最新の観てきた!クチコミ一覧

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砂漠の町のレイルボーイズ

砂漠の町のレイルボーイズ

とくお組

座・高円寺1(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★

話のテンポ
楽しみました。若干の間延びを感じたものの、演出のセンスが良い。役者も良い。

地面と床

地面と床

チェルフィッチュ

京都府立府民ホールアルティ(京都府)

2013/09/28 (土) ~ 2013/09/29 (日)公演終了

満足度★★

ダメでした・・・
全然頭に言葉が入ってこなくて。

睡魔との闘い・・・


自分にとって今観るべきじゃなかったのかもしれない。

ま・ん・だ・ら

ま・ん・だ・ら

劇団肋骨蜜柑同好会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/09/19 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

満足度

頭悪い奴は観にくんなってことね
眠かった、何コレ。長い。こういうのが小劇場の偉い人にはうけるんだ、ふーん、って思った。王子遠かったー。

サスライセブン

サスライセブン

東京アンテナコンテナ

ザ・ポケット(東京都)

2013/10/01 (火) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった!
イジリー岡田さん、下平ヒロシさん、剣持直明さんのコーナー?は、
特に楽しかった!いや~、笑った、笑った。
上演時間約120分。

ネタバレBOX

お約束の「コメディーなので、真面目に観ないでください」という前説でスタート(笑)。

あらすじは説明文のとおり。
達者な役者陣が繰り広げる舞台なので、リラックスした気分で観劇できた!

ただ、イジリー岡田さん、下平ヒロシさん、剣持直明さんのコントが強烈なインパクトなので、芝居を観たという印象が少なくなった。
私の印象は「芝居の合間にコントではなく、コントの合間に芝居」であった。

スタッフの皆様は、テキパキ&丁寧で、対応が好印象。
ただ客席階段を使用する芝居だと、入口付近の移動式椅子の客席の前は
役者が通るには狭てちょっと厳しいと感じた。
(満席なので仕方ない面もあるが。。。)

劇場入り口に関根勤さん、さまーず等の花が届いていた。
関根勤さんのラビット仕立てがなかなか可愛かった(笑)。
Color Trap

Color Trap

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2013/10/02 (水) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★

とにかく走る
 チームホワイトを拝見。貧富層の二極化したこの国では、スラムに住む貧困層のガス抜きの為、それが入手できれば、富裕層の属す国家公務員党に入り、党員になれると噂のカラーチケットを発行している。スラムを抜け出す、殆ど唯一の夢のチケットというわけだ。
 スラムには御多聞に漏れず、ヤクが蔓延しヤク中が屯している。無論、お定まりのマフィアも健在。環境破壊の影響で土壌汚染が酷く、広葉樹は全滅。人々の心を潤す緑の無い殺伐とした風景を前提にした物語だ。

ネタバレBOX

 心優しい青年ジャックと彼の優しさ故に、スラムから抜けられないと判断して、1週間ほど前に彼をふったアンディーは、カラーチケットを当てたトミーと共に、その指令を果たそうと隣国へ向かう。そこへマフィアからヤクを盗んだモレイラとマシェルの逃走劇やそれを追うマフィアの追跡者コムラ12とレデレディー、ジャック達の抜け駆けを許せない、スラムの若手リーダー、ドン・ウォルターとマガリャン、カラーチケット当選者の監視役ダヴァーレスとトリィーニョ、更にはジャーナリストの田花、ヤクの生なり、ウイロウを入手したいディレッタント、バロッシとメイドのアマエラ等々が追いかけっこ。兎に角、走る。
 其処に、国家の罠や政治が絡み、おちゃらけ要素として、借金取りと化したファミレスの集金人達が絡んでスラップスティックな雰囲気を盛り上げる。が、無論、シリアスな部分は、国家の罠である。科白回しで必要以上の声を張り上げていると感じる役者もいるが、演出ともども、おいおい、更に技量を磨いてほしい。
イッヒ リーベ ディッヒ【全公演完売の為、当日券の発売を中止いたします】

イッヒ リーベ ディッヒ【全公演完売の為、当日券の発売を中止いたします】

劇団東京イボンヌ

ワーサルシアター(東京都)

