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gate#11

gate#11

KAIKA

KAIKA(京都府)

2013/12/21 (土) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★

「gate#11」観ました
 gateは、京都で行われている試演会。
 私は、名古屋では「C.T.T試演会」をよく観に行っています。終演後には合評会を行い、観客から感想・意見を頂いてその後の創作に役立てるというもの。

 今回は、よそ様に足を運んでの試演会鑑賞。鳥公演と辻企画は、芸劇eyesやC.T.Tで観ました。したためは初見。



 鳥公園 『女生徒』 
 (原作:太宰治 構成・演出:西尾佳織 出演 森すみれ)

 影絵と自然体身体の淡々としたフラットさの向こうに、言いたいことを言えない女性の押し込めた感情。

 壁に映された四角いシンプルな光。そこを人が出入りすることで、違う位相(本、PC画面、自室等)が重なったり移動したりして見える。
 映像を多用する劇団でも、意外と見ない使い方。


 したため 『ひび』
 (演出・構成:和田ながら 出演:飯坂美鶴妃 出村弘美)

 言葉でのあまりに入念な概念確認が、聞かれた相手へ不安を感染拡大。もうすこしねちっこく工夫すると、オイスターズ・平塚さんチックな言語感覚にw

 聞かれた相手が、なぜ逃げたり無視したりせずに答えるか、その動機付けがほしい。


 辻企画 『もしもし、生まれる前ですか。』
 (作・演出:司辻有香 出演:浅田麻衣 黒木夏海 前田愛美 タイトル協力力・台詞協力:前田愛美)

 「生まれる前の声」という概念に着目。
 さて、この声が聞こえたのは、自分が死ぬ時か中絶しようとした時か。観ながら積極的に解釈したくなる。
 自分と自我との違い。アフタートークで、最も考えさせられた。



 全体として、完成度は鳥公演が抜けていましたが、したためや辻企画は、かなり概念的な実験をしていたように感じました。普通に演劇を観たい人には不満があったかも。

 せっかくの試演会なので、交流会だけでなく、もっと積極的に観た人の意見を聞くシステムがあってもいいと思いました。
 (合評会があるC.T.Tでも、まだ工夫の余地があるくらい)


 試演会を、ショーケースと見るか交流の場とするか出演団体・制作・観客の共同創造の場と取るか、また、観客の立場の違いによっても、受け止め方がずいぶん変わるかと思いますので、そのスタンスをはっきりさせてみてはどうでしょうか?(初見なので普段どうなのかは分かりませんが)



 …とかなんとか言いながら、しっかり交流してきました~ヽ(´∀`)ノ
 特にディレクターの方、私が昨年出演した愛知芸文20周年記念「金の文化祭」(構成・演出:杉原邦生)にも来ていただいたそうで、私のやった応援団やC-3POもバッチシ観られてたわ~(汗)

 お互いわざわざ相手のテリトリーへ足を運んで出会うのが、演劇交流の醍醐味ですね♪

おばけリンゴ

おばけリンゴ

演劇集団円

シアターX(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/28 (土)公演終了

満足度★★★★★

当日券で・・
ちびっ子や親御さんで一杯だったら帰ろうかとぶらっと行ったら入れた(笑

ちびっ子がもう少し賑やかかと思ったら、思いのほかマジメな子ばかりだった・・?

テアトロ・ラ・マリアを15日に同じ会場に観に行ったとき、
Χのロビーのチラシをみて、
円なのにポーランド作家?(正確にはポーランド系ドイツ人)と思って興味を持ったのがキッカケ(笑

良い話だと思った。

極力笑ったりしないで、子どもたちはどんなとこで反応してるのカナ?
と思って耳を澄ましてみた・・。

ネタバレBOX

怪獣オクタゴンが現れて、シアターΧに迫る!

8ぽんあしの怪獣は、呑気にも表のひろばで居眠りしてしまったらしい♨

かいじゅうのぶきみなあしだかしっぽだかが舞台の上にのそりと張り出す。

子どもたちを食い殺すと噂の怪獣。両国の子どもたちに緊張が走る・・?

