最新の観てきた!クチコミ一覧

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熱海殺人事件

熱海殺人事件

MS2

劇場MOMO(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★

意外や下品でない作り
従来の爆音の如き音楽や下品な照明が鳴りをひそめた仕上がり。
そうした過剰な演出が嫌いな向きには、普通に楽しめるかも。

でも、これではあまり泣けない。

おせっかい母ちゃんリビングデッド

おせっかい母ちゃんリビングデッド

ぬいぐるみハンター

駅前劇場(東京都)

2014/08/08 (金) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

満足度★★★

リビングデッドとゾンビ!
呼び方変えても、バンドのメンバーのつもりで側にいたいのですね。
”ただいま”も言えない出来の悪い子供も親からすればかわいいのである。
早く一人前の大人になって欲しい親の願いです。

ネタバレBOX

バンドマンが命に匹敵する楽器で殴るのは、演奏家として失格!
即、辞めるべき!(笑)
千年マチコ~書房編~

千年マチコ~書房編~

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

魅力的
まちこさんのお洋服がとても個性的で似合ってます。
何度も着替えていて、見る私たちを楽しませてくれました。
キャラも魅力的です。楽しかったです。

ミュージカル「ミス・サイゴン」

ミュージカル「ミス・サイゴン」

東宝

帝国劇場(東京都)

2014/07/21 (月) ~ 2014/08/26 (火)公演終了

満足度★★★

駒田エンジニア初見
「ミス・サイゴン」は初演の時から、何度も観ているミュージカルですが、駒田さんのエンジニアが観たくて行ってきました。

駒田さんに対する期待が大きすぎたせいか、想像以上のエンジニアではなかったのはちょっと肩透かし。

昨年から、演出や舞台セットがずいぶん変わりましたが、今度の舞台では、更に演出がまた変容し、訳も若干変わっていたようでした。

クリスが、キムとのことをジョンに有頂天で報告する箇所で、昔は「彼女はまるで蓮の花」と言っていたのが、今回は、「まるで月」でした。
でも、これって、何だかそれこそ月並みな表現で、私は、「蓮の花」の方が好みでした。

昨年の新演出は、衝撃的でしたが、今回は、その衝撃が少し薄れ、全体的に舞台の運びが、計算され尽している感じが、舞台の醍醐味を軽減していた感じを受けました。

ネタバレBOX

原田さんのクリス、木村さんのエレンは、とても良かったと思います。

笹本さんのキムには、まだ母親の心情が足りない気がします。

俳優の立ち位置などがかなり変わりましたが、あまり効果的には感じられませんでした。
さまよひ魂

さまよひ魂

MousePiece-ree

劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

それぞれの想い
さまよひ魂。お盆らしいお話のように感じつつ、けど怖いわけではない。ある男があることにとらわれすぎて魂が『さまよひ』、ある人とずっといたいと思っていた。本来はやってはいけないことなのに。なぜそうなったのか、ふと思う。単に依存しているだけではない。助けられなかった助からなかった想いからのさまよひ。思われ続けるのも思い続けるのも大変^_^;個人的にf-coさんの『まご』が可愛かったなと。そして早川さんのあの役は客演されている役からすると、想像できませんでした(笑)森崎さんは『風ピン』に続いて、元気過ぎるな思ってしまった、、、皆さんして身体はってます( ̄^ ̄)ゞ元気もらいました( ^ω^ )ありがとうございました☆〜(ゝ。∂)

解散

解散

江古田のガールズ

本多劇場(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★

おめでとうございます
笑える要素が沢山あって面白かったです。役者さん達だけではなく、それを支える制作や裏方の方達の苦労を、改めて感じました。今後は(今後も)、そういう苦労や、舞台を愛する人達の想いを踏まえて、真剣に舞台を観ようと思いました。そして本多劇場で上演する事は、劇団にとって大きな夢なんだなぁ、夢が叶って良かったなぁ、おめでとう!と思いました!楽しい舞台でした。

ハイキングフォーヒューマンライフ2014

ハイキングフォーヒューマンライフ2014

劇団PATHOS PACK (パトス パック)