2013/10/01 (火) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★

ちぐはぐ?
満席とのことで余裕を見て来場。既にかなりの人が来ていたのですが、受付がスムーズで丁寧で好印象。案内も手厚く、終演後には役者以外のスタッフさんからも丁寧に挨拶をいただいた。また役者に良かった人が何人かいたので☆3つ。だけど脚本は平坦で駄作の類、演出も全然人物を立体的に描けてない。

はっきり言って全く主人公の感情の流れに共感できない。暗転が多く集中力が切れるせいなのか、物語にも没頭できなかった。役者の年齢層も高くベテランっぽいんだけど・・イマイチ華が。ベートーベンの人間らしさは良かった。子供っぽくて意地っ張りでワガママで、でも憎めない人間性を良く表現してると思いました。クライマックスで出てくる声楽は上手いけど、お芝居から浮いてる。

ここ最近観た芝居での折り込みで気になってた団体だったのですが、なんかイメージと違いました。呼んでくれた方には申し訳ないのですが、、、

ネタバレBOX

みちるが何で義父を許したのかも、何で自分を捨てた実父を許したのかも分からなかった。義父にイタズラされてる云々重いのに、それを黙認した母親をみちるが許したのもわからん。ロリコンで妹襲った義父に、みちるのお姉さんの反応が無いのもおかしい。

捨てた父親を許したのは、ベートーベンの人生を知って父親の仕事の意義を理解したから?いや親子関係ってそんなにシンプルじゃないでしょうとツッコミを入れたい。みちるの葛藤も何も見えないし、父親のみちるへの愛情も見えない。ただ自分の研究を娘に理解して欲しいだけのエゴじゃないですか?

テーマの愛はどこ?
真夜中の弥次さん喜多さん

真夜中の弥次さん喜多さん

KUDAN Project

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/09/27 (金) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

スぽんっ!
これを「至宝」とうのか!!おおそうだ、宝だ!!!あんぐり口をあけたままただただ楽しみました。スピード感、ループ…。わぁおっ。ひゅ~ひゅ~

青ひげ公の城

青ひげ公の城

非シス人-Narcissist-

サンモールスタジオ(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/03 (木)公演終了

素晴らしかった
大満足です。久しぶりに素晴らしい舞台でした。独特の世界観ですが、その世界は、やはり舞台という感じ。役者の方の躍動感もすごい。登場人物も多いのですが、役割が明確でわかりやすかった。次回だ楽しみです。

たすけて青春ピンチヒッター2京都インフィニティ

たすけて青春ピンチヒッター2京都インフィニティ

WET BLANKET

ぽんプラザホール(福岡県)

2013/09/21 (土) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

青ピン
青ピンの続編。久々のWETの本編。毎回毎回レベルアップをしてることを肌で感じさせてくれる。エンタメ性、殺陣精度、役づくり、演出、伏線の回収…ほんといいものが観れました。特に特撮好きとかにはたまらないです!

カルナバリート伯爵の約束 【池袋演劇祭‘優秀賞’受賞】

カルナバリート伯爵の約束 【池袋演劇祭‘優秀賞’受賞】

メガバックスコレクション

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2013/09/13 (金) ~ 2013/09/16 (月)公演終了

よく磨かれた鏡のような作品
 今の自分の有様を映し出してくれる、よく磨かれていると同時に温もりが感じられる鏡のような作品でした。

風 -ふう-

風 -ふう-

劇団ZAPPA

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/09/28 (土) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

武士になりたい!
殺陣がダイナミックで素晴らしく上手い。
舞台もその特徴を出すべく動けるスペースを作り簡素なセット。
しかし、その分衣装は本格的、照明も良かった。
脚本も、設定がユニーク。最初は沖田総司が剣術は長けているが、障害児ーと不安であったが、もう一方でやはり障害があるが、絵を描かせると抜群に上手い女の子を登場人物に加えて、同志愛と兄弟愛を表現し、違和感なくなりました。農民であった若者が武士になるべく成長していく姿とても見ごたえありました。

青ひげ公の城

青ひげ公の城

非シス人-Narcissist-

サンモールスタジオ(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/03 (木)公演終了

満足度★★★★★

いいね!
他の方もおっしゃっているように素敵な舞台でした。文句無しです!