不幸なワルターをころしておばけりんごを得た国王の秘密警察が、
その巨大りんごを怪獣に与える。

怪獣はりんごをたべて喉を詰まらせて死ぬ。

・・やれやれ、ちびっ子を食い殺すとんでもない怪獣は死んだ・・りんごを数百万で売り飛ばそうとした欲深いワルターという犠牲はあったものの小さなものだ、子どもたちの命に比べれば・・♨

ひとあんしん、と思ったら、なんと怪獣がただ一人の友達だっていう少年が登場。

怪獣の名前はオクタゴンなんてペンタゴンの親戚みたいな怖い名前じゃなくて(笑
じつは「キャシー」なんて可愛い名前だったんだってさ・・てか、女性?


少年は、恥ずかしがり屋で草食性の彼女と、森の奥深くで暮らしていて、
キャシーの尻尾を滑り台にして遊んでたんだって。

・・あれ、僕の推測だけど、少年は赤ん坊の頃森の中に捨てられたのを、
恐竜のキャシーに拾われたってことかな?

恐竜≒哺乳類説なんて、今の小学生男子には常識かもしれないね。

そんな素敵なレディを、見た目が大きいってだけで怯えて殺した臆病者の国王は、
今では国民の人気者。

・・あれ、どっかで聞いたような話だ。

少年は言う
「泣いたりするもんか、スコットランドにいるっていうキャシーのきょうだい、(ネッシー)に会いに行くんだ!」

どっかから男の子の声がする
「ないてんじゃん!」
ちょっと小さいけど、なんかちょっと涙ぐんでるんじゃないかと自分は想像した、姿は見えなかったけれど(笑

ついさっきまで自分たちを食い殺すかもしれなかった怪獣のために悲しめるなんて、
子どもはやっぱりステキだ(笑

これが大人だったら、
子どもに少しでも危害を及ぼす可能性がある怪獣なら、殺しても当然、と思うところかもしれない。

でも、それが本当に子どものためになるのかな?

子どもって、もっとたくましくて、
ついさっきまで自分を怖がらせてたものに、
簡単に感情移入できる瑞々しさを持っているものなんじゃないのかな?

ずっと後ろの方で、前の桟敷席の子供たちのざわめきに耳を傾けながらそんなことを思った。

終演後にちょっとだけ子どもたちの顔を覗きに行ってみた。

・・ああ、思った通りだ。
後ろの方で自分が想像した通り、みんなすっごくキラキラした目をしてたよ(笑
治天ノ君

治天ノ君

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

DVD化熱望!
演劇みてこんなに長時間鼻水垂れるぐらい泣いたのは初めてでした。後半一時間ずっと泣いてた気がする。こんなにも観る者の心が揺さぶられるお芝居、簡単には出逢えないと思います。DVD化はしないんでしょうか?
むしろ、映画化してほしいです。

劇団名から、もう少しポップなのかな?と想像してたのですがなんのその。
いい意味で裏切られました。超本格派の社会派お芝居。

こんなにも良い本と、それに魂を宿す良い俳優陣。
音響、照明、衣装、全てが素敵。
劇団全体の熱量がほんとものすごかった!
今年一どころか、演劇観てこんなにも心が震えて泣いたのは初めてでした。

