最新の観てきた!クチコミ一覧

94881-94900件 / 190102件中
自然消滅物語

自然消滅物語

野鳩

市田邸(東京都)

2014/09/18 (木) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

パーティー
面白い。80分。

ネタバレBOX

夫(加瀬澤拓未)が起きて妻(佐伯さち子)が入ってくる和室。お腹空いてない、何か食べたかなと言う夫に、何も食べてませんよと妻。そこに妻の後輩・マサ子(ワタナベミノリ)がチラシを見て犬を貰いに?やってくるが、二人はそんなチラシは知らないという。さらにそこにピザ屋(服部竜三郎)がピザを持ってくるが、二人は頼んでないという。犬のお礼に買ってきたケーキを妻に渡して帰ろうとするマサ子だったが、夫妻と一緒に飯を食べることになり、ピザ屋もピザあげるから一緒に食べようとする。ピザ屋の彼女・みち子(雪港)も加わり突如サプライズをしようとするが、上手くいかない。夫は見かねて段取りを始める。夫から叱責されたマサ子だったが、一転段取りが悪いと夫を責め犬語で謝れと迫る。そして犬の鳴き声に吊られ庭園に飛び出すマサ子。残された4人でサプライズを決行し、ピザ屋がみち子にプロポーズし二人は結ばれる。思い出のあつあつピザを30分でお届けすると行って飛び出すピザ屋だったが、みち子はピザ臭い指輪に驚き、帰ってしまう。
妻はケーキのイチゴを酸っぱいと食べ、夫妻はお茶漬けを食べる。妻が外出しようとし追う夫だったが、扉を開けると誰もいず、夫は横になる。起きると妻が入ってきて、夫はお腹空いてなくて、妻は何も食べてませんよといい、玄関からすいませーんと声がかかる…。

物忘れのように何してたんだっけという展開が不条理劇なのかどうか知らないけども、面白い舞台だった。キャラ5人の味付けが絶妙で、単純に笑える。細かいとこが非常に上手いと思った。
仕事帰りにゆったり観れるのがいい(座席は狭いけど)。

立ち上がりが昭和な(大正な?)感じで、中盤のナンセンス感溢れるユーモラスな舞台を経て、夫妻だけの静かな空気に戻る(ループする)ワケだけども、中盤から終盤へのつなぎ目がもっとなだらか(ナチュラル)だと、もっと感覚的にグッときたかなと思う。
レッドパージ2〜SHIRU〜

レッドパージ2〜SHIRU〜

あんかけフラミンゴ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

メタフィクションを極めたか?
まずは前々回までの公演スタイルで汁男優たちの世界を描き「得意技で締めるのか」と思わせておき、後半はスタイルをガラリと変えてくるトリッキーなツクリ。
前半のいかにもあんかけフラミンゴな部分は個人的には冗長に感じられたものの、後半部分はまさしく前作の延長線上のものであり、しかし前作の「続き」ではなく前作を「発展させた」作品と言えよう。
その後半のメタフィクション部分、執筆している島田さんの真意や心境、演じている劇団員の心境に想いを馳せずにいられないシカケが極めて卑怯…と言うか、メタフィクションを最大限に活かした(?)使い方であり、メタフィクション好きとしても脱帽。ある意味「ドグラ・マグラ」だよね。

我妻恵美子  「肉のうた」

我妻恵美子 「肉のうた」

大駱駝艦

大駱駝艦・壺中天(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★

魂が動く作品
このシリーズは2回くらいかな。役者魂を感じた。役者の中には涙でコンタクトレンズが飛び出てる子もいたくらい。パフォーマンスが皆、半端なかった。いい作品だと単純に思いました。

ネタバレBOX

中医学の木火土金水がベースになっているなと感じた。肉の味とかは五味を表現してる。強いものもいずれは、めぐりめぐっていく。それが世の中の原理だとメッセージしてる作品。
図書館二居マス

図書館二居マス

GENKI Produce

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/09/17 (水) ~ 2014/09/23 (火)公演終了

満足度★★★

もう少し膨らませられるお話だったかと・・・
舞台開始そうそうに提示されるいくつかの設定、
これをどの方向に膨らませても面白いものになるんじゃないかなあ、
と思いながら観劇していましたが、
特になんの突出も観せることなく終わってしまいました。

脚本/演出は「観客に何を観せたいのか?」を
意識していたのでしょうか?