青ひげ公の城

青ひげ公の城

非シス人-Narcissist-

サンモールスタジオ(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/03 (木)公演終了

満足度★★★★★

すべてが刺激的!
歌、ダンス、舞台セット、照明すべてに他の芝居では味わえない空気を感じた。
寺山修司の世界をこの劇団はさらに刺激的なものにしている。
このような芝居は最近ご無沙汰気味のせいか随所で身体が震えた。
竹下優子、憩居かなみ、岡田静の妖艶な演技、歌唱が印象的。
観に行って本当に良かった。

絶望と握手

絶望と握手

Bobjack Theater

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/08/01 (木) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ラストはホロリ
題材が題材なので、ある意味、予定調和や王道な展開。ある程度展開が読めるのがわかっていながらも、ラストはやはりホロリとされられる。 最初のシーンは完成度高く、面白かったです。あのキャラがダブルキャストとなるのはちょっと見たかったな。

HEAD&TAIL

HEAD&TAIL

Teamかわのじ

RAFT(東京都)

2013/08/02 (金) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

謎を残しすぎ?
予告編からはサスペンス?と思っていたが、そうでもあり、そうでもなかった感じ。途中でまさかそうなのと思わせる展開は良かった(まあこっちだろうとはわかったが)が、あそこまで関係性を見せたのはちょっとやりすぎ感も(笑)
後あの展開、ある意味今ホットな話題だったな(笑)
ラストの謎は続編があるならあれぐらいでも いいきもするが、無いとなると少し残し過ぎな気もするが。面白かったです。

タイム・アフター・タイム

タイム・アフター・タイム

天才劇団バカバッカ

ザ・ポケット(東京都)

2013/07/31 (水) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

まさかの展開
あの話からまさかあんな話になるとは。少し後半にダレる部分があったり(あくまで個人的感覚)、あれが膨れ上がった理由がちょっと腑に落ちない部分はあったが、なかなか面白かったです。

イッヒ リーベ ディッヒ【全公演完売の為、当日券の発売を中止いたします】

イッヒ リーベ ディッヒ【全公演完売の為、当日券の発売を中止いたします】

劇団東京イボンヌ

ワーサルシアター(東京都)

2013/10/01 (火) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

“少女”が抱いた「温もり」への序章
旋律さえ走る「崩壊」の後に、「温もり」を感じた。
それは雪の積もる野原を照らす、提灯の「温もり」である。


今作は、世界史に残る楽聖•ベートーヴェンと、その影を通して、「愛の形」を静かに語った作品だ。


2013年の父ー娘、1800年代のベートーヴェンー不滅の恋人の関係性がクロスし、思いもよらない「感動」が待っていた。


佐々木美奈の演じる籠島みちる…。


私は、みちるの内に秘められた繊細な「少女」の様子を称賛しなければならない。
生き別れたベートーヴェン研究家の父親(籠島丈一郎)を愛する気持ちと、その人を軽蔑する家族…。
20歳を越えたはずの「少女」は傷ついていた。そして、肩を抜いたまま決して威張ろうとしない身体性が「健気」を現す。
身体性で、これほど心 打たれた演劇も少ない。
『観たい!』の「70%の具現化」は、つまり そういうことだったのだ…。
「愛の形」を形作る、狂い だとか、弱さを、その身体性で 目に見える形にしてくれる。



2013年と1800年代のシーンの境目は、絶妙の一言だった。
おそらく、短過ぎても、長過ぎても観客の心を離しただろう。

また、前者の ともすると暗いエピソードを経た後、強烈な「ベートーヴェン」の登場する後者のバランスが極めてよろしい。

古賀司照の 鋭い視線をみれば、誰しも「額縁の肖像画」を思い出す。
これも重ねて「身体性」の話になってしまうが、指摘する必要がある。

ネタバレBOX

彼の、指揮棒を振りかざす「後ろ姿」は、音楽性と狂気でしか造り上げることはできない。
ピアニストがいて、声楽家が待機するなか、劇場に響くのは無音である。
唯一、聴こえる音といえば、「ベートーヴェン」の指揮棒が風を切る音であり、見える光景といえばライト•タキシードのシワが揺れに揺れる光景だ。
「背中で教える」とは、こういうことを指すのか…。
「ベートーヴェン」なる男は明治の日本人だったのかもしれない。


