
拝啓ガガーリン様
劇団ガガガ
山王FOREST 大森theater スタジオ&小劇場(東京都)
2014/02/22 (土) ~ 2014/02/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
観させていただきました!
とても楽しかったです!
小屋ならではの雰囲気、距離の近さが、そのまま劇の勢いになっている、素晴らしい舞台だと思いました。
元気のいいガガーリン役と医師役の2人がとても印象に残っています。
もちろん、主人公、凜くん役のかっこよさも!
劇場までの案内も丁寧でした。
また、23日は京浜東北線が1日中運休するという事故に見舞われましたが、その時の対応も素早く、素晴らしいと思いました。
旗揚げ公演お疲れさまでした!
これからも「ガガガ」にあふれる劇を作っていってください!

天守物語
世 amI
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了
満足度★★★★
異界へ、
と誘う演出には、とても想像力をかきたてられた。
一方で、全体的に暗い照明なので気楽に娯楽を楽しもうという向きには、気持ちをいったんリセットして切り替えないと置いていかれる舞台かも。

狐雨の花嫁
株式会社Legs&Loins
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/02/15 (土) ~ 2014/02/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
3度目の観劇
Bチームが演じる大千秋楽をセンター最前列で観劇する幸運に預かった。
張り出しの舞台でその横にも客席が配置されてるので厳密にはもっと前にも客がいるのだが、舞台を真正面から観劇するにはここが最前列なのだ。
そして、今回最も印象に残った演技を真横から見ることができる位置でもある。
物語の終盤、会場の99%が見ていない演技がある。
ホンドが殺されるシーンを舞台の隅で、もう殆ど舞台外と言っていいほどの隅からじっと見つめるコウ。
客席後方からは階段状の客席に阻まれて物理的に見えないし、張り出した舞台横の客席では超至近距離の目の前で斬られるホンドに目が釘付けになる。
大千秋楽のあの時間、客席をぐるりと見渡してみたが、舞台隅でジッと悲しみに耐えるコウを見つめるのは僕と舞台上のホンドだけだった。
ただ不思議なのは、コウの演技が思ったより静かなのだ。
愛しい人が激しく斬られるのを目の当たりにして、泣き叫ぶのではなく、目を反らすのでもなく、座り込んで拳を固めて、涙を湛えた目で唇を噛んでジッと耐えるコウ。
目の前であんなに何度も激しく斬られているのに正直意外だった。
ただそんな素人にも分かりやすい演技ではなく、内面に秘めた意思の強さ、狐族の未来の為に何があっても絶対に揺るがない決意の固さを、敢えて動かないことで表現したのではないだろうかと想像している。
この想像が合っているのか、いつか機会があれば尋ねてみたい。
ラストシーンの花嫁行列では筆舌に尽くしがたい美しさと儚さを全身で体現してみせたヒロイン役の柴 小聖(しば このな)さん。
狐族全体が一族の命運をかけて助けたかった。
ホンドが己の命を投げ打っても守りたかった。
・・・しかしできなかった。
そんな想いに自然と共感し、あまりにも悲しい結末に客席全体を涙の渦に巻き込んでしまう素晴らしい表現力。
そんな大女優の細い背中を1mの至近距離から見つめる舞台だった。
また次の作品も楽しみだ。

眠る羊
十七戦地
LIFT(東京都)
2014/02/19 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
この臨場感が楽しい。
☆4.5
狭小スペースでの緊密なやりとりがとても贅沢な味わい。リピート観劇したいくらいだが、とりあえず家族や友人に勧めます。

1000mile
日本女子体育大学ダンスプロデュース研究部
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2014/02/23 (日) ~ 2014/02/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1009(14-048)
18:00の回(やや曇り)。17:00着、この時にはほとんど風がない…が、しばらくすると雲も厚くなり、風も出て冷えてくる(外形からして上部に当たった風が下に流れるように思える)。17:13足下、階段の照明が点く。若干早めの開場、桟敷席の左右に余裕あり、18:00マイクを使っての前説(60分)、よく通る声、ゆっくりと綺麗な発音でとても聴きやすいものでした。18:05開演〜18:56終演。
日本女子体育大学の公演は、「ぴちぴち〜(2013/5@本会場)」、「猛烈浪漫狂詩曲(2013/12@本会場)」、「Capsule/卒業公演(2014/1@府中の森)」、本公演と1年間で4公演。当パンでお名前をみると「猛烈〜」に出ていた方もいらっしゃいました。
「暖色」「寒色」と二つの色彩を使い分けた衣装、照明。あちこちでおきる小さなさざ波、波頭、押し寄せる大きな潮流が混ざり合うような振り付けの妙、これを身体で表現し切る技量、渾身の力を振り絞った舞台でした。

眠る羊
十七戦地
LIFT(東京都)
2014/02/19 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

君の心に残るもの
T1project
小劇場B1(東京都)
2014/02/18 (火) ~ 2014/02/23 (日)公演終了
満足度★★★★
伺いました。
☆4.3
本隊さん拝観は動物園以来・・
客席&舞台セットが上手くマッチしてる印象
この大人数を如何に?・・駅の待合室・・なるほど。。
"田中さん&五十嵐さん"が渋くて、"鹿江さん"の役作り準備期間(髭)御苦労様でした。
”ちょっちさん”の後半の長台詞・・おいちゃんは不覚にも思わずうるうるしてしまいました。
【追伸】SLの音・・いいですね!

