最新の観てきた!クチコミ一覧

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オシラス

オシラス

電動夏子安置システム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/07/08 (火) ~ 2014/07/15 (火)公演終了

満足度★★★★

あなたの考えを聞かせてください
この問いに終始した二時間余り。思えば、自分の考えほど曖昧でもろいものはないわけで。そんな脆い人間が人間を裁く、とはいわないまでも是か非かを決定するという不確実さ。

いろんな笑える皮肉も盛り込んで 場面転換も照明や音楽による演出も排した12人の陪審員たちのやりとりのみの舞台。

役者さんも疲れたろうが観るほうも疲れた。傍聴する、というより一歩こちらが踏み込んでしまったらしい。

ふう… と安堵の溜め息がもれそうな幕、と思えば最後にざらりと砂を噛むようなどんでん返しが一瞬で。


疲れた甲斐ある見応えのある芝居でした。


千秋楽の最後に 道井良樹さんが「うちは口コミでもっている劇団ですから」と言っていた。これは自嘲ではなくてむしろ大いなる自負の言葉であろうと感じました。

ですから、その自信と誇りに応えるべく沢山沢山拍手させていただいた。

上手い 面白い劇団は数多くある。でもDNAは、そのどこにも似ていない。

オンリーワン。


大好きです。

薔薇色の女優

薔薇色の女優

キンケロシアタープロデュース

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

裏ではどんな展開が?
愛川さんらしい演出で自由すぎる一家の週末を楽しく観させてもらいました!原作があるものなので難しいかもしれませんが、もう少しテンポよく、もっとゲスト達が入り乱れていたら、もっと楽しかったように思いました。

ヒーローアゴーゴー!

ヒーローアゴーゴー!

劇団東京都鈴木区

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

行ってきました!
ヒロアゴin大阪!
3日5公演全通でレッツッゴーイン!してきました。
それだけの価値は十二分にあったと思います。
期待を裏切らない、それ以上のものを魅せていただきました。
続編である遊園地編での来阪も期待しています!

今回気になったけど参加されなかった方々。
次の機会には是非観劇されることをオススメします!

はなの台ふき/おなかごしのリリ

はなの台ふき/おなかごしのリリ

コトリ会議

AI・HALL(兵庫県)

2014/05/30 (金) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★

両方見ました♪
はなの台ふき。家族なんだけど、不思議なところがコトリらしいって、まだそんな観てないですが、おなかごしのりりは、ちょっとよくわからなかった世界観でした。
でもどっちも不思議さがクセになるのでまた行きたいなぁと思ってます♪

朝日を抱きしめてトゥナイト

朝日を抱きしめてトゥナイト

ロロ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

ロロの【朝日を抱きしめてトゥナイト】を観劇。

若者に人気で、評価の高い劇団。

地方の街での町子ちゃんと周辺の人々の話し。
以前なら混沌?、今で言うならごった煮?という感じの劇団だ。
学生演劇的なお遊戯的な見せ方、痺れるセリフ回し、郷愁を感じさせるシーンの数々、役者の熱量など数々の表現の良い箇所を全てミックスさせていく辺りは自分としては全く受け付けないが、決して悪くない表現方法だ。
長く演劇を観ていると、自分にとっての最良の方法で表現されて、満足いくものが面白いと解釈してしまいがちだが、20代の若手演出家は、そんな観客の思惑をあえて外していきながら、独自の世界観を築いているようだ。

女優・島田桃子の存在感は何時もながら刺激的だ。
オスとメスの見わけ方

オスとメスの見わけ方

ともにょ企画

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2014/07/14 (月) ~ 2014/07/15 (火)公演終了

満足度★★★★

私は見た!
 「オトコの一生」と「このヒフの下のトンネルを抜けた先に、わたし」の2本で構成するオムニバス。普段、大阪で活動するグループだが、今回が東京初進出だ。12月にも池袋シアターグリーンでの公演が決まっているとか。自分も初見の劇団だが、印象ではブラックユーモアたっぷりの大人向け苦コメ(苦いコメディー)と見た。無論、若い世代が観ても笑えると思うが、知識や経験の量、質によって一定の深読みが出来ると言うことである。まだ、若い人ばかりの劇団なので、今後、どんどん力をつけていって欲しい。

