
カウラの班長会議 side A
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2014/07/10 (木) ~ 2014/07/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
精神に与える教育の影響
オーストラリア南東部、海岸から80kmほど離れた田舎にカウラはある。1944年8月5日、この地に収容されていた日本人下士官・兵1104名は、軍人勅諭に則り、生きて虜囚の辱めを受けぬ為、自死そのものを目的とした脱出を試み、234名が命を落とした。この暴動でオーストラリア兵4名も落命している。

カタロゴス-「数」についての短編集-【5454次回公演は11月後半!!】
劇団5454
劇場MOMO(東京都)
2014/07/03 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
初見だったけど
劇団名に数字を使っているからこその「数字」へのこだわり(?)が感じられた。
5話構成によるオムニバス形式で、脚本の巧みさ、役者の上手さを堪能できた。
、「ゾロ目のお告げ」の背景理解に苦労したが、「スコアラー」の変わり身の早さの妙に笑い、「ロス」では経済用語を学びながらも回避できない現実を突き付けられた。「不安の偶数、終わりの奇数」では工藤さんに持っていかれたし、「ゼロサム」には数字を正確に反映させる技と、無言ながら「人生の啓示」を感じた。
客演の榊、小黒さんのお二人も良かったが、今回印象に残ったのは佐瀬恭代さん。
温和な日本のお母さんが感じられ、好感が持てた。

新作『7月の夜』/再演『空時計サナトリウム』
KARAS
シアターX(東京都)
2014/07/09 (水) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1165(14-213) 「7月の夜」
20:00の回(雨、強風)、19:30受付、19:45開場、20:05開演~21:12終演。
荻窪のスタジオ以外で観るのは初めてです。開演前は、全体に暗いのでどのような舞台になっているのか見えません。
始まってみると...非常にゆっくりとした動きが中心で、舞台全体から受けたイメージは「エイリアン」の巨大な宇宙船の内部、地底深い暗黒の渓谷...異世界...2体の生物が蠢く暗黒の世界。

立ち呑みパラダイス2014
“創造集団”生活向上委員会
上野ストアハウス(東京都)
2014/07/08 (火) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★
ズンドコ♪
ダブルキャストだったので両方見てきました。
テンポがよく、笑いどころもあって、面白かったです。
大阪弁が楽しい!!
同じ脚本なのに、演じる人によって空気感が違い、別の作品を見ているようです。
地元に帰りたくなって、友達と連絡とりたくなりました。

新作『7月の夜』/再演『空時計サナトリウム』
KARAS
シアターX(東京都)
2014/07/09 (水) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1164(14-212) 「空時計サナトリウム」
20:00の回(雨→曇)。19:30受付(予約時の整理番号)、19:45開場、20:03前説、20:04開演~21:02終演。
開演前、舞台上、暗くてほとんど見えませんが,正面の壁、左右に正方形の照明があたり、鼓動のように時を刻んでいます。
男の独白とダンサーの鬼気迫る動き。
ポーランドの作家シュルツの作品...だそうで、先日、同じこの会場でポーランドのカンパニー「Amareya Theatre」の「Nomadic Woman」を観たのが偶然ではないように思えます。

うちの犬はサイコロを振るのをやめた
ポップンマッシュルームチキン野郎
駅前劇場(東京都)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
アイデアが詰まってる
ものすごいアイデアが沢山詰まってる芝居。
芝居だからこそのジョークも満載。
狭い舞台を大きく使う場面展開もすごい。
最高の芝居でした。
終了後、Tシャツ買おうとしたら買いたかった
色が売り切れ。
デザインがカッコ良かっただけに残念。

凛と立ち、飄々と舞い、可憐に咲く
LiberalFamiliar
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2014/07/10 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★
後半盛り上がる!
ストーリーは割とベタだが分かりやすくて良かった。ただテンポがちょっと、変な間があったり食い気味だったり、演出なのかな?テンポ良くしてシーン削って125分を115分くらいにすると良いかも。後半の盛り上がりと伏線の回収?美しく纏まったでしょ?って感じは好きw

NEVER SAY NEVER and…~月が綺麗だから~
BIG MOUTH CHICKEN
ブディストホール(東京都)
2014/07/10 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

Peach Boys
ぱるエンタープライズ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2014/07/09 (水) ~ 2014/07/14 (月)公演終了

