天帝のはしたなき果実 公演情報 <火遊び>「天帝のはしたなき果実」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    原作は700ページ超えでルビが凄いそうですね・・・
    いまだ未読です・・・・・

    それでも言わせてもらうなら上手に舞台化できていたと思いますが、
    話の帰結点がよくわかんなかった2時間20分超えでありました。

    ネタバレBOX

    舞台作のみで思考すると主人公君の精神病治療で、
    入院中のサイコセラピー劇が本作となるような印象でありました。
    どこまでが現実にあったのか、全ては物語で済まさせるのか不明でした。

    ブラスバンド=高校の吹奏楽部の雰囲気は素敵でした

    原作はさまざまな平行世界での続編ということらしいので、
    基本設定を使用する=手塚先生で有名なスターシステムなのかしらね。

    主人公が推理をミスリードして、
    ワザと殺す同級生にそんなに殺意を抱いてる感じは伝わってこなかったなぁ。

    んで最後の厨二病的な怪奇伝奇ゾーンへの突入は、
    思いっきり好き嫌い分かれそうな気がしました。
    (天帝とか転生体とか白面のモノ(この役の方は神秘的で雰囲気ピッタリで素敵でした~(^^)褒めまくりっすね)とか=唐突過ぎるわ~

    吹奏楽顧問の先生所有のエメラルドが何で、
    主人公の彼女の手にあったのかわかんない?なぜでしょうか?
    (原作では書かれてるんでしょうか?)

    20年前の猟奇殺人はバラバラだったそうですが、今回は斬首死体・・・。
    舞台化ではバラバラだったと言わずに猟奇殺人で身体を切られてたぐらいにして観客が首切り死体が3連続~とか思わせた方が良かったのでは?とか感じました。

    星は~3.6745123(原作の幻想に少し対応(^^)ぐらい・・・かしら

    第二の斬首事件の密室での推理劇は、どうしても3時間という限定時間内での会話での犯人探しとなりますが。先に外部からの犯行ではないと強く観客に示してくれないと疑問が出るデス。閉じこもってる間に証拠も消えて犯人も逃げちゃうと考えますが・・・。

    配られたキャスト表に付けた付箋が、
    劇中の付箋という細かさは評価いたします(^^)

    主人公が禁断の果実をつかむ資格者という取って付けたような設定とか、
    伏線も何もないと(先の九尾の狐さんとかも含めて)納得&理解できねっす。

    主人公が始終水色パジャマで舞台中央に空中固定されたベットを模した白い盤上の上での行動がメインとなる演出はユニークで評価できた。
    それとコンクールでの演奏シーンの演出も~

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    2014/06/27 03:05

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