No Robot
One Bill Bandit
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2023/02/04 (土) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
ドッペルゲンガーちゃん
坊ちゃん嬢ちゃん
東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)
2023/02/03 (金) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
ウブスナvol.1
アメツチ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2023/02/01 (水) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
ナラティブ・アプローチを観劇。ストーリーが今ひとつの感。少々ウザくイライラさせられる場面もある。パブリックスクールのナイーブな生徒のような少年時代のアレンや、現在のアレンのクラッシュジーンズ姿に違和感。
スター誕生2 2023
ミュージカル座
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2023/02/01 (水) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/02/04 (土)
中目黒キンケロ・シアターにてミュージカル座『スター誕生2(2023)』を観劇。
2018年に観て大変感銘を受けた『スター誕生』の続編。前作を拝見してから5年の歳月が経っているものの、個人的な感覚としては未だに衝撃が残っている作品の一つで、今作に対する期待値も自然と高まっていました。
結論から言えば、今回も期待値をはるかに上回る内容であったと感じました。星5つでは足りません。とにかく最初から最後まで全てが素晴らしいのです。
前作の『スター誕生』と同じ1970年代の芸能界という設定はそのままに、新たなエピソードを詰め込んだ内容は、どの役にも感情移入してしまいそうなくらいのリアリティー溢れるストーリーばかり。表舞台に立つ人、それを裏で支える人、或いは生み出す人。芸能界という華やかなイメージだけでなく、それぞれが抱える悩みや葛藤などが上手く描かれており、とても奥が深く、見応えがありました。今の時代も知られざる芸能の世界というのは存在すると思いますが、インターネットなどはなく、画面を通してしか知ることが出来なかったこの時代の芸能界というのは、尚更ベールに包まれていたと思います。その昭和の芸能界が実に上手く描かれている内容であると感じました。皆が試行錯誤しながらクオリティーを追求していた時代。今とは違う価値や重みがあるように感じましたし、これはこれで良い時代だったのだろうな、と回顧しながら楽しませていただきました。
決して大掛かりな舞台セットが組まれている訳ではなく、ステージ上に並べられたパイプ椅子に、キャストの多くが常に着席しているという個性的なスタイルはこれはこれでインパクトがあります。さらに、単に着席しているのでなく、札を立てる芸能関係者、ペンライトを振る観客などきちんと役目を果たしているのが面白いと思いました。大掛かりなセットがなくても、賑やかで華やかなステージに見えました。
また、24曲にも及ぶミュージカルナンバーはどれもこだわりが感じられ、それを歌うキャストの皆さんの歌唱力が半端なく高く、お見事としか言いようがありません。前作同様、特定の誰か一人にスポットライトが当たる訳でもなく、登場人物それぞれに見せ場があるうえ、長尺で歌を披露するという見所満載の内容は、何ともまぁ贅沢な内容なのでしょう。終始感動、興奮の連続でした。物語の最後に披露される“その後”のエピソードも微笑ましく、「その後どうなったのだろう」というモヤモヤを吹き飛ばす、すっきりとした終わり方であったように感じました。人生良いときもあればそうでないときもあるのは当然な訳で、この作品はその辺りを上手く描き、決して悲観的にならずに前向きに生きていけばきっと良い方向に事が運ぶというメッセージ性もあるように思いました。そして歌が重要な役割を果たしているということも。サブタイトルにある「歌こそわが命」はまさにここにあるのではないかと感じました。
今回で通算9作目となったミュージカル座さんの観劇作品の中でも、この『スター誕生』のシリーズは特に好みの作品です。昭和歌謡をリアルに楽しんでいた世代ではありませんが、どこか懐かしく、細かな感情表現、演出なども秀逸で大満足の演目。拝見出来て良かったです。
武士とジェントルマン
朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会
サンシャイン劇場(東京都)
2023/02/01 (水) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
役者(声優)さんが変わると登場人物の性格も変わる感じがします。しかしお願い。声優さん(一部だと思いますが)プロフィール写真は更新して、現状に近いものにしていただきたいです。HPで見て行ったのに、誰だかわかりませんでした。
演出する方は会場の真ん中にお座りなんでしょうか。最初の方で、車窓から見えている2人みたいなシーンがありますが、下手席からだとその枠に阻まれてアンソニーがよく見えないのですよ。
おやすみ、お母さん
風姿花伝プロデュース
シアター風姿花伝(東京都)
2023/01/18 (水) ~ 2023/02/06 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
2回目。
凄く合点がいった。作家の表現したいことがやっと理解出来た。
自死遺族の物語は家族や友人恋人にある日突然、死を選ばれたことへのショック、遺された者の心の傷を語るものが殆ど。
「何故相談してくれなかったのか?」
「自分に何かしてやれることはなかったのか?」
永遠の自問自答が続く。
今作は自殺する娘が丁寧に母親に説明してくれる。泣き叫び怒り狂い喚き散らす母親。だが娘の決心は揺るがない。「やっぱり私がやることは思ったようにいかない。」と、さらに自己嫌悪の念が広がるのみ。
自殺を決めた者の、この感覚の表現。
「これ以上、自分のことを嫌いになりたくない。」
「誤った選択を選ぶ位なら、もう何も選びたくはない。」
そんな娘に何を言える?
