
真夏の少年
『熱きロマンを胸に、生きる勇気と希望を与えるべく突っ走り続ける奴ら。』
ザ・ポケット(東京都)
2014/07/22 (火) ~ 2014/07/27 (日)公演終了
満足度★★★★
自然の力の前には、、、
初『熱ら。』さん。
ダンスあり、歌あり、コメディありと、
名前の通り、舞台の上で全力の青春が繰り広げられてました。
そんな中、なんとこの回
落雷の影響で停電に!!
初めは予備電源による非常灯とスタッフ総動員してのペンライトの照明、
音響は打ち合わせるでもなく起こる客席からの手拍子と出演者のハミング&ボイパで続行を試みるも、
復旧の目処が立たず、已む無く上演中断、、、
何年も色々芝居を観てきたが、初めての体験。
そんな中、主催側の出演者やスタッフみなさんの対応がしっかりしていたので、残念ではあったが、不思議と不満はなかった。逆に不謹慎とは思いながらも、初めての体験に少しワクワクする余裕さえできたくらい。
まぁ、続きは気になりますがネ(^-^)
スケジュール取れたら観に行こう。
にしても、フォローになるかは分からないけど、たぶん上演は三分の二くらいだったかな、
だけど、チケット代以上の満足は頂いてきましたょ(^-^)
色々ハプニングもありましたしネ(笑)
でも、一番残念に思っているのは出演者やスタッフの皆さんだと思いますが、
その分、以降の回はより一層パワーアップしてると思うので、
観に行かれる方はお楽しみに!!
そして、迷っている方は是非っ!!

UTSUKE *当日券若干お出しします!!
u-you.company
Geki地下Liberty(東京都)
2014/06/19 (木) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★
三作リンク
昼の過去編に続いて、未来編~アインシュタイナー~観劇。
他二作品とまた打って変わってコミカルカラーの強い作品。
メチャクチャ楽しませて頂きました。
そんな中にも、
人の繋がりなんかの温かいメッセージが込められている感じで、
とても心が温かくなりました。
と、共に、
たくさん笑えて腹筋が鍛えられました(笑)
三作品観て、見事にリンクしていて凄い楽しめました✨
にしても、ここへきて、もしかして、
Maftyさんは
実はイケメンなのでは?との疑惑が、、、(笑)
うん、この三作同時上演は
現代→過去→未来→現代
で見るのが良かったかも、、、
現代編もう一回観たかったなぁ、、、
公演DVDの発売に期待します。

UTSUKE *当日券若干お出しします!!
u-you.company
Geki地下Liberty(東京都)
2014/06/19 (木) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
熱く響く
初日の現代編に続いて、過去編~一夜~を観劇。
この作品、
もう、兎に角、男性も女性も
出演者がみんなカッコいい♥
心の奥底、魂を熱くさせる素敵な作品でした。

河童
DULL-COLORED POP
吉祥寺シアター(東京都)
2014/07/18 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了
もう一度原作が読みたくなりました
ハッキリ言って、好みが分かれる作品だと思います。第一声にこの言葉から感想を書き始めるのも何ですが…正直な気持ちです。観客にこれでもかと考えさせてくれる舞台ですね。
元々メッセージ性の強い原作ですが、それを現代風にアレンジて「現代」を生きている私たちに更に響き易く訴えかけてきます。
…原作が有名作品なのでネタバレボックスに書かずにここに書きますが、人間として人間の世界をエグいまでに皮肉った河童の世界を見るから心を抉られて生々しさを面白くなく感じてしまうこともあるのであって、河童の視点で「残念!下等生物!」とでも笑いながら観ていると物語の半分以上が口の端仕上げて観ていられる、と思いました。
初見、私の頭では理解が出来ずにただ消化不良のもやもやとした気持ちのまま劇場を後にしましたが、ふと視点を変える…と言うか、観る側の自分の気持ちを変えてみると小気味良い思いすらしてきます。
ストーリー以外ですと、ダンスシーンの見応え感、メインの役者さんの演技力も素晴らしかったです。
ただ、原作とは主張が違う(と、私は受け取った)ため、原作の表現を期待される方にはおすすめしません。
ちなみに原作を知らないでも楽しめると思います。