「劇」小劇場(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★

自殺は自分だけの問題ではありません!
本人だけでなく、周りの人たちもその十字架を背負い苦しみます。
舞台セットの樹海と洞窟の雰囲気良かったです。
洞窟の中での会話のエコーはとても臨場感ありました。
脚本書いた宇梶氏も観劇、終了後簡単でしたが、お礼の挨拶もありました。

ネタバレBOX

自殺の名所”樹海”には様々な人がやって来る。
幼いころから飼っていた大事な犬を樹海に捨てられたことを理由に父親を花瓶で殴り殺してしまったと思いこんでしまった友人や妊娠し子供を産むと話したら死ぬと言い出した恋人。彼らを探しにきた主人公の女子大生が、猟銃を持ったおじさんに自殺しに来たと間違われる。
さらに自分たちのせいで娘が死んだと思っている理由あり夫婦も。
娘の死後、2年間も寝ることができなくなってしまった妻を案じた夫が鼾をかいて寝るようにしても、その思い(あなたも寝なさい)は通じることなく、娘の死んだこの場所で死のうとしていた。
そして、猟銃をもち、皆に自殺させないようにしてきたおじさんも何を隠そう娘がここで心中(相手の男は未遂)し、無念のあまり自殺するつもりだった。樹海には成仏できない霊がたくさん存在していたが、皆がその各々の霊に遭遇したことで今までの思いをとげる。そして自殺を思いとどまり新しい1歩を踏み出す。
ハムレット

ハムレット

華のん企画

近鉄アート館(大阪府)

2014/07/29 (火) ~ 2014/07/31 (木)公演終了

満足度★★★★

☆★センスある大人の演出★☆
まずフライヤーがいいですね~♪
フライヤーがいいと舞台のクオリティも期待できます!
舞台芸術は全てが感性で繋がっていると思います

オープンニングの手拍子から心躍らされました♪
なるほど!こんな表現があったのかっ!と新鮮でした

もう何と言っても演出が素晴らしい!
腹話術の人形を使ったり、木の椅子とテーブルの使い方など
どれもがシンプルだけど魅せる大人の演出!
それを何気なく見せる辺りが心憎いですね

それに応える役者さんの演技
私が観たこともない上手な役者さんがまだまだいっぱい居るんですね♪

シェイクスピアの話を楽しませる工夫が色々と魅せてくれます
ラストはもっとドラマチックにしても良かったかなぁ~と感じつつも
演出と役者さんは大きな舞台の商業演劇にも劣らないクオリティのお芝居!

これは若い劇団が観れば演出など、
大きな刺激を受けるのではないでしょうか⁈

☆印象に残った役者さん
皆さん味わいある演技ばかりだったのですがハムレット役の若松力さん

☆印象的なシーン
全体のセンスのある演出が好きです♪

千年マチコ~書房編~

千年マチコ~書房編~

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★

子宮の中みたいな空間
マチコさん(思わずサン付け)のキャラはとにかくぶっ放してくる。リサイタルには魅せられました。歌声も素敵★
登場人物はどんなにアクが強くてもマチコさんと比べると常識人に見えてしまって少し寂しく感じたんだけど、
ダイソンさんは張り合えてましたね。悪い事を企てる程善人に…というギミックにニヤニヤ。
あと演技で印象に残ったのは高校生の方でした。視覚的にインパクト強かったのはドイツ語の方。
ラストシーン、大好きです。スイカ…(笑)
軽く、明るく、楽しく、悲しい事もちょっとはあるけど、マチコがいれば笑顔になれる。そんな舞台でした。
少女の様な無邪気さ、母親の様な包容力、老婆の様に凪いだ心、いいな、こんな役をやれるなんてなんて贅沢っっっ

ネタバレBOX

子供の頃から人魚の肉を食べた人はどうやって永遠の暇を潰してるんだろう?と疑問だったけど、そっか…子孫を愛でたり助けたりしてたのか…と納得しました。
ミュージカル「ミス・サイゴン」

ミュージカル「ミス・サイゴン」

東宝

帝国劇場(東京都)

2014/07/21 (月) ~ 2014/08/26 (火)公演終了

満足度★★★★

力強い
エンジニア:筧利夫、キム:昆夏美 生きることの力強さと悲哀を感じました。迫力満点。特に筧さんのアメリカンドリームは圧巻でした~!!

