田新太さんも、やっぱり良かった。安定した面白さ。存在感。
この二人で美輪さんを表現するという発想が、本当にすごい。

個人的にはナルシーの出番がやたら多くて(笑)、うれしい。

浦井くんも小出くんも大好きな役者なので、この二人とナルシーが並んで立っていると『俺得』という言葉しか浮かんでこなかった(笑)

役者さんがそれぞれ豪華すぎて、無駄遣いっぽくなっている気もした。けど、野田さんだからこれだけ集められたんだろうなー。

最初の場面は『リボンの騎士』みたいでしたね。天界からふたつの魂が一つのからだに落ちて行くというところ。
ビョルン・アンドレセンの肖像がフヤケて古田新太という場面や、三島の「この思い切ったこしらえに免じて」とか、個人的に大笑い。隣席の人には迷惑かけてしまったかも。すみません。

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