グッドモーニング、アイスパーソン
天才劇団バカバッカ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2014/07/24 (木) ~ 2014/07/27 (日)公演終了
多国籍空想科学ハートフル劇_未来人が教えた「尊重文化」
2005年、アニメ『ドラえもん』 の声優キャストが一斉交代した。「オレはジャイアーン♩ガキ大将〜♩」この唄で町内を戦慄させる剛田たけし君を引き継いだのは 5歳ほど年上の男子中学生だった。しかし、オリジナルの「白目が消えた」新生ジャイアンに、その「声」と 少年の「姿」が ぴったりだったと思う。木村 さん は声優業の傍ら、『天才劇団バカバッカ』を旗揚する。
今、『ドラえもん』がブームだ。大手自動車メーカーによる実写版CM、3Dアニメーション映画の今夏公開、そして虎ノ門ヒルズの「公式キャラクター・モデル」ともなった。何でも『虎エモン』らしい。『虎』を冠するだけあり、前身イエローだ。日本全国の どら焼屋さん の経営は“ドラノミクス”依存が当分の間続く。_
木村さんはドイツ人とのハーフだという。小さい頃から周囲の同級生と衝突することもあった。が、サッカー代表選手「オリバー・カーン」のテレビ映像に「ドイツの尊厳」を得た。インターナショナル・キャストが舞台の上で共演すれば、そこにあるのは「目の色」の特色、「違い」を歓迎していく「ダイナミズム」だ。ちょうど、木村さんがジャイアンの「白目」を超越していったように。
追記あり

出発
松竹
山梨県立県民文化ホール(山梨県)
2014/07/20 (日) ~ 2014/07/20 (日)公演終了
満足度★★★★
面倒臭い家族ほど愛おしい
「家族ってホント煩わしい。
けどそれを含めて家族って愛おしい」と
再認識させてくれた演劇だった。
舞台は、どこにでもあるような
庶民的な家庭の「岡山家」。
直接話せばいいものを、家族が居間に集まり
スマホでLINEを通じ会話をする今時の一家だ。
ただ一人、父の八太郎(石丸謙二郎)だけが
スマホを使えず、団欒に入れない。
その孤独感も手伝って、彼は家族に内緒で旅行に
出かけたが、帰るきっかけを失い、家に戻れない。
父が帰らない!と大騒ぎする岡山家の人々。
次から次へと繰り広げられるテンヤワンヤが
かなり笑える。まさに「喜劇」と呼ぶに
相応しいほどだ。真剣な登場人物達にとっては
悲劇だが、その方が面白さが増幅する。
家族っていると安心するけど、「ああしろ」
「こうしろ」とやる事なす事に一々文句を
つけられ面倒臭いと思う時もある。
岡山家全員が個性が強いので
その面倒臭さが強調され、観客も凄く共感できると
ともに、笑いも倍増される。それゆえに、
観る者はますます岡山家の人々を好きになる。
自分の家族のように。
やがて、父の不在が家族に思いもよらない結果を
もたらす。ミュージシャンをやりながら好き勝手
に生きてきた長男・一郎(戸塚祥太)は、
父の代わりに家族を引っ張っていこうと決意。
一郎の妻で、普段は気立てが良いがキレると下品な
関西弁でまくしたてる明子(村川絵梨)に妊娠が判明。
ちゃんと子育てできるか不安に思っている彼女を
一郎は全力で励ます。引き篭もりがちな次男・六助
(冨浦智嗣)も、自立を決意。沖縄弁まるだしで
沖縄舞踊がうまい薄幸な恋人・みどり
(蔵下穂波)との結婚を決心する。
八太郎の妻・すみ子(芳本美代子)は、夫の
代わりに家を支えていかなくてはと
張り切っていたが、子供達の成長を目にし、
嬉しさを隠しきれない。
はちゃめちゃながら、一郎達が成長する姿を見て、
観客は自らの家族との日頃のすったもんだを彼らが
吹き飛ばしてくれているかのような気持ちになってくる。
まとまりかけた岡山家を、明子の父・留吉
(佐藤蛾次郎)がかき乱す場面も面白い。
戸塚祥太は後述するとして
石丸謙二郎演じる八太郎のダメ親父っぷりの安定感。
芳本美代子や村川絵梨のカッコよさに惚れた。
蔵下穂波のみどりは、沖縄弁といい不器用な
癒し系の役所といい、ドラマ「あまちゃん」の
喜屋武エレンそのもの。拙者含めあまちゃんファンなら
喜ぶ。
何かと突っ込まれる六助役に冨浦智嗣は見事に
はまっていた。
そして佐藤蛾次郎の破壊力。
役者が全て個性派なのだ。
父がいなくなり、一郎は岡山家の「父親」という
役割を継承した。だが、それは八太郎のコピーでは
ない。一郎独自のアレンジを加えたものだ。
明子もまた、すみ子から「母親」役を受け継いだ。
明子らしさをふんだんに盛り込みながら。
果たして、八太郎は岡山家に戻る事が出来るのか?
笑いの構成は「くだらない事を徹底して真剣にやる」と
いうもの。くだらなくて、かつ有り得ないような
大げさな設定が出てきて、それを出演者が真剣な
眼差しで話を盛りに盛っていき、あまりの真剣さに
観客に「本当かな」と思わせた後に「んな訳ないだろ」と
落とすという構図が多かった。喜劇の王道だ。
笑いのネタは、LINEや「アナと雪の女王」、
脱法ハーブ(鑑賞翌日に「危険ドラッグ」と改名)
といった今話題になっているものもあった。
同時に、布施明、藤山寛美、黒電話等、
戸塚君を目当てに来ているであろう
90%以上の若い女性にはピンと来ない、
古いものもあった。
(残り9%程の人生経験豊富そうな女性なら
分かるだろうが。残り1%程は男性客)
でも、この古いネタや喜劇の王道的編成はこれはこれで
良いと思った。
ジャニーズのコンサートでは、
かなり年上の先輩の若い頃の曲を若い後輩達が
歌っている姿をよく見かける。「古くても良いものは
伝承させていく」。これがジャニーズの伝統なら、
コンサートだけではなく、お芝居にだってその伝統は
適用されて当然なのだろう。
演出は、少年隊の錦織一清氏。
原作者のつかこうへい氏に師事。亡くなった師匠の
原作を、錦織氏独自の色に染め上げ引き継いだ。
それを今、戸塚君をはじめ若い役者達に継承させようと
考えているのだろう。
舞台上の父親役は石丸さんだが、影の父親役は
錦織氏で、祖父はつか氏だと言える。
戸塚君が持つ明るいオーラや器用さは若い頃の錦織氏に
似てるなあという印象を持ちつつ、戸塚君が持つ
真っ直ぐさや力強さは彼独特なものを感じた。
今後の錦織氏演出のつか作品と、戸塚君を筆頭に
若い役者達の演技に大いなる可能性を感じた
お芝居だった。