このお芝居を観られたことに感謝。また必ず観に行きます。

ブラックジャックによろしく

ブラックジャックによろしく

幸野ソロ

ワーサルシアター(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

伊藤えみ 涙の演技!
この作品の内容を聞いたときには、こんな強力な題材を演劇でどういう表現にするつもりなのか、正直なところかなりの不安を感じました。
人間の生死を扱う作品は、それ自体の持つ重さのために多大な興味を観客に振りまきます。戦争もの、難病もの、ドクターもの果ては殺人事件もの・・その題材はTVにも映画にも溢れていて、しかもそれなりの視聴率を稼ぐようです。
しかしこの作品には、それらと明らかに違っている点があります。そういう作品の殆どは、主人公が自分自身の困難を克服して行くストーリーなのですが、今回の作品はそこがは違っています。生命の危機にあるのは二人の未熟児で、当然彼らにセリフはありませし配役すらされていません。
彼らの生命と障害を背負った人生の生殺与奪を握っているのは父親、母親、そして医師たちなのです。その他人の命を決める選択の葛藤が描かれるのが、この作品です。他人の生命と人生のありかたを自分の行動が決めてしまう。しかも躊躇している時間は与えられていない! その一方で、ナースという同じ空間にありながら自らは決定を許されない人達の苦悩も描かれています。

実はこの作品は、私としては始めてのジャンルの演劇で、且つ自分自身が好きな種類のものではないと思っていたのですが、結局は、とても良い時間を待てたと思っています。

ここまで書いたことは投稿タイトルとは一致しないのですが、ネタバレBOXに演技・演出について感じたことを書きたいと思います。

ネタバレBOX

原作が有名作品がであることもありストーリーは省略して、印象に残ったシーンについて書きます。

まず、投稿タイトルにしたヒロイン伊藤さんの涙の演技について。
彼女がいろいろなシチュエーションで見せてくれる表現は其々とても印象深いものなのですが、今回の作品ではこれまでは見たことがない様々な涙の表情を見せてくれました。
作品の前半は未熟児を出産した母親としてのうつむいた虚ろな表情の場面が殆どなのですが、後半では様々な涙の表情を演じてくれました。自らが出産した双子の兄が死亡し、ダウン症の弟を生かすための手術を拒否する夫と離別してでも残った弟を育てる決心をしたときに、彼女が夕日を見ながら「命ってきれいね・・」というシーンはこの作品のクライマックスでもあるのですが、その場面は海辺の夕日の淡いオレンジ色の光に包まれて演じられ、伊藤さんは彼女の内面を美しく深い表現で見せてくれました。そのときの彼女の瞳はうっすらと濡れてはいましたが泣いる訳では泣く、それは命の持つ美しさとこれからの人生を見詰めている瞳でした。
そしてこの後の場面で、彼女は夫との離別を医師に告げ手術を頼むのですが、医師に会って夫との離別を告げるときには伏せていた目を、手術を依頼する言葉のときには医師に向かって上げて行きます。その時、医師を見つめる彼女の瞳は、ゆっくりと涙で覆われていくのですが、最後まで決して涙を零すこと無くそのシーンを終えます。ここは前述の夕日のシーンを凌ぐ今回最高の名演だったと思います。 でも右側に立つ医師に向かって演じられた関係で、舞台上手の前方の客席からしか、それが見えなかったであろうことは大変残念です!
実は、それとは別に実際に落涙するシーンもあるのですが、その時には彼女の右目から落ちたひと粒の涙が空中で照明に反射してキラっと強く輝いたのが私の強烈な印象に残っています。これは今回の彼女の涙の演技を象徴する出来事なのかなあ・・・と。

一方、夫との回想シーンでも海辺の夕日の場面があったのですが、そちらは彼女としては珍しく(?)恋人との愛を確認しあうシーンとなっていました。こちらも良い感じでした!

作品全体の演出で印象に残ったことも書きたいと思います。
まず、開場時刻になって劇場に入っていったときに目に入る光景は烈です。そこから既に芝居が始まっている感じでした。舞台奥には未熟児が入る保育器が左右に置かれ、上からの青い光に照らされています。その奥の壁には妊中の胎児の動画が投影されているのですが、左側の胎児は右側の胎児よりかなり大きく、逆に右側の胎児は体は小さいのですが足を蹴るように動かしています。でも右側の胎児は動きません。この左右の2つの保育器は芝居が始まった後、左側には死亡する兄が、右側にはダウン症の弟が入れられるのですが、壁の動画はそれを象徴しているようでした。