てろめあ
EgofiLter
ギャラリーLE DECO(東京都)
2014/02/20 (木) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

燃ゆる
ノアノオモチャバコ
「劇」小劇場(東京都)
2014/02/15 (土) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

成れの果て
elePHANTMoon
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/02/19 (水) ~ 2014/02/26 (水)公演終了

サニーサイドアップ
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2014/02/21 (金) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

劇団リケチカ「ただえり」、ロージーとハワイマンズ「轟百合子の毎日」
NPO法人らふと
RAFT(東京都)
2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

電磁装甲兵ルルルルルルル
あひるなんちゃら
OFF OFFシアター(東京都)
2014/01/28 (火) ~ 2014/02/02 (日)公演終了

拝啓ガガーリン様
劇団ガガガ
山王FOREST 大森theater スタジオ&小劇場(東京都)
2014/02/22 (土) ~ 2014/02/23 (日)公演終了
満足度★★★★
観劇させていただきました。
拝啓ガガーリンさま 観劇させていただきました。
とても面白かったです。特に、彼女役の人と医者役の人が印象的でした。
私は、youtubeに投稿された、二つの舞台も見させていただきました。どの公演も独創的で、個性溢れる内容で、心が動かされました。
あなたたちの劇団を詳しいことは知りませんが、三つの公演の中で最もガガガの色が出ていると思ったのは”カゼフクアキノマボロシ”でした。拝啓ガガーリン様は、やや個性が薄かったように思えます。
初回の気持ちを忘れずに、これからも精進して欲しいと思います。

雨の寂 -amenosizima-
劇団After6
d-倉庫(東京都)
2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了
満足度★★★
バタフライ効果!
実際バタフライ効果が表れるのは、天気や気象など自然のもの、株価の動き、道路の交通の自然渋滞なのだが、この芝居では、タイムスリップし、人的なもので人の生死を変えようとしたものです。
話がややまわりくどく感じ、もう少しスッキリ頭に入り易いと良いと思います。
舞台セット立派、男性陣の殺陣は迫力ありました。

眠る羊
十七戦地
LIFT(東京都)
2014/02/19 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
ワンシーンの80分間だけど大満足
ワンシーンだけの80分間でしたが、緊迫したシチュエーションの中でいろんなことがどんどん明らかになり、登場人物が次第に追い込まれていく。そして最後には仕組まれた意外な筋書きが明らかに・・・。しかしところどころに笑いも散りばめられ、とても盛りだくさんで観応え十分でした。大満足です。

成れの果て
elePHANTMoon
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/02/19 (水) ~ 2014/02/26 (水)公演終了

眠る羊
十七戦地
LIFT(東京都)
2014/02/19 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
家より国家!
リアルな会話、息も吐かせぬ緊張感、すべては脚本のもつ絶対的なメッセージの強さに感心させられた。期待通り素晴らしい!

「Reverse Historica」 リバース・ヒストリカ
BIG MOUTH CHICKEN
サンモールスタジオ(東京都)
2014/01/30 (木) ~ 2014/02/04 (火)公演終了
満足度★★★★
差別化した姿勢に好感
得意技(?)の物真似などを取り入れて(よもや那珂村たかこさんの物真似まで観ることができようとは!(笑))人気の傑作脚本を自分達のものとして差別化した姿勢に好感。
そのギャグがやり過ぎになる直前の寸止めなのも巧み…いや、たまに踏み外していたか?(笑)
とはいえ「憑かれる」面々が憑依前後をきっちり演じ分けていたので安心して観ることができたのは幸い。
しかしオープニングクレジットのバックが「女王蜂」なのはどうも…。
また、制作まわりが未熟だったのは惜しい。今後の課題かと思われる。

ファンレターズ
ユニットマミカ
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2014/01/19 (日) ~ 2014/01/19 (日)公演終了
満足度★★★★
なかなかにオソロシイ
若年層に大人気の恋愛小説家とその熱狂的であるがゆえのストーカー気味ファンを描いた朗読劇。
が、「ラブレターズ」のように二者の往復書簡ではなく、小説家側は編集者への相談などの手紙なのが二者の関係を端的に表していて、さすがじんのひろあき。
また、作家とファンではありながら、直接の接触は終盤のみなので「ミザリー」とは根本的に異なり、むしろ徐々に間合いをつめてゆくコワさは「電話のメリーさん」風。
さらにはブリジット・フォンダ主演の映画「ルームメイト」も想起。
そんな内容に加えてマミカのお二方が役になりきって演ずるモンだからなかなかにオソロしい。
次回公演はどんなものになるのか、早くも期待。