
迷迷Q
Q
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/04/24 (木) ~ 2014/05/01 (木)公演終了
満足度★★★★★
無題1087(14-125)
19:30の回(晴)。18:30受付、19:00開場(会員優先)。白いなぁと思ったら、手すりが白く、正面の「小屋(部屋?)」も白く、そこには「Q」が映っていて上に二人、下手に洗濯機と女性がひとり。天井にミラーボールが3つ。床はコンクリートむき出し。
3作目です。「油脂越し(2011/7@プロット)」は全然わからず、なので「プール(2012/1)」には行かず、「地下鉄(2012/5)」はダンサーの木村さんが出るので観に行って..本作に至る。
19:28前説(100分)、19:30開演~21:08終演。物語というよりはパフォーマンスを観ているようでとても面白く感じました。スタッフ「映像」に鳥公演の森さんのお名前があったのでどのようなものかなと思っていましたがこれもよかったです。
検索してみると、坂口さん、吉田さんは「Kと真夜中のほとりで(2011/10@アゴラ)」で観ていましたが、もちろんその時には気づいていませんでした。
当パンをみると舞台監督鈴木さん、7月にセッションハウスでダンス公演、日程があえば行ってることと思います。

porter ~旅するひとびと~
[DISH]プロデュース
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2014/04/25 (金) ~ 2014/04/27 (日)公演終了
満足度★★★
面白くはあったものの・・・
面白い断片は随処に見られたものの,やっぱとっ散らかってる感満載の舞台でした。役者さんも慌ただしかったんだろうけど,観る方も,この作品はどういう性格のものなのか,落ち着かない感じがしました。そのせいでしょうか,全体通して印象の薄いものでしたね。でも面白くはあったんですよ,この劇団らしくね。

楽屋
演劇集団アクト青山
ワーサルシアター(東京都)
2014/04/22 (火) ~ 2014/04/30 (水)公演終了
満足度★★★★
あと1チーム見たいです
ああ、新劇っておもしろいんですね。
ようやく新劇のお芝居の面白さが分かりました。
子どもさんもケラケラ笑ってみておられました。

迷迷Q
Q
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/04/24 (木) ~ 2014/05/01 (木)公演終了
満足度★★
二度観はキツい劇団
「人間≒動物」というテーマを上手く展開できておらず、かなり退屈な100分弱だった。とりわけツラかったのは後半。乱脈でとりとめのないお話がどこまでも続いて、何度寝落ちしそうになったことか。。。
本作に飽きただけではない。Qを観るのは前作『こq』に続き2度目なのに、私はQという劇団自体にもう飽き始めている。
あっけらかんとして明け透けな性表現、妙なイントネーションで発されるセリフ、喋りながら役者が繰り出す妙な動き、「とかとかぁ~!」というつなぎの文句、等々、全てが前作そのままで、前作鑑賞時には刺激的に感じられたそれら全てが、今回早くも食傷の対象となってしまったのだ。
個性の強い劇団を維持するのは大変だなあ、とつくづく思う。独特の作風は初めのうちこそ新鮮だが、独特であればあるだけ、それはすぐに飽きられてしまう。
いや、飽きたばかりでなく、前作『こq』、本作と2作続けて鑑賞し、私の中にはQという劇団への苦手意識さえ芽生え始めている。
2作観て見えてきた作・演出家の人間観が厭わしくなってきたのだ。
この劇団の作・演出家には、人間を、食べ、排泄し、子孫を残して死んでゆく、ただそれだけの存在と捉えたがる傾向、別言するなら、その動物性を重くみて人間を卑小視したがる傾向があり、だからこそ上述のようなテーマのもとに本作は作られているわけだが、その冷めた人間観を反映した厭世的(/厭“生”的)なムードが彼女の作り出す劇にはおのずから色濃く漂う。その、生を蔑むような感じ、生を嘲るような感じに鼻白んでしまうのである。
劇中で某慈善団体が冷笑の的にされるのも、そのような人間観が根底にあるがゆえだろう。
このペシミスティックな人間観は、これから作劇を続ける上で、きっと障壁になるに違いない。
なんとなれば、生きようと足掻く人間の在りようは千差万別で、そこからは多くの物語が切り出せるが、生を蔑む人の心の在りようはどれも似たり寄ったりで一様であり、厭世的な劇は互いに似てくる傾向にあるからだ。そうなれば「マンネリ」と斬り捨てられて飽きられるのがオチ。
Qが演劇界に長くとどまろうとするならば、作風の大幅な変更、そして作風を支える人間観の抜本的な更新が必要だろう。
人間の生を過剰に讃美する演劇も不自然で気持ち悪いが、過剰に貶める演劇もそれはそれで不自然であり、どこか無理が感じられる。

