
草葉の陰でネタを書く。
気晴らしBOYZ
ウッディシアター中目黒(東京都)
2014/05/27 (火) ~ 2014/06/02 (月)公演終了
満足度★★★★
隠れ☆5つ
Aキャストを拝見。 川名役の石井 マサトと中島役の石井 康太が、前説で出てくるのだが、漫才形式の前説で、関西系芸人の雰囲気だ。然し、気晴らしBOYS自体は、放送作家や芸人や役者やらが、曲がり角的年齢になって焦りを覚えて始めた劇団とかで、基本的にはコメディーを作る。

夏の魔球 AGAIN
劇団ほどよし
TORII HALL(大阪府)
2014/05/23 (金) ~ 2014/05/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
観てきました。
懐かしいサザンの曲にあわせて…。
野球中継のような長台詞。よく、あんなにたくさんの台詞を覚えて演技に集中できるな~と感心しました。
野球のわからない私には、笑う場面が少しずれますが…でも、野球のわからない私にも楽しめましたよ。
本当に野球をやっているかのように、役者さんたちは、体力がいりますね。
チケットプレゼントありがとうございました。

イカイノ物語
コメディ オン ザ ボード
シアターX(東京都)
2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★
関西スタイル
関西発。故マルセ太郎作の舞台。イカイノ=猪飼野と言えば歴史のある在日朝鮮人街で、ドラマの時代設定は現代(90年代あたりではないか)である。
在日コミュニティのある断面から、在日特有の家庭問題、人生観、習俗を垣間見せながら普遍的な人間のありように通底するドラマとして浮かび上がらせる。差別は当然の事として織り込んだ上で、たくましく、せせこましく、鷹揚に、堅実に、時に大胆に、つまりは「ここより別の場所」を思い描きながら「ここで」生きる大多数の人間の歩みを代弁する、姿たちの物語。笑あり涙あり、関西弁に乗せて人間臭を大開陳する関西らしい喜劇だった。
俳優は達者で、関西辺のエンタテインメント業界に住まう人たち(その道で稼いでいる)、と想像させた。
その特徴として、セットはリアル路線だが調度品など最小限にとどめ、演技で見せる。分かりやすい物言い。朝鮮訛りがいわゆるデフォルメされた「物まね」的な発音にとどまっていて、恐らく検証する時間も無いのだろう、持ち技だけで勝負していた(この舞台を持続的に打って行くつもりなら、もっと在日コミュニティの人材との交流があって良く、そうすればあのとって付けた訛りも改善するに違いない)。
「達者」ぶりの突出しているのはドラマの中心になる、兄弟。東京に出て芸人として一定の成功をなした(テレビには出ない)兄と、地元で母(ハルモニ)の面倒を見ている弟。この弟のキャラが立っていて、決して崩さない憎まれ口と強がりと独断的言行のスタイルの合間から人情味がにじみ出てくる様は忘れがたい。成功した兄は知性もあって語りがうまく場をさらう。この人が座長でもあって、私の見たステージでは台詞の「事故」があったが、殆どアドリブで流れを崩さず対処していた(客席も鋭く察知して大いに楽しんでいた)。
ドラマのほうは兄弟の母であるハルモニ(おばあちゃん)が、在日一世の苦労の象徴、また子孫への愛の源流として、控えめながら座の中心にあって、子の配偶者と孫、親類、友人などがその「距離」に応じてこの家族そしてコミュニティについて語り、描いて行く。生の節目の喜び、死と別れの悲しみ、歳月が人間に等しくもたらすものを味わう事の素朴な感動が、このドラマの核である。
惜しいのはやはりプロ的な作りである分、役同士の有機的な繋がりが熟成されるまでには至っておらず、人物の実在感が深い味わいを残す、という具合には行っていない事だ。これが関西スタイル?との感がよぎる。笑い飛ばす事を芝居の本義とする「醒めた」芸の伝統の一片に触れたという事なのかも。

マグノリアの花たち
にもめぷわ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2014/05/21 (水) ~ 2014/05/28 (水)公演終了

