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今はただ遠くからありふれた歌を-

今はただ遠くからありふれた歌を-

演劇企画ハッピー圏外

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

約束。
初めての劇団さんです。しかしとてもいい時間でした。ストーリーも飽きなくて良かったですよ。一人の為に何年も前の約束を果たす。ただそれだけのために事を成すということすばらしいことだと思います。次回作も期待しています。

流刑の島ー監獄の唄ー

流刑の島ー監獄の唄ー

平熱43度

萬劇場(東京都)

2014/09/11 (木) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

詰め込みすぎてもったいない
俳優のみなさん、大変な熱演でした。脚本も熱いです。
しかし、物語に多少の引き算があったほうが観客側もついて行きやすいかなと思いました。
あれもこれも詰め込みすぎ・盛り込み過ぎにしたために、満腹感を劇中盤から覚えます。

ダンスシーンが素晴らしく、俳優さんの細やかな演技が見られる場面も随所にあっただけにもったいないなと。

ネタバレBOX

★肉欲のみの関係しかない世界ならば、もっとも純愛を感じさせるのは、千歳を抱かない宗谷。そして宗谷との別れの場面で【今度こそ来るよね、ずっと待ってたんだから】と口にする千歳なのですが、主役はこの二人ではなく。

旭がトウカを抱いてしまった為に、主役も【あんただけの女】も【恋】もぼやけてしまった印象があります。


宗谷が千歳を抱かなかった理由は何故なのかはっきりせず、それを宗谷の【純愛】とするなら尚更。旭・トウカのインパクトを弱く感じました。

★死にすぎ。平熱43度さんの舞台は【アシュラ】と今回で2度目ですが、クライマックスの交錯する殺陣には既視感を覚えました。
こいつ死ななくてもよくね?という人間までゴロゴロ死んでしまうので、見ているこちらは麻痺してきて、ラストの旭・トウカの死の場面で【あ、やっぱりねー】という感想しか持てなくなっていました。

★旭が土竜達に加わるきっかけとなった、暴力看守の死の場面、なんで旭の申し開きは聞き入れられないことになっちゃったの?暴力看守はトウカへの暴行が原因で看守長から格下げになったんですよね?死んだ男には前科があるんだから、旭が普通に出頭していたら申し開きは通ったのでは?


ツッコミというほどではないのですが、なんだかつまらないところにコツンコツンとひっかかりを感じつつ見ていました。この人、死ぬ必要あるかしら・・・と同じく「このセリフ・この場面を描きたいがため」に無理やりねじ込んだような設定が多く、集中が削がれました。

★「俺のために、唄ってくれ」
決め台詞は、そう何度も何度も繰り返されないほうが良いかな・・・
トウカと同じように「い、いまー!???」と思ってしまった。
脚本家のかたは、マクロスお好きなのかなと想像しつつ、ラスト近くのバトルシーンを観ていました。

★人だからこそ、閉鎖され抑圧され、他から隔絶された世界であっても
生きる喜び・歌、躍り・誰かを恋い慕う想いを迸らせることは止められない。

そのテーマ自体は、強く伝わってきました。


思ひ草

思ひ草

10・Quatre

テアトルBONBON(東京都)

2014/09/09 (火) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

初日
チャンバラしたくなりました。

【全公演終了しました。ありがとうございました】カムバック!矢板のガールズ♪

【全公演終了しました。ありがとうございました】カムバック!矢板のガールズ♪

らちゃかん

小劇場B1(東京都)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★

観たよ
若い3娘がフレッシュ!

最初らちゃかんぢゃないかと思った(笑)

Kiss Me You ~がんばったシンプー達へ~

Kiss Me You ~がんばったシンプー達へ~

株式会社エアースタジオ(Air studio)

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2014/09/03 (水) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

A公演(7公演目):感情の爆発
出演者の皆さんが、各々、感情を爆発させて、その個々がつながり、全体としてまとまっている。
公演毎に、変えている部分もあり、残り二公演も、楽しみ。

懐郷物語

懐郷物語

劇団EOE

千本桜ホール(東京都)

