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ホテル・アムール

ホテル・アムール

ナカゴー

あさくさ劇亭(東京都)

2013/11/21 (木) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

生ぬるい演劇に飽きた人は見とけ
と言っておく。

ナカゴーのナカゴーらしさが、極まった。

これは凄い、というか酷い。
そう、「酷い」が正しいと思う。

この執拗さが嫌いな人には、拷問でしかない。

シビれた。

ネタバレにはあらすじを、たっぷりと書いてしまったので、未見の方は公演をご覧になってからどうぞ。

ネタバレBOX

あらすじ

浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。浮気しているでしょ。

ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン 

コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン コンコンコン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン ポンポコポン 

で、丸め込まれる、よく6年も付き合っているな、というカップルの話。

冒頭から聞いているのが辛くなるような、怒声。
狂気の展開。
完全に頭のおかしな女。
最低で非道な男。
そのカップルがホテルの一室で繰り広げる、言葉の暴虐。

わけのわからない暴言の数々。
「店長という言葉を座右の銘として」とか。
まったくわからない。

その場の勢いのような意味のない罵倒言葉の羅列。
これは、是非脚本読んでみたい。

凄い、エッジの先に行ってしまったな、ナカゴーは。
そのエッジが、演劇界の最先端の方向には向いていない、とは思うけど。

生ぬるい演劇に飽きた人は見とけ。

……役者は大変。

どうでもいいことだけど、「ホテル・アムール」って鶯谷に実在するのね。
なかなかのチョイス。
いっそのこと、そのラブホで上演したらよかったのに。
ここには映画館があった

ここには映画館があった

燐光群

座・高円寺1(東京都)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/26 (火)公演終了

満足度★★★

坂手洋二のアマルコルド
映画的に言うと。
(「映画」を中心とした)「アマルコルド」。
生涯忘れ得ぬ1年。

燐光群の面白さは、リアルで執拗な台詞の濃さがありながらも、そこから、すっと浮遊するように、演劇的な、本当に、とても演劇的な空間を作り上げていくところにあると思う。

それは、どちらかに惑わされるとどちらかが見えなくなってしまう。

ネタバレBOX

誰にでも思い出の年がある。

坂手洋二さんにとっての、その年が「1976年」。

ある地方の映画館で76年に上映された映画を、執拗に辿る物語。
その徹底さと執拗さは、いかにも燐光群。

脚本・演出の坂手さんの個人的な思い出が詰まっている作品。
女子中学生のエピソードのいくつかは坂手さんのもののようだ。

実際、映画好きの学生が集まったら、こんな風に際限なく、映画の話をし続けるだろう。
映画好きなので、よくわかる。

「あの映画はこうだった」「この映画の俳優は、あの映画ではこういう役で…」「監督は…」と、終わることを知らない。
映画の一場面を再現することもある。
この舞台では『タクシードライバー』のラストシーンが楽しそうに再現されいていた。
ほかの作品も、少しだけ顔を出していたりした。

若いこともあるが、自分が心を動かされたコトを、人にどうしにして伝えたいと思うからだ。
その気持ちはよくわかる。
こうして、ココに舞台の感想を書いているのも同じような衝動からだ。
それを共有できる仲間がいれば、なお楽しい。

劇場を出るときに、「どんな映画かわからなかった」「説明してくれればいいのに」と話していた女性たちがいたが、それは違う。
ある映画の喜びを共有して、楽しそうに話す仲間の会話で、いちいち「こういう映画だったね」と説明するのはヘンではないか。
そんな説明しないで、話をするのが普通だろう。
逆に説明をしてしまったら、仲間との楽しい会話の感覚が削がれてしまう。
さらに、どんな演劇だって、映画だって、引用した作品(映画に限らず、音楽、小説等々)について、「こういうストーリーです」みたいな説明を加えるのはスマートではないだろう。