2013年と1800年代がリンクするシーンが、終盤にかけ二つある。



一つは、1800年代、ジョセフ(園田祐樹)の それだった。
ピンライトの当たったジョセフは説明調で、語り始めた。


「まさか東洋の端の研究家が私の子孫を訪ねるとは」

ある研究家(籠島丈一郎)の膨大な論文から、200年間あまり距離のある時代はクロスされた。


もう一つは、籠島丈一郎の墓前、別れた妻が「大変でらしたわねえ」と、「ベートーヴェン」の愛した不滅の恋人•マリア(早瀬マミ)へ笑顔のままに話しかけた それだった。


「愛の形」は時代、国を越えた普遍的なテーマだろう。

人を狂わせ、人を苦しめる 。


しかし、その先には何が あるのか?
私たちは たえまない期待を抱き続けてきたのだ。
「愛の形」を進む、プロセスが「生き方」かもしれない。


非難したいシーンも あった。
十字架のセットの上を役者が乗ってしまった場面である。
十字架として ではない。

だが、西洋文明を扱うわけだから、宗教的な配慮は 当然しなければならない。
これは演出へのメッセージだ。


ヒルコ

ヒルコ

クロジ

俳優座劇場(東京都)

2013/10/02 (水) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★

3組の歪んだ/狂気の「愛」の形を描いている?
それぞれの歪んだ/狂気の「愛」の形を見せたかったのかな?テンポよくつっこまれる笑いの中にも、オドロオドロしい狂気のような怖さが出ている作品でした。

ネタバレBOX

ヒルコ(蛭児を想像)というちょっと怖いタイトルと
パンフにある愛する人の指を、っていう情報から
「ちょっと怖いお話なのかな?」と思いながら観劇。

最初A国、B国、C国のC国に対抗する為にAB国が共同戦線?
(すいません、言葉がでなくて)を張る為に
A王子(?)とB姫(?)が政略結婚させられる、
っていう流れから、実は2人はもともとめっちゃイチャラブ
(こういうラブラブな演技は好きだなあ)で
付き合ってましたー、という所までで
「もしかして喜劇調で行くのかな?」
と自分的にはワクワク期待したのですが、

C国の宣戦布告に対して
「戦になるかも知れない、もちろん自分も前線で戦う」
という王子に対し、今までに王子からもらった
色々な思い出の品を投げ捨て
「思い出はこれからも生きて作る(だから死なないで)~云々~」
と姫が語るまでは良かったのですが、


夜寝静まった頃、目を覚ました姫が突如王子の指を斬ってしまう。


~この場面で王子の叫び声とともに暗転~


え?この後は喜劇調で行くの?悲劇調で行くの?
すごく不安なようなドキドキがありましたが、、、


狂気系の悲劇の始まりでした。
「姫は狂ってる!」
(姫の弁によると、失くならない絆が欲しいのでお互いの指を
切り落として交換し持ち合おうと思った、と。)


  場面転換し、C国の王がAB国の王子姫夫婦の王子が姫に指を斬られた事を
  知って興味を持ちました。
  (この時はこのC王がこの「愛」の形に興味を持っている、
  とまでは推察できず(まあほんとの所はそういう意図だったのか分かりませんが…))。


C国の突如の強襲に対して

※ この場面、少ない人数で構成されるこのお芝居の中、
  C国の王と垂れ幕複数だけで軍勢が攻めて来て征服されてしまった、
  という場面の演出としてすごく良かったと思います。

指を斬られ負傷していて王子が参戦できなかった事もあり、
AB国はあえなく敗退。
そしてC国の傘下になる事になったのですが、

C王「姫よ、俺の女になれ!」
王子が止めようとするのですが、
C王「指を落とされてもまだ愛するか、ならば代わりにお前の腕をよこせ!
  さあどちらにする?」

王子は自分の腕を斬らせて姫を守ります。


うわあ、、、タイトル「ヒルコ」の意味ってやっぱり・・・


(それから先はいつどんな理由をつけられてまた
王子が斬られちゃうんだろう、とその不安が常について回りました(´・ω・`))


