海峡の光 公演情報 読売新聞社・日本テレビ「海峡の光」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    劇場は新建材の臭いが残っているようです
    自分は感じなかったのですが、連れが鼻水・クシャミなど出かかったりしたと体調の変化を訴えました(03/28オープンでした)。 でもまぁ他には不満要因などは無く芝居が楽しめました。 今回はアフタートークはありませんでした。

    ネタバレBOX

    函館少年刑務所の刑務官である〈私〉は、18年前小学5年生の時に同級であった〈私〉をいじめていた花井修(青森・函館間の連絡船・羊蹄丸の客室係だった時に傷害罪で逮捕され東京の刑務所に入っていた)が、6級海技士の試験受験の為に〈私〉の勤める函館少年刑務所に移送されてくるところから物語りは始まります。

    花井が刑務所で何かやらかすのではないかと<私>は行動を監視するのだが、先に5年務めた府中刑務所での態度同様に範的囚的な行動をするのみであった。(囚人達を味方に付けるのに花井は”ダリア”という夏の花の名を持つ女の話をします)

    花井は航海実習にも船舶教室の授業にも真面目によく取り組んだのだが、2月の6級海技士の試験でただ一人落第となってしまう・・・。 そのため来年の受験もさせて欲しいと希望を出す花井であったが、8年の刑期残りあと2年あるも模範囚ということもあり仮釈放が決まる。だが知らせを聞いた花井は房内で乱闘騒ぎを起こし独房送りとなった。

    翌年1月、昭和天皇の崩御により年号が平成に変わり。新天皇による恩赦によって花井は再び仮釈放される事になった。 そして小学生の時、花井が転校によって別れる時。花井は〈私〉に「君は君らしさを見つけて強くならなければ駄目だ」と言い残し口惜しい思いで花井を見送った時のことを思い出した(私)は、仮釈放の決まった花井に「お前はお前らしさを見つけて、強くならなければ駄目だ」と言い放ち〈私〉は勝ち誇った気持ちになったのだが、次の瞬間。「斎藤、偉そうにするな」の大声と共に、(私)は腹部に強烈な拳を喰らい倒れる。意識の遠のく最中、「俺はここにずっといたいのだ」と叫ぶ花井の声を〈私〉は耳にするのであった・・・・・。


    花井修-中村獅童(「斎藤くん」という呼び方が何か怖くて印象に残ります)
    (私)斎藤-片桐仁
    和子(私の妻)・(花井の)母親-村川絵梨
    受刑者川田・生徒A-青木玄徳
    受刑者佐藤・生徒B-玉城裕規
    受刑者木戸・生徒C-明石鉄平
    受刑者蜂谷・生徒D-佐藤洋介(長い手足がくねくねと良く動きます(^^) 
    受刑者岡本・生徒E-俊藤光利
    受刑者安田・生徒F-諸橋幸太
    受刑者澤田・生徒G-小早川浩一
    静(花井の女で(私)のお気に入り水商売の女)・ダリア-水野愛子
    刑務官神埼・佐々木-前内孝文
    刑務官加藤・機関長-横山一敏
    刑務官鈴木・甲板長-曽世海司
    船長・所長-勝矢(お髭がとっても船長さん(^^)

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    2014/04/29 00:11

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