
ビルのゲーツ
ヨーロッパ企画
JMSアステールプラザ 中ホール(広島県)
2014/09/25 (木) ~ 2014/09/25 (木)公演終了
満足度★★★★★
余計なものを削ぎ落とした面白さ
個人的にヨーロッパ企画の面白さって、面白い台詞やネタ、物語をガンガン重ねて重ねて笑いをとる
……っていうところだと思ってるんだけど…。
で、今回は過去の「冬のユリゲラー」、「サマータイムマシン・ブルース」
のように、どちらかというと物語を重視してるタイプじゃなく
「ブルーバーズ・ブリーダーズ」のように、重ねて重ねて
……ということに特化した舞台なのかなと…。
アイデアの勝利もあるけど、その余計なものを削ぎ落としたことが、面白さを際立たせてるというか…。
物語もラストも役者の使い方もすべてにおいて潔いというかぁ…。
個人的に、こういう舞台かなり好きなんですよ。

シャンタンスープ
バンタムクラスステージ
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★
劇中ネタが秀逸なお笑い界内幕モノ/『黄金のコメディフェスティバル2014』参加作品
コンビ仲がビミョーな準若手漫才師とそのマネージャーを中心に話が進む、お笑い界内幕モノ。
コメディとしては少々ビターテイストが強すぎる気もしたが、劇中ネタの出来映えがとてもよく、それらに大いに笑わせてもらったので星は4つ。
コンビ名がそのまま作品タイトルになっている先述の準若手漫才師、彼らを脅かすニューウェーブコントの二人組、ベタネタと下ネタが得意なベテラン漫談家…どの面々のネタも実に“それらしく”仕上がっていて、笑いながらも感心させられました。

騒音と闇 ドイツ凱旋ver.
革命アイドル暴走ちゃん
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/09/25 (木) ~ 2014/09/30 (火)公演終了
無題1265(14-304)
20:00の回(曇)。受付時に荷物を預け、履物を変え、ビニールコートを受け取る、チケット表面記載の整理番号順(A〜)に入場。
二階堂さんの作品は「芸劇eyes番外編『20年安泰』(2011/6@水天宮)」以来。どうしてもこの時と比較してしまうのですが、会場の違いが作品の印象を随分変えてしまうものだと感じました。
客入れ時に映像とトーク、やや押して20:10開演〜20:55終演。

三文オペラ
新国立劇場
新国立劇場 中劇場(東京都)
2014/09/10 (水) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★
しかっりと観た
池内メッきースはぴたりとはまっていた。話しの展開も分かりやすく楽しめる作品であったように思う。また皆さんの歌唱力も、舞台にマッチしていて一体感がかもし出されていた。

あの空の向こうへ
ノーコンタクツ
萬劇場(東京都)
2014/09/26 (金) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★
他人ごととは思えない
1945年4月7日12時42分、大和に対して最初の米軍攻撃が行われた。鹿児島県坊ノ岬沖合90マイル地点である。(追記2014.9.30)

ゲキバカ・ディスティニーランド
ゲキバカ
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★
新原美波さんが良かった♪/『黄金のコメディフェスティバル2014』参加作品
二役で出演した新原美波さんのおきゃんな魅力も手伝い、微笑ましい青春回想譚として楽しく鑑賞。
本作でこの女優さんを知ることができたのは大きな収穫。
とりわけ、同級生の男二人を「ガッツでホイッ!!」と元気に励ます、太陽のように明るい九州弁の女子高生役にはときめきました。
こりっち手塚さんが女優としての彼女に勝手に個人賞を捧げたのも無理からぬ話か?
長じて探偵となる男子学生を演じた伊藤亜斗夢さんの怪演に笑いの多くを負っていたのが惜しまれますが、それでも笑わされたことにはかわりがないので、星は4つとします。

殿(しんがり)はいつも殿(との)
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
期待通りの面白さ
6作品中これが最期。期待にたがわぬ面白さ。次から次ぎえと、笑いの矢を打ち込んでくる。さすがはPMC。
PMCとアガリスクがこのフェスティバルでは群を抜いていたように思う。
去年優勝ということなので、今年はアガリスクを一等として推したい。

