
回禄のニライカナイ【アンケート即日公開】
劇団バッコスの祭
あうるすぽっと(東京都)
2014/09/05 (金) ~ 2014/09/08 (月)公演終了
満足度★★★★
やっぱりバッコスのお芝居好きです!
今回は第二次世界大戦における沖縄地上戦をテーマに、今の社会を風刺する内容になっていました。
少し過激すぎるかな?と感じる描写もいくつかあったものの、心に直接突き刺さる衝撃は、普段平和ボケしてしまいがちな神経を再び尖らせてくれたように思えます。
今の日本がこのままでいいのか、このままだとどういう方向へ進んでいくのか。
考えて、自分の考えを見つめなおすキッカケをいただけました。
ありがとうございました!

お披露目~浮気編~
日本コメディ協会
駅前劇場(東京都)
2014/09/06 (土) ~ 2014/09/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
粋
古典落語を劇化したような、粋で洒脱な2時間余。浮気をテーマに、其々テイストを変え、喜劇に必要な冷めた視点を観客に持たせながら、擽る、擽る。流石にコメディー専門の協会。その面目躍如である。(時間と体力が残っていたら追記。作品は素晴らしいよ)

ブラックジャックによろしく
トウキョウ演劇倶楽部(活動終了)
六行会ホール(東京都)
2014/09/03 (水) ~ 2014/09/08 (月)公演終了
満足度★★★★
ハングリー精神が欲しい
原作は、「モーニング」誌上に連載された佐藤 秀峰氏のコミックだが、今作は、その5巻から7巻~がん患者編~である。原作を読まれた方も多いとは思うが、念の為、若干、この原作のアウトラインを示しておいた方が良かろう。主人公は、理科Ⅲ類、京都大学医学部、大阪大学医学部等に匹敵する永禄大学医学部出身の研修医、斉藤 英二郎が、日本の医療制度、システムの壁、法、倫理などと臨床現場の矛盾に悩みつつ、有り得べき医療を求めて、悩み、上部とぶつかりながら、自らも成長し、医療制度そのものをも変えてゆく「成長」の物語である。(因みに、今作の医学的状況は、原作の発表された2003年当時を基本にしている)追記後送

きらめく星座
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2014/09/08 (月) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
5年ぶりの再演
『兄おとうと』に引き続いて、こまつ座さんの舞台を連続して、サザンシアターで観劇しました。記録を調べると、2009年5月に銀河劇場(最近銀河劇場行ってないな!)でのこまつ座&ホリプロ合同公演を観劇(不思議に、『兄おとうと』も5年振り4回目の再演)していました。ご主人役の久保さん、下宿人の木場さん以外は役者さんは変わっています。言わずと知れたオデオン座を舞台にした、井上ひさし昭和庶民3部作の一作であり、ジャズや昭和歌謡に彩られた素晴らしい音楽劇でした。

お披露目~浮気編~
日本コメディ協会
駅前劇場(東京都)
2014/09/06 (土) ~ 2014/09/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
おみごと!
他の方も書いておられたが、当初、「人物相関図を固定した短編4本」と聞いて、似たような話が続くのではと思ったのだが、それは杞憂であった。
タイプの違う4本の作品を、大笑いで堪能した。
第2回公演を今から楽しみにしている。

夢十夜を遊ぶ夜 第1弾 鳥山フキが「夢十夜」を好きにする
Produce lab 89
音楽実験室 新世界(東京都)
2014/09/08 (月) ~ 2014/09/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
無題1242(14-281)
19:30の回(小雨)。19:02受付開場、此処は初めて。
落ちないように手すりが設けられた客席(椅子席3列)、後方にカウンター。前方にも一段降りたところに客席があり、そこからは舞台を相当見上げることになりそうです。
海峡を挟んだようなかんじで向こう側に舞台、テーブルと椅子、上手にはアコースティックギターやらPCやら。(下の)最前列、その両側にはスピーカーが縦に積み上がっています。
夏目漱石「夢十夜」のリーディング公演かと思って(職場から歩いて来れるので)来たのですが、そこは「ワワフラミンゴ」しか醸し出せない味わいに満ちた公演でした。
19:34開演~20:26終演。
「ワワフラミンゴ」は4作目、この一生懸命な脱力感に今夜もクスクス笑い。役者さんはそのままの役どころ、珍妙な歌やギター演奏、アドリブみたいな(?)掛け合い、ポケットの呆気にとられるような何の役にも立たなそうな小道具も楽しい。