ここは、「そういうタイトルの、そんな感じの映画があって、76年には映画好きが盛り上がったのか」と思えばいいだけである。

もちろん、引用される映画についての知識があれば、なお楽しいのは当然だ。
知らなければ、彼女たち「映画仲間」の外にいる、と思えばいいだけのことだ。

当然、ストーリーに関係してくる、例えば『リップスティック』などは、その内容がなんとなくわかるようにしてある。

つまり、この映画に沖縄が示唆される。
普天間問題が激しい怒りとなったのが、米兵の少女暴行事件。『リップスティック』のタイトルを聞いて、その場から離れた転校生が「何かあり不登校になった」のは小学校高学年ぐらいのこと。もちろん、沖縄の少女と同一人物のはずもないが、あとで語られる沖縄のエピソードにつながっていくのだ。
さらにその彼女は、米兵の家族であるアメリカの少年(このときはそう思っていた)と文通を始めることになる。

話を戻すと、そうした76年の映画の思い出と、中学になってから転校してきた、映画好きな女の子との出会いから、さらに彼女たちの映画体験は大きく膨らんでいく。

大学生たちのサークルや自主上映会の参加、父との関係。
さらに、沖縄へともつながる。

映画という暗闇の中から、外につながっていく、中学生たちの時間が語られる。
76年は、そういう彼女たちの、ひとつのターニング・ポイントだったのかもしれない。

女子中学生たちが主人公であるが、やはり裏にいる主人公は、あくまでも「坂手洋二」なのだ。
だから「坂手洋二のアマルコルド」なのだ(面倒なので『アマルコルド』の説明はしない。『フェリーニのアマルコルド』です)。
現実世界、現代につながっていく先で、坂手さんが一番関心が高いのが「沖縄」ということだから、この作品でも沖縄につながっていく。

映画館、映画と、一見、間口のようにして、実は「超個人的」な世界を描いている。
もちろん、坂手さんには確実で、当然な道筋が見えているのだ。

観客は、その道筋を見て、坂手さんの世界を辿ることになる。
だから、すべてについて説明はできないし、不要なのであろう。

だからこそ、弱点もある。
「沖縄」について、語るシーンだけがやけに解説すぎて、現実に連れ戻されてしまうのだ。

また、幻想的とも言える、蛾のイメージと女性のイメージも、ひょっとしたら坂手さんの体験、または願望なのだろう。
2013年から戻ってくるシークエンスも意味深だ。
しかし、両方ともに、一方は女性の書いた小説、もう一方は映写技師のシナリオだった、というオチは、説明的すぎて、これも冷める。

この2つのエピソードはとても演劇的で面白いと思う。
したがって、具体的なオチを見せなくても、匂わせるだけで十分だったと、私は思うのだ。

「もうひとつのラスト」もこの作品のキーワードだろう。
映画好きが、自分なりのラストを考えるということはよくあるだろう。
それが、キーワードになり、この作品の中でも活きてくる。
何しろ、この舞台そのものが、もうひとつの坂手ワールドでもあるからだ。

映画のタイトルの列挙、沖縄のシーン、いずれも、観客にとっては均一の「想い」があるわけもなく、作品からの「熱」の伝わり方も悪い。
だから、どちらか一方にピンとこなかったり、両方ともにピンとこなかった観客は、視点を失ってしまうのではないだろうか。私は沖縄のシーンがピンとこなかった。
この「超個人的」な作品が、私(観客)の普遍的な意識にまで到達しなかったのかもしれない。

『ここには映画館があった』という懐古的なタイトル。
映画館はなくなりつつあるが、映画館でいろいろ学んだ、ということへの感謝の気持ちもこの作品にはあるのではないだろうか。

それがノスタルジーで終わってしまったようなところが、少し残念ではある。
「映画の中の人は死なない」「生き続ける」という台詞も、少し悲しい。映画(映画館)好きのあがきのようだ。
映画の未来がよく見えないのはわかるが、なにかもう少し「明かり」がほしかったというのが本音だ。

