
- And I -
COoMOoNO
キッドアイラックアートホール5階(東京都)
2014/04/29 (火) ~ 2014/04/30 (水)公演終了
満足度★★★★
無題1089(14-127)
19:30の回(雨)。19:10会場着、少し待って19:16開場。入って手前に椅子席(2列)。中央に絨毯、ソファが奥向きに(ひとり寝ているのがちらっとみえる)あり、こちら(背中)側ノ床には丸いクッション。下手に椅子、クッション、ランタン。窓際にキャンドル。
19:35開演~20:43終演。「-しがない-」「-かさない-」と本作で3作。サリンジャーは読んだことがなく(「ライ麦」は数ページで3度挫折、もうチャレンジすることはないと思います)、海外ものの戯曲が苦手なので始まる前はどうかなと思いましたが、植村さん、畑中さんは「-しがない-」からのおふたりでした。
受付時にいただいた当パンに挟んであったのは「Cui?」のチラシ、で、訊いてみたらやはり日芸つながり。
窓を開ける演出...どうしても「外の音」とちょうど向かいにある「文字」が意識に入り込む。
煙草のシーンは原作からきているのでしょうが、そこまで繰り返す必要があったのか「?」。これだけ頻繁に吸うのは初めて。
フラニーが客席からほとんど見えない位置にいたのはなぜだろう。
3作がいずれも異なった雰囲気を持った作品だったこともあり、作家自身の言葉をもっと訊いてみたいと思いました。
ズーイは長セリフが多かったにもかかわらずよくできていたと思います。
当パンには役者名+配役があるとありがたいです。
本作とは関係ありませんが、伊集院さん「Modern Dance Performance(2010)」の制作やっていらしたのですね(私がMDPを観るようになったのは2012/11から)。
訊くのを忘れましたが...「い」にしている...はず。

シルク・ドゥ・ソレイユ「オーヴォ」
CIRQUE DU SOLEIL
お台場ビッグトップ(東京都)
2014/02/12 (水) ~ 2014/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★
日本人初のクラウンに注目
何度見てもシルク・ドゥ・ソレイユの素晴らしさには感動です。
今回は昆虫の世界ということで、以前よりややスケールが小さく感じますが、ユニークな昆虫たちとアクロバット技術の高さは変わりません。
日本人初のクラウンが活躍するのも同じ日本人として誇らしく思いました^^

時刑(とけい)
角角ストロガのフ
吉祥寺シアター(東京都)
2014/04/25 (金) ~ 2014/04/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
被害者も容赦なく攻撃
毎度のことながら怖いもの見たさで観劇。
この劇団の作品には慈悲は存在しない。
いしだ壱成、もうレギュラーメンバーですね。

銀河鉄道と夜~祭りよ、今宵は哀しげに~
劇団ブラックパンプキン
MOVE FACTORY(大阪府)
2014/04/12 (土) ~ 2014/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★
全ては、一瞬の現実 夢
開場 チケットが切符になっている 星形に切符切りで切って入場 いい感じ。 前説 車掌さんが、携帯・・・・鉄道の雰囲気が作られていきます。 上手いですね。 // 雨 座って本を読む男 強くなる雨 ポッポーー 汽笛 アンタレス アルクレス スピカ へびつかい アンドロメダ ・・・・ ジョバンニ カンパネルラ 流れ星 蛍だよ・・・・・
全ては、溺れた時に観た一瞬の現実 夢 7色のホタル 銀河鉄道 星 ホタル 水の中から見えただけ? 一番幸いな事は無く 星が一つ増えたのはカンパネルラ 同じ一瞬の事の様に感じた。 若い人たちの旗揚げ公演とは思えないくらい 出演者のみなさん上手いです、芝居の構成も良い 物語も上手く作っております。
宣伝が苦手なのかな 日程上なのかな 情報が少なかった。 次も楽しみです。

迷迷Q
Q
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/04/24 (木) ~ 2014/05/01 (木)公演終了
満足度★★★★★
二回目にして・・
何とか慣れてきた感。
一度目は途中で泡吹いて倒れるかと思ったけど・・(苦笑
最初は結構キツイかもしれないけど、
これは凄い作品だと思いまふ。
男性の作家の作品が全体的に、繊細すぎて社会性を失っているのに比べると、
こういうフェリーニの8 1/2をグロテスクに女性的に?アレンジしたようなこんな作品は、正直むしろ男性作家から先に生まれて欲しかったかも・・(苦笑
高校演劇とかでこういう作品を観てみたい気も。
個人的には、今年の岸田賞の最右翼なのではないかと・・。