それから、今回の作品では照明と投影する動画が大変効果的かつ斬新に使われていました。照明の色は感情を表現していましたし、舞台には常時霧が漂っていて幻想的でありながら
逆にシリアス感を持たせる上手い使い方です。

兄が死亡した場面ではナース達が保育器を黒いベールで覆い、保育器をそのまま棺として葬送の場を演じます。先頭の二人のナースが棺を運び、それに続く他のナース達は其々の
手に葬送のローソクを持って棺に続きます。その時はナース達によってアベ・マリアが厳かに歌われます。ユニゾンではなく合唱です。ナース役のなかに音大出のかたもいて葬送の場面の格調を歌のうえでもしっかり出していました。他にアメージンググレースが歌われる場面もあり重いシーンが続くなかでの歌は心を揺さぶります。

他にも書きたいことは沢山あるのですが、既にかなり長くなってしまってますので、この辺にいたします。

演じた方々と関係の方々には、今回、大変豊かな時間を持たせていた事を感謝いたします。
治天ノ君

治天ノ君

劇団チョコレートケーキ

駅前劇場(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかった
大変濃密な時間を過ごしました。松本紀保さんの出で立ちは演技とは思えない程気品に溢れていて素敵。大正天皇のことは全然詳しくなかったので興味を持ちました。観に行って良かった。

THE BELL

THE BELL

CHAiroiPLIN

神楽坂セッションハウス(東京都)

2013/12/21 (土) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★

楽しく勢いのある群舞
ダンスを中心に、台詞、歌、映像、ジャグリング等の様々な要素を盛り込んで、手紙にまつわるエピソードを賑やかに描いた、楽しい作品でした。

客席まで含めた床一面に茶封筒が敷き詰められ、封筒の格好をしたダンサー達が「郵便屋さん」を歌いながら踊り、カノン的に展開する印象的な冒頭の群舞に始まり、途中で更に白い紙が大量投入される中を、歌いながら、あるいは台詞やオノマトペを言いながら細かいムーヴメントを矢継ぎ早に重ねて大勢で踊る様子がエネルギッシュで魅力的でした。
ドタバタな雰囲気のシーンが多い中で、中盤から登場する伝書鳩と宛先不明で処分されてしまう荷物のしんみりとしたエピソードが引き立っていました。

シェイクスピアや安部公房の戯曲を用いた過去の作品では楽しい表現の先に悲しさや怖さが現れていていたのですが、本作では物語性が稀薄でコアとなるものが弱いので、様々な面白いアイデアが有機的に絡まず、楽しさが他の感情に変容する事なくアイデアそのものとして目立ち、作品としてまとまりのない印象になってしまっていたのが勿体なかったです。
構成の面では、短いシークエンスを何度も繰り返す内にカオスになってい行くパターンが多用され過ぎているのが気になりました。
ステージ奥の半円形に飛び出た柱に郵便ポストの映像を投影したり、映像で型どられたエリア内を動く等、映像の使い方のセンスが良かったです。

鴎座クレンズドプロジェクト『Viva Death』

鴎座クレンズドプロジェクト『Viva Death』

鴎座

SPACE EDGE(東京都)

2013/12/22 (日) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題945(13-384)
19:30の回(晴)。19:00会場着、受付...倉庫みたいな造り...と思って終わってから確認したら「1961年に建築されたビルの1F」とありました。「ロビー」では
ドリンク、スープ、物販、壁に過去上演の写真など。此処は初めてで勝手がわからず、とりあえず待ちます。予約メールの返信には開場は開演の30分前」とありましたが、結局、19:20会場、奥のspaceAへ。入って左に客席(ひな壇)、最前列の一部にビニールのひざ掛け(?)、舞台には水が張ってあり跳ねるのでしょう、2段目やや下手にしました。その下手には、白い木製の椅子(ひつとには「VOX」のミニアンプ)、アナログTV、向こうにKORGのキーボード(白)、小さなツリーとPC。正面壁に布らしきもの。19:32開演~20:41終演。DVD「洗い清められ」を購入。

