
真田十勇伝
劇団SHOW特急
萬劇場(東京都)
2014/04/03 (木) ~ 2014/04/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
真田十勇伝
最高の舞台でした。
最近観た舞台の中では一番です。
時代劇ですが、話しも解り易く、十勇士のキャストも良く本当に最高でした。

スタンリーキューブリックはかく語りき
THE REDFACE
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/04/02 (水) ~ 2014/04/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
切り口が・・・
以前からREDFACEの舞台で面白くなかったとか
行かなければよかったという感想が一度もない!
今回も期待はしていたけれど、期待以上!!!
スタンリーキューブリックという映画監督を知らなかったので
付け焼刃でDVDを借りて見てから劇場に行った。
映画は計5本しか見られなかったけど
どの作品もとても面白く何度も見たいと思う作品
それをどんな感じに仕上げるのか
ドキドキしながら笹ファクに向かった。
キューブリックの世界観を壊すことなく
だけどREDFACEで
相乗効果というのだろうか
とにかく観終わって色々と考えさせられる舞台
龍造寺さんの脚本は毎回驚く
榊さんの演出も凄い
それを表現する役者さんもイイ
忙しくなければ後2回は観たいと思う。
上映時間は2時間を切るくらいだったけど
そうは思えない程 濃い内容
今回は生演奏で始まるのだけれど
この入りがまた良い♪
やっぱりREDFACE大好きです。

Re:verse
アヴァンセ プロデュース
本多劇場(東京都)
2014/04/02 (水) ~ 2014/04/06 (日)公演終了
満足度★★★★
PTSD抉ってるような気がする・・・
開演前の受付時間遅れで副流煙吸わされたり、
開演時間が7分遅れで時間稼ぎのアナウンスとか前説とかも無かったなぁ。
芝居自体は心に強く響くものではあったが、
う~んいろいろと合わない人もいるだろうなぁとも思えた約100分

3番目の恋人(終了しました)
エビス駅前バープロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2014/03/20 (木) ~ 2014/04/02 (水)公演終了
満足度★★★★
同じ空間で
2月に観たおぶざでっど2と同じ場所なのに
全く違うテイスト
バーが舞台でも色々なコトが出来るんだと実感
今回のはコメディで間がなんともいえなくよかった。
時間が取れればもう1度行ったのだけど
2週間の公演期間だったのにそれが残念。
DVDで楽しみます。

ぬれぎぬ
アマヤドリ
シアター風姿花伝(東京都)
2014/04/01 (火) ~ 2014/04/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
こういうアマヤドリが見たかったのかも
劇場(目白駅から徒歩20分)にいくまで、水たまりに思いっきり足ツッコんだり、トラックが跳ねた水を浴びちゃったりで開演前テンションダダ下がりだったんだけど、それでもまあ、面白い芝居を観るとちゃんと面白いんだなあ、ってなことを再確認した。
観る前は「一回観りゃいいかなあ~」ってな感じに思ってたんだけども、甘かった。
ここまで2時間しっかり惹きつけられて、んでもって「ああいう」終盤だと、なんつーか沼に引きずり込まれたっていうか、一回だけじゃとてもじゃないけど咀嚼しきれない、もう一回は観ないと、って気にさせられるというかなんというか。
にしても今回の『ぬれぎぬ』、アマヤドリ特有の群舞も詩的な台詞もない公演って触れ込みだったんだけど、なんというか『ぬれぎぬ』は、それでもここ最近のアマヤドリ作品の中じゃ一番(あーしが漠然と捉えるところの)「アマヤドリ」的なモノを強く感じたなあ。
それはなんつーか、役者の発するセリフが確かに登場人物の吐き出した言葉そのものなんだけど、同時にそのセリフがセリフ自身で一つの「哲学」みたいなもんを生き生きと、時に高潔に、時にグロテスクに紡ぎだしていくっていう、そんな瞬間みたいなモンに満ちている感じなんだけど、劇団員オンリーに絞った公演のせいか、アマヤドリの魅力のうちのそういう面がとてもじっくり味わえる、「そうおう、こういうアマヤドリが見たかった」的な舞台だったなあ、と。
てな感じで観劇後、差額払ってフリーパスにしちゃいました。
公演終盤でまた行くかなあと考え中。
内容に突っ込んだ感想はその時にでもできたらいいなあ、と。

気狂い輪舞曲(ロンド)
高襟〜HAIKARA〜
d-倉庫(東京都)
2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★
場違い感
主宰の深見さんの本業のダンス教室のちびっこ達と親御さん達が家族連れで前三列ほどを占めておられましたが、
本来15禁くらいには相当するであろう当公演においてはやはりかなり異様な光景に映りました。
とはいえ、最前列に用意されたちびっ子席をみてもわかるように主催者的にもアチラがVIPなわけで
場違い感を感じるとすれば追われるのはむしろコチラか・・・というわけでおとなしく観てきました。
なお、公演の性質を思えば当然何が何でも前の席に座りたい男子がいるのは当たり前なわけで
その小さな小さなちびっ子席に身を屈めて座っておられる方も数名おられたのですが
その姿を揶揄する声が家族連れの中から聞こえてきたことも、釈然としない思いで帰路に着く一因となったことは否めませんw