死を選んだ側の気持ちを的確に表現してみせた。
おしまいのつづきのつづき【札幌公演中止】
イチニノ
シアター711(東京都)
2023/02/04 (土) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
詩的な台詞と絵本の物語のような話でしたが、私には少しわかりにくかったです。
個性的な人物達が魅力的でした。
桜姫東文章
木ノ下歌舞伎
あうるすぽっと(東京都)
2023/02/02 (木) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
私と役との出会い『ガラスの動物園』
スタジオ共作所
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2023/02/03 (金) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
Unicornチームを観劇しました。
とても良かったです。
ガラスの動物園は有名な戯曲ですが、恥ずかしながら私は内容を知りませんでした。
それ故に、新鮮な気持ちで舞台を観劇し、役者さん達の熱演に目が離せませんでした。
終演後は、ディスカッションがあり、それも興味深かったです。
拘りを持って作られた舞台を観る事が出来て良かったです。
No Robot
One Bill Bandit
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2023/02/04 (土) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
終演後にアンケートと引き換えにもらった「裏」パンフレットを読むと、どうしてこういう話になったのかよく分かった。あのチケ代じゃ赤字だろうから申し訳ない気もするけど、観ている間は素直に楽しませてもらいました。
ウブスナvol.1
アメツチ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2023/02/01 (水) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
バンタムクラスステージ細川博司さんが近年目をかけている若手作家の作品を手練れ俳優に演じさせる企画の1回目。
モンコックハウス主宰鈴木佑輔さん作「ナラティブ・アプローチ」、劇団中馬式主宰中馬真弥さん作「ミッドナイト・ホットスナック」いずれも自団体で上演済みの作品だがわたし自身は未見の状態で観劇。
「ナラティブ・アプローチ」
静かに淡々と物語が流れていく。起承転結を追ってみるとたしかに起承転結があるのだけど、悪く言うなら"メリハリが無い"。そして場面転換や暗転が多く、さらに暗転明けが電話の着信音ということが多い印象で、これは今後技術的に洗練できるものと断言する。
個人的には淡々とした作品は好きで今作も好感。しかし中だるみを感じた観客はいたと思う。
不要なんじゃないかというエピソードもあるし、電話で済ませられる内容で直接会いに行ったり、いくら40年経っているとはいえそんなにうまく行くかなという感覚もあり。
とまあ、悪いことを書いてしまったが。
手練れの俳優陣は全員が素晴らしかった。
小沢和之さん演じる52歳のアレンには塀の中にいた時間を感じさせてもらったし、中川むっくさんのハリー・佐藤圭右さんのブレイク・土矢兼久さんのビリーも繊細かつ納得のいく演技で実在感があった。ストーリーテラーでもあった弁護士ジェームズ役の土田卓さん、アレンを厄介に感じる冒頭からお人好しの本領発揮で見事な準主役。ジェームズの家にしょっちゅうやってくる殺し屋にして組織からの連絡役なリアム役福地教光さん、ジェームズの"兄"としてたくさんかわいい表情を見せてくれた。冷徹なようでいて弟には甘く、弟同様のお人好しであることが分かる物語の流れが心地よかった。作中で異質な存在である少年アレン役佐藤智広さん、要所で良い芝居。
良いお話だし、演出も好きです。伸びしろがまだまだある。まずは「アナザーエンディング」がんばってください!