サラ・ケインの作品ということでみに来ました。サラの作品は本作で4作目。もちろんどの作品も原作を知らないので正直よくわかりませんが、どれも面白く感じました。今夜も「日本語のセリフ(歌)」よりは、目の前で行われていることに刺激を受けました。

サラの作品は「4時48分サイコシス/渇望(2011/5@SENTIO)」「4時48分サイコシス(2011/6@バビロン)」「フェードラズ ラブ(2013/10@タイニイアリス)」と過去3回みて、本作で4回目。

当パンを読むと...鈴木さんは「時々自動」に出ていらっしゃるとのこと。2012/11、せんがわ劇場で「動物たちの冬」を2回(連日)みました。

ダンサーの辻田さんは初めてですが、桜美林なのですね。今年も「ピュア魂2」「くろいの×しろいの」「-W-」のダンス公演、「劇団はへっ」の芝居などいろいろみに行きました。

水面に拡がる波紋が照明を受け、壁や天井映り時空が歪んだようにみえます。

ナイフと包帯、男と女のハミング、トランペットから吹いてくる風の音、ダンスと跳ね上がる水、書きなぐられるコトバ...「HELP ME」..end

トリコロールバッドエンド

トリコロールバッドエンド

劇団MAHOROBA+α

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/12/04 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

「怯えと忠実」を養う暗闇の力


三本の短編集…。暗闇と照明を効果的に使い、コンクリート剥き出しのギャラリーを、高級ホテルさえ対抗できない「幻想空間」に造り替えた。また、その「空間性」を主張する台詞、演出、展開だから、狙った感じが全面に(違和感とともに)出ている。つまり、残念ながら、彼らには 担うべき力量がなかった、ということである。


三話目は、1957年スプートニク2号の人口衛星発射実験で、「世界初 宇宙遊泳 犬」を果たしたライカ犬•クドリャフカの物語。「怯えと忠実」を、女の子の感性から描く。これは、クドリャフカが雌犬であることを把握した上の演出だろう。

童話アニメーションの少年少女(二話目、三話目)だ。純粋な眼差しを失っていない。このテーマと、時間や空間が途切れ途切れ繰り返されるSFが、おそらく本舞台である。
しかし、「力量不足」のため、「幻想空間」を語る資格は持っていない。関係性も一方向に留まり、短編とはいえ、暗闇の良さも映せていない。大川興業暗闇舞台『Show the Black』を観劇した観客からすれば、「サスペンスに利用しただけで、暗闇に膨らむ想像力を生かしきれてない」となる。高級ホテルのジャクジーを訪れ、幻想的ライトが照らす大人の雰囲気を楽しめても、その浴槽へ注ぐ「水」がなければ、元も子もないではないか。


かわいい味

かわいい味

ppoi-っぽい-

atelier SENTIO(東京都)

2013/12/21 (土) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★

厨二っぽい
願望、妄想、メルヘン。

ネタバレBOX

小名浜第二中学校のような話でした。全員が同じ白い衣裳で、そのように思いました。

打ち止めの玉でしょうか、あの緑色のスーパーボールは。

女性が赤い布の中で赤い衣裳に変身し、チラシのような光景になりました。ただ、何を意味しているのかは分かりませんでした。
Touch~孤独から愛へ

Touch~孤独から愛へ

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2013/12/23 (月) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

中高生対象…?
この劇団さんの、代表作らしい。1999年初演、上演回数は拠点劇場および全国巡回公演で900を越えるとか。
このたびは、九州地区の中高生対象の巡回公演後の、凱旋公演なのだそうだ。
そんな歴史ある公演…なのだが…うーん(-_- )。。。

これは、現代日本に生きる中高生に理解できるのか?という所からして疑問。
孤児とか、暮らしていくために窃盗やかっぱらい(まず中高生にこの言葉が分かるのか?)で小銭を稼ぐ生活とか、文字を読めない教養レベルとか、度数の高いアルコールを一気飲みしたらどうなるのか、とか。
まず舞台の設定から理解できない(ピンと来ない)のではないだろうか。