殉職の夢を見る

殉職の夢を見る

アフリカン寺越企画

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2014/08/07 (木) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★

〇×の結果がとても気になります。
劇場の大きさや雰囲気が物語の舞台となる警備員室の様で、警備員室で起こった出来事を覗き見ている様な気持ちになりました。警備員が、周りの精神病院のスタッフや患者と不器用でもどかしいながらも様々な関係を築いていくのが観ていて面白かったです。今回のお話の長さでも充分面白かったのですが、もう少しその後の警備員と周りの人達とのやり取りを観てみたいとも思いました。

解散

解散

江古田のガールズ

本多劇場(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★

祝!本多劇場進出
次世代娯楽会の女王江古田のガールズ,初観劇です。なるほど,娯楽100%でお祭りでしたね。記念ですので,こんな芝居もありだし,面白いと思います。ただ,これで,江古田のガールズを観たと言えるのか?とても疑問,次回作以降,特別公演ではなく本公演を観劇して判断したいと思います。いろいろなパクリとおちょくりは好きです。でも,野菜投げについては,やはり舞台を汚くしてしまいますので嫌です。

ミロウのヴィーナス

ミロウのヴィーナス

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

吉祥寺シアター(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★

夏に観るべき作品。
アンケートに記入する時間がなかったので、こちらで失礼します。

華々しい冒頭から、誰があの結末を予想出来ただろうか。
まさかの展開。
終盤はずっと泣いてた。
オリジナル曲もストーリーに沿った歌詞で、聴いてて泣いた。

シリアスな作品だが、笑いも散りばめられていてそこの部分も好き。
是非とも観て頂きたい、聴いて頂きたい作品。

ネタバレBOX

登場人物のキャラクターも各々良かったです。
一番のお気に入りはキリスト(西野)。
好きなシーンはミロウに脇腹突っつかれるくだり。「あーーー!!!」(笑)

もっと掘り下げてほしいと思ったのは東野だけど、この作品の登場人物は掘り下げるも何も・・・なので。
東野の喋り方良かったです。

3人の歌姫はホントに歌姫!
個人的には真嶋さんの歌声が一番好きです。
明日の天使たちへ

明日の天使たちへ

ワイアールジャパン

テアトルBONBON(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★

シナリオライターもっと生きることに向き合うべし
 Bチームを拝見。イケ面、可愛い女優さんが多いし、演技も決して下手ではない。然し、何か大切な物が、欠けている。

ネタバレBOX

切実さが欠けているのだ。頭で考えて過不足の無いように組み立ててある。然し、内実がすっぽり抜け落ちている為、訴えかけてこないのである。言い方を変えれば、表だけを率なく演じているとでも言おうか。表が在る以上、裏が在り、背理が在る。それを同時に滲ませなければならないだろう。
 例えばそれは、一つの行為の背景には何があってそうしているかが、表されることだ。人は、自分の意志で生まれる世界を選べない。つまり、生まれおちるということは、登場人物達の想や目標設定には、関わりなく、歴史的必然とか、社会の力学的必然とか、思い通りにならない政治的必然などとの命がけの争闘なのであり、ぶつかり合いである。そして、演劇とは、この争闘のことなのだ。この観点がシナリオから抜け落ちている。折角、若い役者たちが、頑張っているのに、残念だ!
朝日のような夕日をつれて2014

朝日のような夕日をつれて2014

サードステージ

紀伊國屋ホール(東京都)