【全公演終了しました。ご来場頂いた皆様ありがとうございました。】こんにちわ、さようなら、またあしたけいこちゃん。
なかないで、毒きのこちゃん
王子スタジオ1(東京都)
2014/07/15 (火) ~ 2014/07/20 (日)公演終了
満足度★★★
今度はこうきましたか
前に新宿眼科画廊で観た時は、冒頭でちょっと騙されましたが、今度はこうきましたか、という感じですね。これはこれで十分楽しめましたけど、このパターンでこの上演時間だとやっぱり冗長ですね。本編は結構イケルので、フェイクなしのストレートプレイも観てみたいです。

それは秘密です。
劇団チャリT企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/07/24 (木) ~ 2014/08/03 (日)公演終了
満足度★★★★
初日に見ました
開演直前の時間に、雷と大雨で井の頭線が止まったのですが、落ち着いた対応で、15分押しですと何度もアナウンスをしてくれて、待っているお客さんのためにロビーにドリンクまで用意してくれました。さすがの対応です。(若手の劇団だったらなかなかこうはいかないと思います)。すばらしいと思いました。
内容は、いろいろ考えさせられました(本題以外のところでも)。
登場人物は、けっこうみんなしょーもない人達なんですが、なぜか全員愛しく思えたのは、脚本家の人間に対する「愛」なのかな?と思いました。

旅人と門【全公演終了いたしました!ご来場ありがとうございました!」
くちびるの会
ギャラリーLE DECO(東京都)
2014/07/23 (水) ~ 2014/07/27 (日)公演終了
満足度★★
壮大莫大
話は大きいのだけれど、公演規模というか会場がやっぱり狭いのが残念。もっと会場に合った話もあっただろうに、ここは劇場ではなくギャラリーなのだからもっと客との距離感を大切にして欲しかったです。

真夏の少年
『熱きロマンを胸に、生きる勇気と希望を与えるべく突っ走り続ける奴ら。』
ザ・ポケット(東京都)
2014/07/22 (火) ~ 2014/07/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
悔しいけど
熱ら。はいつも元気をくれる!今回ももちろん。歌あり、ダンスあり弾丸トーク合戦ありなエンターテイメント演劇!!残念ながら私の観た回は落雷による停電の影響で途中上演中止に。。。一番悔しがっていたのは熱ら。さんたち!でもそんな時に遭遇できたことはラッキーと思えるような対応で満足。物語の最後まで観られなかったことは悔しいけど、仕方ないよね。ぜひたくさんの方々に観てほしいなぁ。