ネタバレBOX

舞台開始そうそう現れる本を破る男、
そして図書館セットが現れての物語スタート、
地元CATV局の弟の執拗な取材攻勢に対して
何か含みありげに口を閉ざす図書館司書達。

そこから

・ 図書館に現れた絵本作家の幽霊。
  生前自分の描いていた絵本を夜な夜な破く。

・ 幽霊と別に現れた本破りの便乗犯。

・ 絵本そのものの内容。

・ 図書館に住み着いている「虫」?を名乗る霊的存在

など、どれを使ってももう少しお話を深めて
演出していけば面白いものに仕上がったと思います。

しかし、予想に反してどの方向にも膨らませず、
折角張った伏線をほとんど意味がなかったかのように安易に回収し、

例.図書館に住み着いている霊的存在が、
  絵本作家の幽霊の妻(?)だった事を
  あっけなくバラしたり

観ている側にどんな気持ちを与えたいのか、
どんな感情を持たせたいのか、
が分からないままに終わってしまいました。

前作が良い出来だったので期待したのですが・・・
300年の絵画と鉄仮面の姫君

300年の絵画と鉄仮面の姫君

KENプロデュース

北沢タウンホール(北沢区民会館)(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

KENプロクオリティ(!)とWキャスト
初演の後に催された「嘘つきの姫君~」「RED」へも継承される
北沢タウンホール向け作品のコンセプトに包まれた作品でした。

ネタバレBOX

それはおおよそ、主人公側集団と敵対側集団の抗争と冒険活劇。
主人公側の淡い恋物語やハートフルな展開。
殺陣によるクライマックス。

これらを物語の設定に絡めアレンジし、わかり易く水準作に仕上げる。
「KENプロクオリティ」と勝手に呼称したい良質な作品で、客席にも
いらしたであろう演劇に親しまれていない方でも存分に楽しめる安定感が
備わったつくり。
言い方を変えればいつも通り面白く琴線に触れるけれど、目新しさや
刺激は感じなかった物語だけにミュージカル仕立てはとても心地良い
アクセントとなり、中でも『アラピアンナイト』と『イノシシ』のメロディーは
耳に残り楽しめました。

本作は絵画・仮面両チームを観劇させて頂きました。なので、物語よりか
個人的に目立った登場人物御三方に絞っての印象を述べさせて貰いますと…

アラビアンな魔人といえばハンナ・バーペラ・プロのアニメ「大魔王シャザーン」を
連想出来る者にはスキンヘッドで後ろ髪に顎髭に上半身裸という壺のジン
イフリート役石谷力さんの風貌は役作り以前の説得力で圧倒されました。
シングルキャストにして作品のイメージキャラクターに位置づけてもと
思えるくらい存在感ありすぎでした。
一方の阿部博明さんはビジュアルが異なりすぎるだけに「しょうがねえな!
手助けしてやるか!」的なアニキ風を吹かせたイフリートを感じさせる演技。
それが、単に「世話の焼ける妹達」と化した可愛い壺使い魔ララやリリと
良い雰囲気で組み合わさる妙味でした。

絵画のジン、イブリース役を男女で演じ分けるというのも実験意欲のある配役でした。
多賀啓史さんの見開いた瞳、無表情に近い不気味さ、台詞回しは最強のジンらしく
あの風貌の石谷イフリートを嘗て打ち負かしたという設定のリアリティを持たせるに
うってつけの佇まいでした。
友部由菜さんのイブリースに不可がある訳ではないものの、魔女という役柄とは
ちょっと違う上、配下4人も全員女性で固めらた女所帯で、悪役以上の個性を
色付けするにはハンディキャップが拭えない気の毒さも見受けました。

ライラ姫、白城華奈さんはボーカル部分での評価が色々(?)かもしれませんが
主役シャイク同様に個性を色分けされたWキャストで、世間知らずの我儘お嬢様
というヒロイン像の確立に適役だったと思います。
胸の谷間が強調された衣装などもビジュアル担当といえる白城さんならではの
魅せどころでありましたし。
一方、芳月実桜さんの伸びやかで美しいボーカルと「ザ・お姫様」とも称せるような
わかり易い品の良さは、橋本深猫さんのこれぞコメディリリーフという芝居やボーカルと
併せ、所属役者が「KENプロクオリティ」の安定感を下支えしていることを
再認識させてくれるものでした。