The Lucky STRIKES
ミニシャルフィルム
北池袋 新生館シアター(東京都)
2014/04/24 (木) ~ 2014/04/27 (日)公演終了
満足度★★★
理想と現実。。。
一つ屋根の下で共同生活を送りながらも、それぞれ違った道を歩んでいる7人の仲間達。アシスタントカメラマン、売れないミュージシャン、(自称?)映画監督、連載を持つ漫画家、噺家、フリーター、サラリーマン。30歳という節目の年が近づいてくると、否が応にも向き合わざる負えなくなってくる”理想と現実とのギャップ”。役者陣の真に迫る演技や、自分自身の経験と重なる部分もあって尚更リアルに感じた。
ただ、ストーリー自体は、想定の範囲の内容というか、意外性に欠ける感じがしました。

2番目でもいいの♡
劇団ズッキュン娘
劇場MOMO(東京都)
2014/04/23 (水) ~ 2014/04/28 (月)公演終了
満足度★★★★
Aチーム観劇 オープニングの
主婦とOL達の会話のリズム・テンポがポンポンと小気味よかった。役者たちも会話量だけでかなりカロリー消費されそう。
男性の立場からの感想をいえば、ヒトミのような物わかりのいい?奥さんはそんなに世間には転がっていないし、マチコのような愛人と7年間も付き合っていたら心労で確実にハゲちゃうと思う。(生理が来ちゃうかも・・)
濃厚な人間模様に金魚のフクちゃんと、ぬいぐるみのメリーを絡めたのは正解なんだろうなという気がする。
主演の藤吉さんに演技力があるのはもちろんだけど、ダンスにもキレがあったなぁ。心配なのは演じている彼女(マチコ)の血圧。入れ込みすぎて相当な高低差があると思われる。くれぐれもご自愛ください。
あと個人的なことだけど、劇場に携帯を落としてしまったのだけどスタッフの方に丁寧に対応いただき、無事に戻ってきました。心より感謝いたします。

少女、おきにめすまま
劇団サニー
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2014/04/12 (土) ~ 2014/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★
心の中と 有りそうな事と 心の動き
心の中と 有りそうな事と 心の動き 怪獣が良かった 重くて ちょっとおかしくて 面白かった。

悪と闘う! 全ステージ満員御礼!ご来場ありがとうございました!
ロリポップチキン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/04/28 (月) ~ 2014/04/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
若者たち2014 ナウ
ジャスト ナウを呼吸する若者の若者流異議申し立て! 安倍のようなアホが国の中心に居座って嘘を垂れ流しているのに、国会議員もインテリも有効な対策が取れず、事態は悪化の一途を辿っている。その悪影響を最も端的に、激しい形で喰らうのが、現在の若者達である。良い子を演じた所で、社畜になるかアメリカとその犬共に骨の髄までしゃぶられるのがオチ。それは、余りにもハッキリしたことだが、それがハッキリしているとまでは言い切れない、若者の経験不足が、苛立ちのエネルギーとして炸裂する舞台。(追記後送)

能楽堂へ行こう2014第一夜
幸弘の会
国立能楽堂(東京都)
2014/04/28 (月) ~ 2014/04/28 (月)公演終了
満足度★★★★
邦楽コンサート
上演時間2時間+アンコール、休憩1回。笛を中心とした和楽器のコンサートで、能もジョイント。突飛な演出はないが、不思議と楽しく以後ことによい公演だった。一人で笛を3本咥えて三重音奏法をやってのけたのには驚いた。

凛として
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/04/23 (水) ~ 2014/04/29 (火)公演終了
満足度★★★
B鑑賞
台本がおしゃべりすぎる。その結果か、早口で間合いが短くなり、昭和のテンポではなくなり、戦後の風化を感じてしまった。せっかくのよさげな題材なので、もっと推敲してほしい。

迷迷Q
Q
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/04/24 (木) ~ 2014/05/01 (木)公演終了
満足度★★★★
回帰?
前作では声楽的な魅力があり新境地を開いたと思ったが、職と排泄・生殖といった動物的な面が前面に出てきている。観れば観るほど癖になるが、かなり観る人を選ぶ作風だ。