ネタバレBOX

 ところで、「男の一生」もフランス語では、une vieで「女の一生」と同じタイトルで表せるのだが、無論、これはVieが女性名詞だからである。「女の一生」の場合は日本語に訳した訳者の名訳ということになろう。
 男は所詮鉄砲玉である。女にとって子種であれば何でも良い、というのが、本当の所だ。だって生物学的に生物の種に関わりなく、生命のプロトタイプは女性であって男性ではないから。従って、単性生殖は総て女性ということになりそうだ。実際、今後、生物界で♂が生まれなくなったら♀による単性生殖だけが種生き残りの手段となりそうである。実際、環境ホルモンの影響によって、自然界では、♂が激減しているのが実情である。
 ところで、今作では、♂と♀のアイデンティティーはその重さが桁違いである。何故、そんなことが言えるのかといえば、♂は総て役割(オトコ、ムスコ)などで表されるのに対して♀は総て固有名詞で表されているからである。これが、意味する所は明らかであろう。女は存在し、男は存在しない。♂の場合は役割だけが“存在”しているのである。平の駄目社員から課長になり部長になって出世して行くものの、仕事といえば、盲判を押すだけ。子供は持つものの、最後はアルツハイマーでお陀仏。何とも侘しい“人生”ではないか? というのが今作である。

「このヒフの~」は、これに対し、自民党の救いようも無い阿保共の女性蔑視発言をみても明らかなように、橋下大阪市長の大阪都構想を実現する為と称して実施された“出直し選挙”なるものが平気で実行されてしまうような地盤の問題を炙り出しているようである。かつて横山ノックをトップに選んだ地域でもあるから、その政治センスは、東京と変わらぬ酷いものには違いない。何れにせよ、この歪み切った日本という名のアメリカ植民地では、正論を述べることはタブーであり、それが冠されるのは、下らないと言うのが悪ければ瑣末的な、リベラルの動向に関しては、公安垂れ流しの比較的正確に近い情報を流しつつ、政治的に大衆を操作する必要のある時には、トンデモナイ嘘を流すFSグループだとかの発刊する月刊誌だったりする「被植民地“国家”」の話である。出演者は、女性ばかりだ。で、若い女性記者が、極めて真っ当な記事を書くのだが、キャップ、デスクと思しき、彼女の上司は、彼女が母子家庭出身であることを、その意識の高さの原因として、真っ当な意見を恰も薄汚れた、毛嫌いすべき、鬱陶しく不潔で不純なものに感じられるよう、ねちねちと苛めを繰り返し、配置転換を強行する。その上で、彼女の興味・傾向とは縁遠い事象を記事にすることを強制するが、一所懸命に職務を全うしようとする彼女の取材対象そのものが、既に、その抱える社会的問題や軋轢によって内部から瓦解させられているような対象でしかない、という極めてブラックな笑いに満ちた作品である。因みに、最後に彼女の取材した人々は演劇を趣味でやっている人々なのだが、鳥や動物の形態模写が主で、而も、正規メンバー5人のうち登場する二人の内の一人は、公務員、警察官なのである。黒いではないか! 女性が、男性から未だ蔑視される社会にあって、権力の犬として機能している警察官が、己の解放を目指してやっていることが演劇なのは兎も角、それが、表現するものが、何らかの象徴であったり(動物農場のような)、敢えて誰か現実の政治屋を動物になぞらえて茶化しているわけでもない、ナンセンスそのものである所に、この植民地の深い闇を見るのである。沖縄密約に対する最高裁判決を見るにつけても、三権分立は愚か、このような判決を全員一致で判示したことによって、彼らに理性そのものが無いことを証明してしまったと同然である。而も、秘密保護法と名付けられた情報隠蔽法、共謀罪成立も射程に収めての判決である。誰に利するかは明らかであろう。本当のことを言おうか! 主権は、日本国民に無い。アメリカにあるのである。これだけが、合理的に導き出される答えだ!