2014/09/04 (木) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★

天草に原爆を落とす日
さよなら、なつやすみ の発展的作品である本作もまた、つかこうへいの広島に原爆を落とす日のオマージュ的作品と考える。前作では普天間に原爆を落とさなかったが、今回は愛を貫くため、天草に原爆を落とした。この結末をみても、よりつか作品に近いものとなっている気がしている。明日は馬場徹の広島に原爆を落とす日を見に行く予定であるが、再度検証してみたい。
今回初舞台で主演をした泊さん、課題は多いが、度胸は大いに買えた。今後の成長を期待している。
客演の戸田さん、この人の舞台を見るのは弁護士バイロン以来であったが、EOEに似合う女優さんでした。何より演技が上手い。
なお、今回をもって看板女優の絶対エース平澤有彩が卒業を発表した。しかしこれは新たな出発であり、むしろ我々ファンにとっては残念に思うのではなく、喜ぶべきことかも知れない。今回は一人二役という新境地をも魅せてくれた。恐らく今後はEOEでの客演も含め、いろんな場所で彼女の熱演を見ることができるようになるだろう。今後の劇団EOEの発展と、平澤有彩の活躍を祈るばかりである、

Unbreakable-アンブレイカブル

Unbreakable-アンブレイカブル

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/09/04 (木) ~ 2014/09/09 (火)公演終了

満足度★★★★

試行錯誤?
人智の及ばないコト=神の仕業、のもとでの設定&ストーリー展開は面白い着眼点だと思いました。ただ、前作までのシリーズが終わり、新たなシリーズを感じさせてはいましたが、シリアスと笑いのバランスや、主人公が天使なのもありますが方向性を試行錯誤しているのかな!?とも感じました。回を重ねるほどに完成度も上がっていくと思うので次作以降も期待しています

流刑の島ー監獄の唄ー

流刑の島ー監獄の唄ー

平熱43度

萬劇場(東京都)

2014/09/11 (木) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

堪能♪
唄、ダンス、殺陣、
そして次々と展開していくストーリー、
設定なども面白く、あっという間の2時間でした(//∇//)
劇中使用音楽のCDも販売していて欲しくなりました!

【全公演終了しました。ありがとうございました】カムバック!矢板のガールズ♪

【全公演終了しました。ありがとうございました】カムバック!矢板のガールズ♪

らちゃかん

小劇場B1(東京都)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★

げに
最下位は悲し。

ネタバレBOX

20年前、栃木県矢板市から三人のアイドルグループベリーベリーとしてデビューしたものの、売れずにすぐに一人だけが芸能界に残され、これまで何とか活躍してきた恵梨香が、ここに来て思うような仕事が入らず将来が不安になり、20年振りに実家に帰省してかつてのメンバーと再会し、解散時のわだかまりを乗り越えて、町の祭で一回限りの復活公演を果たしたことで、これからも芸能界でしたたかに生きていこうと決意するに至る話。

事務所は恵梨香だけが欲しいが為に三人まとめてスカウトしたという事実をデビュー後すぐに知ったせいで苦しんだ恵梨香ですが、復活公演ができたことで、キジの精が言ったように、他の二人が引きずってきた傷と過去の自分が受けた傷をそれぞれ癒すことができたのでしょう。で、キジの恩返しって。

現在の三人と高校時代の三人が妙にマッチしていて、とてもいい感じでした。大人の友香の右腕にほくろがあれば最高です。
『OUF!』 【復路ツアー】

『OUF!』 【復路ツアー】

劇団どくんご

井の頭公園西園・ジブリ美術館裏(東京都)

2014/09/05 (金) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱり、好きだなぁ…。
吉祥寺井の頭公演にて、観劇。雨にも負けず、雷にも負けず、テント公演最高!ちょっと、間が開いてしまいましたが…今回で3回目の観劇。全体を通してのドラマは感じられませんが、テンポがあり2時間30分飽きなかった。ただお尻が限界でした。

Sの唄

Sの唄

mizhen

ShibuyaHOME(東京都)

2014/09/05 (金) ~ 2014/09/06 (土)公演終了

満足度★★★★★

mizhenの代表作になりうるリサイタル形式の独白音楽劇/約90分
蕗子さんが「平松凛子」という女に扮し、会場のライブハウスを何度もそのステージに立って歌った馴染みの小屋に見立て、これが最後のライブになるかもしれない、と観客に宣言。
その上で滔々と半生を語りながら合間合間に歌を聴かせる、歌手のリサイタルに擬した独白音楽劇。