HOTEL CALL AT
メガバックスコレクション
南大塚ホール(東京都)
2014/09/06 (土) ~ 2014/09/07 (日)公演終了
満足度★★★
凝縮されている。
こちらの劇団の作品はどれもうならせられるが、本作もそれにたがわなかった。
閉鎖されて空間での、登場人物の行動や心理状態持が染み出してくる様はさすがでだと感じさせられた。。
ただ、いつものような空間(客席数が少ない)のほうが臨場感が感じられる様に思う。大きい劇場なので、せりふが聞き取りにくい箇所が数箇所あり、それが残念。。
わがままであるが、いつものような小劇場での公演をして欲しい。

タイガー・リリィと不思議な羽根
劇団やぶさか
神奈川県立青少年センター(神奈川県)
2014/08/15 (金) ~ 2014/08/17 (日)公演終了
満足度★★★★
海老原あい、おそるべしっっ!!!
ピーターパンがロンドンのウェンディ宅で影を探すあたりからネバーランドに戻るまでの間、ネバーランドには未曾有の危機が訪れていた…というスペクタクル巨編(笑)。
およそ小劇場レベルではない人数と同じく小劇場レベルではないキャパの会場を客席通路も含めて自在に使い、さらに生演奏・生歌という演出は、フライングこそないがホリプロミュージカルの「ピーター・パン」に負けず劣らずダイナミックで楽しい。
しかもハナシのスケールはこちらの方が大きいしね…ってか、ネバーランド崩壊(←比喩でなく文字通り)の危機って、大き過ぎ…。
陸上競技の長距離走と短距離走で使う筋肉が違う(?)ように、所謂「小劇場系芝居」とはまた演出技法が異なるだろうに、海老原あい、おそろしい子。(笑)

シェブールの雨傘
東宝
シアタークリエ(東京都)
2014/09/02 (火) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

クジカン×キカク
シアターKASSAIイベント部
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/09/08 (月) ~ 2014/09/09 (火)公演終了

回禄のニライカナイ【アンケート即日公開】
劇団バッコスの祭
あうるすぽっと(東京都)
2014/09/05 (金) ~ 2014/09/08 (月)公演終了

キスミー・イエローママ
ゲンパビ
OFF OFFシアター(東京都)
2014/08/27 (水) ~ 2014/08/31 (日)公演終了
満足度★★★★
よかったです。兄弟的で。
兄弟的なものを見ました。物語に入り込もうとするたびに拒絶するような冷たさが、私には面白く、好きだと思いました。もやっとしますがいいですね。これからも楽しみにしています。ちなみに電気椅子にはビビりました。

お披露目~浮気編~
日本コメディ協会
駅前劇場(東京都)
2014/09/06 (土) ~ 2014/09/08 (月)公演終了

贋作・桜の森の満開の下
劇団六風館
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2014/09/06 (土) ~ 2014/09/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
心の闇 恐怖 見えない物への恐怖 変わる人の心
贋作(にせもの) 集められたにせものの匠 鬼 黄泉の国 内戦 戦争 戦いが見えるもの見えないもの 恐怖 面白かった。

爾汝の社
THE REDFACE
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/09/03 (水) ~ 2014/09/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
ストンと・・・
どういうわけだか同じ舞台だったのに泣けた
哀しい女たちの必死な生き様が胸を直撃した
こなれたせいなのか 自分の気分的なモノなのか
凄く良かった
爾汝は何度か観ているけど今回は特に良かったと思う
遊女たちの人柄がとても良く表現されていたように感じた
難を言うならば客演の方の生徒さんらしき集団が
ダンスシーンで奇声を発していたり観劇や終演後のマナーが悪く
どの公演でも居るのだが 残念だ
集客もあるだろうから、身内を招待したりを否定はしないが
エンターテイメントを習う生徒さんなら
せめてマナーは守るべきだと思う

かける
劇団K-Show
TACCS1179(東京都)
2014/09/03 (水) ~ 2014/09/07 (日)公演終了
満足度★★★★
う~~ん
初日の方が良く感じた
どうしても久保さんが台詞にしか聞こえず
淡々としているのか、それとも激情型なのか
両親とのシーンと人ならぬモノとのシーンの先生に違和感があった
次回の久保さんに期待!