 そのことを踏まえた上で2作目のタイトルの”わたし”に続くのは、は、見た。というこのレビューのタイトルである。
パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

おぼんろ

王子MON★STAR(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

初おぼんろ
遅くなったけれど、八幡山ワーサルシアターにて観劇。今までは、拓馬さんの一人芝居、客演、わかばやしめぐみさんの客演のみだったから、本公演を観られる日をとても楽しみにしていた。分かっていたけど、やっぱり、おぼんろ、すごい。お一人お一人にパワーがあり、それが合わさると、こんなにも心揺さぶられる舞台を拝見できるとは。暗い中を全力で走り、すれ違う。いくら練習を重ねても、これは仲間への信頼がないとできないことだろう。
上映中の撮影OKだったけど、一眼レフでもカシャカシャ撮影されると、かなり気になり、舞台に集中できなかったのが残念。その分、-1。

友達

友達

sunday

AI・HALL(兵庫県)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

うつくしくて、こわい。
一日目は全く予習なしで。二日目は戯曲本を読んで改めて。

初見も度肝を抜かれたけれど、改めて観てもあの表現が色がどの行間から湧きこぼれ落ちたのか不思議でした。
光と影と色彩と、生音、吐息、セリフのテンポ。それらと役者さんのパフォーマンスが組み合わさって美しく、美しいがゆえに恐ろしかったです。

別所にも書きましたが、はじめは男とともにあの家族たちに気味悪さを感じていたはずなのに、あの柔らかな囲い込みに呑まれて、そこまで拒絶しなくてもいいじゃないか、と意識・立場が入れ替えられている、と気づいた時が一番ぞっとしました。
おそらく「檻の準備を」のところだったように思います。


内容について少しメモを失礼します。
題名の『友達』。『家族』じゃないんだな、と思ったけれど、そういえば、家族になろうよ、の体ではなかったなと。
隣人。共同体。友人。
『友達』は他人だけれど、完全な他人じゃない。でも他人。強くて希薄な言葉。
携帯電話もスマートフォンもパソコンもないダイヤル電話の時代がそのままそこにあったけれど、ある今でもこういう関係性の怖さみたいなのは、一緒なように思います。

「おまえ、またやってしまったのか!」
またきっとどこかで繰り返している。今度は自分の後ろにあの家族が立ってはいないか?
部屋にあのポスター大のチラシを貼っていますが、奇妙さが観了後より増してすこし怖いのでした。


アフタートークも大変聴きごたえがあって、総合でとても満足した観劇体験でした。

Heavens ~夜と夜と音楽~

Heavens ~夜と夜と音楽~

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/14 (月)公演終了

満足度★★★★

本歌取りって、こんな感じなのか
千秋楽拝見しました。

天幕旅団さん、初めて観ましたが、4人でいろんな役代わりを演じ分けるのは上手くできていて面白かった。人形を上手い具合に使っていたので、観ていてそんなには混乱しませんでした。多少?な状態になる場面も、何度かありましたが。

雑遊では何度もお芝居観てますが、センターに陣取るステージはなかなか良かった。先日観た青山円形劇場の「赤鬼」に少し似ていた感じもしましたが。

個人的には、渡辺実希さんの声と雰囲気が好みでした。

今後も是非続けてみていきたいと思います。

フランダースの負け犬

フランダースの負け犬

なかやざき

シアターサンモール(東京都)

2014/07/10 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

深いなぁ。
中屋敷さんらしい作品だと思います。
前半はほとんどアドリブなんじゃないかと思うくらい爆笑。
でも、伏線が色々張られていて、後半で「なるほど」と思います。
一見、善人と悪人にはっきり分かれているように見えますが
何回も観ていると、そんな簡単なものではないと気づきます。
中屋敷さんの作品は深いなぁ。
ラストはやりきれないような結果になりますが、
どこか清々しい気持ちになるのは「救い」があるからなんだと思います。