ドン・ジョヴァンニ
朝日新聞社
京都コンサートホール小ホール・アンサンブルホールムラタ(京都府)
2014/04/30 (水) ~ 2014/04/30 (水)公演終了
満足度★★★★★
相性抜群
上演時間2時間、休憩1回。オペラでは魔笛と比べダークな面があるが、能楽には霊があるので陰湿にならず、楽しく仕上がっていた。地元ネタがいろいろあって他の会場のアレンジが気になる。モーツアルトと狂言の相性が抜群。あまりに相性が良すぎて、他のドイツオペラを扱うのは困難だろう。

凛として
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/04/23 (水) ~ 2014/04/29 (火)公演終了
満足度★★★★
(B)を観劇。
正統派ど真ん中の舞台でした。どちらかと言うとやや苦手なタイプの作品ではあったけど、脚本がとても良かった。伏線がキレイに収束していて破綻がなく、135分という長尺な舞台ではあったけど、決して退屈には感じなかった。
また、作者の”非戦のメッセージ”も押し付けがましさがなく好感が持てました。こういう舞台を観る事が出来て良かったと思います。

迷迷Q
Q
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/04/24 (木) ~ 2014/05/01 (木)公演終了
満足度★★★
人間と動物
人間の動物的本能である食欲・排泄欲・性欲を女性ならではの視点で生々しく描いた、アクの強い作品でした。
人間と動物の肉体的な交わりが特別なものとせずに描かれた物語で、犬の役でも特に犬らしい格好をせず、人間と動物を同じ様に表現していたのが印象的でした。
会話はほとんどなく、長めのモノローグが入れ替わり続き、終盤は映像が多用される構成で、映像の中で繰り広げられるスピリチュアル系女子達のホームパーティーの場面だけが賑やかで空々しい会話が行われるのが際立っていました。
性と排泄にまつわる単語が連発される内容でしたが、漫画的にデフォルメされて可愛らしい雰囲気を感じさせる台詞回しと身体表現によって、表現が過度に生々しくなり過ぎず、露悪的な下品さが無かったのが良かったです。
3つのミラーボールやハンドマイクや何度も流れる同じ曲に必然性が感じられず、あまり効果的に使われていない様に感じました。
4人の役者がチャーミングで、際どい内容とは対比的なとぼけた雰囲気があり、独特の味わいを生み出していました。

2番目でもいいの♡
劇団ズッキュン娘
劇場MOMO(東京都)
2014/04/23 (水) ~ 2014/04/28 (月)公演終了

うまれてないからまだしねない
範宙遊泳
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2014/04/19 (土) ~ 2014/04/27 (日)公演終了

グローブ・ジャングル
虚構の劇団
座・高円寺1(東京都)
2014/04/04 (金) ~ 2014/04/13 (日)公演終了

10人のヒーロー
劇団☆錦魚鉢
「劇」小劇場(東京都)
2014/04/16 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白い!!!
笑えて内容も面白かった!
キャラクターにも衣装にもこだわりがみられて、
さまざまな視点から楽しめる作品でした!

酒と涙とジキルとハイド
ホリプロ
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2014/04/08 (火) ~ 2014/04/30 (水)公演終了
満足度★★★★
気軽に楽しめる作品
三谷幸喜さんの作品は何度か観劇していますが、今回はコメディータッチの強い作品でした。
お話は「ジキル博士とハイド氏」をモチーフとしていますが、全編笑いっぱなしの楽しいお芝居です。
4人の役者さんたちはそれぞれの役を見事に演じていて、特に優香さんは初舞台とは思えない体当たりの演技で圧巻でした。

attention
相原美紀
神楽坂セッションハウス(東京都)
2014/04/29 (火) ~ 2014/04/29 (火)公演終了
満足度★★★★
無題1088(14-126)
19:00の回(曇)。18:20受付、18:30開場。下手に椅子がひとつ。SE、雑踏。19:03前説(60分)、19:06開演〜19:59終演。スラりと伸びた四肢、ハイヒール、黒い衣装、髪、黒い眼からは射抜く視線、手袋(黒/白)、左手首・両足首(白)、コート、蒼い唇(絵)。冒頭、白黒の映像、終わりにも行き交う人、追っているのか、追われているのか。舞い終わって客席の拍手に何度も応える相原さん、最後の方でようやく笑顔、大きく手を振って終演。均整のとれた彫像のようでした。