三番三 二人大名
Noh+Kyogen Style実行委員会
セルリアンタワー能楽堂(東京都)
2014/04/27 (日) ~ 2014/04/27 (日)公演終了
満足度★★★★
普及
舞囃子「三番三」、解説、狂言「二人大名」。三番三はエネルギーにあふれ、古の祈りを強く感じた。二人大名は人間の持つくだらなさがあり、笑った。親しみやすい普及公演だった。

宝塚をどり
宝塚歌劇団
宝塚大劇場(兵庫県)
2014/03/21 (金) ~ 2014/04/28 (月)公演終了
満足度★★★★
レビュー
OSKっぽいところもあり、SKDっぽいところもあり、古今東西のレビューの良いところを散りばめた、豪華な宝塚レビューでした。

海峡の光
読売新聞社・日本テレビ
よみうり大手町ホール(東京都)
2014/04/11 (金) ~ 2014/04/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
劇場は新建材の臭いが残っているようです
自分は感じなかったのですが、連れが鼻水・クシャミなど出かかったりしたと体調の変化を訴えました(03/28オープンでした)。 でもまぁ他には不満要因などは無く芝居が楽しめました。 今回はアフタートークはありませんでした。

田村
のうのう事務所
矢来能楽堂(東京都)
2014/04/25 (金) ~ 2014/04/25 (金)公演終了
満足度★★★★
親切な入門編
わかりやすい当パンによる解説、着衣実演、能の3部構成。詞章のリーディング体験は良い経験になった。能舞台が女人禁制ではなかったとは知らなかった。演目にちなんで実在の「アルタムーラ」が出店販売していて、しゃれがきいていて面白い。

ミュージカル「ホンク!」
PureMarry
博品館劇場(東京都)
2014/04/16 (水) ~ 2014/04/27 (日)公演終了
これが英国ミュージカリズム
英国ミュージカルは日本人向け である。
ジョージ・スタイルスの楽曲はポプュラーだったといったら、華美であり、単純化されたミュージカルに思えてくるだろう。
しかし、どの楽曲も、この『ホンク!』のために生誕した、唯一無二の健気なアヒルである。
劇団四季を退団後初主演というキムスンラもさることながら、伊藤咲子の、情愛をハーモラスに包み込む歌唱力は、 それこそ“七面鳥”だった。
さすが歌手である。
私が魅惑されたキャラクターは、卵を割り、世の中に出てきたばかりのアヒル4兄弟であった。その5羽目にあたる“末っ子”が実は白鳥ホンクである。
♂二羽、♀二羽ずつの分類だが、キャスト陣の背丈が 食パンのように均一であった(!)
どうやら目を凝らすと、10代少女がイエローのエアな衣装をまとい、 生新に 4匹のアヒルを演じているようである。
それは「健康な少年少女」であった。
愛らしい。
もう一度 指摘しよう。
『ホンク』はブロードウェイ級のダンスではない。何せミュージカル俳優による本格派舞台とは称せないキャスト陣だ。
ただ、伊藤咲子の歌唱力は、英国ミュージカルを私にとって決定的なものとしたのであった。

bpm本公演「不如帰」
bpm
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2014/04/17 (木) ~ 2014/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しい
笑い多めでテンポがよく、それでいてズッシリくるところはしっかりと心に響く時代活劇。ハートウォーミングですが心の闇を垣間見せる一幕もあり奥が深かったです。アクション+映像+イリュージョンのコンボは圧巻でした。

最凶ガール
私立ルドビコ女学院
サンモールスタジオ(東京都)
2014/04/22 (火) ~ 2014/04/27 (日)公演終了

妖精の探し方
劇団Peek-a-Boo
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2014/04/25 (金) ~ 2014/04/29 (火)公演終了
満足度★★★★
舞台がせり出してた
子どもや妖精が出てくるファンタジー?
どっちかというと、ぼくには不得意なジャンルですが、最後まで興味深く拝見できたということは、やっぱり役者さんや演出がよかったということなのかなあと。
客席より、舞台のほうが広かったような。でも、舞台が広すぎるとは感じなかったから、それもやっぱり演出なのかな。

彼女の、利口な自殺未遂。
劇団平成商品
タイニイアリス(東京都)
2014/04/25 (金) ~ 2014/04/27 (日)公演終了