喫茶ミツルの3日間
劇団シアターザロケッツ
ザ・ポケット(東京都)
2014/09/03 (水) ~ 2014/09/07 (日)公演終了
満足度★★★★
行ってみたい喫茶店
喫茶店に来るお客さんの恋愛、仕事のトラブル、出会い系など、いろいろな小事件が絡み合いながら展開していくお話、笑いあり、ほのぼのした雰囲気の中、楽しめました♪
ただ、主役であるミツルがあまり目立っていなかったり(笑)、何年かたったあとに旗揚げ公演として強い印象が残っているかな?というのがちょっと気になりました。

醜い男
冨士山アネット
東京芸術劇場アトリエイースト(東京都)
2014/09/05 (金) ~ 2014/09/16 (火)公演終了
満足度★★★★
アイデンティティー
シンプルな設えの中での90分弱の4人芝居というコンパクトな作りで、趣向を凝らした脚本と演出によるブラックユーモアが楽しく怖かったです。
醜い顔の為に自身が開発した製品のプレゼンに立たせて貰えない男が、手術によって美しい顔になってポジティヴそして傲慢になって行くものの、同じ手術を受けて同じ顔になった人達が街に現れ始めて自己の存在について確信が持てなくなる物語で、美醜の価値やアイデンティティーについて考えさせられる内容でした。
エロティックな表現や下ネタが観客の気を引く為の表層的なものではなく、テーマに上手く絡めてあるのも洒落ていました。
出演者は常に舞台上にいて、主人公以外の3人の役者は何役かを瞬時に切り替えながら進行するのですが、それが手法的な面白さだけでなく、アイデンティティーについて問い掛ける作品の内容にも対応しているのが良かったです。
ライブカメラを使った映像がシンプルながら効果的で、手術シーンの独創的な手法や、終盤の自己が無限後退するイメージが印象的でした。
小道具で使われていた果物が顔のパーツを想起させるだけでなく、ドイツ語では頭と関連がある(何か象徴的な意味が掛けてあるのか気になってアフタートークで質問したところ、そういう返答でした)のが、興味深かったのですが、作中ではそれが分からないのが勿体なく思いました。
グラフィカルなファブリックを用いた衣装がファッショナブルで素敵でした。

宵山の音
真紅組
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2014/09/04 (木) ~ 2014/09/07 (日)公演終了
満足度★★★★
女たちの幕末
しっかり描かれていましたね。男女を問わず幕末はその時代の人間に存在した時代。幕末に生きる女たちの生き様,良かったです。さすが再演の希望が多かった作品,堪能させていただきました。次はいつ東京に来るのでしょうかね。また観に行きたいと思っています。

みんなのうた
ツラヌキ怪賊団
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2014/09/03 (水) ~ 2014/09/08 (月)公演終了
満足度★★★★
エンタテインメントな舞台
通常の舞台とは異なり、歌やダンスが入ったりとエンターテインメント性が高い舞台でした。
また、完全な暗転が1回くらいしかなく、ほとんどスポットライトや隊列移動でこなして、ちょっと慌ただしい印象も受けました。でも後半は見慣れてきましたけど。
キャストの人数が多いので、その分見ごたえもあり、殺陣やダンスもなかなかのレベルだったので楽しめる舞台と思います。
ただ、すごく可愛い子やカッコ良い人や個性的な人など魅力的な多くの役者さんを十分生かしきれた舞台だったのかな?と考えるとちょっと疑問かな...
プロジェクターも上の方なので、芝居から目を離さないといけないし、もう少し工夫が欲しかったです。