比較的小規模の、町の映画館を模したセットはよかった。
客が入っている映画館、入っていない映画館、オールナイトの映画館、それぞれのイメージが現れていた。

休憩時間以外のほとんどの時間は真っ暗で、ひとりポツンといるのが映画館であり、ひとりポツンといながら、周囲の観客と時間を共有しているという、特殊な空間のイメージも出ていたと思う。

ラストはとても好きだ。
ホンキィ・トンク騎士(KNIGHT)

ホンキィ・トンク騎士(KNIGHT)

無頼組合

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/11/22 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了

満足度★★★★

ハートボイルドでした!
迫力のあるアクションやストーリー、とても面白かったです。ハードボイルドでありながら、愛のあるハートボイルドだと思いました。それに、それぞれのキャラが皆個性的で楽しめました。笑いあり、感動や切なさありで目が放せず、あっと言う間の時間でした。ただ、もう少し意外性があったりしたら、もっと面白かったかも?と思いましたが、とても面白い舞台でした!

See You 【観客総動員数1000人突破!】

See You 【観客総動員数1000人突破!】

LIPS*S

新宿シアターモリエール(東京都)

2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★

初めて観るタイプ
アクションあり、ダンスあり、殺陣ありというのは、初めて観るタイプの舞台だった。
特撮のショーを観る感覚、が一番近かったかな?
アクションと殺陣、その効果音にへー!とわくわくした。やっぱり、特撮ショーか。
でも、新しい体験は楽しかった。最前列の見切り席。スピーカーの音の大きさに心臓がビクビクしたのと、お目当ての役者さんのお顔が、目の前に立たれるとスピーカーで見えなくなるのが残念だった。

ギョーザ丸、出港す

ギョーザ丸、出港す

トリコロールケーキ

新宿眼科画廊(東京都)

2013/11/23 (土) ~ 2013/12/04 (水)公演終了

満足度★★★★

くだらない。という褒め言葉がピッタリ
くだらない。という褒め言葉がピッタリくる。センスのいいセリフ選びで、くだらないとしか言いようがない事をバンバン放り込んでくる。しかも、劇中でツッコミがない。観客の笑いがツッコミ代り。ネタがあまり下品じゃないのもいい。笑えた。

ネタバレBOX

まだまだムラがありそうだが、長谷川一樹、今田健太郎の男性陣の異様な雰囲気が効いていた。女性陣では川口雅子が印象の残ってる。全体的にナンセンス一本なら今のままでいいだろうが、もう少しレベルアップが必要そう。次作に期待。
サーカス家族

サーカス家族

劇団あおきりみかん

Space早稲田(東京都)

2013/11/23 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

物語の構成がめまぐるしく変化
序盤家族のただのシャッフルかと思いきや、登場人物が追加される度に、物語の構成がめまぐるしく変化していく展開。三回目辺りから一寸食傷気味になってしまった。こういうどんでん返しが得意なのだろうが、前に観た『よく聞く』の方が鮮やかだったかな。

ネタバレBOX

手嶋仁美の存在感が突き抜けてて印象的。意図的に下手に見せたり、わざとらしく見せるギリギリのラインをついてくる。すらっとした長身のクールビューティーな雰囲気の外見からあれやられると、そのギャップに惹きつけられる。

皆ジャグリングするのは吃驚した。その中で手嶋仁美はバトントワリングという。。。あと終盤の一輪車誰だったんだろう、天幕でほとんど見えなくて可哀想だった。可哀想といえば松井真人の川本麻里那へのビンタは圧巻だった。劇中で何よりもショッキング。

劇場が狭いところに来て、座席びっちりのため、冬なのに暑くて仕方なかった。終盤観ている方も汗だくというのは閉口。もう少し配慮が欲しかった。
レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル

東宝

帝国劇場(東京都)