「ミッドナイト・ホットスナック」
なかなかに解釈を観る者に委ねる作品。とてもアリです。
しかし観ながらしんどかった苦笑。
生身で演じられる舞台ですから、登場人物がしんどい思いをしてると観てるほうもしんどくなってしまう。「ナラティブ・アプローチ」が米国の話で外側から見る安心感ある話なのに対し、こちらは自分がまるで物語の内側に入りこんでしまうような感じ。
それだけリアルな感じがしたということだし、特に森岡悠さんの咲良ちゃん、良かったです。時間をかけてコミュ障を脱する姿は正直言ってまぶしい。なかなか変われないものなのに。
馬渡直子さんと緒方ちかさんの、味方なのか敵なのか、良いひとなのか悪いひとなのかを読ませないお芝居さすがでした。そういうところに深みを感じるんですよね。
難しいのは鶴田葵さん。ゆきちゃんはしたたかで、強い。それをあの透明感が覆って隠していた印象。面白く観させていただきました。
最後をどう解釈するかは本当にひとそれぞれで、Twitterの感想には自分の中にはまったく浮かばなかったものもあり興味深かった。正解の無いえがきかたは細川さん好みですよね笑。
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作品とは別のところで。
パンフレット、もうちょっと良い紙を使ってください……ペラペラが過ぎます。。。
それから、対談ページのデザインがひどすぎます。
収益を出すことは大事なことと理解してますが、せめて、対談のタイトルとか、参加メンバーの一覧とか、写真とかを入れて見やすくして、ページ数を4ページ増やしてもよかったんではないでしょうか。。ビジュアル写真の画質(解像度)も、もっとちゃんとしていたはずなのでは。
美術もね、そろそろ見飽きてきましたね……素舞台でも、いいんですよ?
シアターKASSAIの下手4席を着席不可にするの、やめていただきたかった。あそこが好きなひとたくさんいますよ。後から来たひとはその外側でもじゅうぶん観られます。
十二人の怒れる男
劇団東京乾電池
ザ・スズナリ(東京都)
2023/01/05 (木) ~ 2023/01/09 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/01/07 (土) 14:00
同一演目としては二桁回数観ており熟知しているだけに特に支障なく感じたが、言われてみれば確かに「深剃り」的に削り過ぎた部分があった感は免れ得ない。特にラストのあの印象的な台詞を削ったのは承服し難い。
その一方、いかにも「あの頃のアメリカ人」っぽさ(偏見含む)を感じさせた衣装と役者の立ち居振る舞いは見事。
あと、作品初見のお客さんが多かったのか期せずして笑いが起こる場面が時々あったのは興味深い。
南四局は終わらない
マグマ∞(フォーエヴァー)
浅草九劇(東京都)
2023/02/01 (水) ~ 2023/02/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
#津嘉山正種 #片岡富枝
#吉本選江 #高橋ひろ子
#嶋崎伸夫 #手塚秀彰
#松乃薫 #井上智之
#松熊つる松 #ひがし由貴
#尾身美詞 演出 #田村孝裕
#麻雀🀄️のプロリーグ
#Mリーグ の存在を知ったのはいつだったろうか。確か、共通の俳優さんを応援している福島のお仲間さんを通じてだったはず。雀荘を舞台に昭和の遊び……ディープな空気が漂うけれど、人は誰かと関わって、思いやりを持って、支え合ってバランスを保ちながら生きているというヒューマンドラマ。年齢の高い作品に尾身美詞さんがネジを巻く。人間の機微を描き続けるONEOR8の田村孝裕さんが素敵な脚本を書き上げた。
さまざまなハラハラを味わいながら堪能できる作品。
FAKE BLUE
NEW FACE
ウイングフィールド(大阪府)
2023/02/04 (土) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
満足度★★★★
母子家庭で、母親が宗教に…😓何かに頼りタイ気持ちはわかるけど😅
子役の女優は初演とは思えない演技
関西演劇界を盛り上げて行ってほしい
次回も期待しています❗
ドッペルゲンガーちゃん
坊ちゃん嬢ちゃん
東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)