調べてみたら、アメリカでの初演は1983年だった。ちょうど30年前だ。私が生まれる前。

私はピンと来なかった。だからあまり入り込めなかった。
素直に受け入れることができないという点では、私はトリートに似ているのかも…

役者達は熱演。文字通り、熱演。演技は本当に素晴らしい。
しかし、所々、テンポが悪い(特に第一部)…のかな?
ハロルドと知り合う前、小さな小さな世界しか知らなかった兄弟の生活と、ハロルドと出会うまでが第一部。
ハロルドと生活を始めた第二部。
第一部の汚い部屋と、きれいに整えられた第二部の部屋、これだけで二人の生活の変化が全て分かるのが面白い。

知らないということは、こんなにも生き方を狭めるのか、と感じた。
逆に知る・学ぶということはこんなにも無限で自由なのだということも。

ラストの、亡くしたものの大きさに気づくシーン、もっと欲しかった。
泣きたかったけど、泣く前に終演してしまった印象(>_<)

アルバローザの花嫁

アルバローザの花嫁

ミュージカルグループMono-Musica

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

残念では言い切れない!
楽しみにしていた千秋楽の公演中止の知らせを聞いて駆けつけました。
出演者、関係者の方達はご自身達が落胆る中でもファンの為に素敵な特別のパフォーマンスを見せてくださいました。
近いうちに是非再演していただきたいです♪

デジタル・ホムンクルス

デジタル・ホムンクルス

アリスインプロジェクト

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

(*゚▽゚)ノ面白い!
(*゚▽゚)ノ華やかなかりでなく、とても面白かった。泣けました。さすが藤本演出。アイドル芝居はあんまり信用していないのですが、藤本浩多郎の演出ならまた観たいです。

アルバローザの花嫁

アルバローザの花嫁

ミュージカルグループMono-Musica

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

最強コンビ♪
「夜明けの風」以来の本公演でのSora&MIKU男役!これが観たかった♪

いなづま

いなづま

梅パン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

鬱々、不気味
雰囲気を味わいました。

ネタバレBOX

普通だけれどそこそこモテる男がいて、生霊が存在しているかのような妄想が見えたり、座り芝居が多く、淡々と、暗っぽく、場所は田舎で、松田正隆風雰囲気を感じました。

そこに、DVをしている気が狂った隣人が加わって、怖さと不気味さ、陰鬱さがたっぷりでした。隣人のことを通報することの難しさが良く分かりました。

回り舞台のための紐はちょっとちゃちっぽかったです。
“ジママなブルー”其の一

“ジママなブルー”其の一

戸川悠野ソロダンス

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2013/11/22 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★

魅力的
とても素敵でした。観に行って良かったです。遅れていったのですが、制作さんが丁寧に対応してくださったので大変嬉しかったです。ありがとうございました。

THE BELL

THE BELL

CHAiroiPLIN

神楽坂セッションハウス(東京都)

2013/12/21 (土) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

楽しかった
踊りや場面転換などが非常にテンポよくて、観ていて飽きなかったです。鈴木さんのソロもあって、とても楽しめました。また次回も観に行きたいです。

フウン

フウン

劇団→ヤコウバス

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

世界観が好み
とっても引き込まれる作品でした。
まだ若い彼らが、これからどんな風に磨かれていくのかすごく楽しみです。期待してます。

Romantic Love?【ご来場ありがとうございました】

Romantic Love?【ご来場ありがとうございました】

劇団競泳水着

サンモールスタジオ(東京都)