KENプロデュース公演は通常Wキャストがスタンダードですが、公演期間・回数の
少なさや高めのチケット料金とを鑑みるに「出来れば両方観て欲しい」というより
「知り合いか、好きなキャストが出ている方、どちらかを観て欲しい」との姿勢へ
軸足が置かれているようにも勘繰れます。
一公演回の動員率を高めてペイするリスク回避や、1人でも多くに出演機会を提供
しうる利点を認めることは容易ですが、良質な創作が成されているだけに
「この公演はこの姿形(キャスト)だ!これを絶対見て欲しい!!」と太鼓判の作品も
出来るだけ提供して頂きたいと望まずにいられません。
それに拘らないところが劇団では無い、プロデュース公演たる所以でしょうが、リスクを
背負わない無責任な立場からの希望ながら、今後へ気に留めていただけたらという
想いです。

今回は初演DVDの物販を見かけなかったので、今公演のに予約を入れてきましたが
こちらは両チームの同梱版。DVDでは「両方観て欲しい!」の姿勢?!
吟遊演舞/オロチ

吟遊演舞/オロチ

企画団体シックスペース

pit北/区域(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

歌い、吟じ、舞う。。。
月曜マチネを観劇。上階のバルコニーで、3人の語り部たちが歌と語りを、それに合わせて地階で踊り手たちが舞うというスタイル。

独特の世界観は感じられるけれど、ちょっと迫力に欠ける印象は受ける。

個人的には、歌にしても語りにしてもアンサンブルにしたほうが迫力が増して良かったのかなぁと。


上演時間:60分

非常の階段

非常の階段

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★

もう、いいかい?
チラシにも書かれているこの言葉の意味が  結局わかりませんでした。。
役者さんの熱演は素晴らしいものでしたが、  演出方法に ?? と思う場面が いくつかあり、  全体的には イマイチでした。

ネタバレBOX

吉祥寺シアターの広さを 生かし切れてない。
とても気になったのが、 途中に 演技ではなく、 普通に客席に向かって話しかけてくるシーン。。   わけわからん。。  せっかく芝居に入り込んでたのに、 なんなんだ??   最後の群舞は どういう意味があるのか?
なんだかしっくりこない芝居だったが、 役者さんの熱演は素晴らしかった!
とくに ナイトを演じた 渡邊圭介さん くるくるした大きな目が印象的です。
3.4 点。
賭博師【9/21(日)千秋楽、立ち見当日券出ます!】

賭博師【9/21(日)千秋楽、立ち見当日券出ます!】

レボリューションズ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/09/16 (火) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★

上には。
初めての劇団さんです。今日見てきました。賭博と言うのは自分の運と寿命をかけておこなうものだと思っています。なので必死なんだと思います。何処の世界にも上には上がいるものですね。複数で相手をだます。すごいと思います。お芝居は見入ってしまいました。次回作も楽しみですね。

薄い黄色のカーディガン~さらば、愛しの疑似家族~

薄い黄色のカーディガン~さらば、愛しの疑似家族~

東京カンカンブラザーズ

ザ・ポケット(東京都)

2014/09/17 (水) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★

安定感と安心感のある舞台でした。
我らが相沢まきさんが出演すると言うことでこのお芝居を観てきました。
今回は見たいという心構えを3つのポイントに絞り、テーマを持って観劇する事に。

 1.相沢まきさんの役どころ。
 2.タイトル「薄い黄色のカーディガン」の占めるウェイト。
 3.この芝居の落としどころというか、結末。

この辺りを留意してご覧いただくと、また違った楽しみ方が出来るかと・・・。
・・・とは、勝手な思い込みというか、書き込みですが・・・。(笑)

作者が本当に描きたかったことは、
「人間の本質というか、人はそんなに悪い人はいないよ。」
「親子の絆もあるけれど、アカの他人が築く絆もあるんじゃね。」
ざっとこんなことなのかな、と観てました。

ネタバレBOX

さて、ネタバレになるかどうかはわかりませんが、

まずは、1.の相沢まきさんの役どころです。
最初は劇中、ちょっと浮いたような存在ではあったのですが、後半からしっかりと存在感を示し、芝居の中で重要なキャスティングボートを握る役になってます。
威勢よく啖呵を切るシーンは衝撃的でもあり、笑劇的でもあります。
今回はある意味、ハマリ役?