幻想時代劇『天守物語綺譚』
東方守護-EAST GUARDIAN-
DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京都)
2014/07/10 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★
美しい
美しさと魅せ方をとても考えて作られているな、
と思いました。
ちょっとお遊び?もあり、笑いどころもあり、
でも世界に引き込む力は見事です。
スタッフの方の対応も素晴らしく、気持よく
観劇できました。

あなにやし、えをとめを
法政大学Ⅰ部演劇研究会
法政大学 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎B1F 多目的室2番(東京都)
2014/07/09 (水) ~ 2014/07/12 (土)公演終了
照明に、ブラボーを
沖縄県民が その他46県を「ヤマト」とか、「本土」とか呼ぶニュース映像。彼らの一部には自らを「琉球王国の末裔」と疑わないグループがいる。そのアイデンティティはズバリ「琉球人」だ。
つまり、もし沖縄県民と“本土県民”の血筋が決定的に違うとすれば日本人は 「ヤマト人」なのである。
天照大御神を敬う人々は 江戸時代から現代まで、「東海道」を支えてきた。三重県伊勢市「伊勢神宮」が この国父を 祀っているためである。
「日出ずる国」は古代エジプトと肩を並べる太陽国家(サンシャイン・フロンティア)だ。
イデオロギー大綱は「汚れ思想」だろう。「アイドルの元祖は巫女にあり!」という仮説がAKB関連書籍にも拡まり、狐面を被った「巫女ドル」まで出現した今日。
どうにも、「恋愛禁止」のルールが、「汚れ思想」に共通するように思えてならない。
しかし、法政大学I部演劇研究会には「反抗」があった。「古事記」を書き換えるという、文筆家には200年先も不可能だった「一大事業」だ。
「レッド・カーペット」を基調とした美術に、あえて「モダン女子」を添える趣向は「挑発」そのものだった。巫女が「汚れ思想」のシンボルとして身に包む「紅」が、パリ・社交界を彩る「ドレス」に。
この「反抗」は まだ序章に過ぎない。

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!
おぼんろ
ワーサルシアター(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

博多アシッド山笠
ハリケーンディスコ
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2014/07/03 (木) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★★
ドーパミンがどくどくと。
なにか、癖になるような魅力があって、ここの所欠かさず毎回観ています。
、
今回も、時間があっという間。もう、観ていてぐいぐいと嵌る。理屈を超越して、ほんと面白かったです。

凛と立ち、飄々と舞い、可憐に咲く
LiberalFamiliar
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2014/07/10 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★
風景が感じられない
まぁこんなものでしょ!!そんな風に思いながら観ていた。塩崎さん(彼のダンスと殺陣は良かった)以外、特にこの人!と思う方もいない。話は良くあり。どうにも話の進行に伴う背景が見えてこない。どこがどこなのか、場面場面のそこは、いったいこの建物のどの辺りなのだと疑問が浮かぶ。どうにも風景が感じられない。しかもはけてすぐ出てくるタイミングが早すぎるような気がする。それでもラスト近くになって女性陣がめきめきいい芝居を始めた。特にカレン、登場の際には無い、暗いものが吐き出されいくシーン、ここはなかなか良かった。

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!
おぼんろ
王子MON★STAR(東京都)
2014/07/09 (水) ~ 2014/07/21 (月)公演終了
満足度★★★★★
大きくなったおぼんろ
やはりおぼんろ4000人動員がどうも気になって、結局HPをチェックする羽目に。岡山3回公演で500人、島根で3回公演で350人とか。面白いことに島根では初回50人、2回目101人、3回目が190人と倍々になったらしい。島根の人たちもおぼんろを堪能してくれたみたいだ。そんな経験をしてきたおぼんろを観に行ってきた。余裕がある、というのか、自信がついた、というのか、ひと回り大きくなったよう。今度の王子では、会場が違うだけでなく、アドリブも笑いもあちこちにあって、悲劇なのに喜劇みたいな今まで以上に不思議な体験をした。おぼんろは人によっては多分好き嫌いがはっきり分かれる劇団かもしれない。岡山、島根の成功にあぐらをかかず、さらに先を見据えて魅力ある舞台を楽しませてほしい。

イキナク レイジー
チャーミーゴリラ
小劇場 楽園(東京都)
2014/07/10 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑って笑ってほっこりします
オープニングダンスがカッコ良くて一気に物語の世界に引き込まれます。それからはもう笑いの連続。終始ケラケラ笑っちゃいました。だけど父娘とその周りの人たちが織りなすあったかいストーリーもあって、随所でじーんと来て優しい気持ちになれます。
とにかく笑って気持ちに軽やかになりたい方にも
なんかぐっとくる作品を見たい方にもオススメです。