2013/12/19 (木) ~ 2013/12/26 (木)公演終了

満足度★★★★

歩みの先の「今」の感覚
洒脱なシーンの繋ぎや、舞台の構成のなかに、
女性の歩んだ時間が、とてもナチュラルな質感とともに
浮かび上がってきました。

役者一人ずつに、その構成やスピードに流されない
刹那ごとのしっかりとしたロールの描き出しがあって。

観終わって主人公が歩み出す「今」の質感が
薄っぺらくならず、とても自然なものとして伝わってきました。

ネタバレBOX

冒頭の仕掛けからしたたかで、
そこから舞台に描き出されるものが、
急ぐことなく、でもおざなりになることなく
刹那の解像度を持ちながら重なっていきます。
作り手ならではでの時間の切り取り方や繋ぎ方かたに
引き込まれていく。

登場人物たちのその語り口が、
時にしっかりとデフォルメされ、あるいはとても自然体におかれ、
ともに強さや深さを持ちつつそのバランスが実に良い。
前半はどこかばらけて思えたシーンたちが
良い意味でのあいまいさをもち、
移ろう想いの肌触りを失うことなく
密度をもった淡々さとともに、
絶妙にルーズに観る側に重なっていく。
食事のひとときを一歩分に結び過ごした時間を描き出したり、
タバコケースに詰められたもので
一人の男と二人の女の
関係を観る側に伝えて見せたり・・・。
作り手の創意に紡がれた
いろいろに洒脱な企みや伏線や表現がちりばめられいきます。
それを紡ぐ役者達が担うロールがしっかりと作りこんでいて、
中庸であっても、どこか誇張されていても、
その色をぶれることなく舞台に置く力量も担保されているから、
よしんば、展開が恣意的に散らばっていたりランダムであっても、
全体が次第に縒り合わされる中、
絶妙にデフォルメされたエピソードも、
やがて交わる人間関係の片端も
違和感なく交わり束ねられていくのです。
そうして積もり束ねられた舞台のテイストが、
物語の内外を照らし、厚みを醸し、
シーンに描かれた会話や風景の向こう側に、
描かれなかった時間も垣間見えて
そして、登場人物たちそれぞれの思いの細微な部分までが
そのなかにすっと切り出されて、
気がつけば、観る側が登場人物の時間にしなやかに
閉じ込められてしまっている・・・。

その顛末は、ビビッドな部分も、ビターな部分も、
あるが如くに描かれて・・・。
でも、ラストシーンには、
そこまでの時間が置かれているからこそ感じうる、
主人公のさらなる踏み出しの感触があって心を惹かれる。
映像的などとも言われる作り手の語り口ですが、
役者達の力量をしなやかに引き出し、
舞台だからこそ感じうる想いの俯瞰が観る側にしっかりと織りあがっていて
だからこそ、登場人物達に訪れた「今」の感触に浸り、
ラストシーンに仕込まれたウィットにあざとさを感じることなく、
主人公の歩み出しの可笑しさに嵌る。
終演後も暫くは、そんな主人公の「今」の温度や、とても素敵な戸惑いが、
しなやかに残っていたことでした。

競泳水着の10周年、この先どのような世界を見せてくれるのかが、
とても楽しみになりました。
拝啓ライトフライヤー号!

拝啓ライトフライヤー号!

劇団赤鬼

ABCホール (大阪府)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/24 (火)公演終了

満足度★★★★

ほっこりしました!
ほっこり温かな劇でした。孫が閉島に来て、その祖父母の青春をめぐる経緯がわかる。脚本が良く、音楽も効果的でした。

アクアリウム

アクアリウム

DULL-COLORED POP

シアター風姿花伝(東京都)

2013/12/05 (木) ~ 2013/12/31 (火)公演終了

満足度★★★★

ぽこ、ぽこぽこ、ぽこ…
楽しみにしていたにもかかわらず 夜勤明けのため 中盤、上体がかしいでしまったことをお詫びします。120分、がしっと受け止めることが出来る体調の時に観劇すべきだったと反省しています。


深刻なところ ゆるーい ところ 重いところ かるーいところのバランスが面白いし 幕開けの 長い長い 呟きのような独白に まず引き込まれる


ぽこぽこ、ぽこ と 水槽の中のあぶくの音を聴きながら 私は 全て 許してもらえるような気持ちになりました




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