2014/07/31 (木) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

今日はのび太の誕生日!朝日#02
突然バイトがお休みに。
突然行くことに。
やっぱり凄かった!
多いに笑った。

あ・ら・かると岸田國士

あ・ら・かると岸田國士

おででこ

Ito・M・Studio(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

岸田 國士の世界を見事に表現
 粋で洒脱、頓知が効き、世界が共鳴している。

ネタバレBOX

 岸田 國士の三つの作品「軌道」「雅俗貧困譜」「是名優哉」を敢えてオムニバス形式とせず、西洋料理のメニュー仕立てで調理して見せた。1st dish 軌道(黙劇1)2nd dish雅俗貧困譜1 3rd dish是名優哉1 4th dish雅俗貧困譜2 5th dish是名優哉2 6th dish雅俗貧困譜3 7th dish軌道2。以上の7皿である。この配合が良い。自分は、今迄様々な劇団やグループの演じた岸田作品を拝見して来たが、今作が、今迄観た中でベストの岸田解釈である。舞台美術や、衣裳、その配置、非常に洒落たセンスのものを、敢えて少しだけ崩す、極めてお洒落な感覚や、矩形の机に対して丸い木製椅子の渦巻き状の文様や、単行本の装丁に使われている龍を連想させる螺旋などの対比を大げさに捉えれば、ミメシスとマニエリスムの対比は直ぐに思い浮かぶ。BGMで流れる数々のシャンソンもフランス語が使われ、ヨーロッパ周遊をしていた岸田の個人的批評も盛られているように感じた。と同時に、日本と西洋の微妙な混交と化学変化を実に良く表現すると同時に大正初旬から、昭和初期迄の、即ち大日本帝国の中国、朝鮮半島支配への歩みが、様々な問題を引き起こして行った時代と、戦後の宰相として、最も愚かな安倍政権とのコレスポンダンスをも感じさせる作りである。岸田自身は、愚か極まるこれらの風潮に対して一種の浮力のようなもので身を処していたのではないかと、そのような空気を感じさせる、豊かなハーモニーの感じられる舞台であった。
ハイキングフォーヒューマンライフ2014

ハイキングフォーヒューマンライフ2014

劇団PATHOS PACK (パトス パック)

「劇」小劇場(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

生きるということ
役者陣の熱演が半端なく、個人的にはものすごいメッセージをいただけたと思っています。観劇終盤は、涙が溢れ出るのを抑えることができなかった。観劇後は心が温かくなりました。生きている証なのかな?

ミロウのヴィーナス

ミロウのヴィーナス

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

吉祥寺シアター(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★

凄かった、、、
いや、ホントに、、、
凄かった、、、
下手に文字で感想を述べるより、これは是非観てほしいっ!!
凄い小説を読むと、恰もその世界に居合わせているような錯覚に陥ることが間々あるが、
ホントに独特な世界観に居合わせ、舞台で繰り広げられるあれやこれやが目の前で起こる幻実の現実のような
兎に角凄かった。
芝居や物語は勿論のこと、
音楽も照明もう全てが素敵だった。
そして、あのクライマックス!!!!
馬渕さんがブログで『あのラストを観る為だけでも価値あり』的な事を記していらっしゃいましたが、
正にその通りっ!!
ネタバレしないように感想を述べるのは難しいけど、
兎に角、これは
観た方良いっ!
と云うか、
是非観てっ!!
ホントに素敵な作品です。

カズオ/斜めから見ても真っ直ぐ見てもなんだかんだ嫌いじゃないもの

カズオ/斜めから見ても真っ直ぐ見てもなんだかんだ嫌いじゃないもの

オーストラ・マコンドー

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/08/07 (木) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

カズオ 無題1199(14-247)
19:00の回(曇)。18:00受付(整理番号あり)、18:34開場、狭いところに大きなお花、入口付近は混乱。Fullに横幅を使った舞台、1~2列目は平地、中央がお薦め。

二人芝居ですが、かなり凝った演出、19:04前説(120分)、19:05開演~21:03ダブルコールで終演。ネタバレなしで観た方が面白いと思います。

趣里さん、梅舟さん大奮闘、後藤さんもスタッフなのか会場に。

二兎社は「ファンレター大根役者殺人事件(1986年1月@紀伊国屋)」「私もカメラ(1987/3@本多)」を観ましたが、内容は思い出せなくなってしまいました。

ネタバレBOX

当パンに「人物相関図」が載っていて9人の名前、これをどうするのかと思ったら、二人で演じ分けていました。

ちょっと衣装を変え、カツラを変え(るが途中で落ちた)、声を変え、お客さんにはバレバレですが、そこがまた笑えて、哀しくもあります。

お隣さん同士の憎愛、怪しい家庭教師、不倫、子供、なんでもあり。迷路のようなセットの中を二人は駆け抜け、ラッキーなお客さんは梅舟さんとハイタッチや銀行のグッズを手渡されたり(但し、予算の関係で回収されました)。