ドッグウェイ
サッソク
nakano f(東京都)
2014/03/31 (月) ~ 2014/04/02 (水)公演終了
満足度★★★★
小劇場系団体主宰えれじぃ
とある二次会が進行する中、長期間公演していない劇団の主宰でもある店長は過去を回想し…な物語。小劇場系役者裏話として「ありそー」や「さすがにそこまでは…」なネタ満載で終始ニヤニヤ。
そして冒頭のリプライズかと思わせてのラストに「そう言えば…」と気付かされる。
なお、トップシーンで階下から聞こえる山手線ゲームの「エロく聞こえる言葉」が、河西さんのツイートと関連していてワロタ。

硝子の方舟
形態ZERO
サブテレニアン(東京都)
2014/03/28 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★
カルト教団っぽさに説得力あり
カルト教団に入信した恋人を救おうとする(?)男の物語。
懐かしきアングラ芝居風の台詞回しが如何にもカルト教団の修行っぽくてサブテレニアンにいるんだかサティアンにいるんだかワカらなくなりそう、的な…。
また、教祖や信者が振り回す理屈も、教団関係者が一般人を煙に巻く時に使いそうで説得力(!)があった。
なので「ある不安」を抱いた(爆)が、終演後に談笑する役者陣がフツーの若者でひと安心。(笑)

Re:verse
アヴァンセ プロデュース
本多劇場(東京都)
2014/04/02 (水) ~ 2014/04/06 (日)公演終了
満足度★★★★
小さいハコ向き
演技は楽しめるものの、先の展開が読めるので私はあまり楽しめなかった。
近年、被災者をモチーフにした舞台鑑賞が続いており、演出の凡庸さが目立つ。加えて音響と照明もべたであった。

舞台 新耳袋3
タンバリンステージ
ザ・ポケット(東京都)
2014/04/02 (水) ~ 2014/04/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
ネホリーとハホリー☆
(^0^)/
[タンバリンプロデューサーズ]の、
【舞台 新耳袋3】を観てきました☆
面白かったです。
超常現象を扱った、知的な舞台☆
トワイライト・ゾーン的な魅力♪
演出の工夫がスゴイし、
役者陣がこれまた魅力的☆
摩訶不思議な世界に、
グイグイ引き込まれます♪
観劇日記をブログに書きました。

ぬれぎぬ
アマヤドリ
シアター風姿花伝(東京都)
2014/04/01 (火) ~ 2014/04/23 (水)公演終了
満足度★★★★
アマヤドリで 雨宿り
生憎の雨であったので文字通り、アマヤドリで雨宿り、というオチ
開演待ちの間のBGMはない(苦情では、ありませんよ)
少しずつ客席が埋まっていくのを 寡黙に待っている客ばかり。唐突に芝居は始まるが、す…と臨戦態勢となる観客席、見事、と感じた
最初は 追い詰める側が 今度は 追い詰められる側となる
相手の闇に斬り込もうとした側が 今度は自分の内にある闇に取り込まれる
最後のほぼ20分たらずの場面が 息をつめるほど、いい
これをどう解釈するかは様々だろうが 愛している という言葉を使わないだけにかえって切ないほどの愛が伝わってきた
ヌレギヌ というタイトルは秀逸
冤罪そのもの という意味も、だし 男女間の誤解、行き違い の暗喩という気もするし
初見でしたが 追いかけたい劇団が増えました

スパゲッティを、はしで食べる
しむじゃっく
小劇場 楽園(東京都)
2014/04/02 (水) ~ 2014/04/06 (日)公演終了
満足度★★★★
(^-^)
劇場の形状から、2回観た方が良さそうだったので、初日と、2日目夜の2回観ました。大笑いというよりは、クスリという感じ。駄菓子屋としては、どうかなという感じもしましたが(笑)。置きパンの字が小さすぎて、読めません。ポッポちゃんがやたらかわいい。出演者がみんなコギレイでした。チラシは可愛いんだけど、せっかく役者さんが見た目にいい人たちばかりなのに、写真を載せないのはもったいないなぁと思いました。アンケートをWebにされていたのですが、ガラケーからはアクセスできず、置きパンに書かれていたURLは、ちょっと足りなかったです。・・・詰めが甘い感じ・・・ですね。作品自体はいろいろ面白かったです。

deprived(仮)
shelf
キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)
2014/04/03 (木) ~ 2014/04/07 (月)公演終了
満足度★★
「語り」の勝負
できてました。できてました。
シンプルで小さな部屋の中で俳優さんが発声した音が歌がとてもキレイに感じました。動きを最小限にまとめコラージュされたテキストを順番に発声する。僕の拙い知識では、どのテキストが引用されていたのかわかりませんでしたが、迫力ありました。玄人好みの内容なのかな。