痒み
On7
シアター711(東京都)
2014/03/25 (火) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★
「女」はイタいがOn7は…
結婚、出産、仕事……。日常において「女」をさほど意識しなくとも、その生き方によって分断されがちな「女」たち(一応言っておくと、そこまで明確に分断されない「男」もむしろ大変だと思ってます)。その違和感「痒み」を私たちはどう、乗り越えていくのでしょう。ここに描かれた、あの世ともこの世ともつかぬ不思議な場所で、それぞれに強く、逞しく、身勝手に生きる女たちの姿は、まさにその答えに繫がる入口をみせてくれているように思えました。
はじめのうちは、がなるようなせりふ回しと、かしましくもイタい同級生トークにひるみもしましたが、次第に違った顏を見せる女たちの柔軟さに惹かれていってしまったのは、新劇で腕を磨いてきた俳優たちならではの「上品さ」によるものだったのかもしれません。
俳優集団ということで、作・演出家によって、毎回公演の色合いは変わるのかもしれません。それでも、やっぱり今回のように、リアルで柔軟な女の物語を観続けられればいいなと思います。

江戸系 諏訪御寮
あやめ十八番
小劇場 楽園(東京都)
2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★
重厚なドラマ、ミスマッチの美学?
土地に伝わる「鬼」伝説をめぐる、二つの家族の物語。まるで大河ドラマのような濃厚な設定に、今どきあまりない(スタンダードな意味での)「物語」への強い意欲を感じました。伝説や呪詛といった土俗的な題材を使って人間の情念を描く作風には、どこか懐かしさも漂いますね。
口上があり、歌もあり(生演奏つき)、一つの空間を二つの場で分け合う工夫もあり、「楽園」という狭く特殊な空間で、いかにエンターテインメント性を高めるか、さまざまな創意が凝らされた舞台でもありました。オールディーズを中心とした歌の場面は「和」風の舞台に対するミスマッチの面白さがあり、内容に合っていないような、合っているような微妙なところが味だったのですが、ストーリーが複雑なだけに、あまり頻繁だと、むしろ意識が途切れてしまう面も。
華やかな仕掛けとしての演出もあれば、グッと耐えて戯曲に添う演出もあっていいのだと思います。演技もしかり。もう少し「引きどころ」があると、いっそうの豊かさを味わえたのではないでしょうか。

ツレがウヨになりまして
笑の内閣
KAIKA(京都府)
2014/02/28 (金) ~ 2014/03/04 (火)公演終了
満足度★★★★
この熱気に期待!
時事ネタ、社会の課題に触れつつも、仕上がり自体はウェルメイドな青春ラブストーリーだったと思います。
目新しい実験性といったものはありません。
ですが、むしろ、このウェルメイドさと、集中力と熱気を同時に感じさせる客席が相対する空間には、何か新しい演劇受容(と供給)の芽があるのでは、とさえ感じさせるものがありました。
そう考えると……高間さんの前説(これは笑えた!)、本編、刺激的なアフタートーク、という構成も練られていますね。3つ揃っての「笑の内閣」という気もします。
特に私が観劇した日は、京都第一初級朝鮮学校のオモニ会の代表であった金尚均さんがゲストで、当事者としての体験談や芝居と違う実状(批判でなく)を語ってくださり、この芝居を起点にさらに別の視点を得ることもできました。

2番目でもいいの♡
劇団ズッキュン娘
劇場MOMO(東京都)
2014/04/23 (水) ~ 2014/04/28 (月)公演終了
満足度★★★★
Bチーム観劇
ズッキュン娘初観劇。評判どおり面白い芝居だった。不倫劇はもっとドロドロになるものだが,お互いの友人たちの絡みがドロドロを打ち消して,深刻にならない楽しいものに仕上げている。終演後のイベントもバラエティに富み,当日は見事なダンスを見せてもらった。過去公演の評判も良かったみたいだし,ちょっと気にして追っかけてみたくなる劇団と思ってしまう。

じんない
STAR☆JACKS
HEP HALL(大阪府)
2014/04/25 (金) ~ 2014/04/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
最高でした♪
口上に殺陣にダンスに、回転舞台もうまく使い、かっこいいわで魅せ方が上手過ぎます!「飛燕の陣」しか観れなかったことが悔やまれる!

悪と闘う! 全ステージ満員御礼!ご来場ありがとうございました!
ロリポップチキン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/04/28 (月) ~ 2014/04/29 (火)公演終了