55Av(Fifty-Fifth Avenue)の戦慄
メガバックスコレクション
ART THEATER かもめ座(東京都)
2014/05/17 (土) ~ 2014/06/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
自信を持って
他人にお薦めできる劇団メガバックスコレクション。
そのセットで人を唸らせ、脚本で魅了し、演技で心揺さぶり、余韻に浸りながら観客は帰路につく。
メガバクオリティーなる言葉があるらしいが、その言葉の存在に異論はありません。
確かに今までの役者陣と違い、客演も多かったけど主宰の滝さんの卓越した演技はもちろん、メンバーの大里さん、山上さん、速見さん達の素晴らしい表現力にブレはない。
極限の状況を見事に南阿佐ヶ谷の劇場に空間移動させている。
あまり次々と人が死んでいくので、後で当日配布される遺体回収リスト(パンフレット)を見ながら確認したけど、殺傷痕があるのはビンセントじゃなくてバセリですよね?
と、ちょっとした突っ込みを入れてみたけど、作品の確かさは文句のつけようがない。
私が観た回の終演後の様子をみると観客はキャスト、スタッフの身内らしい人達が多かったみたいだけど、それじゃあまりにもったいない!!
ご覧になっていない方は是非劇場に行くべきでしょう。

『注意書きの多い料理店』
M's企画
渋谷LUSH(東京都)
2014/05/26 (月) ~ 2014/05/28 (水)公演終了
3公演目
さらにパワーアップ、ヒートアップ。
お客さんにより、舞台の雰囲気も変わるのが、舞台のおもしろいところ。
一度観ると、また、観たくなる、そんな素敵な舞台です。

『注意書きの多い料理店』
M's企画
渋谷LUSH(東京都)
2014/05/26 (月) ~ 2014/05/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
2公演目
初日に引き続き観劇。
コメディですが、最初の音楽で、ほろっと。
アドリブもあるので、全5回観比べると、深い味わいになりそう。

マグノリアの花たち
にもめぷわ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2014/05/21 (水) ~ 2014/05/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
ブラボー
リピート。
二度観て またさらに味わい深い。女が惚れるキャラクターの6人。
いままで幸せだったその代償なら きっちりと支払いたい と 言い切るシェルビーに…
台詞に 音楽をかぶせないとこもブラボー
食い入って 食い入って 観通しました

夢遊病
ひろきとぺーたん
カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)
2014/05/02 (金) ~ 2014/05/03 (土)公演終了
満足度★★★★
驚きました こんな物語を作るんですね
ダンスと 死と 生と 家族 閉じ込めることしかできない それが綺麗に描かれてた 驚きました こんな物語を作るんですね 私 観ていて 姉と妹が混乱してしまいました。 次回も楽しみです。

proof(プルーフ)-証明-
風琴工房
SHIBAURA HOUSE 5階(東京都)
2014/05/27 (火) ~ 2014/06/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1119(14-158)
19:30の回(曇)。19:00まで1階ロビーで待機、(エレベータが小さいので)5~6人ずつ5階へ。前日届いたメールには「チケットの整理番号順の入場」とありましたが、普通に並んだ順でした(チケットには整理番号らしい数字はあります)。
此処は初めてで、この会場としても「初の演劇公演」。
5階で降り、受付、L字型の客席、舞台はウッドデッキ、夜景。
美術は「てがみ座」も手掛け「第21回 読売演劇大賞最優秀スタッフ賞を受賞した杉山さん。
大きなガラス窓の外には高層ビル群、薄暗くなってくる正面のビル屋上には大型クレーン、芝居が進むにつれ闇に溶け込み、空間は一気に縮み、その闇に抗うようにガラス面に映るのは役者の姿、背中を見せている役者の「もうひとつの顔」が映っているようです(ですのでソワレお薦め)。
清水さん...先月「ニューオーダー(2014/4@楽間)」を観たばかりで、13作目(風琴工房では前作に続いて2作目)」、初めて観たのは「20年安泰(2011/6@水天宮ピット、ジエン社)」。
「XTC」のときも「曇。家。」のときも感じたけど…清水さん…貴女はすごいよ。
今までにない感情のふり幅、ドレス姿も初めて。
清水さんでなかったらまず観に来なかったと思いますが、ぶつかり合う3人の役者さんがいらしたからこそ、海外戯曲が苦手な私でも楽しめたのではないかと思います。病んでいるのか、正気なのか、目の前を見るべきなのか、背後に映る影の方が実体なのか。信じた者からの突き刺さるコトバ、底なし沼に嵌まる恐怖。
19:32前説(アナウンス、120分)、19:35開演、キャサリン登場~21:41終演。李千鶴さんは「11のささやかな嘘(2011/7@みゆき館)」、金丸慎太郎さんは「ハローワーク(2012/2@BONBON)」を観ていました。
小さいけどノイズは何処から出ているのでしょう?