「代表作になりうる」と言うのは、今回初演された本作が、今後も演を重ね、このユニットの最も有名な演目へと育ってゆく可能性を秘めているからに他ならない。

何より面白いし、ギター伴奏と蕗子さんの身一つあれば何処ででも――天候に恵まれれば路上でも――上演できるという強みがある。
そして、「戦後」後の平和な日本が舞台だとぼんやり分かるのみで、時事性を出来るだけ排した戯曲は日本が大きく国体を変えない限り当面古びることはないだろう。

再演に適した要素がこれだけ揃っている以上、この傑作がたった3度しか演じられずに封印されてしまうのはあまりにも勿体ない。
「平松凛子」の年齢が特定しにくく書かれているのも再演可能性を強めていて、まだ20代の蕗子さんが年輪を重ねて貫録を加え、5年後、10年後にもこの芝居を演じている姿がありありと目に浮かぶ―。

私はこのカンパニーの一ファンとして、全国の劇場やライブハウスでの公演、さらには高齢者施設や学校をめぐる巡回公演などを通じ、本作が老若男女を問わず出来るだけ多くの人の耳目に触れることを願ってやまない。

むろん、ここまで強く再演を求めるのは、本作が見応えに富む傑作であるからなのは言わずもがな。

緻密なシナリオ構成、語られる事柄のディテールの生々しさ、蕗子さんの緩急自在、硬軟無碍な魅せる演技、聴かせる歌…これらが相俟って創り出される、一人の女を語り手とする劇世界は性別・年齢にかかわらず客を引き込む普遍性に満ち、観る者の心をヒリヒリさせながらその奥深くへと滲み透って、魂をざわつかせずにはおかない。

そして、作・演出の藤原佳奈さんの紡ぎ出す、詩情とユーモアと韻律とが手を組んで、聴く者の心にストンと落ちるレトリックの比類なさ―。

“学校を回ってはどうか?”と先に書いたが、高校生くらいにもなれば、この作品はおそらく理解できるはず。
また、演劇ならではの醍醐味を持つ本作のような作品を通じてこそ、演劇との出会いは果たされるべきである。

では、最後に―。
小刻みにビブラートする蕗子さんのか細い歌声から中島みゆきを連想したのは私だけ…?

ネタバレBOX

【ネタバレ注意!! 作品の核心部分に触れています。今後あるかもしれない再演が楽しめなくなるので、鑑賞済みの方のみお読みください。】










































平松凛子の幼馴染みで、長じて音大に進み、今は楽曲作りのパートナーであると凛子によって語られる「S」という女。
この「S」が、凛子の幼い頃に他界した音楽好きな母の化身であり、凛子の心にのみ生きる“虚構の存在”だと、そして、舞台上からギタリストが去り、照明が失せ、「ラストライブ」自体も虚構だったと明かされる終盤には震撼。。。

しかし、大切な何かを失って心の中に出来た穴を別の何かで埋めようと試みるのは、意識的にであれ無意識的にであれ、人間ならばきっと誰もがやっていること。だからこそ本作は私を含む多くの客の共感を誘い、琴線を震わせるのに違いない。
注文の多い!?料理店

注文の多い!?料理店

HyouRe Theatre Company

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/11 (木)公演終了

満足度★★★★

もっとプッシュしてみたら
 折角、結構ラディカルなことやってるんだから、もっと、上手く表出してみたら、更に、高い評価を得られるのでは? エンタメ的な視点も武器になるにゃ。
 今作、可也特殊な公演形態を採っている。このことに注意を向けておかねばなるまい。少なくとも、作る側が呈示している条件は、観客が、劇団の寄こした三段重ねの容器に入った干し葡萄や、菓子、木の実を指示に従って食べることである。これは、基本的に観劇中の指示に従って為されることになる。これが、お約束である。無論、これらの食品にアレルギーのある観客は食べる必要は無いが、その旨、劇団側に伝えるようお願いが為されている。これが、通常の前説と決定的に異なる点なのだ。