「みんなのうた」
美しい呼吸
LIFT(東京都)
2014/07/09 (水) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1163(14-211)
14:00の回(猛暑)。1階で13:30受付、ふたり...開場(地下へ)...3人。床を抜いた設定。此処は「十七戦地」で2回、日芸組で1回、本作で4回目。
中島さん「ゲンゴロウ(2014/2@pit)」「きれいごと~(2014/5@眼科)」、西村さん「ラフレシア(2013/10@明石)」「きれいごと~」、篠原さん「小宇宙(2013/12@SENTIO)」「月を泳ぐ魚(2014/3@此処)」、左藤さんは「夢の泉と泥濘(2014/4@pit)」...芝村さんはたぶん7作目。
先日、「劇団Q市街」の公演を観てきました。主宰の前田さん、こちらの左藤さんも出ていらした公演。そのお二人がそれぞれ旗揚げ公演。
横長の舞台、入って奥の壁際に椅子席、若い男女、「法則」によって定められた動きをする天体が溶け合ったようなお話。
コントラバスはカーテンを外してオープンな状態で演奏した方が会場としても効果があるのではないかと思います。よく観に行く舞踏(開座)の公演ではコントラバスがノイズをまき散らしています。
星の物語と、男女の物語。マチネだったので会場が明るい、夜だったらまた印象が違っていたのでしょう。地球、月、彗星、太陽…女の子、ワイルドになれない男、二面性を持った女性、散歩が好きな子…。
星空の神話と日常の想いとが重なっているように見えましたが、なかなか整理できず、苦戦。地球と月とは兄妹みたいな関係ではなかったか…で、毎年遠ざかっていると。
明るいので、宇宙空間を想像し難い。丸い敷物は「月」で、彗星のシルエットは「(尾)箒状」にみえるけど、地球は水の惑星ではなさそうだし、雰囲気作りは大切だと思う。
もっとメルヘン色を強めるとか、彗星が地球に惹かれ、初めて自分の意思で軌道を変えてしまうとか(地球上の恋人たちは夜空を見上げて…これじゃSFですね)、かぐやは月の裏側に生命の起源(モノリスでもいい)を発見するとか、白い衣装の女性は実は「ダークマター」だったとか。勝手なこと言ってすみません。

Bitter Sweet Samba-Life goes on-
チーム☆レトリバーズ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★★
☆★ハッピーエンドなお芝居★☆
奇妙な男女の微妙な共同生活を描いた作品
オムニバスの展開の様に色々な小さな出来事が起こる
それは仕事への向き合い方や恋愛の考え方など人それぞれの人間模様が面白い♪
役者さんも様々なキャラを上手に演じているので分かりやすい!
ストーリーも人生の話からこちらが恥ずかしくなる様な甘い話まで
色々とあって最後まで楽しみました♪
ちょっと大袈裟な部分はさすがに苦笑いしましたが…(^^;;
最後のエンディングの静止画風な見せ方もなかなか心憎い演出!
そしてハッピーエンド~♪
☆印象に残った役者さん
落ち着いた自然な演技の年代訓子さん
☆印象的なシーン
DJの人がシェアハウスを出ていく決意した思いを語たるシーン

凛と立ち、飄々と舞い、可憐に咲く
LiberalFamiliar
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2014/07/10 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
作品は好きです
特に目当てのキャストさんもいなかったのですが、なんとなく観劇を決めました。何が決め手でチケットを購入したのか、自分でもわかりませんが、結果「観に行って良かった」です。カインド役の齊藤秀一さん、サリサ役の白井美帆さん、すごく良かったです。普段、あまり役者さんに声を掛ける事は無いのですが、面会でお忙しそうにされている中、お声を掛けさせていただきました。この作品は好きですが、諸手を上げて素晴らしいとは言いません。続きは「ネタバレ」で。

幻想時代劇『天守物語綺譚』
東方守護-EAST GUARDIAN-
DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京都)
2014/07/10 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
耽美な
綺麗だった、美しかった。広めの花道が有効に使われていて。白鷹が、個人的にはメチャクチャ好みです。幻想時代劇、日頃私が見ているお芝居とは大いに違うジャンルでしたが、観に行って良かったです。