薄い黄色のカーディガン~さらば、愛しの疑似家族~ 公演情報 東京カンカンブラザーズ「薄い黄色のカーディガン~さらば、愛しの疑似家族~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    安定感と安心感のある舞台でした。
    我らが相沢まきさんが出演すると言うことでこのお芝居を観てきました。
    今回は見たいという心構えを3つのポイントに絞り、テーマを持って観劇する事に。

     1.相沢まきさんの役どころ。
     2.タイトル「薄い黄色のカーディガン」の占めるウェイト。
     3.この芝居の落としどころというか、結末。

    この辺りを留意してご覧いただくと、また違った楽しみ方が出来るかと・・・。
    ・・・とは、勝手な思い込みというか、書き込みですが・・・。(笑)

    作者が本当に描きたかったことは、
    「人間の本質というか、人はそんなに悪い人はいないよ。」
    「親子の絆もあるけれど、アカの他人が築く絆もあるんじゃね。」
    ざっとこんなことなのかな、と観てました。

    ネタバレBOX

    さて、ネタバレになるかどうかはわかりませんが、

    まずは、1.の相沢まきさんの役どころです。
    最初は劇中、ちょっと浮いたような存在ではあったのですが、後半からしっかりと存在感を示し、芝居の中で重要なキャスティングボートを握る役になってます。
    威勢よく啖呵を切るシーンは衝撃的でもあり、笑劇的でもあります。
    今回はある意味、ハマリ役?

    次に2.の「薄い黄色のカーディガン」ですが、前半サラリと流された感ありあり。(笑)
    しかし、最後の最後にこの秘密が明らかに。
    ・・・というほどのものでもありませんけど、この「薄い黄色のカーディガン」のプロフィールによる感動シーンも満載。

    3.はこれこそ、ネタバレになり得る?
    ハッピーエンドです。想像以上か?想像以下か?
    どのようなハッピーエンドを迎えるのかは実際ご覧になってみてください。

    その他の見どころですが、ゲイだかバイセクシュアルかわかりませんが、3人組の男性が出てきます。その3人の掛け合いは笑えます。そして、芝居の中でもいいアクセントになってます。

    最初は不安を感じたけど、観ているうちに全体的にストーリーもまとまってるし、安心してみていられる安定感みたいなものも感じました。
    役者さんも個性的な人ばかりで、ノンストップ2時間という長丁場をも感じさせないいい舞台だと思いました。

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    2014/09/18 20:43

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