ネタバレBOX

 ところで、かつて、観客も、演劇の構成要素だとして一世を風靡した寺山修司の天井桟敷や、状況劇場の唐十郎らが居た。劇空間と日常空間の境界を曖昧にして何か非日常の世界に踏み込んだような擬似体験を仮構させる(天井桟敷)や水などを撥ね散らかして強制的に当事者に仕立て上げる唐十郎の状況劇場でも、ここ迄ラディカルに観客を劇に内包し得て居なかったのである。どういうことかと言うと、今作の主眼である「西洋」料理店は、様々な注文を客が店に対してつけるのではなく、店主が、様々な注文を客につけて、自らの好みに仕立て、供するように作られているのである。無論、店主が自ら、そのような下世話な命令を下す訳ではない。間には、執事のような役の者が居て、荒野を歩き疲れた大衆に対し、道を案内するのである。この道は、必ずしも大衆の望む所へ通じている訳ではないものの、一度、選んでしまえば、後戻りはできないものとアナウンスされ、従う者は、他の可能性が在るかないかなど、疑いもせぬ。阿保である。その愚かさ故に、彼らは、何の根拠もなしに、旗を振る者を先導者・水先案内人・リーダーと思い定め、道なき道を行き、涯無く思われる荒れ地を彷徨い歩くのだ。何の収穫も無く。そして、もう駄目だ、万事休すと思われた時、彼らは、夢のカケラを投げ与えられ、リーダーの用いる方便によって、最後の一歩を踏み出す。最早帰ることのできない地平へ。
 待っているのは、無論、主人のプレートである。そこに、先ほど買われた山鳥と合わされて、適当な野菜と共に供されるのである。店主(天守・天主、天子であっても良い)の待つ食卓へ! 
 かなり、寓意的に作られた舞台なので、どのように解釈しても構わない。自分の解釈は、以下の通りである。
 店主・天主・天子とは、国際原子力マフィア(アメリカ、英国、フランス等を中心とする西側核保有国とIAEA、エートス・プロジェクト、CORE、ICRP、WHO、FAO、安保理、これら、世界の有力機関に媚びを売る総てのメディア、国家、研究者・機関等々)。大衆とは我々、力なき者全員である。旗振り役は、核の軍門に下った総てのリーダーだ。ナイフとフォークは、プルトニウム239、ウラン238、セシウム137、ストロンチウム90、ヨウ素131等々の放射性核種である。これらを体内に取り込むと、ゲノムが破戒され、トンデモナイ遺伝的疾患が生じると考えられるが、核が関わると疑われる健康被害に関して、公的な公衆衛生に関しては、何ら権限や役割も持たないIAEAの従属的役割しか果たしていないWHOは、一切、その憲章に書かれている使命を果たしていない。(IAEAとWHOの間に交わされた1959年の協定を調べてみよ)
 マンハッタン計画に由る核汚染以来、まき散らされてきた死の灰や、放射性核種は、今や地球のありとあらゆる場所を汚染している。無論、汚染の酷いエリアとそうでもないエリアは存在するが、安全な閾値が知られていない物質を放出するテクノロジーは、制御されていないどころか、故意に制御していない、と言われても仕方のない原理的欠陥を孕んでいることは、小学生でも分かる理屈だ。
 そんな技術が、益々、蔓延しようとしている中で、我らが、天日干しの食物を食べること、最早、人間の技術によって甚だしく汚染された環境中に生育する総ての生き物から、我らが、生きてゆくのに必要な食物を得るということは、国際原子力村の認めていない内部被曝のリスクを伴うということである。
 この捕食行動を通して、食物連鎖のヒエラルキーをも示唆した今作で、我らが為政者に為し得ることは、我らの体内で更に濃縮されて為政者の食卓に上がり、我らの死によって、彼らの健康を少し害すること、だけなのだろう!
ウィキッド

ウィキッド

劇団四季

電通四季劇場[海](東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

…っっ!!!
瞬きするのも忘れて見入ってしまうほど素晴らしい作品でした。

ギンノキヲク 2.5 (第25回池袋演劇祭【豊島区長賞】受賞記念公演)

ギンノキヲク 2.5 (第25回池袋演劇祭【豊島区長賞】受賞記念公演)