次に2.の「薄い黄色のカーディガン」ですが、前半サラリと流された感ありあり。(笑)
しかし、最後の最後にこの秘密が明らかに。
・・・というほどのものでもありませんけど、この「薄い黄色のカーディガン」のプロフィールによる感動シーンも満載。

3.はこれこそ、ネタバレになり得る?
ハッピーエンドです。想像以上か?想像以下か?
どのようなハッピーエンドを迎えるのかは実際ご覧になってみてください。

その他の見どころですが、ゲイだかバイセクシュアルかわかりませんが、3人組の男性が出てきます。その3人の掛け合いは笑えます。そして、芝居の中でもいいアクセントになってます。

最初は不安を感じたけど、観ているうちに全体的にストーリーもまとまってるし、安心してみていられる安定感みたいなものも感じました。
役者さんも個性的な人ばかりで、ノンストップ2時間という長丁場をも感じさせないいい舞台だと思いました。

「ハナノユノハナ」

「ハナノユノハナ」

劇団宇宙キャンパス

明石スタジオ(東京都)

2014/09/11 (木) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★

出演者の持ち味が発揮されていた
ふだん作・演出をされている、主宰の小林さんが関わらない公演とのことでしたが、宇宙キャンパスさんは宇宙キャンパスさんなんだな、と思わせられる、立派な「劇団本公演」に見えました。
18名に及ぶ出演者は、「この役必要かな?」思う役もあることはあるものの、演者さんが皆個性を発揮されており、キャラもかぶらず、賑やかな舞台となっていました。
わたし的に惜しいなと思った点は、会話中心のお芝居なのに、その会話が今一つ面白味に欠けたかな、と。ストーリーを先に進めてほしいと思いながら見ていた時間もあり、脚本の細部が弱い気がしました。

ミモココロモ

ミモココロモ

LAY-OUT

子どもの館HOW?内「子どもホール」(北九州市八幡西区黒崎三丁目 15番3号 COMCITY 7階)(福岡県)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/13 (土)公演終了

満足度★★★★★

最悪やけど最高に面白かった。
最悪やけど最高に面白かったです。
最初は、”こういうやつ、おるおる。。”、”こういうこと、あるある。。”
って、軽い気持ちで観てたのが、
途中から知らないうちに、
激しい嵐の中へ一緒に引きずり込まれていたというか‥。

観てる間なぜかずっと、からだ中の五感がヒリヒリしてました。

こういう戯曲は好きですし、
こういうひどい状況の中で、
ひと‥っちゅうものを浮き彫りにさせていく芝居も好きです。

ただ、少しひきずるし、
時々思い出すと 無性に悲しい気持ちになるので、
もし、もう一度見るならば、かなり間隔を開けてじゃないと
観たくないかも‥‥。

役者さんたちは、
荒削りだったような気もするけど、
勢いがあって良かったです。

ここ最近見た舞台のなかでも、
かなり激しく心を揺さぶられた舞台でした。

風の吹く夢

風の吹く夢

THE SHAMPOO HAT

ザ・スズナリ(東京都)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★

覚悟してみる事に
アンチホワイトカラーでもなく厳しい現実世界を見せてる訳でもなくいつも通り電車やバスで隣に座ってそうな人達の、彼らの日常会話と責任転嫁w
労働賛歌のような、ちっさくも大きい幸福感とについ笑ってしまう。でも会話の間の絶妙さにしんみりしたりして。
赤堀さん、本当にラストにするの?と思いながら覚悟して見てた。
約110分。

今はただ遠くからありふれた歌を-

今はただ遠くからありふれた歌を-

演劇企画ハッピー圏外

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

子役
“子役が主役”はないわけではないが、最初にこれを知ったときは“どんなものか”と思った。人は子供と動物には弱いものである。これらに関しては点数が甘くなりがちだ。と思いつつ観劇。しかし良い意味で期待が裏切られ、やはりこの話、大人が子供やったんではお話にもならないと納得する。可愛げはもちろん、逞しさもある主人公、そしてそれを取り巻く大人たち。特に浅野さんの家事型ロボット絶妙な存在!!最高でした!!ストーリー、前半はゆったり、後半の叩き込むような流れが気持ちをあおりますねぇ!幼馴染と彼らを狙う人たちの対比も面白かったと思います。

非常の階段

非常の階段

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★

迫力がありました
細かいことはよくわかりませんが、
見て良かったです。
役者の熱演やさまざまな主張、舞台演出、など
とてもレベルが高く驚きました。
話はずっしりと重たい感じでした。

笑いはあまりありませんが、
おもしろかったです。

ビルのゲーツ

ビルのゲーツ

ヨーロッパ企画

ABCホール (大阪府)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/16 (火)公演終了

満足度★★★

☆★ちょっと緩い笑いかなぁ★☆
セットはテレビで放送されてたのを観たので予習ずみ!
話しはタイトルやキャッチコピー通りシンプルにゲートを開ける⁈

観ていて思ったのが2009年に公開された
松ちゃんの映画「シンボル」の様な⁈
最初からお客さんの笑いを誘っていました♪
役者さんの落ち着いた演技力によるものなのか?
言葉のちょっとしたニュアンスで笑いを誘う辺りはこの劇団らしい♪
シンプルな展開なので子供でも楽しめる作品かも知れません

私的にはちょっと緩いかなぁ~という印象
最初の天丼(繰り返し…)や全体的にテンポが悪く長く感じました…(^^;;

それでも劇場を安定した笑いに包むのは長年培われた笑いのはセンスなのでしょうか⁈
何も考えずに愉しめるお芝居♪
ヨーロッパ企画はまた観たくなるんだろうなぁ~♪

サバイブ!