中屋敷さん演出は独特の流れるような体の使い方が魅力ですが
永島さん以外は若干固いかな。
「赤鬼」を先に観て人間の体の美しさに衝撃を受けたので
ちょっと残念だったというのもあり、4点。

LEGS

LEGS

SPINNIN RONIN

座・高円寺2(東京都)

2014/07/14 (月) ~ 2014/07/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題1170(14-218)
20:00の回(曇)。予定を繰上げ、19:05受付開始。予約完了のメールの日にちが違っていたので問い合わせ返信するも、回答なしだったので、その旨受付で説明、本日に変更。

19:17、開場19:40、開演20:05に変更との説明。

20:00前説、20:07開演〜21:17終演。

こちらは「SKY RUNNER(2012/11@d)」以来で2作目。圧倒的なパワーと演技、音楽、照明、ダンサーの顔、肩、背中に光る汗、鳴り響く床、場内に拡がる笑い、これは凄いものを観ました。

デズデモーナ

デズデモーナ

テラ・アーツ・ファクトリー

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2014/06/17 (火) ~ 2014/06/20 (金)公演終了

満足度

素人集団
悪い意味で懐かしさを感じた。高校の先生が演劇部の生徒を集めて得意満面で創った感じ。センス古。3000円の価値は無い。リオさんの力を借りてこれなら、もう伺うことは無いでしょう。合掌。

NIGHT JASMINE 2

NIGHT JASMINE 2

DANCETERIA-ANNEX

横浜市泉区民文化センター テアトルフォンテ(神奈川県)

2014/07/03 (木) ~ 2014/07/04 (金)公演終了

満足度★★★★

耽美の予感
音楽劇というものを初めて鑑賞した。歌が台詞のようになっているミュージカルとは違い、台詞と歌がそれぞれ独立している。必然的に主役=歌手(本作ではGOH IRIS WATANABE)の歌が際立って観客の耳と心に届く。GOH IRIS はむろんプロの歌手で、その美しい歌声と歌唱力には定評がある。かつとても美しい人なので、チャイナ服を着たり女性歌手に扮して黒いイブニングドレスで登場する姿を見ることができるだけでも眼福。周りを固める役者たちは、それほど芝居の経験はない人たちがほとんどと聞いていたが、舞台に賭ける情熱は並大抵のものではなく、それぞれが良い味を出して力演していた。脚本家は耽美なボーイズラブ系を得意とする人と伺っているが、残念ながら今回はその耽美が強く打ち出されていないように思えた。おそらくそれは演出を抑えたというよりは、まだ若い役者たちの青さによるものなのだろう。今回のメンバーで回を重ねていけば、ユニークで美しい耽美なBL系音楽劇に成長していけるかもしれない。

オシラス

オシラス

電動夏子安置システム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/07/08 (火) ~ 2014/07/15 (火)公演終了

満足度★★★★

好きですね
笑ってよいのかどうなのか、序盤物語に入り切れていない観客がいたような気がするというのが正直な感想。役者の力量がある。が、後半に少しダレたような気がしたのは、単に僕の気のせいか、もしくは・・・。
作品全体としての完成度、満足度は高い。好きですね、こういうの。

アクアリウム

アクアリウム

DULL-COLORED POP

シアター風姿花伝(東京都)

2013/12/05 (木) ~ 2013/12/31 (火)公演終了

満足度★★★★★

うわあああそうだったのか!
感想が随分遅くなってしまい申し訳ありません。同じ日に2回観させていただきましたが、観れば観るほど見つかるものがあって面白くなる舞台だったと思います。そして役者さんがみんな素敵で。最初嫌だった人もみんな好きになってしまいました。(逆もあったかな?)
私の回のゲストは山崎彬さん。色気と不気味さと迫力。素敵でした。他のゲストも観たかったなぁ。