ラビット番長

コア・いけぶくろ(旧豊島区民センタ-)(東京都)

2014/09/06 (土) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★

シリーズもの…面白い
ラビット番長の人気作品で、今回は第25回池袋演劇祭_豊島区長賞受賞の記念公演(本作はGREEN FEST2013 BASE THEATER賞を受賞+α)である。

舞台は特別擁護老人ホーム「紀陽の里」の入所者、そこに働く職員およびその家族のほのぼのとした”ホーム”ドラマである。芝居は暗くならず、あくまで前向きな展開で、生きる活力を感じさせる。いわゆる”生きる”とは、という深刻な命題を描くのではなく、観て楽しめる娯楽を追及したような芝居である。

さて、近々「ギンノキヲクFINAL」が上演される予定であるから、シリーズものもお終いか?
このシリーズ公演を観ると、なぜか映画「男はつらいよ」を思い出す。こちらは相当長く続いた国民的映画だが、それに通じるところがあっただけに、FINALは残念である。パターンは同じだが、泣き、笑いがあり、最後は感動させる。

先に深刻な命題…云々を書いたが、そうは言っても社会問題(例えば労働環境、介護現場の大変さ)をチクリ!この大上段に構えず、サラリと描きたいことをしっかり伝えるあたりは流石である。

今後の公演を楽しみにしております。

声優口演 ヴォイス・オブ・チャップリン VOICE of CHAPLIN

声優口演 ヴォイス・オブ・チャップリン VOICE of CHAPLIN

チャップリン・ザ・ワールド製作委員会

赤坂ACTシアター(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/03/30 (土)公演終了

満足度★★★★

チャップリン入門
はずかしながら、チャップリンのことはあまりよく知らないまま観劇してまいりました。
が、キャストの方々が大のチャップリンファンの方々ばかりということで
凄く分かりやすく、楽しみながら観劇・勉強することが出来ました。
役者の方々が憧れの人物を演じるということで、また違った楽しみ方が出来ました。

The Live ZERO 東京公演

The Live ZERO 東京公演

ドリームプラス株式会社

天王洲 銀河劇場(東京都)

2013/11/24 (日) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

舞台とダンスのコラボ
映像、舞台演劇、ダンスパフォーマンスの見事なコラボレーションが素晴らしく
ちょっと息抜きのお笑いコーナーもあり、ダンスイベントに参加したことない方も、思いっきり楽しめる内容となっていました!
是非次も期待しております!

Unbreakable-アンブレイカブル

Unbreakable-アンブレイカブル

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/09/04 (木) ~ 2014/09/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

おもしろい
非常に面白かった。
幻想的でかつアクションありの面白さありの
また、長ーいセリフも特徴的でとてもすごさがあった。

獏の棲家

獏の棲家

異魂

OFF OFFシアター(東京都)

2014/09/09 (火) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★

そんなにイタさやコワさは感じなかった
想像していた不思議系な話ではなかったかなぁっと。

割と普通(失礼)の不幸話(と言い切ってもいけないですね)だったと思えた1時間20分

ネタバレBOX

なんか眠気も出てきたこともあり、自分の評価では星2.5ぐらいでしょうか?
(小品感があったかなぁ・・・と)

父親の不倫→離婚→一家離散という過去を持つ、現不動産屋勤務でホストに金を貢いでいる真鍋薫が、舞台となる不動産物件=現更地=5200万円にて、購入検討するカップル=いろいろと因縁のある方々(笑)と繰り広げられるお話でした。