サバイブ!

自転車キンクリーツカンパニー

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

すばらしい。
笑って、泣いて、考えさせて、楽しませる。ストレートに芝居の面白さを堪能できるお芝居です。他の方も書いていますが、そうそう。わかるわかると途中で思う。共感できるところが多くて、作・演出の早船さんは、なぜこんな女性の気持ちがわかるのだろうか、と感心してしまいます。キャストが老若男女で幅広いところも共感を得やすいポイントだと思います。

きらめく星座

きらめく星座

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2014/09/08 (月) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

二度目の観劇
以前、観た事がある舞台。その時は戦争の不条理を強く感じた。今回は物の有り難味とか、物のない時の、人の想像力の活性化を感じた。ないもの尽くしの生活でも明るく、自分の思いを変えずに生きるオデオン座の人々。やはり面白く、逞しい!ラスト、チャーミングな秋山母の歌が一声聞こえたところで涙が出た。明るい歌も時に涙を誘うものだ。

サバイブ!

サバイブ!

自転車キンクリーツカンパニー

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

身近な話
女性だけでなく、殆どの人が“思い当たる”部分があるのではないかと思う。実際私も父との間に似たような感情があった。嫌いではないのだ、でもわずらわしいというか、ある程度の自由を欲した。逆に息子に対して、私は押し付けをしていないか?思って言っている事が負担になっていないかと不安になった。それだけ身近な話なのだ。鏡に映る自分を見せられたような気さえする。出演者の上手さの賜物!!“複雑な罪悪感”私も抱えて生きていく一人だ。

おとなげない遺伝子

おとなげない遺伝子

スマッシュルームズ

シアター711(東京都)

2014/09/17 (水) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★

愚かな人間
懲りない人間、愛すべき人間

ネタバレBOX

生まれて、おばあさんのお葬式に出て、父親に連れられておじいさんを見舞って、野球やって、父親の浮気現場を見てぐれて、父母が離婚して、ラーメン屋で修行して、結婚して、子供が生まれて、独立して、母親を肝臓癌で亡くし、その葬式で父親を拒絶して、ラーメン屋を発展させ、子供を連れて父親を見舞い、キャバクラに通って浮気して、離婚して、ラーメン屋を潰し、子供の婚約者から結婚の報告を受け、肝臓癌になった元妻を見舞い、元妻の葬式に出掛け、子と孫の見舞いを受け、死ぬという男の一生は、元妻の葬式で焼香を許されたことや、息子が自分の葬式を出してくれたという違いはあったものの、おじいさんやお父さんと同じ失敗を繰り返す愚かしくも懲りない人間の生き方そのものでした。

随所に息子の嫁さんの計らいがあったことや、第三者からは惚けたように見える行為も本当は素晴らしいことだったりすることが分かりましたが、同じシーンを最大三回見るのは心身ともに結構疲れました。
弄ばれて

弄ばれて

劇団競泳水着

スタジオ空洞(東京都)

2014/09/17 (水) ~ 2014/09/25 (木)公演終了

満足度★★★★★

確かに
主人公は弄ばれてた・・・。何と言うか”間”が素晴らしい。詰め込みすぎない会話が10周年の成果でしょうか。暴れん坊のジャズメンが、武者就業をして辿り着いた境地といったお芝居でした。男の芝居。とても良かった。

ネタバレBOX

最小限の登場人物、シンプルな舞台、なのに深い芝居。劇中劇のような錯覚も持ち、主宰の上野さんの実話なのかもダブるような感じもし。

6人の登場人物も実に上手い!私も奥様に確実の弄ばれると思う・・・

でも、このお芝居では”あの旦那様”じゃなければ、3人は死んでたね。。。

とにかく、観て感じているいろいろ考えさせられる実にうまい作りだった。

次回のチケットも買いました。今後も楽しみです。

劇中で主人公が”あの女子?”をほのめかせるセリフがツボでした。
上野さんの主観?勘違いかな?

このページのQRコードです。

拡大