2013/11/04 (月) ~ 2013/11/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

感動をありがとう!
私にとっての千穐楽となりました。今回は、平野綾(楽日)、杉山有大、原田優一目当てで観劇。平野エポは進化してました。発声方法変わっていて余計な力みが取れてきていました。恵みの雨の演技とても良し。歌は良くなってきていますが、もう一頑張り必要。東宝も期待大レディ・べスのファーストに抜擢。
杉山アンジョはもう堂に入ったもんで声も良く伸びてて心地よい皆が認める立派なアンジョルラスです。原田マリウスのカフェソングは、いつ聞いても切なく心情良く伝わります。私は彼のマリウスが好みです。それからガヴの松井君小学4年と思えない上手すぎる。表情、仕草、声、歌恐れ入りました。
ということで今年のレ・ミゼラブル締めくくりました。
ひとつだけ、心残りは綿引さんのエポが観られなかったことで、次回は2,3年後かな、必ず観ますので、エポでオーデション受けて下さい!
皆さんに一言!東宝でのランク付けに惑わされないよう好みのキャストで観て下さい。

サンゴクシ

サンゴクシ

ショーGEKI

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2013/11/16 (土) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度

流行の厨二病
別に三国志を題材にする必要は無かった。完全にオリジナルの世界観。
その世界観が何と言うか、受け入れ難いというかリアリティがないというか底が浅いというか。

とにかく好き勝手に設定を述べていって風呂敷を広げていくのだが、何一つ畳まれずに終わるという。
これが噂の厨二病って奴なのかと思った。

ちょっとストーリーは同人誌みたいだし、役者は何言ってるか分からない場面が多いし、稚拙な部分が目立つ。この舞台が4500~6000円は率直に言って高い。
制作サイドはサクラで星5とか付けてないで、適正な値段つけるべき。

SOU - 双・相・想 -

SOU - 双・相・想 -

演劇ユニット ランニング

ザムザ阿佐谷(東京都)

2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

再演!
2010年7月に上演された「終末の天気。」、ルデコよりも今回のザムザ阿佐ヶ谷での方がきっと物語の世界観に合うだろうなと思いましたが、その予感は見事に当たりました。天井の高い劇場で、シンプルながらも美しい演出で会話劇にファンタジー色が程よく上乗せされて。明日世界が終わるという事態の中、「日常」の続きを生きる登場人物たちの繊細な思いがごくごく自然に引き出されて実に素晴らしい再演となりました。3年前は今一つ引っ掛かるものがありましたが、今回は心臓の高まりに自然に胸を締め付けられ、最後の主人公の慟哭とともに涙が流れてしまいました。音楽もその使い方も物語に合っていて良かったですし、客席も笑いと涙に包まれていて心温まる時間を過ごせました、感謝。

ネタバレBOX

演出の元吉庸泰さん、役を生徒からOBにシフトしての出演の若宮亮くん。私にとって思い入れの深いお二人の芝居の再演を観て、お二人にも私にも確かに3年半という月日が流れたんだな、なんてしみじみ思いました。「続けるのにも諦めるのにも才能が必要」。痛みの走るセリフ。
飛龍伝は、初演では黒木メイサでしたが、今は中屋敷さんがネタにされてしまうのですね(苦笑)

「パンジーの乙女達」の方は、面白く拝見させていただいたものの、今一つ死んだ作家の人間性が浮かび上がってこず、妻の思いつめた心情に今一つ共感が出来なかったかな・・・というのも、実は去年同じように死んだ作家を取り巻く女達の物語の舞台を観てまして、脚本に既視感を覚えたせいでそれと比べてしまいまして、、すみません、、
うしのしらせ

うしのしらせ

劇団五〇鬼

北池袋 新生館シアター(東京都)