主人公の薫が不安をおぼえると、
獏の不気味な唸り声が聞こえるという設定(であってるかな)でありました。

大人の寓話という割りに教訓は・・・浮気ってよくない?
悪い男に騙されるな?という感じも自分は受けなかったです・・・。

オープニングの紙絵芝居は楽しめたが、これも小品感出してたかしら。

真鍋 薫:一家離散に結婚を約束した男に式場キャンセルされて以来、ダメンズウォ~カ~(?)化して、現在は歌舞伎町のNo.1ホストを目指すぜ・・などと言ってるヒモ化した彼氏に金を貢いでいる。キャバクラ勤務の経験もあり。 実は舞台の更地は元々住んでいた家があったところでした・・・。
梶 俊介:真鍋と共に不動産に勤務し、今回の更地も共に担当してるガタイの良い男性。薫に振り回される係(^^;)
立石 澄夫:薫の元彼=結婚式ドタキャンした男(キャンセルは母が勝手にやったと弁明)会社潰してしまい借金に追われ、当座の300万円を都合してくれたカオルが妊娠したコトもあり結婚の約束をしてて、そのカオルが買いたがってる家を共に見に来て、かつての恋人である薫と再会し共に暮らそうと言い出すような男です。
カオル:家が資産家らしい金持ちのお方(^^;)って、なんでそんな背景でキャバ嬢やってたのかしら?惚れた澄夫と結婚するために家の購入や妊娠(虚言でした)を告げてるが、ホスト通いもしてて九條とも見知った仲(^^)
西野 晴美:となりの奥様、いろいろと好奇心の強いお年頃(^^)けっこう面白い狂言キャラともいえました。

オープニングは巨大な本=タイトルは今作の題のまんま=の前で繰り広げられる、在りし日の真鍋の平和な家庭(弟がいたが離散時に別々に引き取られて別れ別れになったようです)→に父の愛人が乗り込んできて獏が食い荒らして暗転です。
で更地での展開になります。
で蝉の声がする暑い日にホストの梶君連れて薫りが登場し、隣の奥様やらカオルやらが加わっての展開となり、結局梶君と別れ、カオルは別件を探し。この更地は他の方(以前見に来られた方)が購入し、隣の奥様に別れの挨拶を済ませて、再び確認にと購入者が更地に来るのを迎える時に、薫はまた獏の唸り声を聞いて終劇です。

もし無事に二人結婚してたらと、薫が立石と共に更地で行う幸せな家庭ごっこが寓話的だったかな。
瀕死の王さま

瀕死の王さま

札幌座

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/09/04 (木) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白い! 他の上演例も観てみたい!!/約85分
イヨネスコの名前だけは知っていたものの、人物についても、この作品についても、ほとんど何も分からないままに観劇。

もうじき死ぬといきなり告げられたある国の国王が、二人の王妃や側近たちを巻き込んで最後の悪あがきを繰り広げる。

「あなたは死ぬんですよ、この芝居の終わりに」
なんてメタ演劇チックなセリフがあったりして、とても難解な劇なのかと思いきや、何の予備知識も無しに観たこの私でも十二分に楽しめたのは、エスプリの利いたやり取りが続く戯曲自体の面白さと、そしておそらくは、王様役で主演も務めた斎藤歩による演出の賜物。

なにせ初見なので典型的な演出例を知らないが、この札幌座版は戯曲の持つ滑稽味を強調するかのようにテンポよく、そしてドタバタ色を強く打ち出して演じられ、作品が大きく転調する終盤に至るまでは、たいそう愉快な気分で鑑賞。
作品を壊さない程度に時事的なギャグや楽屋オチさえ盛り込まれていて、声を出して笑ったこともたびたび。
斎藤さんの演じる飄々とした王様のキャラクターが可笑しみを倍加させていた。

個人的には、王の衰退と歩調を合わせて落ちぶれてゆく王国の様子を言葉巧みに表現した一連の会話をとりわけ堪能。
王国のひどい没落ぶりをありえない事例を列挙して言い表してゆくシュールでぶっ飛んだやり取りにグイッと心をつかまれた。

若い第二王妃を演じた坂本祐以さんという女優さんが溌剌として可愛く、その魅力にもやられました...(*'-'*)

獏の棲家

獏の棲家

異魂

OFF OFFシアター(東京都)

2014/09/09 (火) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★

スラップスティック&リーンカーネーションホラーコメディー
 ひとまず、コメディーっぽい作品なのだが、テーマは、浮気である。コメディーで浮気とくれば、もう定番。演劇ファンには、既に目に蛸ができるほど観飽きたパターンであるから、そこから先、どう勝負してくるかが、焦点だ。
 だが、今作、幾つか重要な捻りがある。基本的にカラッとしていない。喜劇の定法として、ドライなタッチは、観客を笑わせる為に最も大事な要素の一つだ。そんなことは重々、承知しているであろう、この作家、敢えて、自分の描きたい世界・世界観を描いている。(追記後送)

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