彰義隊
劇団ロストキッズ
戸野廣浩司記念劇場(東京都)
2014/07/24 (木) ~ 2014/07/28 (月)公演終了
満足度★★★
ちょっと。
ちょっともったいなかったかな?物語は良かったと思います。見ていてわかりやすかったですが、台詞をだいぶ噛んでいたようです。ただ、終演後のお見送りみなさんすごく温かかったです。

太陽2068
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2014/07/07 (月) ~ 2014/08/03 (日)公演終了
満足度★
不快な演出
役者は良かったです。
綾野剛は生き生きと楽しげに演じて、この作品の「空気」を作り上げている感じがしました。
私が最も惹かれたのは成宮寛貴。
彼は蜷川のもとで舞台経験を積んだ役者ですが、たまたま、そのデビュー作と2作目(?)を観ています。
嫌いではない役者ですが、それにしても成長、などと私が言うのもおこがましいが、素晴らしかった。観ていて、安定感があり、声の出し方、居住まい、など、綾野剛の若々しい演技をがっしり受け止めていました。
不満に思った最大の要因はノクスの暮らす地下が舞台下の奈落部分に作られていて、見えない事。
私は1階のJ列です。
でも私の前の方の席の方も地下に話が行くと、一斉に前のめりになって覗き込んでいました。
でも、前のめりは後ろの人に悪いから…なのか、すぐに皆さん席に背を戻します。
見えていないよね、みんな。
その上、奈落で言う台詞は聞き取りにくいのです。
それで、奈落から出て来て舞台と最前列の間のスペースで演じていたりする。
これまた、聞き取りづらいし、見えない。
見えなくていい、ってことは、どーでもいいシーンなのかよ、っと、私はもう聞く気になりませんでした。
なんか、前田敦子がきゃーきゃー熱演していて、可哀想でした。
せめて、見せてあげろよ〜ファンがいっぱい来ているんだからさ。
そして、彼女を使う事でチケットいっぱい売っているんだからさ。
もう一つの怒りは、イキウメ公演から意味無く付け加えられた人物。
常にお○んち○をいじっている男の子。
扮するのは蜷川さんの最近のお気に入り、さいたまネクストシアターで大切に育てている内田健司。
内股で歩き、つねにお○んち○をさわり、時には柱に擦り付けている。
この少年をこういう形で登場させる必然性ってあるのか?
出てくるだけで不快。
おそらく、それが狙いなのでしょう。いつもながらの「アングラ趣味」が鼻につきます。
これが「りありてぃ」だとでも言うのか?
加えて、いつも蜷川の作品では、だれかが脱ぐ。
今回はこの股いじり少年が全裸になるし、
綾野剛も意味なく、突然、パンツをおろして立ちションをする。
不快。
全体にテンポが悪くて冗長。
コンパクトなイキウメの公演が観たくなりました。
それでもスタンディングオベイション。
何故だ?
役者の熱演に☆

アウト・オブ・オーダー~Out of Order~
ファルスシアター
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2014/07/18 (金) ~ 2014/07/22 (火)公演終了
満足度★★★★
結末不満!
farceのとおり笑劇の4つの特徴が見られるレイ・クーニー(英)の作品。
嘘の上塗りの連続で、主人公ウィリーの苦しいながらも機転の速さは見せ所ではあるが、さすがに最後の方は飽きてきた。そしてラストシーンは不満!
舞台セットも美しい、特にロニーが暴れて部屋のドアを蹴とばした跡など細かい部分にも気を使った所が見られた。役者陣の熱演も良かった。

KARAS APPARATUS1周年記念公演『誕生日』
KARAS
KARAS APPARATUS(東京都)
2014/07/18 (金) ~ 2014/07/23 (水)公演終了
満足度★★★
1時間のソロダンス
勅使川原三郎さんのソロダンスで、劇場で上演される精密に構成された緊張感の高い作品とは異なる魅力がありました。
白のTシャツに膝下丈の黒いパンツと、いつもとは異なるラフな雰囲気の格好で、ムードミュージックで緩やかに踊って始まり、次のバッハの『マタイ受難曲』では舞台中央の床が円形に照らされた周りを祈りや嘆きを感じさせる雰囲気で流れる様に踊りました。
シャンソン数曲で踊った後、唐突に戸川純さんの『隣の印度人』が掛かり、勅使川原さんには珍しく音楽のビートに合わせた振付で、しかも歌詞の内容に即したコミカルな当て振りだったのが意外でした。同じく戸川純さんの『蛹化の女』では舞踏の様な痙攣的な動きが支配的で、前の曲との対比が鮮やかでした。
最後はモーツァルトの『クラリネット協奏曲』の第2楽章で、音楽の流れとは異なる抑揚を持った動きから静かながら情感が溢れていて印象的でした。
様々なタイプの曲に合わせて踊るレビューショウ的構成だったので作品全体としてのまとまりが無く感じましたが、長いフレーズ感が特徴的で空気の量感を意識させる振付がバリエーション豊かに展開されていて見応えがありました。
世界的に活躍するダンサーが小さな場所で試演会的な公演を毎月行うのも素晴らしいと思いました。