Re:verse
アヴァンセ プロデュース
本多劇場(東京都)
2014/04/02 (水) ~ 2014/04/06 (日)公演終了
満足度★★★
脚本演出は良かった
一人一人の人物設定がしっかりしていた。緊張感が持続し最後まで見られた。
演者の発声、表情、演じる力にばらつきがあり、感情移入ができないことも多かった。子役のセリフが聞き取りにくいところがあり、残念。
登場人物の、痛みや怒りが丁寧に扱われていた。

真田十勇伝
劇団SHOW特急
萬劇場(東京都)
2014/04/03 (木) ~ 2014/04/06 (日)公演終了

ちょっと待って誰コイツ!こんなヤツ知らない
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/03/14 (金) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★
全部が珠玉かというと、ガガ様にやられる。
バラエティにとんだ短編集。お下劣な幕間コントをはさんで、星新一のショートショートを思わせる短編が多いけどなぜかドラ○ンボールをやってしまったり。゙注目は西田シャトナー脚本がもろ惑星ピスタチオだったこと。演者の力量あってこそ。先週、腹筋善之助さんの舞台を観たばかりに、観に来てしまいました。そして物販で破壊ランナー他のDVDセットを買うことが出来ました。そちらでも満足。

祭礼2014
PLANT M
シアターsenka(イロリ村)(大阪府)
2014/03/28 (金) ~ 2014/03/31 (月)公演終了
満足度★★★★★
最後の場面で全てまとめて感じる。
地図に赤い色が流れる 鈴 かぐらを舞う 空気が変わる 上を見る 脚立 布をよける お茶碗 お茶 お供え ちゃぶ台 食べる。 お米と向き合う 生きること 壁には煙突の煙の町が電車の風景のように流れる 鳥が飛ぶ 生活している 二人の中に 町の中 その物でなくその事が、行動も すべてが神に感じた。
最後の場面で全てまとめて感じる。

3番目の恋人(終了しました)
エビス駅前バープロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2014/03/20 (木) ~ 2014/04/02 (水)公演終了
これは困った~~
観てきた皆さんが、☆5つキラキラなので、わざわざ水を差すこともないのでしょうが・・むしろ楽しめなかった自分がおかしいのか?こういう時ってホント困るわ~。。それぞれの皆さんのお芝居の質感がバラバラでどうにもかみ合ってないように感じてしまい・・最初から最後まで心の居場所がありませんでした。あと何の意味もなくお芝居の最中に観客とガッツリ目を合わせるのだけは止めてほしい。何度も現実に引き戻されてしまい、苦痛でした。

無惨なメデイアの詩
一般社団法人 日本演出者協会
タイニイアリス(東京都)
2014/03/27 (木) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1058(14-097)
13:00の回(雨)。12:30開場、12:45鋏で切り始めるが、どうやって時間を測っているのだろう。13:02開演〜14:09終演。2回目ですが面白く観ることができました。
劇中、手元の装置で投影していたのはエコー映像でした。
子供を家族の絆であると主張する男は、「産む機械」というセリフを吐く(字幕)、子供は所有物であり、証明書みたいな存在なのか。下手のバスタブが子宮に思えてくる。埋められた赤子、張られた水のなかでの争い、赤い糸は解され、揺らめく紫の煙と刺さる棒針。
上手は白、下手は黒(の衣装)
埋められていた避妊具と(死んでしまった?)子供服。
マシーンをメンテするような男の行動。
先日とは少し位置を変えてみたところ、字幕が役者さんに隠れてしまうシーンがありました。なんとなくわかっていますが、先の方のコメントにありますように、手前の梁に映すか、上手にも映すか…当パンに折り込むか。

さらに/ハイ・クオリティー
ナカゴー
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/03/25 (火) ~ 2014/04/03 (木)公演終了
満足度★★★
哲学的SFな『ハイ・クオリティー』
馬鹿馬鹿しくて騒がしい内容でありながら、人間とは何かを考えさせる要素もあり、ただ笑えるだけではない作品でした。
ペットとして扱われている掃除機/掃除機を操るロボ/人間の3つのクラスの境界があやふやになって行く展開で、精神異常者/正常者やロボ/人間といった2つのクラスで同様のモチーフを扱った作品は良くあるのですが、3つのクラスにしたことで混迷の度合いが高まっていて物語に深みが出ていて良かったです。
激しい口論中に第三者がポロッとこぼす台詞のとぼけた風味が楽しかったのですが、その手法を多用し過ぎていて、後半ではくどく感じました。
篠原正明さんの映画の吹き替えの様な声色と台詞回しが魅力的でした。川上友里さんの壊れた演技も強烈でした。
交互上演の『さらに』は下品過ぎてあまり楽しめなかったのですがこちらの作品は興味深く観ることが出来、敢えて異なるテイストにした作風の広さ(しつこさは共通していましたが)が印象に残りました。