2013/11/22 (金) ~ 2013/11/26 (火)公演終了

満足度★★★★★

重厚!濃厚!そして最高!!
演劇の楽しさ素晴らしさをすべてパッケージに詰め込んだすこぶる付きの逸品!出会えた幸運に感謝します。

片鱗

片鱗

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

最終日観劇
気になっている役者さんに見つめられたら、恋に落ちそうなもんだが、ここに出てくる人達と視線を合わせたら、第六感と薄気味悪さが研ぎ澄まされそうな感覚に陥りそうだ。
人間関係や日常の因習が構築して破壊して、生み出し増幅し、成長し続けたような展開というか。
劇場内の空調やスタッフの動きを見ても何かあるのでは、と訝しさが包みこんでそれすらも興味深く、ホラーで不条理世界な舞台だった。
90年代末期〜00年代隆盛だったJホラー映画を思い出した。
縦横無尽に這いずり動きまくりながらも存在を消した手塚とおるさんが見事。
円形であの動きなら他の劇場ではどんな演出になるんだろう。

片鱗

片鱗

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

お隣さん
隣は何をする人ぞ。そうではなく、日常にあるひとつの風景の中にお隣さんとして生活していた気がしました。あのひとことがいろいろな意味を持ち、いろいろに受け取れる。面白い。

アンダー・ザマク

アンダー・ザマク

劇団 贅沢貧乏

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

みてきた
序盤の天真爛漫風な3人娘が可愛くてよかった。

遥かエリチェ

遥かエリチェ

小暮香帆

神楽坂セッションハウス(東京都)

2013/11/24 (日) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

初単独
上演時間60分。葉書がチケット。陽の中に陰が同居するこの人独特の雰囲気。初の単独公演にしては、かなり成熟した作風だった。

ティラノ

ティラノ

株式会社 芸映

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/11/21 (木) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

みてきた
ラス前の説得のシーンが切ない。

ネタバレBOX

ラストは衝撃的。
“ジママなブルー”其の一

“ジママなブルー”其の一

戸川悠野ソロダンス

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2013/11/22 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

一歩一歩
上演時間70分。流木や木材が床に散在していて、その間を一歩一歩静かに踊る。後半は木を一掃し、吹っ切れた感じ。静かな陽性が心地よいダンスだった。

片鱗

片鱗

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

ホラー作品だとは思わない
久しぶりに、イキウメの本領発揮の舞台だと感じました。

思索的、哲学的にして、やや怪奇的味わいが絶妙!

小泉八雲の怪奇小説を思い出したりもしました。

現代の怪談的な作りながら、どこか究極の人間賛歌風な後味が素晴らしかった!

今回、一番驚いたのは、大窪さんの演者としての並々ならぬ躍進ぶりでした。

かなり、円形劇場の芝居は観ている方だと思いますが、この劇場の使い方も、私のベスト1という衝撃的なセッティングでした。

それにしても、手塚さん、存在そのものが不気味で、改めて凄い役者さんだなあと感嘆!森下さんも、私が観たこれまでの芝居の中で、一番存在感ある役柄でした。

今後のイキウメが益々楽しみ。そして、前川作品の演出は、やはり前川さんご自身じゃないとと、改めて痛感しました。

ネタバレBOX

等間隔に設置された、4つの黒い箱状の舞台。その間は、十字路を表していたのですね。この十字路に、得体の知れない幽霊のような男が徘徊し、会場をそれとなく怖がらせた後、舞台は一転、陽気な雰囲気で、
大河原家の3人家族、土地持ちの独身男性佐久間家の一人住まい、若い独身ガーデンデザイナーと半同棲の男性が時折出没する堀田家。この3つの家庭に、安斎父娘が引越しの引き出物を持って挨拶に訪れる場面から、物語が始まります。

それほどの台詞が交わされるわけでもないのに、このファーストシーンから、登場人物それぞれの性格や関係性が、瞬時に客席に伝わる、前川脚本の巧みさに感嘆します。

4つの家を表す舞台は、各場面ごとに、住人が入れ替わる仕組も、とても斬新。

手塚さん演じる得体の知れない男が、撒く水が、何よりも、恐怖心を誘発します。この水は、結局、羊水なのかな?だとしたら、手塚さんの役は、生まれ得なかった胎児なのか?