アメリカンバッファロー
北口裕介プロデュース
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★★
無理なもくろみ
面白いんだけど あーだ こーだ 言葉が多い YES NO が、はっきりある文化の物語ですね
珍しい5セント硬貨を富裕層の男か90ドルで買っていく 子供のボブは、同じ硬貨を50ドルで買った トニーのため 何かある 画策 何もない 架空 推測 金持ち 金庫 下見 金庫開ける 膨らむ 空想 シカゴの町での貧困層 の無理なもくろみ 役者さん3人 とても上手い。 おもしろかった。

4フィール
JOE Company
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2014/07/23 (水) ~ 2014/07/25 (金)公演終了
満足度★★★★★
よかった⭐
京都公演を観てきました。
普段観ている演劇とは構成がちがったのですが、すこくステキな作品でとてもよかったです。
たくさんの方に観てほしいと素直に思った作品でした。

コロニー
ファントマ
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2014/07/19 (土) ~ 2014/07/20 (日)公演終了
満足度★★★★
東の地に冬が降る
大阪の下地をもって気持ちは新たに拝見。
愛ってある意味エゴだけど、それに寄り添ったり、寄り添われたり、すれちがったり、哀だなあ…など。
キャストさんの違いや、演出の変化で印象も変わって面白かった。
殺陣やダンス、アンサンブルの方々も増えたことで豪華さが増し、笑いの要素が追加されたり削られたり濃くなったりで纏まった印象。
(「パパて!」が…)
終了公演なのでこちらに失礼…
クウォーツに槍を引き継いだ後、横たわる娘たちに送る女王の目線、その背中に胸が締め付けられた。
母上、に返す、我が娘、をクウォーツが聞かず旅立ったこともまた切ない。
観られた方には、各々キャラクターの名前の意味や特質をちょこっとでも調べてみることをお勧めいたします。掘り下げると、なお面白い。

大田王presents 『大田王2014ジゴワット』
ABCホールプロデュース公演
ABCホール (大阪府)
2014/07/17 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了
満足度★★★★★
なんと贅沢
観たい!にも書いた通りハードルを上げていったけれど、それをひょいっと上回る楽しさだった。
過去の大田王を観てないし、昔の小劇場や小ネタを知っているわけではないけれど、十分に楽しめた。分かりやすく、面白い。
各々の芸が安定してらっしゃるし、絞りと出しのバランスが良いのかなあ、など思う。
最近、惑星ピスタチオ『破壊ランナー』DVDと、遊気舎『最後の剥製の猿』を観たところだったので、久保田さんのイトウvs腹筋さんの豹二郎ダイアモンドに大変胸アツ。
若手がふがいないようならまた出てくるぞ!とのことだが、ふがいなくとも集まっていただけたらなあ、なんて思う。

リーディングRAMO
ライトアイ
HEP HALL(大阪府)
2014/07/23 (水) ~ 2014/07/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
内容も、リーディングとしてもおもしろい
初・中島らもさん作品。
気にはなっていたものの、触れる機会がなかったのでこの機会に。
3作品とエッセイ含めたショートを読んでいただいたが、まず内容の幅広さに感心。
それを読んでいただく…いや演じていただくというのだから大変贅沢。ときどき目を閉じて聴いたりもした。
登場人物や情景が難なく頭の中に展開され、また、皆様の声が大変聴き心地がよく、耳も頭も幸せで満たされた。
今回聴いて、言葉流れなど好みだなあと思ったので、今度らもさん小説をいくつか読んでみたいと思った。

KARAS APPARATUS1周年記念公演『誕生日』
KARAS
KARAS APPARATUS(東京都)
2014/07/18 (金) ~ 2014/07/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題1182(14-230)
20:00の回(曇)。19:35会場着、受付、地階の控えで待機、19:56開場、20:07前説〜21:13終演、21:28トーク終了。
「1周年」の公演最終日は勅使川原さんのソロでした。
本公演は佐東さんのソロと1回ずつ観ました。
今までで一番の入り。終演後のトークではこの会場でやろうと思っていることなどを語ってくれました。来月は「睡眠」「アップデイト10」。