KARAS APPARATUS1周年記念公演『誕生日』 公演情報 KARAS「KARAS APPARATUS1周年記念公演『誕生日』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    1時間のソロダンス
    勅使川原三郎さんのソロダンスで、劇場で上演される精密に構成された緊張感の高い作品とは異なる魅力がありました。

    白のTシャツに膝下丈の黒いパンツと、いつもとは異なるラフな雰囲気の格好で、ムードミュージックで緩やかに踊って始まり、次のバッハの『マタイ受難曲』では舞台中央の床が円形に照らされた周りを祈りや嘆きを感じさせる雰囲気で流れる様に踊りました。
    シャンソン数曲で踊った後、唐突に戸川純さんの『隣の印度人』が掛かり、勅使川原さんには珍しく音楽のビートに合わせた振付で、しかも歌詞の内容に即したコミカルな当て振りだったのが意外でした。同じく戸川純さんの『蛹化の女』では舞踏の様な痙攣的な動きが支配的で、前の曲との対比が鮮やかでした。
    最後はモーツァルトの『クラリネット協奏曲』の第2楽章で、音楽の流れとは異なる抑揚を持った動きから静かながら情感が溢れていて印象的でした。

    様々なタイプの曲に合わせて踊るレビューショウ的構成だったので作品全体としてのまとまりが無く感じましたが、長いフレーズ感が特徴的で空気の量感を意識させる振付がバリエーション豊かに展開されていて見応えがありました。

    世界的に活躍するダンサーが小さな場所で試演会的な公演を毎月行うのも素晴らしいと思いました。

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    2014/07/24 22:39

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