ネタバレBOX

1回目の観劇時、私はセリフの聞き逃しが多いので、今回はとにかく集中してセリフを聴いていました。面白かったけれどなんだかモヤモヤした終わり方に物足りなさを感じてました。2回目は最前列で。暗闇の中で何が行われていたか。テーブルの上のワニとトリのぬいぐるみ。大変な見落としをしていたことに気づき、うわああああと声を出しそうになりました。すみはワニを連れて行ってその後どうしたのか?そしてアクアリウムの住人達はどうなったのか?
終わった後の展開をお客さんに投げるパターンはあまり好きではないのですが、これは考えるのが本当に楽しくて!半年以上たった今も、ふと考えてしまうことがあります。ぐちゃぐちゃになった水槽も時間がたてば形をかえつつ平衡をたもつもの。自分の身の回りに置き換えて考えてみるのがまた楽しい。
夏といえば! に捧げる演劇儀式 〜愛と絶望の夢幻煉獄〜(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

夏といえば! に捧げる演劇儀式 〜愛と絶望の夢幻煉獄〜(ご来場下さいまして、誠にありがとうございました!!!!!!!!!)

宗教劇団ピャー! !

pit北/区域(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

隠し球
効果的でした!

ネタバレBOX

ベートーヴェン交響曲第九番に載せて80分の演技ということでしたから、合唱がないなとは思いました。そこに登場した男性がちょっとキューピーっぽい感じだったので役者さんによるパロディかと思いましたが、ちゃんとした男女の声楽家の人たちで、隠し球は効果的でした。

一限目の、新興宗教がああいう日課を繰り返させ、余計なことを考えさせないようにするのだなと感心しましたが、キュウリはしばらく食べたくなくなりました。

神様、仏様の願いが死にたいというのも面白かったです。地球滅亡の時に人間はロケットに乗せて一緒に連れて行くんだろうなと、像という意味ではなく脳内に載せてという意味ですが、彼らの意図に反して宇宙進出を果たさせるんだろうなと思いました。
愛ヲ避ケル

愛ヲ避ケル

桃尻犬

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★

ヌメヌメ
一気過ぎて勿体無い限りでした。

ネタバレBOX

愛のあるセックスをすると感染発病する牛タン病。牛タン病に罹ると要するにバカになるらしいのですが、そんな可哀想な牛タン病の作業員が組み立てた段ボール箱を一箱8,000円で売っている工場の話。

阿漕な商売ですが、詐欺にならないように作業工程は律儀に行っていて、意外に真面目でした。

ワカメを口から出したり、食べ物をぶつけあったりしていましたが、かつて見るに耐えなくなって帰りたくなった『乳首鎹』ほどの嫌悪感はありませんでした。

千秋楽ではありましたが、次の回までに食べ物拾って、バケツ一杯分のヌメヌメローションが広がった床を拭いて乾かして、役者さんもシャワー浴びて、洗濯して乾かしてで、後始末が大変でしょうね。

20歳の国『保健体育』以来でしたが、外国人風で、のっぺりしていて、歌も上手いし、ぶっ飛んだこともできる、長井短さんっていいですね。
はなの台ふき/おなかごしのリリ

はなの台ふき/おなかごしのリリ

コトリ会議

AI・HALL(兵庫県)

2014/05/30 (金) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★

うーーん この感じ。大好きです。
ううーーん どう言えばいいんだろ
観劇後の このもやもやは  私は大好きですよ、この感じ。
2幕ですが それぞれが本公演レベルでしょう 面白かった。