おとしモノ
CAT-A-TAC
神楽坂セッションハウス(東京都)
2014/09/27 (土) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★
想像力の鍛え方
本来、身体的パフォーマンスとイマジネーションの間には、何ら必然的な関係は無い。にも拘わらず我々は、ある動き、それも休止を挟みながら連続した動きを見せられた時に、その連関を意味付けようとする。それは、狩りや採集によって食糧を得ていた時代からの動物的本能によるものであろう。これ迄指摘して来た点は、逆に身体による形態模写や身ぶりによって、それを見る者に無限のイマジネーションの湧きあがり得ることを示唆する。
(追記2014.9.30)

シャンタンスープ
バンタムクラスステージ
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★
結構、真剣
コメディーなのであろうが、中身についてきわめてはまじめな話。
作者と役者の質の高さを感じさせられる。パンフではお笑いをとらない芝居を続けているとのこと。関西の劇団なので、東京で演じることは少ないと思うが、次回作も観てみたいものだ。

U&D&O
おぼんろ
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★
コメディー
おぼんろの世界は夢か現を入ったり来たりして、陶酔させてくれる。
本作もその系譜のようだが、時間が45分と短く少しものたりなっかた。せりふも少し早口に感じられ、悠然とした時間の中には浸れなかった。
コメディーにそれを望むほうがおかしいのだが

殿(しんがり)はいつも殿(との)
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
私はこれに投票。祝・グランプリ!/『黄金のコメディフェスティバル2014』参加作品
チャンバラシーンはあるわ宇宙船のシーンあるわ、八方破れでどうなることかと思った話を実に上手く着地させていてお見事!
ギャグも役者酷使ネタなどドタバタ色の濃いものから下ネタにブラックジョーク、知的でスマートなネタまで振り幅大!
物語にもギャグにも見られるハンパないレンジの広さが吹原作品の魅力ですな。

出会わなければよかったふたり
アガリスクエンターテイメント
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
一等賞
こちらの作品が一番面白かった。シットコムはこの劇団の得意とする分野。斉藤コータと周りの登場人物の掛け合いは、よくこなされていてみごとであると思う。
主催の冨坂氏の頭の中はどうなっているの?

ハッピーちゃん
8割世界【19日20日、愛媛公演!!】
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

ゲキバカ・ディスティニーランド
ゲキバカ
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★
それほどひどい?
かなり酷評されているようですが、ありきたりといえばありきたりの展開で、馬鹿馬鹿しい話しでしたが,まあ面白かったです。

ハッピーちゃん
8割世界【19日20日、愛媛公演!!】
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★
お掃除ロボのキャラ造形に難?/『黄金のコメディフェスティバル2014』参加作品
発想はとても面白かった。
なのに去年の優秀賞受賞作『狸のムコ入り』ほどの爆発力がなかったのは、小早島モル演じる“未来のお掃除ロボット”のキャラクターをロボット寄りに設定しすぎたのが一因か?
ロボットなのに人間のように振る舞うところがこのキャラクターの面白味だが、抑揚のないロボ語で喋ったり、機械らしくカクカク動いたりと、まだまだ“ロボ臭”が強すぎた。
ロボットっぽいのは見た目だけにとどめ、もっともっと人間らしく振る舞わせたほうが話が作りやすくなり、劇は盛り上がったのではないだろうか?
個人的には、トカゲがまるで人のように考え、悩み、時に間抜けな行動に走る、『ごっつええ感じ』の“トカゲのおっさん”のような面白さをもっと強く打ち出して欲しかった。
さらに言うなら、ほぼ全キャストが揃い踏みして繰り広げる“超ドタバタシーン”が無いことも、本作がいまひとつハネなかった理由の一つかも。
『狸のムコ入り』にはそのようなシーンがあり、あの場面が劇の起爆剤になっていた。