高3の和夫は父になる道を選び、これから、安斎父娘と同じ人生を送るのでしょう!

ホラーと言うより、私は「そして父になる」に共通する、作者の思いを勝手に感じ取ってしまったのですが、解釈間違ってるかな?

しかし、この作品で一番怖かったのは、親しかった隣人が発する「許さないからな!」の言葉かも。自分の心の中を前川さんに見透かされた気がしました。
ファニー・ガール

ファニー・ガール

シンクロ少女

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2013/10/04 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★

はじめて
観劇しました。
前半(しいちゃんの子供時代)とても良かった。力のある俳優陣だなと思った。
後半は長く感じたが、ほろ苦さのある作品に仕上がったと思う。
ミュージカル風のところはずっと頭に「?」が浮かんでいたが、面白かった。

ホンキィ・トンク騎士(KNIGHT)

ホンキィ・トンク騎士(KNIGHT)

無頼組合

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/11/22 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了

退屈はしない。でも興奮もしない。
シリーズものの五作目らしい。
五作も続く人気作品ということと、初めての人でも楽しめるという謳い文句(?)だったので観劇。
確かに、人物関係図が分からない、ということはない。
だが、仲間内の絆のような物を知らないので、そういうものが関係するシーンは入り込めない。
ラストシーンに泣けなかったのは、入り込めないまま終わってしまったからだと思う。

立ち回りや銃撃戦は、小劇場ではあまり見ない激しさと頻度。
終盤の銃撃戦は登場人物が「誰を相手にしてるか分からないよ!」と言ってしまうような混乱状態だが、客側には分かるような話の運びだった。

暗転中の動き(車に乗ってるシーン)は面白い。
敢えて客に見せて、そして揃える。直角に動く。

歌とかダンスとか、いらない。
アンケートで書かれてるなら改善したら良いのに。
それをバラしてでもやる必要はあるのか。
バラされたことで、終演後に「アンケートお願いします、私達アンケート大好きです」と言われても「書いても意味ないんじゃ?」と思う。

助手さん…発声何とかしてください。一人すごい浮いてる。

紅い爪

紅い爪

劇団虚幻癖

Livetheater間~まほろ~(東京都)

2013/11/14 (木) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

落とし穴は案外、近くにあり?


猟奇的会話劇が見事。それを封じ込めるためにコメディを挿入するやり方も勇ましい。

ヨーロッパの とある郊外(私は北米の田舎町を感じた)に住む一家…。その幸せな家庭生活が崩壊していく猟奇だ。姉○と弟○の関係性がコインの表裏のように両極端。口調等は外国劇をモチーフとするが、セットや しぐさはともかく、その金髪カツラ(あるいはブレンド)はハイレベルだった。父親○のブレンドヘアーからピンセットが覗かせていた点以外は申し分ない。

もし、勇ましいコメディが なかったとすれば、どのような舞台だったか。叙情性や、セット、しぐさ を注意深く観察されたはずである。しかし、コメディの要素を 挿入した結果、私たちは全体の評価をしなければならなくなった。すなわち、「猟奇の表」と「コメディの裏」に錆が付着しても、いずれかの面だけではなく、一枚のコインで『紅い爪』を考える必要が出てくる。こうなれば、総体として整った舞台に思えてくるから不思議だ。

詩的であり、エロシチズムであり、虚無的である。その内実性を劇場というタンクに充満させた後、ラストのラストで ずどーん と爆発させる。もちろん充満する過程は不安だ。コメディなる「裏側」こそが それを払拭しガス抜きを図った可能性もある。

この劇団は発展途上国か。それとも先進国か、未開発地帯か。私は、マレーシアの離島だと言いたい。





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