2023/02/03 (金) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
客は関係者(?)を入れて十人、不安になる程。だが始まれば観に行って正解だったと誰もが思う筈。女優三人でこれだけの世界を演れるのか。脚本はまさに才能次第。一人の女性の実存に斬り込んでいる。
流される曲はクラシックのスタンダード、余りにも正攻法。メルヘンチックな描写は大林宣彦調、『ふたり』なんかを想い出す。少女の一人遊びのような心象風景。
上半分だけ二次元美少女キャラのお面を付けて(偽った自分を演じるメタファー)、コンセプトバーで働く主人公(マタハルさん)。コンセプトはかぐや姫。いつか月に帰る日まで皆を接客し楽しませる設定。ある夜、占い師に「あんたは死相が出ている。生き物を飼いなさい。」と勧められ、ハムスター(じゃじゃんがさん)を買ってくる。そんなある日、ガチ恋の常連客(じゃじゃんがさん)とのトラブルを理由に30代にして5年勤めた店を卒業させられる。気力を無くし、部屋に引きこもる主人公のもとに、昔の自分によく似た女(ちこゆりえさん)が現れる。
マタハルさんに透明感があって魅力的。
ちこゆりえさんの演技力のポテンシャルはヤバい。
じゃじゃんがさんのドスの効いたキャラ。
作・演出の加藤睦望さんの世界、妙に記憶に残る話。
so bad year
後にも先にも
天満天六・音太小屋(大阪府)
2023/01/21 (土) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
千秋楽観劇。
女と、女の姉と結婚した男が、南の町から逃れ住む所に、男の妹が…
姉妹·兄妹·男女の関係が巧く表され、女心の奥深さと浅はかさの二面性が絶妙なさじ加減で、空気感を醸し出してた。
最後のダスビダーニャの余韻も良い。
戯曲賞受賞作を見事に演じられてて、とても良かった。
良い脚本を、しっかり余すことなく表現されてて、良いものを見せてもらった。
大満足!
これでカンパ制は超お得。
短編集 君と僕の間にあるケモノ
カラ/フル
STAGE+PLUS(大阪府)
2023/01/20 (金) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
3編の短編集。
とてもテンボも良く、楽しく拝見。
面白かったーーーー。
■燻る:
ご近所の火事が…怖っ
■おっぱい/おしり:
2話で1編。
おっぱい星人の最後はズルいよね。
おしりがすーーーって…それで忌憚ない話が!
■行きずりの傘:
いきなり来られたら、普通邪険にするよね!
それで怒られてもと思うのは私だけ?
でも、とても優しいお話でした。
ハッピー・エンディング
dracom
ウイングフィールド(大阪府)
2023/01/20 (金) ~ 2023/01/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
ほぼ終始薄暗い舞台、
曖昧な記憶の断片の様に、
施術師、元バイト仲間、インフルエンサー、父、発明家との会話?
一方的な、これは会話なのか?
ボンヤリとした夢の様に繰り返す…繰り返す…
少し下ネタ有の不思議な空間、未体験ゾーンの2時間10分、味わわせて頂きました。
この年での未体験ゾーン、貴重な体験でした。
焼酎亭AI・HALL寄席~新年会~
焼酎亭
AI・HALL(兵庫県)
2023/01/14 (土) ~ 2023/01/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
15日夜席 鑑賞。
■焼酎亭ヴォジョレー:"禁酒番屋"呑みっぷりが美味しそ!
■焼酎亭紅茶さんの"饅頭怖い"は何度観ても笑ってまう!
■田中さんと加藤さん:"時うどん"ならぬ○○怖い?面白っ!
■焼酎亭菊正宗:スポーツネタからの花筏、千秋楽、愉しかった!
沢山、笑わせて頂きました。
ドッペルゲンガーちゃん
坊ちゃん嬢ちゃん
東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)
2023/02/03 (金) ~ 2023/02/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
コンカフェをクビになったアラサー女性のもとに、コンカフェの私(?)が現れて…。憧れ?復讐?ドッペルゲンガーの動機がよくわからんのよ。