Master Plan ~B~
劇団スクランブル
シアター711(東京都)
2014/09/23 (火) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★
もっと面白くなる筈
特に社会問題や人間の性(さが)とか俗にいう<演劇的なもの>という題材を扱った作品ではありません。
強いて言えば”シチュエーション・コメディ”を目指しているのでしょうか???
男性役者の気持ち悪さは別として、まだまだ磨ける作品ではないのかなと思います。
三人の女性の感情を独白風に織り込んだり、余裕と焦りが瞬時に入れ替わったりとかいう手法を取り入れたら、より明快に笑えると思います。
(人間の不安定さは滑稽の素なのです)
会話劇にしてしまったのが勿体ないですね。
再現コーナー風な展開もこの手法のために弾けないです。
よりスピーディーに、より心理の幅を拡げて書けていればな~と思いました。

炎 アンサンディ
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2014/09/28 (日) ~ 2014/10/15 (水)公演終了
満足度★★★★★
美しくて残酷なセリフとどんでん返しの連続
何もかもが凄まじい…。ストレート・プレイにこれほどまでに心揺さぶられ、涙が止まらなくなったのは本当に久しぶり。脚本も演技も演出も高密度です。観客も体力万全で!上演時間は約3時間15分(途中休憩15分を含む)。

U&D&O
おぼんろ
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★
印象に残った
想像力を働かせて見ないといけない作風なのかな、とおもいましたが、短編にも関わらず作品に必要ない語りかけが多くて面食らいました。コメディのセンス、で言えば外してたなぁと思います。ですが、わかばやしめぐみさんが大変印象に残りました。吉祥寺での公演を拝見した時と同じ不可思議感を残す、コメディ以外のジャンルで次は見てみたいと思いました。

黄金のコメディフェスティバル2014
黄金のコメディフェスティバル
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★
笑えた作品
笑える作品笑えない作品の落差が結構あった気がしました。PMC野郎が一番笑いのシステムが機能した作品だったかなぁと思います。盛り上がりと言う意味では八割世界が良かった。結局のところ笑えれば正道なので、笑えた作品と言う意味で八割世界に投票しました。
何団体も見てると、何が面白いのかゲシュタルト崩壊しそうになるけど、原点に戻ってみて、って感じです。うーん、コメディって奥が深い!

黄金のコメディフェスティバル2014
黄金のコメディフェスティバル
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★
観客賞と最優秀作品賞が一致してひと安心
…というのが今の私の素直な心境。
“同一団体2年連続オンエアでは番組的に盛り上がらない”との大人の事情により、BS日テレで放映される“最優秀作品”には昨年グランプリに輝き本年観客賞を手にしたポップンマッシュルームチキン野郎ではなく、他団体の作品が選ばれるのではないかと危惧していたのだ。
が、蓋を開けてみれば、今年も去年同様PMC野郎が観客賞と最優秀作品賞を同時受賞。
私はこれで良かったと思っている。
というのは、こう言ってはアレであるが、コメディの実作者がラッパ屋の鈴木聡さんのみという現行の審査団に、観客の評価を覆してまで他団体に大賞を授ける資格があるとは到底思えないのだ。
観客賞に審査員のお墨付きが加わったのが最優秀作品賞。
これで良いのではないか?
何らかの大人の事情が働いて観客賞と最優秀作品賞の不一致が起きる時。この時をもって当フェスは死ぬものと私は確信している。
と、“大人の事情”なるものを思いっきり否定しておきながら、一方、演目の選定についてはもっと大人の事情を働かすべきだったのではないかと私は考えている。
大会主催者と出場6団体代表者による制作会議が何度も開かれたという割に、作品の傾向が偏りすぎているのだ。
6作品中、SF要素を含むものがなんと5作品。SF要素を含まないのはバンタムクラスステージ『シャンタンスープ』のみ。
しかも、SF要素を含む5作品中、3(4?)作品に“時間移動モノ”の要素あり。
これでは客は飽きてしまう。
ここは“大人の事情”を働かせてもっとバランスの良いプログラム編成にすべきだった?