お願いだから殴らないで
MacGuffins
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/05/20 (火) ~ 2014/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
すごかった。
主役の方の熱演がもう熱すぎて厚すぎて暑すぎて、玉のような汗がつゆだくでしたが、なんにしろすごかった。
すごく良かった。
そうくるか・・・という流れがあり、そうするか、という終わり方だったり、え?そんなセリフでだす?とか、なにかと良かった。

マグノリアの花たち
にもめぷわ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2014/05/21 (水) ~ 2014/05/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
名作
上演時間110分。技巧に走らない演劇らしい演劇で、引き込まれた。原作の良さも大きいとは思うが、適役だらけでキャストにマッチした脚本と、それを演じた出演者の演技とのマッチが素晴らしい。

時・間
劇団fool
シアターシャイン(東京都)
2014/05/26 (月) ~ 2014/06/01 (日)公演終了
満足度★★★★
(^-^)
「間」を観ました。達者というよりは、元気な役者さんたちがいっぱいな劇団なのですね。小屋の大きさの割に大きい声なので、ちょっとびっくり。見た目がきれいな方が多いので、目に優しいです。所どころ惜しい感じもありましたが、飽きずに観られました。時間が許せは「時」も観たいです。

関数ドミノ
イキウメ
シアタートラム(東京都)
2014/05/25 (日) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★★
身の凍るような
初演も再演も観ていなかったからそこらへんが気になるのですが、イキウメしてましたよね。出だしから笑っちゃって、、、でもラストでは背中に冷気が。。。ひゃぁ~~~考えれば考えるほど何もできなくなりそうです。

戦国武将列伝
華倶楽
秋葉原ACT&B(東京都)
2014/03/20 (木) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
気持ちポカポカでした
Tシャツにジーパンって?
って思いながら秋葉原に向かったのを覚えてます。
秀吉役の方のあの、何とも言えない雰囲気とまだまだ若手な役者さまの初々しさと、なおとさんのふわふわ感。本当に凄く、ほんわか気持ち優しくなる舞台でした。
また、同じ役者さまで何年後かに再演とかして欲しいです。

テンペスト
新国立劇場
新国立劇場 中劇場(東京都)
2014/05/15 (木) ~ 2014/06/01 (日)公演終了
満足度★★★★
シェークスピアならではの。
碓井将大が出演することが観劇の決め手になったが、さすがシェークスピア。
言い回しが独特、歌うような調べに知らず知らずのうちに自分も魔法にかかっているような気持ちになった。
舞台が広いのに驚いた。よく考えると矛盾した点や違和感はあるのは仕方ないが、それでも許せてしまうのかシェークスピア。

小林賢太郎演劇作品『ノケモノノケモノ』
KKP
天王洲 銀河劇場(東京都)
2014/05/21 (水) ~ 2014/05/29 (木)公演終了

お願いだから殴らないで
MacGuffins
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/05/20 (火) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

クリームソーダ
こちらスーパーうさぎ帝国
広島市南区民文化センター スタジオ(広島県)
2014/05/14 (水) ~ 2014/05/15 (木)公演終了
満足度★★★★★
観られて良かった。
前回の観劇では睡魔が襲ってきた分、今日は睡眠時間たっぷりで観劇!
「観たい」コメントがけっこうあったので、若干の期待はあったけど・・・
どうなんだろう?と、思っていた分だけ評価が増した感じ。
それぞれ個性のある配役で、テンポも良く、ちょっと泣けてきたり、笑えたり、観劇できて良かった。

ダブリンの鐘つきカビ人間
劇団Tempa
広島市東区民文化センター・ホール(広島県)
2014/05/17 (土) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
大がかりだった
舞台の装置も照明も衣装も小道具も、今までで一番大がかりだった気がする。
2回公演だけのために・・・と、なんだかもったいない。
そう思える良い公演だった。
公演以外も、何が出てくるのか分からないガチャガチャ、手作りグッツもあり、楽しかった。
今回は、演出と演技が本当に評価される作品だったと思うので、ドキドキしたけど、さすがTempa!
次回の公演も楽しみです。の前に、カブフェスが気になってます。