それから色々
・ C王はどうやら王子の澄んだ心を壊したい(というか本当の顔をあらわにさせたい?)
・ C王が他人から憎しみであってもいい、注目を受け続ける為に争いを続けている
・ C王は攻め滅ぼした他国の人間を嫁、侍従?、兵士(爆弾作りの人)
  などそばに置いているが、自分を殺させたい、という想いがある(?)
・ 王子は姫を助けたはいいが、姫の愛の重さ(というか歪み、狂気)に耐えられず、
  また指、そして腕まで斬られるハメになったという恨み(?ここの判断が難しい)
  もあって、今度はいとこの娘に走る
・ C王が戦の前祝いに兵士どもに女を供するからそれぞれ差し出せ、と迫った時
  いとこの娘の代わりに姫の方を行かせる
  姫の方もそれで「自分の愛を認めてもらえるなら」と
  身体を捧げに行く
・ 兵士どもに身を汚された姫が(演出表現の目の映像の意味がここで分かる)、
  いろいろな好気の目にさらされるなら(?違ったかな?)
  と、自分の目を突こうとし、
  最終的に王子と手と手をとって目をつく(王子の同意の理由も深すぎて分からん)
など、ちょっとテーマ的に
「愛」のそれぞれの形
(「狂気の愛」とでも「愛ゆえの狂気」とでも「ゆがんだ愛の形」とでも形容すれば
良いのでしょうか?)を描こうとしたのかなあ、と思いつつ、
やっぱり怖い。
笑いもチョイチョイ放り込まれるがそれでも怖い。


最終的にちょっとオチとして自分の中ではストンとハマるものがなかったなあ、と。
自分の印象として残ったのは
・ 姫の王子に対する「愛」、それゆえの狂気(幼さ?)
・ 自分に目を向けてほしい、それゆえに他国に攻め入り他人に
  憎しみの目を向けさせるC王の「愛」?を求める形
  (自分を殺させようとする、この思考ら辺は「愛」と絡むのか自分には分からず)
・ C王に自分の国を滅ぼされた敵でありながら、
  依存するしかない、それぞれの者の(特に嫁の)「愛」
3つの「愛」なのかなあ、と。


自分は喜劇、悲劇、感動もの、オドロオドロしいもの、どんな物語でも
・ まず自分が共感あるいは反感できる(気持ちを持って行ってくれる、感情移入できる)
・ 何か胸にストンと落ちるようなそんなオチがついてくる(消化不良にならない)
ようなものが好きなのですが、
このお話は共感/反感のキャパを越えて感情移入するのすら
「怖いなあ」と感じてしまった為、自分的には好きになれませんでした。
(脚本家/演出家としては全体に流れるテーマを見せたかったのでしょうが、
自分は最初の10分の喜劇だけを観たかった、という感じ。)


村上春樹(?全然違う人かも?)か誰か、こういう系統(愛ゆえの狂気)の
お話書いてましたが多分ハマる人はすごくハマる内容だとは思います。
演技は良好。
ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/09/26 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題844(13-283)
19:30の回(曇)。1Fエレベータ前にスタッフの方が1名、18:45、4Fへ上がって受付、19:03開場。今回はコの字型。黒板を正面に、左右に客席。時計回りに1年→3年→2年、書記、文化、議長、監査。そうだ「いつもの」メンバーが揃っている。生徒の机と椅子は黒板のほうを向いて、上手から5,4,4。当然、開演とともに座席位置もコの字型に並び替えられます。どこがみやすいか...、どこに座っても自身のすぐ前の役者さんは背中がメイン。なので黒板を正面にしたコの字の底の位置(3年生)に座ります。前回は対面式で黒板正面に座席はなかったのでかなり刺激的な位置でした。黒板上の時計は1分進んでいて、19:26登場、黒板に「7/31(金)」、19:27前説(ノック式ボールペンなので注意ください...たしかに)、19:31開演~21:24終演。前回、2回みたので、3回目。驚くほどパワーアップしていた。

ネタバレBOX

ナイゲンの結果、どちらもありだと思いました。徹頭徹尾ツッパルとき、とにかく相手の上を行きやり込めたいとき。

10人、気を抜くことのない2時間、ときどきみなさんの表情を(意識して)みていましたが、退屈な様子、ふてくされ方、追い込まれた表情、じっと己と対峙している姿。どれも「絵」になっていました。
Color Trap

Color Trap

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2013/10/02 (水) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

役者が走る、走る・・・:(;゙゚'ω゚'):
津賀保乃サン目当てで足を運びましたが、林愛子サン、兎村樹奈サン、安藤友美サン他女優陣がいいo(^o^)o

ネタバレBOX

個性的配役を演じる俳優さんが皆楽しい。個人的には{モレイラ・マシェル}の登場シーンがお気に入り

・・劇中、予想より力の在る俳優陣だと判明し(失礼・・m(-_-)m)、対象をもう少しアダルト向けのコメディとして、純粋に俳優の演技を楽しみたいと途中から思うようになってしまいましたね。

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