「赤」と「緑」はルパンか…

梅舟さんは「年末(2012/12@ BASE)」以来でした…2時間目一杯。
葉っぱのフレディ ―いのちの旅ー

葉っぱのフレディ ―いのちの旅ー

株式会社ステージドア

THEATRE1010(東京都)

2014/08/01 (金) ~ 2014/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

2014年,『葉っぱのフレディ:いのちの旅』を,初めて観た。
2014年,『葉っぱのフレディ:いのちの旅』を,初めて観た。東京公演では,すでに,4回観劇している。

私は,子どもの演劇・ミュージカルでは,どうしてもミュージカルの方が具合良くできていると思うことが多い。ストレート・プレイは,すごく難しくなる。その点で,音楽や,ダンスが十分に取り入れられたものは,とても楽しい。

『葉っぱのフレディ』は,元小児科医のルーク先生が,地球の起源から説き起こす壮大な物語だ。だから,最初は少し違和感がある。しかし,たとえとしては,ふだんは何気なく見落としている「葉っぱ」にも,生命があり,物語があるという重要なメッセージが隠されている。

どうして,「葉っぱ」なのだろう。植物は,何もしていないように見えても,フレッシュな空気を生産してくれる。夏の間は,木陰を作ってくれるという役目だけでなく,実際緑が多くある地域は,熱帯夜などになりにくい効果もある。また,神様のいたずらかもしれないが,紅葉の時期には,考えられないスケールの自然美で,人のこころをなぐさめてくれるだろう。

『葉っぱのフレディ』を初めて見て,最初の方は,少し退屈だった。単なる中学・高校の理科の授業的にも感じたからだ。しかし,自然の中にも弱肉強食は起こるというシーンが始まると一変する。葉っぱたちが,カミキリ虫たちに食べられそうになり,風がそれを微妙に邪魔し,やがて,巨大な毒グモが現れて,カミキリ虫たちが駆逐されていく。この場面が,名場面だと思う。音楽がかなりドラマチックで,毒グモメフィストは,『オペラ座の怪人』的雰囲気をもって,舞台を盛り上げていく。

少し弱点をいうと,メアリーは,もう少し悲劇的に演出できないものか,ということがある。彼女は,どういう事情で,母子家庭になったかわからない。しかし,最後は,その母親との酷い死別が,あっさりとし過ぎている。どのように手を加えていくと,それが出来るか,わからないが,何かあると思うのだ。

マークと,クリスの話も,全体が非常に格調高く仕上がっているのに比べて,やや手抜きにも思えた。子ども相手だから,あれで良いのだろうか。たとえば,三角関係の場面でも,加えて,それを越えて,もう一度本当のものに近づくことができた。といった設定が必要かと思う。

『葉っぱのフレディ』の,いのちの提示は,本当のところは,さほど深いところにはない。ルーク先生は,死ぬことがさほど怖くなくなった,満ち足りた気持ちである,という。しかし,そのような気持ちになるのは,やや説得力が弱い。ミュージカルは,ストレート・プレイほど,深い思想などを伝えるものではないので,無理をいってはいけないことも承知ではあるが。

子どもたちに,地球環境を守っていかないと,自分たちの未来がない!日がやがて来てしまうかもしれないよ,という重要なメッセージ。それから,子どもであっても,成人しないうちに病気で亡くなることもあるし,命というものを意識するにはまだ早い時期とはいえ,「死」というものの存在くらい漠然と認識しておいてほしい,というもう一つの重要なメッセージ。これらは,上手に表現されていたと,絶賛したい。

一時間40分は,適切な時間だと思う。これ以上長くなると,冗長になる。プロは,ルーク先生役の,宝田明さんだけだ。子どもたちのための,子どもたちによる,ミュージカルという点では,ずば抜けて魅力的だと思う。良くできた作品にちがいない。

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