ネタバレBOX

はなの台ふき
 開場 ラジオ放送 霊媒 自宅催眠 霊体と通信 霊で火星に行ける エレーンー 異星人と話す 歌 毛虫には シッポがないぞ テーブルに着く うつ病みたいなもの 難しい病名 正義さん お姉ちゃんなら 浮き沈み お父さん 後一年で定年 ともちゃん 辛いね ごめんなさいね ごめんなさいね 私大丈夫 コスモスシンホニー // お父さん電車乗れなくなった 走って帰ってきた
タークエネルギーは寛大 茶柱はスカスカなお茶 縁起が悪い キツネさん・・・ / パニック障害 息しない まずめ君 働いた方が良い // カモミールの花付けて // ピンポン これ 十万円 26 36 万 返品して // 食事一緒に 気まずい 死んで欲しい ダメの言葉 力ある 茶柱ごめん 今日は一日ここにいて 父がアルバム見せる ともこは、寝る 3時・・・彼氏が怒る この家臭いよ // 姉の彼氏 父に結婚申し込む 仕事・・・ // 家族 宇宙の意思です 母のざれ事 姉が出版 三百万 あなた達 金じゃない テーブルに縛られた彼氏せいじ 分かれる 言ったら 黒い男が 台ふき 口に入れて 権力 指示しなくても 思い通りに回りが動く 母はローマ法皇と食事 // ともこ 光合成って良いよね みんなで光合成 // ブー ウーー ウーー せいぎ君 // 出て行っていいのよ でてって 出れる 門から出て言って ブー ううー // 母さんから手紙 今チベット 私は もっと 遠くに行く様です 私はたくさんのコードに繋がれて また会う日まで トルルル はい 何です あの・・・母が飛行機ごと 消えた 母はお言葉を言って回っていた UFOに・・・ この人が一番おかしい ピー~ 姉と ともこが話す 思い出 合法クレジット 使いなさい ともこちゃん子供をみんなしんで・・・// 今を きっちり受け止めて 私が迎えに行く 母はすぐ戻る 行ってらっしゃーい 


おなかごしのリリ
精神科医が話す 二重人格 放送が流れる 頭に三角の布 セットの上端に座る 5人 1人だけ 普通の男 6人自殺 山奥の山小屋の惨劇 その後 // リンゴ ごま マグマ マンドリン あっ 続けましょう 水上くん 鈴木さん 佐藤さん みんな最高 私は? 最高 みんな死んで 良かった 甘栗 ポテトの集い 高橋さん三角関係なんでしょ// しりとろう 次 田中くん 黙ってる チマチョゴリ リャマ チンチン で ・・・ ふっくらしてる 大きい 使わない // ジリリリ・・・ みんな何処へ行ったの 夜の山は危ないよ 銀行強盗 悪霊に成る 掃除機や壺に閉じ込められる 死後 この世界が良く見える 田中くん 机の下手 携帯電話してる? 田中くん 1人逃げようとしてた // 透き通った気持 // みんなで 宇宙へ行かない 温泉行こう //
死んでないでしょう 3人でいたいんだろう // この鞭でシバくとカスタマイズ // 宇宙へ行こう 僕は生きている //りりー 初めてまして 母さんですよ 出ておいで 少しだけ産声出して 安心するから

ううーーん どう言えばいいんだろ
観劇後の このもやもやは  私は大好きですよ、この感じ。
2幕ですが それぞれが本公演レベルでしょう 面白かった。
鎌塚氏、振り下ろす

鎌塚氏、振り下ろす

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

ともさかりえさん
コメディー、お得意な方たちが名前を並べる中、“ともさかりえ”ドラマでしか観ない女優さんで、わたし的には舞台にイメージがない。今回その考えが完璧に覆りました。メイド姿、清楚で可憐、そしてキュートなコメディアンヌ!!何気に起こすあれこれ、こんなにも間合いのいい女優だったとは・・・。もちろん三宅さんの動きの良さ、ベンガルさんのボケっぷり、見所いっぱい。演出も回転するステージのテンポにせりふが絡む辺り、上手い!!上質のコメディーでした。

Peach Boys

Peach Boys

ぱるエンタープライズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/14 (月)公演終了

満足度★★★

特徴なし
話の展開はよくあるタイプ、目新しさは無い。芝居はステージの広さを十分に使い切らず、あちこちに隙間を感じた。若手出演者の熱意は感じるが、それが充満するのではなく、拡散してしまう状態。登場人物のバックボーンがはっきりせず、上っ面だけで話が終わってしまっている。時間を長くしても登場実物ひとりひとりに食い込んだ部分があれば、もう少し観る側に理解させることの出来るものになるのではないかと思う。殺陣をほめている方もいるようだが、私からすれば、全体的に軽すぎ、形だけの殺陣が目立つ。確り身についた出演者もいないではないが、相手がこの状態では活かせずというところだろうか。

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